JP3391407B2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP3391407B2
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洋一 原田
文貴 羽山
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、六面体形状の本体ケー
シング内にポンプと気液分離装置と、緩流室と気液分離
室とバイパス弁とを設けたポンプ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】かかる形式のポンプ装置は、例えば給油
所の給油装置に組込まれており、油例えばガソリンのベ
ーパを分離して給油するのに好適に用いられている。そ
して、かかる形式のポンプ装置は、本出願人による特公
平4−15399号公報、特公平4−19389号公報
等に開示されている。 【0003】このポンプ装置はタンクからの油をポンプ
で吸上げて例えば自動車の燃料タンクに給油するので、
本体ケーシングの流入口には油の落下を防止するチェッ
ク弁や、ごみ等の異物の侵入を防止するストレーナが設
けられ、またポンプの出口には気液分離装置が設けら
れ、気泡を含む油は気液分離室において気液が分離さ
れ、分離された気体は大気に放出され、液体はチェック
弁を介して再びポンプに吸引されるようになっている。
また、気泡を含まない油はストレーナおよびコントロー
ル弁を介して本体ケーシングの流出口から流出する。ポ
ンプとしては歯車ポンプが用いられており、歯車ポンプ
は回転数によって吐出量が定まるので、吐出量の変化に
対応するためにバイパス弁を有するバイパス通路が設け
られている。 【0004】このようにポンプ装置の全機能を1つの本
体ケーシング内に組込んでいるので、コンパクトとなる
反面、構造の複雑化は避けられない。そのために本体ケ
ーシングは中子の多い鋳造を必要とし、不良品の発生が
生じ、中子が多いためにダイキャスト鋳造もできなかっ
た。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、従来のポンプ装置の全機能を損うことなく、ダイ
キャスト鋳造が可能となるポンプ装置を提供するにあ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、六面体
形状の本体ケーシング内にポンプと気液分離装置と緩流
室と気液分離室とバイパス弁とを設けたポンプ装置にお
いて、本体ケーシングの開放された一面に流入側のスト
レーナと流出側のストレーナとを有する第1の蓋体を取
付けて緩流室を形成し、本体ケーシングの開放された他
面に第2の蓋体を取付けて気液分離室を形成してある。 【0007】 【作用効果の説明】したがって、本体ケーシング内に
は、ポンプ自体と気液分離室とが形成され、そして本体
ケーシングと第1の蓋体とによって緩流室が形成され、
本体ケーシングと第2の蓋体とによって気液分離室が形
成されているので、これらを垂直面内においてのみ凹凸
のある単純な形状に形成でき、ダイキャスト鋳造を適用
できる。また必要な部品である流入側および流出側のス
トレーナは第1の蓋体に取付ければよく、組立作業も容
易である。 【0008】 【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 【0009】図1は本発明の一実施例の全体説明図であ
り、図において、A−A線は本体ケーシングと第1の蓋
体との接合面を示し、B−B線は本体ケーシングと第2
の蓋体との接合面を示している。 【0010】第1の蓋体に取付けられた流入側のストレ
ーナ室1は流入口Iを有し、チェック弁2により油の落
下を防止している。ストレーナ室1からの油は油路L1
を介して本体ケーシングに設けたポンプ3に吸引され、
ポンプ3で圧送される油は油路L2を介して本体ケーシ
ングに設けた気液分離装置4に流入して気泡をほとんど
含まない油は油路L3を介して第1の蓋体と本体ケーシ
ングとで形成された緩流室5に流入する。この緩流室5
で若干油中に含まれている気泡が分離されて油は油路L
4を通って第1の蓋体に設けた流出側ストレーナ室6に
流れ、そして図示の例では2つの流出口O1およびO2
を有するコントロール弁室7から流出するようになって
いる。このコントロール弁室7にはコントロール弁7a
が設けられ、分配室を形成している。このように2つの
流出口O1およびO2を設けた理由は給油機において1
つのポンプから2つの流量計を介して給油ホースが接続
されている、いわゆるダブル形式のものに適用するため
であって、1つだけでよい場合は一方の流出口を蓋でふ
さげばよい。 【0011】そして、気液分離室4において分離された
気泡を含む油は油路L5を通って、また緩流室5におい
て分離された気体はラインL6を通って気液分離室8に
流入する。なお、緩流室5のラインL6の入口にはフロ
ート弁9が設けられ、油が緩流室5に充満したときにフ
ロート弁9が閉じて、液体がラインL6に流入しないよ
うにしてある。 【0012】気液分離室8は本体ケーシングと第2の蓋
体とによって形成されており、分離された気体すなわち
ベーパーを大気解放口27を介して大気に放出する大気
開放弁10と、気液分離室8内に油が一定量溜ったとき
に油路L7を介してポンプ3の吸込側に戻すフロート弁
11とが設けられている。 【0013】また、バイパス路L8が緩流室5からポン
プ3の吸込側に戻されるようになっており、このバイパ
ス路L8には一定圧力以上で開くバイパス弁12が設け
られている。 【0014】次に本発明の具体的な実施例を図2ないし
図5を参照して説明する。 【0015】図2および図3に示すように、全体を符号
20で示す本発明を実施したポンプ装置は、本体ケーシ
ング21と第1の蓋体22と第2の蓋体23とよりな
り、全体的に六面体形状に形成され、多数のボルト13
により互いに固着され一体化されている。本体ケーシン
グ21の側面にはポンプ3が挿入されて取付けられてお
り、かつ、同じ側面に油路L5を有する気液分離装置4
およびバイパス弁12が取付けられている。その反対側
の側面にはポンプ3のポンプ軸24が突出しており、こ
のポンプ軸には例えば図示しないプーリが取付けられ図
示しないモータにより回転させられるようになってい
る。 【0016】第1の蓋体22には流入口Iを有する流入
側ストレーナ室1と流出側ストレーナ室6とが取付けら
れており、その流出側ストレーナ室6の上部に棚部25
が形成され、その棚部25を覆う蓋部26とでコントロ
ール弁室7すなわち分配室を構成し、流出口O1および
O2が設けられている。第2の蓋体23には大気開放口
27が取付けられている。 【0017】図4および図5は内部の配置を示し、本体
ケーシング21は第1および第2の蓋体22、23と平
行な第1の壁30で仕切られており、その第1の蓋体2
2の側には前記第1の壁30と直角方向に延びる第2の
壁31が設けられている。そして第1の蓋体22にも前
記壁31と対応して壁32が設けられ、したがって、第
1の蓋体22を閉じたときに緩流室5とポンプ流入室3
3とが区画されている。 【0018】そして第1の蓋体22には流入側ストレー
ナ室1とポンプ流入室33とを連通する油路L1(図
1)を構成する開口34および緩流室5と流出側ストレ
ーナ室6とを連通する油路L4(図1)を構成する開口
35がそれぞれの室の側に穿設されている。さらに気液
分離装置4の端部には該装置4と緩流室5とを連通する
油路L3(図1)を構成する孔36が設けられている。
なお、バイパス弁12はポンプ流入室33の上部と緩流
室5の上部とを連通する油路L8(図1)に設けられて
いる。 【0019】図5に示すように壁30の反対側は気液分
離室8を構成しており、その下部には気液分離室8に液
が溜ると開くフロート弁11が設けられ、そして油が溜
ってフロート弁11が開くと気液分離室8とポンプ流入
室33とを連通する油路L7(図1)を構成する孔37
(図4)がポンプ流入室33側に開口している。また、
気体が溜って緩流室5の上部に設けたフロート弁9が開
くと緩流室5と気液分離室8とを連通するラインL6を
構成する孔39が気液分離室8の上部に開口している。
第2の蓋体23の上部には大気放出弁10が取付けらて
大気解放口27に連通している。 【0020】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、ポンプや
気液分離装置が本体ケーシングに設けられ、第1の蓋体
側に緩流室を形成し、第2の蓋体側に気液分離室を形成
したので、ポンプおよび気液分離装置のケーシングが両
面からダイキャストで製造でき、ポンプ装置の機能を損
うことなく、容易に多量生産をすることができる。また
各部品の組付けも容易であり、生産効率が向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施したポンプ装置の液の流れを示す
全体説明図。 【図2】本発明を実施したポンプ装置を第1の蓋体側か
ら見た斜視図。 【図3】本発明を実施したポンプ装置を第2の蓋体側か
ら見た斜視図。 【図4】第1の蓋体を取りはずした内部を示す分解斜視
図。 【図5】第2の蓋体を取りはずして内部を示す分解斜視
図。 【符号の説明】 1・・・流入側ストレーナ室 2・・・チェック弁 3・・・ポンプ 4・・・気液分離装置 5・・・緩流室 6・・・流出側ストレーナ室 7・・・コントロール弁室(分配室) 7a・・・コントロール弁 8・・・気液分離室 9、11・・・フロート弁 10・・・大気放出弁 L1〜L8・・・油路又はライン 21・・・本体ケーシング 22・・・第1の蓋体 23・・・第2の蓋体 30、31、32・・・壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 日出夫 東京都港区芝浦二丁目12番13号 株式会 社タツノ・メカトロニクス内 (56)参考文献 特開 昭62−41998(JP,A) 特開 平3−112560(JP,A) 特開 平4−6097(JP,A) 特開 平4−1478(JP,A) 特開 平1−178782(JP,A) 実開 昭61−142180(JP,U) 実開 昭55−154373(JP,U) 特公 平4−15399(JP,B2) 特公 平4−19389(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 21/06 F04C 15/00 F04B 39/14 B67D 5/58 F04B 39/16 F04C 29/00 F04D 29/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 六面体形状の本体ケーシング内にポンプ
    と気液分離装置と緩流室と気液分離室とバイパス弁とを
    設けたポンプ装置において、本体ケーシングの開放され
    た一面に流入側のストレーナ室と流出側のストレーナ室
    とを有する第1の蓋体を取付けて緩流室を形成し、本体
    ケーシングの開放された他面に第2の蓋体を取付けて気
    液分離室を形成したことを特徴とするポンプ装置。
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