JP2003120566A - スクリュー圧縮機 - Google Patents

スクリュー圧縮機

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JP2003120566A
JP2003120566A JP2001318188A JP2001318188A JP2003120566A JP 2003120566 A JP2003120566 A JP 2003120566A JP 2001318188 A JP2001318188 A JP 2001318188A JP 2001318188 A JP2001318188 A JP 2001318188A JP 2003120566 A JP2003120566 A JP 2003120566A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間配管に溜まった油を容易且つ確実に油分
離器に戻すことができ、しかも中間配管に溜まった油を
油分離器へ戻すための手段が簡易な構造で安価な、スク
リュー圧縮機を提供する。 【解決手段】 ガスの圧縮時に圧縮機内に油を噴射しな
がら圧縮を行うようにしたタンデム型のスクリュー圧縮
機であって、低段側圧縮機1から高段側圧縮機5へガス
と油を送給する中間配管10と、高段側圧縮機5から吐
出されて送給されたガスと油から油を分離し得るように
した油分離器12とを備え、中間配管10の天端と油分
離器12の上部とは、中途部に開閉弁14及び逆止弁1
5を備えた均圧配管16により接続され、中間配管10
の底端と油分離器12の下部とは、中途部に開閉弁17
及び逆止弁18を備えた油戻し配管19により接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油を噴射しながら
ガスの圧縮を行う油噴射式タンデム型のスクリュー圧縮
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油噴射式タンデム型のスクリュー
圧縮機の一例は図3〜図5に示されている。図中、1は
低段側スクリューロータ2を備えた低段側圧縮機、3は
低段側圧縮機1の吸入口、4は低段側圧縮機1の吐出口
である。又、5は高段側スクリューロータ6を備えた高
段側圧縮機、7は高段側圧縮機5の吸入口、8は高段側
圧縮機5の吐出口である。更に、9は電動機等の駆動装
置であり、駆動装置9を駆動することにより、低段側ス
クリューロータ2と高段側スクリューロータ6とを回転
駆動し得るようになっている。
【0003】10は低段側圧縮機1の吐出口4と高段側
圧縮機5の吸入口7とを接続する中間配管であり、中間
配管10は低段側圧縮機1側から高段側圧縮機5側へ向
かう中途部で絞られている。而して、中間配管10の低
段側圧縮機1側における大径部の内周下部は、中間配管
10の高段側圧縮機5側における小径部の内周下部より
も低い位置に位置している。
【0004】11は高段側圧縮機5の吐出口8と油分離
器12の下部側面とを接続する配管である。又、スクリ
ュー圧縮機を駆動する際には、油分離器12から低段側
圧縮機1及び高段側圧縮機5内に油を噴射し得るよう、
油分離器12と低段側圧縮機1及び高段側圧縮機5と
は、中途部に給油ポンプを備えた油配管により接続され
ている(図示せず)。
【0005】なお、油分離器12に貯留される油13の
レベルの上限は、中間配管10の大径部に形成される内
周最下部よりも下方に位置するよう制御されるようにな
っている。
【0006】上記スクリュー圧縮機でガスの圧縮を行う
場合には、駆動装置9を駆動して低段側スクリューロー
タ2及び高段側スクリューロータ6を駆動すると共に、
図示してない給油ポンプを駆動して、油分離器12内の
油13を、低段側圧縮機1の低段側スクリューロータ2
間とケーシングの間、及び高段側圧縮機5の高段側スク
リューロータ6間とケーシングの間に噴射させる。
【0007】吸入口3から低段側圧縮機1へ吸入された
ガスは、低段側スクリューロータ2により圧縮され、噴
射された油と共に吐出口4から中間配管10へ送り出さ
れ、中間配管10から吸入口7を経て高段側圧縮機5内
に吸入される。高段側圧縮機5では、ガスは高段側スク
リューロータ6により圧縮され、噴射された油と共に吐
出口8から配管11へ送り出され、配管11から油分離
器12へ送給される。而して、油分離器12では、高圧
のガスは油を分離され、油分離器12から次工程へと送
り出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記スクリュー圧縮機
では、駆動装置9を停止した場合には、給油も停止する
必要があるが、駆動装置9を停止したにも拘らず、誤っ
て給油を停止しなかったような場合には、中間配管10
の大径部下部に油13が溜まる。この場合、駆動装置9
を駆動してスクリュー圧縮機を再起動すると、中間配管
10に溜まっていた油13は、ガスと共に急激に中間配
管10から高段側圧縮機5へ送られ、種々のトラブルが
発生する虞がある。
【0009】そこで、従来は中間配管10に油13が溜
まった場合には、スクリュー圧縮機の再起動を行う前
に、低段側圧縮機1側を加圧するか、或は、高段側圧縮
機5側を真空にして、中間配管10に溜まっている油1
3を高段側圧縮機5及び配管11を経て油分離器12に
戻すようにしている。
【0010】しかしながら、上記したようにして、中間
配管10内に溜まっている油13を油分離器12に戻す
ようにすると、加圧手段や真空手段が必要となって設備
費、運転維持費が高価となるうえ、取扱いも煩雑になる
という問題がある。
【0011】本発明は、上述の実情に鑑み、中間配管に
溜まった油を容易且つ確実に油分離器に戻すことがで
き、しかも中間配管に溜まった油を油分離器へ戻すため
の手段が簡易な構造で安価な、スクリュー圧縮機を提供
することを目的としてなしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のスクリュー圧縮
機は、ガスの圧縮時に圧縮機内に油を噴射しながら圧縮
を行うようにしたタンデム型のスクリュー圧縮機であっ
て、低段側圧縮機から高段側圧縮機へガスと油を送給す
る中間配管と、高段側圧側縮機から吐出されて送給され
たガスと油から油を分離し得るようにした油分離器とを
備え、前記中間配管の油の溜まる部分より上部の空間部
と油分離器の油の溜まる部分より上部の空間部とは、中
途部に第一の開閉弁を備えた均圧配管により接続され、
前記中間配管の油の溜まる部分と油分離器とは、中途部
に第二の開閉弁を備えた油戻し配管により接続されてい
るものである。
【0013】本発明では、中間配管に溜まる油のレベル
は、油分離器の油のレベルよりも高くなるよう構成され
ている。
【0014】本発明によれば、スクリュー圧縮機の停止
時に給油が停止されず、中間配管に油が溜まった場合に
は、第一、第二の開閉弁を開く。そうすると、油分離器
と中間配管は均圧となり、その結果、中間配管に溜まっ
ていた油は、油戻し配管から油分離器へ戻される。
【0015】本発明では、第一、第二の開閉弁を開くだ
けで中間配管に溜まっていた油を容易且つ確実に油分離
器へ戻すことができ、又、油を油分離器へ戻すための手
段としては均圧配管及び油戻し配管と第一、第二の開閉
弁を設けるだけで良いため、構造が簡単で、設備費、運
転維持費が安価となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。図1は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図3に示す従来のも
のと同様である。而して、本図示例の特徴とするところ
は、図1に示す如く、中間配管10の天端と油分離器1
2の油13よりも上部の部分とを、中途部に開閉弁14
及び逆止弁15を備えた均圧配管16により接続すると
共に、中間配管10の底端と油分離器12の下側部と
を、中途部に開閉弁17及び逆止弁18を備えた油戻し
配管19により接続した点にある。
【0017】なお、中間配管10は、図3に示すものと
同様、低段側圧縮機1側から高段側圧縮機5側へ向う途
中で絞られ、低段側圧縮機1側の直径は高段側圧縮機5
側の直径よりも大径になっている。
【0018】逆止弁15は、ガスが中間配管10側から
油分離器12側へ逆流しないよう設けられており、逆止
弁18は、油13が油分離器12側から中間配管10側
へ逆流しないよう設けられている。
【0019】次に、上記図示例の作動を説明する。本図
示例のスクリュー圧縮機を駆動してガスの圧縮を行う場
合には、開閉弁14,17は閉止しておくが、それ以外
は従来の場合と同様にして運転を行うので、スクリュー
圧縮機自体の運転の説明は省略する。
【0020】本図示例のスクリュー圧縮機において、駆
動装置9を停止したにも拘らず、給油が停止されず、中
間配管10の大径部下部に油13が溜まった場合には、
開閉弁14,17を開く。そうすると、油分離器12内
のガスは均圧配管16から中間配管10に流入して、油
分離器12内のガスの圧力と中間配管10内のガスの圧
力は均圧となる。又、中間配管10に溜まっている油1
3のレベルは、油分離器12に貯留されている油13の
レベルよりも高いため、中間配管10内の油13は油戻
し配管19を流通して油分離器12に戻される。
【0021】本図示例のスクリュー圧縮機においては、
開閉弁14,17を開くだけで、中間配管10に溜まっ
ていた油13を容易且つ確実に油分離器12へ戻すこと
ができる。又、開閉弁14及び逆止弁15を備えた均圧
配管16と、開閉弁17及び逆止弁18を備えた油戻し
配管19とを設けるだけで良いため、簡単な構造です
み、従って、設備費、運転維持費とも安価である。
【0022】図2は本発明を実施する形態の他の例であ
って、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を
表わしいてる。本例においては、中間配管10の低段側
圧縮機1側の直径は、高段側圧縮機5側の直径よりも大
きいことは図1の場合と同様である。しかし、中間配管
10の天端の高さは、低段側圧縮機1側においても高段
側圧縮機5側においても、同一の高さとなっている点で
図1の場合とは相違している。従って、中間配管10の
低段側圧縮機1側の下端の位置は、高段側圧縮機5の下
端位置よりも低くなっている点も、図1の場合と同様で
ある。
【0023】斯かる構成とすることによっても図1に示
すスクリュー圧縮機と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0024】なお、本発明のスクリュー圧縮機は、上述
の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項
1、2に記載のスクリュー圧縮機によれば、第一、第二
の開閉弁を開くだけで中間配管に溜まっていた油を容易
且つ確実に油分離器へ戻すことができ、又、油を油分離
器へ戻すための手段としては均圧配管及び油戻し配管と
第一、第二の開閉弁を設けるだけで良いため、構造が簡
単で、設備費、運転維持費が安価となる、等種々の優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリュー圧縮機の実施の形態の一例
を示す全体側面図である。
【図2】本発明のスクリュー圧縮機の実施の形態の他の
例を示す全体側面図である。
【図3】従来のスクリュー圧縮機の一例を示す全体側面
図である。
【図4】図3のIV−IV方向矢視図である。
【図5】図3のV−V方向矢視図である。
【符号の説明】
1 低段側圧縮機 5 高段側圧縮機 10 中間配管 12 油分離器 13 油 14 開閉弁(第一の開閉弁) 16 均圧配管 17 開閉弁(第二の開閉弁) 19 油戻し配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの圧縮時に圧縮機内に油を噴射しな
    がら圧縮を行うようにしたタンデム型のスクリュー圧縮
    機であって、低段側圧縮機から高段側圧縮機へガスと油
    を送給する中間配管と、高段側圧縮機から吐出されて送
    給されたガスと油から油を分離し得るようにした油分離
    器とを備え、前記中間配管の油の溜まる部分より上部の
    空間部と油分離器の油の溜まる部分より上部の空間部と
    は、中途部に第一の開閉弁を備えた均圧配管により接続
    され、前記中間配管の油の溜まる部分と油分離器とは、
    中途部に第二の開閉弁を備えた油戻し配管により接続さ
    れていることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 【請求項2】 中間配管に溜まる油のレベルは、油分離
    器の油のレベルよりも高くなるよう構成されている請求
    項1に記載のスクリュー圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105864050A (zh) * 2016-06-03 2016-08-17 珠海格力电器股份有限公司 二次分油组件、油液分离装置以及压缩机系统

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