JP3019961B2 - 電気集塵機 - Google Patents
電気集塵機Info
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Description
組込まれる電気集塵機に関する。
る被空調室空気中に含まれる微細な塵埃を捕捉して、清
浄な状態にするために、電気集塵機を空気調和機の熱交
換器の前面に組み込むことが行われている。
本体1の図示しない前面上部には吸込口が設けられ、下
部には吹出口が設けられる。本体1内には、熱交換器2
が上端を下端より後方に傾斜させた状態で配置される。
ない送風機が配設され、被空調室空気を上記吸込口から
熱交換器2に導通させて熱交換を行わせ、さらに吹出口
から被空調室に吹出すようになっている。
浄装置3が配設されている。この空気清浄装置3は、上
記本体1に固定され熱交換器2の幅方向に沿って配設さ
れたメーンフレーム4を備えている。
に電気集塵機Sが設けられ、右側は脱臭フィルタ部5と
なっている。そして、この脱臭フィルタ部5の右側方
に、上記空気調和機や電気集塵機Sを制御する制御部6
が配設されている。
図6にもとづいて説明する。
部7と、集塵コレクタ部8とから構成される。
化線10と、このイオン化線10と対向して設けられる
対向電極板11とからなる。
ム4の枠部に設けられる絶縁ブロック9に蛇行状に張設
される。
オン化線10の間に位置する状態で複数の透孔12…が
所定間隔を存して設けられるアッパフレーム13に着脱
自在に取着され、このアッパフレーム13は、上記メー
ンフレーム4に対して着脱自在に装着されている。
ステンレス鋼板等の金属板を断面コ字状に折曲するとと
もに、その板面には上記アッパフレーム13の透孔12
に入り込む複数の電極部11a…が内面側に切り起こさ
れている。換言すれば、上記電極部11a…相互間に上
記イオン化線10が対向配置される。
ーム4に対して着脱自在に装着される矩形状の枠体21
に、帯状の多数の合成樹脂シート22…が所定間隔で積
層保持されている。上記枠体21の一側には把手21a
が一体成形されている。
電性塗料を塗布した導電層23が設けられ、一枚おきの
合成樹脂シート22の導電層23が反対側に突出して、
それぞれ電極を介してリード線に接続される。
と、その作用状態を示す。
KVの電圧が印加され、一方、対向電極板11はアース
されている。上記集塵コレクタ部8における合成樹脂シ
ート22は、それぞれに塗布される導電層23が1枚お
きに、たとえば2.1KVの電圧が印加され、他方はア
ースされる。
調室空気である被集塵空気が導かれる。上記イオン化部
7においては、イオン化線10から対向電極板11に対
してイオン放電をなし、ここを通過する被集塵空気中に
含まれる微細な塵埃粒子をイオン化して帯電させる。
8で捕捉され集塵がなされる。したがって、電気集塵機
Sから導出される被空調室空気は清浄化され、この状態
で上記熱交換器2に導かれて必要な熱交換作用がなされ
る。
Sにおいては、極めて効果的に塵埃を捕捉集塵するた
め、上記集塵コレクタ部8ばかりでなく、イオン化部7
の細部にまで捕捉した集塵が付着し、比較的短期間で滞
積する。
た塵埃を除去しなければならない。上記集塵コレクタ部
8は、把手21aを持って引張り降ろすことによって、
上記メーンフレーム4から容易に取外し可能な,ワンタ
ッチ着脱ができる。
記対向電極板11がアッパフレーム13に装着されてい
るので、ここから取外しする必要がある。この対向電極
板11における電極部11aは、アッパフレーム13の
透孔12に挿入され、さらに上記イオン化線10相互間
に介挿するよう構成される。
コレクタ部8のようなワンタッチ着脱ができず、使用者
にとって、取外しおよび取付け作業が極めて面倒であ
る。そして、上記電極部11a部分が折曲形成され、板
面から突出ているので、取外し洗浄作業中に手指が接触
し易く、安全性が低いとともに、電極部11a自体が変
形し易く、再度の取付けが面倒になるなどの不具合があ
る。
であり、その目的とするところは、特に、対向電極板の
取付け位置およびその構造を変えて、洗浄時などに容易
に着脱できるようにして着脱性および安全性の向上を図
ることができる電気集塵機を提供しようとするものであ
る。
に本発明は、集塵機本体に放電極、対向電極板、集塵コ
レクタ部を備え、上記放電極から上記対向電極板にイオ
ン放電することにより、このイオンが被集塵空気に含ま
れる塵埃粒子を帯電させ、この帯電塵埃粒子を上記集塵
コレクタ部に付着させ被集塵空気から塵埃粒子を除去す
るようにした電気集塵機において、集塵機本体に被集塵
空気の導風路を備え、この導風路の上流側から下流側に
亘って、上記放電極、対向電極板、および集塵コレクタ
部を順次配置し、かつ集塵コレクタ部に対向電極板を一
体的に設け集塵機本体に対して着脱自在としたことを特
徴とする電気集塵機である。
集塵空気をイオン化し、このイオンが被集塵空気に含ま
れる塵埃粒子を帯電させ、この帯電塵埃粒子を集塵コレ
クタ部に付着させて、被集塵空気から塵埃粒子を除去す
る。
一体的に設けたから、集塵コレクタ部の着脱とともに対
向電極板の着脱がなされ、その取扱い操作が極めて容易
になり、外した状態で対向電極板に対する安全性を確保
でき、変形の恐れもない。
説明する。
のように空気調和機の熱交換器2前面側に備えられてい
て、その概略構成は先に図5で示したものをそのまま適
用できる。その具体的構成は、図1に示すようになって
いる。
本体30内に配置されるイオン化部7Aと、集塵コレク
タ部8Aとから構成される。
い絶縁ブロックに蛇行状に張設される放電極であるイオ
ン化線10と、このイオン化線10の奥側に対向して設
けられる対向電極板31とからなる。
様、上記メインフレーム4の前面に着脱自在に設けられ
るアッパフレーム13の透孔12と相対向するよう張設
され、これらの間には何らの介在物もない。
ンチングメタルからなり、上記集塵コレクタ部8Aを形
成する枠体32に一体に設けられている。上記枠体32
は、従来のものと同様、把手32aを備えていて、上記
メーンフレーム4に対して着脱自在であるところから、
同時に対向電極板31も着脱自在となっている。
シート22…が所定間隔で積層保持されていて、この合
成樹脂シート22の一方の面に、導電性塗料を塗布した
導電層23が設けられ、一枚おきの合成樹脂シート22
の導電層23が反対側に突出して、それぞれ電極を介し
てリード線に接続される集塵コレクタ部8Aの構成は、
従来のものと同様である。
うに、単独で形成され、その一面側に対向電極板31が
備えられることになる。また、枠体32の一側端には、
接続電極33が設けられ、上記メーンフレーム4の所定
位置に取付けた状態で、集塵機本体30に備えられる図
示しない接続電極に電気的に接続するようになってい
る。
結線と、その作用状態を示す。
KVの電圧が印加され、一方、対向電極板31はアース
されている。上記集塵コレクタ部8における合成樹脂シ
ート22は、それぞれに塗布される導電層23が1枚お
きに、たとえば2.1KVの電圧が印加され、他方はア
ースされる。
成される電気集塵機Saにおいては、図中矢印に示す方
向に、被空調室空気である被集塵空気が導かれるように
なっている。すなわち、上記集塵機本体30内を被集塵
空気が導かれる導風路34が形成されていて、この導風
路34の上流側から下流側に亘って、イオン化線10、
対向電極板31、集塵コレクタ部8Aが順次配置される
ことになる。
aも作用する。なお説明すれば、上記イオン化部7Aの
イオン化線10から対向電極板31に対してイオン放電
がなされる。上記導風路34に沿って導かれる被集塵空
気は、イオン放電部位を通過する際に、ここに含まれる
微細な塵埃がイオン化して帯電される。
が、集塵コレクタ部8Aを通過する際に、捕捉され集塵
がなされる。したがって、電気集塵機Saから導出され
る被空調室空気は清浄化され、さらに上記熱交換器2に
導かれて必要な熱交換作用がなされる。
去した塵埃が滞積するので、適宜期間毎に、これを洗浄
して付着塵埃を除去しなければならない。すなわち、枠
体32の把手32aを持って引張り降ろせば、集塵コレ
クタ部8Aおよびこれと一体の対向電極板31を集塵機
本体30から極めて容易に取外せる。
1を洗浄し、付着している塵埃を除去する。このとき、
上記対向電極板31はパンチングメタルなどの平板であ
って、何らの突出部分もないから、手指を損なうことな
く安全であり、かつ対向電極板31自体の変形の恐れも
ない。
機本体30に取付ける作業も、極めて容易にできる。
において、対向電極板31と一方の導電層23のアース
結線を共用化でき、アース回路が簡素化する。
イオン化線10と集塵コレクタ部8Aとの間に介在する
ので、たとえイオン化線10から集塵コレクタ部8Aに
向かって火花放電が生じるようなことがあっても、上記
対向電極板31がこれを阻止して安全性を保証する。
断するようなことがあっても、切断したイオン化線10
端部は集塵コレクタ部8Aの導電層23に接触すること
はなく、必ず対向電極板31に接触して短絡保護回路を
作動させ、断電させる。すなわち、たとえイオン化線1
0が切断するようなことがあっても、安全性を保証す
る。
で形成したから、風である被集塵空気の通過が円滑であ
る。換言すれば、風の通過が円滑であるような電極板で
あればよく、したがって、丸孔が設けられた板体ばかり
でなく、長孔であってもよく、あるいは針金状のメッシ
ュであっても代用できる。
であってもよい。すなわち、ステンレス材やアルミニュ
ーム材の箔板35をP.P材やP.E材の合成樹脂材の
ラミネートフィルム36でラミネートしたラミネート電
極37と、これら相互間にステンレス材やアルミニュー
ム材の箔板からなる金属電極38を介在させて積層す
る。
2.1KVの電圧を印加し、これら相互間の金属電極3
8をアース接続する。このような集塵コレクタ部80A
としての機能は、上記実施例の集塵コレクタ部8Aと全
く同様である。
電極とを渦巻状に巻き上げたもの、もしくは静電フィル
タ方式のものであっても適用される。上記静電フィルタ
方式であれば、フィルタの取換え交換が可能になる。
しも線状体であることに限定されない。たとえば、針状
体のもの、あるいはナイフエッジであってもよい。
体の導風路の上流側から下流側に亘って、上記放電極、
対向電極板、および集塵コレクタ部を順次配置するとと
もに、集塵コレクタ部に対向電極板を一体的に設け集塵
機本体に対して着脱自在としたから、付着した塵埃を除
去する洗浄時などに、対向電極板の集塵機本体取に対す
る着脱が容易にでき、着脱性の向上を得られる。そし
て、このときの対向電極板に対する安全性を確保すると
ともに、変形の恐れがないなどの効果を奏する。
れる電気集塵機の概略の縦断面図。
用を説明する図。
タ部の斜視図。
作用を説明する図。
略正面図。
機の概略の縦断面図。
用を説明する図。
…集塵コレクタ部、34…導風路、30…集塵機本体。
Claims (1)
- 【請求項1】集塵機本体に放電極、対向電極板、集塵コ
レクタ部を備え、上記放電極から上記対向電極板にイオ
ン放電することにより被集塵空気に含まれる塵埃粒子を
帯電させ、この帯電塵埃粒子を上記集塵コレクタ部に付
着させ被集塵空気から塵埃粒子を除去するようにした電
気集塵機において、集塵機本体に被集塵空気の導風路を
備え、この導風路の上流側から下流側に亘って、上記放
電極、対向電極板、および集塵コレクタ部を順次配置
し、かつ集塵コレクタ部に対向電極板を一体的に設け集
塵機本体に対して着脱自在としたことを特徴とする電気
集塵機。
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---|---|---|---|
JP3185891A JP3019961B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電気集塵機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3185891A JP3019961B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電気集塵機 |
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Family Applications (1)
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JP3185891A Expired - Fee Related JP3019961B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 電気集塵機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-01-31 JP JP3185891A patent/JP3019961B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102497128B1 (ko) * | 2022-02-10 | 2023-02-08 | 유한책임회사 센도리 | 먼지집진용 열교환소자를 구비하는 공기순환장치 |
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