JPH09276737A - 電気集塵機 - Google Patents

電気集塵機

Info

Publication number
JPH09276737A
JPH09276737A JP9667496A JP9667496A JPH09276737A JP H09276737 A JPH09276737 A JP H09276737A JP 9667496 A JP9667496 A JP 9667496A JP 9667496 A JP9667496 A JP 9667496A JP H09276737 A JPH09276737 A JP H09276737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
discharge
electrode
chamber
electrostatic precipitator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9667496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Mikata
謙三 三ヶ田
Yukio Kinoshita
幸雄 木下
Keiichi Shiohata
敬一 塩畑
Yoshizo Suzuki
義三 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Taga Technology Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Taga Technology Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9667496A priority Critical patent/JPH09276737A/ja
Publication of JPH09276737A publication Critical patent/JPH09276737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主たる課題は、塵埃による電極部の汚損を従来
に比べて飛躍的に少なくしてその電気的安全性を向上さ
せ、ひいては電極部の清掃を長期にわたって不要とする
ことができ、メンテナンスに要する手間暇を少なくした
電気集塵機の提供。 【解決手段】上記課題は、コロナ放電を行う高電圧の放
電電極1と対向電極5とを、塵埃11を集塵する集塵室
9から独立した部屋に分割して設置し、上記コロナ放電
を行う放電室2と、塵埃11を集塵する集塵室9間を連
通することによって達成される。これを換言すると、上
記課題は、コロナ放電を行う高電圧の放電電極1、対向
電極5を設置する放電室2の空気吸込口3と、塵埃11
を集塵する集塵室9の汚染空気吸込口13とを各々別個
とし、上記放電室2と集塵室9間を連通することによっ
て達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機に代表
される電気集塵機に係り、さらに詳細には、電気集塵機
の室内構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気集塵機は放電電極、中間電
極、対向電極等の複数より成り、放電電極と中間電極と
でコロナ放電により空気をイオン化し、外部から取り入
れた汚染空気中の塵埃とマイナスイオンとが衝突して塵
埃にマイナスの電荷を与え、次に中間電極と対向電極間
に高電圧を印加して対向電極をプラスに帯電させること
により、マイナスに帯電した塵埃を除去するというもの
である。
【0003】なお、電気集塵機に関連する従来技術とし
て特公平4−27906号公報を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来型電気
集塵機の場合、汚染空気吸込口から吸引された、塵埃を
含む空気は、放電電極でコロナ放電によりイオン化さ
れ、中間電極を経て対向電極で集塵される関係上、各々
の電極は塵埃の付着により汚染され、塵埃の堆積による
短絡等が生じた場合、湿度如何によっては微弱電流で塵
埃が次第に炭化し、遂には電路となってやがて発火に至
る危険性があり、比較的短期間のうちに各電極を清掃す
る必要があった。
【0005】また、放電電極、中間電極、対向電極とも
高電圧が印加されるものであって、これらの電極部に万
が一人の手が触れた場合は、高電圧による電気ショック
の危険性がある。
【0006】本発明の第1の目的は、塵埃による電極部
の汚損を従来に比べて飛躍的に少なくしてその電気的安
全性を向上させ、ひいては電極部の清掃を長期にわたっ
て不要とすることができ、メンテナンスに要する手間暇
を少なくした、改良された電気集塵機を提供することに
ある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、上記第1の
目的に加えて、さらに、高電圧が印加される電極部に人
の手が触れることのない、人体安全保護の点をも考慮し
た電気集塵機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、放電
電極と対向電極間に高電圧を印加してコロナ放電を生じ
させ、このコロナ放電により空気をマイナスのイオン状
態となし、空気中の塵埃を帯電させて、マイナスの電荷
を持った塵埃を、電位差を有する集塵フィルタ−に強い
ク−ロン力で吸着させることにより除塵する電気集塵機
であって、コロナ放電を行う高電圧の放電電極と対向電
極とを、塵埃を集塵する集塵室から独立した部屋に分割
して設置し、上記コロナ放電を行う放電室と、塵埃を集
塵する集塵室間を連通することによって達成させる。
【0009】これを換言すると、上記第1の目的は、こ
の種集塵機において、コロナ放電を行う高電圧の放電電
極、対向電極を設置する放電室の空気吸込口と、塵埃を
集塵する集塵室の汚染空気吸込口とを各々別個とし、上
記放電室と集塵室間を連通することによって達成され
る。
【0010】また、上記第2の目的は、上記第1の構成
に加えて、さらに、高電圧を印加する放電電極と対向電
極とを不燃物で包囲することによって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施例について説明する。
【0012】図において、放電電極1は、鉄板等の不燃
物で形成された放電室2内に位置している。
【0013】放電室2の空気吸込口3からは、外部の清
浄な空気を放電室2内に取り入れ、放電電極1と対向電
極5との間に数kVから十数kVの高電圧を印加するこ
とにより、放電電極1の近傍の空間に電界の集中がで
き、コロナ放電が発生する。図中、6は放電電極1と対
向電極5との間に高電圧を印加する高圧電源である。
【0014】そして、上記のコロナ放電により正負両極
性のイオンが発生するが、放電電極1と逆極性のプラス
イオンは放電電極1に吸収され、放電電極1と同一極性
のマイナスイオンのみが、ファン7により、放電室2の
開口部8から集塵室9内に均一に放出される。
【0015】上記のようにして集塵室9内に放出された
マイナスイオンは、吸気ファン10によって外部(上記
放電室2の空気吸込口3とは別の、集塵室9の汚染空気
吸込口13)から吸引した汚染空気中の塵埃11に衝突
し、マイナスに帯電した形で、プラス(アース電位)に
帯電している集塵フィルター12に強いクーロン力で吸
着される。
【0016】そして、本発明によれば、上記実施例の記
載からも明らかなように、コロナ放電を行う高電圧の放
電電極1と対向電極5とを、塵埃11を集塵する集塵室
9から独立した部屋に分割して設置したことにより、換
言すると、コロナ放電を行う高電圧の放電電極1、対向
電極5を設置する放電室2の空気吸込口3と、塵埃11
を集塵する集塵室9の汚染空気吸込口13とを各々別個
としたことにより、塵埃による電極部の汚損を従来に比
べて飛躍的に少なくしてその電気的安全性を向上させ、
ひいては電極部の清掃を長期にわたって不要とすること
ができ、メンテナンスに要する手間暇を少なくすること
ができる。
【0017】これに対し、従来型電気集塵機の場合、既
述のごとく、汚染空気吸込口から吸引された、塵埃を含
む空気は、放電電極でコロナ放電によりイオン化され、
中間電極を経て対向電極で集塵される関係上、各々の電
極は塵埃の付着により汚染され、塵埃の堆積による短絡
等が生じた場合、湿度如何によっては微弱電流で塵埃が
次第に炭化し、遂には電路となってやがて発火に至る危
険性があり、比較的短期間のうちに各電極を清掃する必
要があった。
【0018】なお、図示実施例に示すように、放電室2
の空気吸込口3にフィルター4を取り付けることによ
り、空気吸込口3から放電室2内に取り入れた外部空気
中に含まれる微細な塵埃を上記フィルター4で捕集する
ことができ、放電室2内の汚損防止を長期間にわたって
継続することができ、ひいては放電電極1および対向電
極5の清掃をこれまたかなりの長期間にわたって不要と
することができ、この種集塵機のメンテナンスに要する
手間暇をより一層少なくすることができる。
【0019】また、本発明によれば、上記効果に加え
て、さらに、高電圧を印加する放電電極1と対向電極5
とを、鉄板等の不燃物で包囲することにより、高電圧が
印加される電極部に人の手が触れることのない、人体安
全保護の点をも考慮した電気集塵機を得ることができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、コロナ放電を行う高電
圧の放電電極と対向電極とを、塵埃を集塵する集塵室か
ら独立した部屋に分割して設置したことにより、換言す
ると、コロナ放電を行う高電圧の放電電極、対向電極を
設置する放電室の空気吸込口と、塵埃を集塵する集塵室
の汚染空気吸込口とを各々別個としたことにより、塵埃
による電極部の汚損を従来に比べて飛躍的に少なくして
その電気的安全性を向上させ、ひいては電極部の清掃を
長期にわたって不要とすることができ、メンテナンスに
要する手間暇を少なくすることができる。
【0021】また、本発明によれば、上記効果に加え
て、さらに、高電圧を印加する放電電極と対向電極とを
不燃物で包囲することにより、高電圧が印加される電極
部に人の手が触れることのない、人体安全保護の点をも
考慮した電気集塵機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気集塵機の構成説明
図である。
【符号の説明】
1…放電電極、2…放電室、3…空気吸込口、4…フィ
ルター、5…対向電極、6…高圧電源、7…ファン、8
…開口部、9…集塵室、10…吸気ファン、11…塵
埃、12…集塵フィルター13…汚染空気吸込口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩畑 敬一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 (72)発明者 鈴木 義三 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電電極と対向電極間に高電圧を印加し
    てコロナ放電を生じさせ、このコロナ放電により空気を
    マイナスのイオン状態となし、空気中の塵埃を帯電させ
    て、マイナスの電荷を持った塵埃を、電位差を有する集
    塵フィルタ−に強いク−ロン力で吸着させることにより
    除塵する電気集塵機であって、コロナ放電を行う高電圧
    の放電電極と対向電極とを、塵埃を集塵する集塵室から
    独立した部屋に分割して設置し、上記コロナ放電を行う
    放電室と、塵埃を集塵する集塵室間を連通したことを特
    徴とする電気集塵機。
  2. 【請求項2】 放電電極と対向電極間に高電圧を印加し
    てコロナ放電を生じさせ、このコロナ放電により空気を
    マイナスのイオン状態となし、空気中の塵埃を帯電させ
    て、マイナスの電荷を持った塵埃を、電位差を有する集
    塵フィルタ−に強いク−ロン力で吸着させることにより
    除塵する電気集塵機であって、コロナ放電を行う高電圧
    の放電電極、対向電極を設置する放電室の空気吸込口
    と、塵埃を集塵する集塵室の汚染空気吸込口とを各々別
    個とし、上記放電室と集塵室間を連通したことを特徴と
    する電気集塵機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、放電室の空
    気吸込口にフィルターを取り付けた電気集塵機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、高電圧を印加する放電電極と対向電極とを不燃物で
    包囲した電気集塵機。
JP9667496A 1996-04-18 1996-04-18 電気集塵機 Pending JPH09276737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9667496A JPH09276737A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 電気集塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9667496A JPH09276737A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 電気集塵機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09276737A true JPH09276737A (ja) 1997-10-28

Family

ID=14171354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9667496A Pending JPH09276737A (ja) 1996-04-18 1996-04-18 電気集塵機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09276737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216538A (ja) * 2006-01-16 2006-08-17 Osaka Industrial Promotion Organization 帯電ナノ粒子製造方法及び帯電ナノ粒子製造システム並びに帯電ナノ粒子堆積システム
JP2009011935A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Fulta Electric Machinery Co Ltd オイルミスト送風機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216538A (ja) * 2006-01-16 2006-08-17 Osaka Industrial Promotion Organization 帯電ナノ粒子製造方法及び帯電ナノ粒子製造システム並びに帯電ナノ粒子堆積システム
JP2009011935A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Fulta Electric Machinery Co Ltd オイルミスト送風機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950004657B1 (ko) 전기 집진기
CA1204391A (en) Air cleaning apparatus
US3853512A (en) Air purifier
KR100724556B1 (ko) 유도전압을 이용한 전기집진장치
KR101199554B1 (ko) 멀티크로스핀 이오나이저를 이용한 유도전압 전기집진장치
JPH05245411A (ja) 電気集塵機
JP3216699B2 (ja) 空気清浄装置
KR20110123542A (ko) 멀티크로스핀 이오나이저를 이용한 유도전압 전기집진장치
KR100495627B1 (ko) 우레탄 필터를 이용한 전기 집진 장치
JPH09276737A (ja) 電気集塵機
ZA200501859B (en) Electrostatically operating filter and method for separating particles from a gas
KR200410985Y1 (ko) 유도전압을 이용한 전기집진장치
JPH1057840A (ja) 空気清浄装置
JPH09248489A (ja) 空気清浄装置
KR20030075696A (ko) 공기 청정기의 전기식 집진 필터
CN115069416B (zh) 静电除尘装置及空气净化器
KR0152143B1 (ko) 전기집진기의 접점장치
KR0165072B1 (ko) 공기정화장치의 전기집진 필터
JP3132116B2 (ja) 集塵ユニット
KR100484916B1 (ko) 슬림형 전기집진기 및 그 집진 방법
JPH08155333A (ja) 空気洗浄機
KR100236335B1 (ko) 전기집진기
KR20030075704A (ko) 공기 청정기의 전기식 집진 필터
KR960001706Y1 (ko) 공기 청정기의 전리부 구조
JPS6287262A (ja) 空気清浄装置