JP2003123793A - カチオン伝導体及び電気化学デバイス - Google Patents
カチオン伝導体及び電気化学デバイスInfo
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Abstract
囲(少なくとも0℃〜130℃)で分解せず、また化学
的にも安定であって長時間安定に高いプロトン伝導性を
示し、また三次元架橋構造をとることが可能であって酸
官能基の導入量を増加しても水に対して可溶化すること
がなく、さらに高温における流動性も抑制され、耐熱性
の向上が期待されるカチオン伝導体と、これを用いた燃
料電池等の電気化学デバイスを提供すること。 【解決手段】 SO3H等の酸性基を有する有機残基
(−Y−)と、OH等の他の置換基(−Z)とがフラー
レン分子にそれぞれ結合してなるカチオン伝導体、又は
フラーレン分子に結合した前記置換基又は有機残基を介
してフラーレン分子が重合体中に結合している(特に三
次元架橋構造を形成している)カチオン伝導体、及びこ
のカチオン伝導体がプロトン伝導部1として水素極2と
酸素極3との間に配されている燃料電池等の電気化学デ
バイス。
Description
のカチオン伝導体、及び燃料電池等の電気化学デバイス
に関するものである。
ら、燃料電池に対して大いに関心が集められている。大
気汚染を出来る限り減らすために、自動車の排ガス対策
が重要になっており、その対策の一つとして電気自動車
が使用されているが、充電設備や走行距離などの問題で
普及にいたっていない。これに対しては、燃料電池を使
用した自動車が最も将来性があると期待され、より一層
の高効率化、小型化の検討が必要とされている。
源に固体電解質を用いた燃料電池の研究が盛んに行われ
ている。こうした固体電解質としては、ポリパーフルオ
ロスルホン酸(デュポン社製のナフィオンなど)やポリ
モリブデン酸類などのプロトン伝導体が知られている。
置かれると、常温付近で高いプロトン伝導性を示す。即
ち、ポリパーフルオロスルホン酸を例にとると、そのス
ルホン酸基より電離したプロトンは、高分子マトリック
ス中に大量に取込まれている水分と結合(水素結合)し
てプロトン化した水、つまりオキソニウムイオン(H 3
O+)を生成し、このオキソニウムイオンの形態をとっ
てプロトンが高分子マトリックス内を移動することがで
きるので、この種のマトリックス材料は常温下でプロト
ン伝導効果を示す。
プロトン伝導が加湿状態でのみ発現するため、使用中に
おいて継続的に充分な湿潤状態に置かれることが必要で
ある。従って、燃料電池等のシステムの構成には、加湿
装置や各種の付随装置が要求され、装置の規模が大型化
したり、システム構築のコストアップが避けられない。
しかも、低温においては水の凍結が生じ、また高温にお
いては水の蒸発によりプロトン伝導度が低下するという
問題点がある。
には、高分子固体電解質型の燃料電池では、プロトン伝
導体薄膜はより薄く作製しなければならず、プロトン伝
導体そのものの高機能化が一段と望まれている。一般
に、上記した如き高分子固体電解質は、主鎖と側鎖をフ
ッ素化して疎水性を持たせ、側鎖の先端にSO3H基の
ような、プロトン伝導に寄与する官能基を有する一次元
ポリマーが用いられているが、このような一次元ポリマ
ーは、導電性を向上させるために酸官能基の導入量を増
やしすぎると、水に著しく膨潤し、もしくは可溶化して
しまう。
及び硫酸水素エステル化フラレノールがプロトン伝導性
を示すことを見出し、特願平11−204038号及び
特願2000−058116号において新規なプロトン
伝導体を提起した。この先願発明によるプロトン伝導体
は、常温を含む広い温度域で用いることができ、その下
限温度も特に高くはなく、しかも移動媒体としての水分
を必要としないという、雰囲気依存性の小さなプロトン
伝導体である。
分子C60やC70を示すが、先願発明では、これらのフラ
ーレン分子を構成する炭素原子に、図19(A)のよう
に複数の水酸基を付加した構造を持った化合物であるポ
リ水酸化フラーレン(通称「フラレノール(Fullereno
l)」や、図19(B)のようにフラレノールの水酸基
がスルホン基と置き換わった化合物であるポリ水酸化フ
ラーレン硫酸水素エステルによって、プロトン伝導部を
形成している(なお、図19中、○はフラーレン分子を
簡略に示したものである)。
エステルは、フラーレン1分子中にOH基又はOSO3
H基からなるプロトン解離性の基が多数導入されている
ため、水分が存在しなくてもプロトン伝導性を呈し、し
かもプロトン伝導体としてプロトン移送サイトの体積当
たりの数密度が多くなる。この場合、プロトン伝導性
は、フラレノールよりも、スルホン基をフラーレン分子
の構成炭素原子に導入した図19(B)のポリ水酸化フ
ラーレン硫酸水素エステルの方が顕著となる。
ル誘導体であるこうしたポリ水酸化フラーレン硫酸水素
エステルは無加湿の条件下でも高いプロトン伝導性を示
すが、水が存在する条件下では高温(特に85℃以上)
で硫酸エステル部分が加水分解し易いことが分った。こ
のため、水の存在下(これは、電池反応の結果として酸
素極側に生成する水分も同様である。)、高温で使用す
ると、プロトン伝導度が低下し易いという問題点がある
ことが判明した。
温を含む広い温度範囲(少なくとも0℃〜130℃)で
分解せず、また化学的にも安定であって長時間安定に高
いプロトン伝導性を示すカチオン伝導体と、これを用い
た燃料電池等の電気化学デバイスを提供することにあ
る。
ることが可能であって酸官能基の導入量を増加しても水
に対して可溶化することがなく、さらに高温における流
動性も抑制され、耐熱性の向上が期待されるカチオン伝
導体と、これを用いた燃料電池等の電気化学デバイスを
提供することにある。
を有する有機残基と、他の置換基とがフラーレン分子に
それぞれ結合してなるカチオン伝導体に係り、またこの
カチオン伝導体が、第1極と第2極との間に配されてい
る電気化学デバイスに係るものである。以下、これらを
本発明の第1のカチオン伝導体及び電気化学デバイスと
称する。
学デバイスによれば、カチオン伝導体において、スルホ
ン酸基等のプロトン解離性の酸性基を有する有機残基が
フラーレン分子に結合しているので、常温常湿(又は無
加湿)の条件下でも、前記酸性基によって移送サイトが
多くて高いプロトン伝導性を示すと共に、この酸性基を
フラーレン分子に結合する有機残基は加水分解等の分解
を受け難いために、水が存在していても酸性基が分解を
生じることなしにフラーレン分子に保持され、高いプロ
トン伝導性を長時間保持することができる。
換基、特に重合可能な活性基の存在によって、この置換
基を介してフラーレン分子を重合体中に結合させる(特
に三次元架橋構造を形成する)ことが可能となる。こう
した重合体化によって、常温を含む広い温度範囲(少な
くとも0℃〜130℃)で分解が生起せず、高温におけ
る流動性が抑制され、化学的にも安定であり、また、前
記酸性基の導入量を増加させても水に対して不溶な三次
元架橋構造をとることが可能となり、燃料電池等の電気
化学デバイスの稼動時に存在若しくは生成する水に対し
て溶け出すことがなく、従って、長時間安定して高いプ
ロトン伝導性を示すようになる。
と、他の置換基又は有機残基とがフラーレン分子にそれ
ぞれ結合すると共に、前記置換基又は有機残基を介して
前記フラーレン分子が重合体中に結合してなるカチオン
伝導体を提供し、またこのカチオン伝導体が、第1極と
第2極との間に配されている電気化学デバイスを提供す
るものである。以下、これらを本発明の第2のカチオン
伝導体及び電気化学デバイスと称する。
学デバイスによれば、カチオン伝導体において、スルホ
ン酸基等のプロトン解離性の酸性基を有する有機残基が
フラーレン分子に結合しているので、本発明の第1のカ
チオン伝導体及び電気化学デバイスと同様に、常温常湿
(又は無加湿)の条件下でも、前記酸性基によって移送
サイトが多くて高いプロトン伝導性を示すと共に、この
酸性基をフラーレン分子に結合する有機残基は加水分解
等の分解を受け難いために、水が存在していても酸性基
が分解を生じることなしにフラーレン分子に保持され、
高いプロトン伝導性を長時間保持することができる。
換基又は有機残基を介してフラーレン分子が重合体中に
結合している(特に三次元架橋構造を形成している)の
で、常温を含む広い温度範囲(少なくとも0℃〜130
℃)で分解が生起せず、高温における流動性が抑制さ
れ、化学的にも安定であり、また、前記酸性基の導入量
を増加させても水に対して不溶な三次元架橋構造をとる
ことが可能となり、燃料電池等の電気化学デバイスの稼
動時に存在若しくは生成する水に対して溶け出すことが
なく、従って、長時間安定して高いプロトン伝導性を示
すものとなる。
伝導体及び電気化学デバイスにおいて、前記有機残基
は、炭素数が1〜20であるのがよく、N、O、P、S
等のヘテロ原子を含んでいてもよい。また、前記有機残
基がフラーレン1分子に対し2〜14個結合し、前記置
換基がフラーレン1分子に対し1個以上結合しているの
がよい。
ボキシル基又はリン酸基等のプロトン解離性の基である
のがよい。
S、F、Cl、Br、I等のヘテロ原子を含む官能基、
又はスルホン酸基、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボ
キシル基、メルカプト基、リン酸基等の、活性水素を有
する重合可能な活性置換基であるのがよい。
等の架橋剤によって架橋されたり、前記有機残基によっ
て前記フラーレン分子が架橋されるのがよい。
は、球状炭素分子Cm(m=36、60、70、76、
78、80、82、84等の、球状分子を形成しうる自
然数)からなっている。
伝導部が水素極と酸素極との間に配された燃料電池とし
て構成されるのがよい。
参照下に説明する。
される本発明のカチオン伝導体(プロトン伝導体として
のフラーレン誘導体)は、有機残基(−Y−又は−R1
−)を介してスルホン酸基、カルボキシル基、リン酸基
等のプロトン解離性の酸性置換基、例えばスルホン酸基
(−SO3H)が、また活性置換基(−Z)、例えば水
酸基が、フラーレン分子C60にそれぞれ放射状に化学的
に結合した一般式(1)で表されるフラーレンポリヒド
ロキシアルキルスルホン酸である。このカチオン伝導体
は、上記した理由から、常温を含む広い温度範囲(少な
くとも0℃〜130℃)で高いイオン伝導度を示し、水
が存在していても加水分解されない化学的にも安定なイ
オン伝導性化合物である。
換基数)は、p≧1であって特に制限はないが、好まし
くは2〜14であり、例えば2〜6である。このpが少
ないと、イオン伝導率が低くなる傾向にあり、またpが
多い場合には、Z又はOH基の数qが減って架橋性が乏
しくなる。また、q(置換基数)は1以上、例えば2〜
4であり、これが少ないと、架橋性が乏しくなり、また
多いと、pが減ってイオン伝導性が低下し易い。これら
のp、qが多すぎる化合物は立体障害が生じるので、合
成が困難である。
R1は、炭素数1〜20の全ての有機残基を表す。この
炭素数が1〜2の化合物は、溶媒に対する溶解が困難で
あり、例えばイオン交換時の溶媒溶解性が乏しくなり、
また炭素数が5以上の化合物は、合成が困難となる傾向
があり、酸性基密度が低下するので、炭素数が1〜4、
特に3又は4が好ましい。そして、炭素数が20を超え
ると、有機残基がバルキーであって酸性基によるイオン
伝導性に悪影響がある。
岐状のアルキレン基(例えば、メチレン基、エチレン
基、トリメチレン基、テトラメチレン基、エチルエチレ
ン基、プロピレン基)、芳香族基(例えば、フェニレン
基、ナフチレン基)が挙げられる。このこのY及びR1
は、N、O、P、Sのようなヘテロ原子を含んでいても
よい(例えば、オキシ基、カルボニル基、チオ基、チオ
カルボキシル基、スルフィニル基、スルホン基、イミノ
基、アゾ基、ホスホン基などを挙げることができる)。
換基Zは、無置換体であってよく、N、O、P、S、
F、Cl、Br、Iのようなヘテロ原子を含む官能基で
あってもよい。例えば、メチル基、エチル基等のアルキ
ル基、フッ素基、クロロ基、メトキシ基、メチルチオ基
などが挙げられる。
酸基、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、メ
ルカプト基、リン酸基のような置換基のように活性水素
を有する活性官能基)であり、これと架橋剤(ポリイソ
シアネート系、ジハロゲン系、ジオール系、ジチオール
系、エポキシ系、ジアジド系、ジカルボン酸系など)と
により三次元架橋ポリマー化され、水に対して不溶体に
なることができる。
キシアルキルスルホン酸)を合成する反応は、例えば図
2に示すように、導入したいアルキルスルホン酸基の数
に応じて、フラーレンに対し2〜30当量の還元剤(例
えばアルカリ金属ナフタレニド)及びスルホン化剤(例
えばアルキルスルトン)を用いる。この反応では、R 1
を介して導入された例えばSO3Naを有するフラーレ
ンのNaOH、(R2)4NOHによる処理及びイオン交
換により、−SO3Naをスルホン酸基とし、かつフラ
ーレン分子にOH基を導入する。良好なイオン伝導性を
実現するために、好ましくは15〜30当量の還元剤及
びスルホン化剤を必要とする。このうち、10当量未満
の場合は、導入されるスルホン酸基の数(p)が少なく
なり、またpが15を超えると、目的物は殆ど得られ
ず、これ以上の過剰の反応剤は、製造コストの観点から
も不必要である。
なアルカリ金属ナフタレニド(アルカリ金属は、Li、
Na等、以下、同様)、アルカリ金属ジターシャルビフ
ェニル等の還元試薬を用いてよく、これ以外にも、電極
から供給する電子の還元作用を用いる電気化学的方法を
採用してもよい。
%程度の水分子を結晶水として強固に取り込んでいるこ
とがあり、この結晶水は100℃程度の高温かつ10-6
Torrの高真空下においても脱離しない。即ち、この
化合物は、これらの結晶水とスルホン酸基からなるプロ
トン伝導チャネルをバルク固体として形成するため、常
温を含む広い温度範囲にわたって高いイオン伝導性を具
現するものである。この化合物は、乾燥環境下でも良好
なイオン伝導性を示すが、加湿条件下では、水の存在に
よってさらに高いイオン伝導を実現することができる。
本発明の他のカチオン伝導体(プロトン伝導体)とし
て、フラーレン分子を重合体(ポリマー)中に結合して
なるものである。この化合物は、上記の一般式(1)の
化合物と同様に、重合体の単量体成分を構成するフラー
レン分子に有機残基(−Y−又は−R1−)を結合して
いるので、上記したと同様の理由から、常温を含む広い
温度範囲(少なくとも0℃〜130℃)で高いイオン伝
導度を示し、水が存在していても加水分解されない化学
的にも安定なイオン伝導性化合物である。なお、この化
合物における上記有機残基(−Y−又は−R1−)は、
上記したものと同じである。
は、重合体として、フラーレン分子が置換基又は有機残
基(R3)を介してポリマー鎖に結合されているが、そ
の置換基は上記した一般式(I)中のZと同様の活性置
換基であって架橋剤(ポリイソシアネート系、ジハロゲ
ン系、ジオール系、ジチオール系、エポキシ系、ジアジ
ド系、ジカルボン酸系など)により三次元架橋ポリマー
化され、水に対して不溶体になっている。ポリイソシア
ネート(OCN−R4−NCO)を用いる場合を一般式
(2)に示す。
させるものであってよく、炭素数2〜20の全ての有機
残基を含み、アルキレン基(例えば、メチレン基、エチ
レン基、トリメチレン基、テトラメチレン基)や、N、
O、P、Sのようなヘテロ原子を含んでもかまわない。
例えば、オキシ基、カルボニル基、チオ基、チオカルボ
キシル基、スルフィニル基、スルホン基、イミノ基、ア
ゾ基、ホスホン基などを挙げることができる。
P、Sのようなヘテロ原子を含む置換基を有してもかま
わない。例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ビニル基、アリール基、メトキシ基、エトキシ
基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、ベンゾイ
ルオキシ基、ホルミル基、アセチル基、メトキシメチル
基、メトキシエトキシメチル基、メルカプト基、メチル
チオ基、チオアセチル基、チオカルボキシル基、スルフ
ィノ基、スルホン酸基、メシル基、アミノ基、メチルア
ミノ基、アニリノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドラジノ
基、フェニルアゾ基、リン酸基などを挙げることができ
る。
p及びqは上記したものと同じであるが、r(重合度)
は3以上であるのが好ましい。
キシアルキルスルホン酸のポリマー)の合成反応を例え
ば図4に示す。途中までの反応は図2のものと同様に行
うが、得られたフラーレンポリヒドロキシルアルキルス
ルホン酸を下記構造のポリイソシアネートと反応させて
ウレタンポリマー化することができる。
の化合物はいずれも、プロトン伝導体として、常温を含
む広い温度範囲(少なくとも0℃〜130℃)で高いイ
オン伝導性を示し、また化学的にも安定なイオン伝導性
化合物である。特に、一般式(II)の化合物は、フラー
レン分子が重合体中に結合されているので、その架橋構
造によって耐水性が向上し、長時間安定して高いプロト
ン伝導性を示すものである。
(例えばフラーレンポリヒドロキシアルキルスルホン酸
又はそのウレタンポリマー)をプロトン伝導体として用
いた燃料電池の一具体例を示す。この燃料電池は、触媒
2a及び3aをそれぞれ密着若しくは分散させた互いに
対向した端子8及び9付きの負極(燃料極又は水素極)
2及び正極(酸素極)3を有し、これらの両極間にプロ
トン伝導部1が挟着されている。
水素が供給され、排出口13(これは設けないこともあ
る。)から排出される。燃料(H2)14が流路15を
通過する間にプロトンを発生し、図5(B)に示すよう
に、このプロトンはプロトン伝導部1で発生したプロト
ンとともに正極3側へ移動し、そこで導入口16から流
路17に供給されて排気口18へ向かう酸素(又は空
気)19と反応し、これにより所望の起電力が取り出さ
れる。
T.Canteenwala, J.-P.Hung, J.Shiea, B.-J.Chen and
L.Y.Chiang, Chem.Lett.,1998,465.)を参考にして行っ
た。フラーレンの粉末2gのジメトキシエタン溶液に、
予め調製しておいたナトリウムナフタレニドのジメトキ
シエタン溶液を30当量加え、室温にて窒素雰囲気下で
2時間撹拌した。しかる後、反応溶媒を氷浴で冷やし、
1,3−プロパンスルトンを30当量加えた後、50℃
で4時間撹拌した。
沈澱物を集めた。得られた沈澱物をメタノールで充分洗
浄した。
オン交換カラムに通してスルホン酸化し、エバポレータ
ーで水を除去した後に、真空乾燥した。
−IR(図6)及びTOF−MS(図7)測定を行った
ところ、フラーレンポリプロピルスルホン酸であること
が確認された(図7中のpは、導入されたプロピルスル
ホン酸基の数を表している)。
ン酸の粉末80mgを測りとり、直径15mmの円形ペ
レット状になるように一方向に、約5トン/cm2でプ
レスした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて1×10-3Scm-1、50℃にて7×10-3Sc
m-1、85℃にて1×10-2Scm-1であった。同試料
を湿度100%の雰囲気にて測定すると、85℃にて1
×10-2Scm-1であった。
ホン酸の合成>
ンポリプロピルスルホン酸ナトリウム)1gを水酸化ナ
トリウム水溶液(1g/1ml)20mlに加えて溶か
し、ここにテトラターシャルブチルアンモニウムヒドロ
キシドを3滴加え、2時間撹拌し、さらに30mlの水
を加え、12時間撹拌した。反応溶液をエバポレーター
で濃縮し、メタノールを加えると、沈澱物が析出した。
これをろ過し、固体成分をさらにメタノールで3回洗っ
た後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、展開溶
媒は水)を用いて、水酸化ナトリウムを完全に除去し
た。
カラムに通し、エバポレーターで水を除去した後に、4
0℃で12時間乾燥した。このようにして得られた黒色
の粉末のFT−IR(図8)測定を行ったところ、フラ
ーレンポリヒドロキシプロピルスルホン酸であることが
確認された。
ピルスルホン酸の粉末80mgを測りとり、直径15m
mの円形ペレット状になるように一方向に、約5トン/
cm 2でプレスした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて7×10-3Scm-1、50℃にて8×10-3Sc
m-1、85℃にて9×10-3Scm-1であった。同試料
を湿度100%の雰囲気にて測定すると、85℃にて9
×10-3Scm-1であった。
T.Canteenwala, J.-P.Hung, J.Shiea, B.-J.Chen and
L.Y.Chiang, Chem.Lett.,1998,465.)を参考にして行っ
た。フラーレンの粉末2gのジメトキシエタン溶液に、
予め調製しておいたナトリウムナフタレニドのジメトキ
シエタン溶液を20当量加え、室温にて窒素雰囲気下で
2時間撹拌した。反応溶液を氷浴で冷やし、1,4−ブ
タンスルトンを30当量加えた後、50℃で4時間撹拌
した。
沈澱物を集めた。更に、濾液を濃縮してメタノールを加
え、再沈澱させ、濾過して沈澱物を集めた。得られた沈
澱物をメタノールで充分洗浄した。
オン交換カラムに通し、エバポレーターで水を除去した
後に、真空乾燥した。
−IR(図9)及びTOF−MS(図10)測定を行っ
たところ、フラーレンポリブチルスルホン酸であること
が確認された(図10中のpは、導入されたブチルスル
ホン酸基の数を表している)。
酸の粉末80mgを測りとり、直径15mmの円形ペレ
ット状になるように一方向に、約5トン/cm2でプレ
スした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて1×10-3Scm-1、50℃にて7×10-3Sc
m-1、85℃にて1×10-2Scm-1であった。同試料
を湿度100%の雰囲気にて測定すると、85℃にて1
×10-2Scm-1であった。
ン酸の合成>
ンポリブチルスルホン酸ナトリウム)1gを水酸化ナト
リウム水溶液(1g/1ml)20mlに加えて溶か
し、ここにテトラターシャルブチルアンモニウムヒドロ
キシドを3滴加え、2時間撹拌し、さらに30mlの水
を加え、12時間撹拌した。反応溶液をエバポレーター
で濃縮し、メタノールを加えると、沈澱物が析出した。
これをろ過し、固体成分をさらにメタノールで3回洗っ
た後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、展開溶
媒は水)を用いて、水酸化ナトリウムを完全に除去し
た。
カラムに通し、エバポレーターで水を除去した後に、4
0℃で12時間乾燥した。このようにして得られた黒色
の粉末のFT−IR(図11)測定を行ったところ、フ
ラーレンポリヒドロキシブチルスルホン酸であることが
確認された。
ルスルホン酸の粉末80mgを測りとり、直径15mm
の円形ペレット状になるように一方向に、約5トン/c
m2でプレスした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて5×10-3Scm-1、50℃にて7×10-3Sc
m-1、85℃にて9×10-3Scm1であった。同試料
を湿度100%の雰囲気にて測定すると、85℃にて8
×10-3Scm-1であった。
ンポリブチルスルホン酸の合成条件を下記の表1に示す
ように種々に変えた以外は上記と同様にして、目的物を
得た。
的物のTOF−MSスペクトルを図12〜図16にそれ
ぞれ示すが、これらの結果を図10の結果と併せて考察
すると、加えるナトリウムナフタレニド及び1,4−ブ
タンスルトンの当量を増やした方が置換基数は増えるこ
と、温度は室温より高いのがよいが、50℃が最も適し
ていること、反応溶媒はジメトキシエタンより極性が高
いテトラヒドロフランが適していることがそれぞれ分
る。
合成>
は、Long Y.Chiang, Lee-Yih Wang, John W.Swirczewsk
i, Stuart Soled, and Steve Cameron, J.Org. Chem. 1
994,59,3960のとおりに実施した。)と、水素化ナトリ
ウム4.0gとに、脱水したテトラヒドロフランを溶媒
として100ml加え、窒素下60℃で2時間撹拌し
た。その後、テトラヒドロフラン50mlに溶解した
1,4−ブタンスルトンを滴下し、更に窒素下、60℃
で20時間反応させた。
にて沈澱物を回収した。その沈澱物をメタノール、ヘキ
サンを用いて十分洗浄し、12時間真空乾燥した。
カラムに通し、エバポレーターで水を除去した後に、4
0℃で12時間、真空乾燥した。
−IR(図17)測定を行ったところ、フラーレンポリ
ヒドロキシオキシブチルスルホン酸であることが確認さ
れた。元素分析により、オキシブチルスルホン酸基の導
入量(p)はフラーレン1分子に対して平均4であっ
た。
シブチルスルホン酸の粉末80mgを測りとり、直径1
5mmの円形ペレット状になるように一方向に、約5ト
ン/cm2でプレスした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて6×10-4Scm-1、50℃にて4×10-3Sc
m-1、85℃にて8×10-3Scm-1であった。同試料
を湿度100%の雰囲気にて測定すると、85℃にて8
×10-3Scm-1であった。
ンポリマー化>
酸の粉末0.3gを秤量し、純水0.4gに十分に溶解
させた後、ポリイソシアネート:アクアネート200
(日本ポリウレタン(株)製)0.15gを添加し、遠
心撹拌機で3分撹拌してペーストを作成した。
ルオロエチレン(デュポン社製商品名:テフロン:以
下、同様)シート上で、150μmギャップのドクター
ブレードを用いて塗布し、塗布後のシートを80℃の環
境下で48時間乾燥させた後、テフロンシートより塗膜
を剥離して、フラーレンポリヒドロキシブチルスルホン
酸のウレタンポリマー化フィルムを得た。膜厚は26μ
mであった。
き、複素インピーダンスプロットを作成し、イオン伝導
度を測定した。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定す
ると、20℃にて5×10-4Scm-1、50℃にて2×
10-3Scm-1、85℃にて6×10-3Scm-1であっ
た。同試料を湿度100%の雰囲気にて測定すると、8
5℃にて6×10-3Scm-1であった。
ウレタンポリマー化>
ルホン酸の粉末0.3gを秤量し、純水0.4gに十分
に溶解させた後、ポリイソシアネート:アクアネート2
00(日本ポリウレタン(株)製)0.15gを添加
し、遠心撹拌機で3分撹拌してペーストを作成した。
ト上で、150μmギャップのドクターブレードを用い
て塗布し、塗布後のシートを80℃の環境下で48時間
乾燥させた後、テフロンシートより塗膜を剥離して、フ
ラーレンポリヒドロキシオキシブチルスルホン酸のウレ
タンポリマー化フィルムを得た。膜厚は26μmであっ
た。
き、複素インピーダンスプロットを作成し、イオン伝導
度を測定した。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定す
ると、20℃にて5×10-4Scm-1、50℃にて3×
10-3Scm-1、85℃にて6×10-3Scm-1であっ
た。同試料を湿度100%の雰囲気にて測定すると、8
5℃にて7×10-3Scm-1であった。
ニルアルコールのウレタン架橋ポリマー化>
酸の粉末0.3gを秤量し、純水0.4gに十分に溶解
させた後、ポリビニルアルコール(PVA)0.05
g、ポリイソシアネート:アクアネート200(日本ポ
リウレタン(株)製)0.10gを添加し、遠心撹拌機
で3分撹拌してペーストを作成した。
ト上に、150μmギャップのドクターブレードを用い
て塗布し、塗布後のシートを80℃の環境下で48時間
乾燥させた後、テフロンシートより塗膜を剥離して、フ
ラーレンポリヒドロキシブチルスルホン酸のPVAウレ
タン架橋フィルムを得た。膜厚は28μmであった。
き、複素インピーダンスプロットを作成し、イオン伝導
度を測定した。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定す
ると、20℃にて4×10-4Scm-1、50℃にて1×
10-3Scm-1、85℃にて5×10-3Scm-1であっ
た。同試料を湿度100%の雰囲気にて測定すると、8
5℃にて5×10-3Scm-1であった。
架橋ポリマー化>
ンの粉末0.3gを秤量し、純水0.4gに十分に溶解
させた後、ポリイソシアネート:アクアネート200
(日本ポリウレタン(株)製)0.15gを添加し、遠
心撹拌機で3分撹拌してペーストを作成した。
ト上で、150μmギャップのドクターブレードを用い
て塗布し、塗布後のシートを80℃の環境下で48時間
乾燥させた後、テフロンシートより塗膜を剥離して、フ
ラーレンポリブチルスルホン酸ポリアミンのウレア架橋
フィルムを得た。膜厚は27μmであった。
き、複素インピーダンスプロットを作成し、イオン伝導
度を測定した。同試料を湿度60%の雰囲気にて測定す
ると、20℃にて5×10-4Scm-1、50℃にて1×
10-3Scm-1、85℃にて5×10-3Scm-1であっ
た。同試料を湿度100%の雰囲気にて測定すると、8
5℃にて5×10-3Scm-1であった。
グポリマーの合成>
ムの粉末1gのジメトキシエタン溶液に、予め調製して
おいたナトリウムナフタレニドのジメトキシエタン溶液
を5当量加え、室温にて窒素雰囲気下で2時間撹拌した
後、1,12−ジブロモドデカンを4当量加え、さらに
室温にて窒素雰囲気下で12時間撹拌した。
沈澱物を集めた。これによって得られた沈澱物を塩酸処
理して、目的の化合物を得た。得られた化合物は水に対
して不溶性であった。
酸のクロスカップリングポリマーの粉末80mgを測り
とり、直径15mmの円形ペレット状になるように一方
向に、約5トン/cm2でプレスした。
ンピーダンスプロットを作成し、イオン伝導度を測定し
た。同試料を湿度90%の雰囲気にて測定すると、20
℃にて1.6×10-4Scm-1、50℃にて7×10-3
Scm-1、85℃にて7×10-3Scm-1、95℃にて
1×10-2Scm-1であった。
導体において、スルホン酸基等のプロトン解離性の酸性
基を有する2価の有機残基がフラーレン分子に結合して
いるので、常温常湿(又は無加湿)の条件下でも、前記
酸性基によって移送サイトが多くて高いプロトン伝導性
を示すと共に、この酸性基をフラーレン分子に結合する
有機残基は加水分解等の分解を受け難いために、水が存
在していても酸性基が分解を生じることなしにフラーレ
ン分子に保持され、高いプロトン伝導性を長時間保持す
ることができる。
換基の存在によって、この置換基(又は有機残基)を介
してフラーレン分子を重合体中に結合させる(特に三次
元架橋構造を形成する)ことが可能となるか、或いは結
合させているので、こうした重合体化によって、常温を
含む広い温度範囲(少なくとも0℃〜130℃)で分解
が生起せず、高温における流動性が抑制され、化学的に
も安定であり、また、前記酸性基の導入量を増加させて
も水に対して不溶な三次元架橋構造をとることが可能と
なり、燃料電池等の電気化学デバイスの稼動時に存在若
しくは生成する水に対して溶け出すことがなく、従っ
て、長時間安定して高いプロトン伝導性を示すことにな
る。
ーレンポリヒドロキシアルキルスルホン酸の化学構造を
示す概略図である。
ン酸の合成スキームを示す概略図である。
ー、例えばフラーレンポリヒドロキシアルキルスルホン
酸のウレタンポリマーの化学構造を示す概略図である。
ン酸のウレタンポリマーの合成スキームを示す概略図で
ある。
シアルキルスルホン酸又はそのポリマーをプロトン伝導
体として用いた一実施の形態による燃料電池の概略断面
図(A)と動作原理図(B)である。
ピルスルホン酸のFT−IRの測定結果を示すスペクト
ル図である。
F−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
ン酸のFT−IRの測定結果を示すスペクトル図であ
る。
ブチルスルホン酸のFT−IRの測定結果を示すスペク
トル図である。
F−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
ン酸のFT−IRの測定結果を示すスペクトル図であ
る。
TOF−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
TOF−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
TOF−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
TOF−MSの測定結果を示すスペクトル図である。
酸のTOF−MSの測定結果を示すスペクトル図であ
る。
ンポリヒドロキシオキシブチルスルホン酸のFT−IR
の測定結果を示すスペクトル図である。
ラーレン(A)とその硫酸水素エステル(B)をプロト
ン伝導体に用いる例の概略図である。
媒、3…第2極(酸素極)、3a…触媒、14…水素、
19…酸素(又は空気)
Claims (20)
- 【請求項1】 酸性基を有する有機残基と、他の置換基
とがフラーレン分子にそれぞれ結合してなるカチオン伝
導体。 - 【請求項2】 酸性基を有する有機残基と、他の置換基
又は有機残基とがフラーレン分子にそれぞれ結合すると
共に、前記置換基又は有機残基を介して前記フラーレン
分子が重合体中に結合してなるカチオン伝導体。 - 【請求項3】 前記有機残基の炭素数が1〜20であ
る、請求項1又は2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項4】 前記有機残基がフラーレン1分子に対し
て2〜14個結合し、前記置換基がフラーレン1分子に
対して1個以上結合している、請求項1又は2に記載し
たカチオン伝導体。 - 【請求項5】 前記酸性基が、スルホン酸基、カルボキ
シル基又はリン酸基等のプロトン解離性の基である、請
求項1又は2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項6】 前記置換基が、ヘテロ原子を含む官能
基、又は活性水素を有する活性置換基である、請求項1
又は2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項7】 前記置換基が架橋剤によって架橋されて
いる、請求項2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項8】 前記有機残基によって前記フラーレン分
子が架橋されている、請求項2に記載したカチオン伝導
体。 - 【請求項9】 前記フラーレン分子が球状炭素分子Cm
(m=36、60、70、76、78、80、82、8
4等の、球状分子を形成しうる自然数)からなる、請求
項1又は2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項10】 プロトン伝導体として機能する、請求
項1又は2に記載したカチオン伝導体。 - 【請求項11】 酸性基を有する有機残基と、他の置換
基とがフラーレン分子にそれぞれ結合してなるカチオン
伝導体が、第1極と第2極との間に配されている電気化
学デバイス。 - 【請求項12】 酸性基を有する有機残基と、他の置換
基又は有機残基とがフラーレン分子にそれぞれ結合する
と共に、前記置換基又は有機残基を介して前記フラーレ
ン分子が重合体中に結合してなるカチオン伝導体が、第
1極と第2極との間に配されている電気化学デバイス。 - 【請求項13】 前記有機残基の炭素数が1〜20であ
る、請求項11又は12に記載した電気化学デバイス。 - 【請求項14】 前記有機残基がフラーレン1分子に対
して2〜14個結合し、前記置換基がフラーレン1分子
に対して1個以上結合している、請求項11又は12に
記載した電気化学デバイス。 - 【請求項15】 前記酸性基が、スルホン酸基、カルボ
キシル基又はリン酸基等のプロトン解離性の基である、
請求項11又は12に記載した電気化学デバイス。 - 【請求項16】 前記置換基が、ヘテロ原子を含む官能
基、又は活性水素を有する活性置換基である、請求項1
1又は12に記載した電気化学デバイス。 - 【請求項17】 前記置換基が架橋剤によって架橋され
ている、請求項12に記載した電気化学デバイス。 - 【請求項18】 前記有機残基によって前記フラーレン
分子が架橋されている、請求項12に記載した電気化学
デバイス。 - 【請求項19】 前記フラーレン分子が球状炭素分子C
m(m=36、60、70、76、78、80、82、
84等の、球状分子を形成しうる自然数)からなる、請
求項11又は12に記載した電気化学デバイス。 - 【請求項20】 前記カチオン伝導体からなるプロトン
伝導部が水素極と酸素極との間に配された燃料電池とし
て構成された、請求項11又は12に記載した電気化学
デバイス。
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