JP2003120827A - 連鋳機用密封装置 - Google Patents

連鋳機用密封装置

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JP2003120827A
JP2003120827A JP2001321554A JP2001321554A JP2003120827A JP 2003120827 A JP2003120827 A JP 2003120827A JP 2001321554 A JP2001321554 A JP 2001321554A JP 2001321554 A JP2001321554 A JP 2001321554A JP 2003120827 A JP2003120827 A JP 2003120827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連鋳機におけるロールベアリング部22の機
外B側から機内A側へダストが侵入しないようにダスト
シール3を有するとともに、シール力増大のため機内A
側のグリースをその給脂圧によりダストシール3の機外
B側へ溢出させる密封装置1について、グリースの溢出
を安定化させ、対ダストシール性を向上させる。 【解決手段】 ダストシール3の外周側部位に、機内A
側のグリースをその給脂圧によりダストシール3の機外
B側へ溢出させる専用のグリース溢出路12を設けるこ
とにした。溢出路12は、当該密封装置1の外周嵌合ゴ
ム部2に設けたスリット溝11により形成するのが好適
であり、また、溢出路12の出口部分にダストの逆流を
防止するチェック弁を設けるのが好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封装置に係り、
更に詳しくは、鉄鋼分野ないし製鉄分野等の連鋳機設備
に用いられる連鋳機用密封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連鋳機は、転炉や電気炉等で作られた溶
鋼を鋳型で冷やし、中で固まった鋼を鋳型の底から帯の
ように連続的に引き出して鋼片を作る装置であり、図4
に示すように、鋼片を移送する移送路に多数のロール5
1を有し(図では一つのみを示している)、ロール51
を回転自在に支持するロールベアリング部52を有し、
ロールベアリング部52の機内Aに潤滑用グリースを供
給するグリース供給路53を有し、更に機外Bの水やス
ケール等のダストが機内Aへ侵入することがないように
ダストリップ54aを備えた連鋳機用密封装置54を有
している。
【0003】上記連鋳機用密封装置54は、そのダスト
リップ54aをロール51の周面に摺動自在に密接させ
ることによってダストの侵入を防止すべくこれをシール
するものであるが、ロールベアリング部52の機内Aに
定期的(通常は15〜30分に1回程度)に供給される
グリースの一部をダストリップ54aの機外B側へ溢出
させて堰を設けるようにすると、このグリースによる堰
によってダストがダストリップ54aに接近するのが阻
まれるために、一層効果的にダストをシールすることが
できる。
【0004】しかしながら、上記従来の密封装置54
は、ハウジング55の内周に嵌着される取付部54bの
内周側にロール51の周面に摺動自在に密接するダスト
リップ54aを一体成形したものに過ぎず、よってグリ
ースの給脂圧を利用して機内Aのグリースを機外B側へ
溢出させようとすると、ダストリップ54aを押し開い
てダストリップ54aとロール51の間からグリースを
排出させるしか、その経路がない。したがってこの場合
には、以下のような不都合がある。
【0005】すなわち、ダストリップ54aが硬化して
緊迫力が増大するとグリースを排出しにくくなり、反対
にダストリップ54aがへたったり摩耗したりして緊迫
力が低下するとグリースの排出量が多くなり過ぎるため
に、グリースを常時安定的に溢出させることができな
い。したがって、グリースによる堰の形成が不安定なも
のとなり、よってこれを原因として、ダストに対するシ
ール性を十分に向上させることができない。
【0006】また、グリースの固まりがダストリップ5
4aを拡開して通過するために、ダストリップ54aに
過大な変形を与えることがあり、このようなことがある
とダストリップ54aによる本来のシール性が損なわれ
ることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、グリースの溢出を安定化させてグリースによる堰
の形成を安定化させるとともに、グリースの固まりがダ
ストリップを拡開して通過することがなく、もってダス
トに対する優れたシール性を長期間に亙って発揮するこ
とが可能な密封装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1による密封装置は、連鋳機におけ
るロールベアリング部の機外側から機内側へダストが侵
入しないようにダストシールを設けた連鋳機用密封装置
において、前記ダストシールの外周側部位に、機内側の
グリースをその給脂圧により前記ダストシールの機外側
へ溢出させるグリース溢出路を設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】また、本発明の請求項2による密封装置
は、上記した請求項1の連鋳機用密封装置において、グ
リース溢出路が、当該密封装置の外周嵌合ゴム部に設け
たスリット溝により形成されていることを特徴とするも
のである。
【0010】また、本発明の請求項3による密封装置
は、上記した請求項1または2の連鋳機用密封装置にお
いて、グリース溢出路の出口部分に、ダストの逆流を防
止するチェック弁が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0011】上記構成を備えた本発明の請求項1による
密封装置においては、ダストシールの外周側部位に、機
内側のグリースをその給脂圧によりダストシールの機外
側へ溢出させるグリース溢出路が設けられているため
に、このグリース溢出路を経由して機内のグリースをダ
ストシールの機外側へ溢出させることが可能となる。し
たがって、ダストシールがリップを備える場合であって
も、リップは拡開されることがない。
【0012】グリース溢出路は、ダストシールの外周側
部位に溝状または孔状の流路として形成されるが、請求
項2に記載したように当該密封装置の外周嵌合ゴム部に
設けるスリット溝によってこれを形成すると、ゴムの表
面にスリット溝を形成するだけで良いために、その形成
作業を容易なものとすることが可能となる。
【0013】また、請求項3に記載したようにグリース
溢出路の出口部分に、ダストの逆流を防止するチェック
弁を設けると、機内側の圧力が低下したりグリース量が
減少したりしたときにダストがグリース溢出路に侵入す
るのを防止することが可能となる。
【0014】尚、本件出願には、以下の技術的事項が含
まれる。
【0015】すなわち、上記目的を達成するため、本件
出願が提案する一の密封装置は、シール外周嵌合ゴム部
にスリット溝を設け、軸受側にグリースが供給された
際、その給脂圧でグリースがスリット溝を通ってダスト
リップの外側(水・スケール側)に排出される構成を持
った連鋳機用オイルシールであり、また、シール外周嵌
合ゴム部にスリット溝を設け、軸受側にグリースが供給
された際、その給脂圧でグリースがスリット溝を通って
ダストリップの外側(水・スケール側)に排出される構
成を持ったオイルシールであってかつ、シール押さえプ
レートの側面に接触する補助リップを設けた連鋳機用オ
イルシールである。スリット溝の形状は四角溝、三角溝
またはU字溝等いかなる形状でも良く、内部(機内)と
外部(機外)とが貫通すれば良く、特に形状を特定しな
い。また、スリット溝の配置も等配でもランダムでも良
い。また、これらスリット溝はゴム加硫時に型で成形し
ても後加工で設けても良い。補助リップは、グリースの
逆流を防止するチェック弁の一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。
【0017】第一実施例・・・ 図1は、本発明の第一実施例に係る密封装置1の半裁断
面を示している。
【0018】当該実施例に係る密封装置1は、連鋳機に
おけるロール軸部21の周面に摺動自在に密接して、機
外Bの水やスケール等のダストが機内Aへ侵入しないよ
うにこれをシールするとともに、グリースの消費量を低
減させるべく機内Aのグリースが機外Bへ漏洩しないよ
うにこれをシールするものであって、以下のように構成
されている。
【0019】すなわち先ず、ハウジング24の内周に気
密的に嵌着される環状の外周嵌合ゴム部2が設けられて
おり、この外周嵌合ゴム部2の内周側にダストシール3
として作用する樹脂製のダストリップ4と、第一および
第二の金属環6,7の組み合わせよりなるグリースシー
ル保持部5とが設けられており、後者のグリースシール
保持部5の内側にグリースシール8として作用する樹脂
製のシールリング9とゴム製のバックアップリング10
とが設けられている。
【0020】このうち先ず、外周嵌合ゴム部2は、所定
のゴム材料によって断面略L字形に形成されており、ハ
ウジング24の本体部24aの内周側に嵌着される筒状
部2aの軸方向一端に、ハウジング24のシール押さえ
プレート部24bに対して軸方向一方の機内A側から当
接せしめられる内向きフランジ状のフランジ部2bを一
体成形したものである。この外周嵌合ゴム部2は第一の
金属環6に焼付け固定されるが、単独で成形してからダ
ストリップ4とともに第一の金属環6に後付けするよう
にしても良い。
【0021】ダストリップ4は、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)など所定の樹脂材料によって環状に
形成されており、外周嵌合ゴム部2のフランジ部2bと
第一の金属環6との間に挟まれる取付部4aの内周側
に、ロール軸部21の周面に摺動自在に密接するリップ
部4bを一体成形したものである。
【0022】第一の金属環6は、所定の金属材料によっ
て断面略コ字形に形成されており、外周嵌合ゴム部2の
筒状部2aの内周側に配置される筒状部6aの軸方向一
端に外周嵌合ゴム部2との間にダストリップ4を挟みこ
む内向きフランジ状のフランジ部6bを一体成形すると
ともに、筒状部6aの軸方向他端に、組立時に径方向内
方へ向けてカシメ加工されるカシメ部6cを一体成形し
たものである。
【0023】第二の金属環7は、所定の金属材料によっ
て断面略L字形に形成されており、第一の金属環6の筒
状部6aの内周側に配置される筒状部7aの軸方向一端
に内向きフランジ状のフランジ部7bを一体成形したも
のであって、この第二の金属環7の筒状部7aおよびフ
ランジ部7bならびに第一の金属環6のフランジ部6b
によって囲まれる空間内にシールリング9およびバック
アップリング10が配置されている。
【0024】シールリング9は、PTFEなど所定の樹
脂材料によって断面角形に形成されており、その内径面
に、ロール軸部21の周面に摺動自在に密接する円筒面
状の摺動面9aが設けられている。
【0025】また、バックアップリング10は、所定の
ゴム材料によって断面角形に形成されており、シールリ
ング9と第二の金属環7の筒状部7aとの間に配置され
てシールリング9をバックアップする。
【0026】上記外周嵌合ゴム部2の外面に、装着時、
機内Aと機外Bとを連通するスリット溝11が形成され
ており、このスリット溝11によって、機内Aのグリー
スをその給脂圧によりダストリップ4の機外B側へ溢出
させるグリース溢出路12が設けられている。
【0027】スリット溝11は、外周嵌合ゴム部2の筒
状部2aの外周面に形成された軸方向部11aと、外周
嵌合ゴム部2のフランジ部2bの外側端面に設けられた
径方向部11bとを一連に有しており、機内Aから軸方
向部11aおよび径方向部11bを経由してダストリッ
プ4の外側にグリースの一部を排出する。このスリット
溝11は複数が円周上等間隔をもって等配状に形成され
ているが、その配置はランダムなものであっても良い。
また、スリット溝11の断面形状は四角溝、三角溝また
はU字溝等、特に限定されない。
【0028】上記構成の密封装置1は、図2に示すよう
に、連鋳機におけるロールベアリング部22に装着さ
れ、ダストリップ4によって機外Bの水やスケール等の
ダストが機内Aへ侵入しないようにこれをシールすると
ともに、シールリング10によって機内Aのグリースが
機外Bへ多量に漏洩しないようにこれをシールするもの
であって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に
特徴を有している。尚、図2において、符号21はロー
ル軸部、22はロールベアリング部、23はベアリン
グ、24はハウジング、25はグリース供給路、26は
外側シールをそれぞれ示している。
【0029】すなわち、上記構成の密封装置1において
は先ず、ダストシール3であるダストリップ4の外周側
部位に、機内Aのグリースをその給脂圧によりダストリ
ップ4の機外B側へ溢出させるグリース溢出路12が設
けられているために、このグリース溢出路12を経由し
て機内Aのグリースをダストリップ4の機外B側へ溢出
させることが可能とされている。したがって図2に示し
たように、ダストリップ4の機外B側に、溢出したグリ
ースGによる環状の堰が設けられて、この堰がダストが
ダストリップ4に接近するのを阻むために、ダストを有
効にシールすることができる。
【0030】また、機内Aのグリースをグリース溢出路
12を経由してダストリップ4の機外B側へ溢出させる
構成であるために、当該密封装置1によれば、グリース
の溢出量を安定化させることが可能とされている。した
がって、堰の形成を安定化させることができ、よってダ
ストに対するシール性を向上させることができる。ま
た、グリースの溢出に際してダストリップ4を拡開させ
ることがないために、ダストリップ4に過大な変形が発
生するのを未然に防止することができ、よってダストリ
ップ4本来のシール性を維持することができる。特にダ
ストリップ4がPTFEリップである場合は、リップの
変形量が少なく、変形に対する耐久性もゴムリップより
劣るため、本発明の構成は特に有効である。
【0031】第二実施例・・・ 上記構成の第一実施例による密封装置1に対しては、そ
の構成を以下のように付加変更することができる。
【0032】すなわち、図3に示すように、グリース溢
出路12の出口付近に、ハウジング24のシール押さえ
プレート部24bの端面に接離自在に接触する補助リッ
プ13が設けられており、この補助リップ13によっ
て、機外Bのダストが機内Aへ向けて逆流するのを防止
するチェック弁14が設けられている。補助リップ13
はゴム製であって、外周嵌合ゴム部2のフランジ部2b
の内径端部に一体成形されている。
【0033】このチェック弁14は、グリースの溢出時
にはその圧力により開弁し、圧力が低下すると補助リッ
プ13の弾性復帰により閉弁する。したがって、機内A
側の圧力が低下したりグリース量が減少したりしたとき
に機外Bのダストがグリース溢出路12に侵入するのを
防止することができ、これによりダストに対するシール
性を一層向上させることができる。
【0034】尚、この第二実施例に係る密封装置1の他
の構成および作用効果は、上記第一実施例と同じであ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0036】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1による密封装置においてはダストシールの外周
側部位に、機内側のグリースをその給脂圧によりダスト
シールの機外側へ溢出させるグリース溢出路が設けられ
ているために、このグリース溢出路を経由して機内側の
グリースをダストシールの機外側へ溢出させることがで
きる。したがって、ダストシールの機外側に、溢出した
グリースによる堰が設けられて、この堰によってダスト
がダストシールに接近するのが阻まれるためにダストを
有効にシールすることができる。
【0037】また、機内側のグリースをグリース溢出路
を経由してダストシールの機外側へ溢出させる構成であ
るために、グリースの溢出量を安定化させることができ
る。したがって、グリースによる堰の形成を安定化させ
ることができ、よってダストに対するシール性を向上さ
せることができる。また、密封装置がダストリップを備
えている場合、グリースの溢出に際してダストリップを
拡開させることがないために、ダストリップに過大な変
形が発生するのを未然に防止することができ、よってダ
ストリップ本来のシール性を維持することができる。
【0038】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
による密封装置においては、請求項1におけるグリース
溢出路が、当該密封装置の外周嵌合ゴム部に設けたスリ
ット溝により形成されているために、グリース溢出路を
比較的容易に形成することができる。
【0039】また、上記構成を備えた本発明の請求項3
による密封装置においては、請求項1におけるグリース
溢出路の出口部分に、ダストの逆流を防止するチェック
弁が設けられているために、機内側の圧力が低下したり
グリース量が減少したりしたときにダストがグリース溢
出路に侵入するのを防止することができる。したがっ
て、ダストに対するシール性を一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る密封装置の半裁断面
【図2】同密封装置を備えたロールベアリング部の要部
半裁断面図
【図3】本発明の第二実施例に係る密封装置の半裁断面
【図4】従来例に係る密封装置を備えたロールベアリン
グ部の要部半裁断面図
【符号の説明】
1 密封装置 2 外周嵌合ゴム部 2a,6a,7a 筒状部 2b,6b,7b フランジ部 3 ダストシール 4 ダストリップ 4a 取付部 4b リップ部 5 グリースシール保持部 6 第一の金属環 6c カシメ部 7 第二の金属環 8 グリースシール 9 シールリング 9a 摺動面 10 バックアップリング 11 スリット溝 11a 軸方向部 11b 径方向部 12 グリース溢出路 13 補助リップ 14 チェック弁 21 ロール軸部 22 ロールベアリング部 23 ベアリング 24 ハウジング 24a 本体部 24b シール押さえプレート部 25 グリース供給路 26 外側シール A 機内 B 機外 G グリース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連鋳機におけるロールベアリング部(2
    2)の機外(B)側から機内(A)側へダストが侵入し
    ないようにダストシール(3)を設けた連鋳機用密封装
    置(1)において、 前記ダストシール(3)の外周側部位に、機内(A)側
    のグリース(G)をその給脂圧により前記ダストシール
    (3)の機外(B)側へ溢出させるグリース溢出路(1
    2)を設けたことを特徴とする連鋳機用密封装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の連鋳機用密封装置において、 グリース溢出路(12)が、当該密封装置(1)の外周
    嵌合ゴム部(2)に設けたスリット溝(11)により形
    成されていることを特徴とする連鋳機用密封装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の連鋳機用密封装置に
    おいて、 グリース溢出路(12)の出口部分に、ダストの逆流を
    防止するチェック弁(14)が設けられていることを特
    徴とする連鋳機用密封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014005841A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Mutsubishi Rubber Co Ltd 摺動シール及びそれを備えるシール構造
JP2015064088A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 日本精工株式会社 シール付転がり軸受ユニット

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