JP2004125295A - 冷媒回収装置および冷媒回収方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷媒回収対象製品22から圧縮機31に至る配管に、真空発生装置であるエジェクタ24を介設したことにより、エジェクタ24のアスピレーション作用により冷媒回収対象製品22からの冷媒吸引能力が高まり、効率的に冷媒回収対象製品22からの冷媒回収率を高めることができる。また、圧縮機31の負圧連続運転を防止でき、圧縮機31の故障率を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫等の冷凍装置から冷媒を回収する冷媒回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に上記従来の冷媒回収装置の構成図を示す。図において、1は冷媒回収装置で、冷媒回収対象製品2の配管からピアシングバルブ等の回収冶具を介してホース3を通してオイル回収器4につながっている。オイル回収器4には加熱装置5を有し、回収されたオイルを過熱することでオイルに溶け込んだ冷媒を分離する。6はオイルセパレータで冷媒とオイルを分離し、ドライヤ7で水分、異物が除去され、圧縮機8につながる。そしてオイルセパレータ9を通り凝縮器10、容器12につながっている。オイルセパレータ9により分離したオイルは圧縮機8に戻される。そして、凝縮器10の近傍には冷却ファン11、容器12には冷却手段13を有している。容器12に溜まった液冷媒は回収ボンベ14に回収される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上記構成において、圧縮機8の運転により冷媒回収対象製品2から冷媒、オイルが吸引されオイル回収器4に入る。加熱装置5で分離された冷媒は、さらにオイルセパレータ6でオイルが分離され、ドライヤ7で水分、異物が除去された後、圧縮機8で高温高圧ガスとなり、オイルセパレータ9でさらにオイルを分離し、凝縮器10で液化された冷媒は容器12に滞留後、回収ボンベ14に回収される。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−152233号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の冷媒回収装置1では、冷媒回収対象製品2からの冷媒、オイルの回収が進むにつれて(冷媒回収対象製品2内の残冷媒が減るにつれて)オイル回収器4内の圧力が低下する。そして、圧縮機8は、圧縮機保護のため、低圧側(吸込み側)圧力が所定圧力(例えば大気圧)以下になると停止し、圧力が高まると運転を再開するという装置であり、冷媒回収対象製品2の冷媒回収率を高めることが難しかった。また、冷媒回収率を高めるためには上記運転停止動作を繰り返すことが必要となり、長時間を要し作業性が非常に低下するという課題を有していた。
【0006】
また、上記従来の冷媒回収装置1の圧縮機8は密閉型でオイル入りを使用した強制吸引式が主流であり、連続、又は長時間負圧運転すると圧縮機内のオイル潤滑に不具合が生じ、損傷(焼き付け)の原因となり使用時に故障することが多いという課題を有していた。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、短時間で冷媒回収対象製品の冷媒回収率を高めることができる冷媒回収装置および冷媒回収方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、故障の少ない冷媒回収装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機の吸引作用により冷媒を回収するものにおいて、製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、真空発生装置であるエジェクタを介設し、エジェクタのアスピレーション作用により製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、冷媒回収用圧縮機の低圧側(吸込み側)圧力を極端な低圧(例えば大気圧以下)の真空運転にすることなく効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、エジェクタをバイパスするバイパス配管を接続し、エジェクタを介設した配管と前記バイパス配管とを切替える切替バルブを設けたものであり、状況に応じてエジェクタ側に流すかどうかの経路を選択でき、エジェクタに不具合が生じても、冷媒回収装置停止による回収率低下を抑えることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収した冷媒の一部を用いるものであり、外部から別途エジェクタの動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタの動作が可能となる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収ボンベに回収した冷媒の一部を用いるものであり、外部から別途エジェクタの動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタの動作が可能となるとともに、回収ボンベから回収冷媒を放出することによる自己冷却作用により回収ボンベ自身が冷却され、圧力低下による回収ボンベ内の冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の高圧側圧力も低下でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタを複数並列に介設したものであり、エジェクタのアスピレーション作用による製品からの冷媒吸引能力をさらに高めることができ、冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイル回収器を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を回収するものにおいて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設し、前記製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の組合せによる2段圧縮工程により、冷媒回収用圧縮機の低圧側(吸込み側)圧力を低圧(例えば大気圧以下)にし過ぎることなく効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を複数並列に介設したものであり、製品からの冷媒吸引能力をさらに高めることができ、冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷媒回収装置に加えて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設し、エジェクタのアスピレーション作用とオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の運転により製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、相乗効果により冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の運転は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときに作動させるものであり、必要な時のみオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を運転させることで、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機と冷媒回収用圧縮機の耐久信頼性が高まり、故障率が低下する。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、エジェクタの動作は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときにエジェクタの動作媒体を流し作動させるものであり、必要な時のみエジェクタを動作させることで、エジェクタの耐久信頼性が高まり、故障率が低下する。
【0019】
請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の発明において、冷媒回収用圧縮機に開放型または半密閉型圧縮機を用いたものであり、密閉型圧縮機に比べオイル上がりしにくく故障率を低減した冷媒回収装置を提供できる。
【0020】
請求項12に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、前記エジェクタの動作媒体入口部に冷媒を噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより、前記製品からの冷媒の吸入を促進し、前記冷媒回収用圧縮機により吸入した冷媒を圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、冷媒回収用圧縮機の低圧側(吸込み側)圧力を極端な低圧(例えば大気圧以下)の負圧連続運転にすることなく効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0021】
請求項13に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、吸入した冷媒を前記冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するとともに、回収した冷媒の一部を前記エジェクタの動作媒体入口部に噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより前記製品からの冷媒の回収を促進するものであり、外部から別途エジェクタの動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタの動作が可能となるとともに、回収ボンベから回収冷媒を放出することによる自己冷却作用により回収ボンベ自身が冷却され、圧力低下による回収ボンベ内の冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の高圧側圧力も低下でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0022】
請求項14に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により冷媒を吸入、圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮、吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の組合せによる2段圧縮工程により、冷媒回収用圧縮機の低圧側(吸込み側)圧力を低圧(例えば大気圧以下)にし過ぎることなく効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0023】
請求項15に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸引力により冷媒を吸入し、吸入した冷媒をオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、エジェクタの吸引力とオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の吸引力の相乗効果により冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷媒回収方法および冷媒回収装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の冷媒回収装置の構成図、図2は真空発生装置であるエジェクタの断面概略図を示す。
【0026】
図において、21は冷媒回収装置で、冷媒回収対象製品22の配管からピアシングバルブ等の回収冶具を介してホース22aから切替バルブ23に連結する。切替バルブ23から一方はバイパス管25を通りオイル回収器26につながり、他方はエジェクタ配管24aからエジェクタ24のエジェクタ吸入部(A)につながり、エジェクタ出口部(C)からオイル回収器26につながっている。オイル回収器26には加熱装置27を有し、回収されたオイルを過熱することでオイルに溶け込んだ冷媒を分離する。29はオイルセパレータで、冷媒とオイルを分離し、ドライヤ30で水分、異物が除去され、圧縮機31につながる。そしてオイル分離器32を通り凝縮器33、容器35につながっている。オイル分離器32により分離したオイルは圧縮機31に戻される。そして、凝縮器33の近傍には冷却ファン34を有している。容器35に溜まった回収冷媒は回収ボンベ36に回収される。そして、回収ボンベ36の上部には圧力可変バルブ37を介して配管38がエジェクタ24の動作媒体入口部(B)に接続されている。エジェクタ24はエジェクタ配管24aから並列に2個設置されている。なお、28はオイル回収容器で、オイル回収器26に溜まったオイルを適宜回収する。
また、切替バルブ23は手動の切替バルブとし、通常はエジェクタ24側に開いた状態としている。また、圧力可変バルブ37は通常0.3〜0.4MPa程度に設定されている。また、圧縮機31の上流で吸込み側には圧力センサ31aを設けている。また、配管38のエジェクタ24と圧力可変バルブ37の間には開閉弁37aを設け、圧力センサ31aが所定圧力以下になった時に開閉弁37aを開とする。
【0027】
上記構成において、圧縮機31の運転により冷媒回収対象製品22から冷媒、オイルが吸引されオイル回収器26に入る。加熱装置27で分離された冷媒は、さらにオイルセパレータ29でオイルが分離され、ドライヤ30で水分、異物が除去された後、圧縮機31で高温高圧ガスとなり、オイルセパレータ32でさらにオイルを分離し、凝縮器33で液化された冷媒は容器35に滞留後、回収ボンベ36に回収される。
【0028】
ここで、冷媒回収対象製品22の回収接続部からオイル回収器26に至る配管中に、真空発生装置であるエジェクタ24を介設しているので、冷媒回収対象製品22内の冷媒、オイルはホース22aから切替バルブ23を通りエジェクタ配管24aからエジェクタ24のエジェクタ吸入部(A)に至る。そして、圧縮機31の吸込み側圧力センサ31aが所定圧力(たとえば大気圧)以下になった時に開閉弁37aが開放し、回収ボンベ36からの回収冷媒の一部が、圧力可変バルブ37で0.3〜0.4MPa程度の圧力に調整され配管38を通りエジェクタ24の動作媒体入口部(B)に噴流される。そして、そのときのアスピレーション作用により、エジェクタ吸入部(A)の圧力は、300mmHg程度の真空度が発生するので、回収される冷媒、オイルは、この真空作用により冷媒回収対象製品22からすばやくオイル回収器26に回収される。したがって、短時間で製品からの冷媒回収率を高めることができる。
【0029】
また、エジェクタ24のエジェクタ出口部(C)からは、エジェクタ24の動作媒体入口部(B)に噴流される回収ボンベ36からの回収冷媒の一部と冷媒回収対象製品22から回収される冷媒、オイルが合流して流れ、オイル回収器26、オイルセパレータ29、ドライヤ30を通り圧縮機31の低圧側(吸込み側)から吸入されるので、圧縮機31の低圧側(吸込み側)圧力を低圧(例えば大気圧以下)にし過ぎることがなく圧縮機31の負圧連続運転を防止でき、オイル上がりによる圧縮部の焼き付け等の故障率を低減することができる。
【0030】
また、真空発生装置であるエジェクタ24の動作媒体として、回収した冷媒の一部を用いているので、外部から別途エジェクタ24の動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタ24の動作が可能となり、低コスト化が図れる。
【0031】
また、真空発生装置であるエジェクタ24の動作媒体として、回収ボンベ36に回収した冷媒の一部を用いるものであり、外部から別途エジェクタ24の動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタ24の動作が可能となるとともに、回収ボンベ36から回収冷媒を放出することによる自己冷却作用により回収ボンベ自身が冷却され、圧力低下による回収ボンベ内の冷媒回収率を高めることができる。また、圧縮機31の高圧側圧力も低下でき、圧縮機31の故障率を低減することができる。
【0032】
また、真空発生装置であるエジェクタ24を複数並列に介設しているので、エジェクタのアスピレーション作用による製品からの冷媒吸引能力をさらに高めることができ、冷媒回収率を高めることができるとともに冷媒回収対象製品22からの冷媒回収時間を短縮することができる。また、エジェクタ24の1つが不具合が生じても冷媒回収装置21を停止する必要がなく、回収効率が高まる。
【0033】
また、エジェクタ24の動作は、冷媒回収用圧縮機31の吸入側圧力を測定する圧力センサ31aが所定圧力(例えば大気圧)以下になったときに開閉弁37aを開放し、エジェクタ24の動作媒体を流し作動させるものであり、冷媒回収が進み比較的圧力が下がった時点でエジェクタ24を動作させることで、エジェクタ24の耐久信頼性が高まり、故障率が低下する。
【0034】
また、切替バルブ23は手動式としているので、エジェクタ24に不具合が生じても、切替バルブ23をバイパス管25側に切替え、オイル回収器26につながり冷媒回収装置21を停止する必要がなく、停止による回収率低下を抑えることができる。
【0035】
なお、本実施の形態では、切替バルブ23は手動式としたが、圧力センサ31aにより、低圧側の圧力が所定値以下(例えば大気圧以下)となった場合に流路を切替える電動切替弁としても良い。
【0036】
また、切替バルブ23およびバイパス管25を設けず、冷媒回収対象製品22からの回収冷媒はすべてエジェクタ24を通過する配管としても良い。この場合、切替バルブ23およびバイパス管25を省くことで、低コスト化が図れる。
【0037】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2の冷媒回収装置の構成図である。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】
図3において、39は冷媒回収装置で、オイル回収器26と圧縮機31の間に切替バルブ41を配し、切替バルブ41の一方を主配管42に接続し、ドライヤ30、圧縮機31につながる流路と、主配管42をバイパスするように、切替バルブ41の他方をバイパス配管43、オイルレス圧縮機40、ドライヤ30、圧縮機31につながる流路とを形成している。切替バルブ41の切替とオイルレス圧縮機40の運転制御は圧縮機31の低圧側(吸込み側)の圧力センサ31aにより、低圧側(吸込み側)圧力が所定値(例えば大気圧以下)となった場合、切替バルブ41をオイルレス圧縮機40側に開きオイルレス圧縮機40を運転するものである。オイルレス圧縮機40は内部に潤滑用のオイルを必要としないもので、能力は小さいが、オイル上がりによる圧縮部の焼き付け等の故障は発生しにくいという特性を有している。
【0039】
上記構成において、圧縮機31の運転により冷媒回収対象製品22から冷媒、オイルが吸引されオイル回収器26に入る。加熱装置27で分離された冷媒は、主配管42を通り、ドライヤ30で水分、異物が除去された後、圧縮機31で高温高圧ガスとなり、オイルセパレータ32でさらにオイルを分離し、凝縮器33で液化された冷媒は容器35に滞留後、回収ボンベ36に回収される。
【0040】
ここで、圧縮機31の低圧側(吸込み側)の圧力センサ31aにより、低圧側(吸込み側)圧力が所定値(例えば大気圧以下)となった場合、切替バルブ41をオイルレス圧縮機40側に開き、オイルレス圧縮機40を運転することにより、オイル回収器26内は大気圧以下の真空域に減圧され、この真空作用により冷媒回収対象製品22からすばやくオイル回収器26に回収される。したがって、短時間で製品からの冷媒回収率を高めることができる。
【0041】
また、圧縮機31の低圧側は、圧力センサ31aとオイルレス圧縮機40の運転により常に所定値(例えば大気圧以上)を維持することで圧縮機31の負圧運転を防止でき、オイル上がりによる圧縮部の焼き付け等の故障率を低減することができる。
【0042】
また、回収初期は、圧縮機31の低圧側は比較的高く、オイルレス圧縮機40の運転は必要なく、回収が進むにつれて低圧側が下がり、圧力が所定値(例えば大気圧以下)となった場合、切替バルブ41をオイルレス圧縮機40側に開き、オイルレス圧縮機40を運転することにより、オイルレス圧縮機40の効率的使用が可能となり、オイルレス圧縮機40の耐久信頼性が高まるとともに省エネが図れる。
【0043】
なお、切替バルブ41からバイパス配管43を介して、オイルレス圧縮機40を複数並列に介設しても良い。この場合、冷媒回収対象製品22からの冷媒吸引能力をさらに高めることができ、冷媒回収率を高めることができるとともに冷媒回収対象製品22からの冷媒回収時間を短縮することができる。また、複数並列することで1つのオイルレス圧縮機40が故障した場合でも冷媒回収装置39の停止には至らず回収効率を高めることができる。
【0044】
また、図4に示すように、本実施の形態に、加えて、冷媒回収対象製品22とオイル回収器26の間にエジェクタ24を配設した冷媒回収装置44としても良い。この場合、エジェクタ24のアスピレーション作用とオイルレス圧縮機40の運転により冷媒回収対象製品22からの冷媒吸引能力が相乗的に高まり、冷媒回収率を高めることができるとともに冷媒回収対象製品22からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0045】
なお、オイルレス圧縮機40は、負圧運転が連続的に可能な圧縮機であれば、オイルレスに限定されるものではない。
【0046】
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3の冷媒回収装置の構成図である。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0047】
図において、45は冷媒回収装置で、冷媒回収対象製品22の配管からピアシングバルブ等の回収冶具を介してホース22aからオイル回収器46につながる。オイル回収器46の下流には圧力センサ31aを介して切替バルブ47につながり、切替バルブ47の一方は直接オイルセパレータ29につながり、他方はエジェクタ配管48を介して、エジェクタ49のエジェクタ吸入部(A)につながる。切替バルブ47は通常、エジェクタ配管48側に流れるように設定されている。
【0048】
上記構成において、冷媒回収装置45の圧縮機31の運転により、冷媒回収対象製品22の回収接続部から冷媒、オイルがオイル回収器46に回収され、オイルと冷媒は分離され、冷媒はエジェクタ配管48を通りエジェクタ49のエジェクタ吸入部(A)に入り、エジェクタ出口部(C)からオイルセパレータ29、ドライヤ30を通り、圧縮機31で圧縮され、凝縮器33で凝縮され、回収ボンベ36に回収される。上記回収工程において、回収初期は圧力センサ31aは比較的高く、回収が進むにつれてオイル回収器46内の圧力は低下し、圧力センサ31aが所定圧力(たとえば大気圧)以下になった時に開閉弁37aが開放し、回収ボンベ36からの回収冷媒の一部が、圧力可変バルブ37で0.3〜0.4MPa程度の圧力に調整され配管38を通りエジェクタ49の動作媒体入口部(B)に噴流される。そして、そのときのアスピレーション作用により、エジェクタ吸入部(A)の圧力は、300mmHg程度の真空度が発生するので、オイル回収器46内の真空度も高まり、回収される冷媒、オイルは、この真空作用により冷媒回収対象製品22からすばやくオイル回収器46に回収される。したがって、短時間で製品からの冷媒回収率を高めることができる。
【0049】
また、エジェクタ49はオイル回収器46の下流側に配置しているので、エジェクタ49にはオイル回収器46で分離された冷媒のみが流れることになる。したがって、オイルと冷媒の混合状態で流れる場合に比べエジェクタ49の詰まり等の不具合の生じる可能性が少なくなる。
なお、切替バルブ47を設けず、回収冷媒をエジェクタ配管48を介して、エジェクタ49のエジェクタ吸入部(A)につなげるものとしてもよい。
【0050】
また、圧縮機31に開放型圧縮機または半密閉型圧縮機を用いることが望ましい。この場合、密閉型圧縮機に比べオイル上がりしにくく故障率を低減した冷媒回収装置を提供することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機の吸引作用により冷媒を回収するものにおいて、製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、真空発生装置であるエジェクタを介設し、エジェクタのアスピレーション作用により製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0052】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、エジェクタをバイパスするバイパス配管を接続し、エジェクタを介設した配管と前記バイパス配管とを切替える切替バルブを設けたものであり、状況に応じてエジェクタ側に流すかどうかの経路を選択でき、エジェクタに不具合が生じても、冷媒回収装置停止による回収率低下を抑えることができる。
【0053】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収した冷媒の一部を用いるものであり、外部から別途エジェクタの動作媒体を供給することなく、連続的に真空発生装置であるエジェクタの動作が可能となり、低コスト化が図れる。
【0054】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収ボンベに回収した冷媒の一部を用いるものであり、自己冷却作用により回収ボンベ自身が冷却され、圧力低下による回収ボンベ内の冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の高圧側圧力も低下でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0055】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、真空発生装置であるエジェクタを複数並列に介設したものであり、冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0056】
また、請求項6に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイル回収器を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を回収するものにおいて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設し、前記製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0057】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を複数並列に介設したものであり、冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0058】
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷媒回収装置に加えて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設し、エジェクタのアスピレーション作用とオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の運転により製品からの冷媒吸引能力を高めたものであり、相乗効果により冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【0059】
また、請求項9に記載の発明は、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の発明において、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の運転は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときに作動させるものであり、必要な時のみオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を運転させることで、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機と冷媒回収用圧縮機の耐久信頼性が高まり、故障率が低下する。
【0060】
また、請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、エジェクタの動作は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときにエジェクタの動作媒体を流し作動させるものであり、必要な時のみエジェクタを動作させることで、エジェクタの耐久信頼性が高まり、故障率が低下する。
【0061】
また、請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の発明において、冷媒回収用圧縮機に開放型または半密閉型圧縮機を用いたものであり、密閉型圧縮機に比べオイル上がりしにくく故障率を低減した冷媒回収装置を提供できる。
【0062】
また、請求項12に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、前記エジェクタの動作媒体入口部に冷媒を噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより、前記製品からの冷媒の吸入を促進し、前記冷媒回収用圧縮機により吸入した冷媒を圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、冷媒回収用圧縮機の低圧側(吸込み側)圧力を極端な低圧(例えば大気圧以下)の負圧連続運転にすることなく効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0063】
また、請求項13に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、吸入した冷媒を前記冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するとともに、回収した冷媒の一部を前記エジェクタの動作媒体入口部に噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより前記製品からの冷媒の回収を促進するものであり、圧力低下による回収ボンベ内の冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の高圧側圧力も低下でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0064】
また、請求項14に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により冷媒を吸入、圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮、吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、効率的に製品からの冷媒回収率を高めることができる。また、冷媒回収用圧縮機の負圧連続運転を防止でき、冷媒回収用圧縮機の故障率を低減することができる。
【0065】
また、請求項15に記載の発明は、冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸引力により冷媒を吸入し、吸入した冷媒をオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するものであり、エジェクタの吸引力とオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の吸引力の相乗効果により冷媒回収率を高めることができるとともに製品からの冷媒回収時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷媒回収装置の構成図
【図2】同実施の形態の真空発生装置であるエジェクタの断面概略図
【図3】本発明の実施の形態2の冷媒回収装置の構成図
【図4】同実施の形態の他の冷媒回収装置の構成図
【図5】本発明の実施の形態3の冷媒回収装置の構成図
【図6】従来の冷媒回収装置の構成図
【符号の説明】
21、39、44、45 冷媒回収装置
22 冷媒回収対象製品
24、49 エジェクタ
26、46 オイル回収器
31 圧縮機
36 回収ボンベ
40 オイルレス圧縮機
Claims (15)
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機の吸引作用により冷媒を回収するものにおいて、製品の冷媒配管から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、真空発生装置であるエジェクタを介設し、エジェクタのアスピレーション作用により製品からの冷媒吸引能力を高めた冷媒回収装置。
- エジェクタをバイパスするバイパス配管を接続し、エジェクタを介設した配管と前記バイパス配管とを切替える切替バルブを設けた請求項1に記載の冷媒回収装置。
- 真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収した冷媒の一部を用いる請求項1または2に記載の冷媒回収装置。
- 真空発生装置であるエジェクタの動作媒体として、回収ボンベに回収した冷媒の一部を用いる請求項1または2に記載の冷媒回収方法。
- 真空発生装置であるエジェクタを複数並列に介設したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷媒回収装置。
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイル回収器を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を回収するものにおいて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設し、前記製品からの冷媒吸引能力を高めた冷媒回収装置。
- オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を複数並列に介設した請求項6に記載の冷媒回収装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷媒回収装置に加えて、オイル回収器から冷媒回収用圧縮機に至る配管に、オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機を介設した冷媒回収装置。
- オイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機の運転は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときに作動させる請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の冷媒回収装置。
- エジェクタの動作は、冷媒回収用圧縮機の吸入側圧力が所定圧力以下になったときにエジェクタの動作媒体を流し作動させる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷媒回収装置。
- 冷媒回収用圧縮機に開放型または半密閉型圧縮機を用いた請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の冷媒回収装置。
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、前記エジェクタの動作媒体入口部に冷媒を噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより、前記製品からの冷媒の吸入を促進し、前記冷媒回収用圧縮機により吸入した冷媒を圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収する冷媒回収方法。
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸入部を介して冷媒回収用圧縮機により冷媒を吸入し、吸入した冷媒を前記冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収するとともに、回収した冷媒の一部を前記エジェクタの動作媒体入口部に噴流させて前記エジェクタの吸入部を減圧することにより前記製品からの冷媒の回収を促進する冷媒回収方法。
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により冷媒を吸入、圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮、吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収する冷媒回収方法。
- 冷凍サイクルを有する製品の冷媒配管からエジェクタの吸引力により冷媒を吸入し、吸入した冷媒をオイルレス圧縮機または負圧運転が連続的に可能な圧縮機により圧縮、送達し、送達した冷媒を冷媒回収用圧縮機により圧縮吐出し、吐出された冷媒を凝縮器で液化した後、回収ボンベに回収する冷媒回収方法。
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