JP2003120544A - 圧縮機制御装置 - Google Patents
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Abstract
つ、モータ単独で駆動される時の圧縮機の作動効率を高
めて消費電力の低減を可能とする圧縮機制御装置を提供
する。 【解決手段】 冷凍サイクル装置200内に含まれ冷媒
を圧縮する可変容量型の圧縮機110と、バッテリ12
を電源として作動するモータ120と、エンジン10お
よびモータ120の駆動力を選択して圧縮機110を作
動させると共にその吐出容量を制御する制御装置130
とを有し、エンジン10が停止した場合に、モータ12
0によって圧縮機110が選択作動される圧縮機制御装
置において、制御装置130は、モータ120によって
圧縮機110を作動させる際に、可変可能な範囲におい
て圧縮機110の吐出容量を冷凍サイクル装置200の
作動に必要とされる吐出容量よりも大きくして、ON−
OFF作動させる。
Description
が停止される、いわゆるアイドルストップ車両の空調装
置または冷凍サイクル装置に用いて好適な圧縮機制御装
置に関するものである。
ンプレッサ装置)は、例えば、特開2000−2295
16号公報のように、エンジンあるいはモータによって
選択的に圧縮機が作動され、冷凍サイクル装置を作動さ
せるものが知られている。
ている時は、電磁クラッチを介して(電磁クラッチをO
Nにして)圧縮機が作動され、また、エンジン停止時に
は、電磁クラッチがOFFされバッテリを電源とするモ
ータによって圧縮機が作動されるものである。
は多量の電力を消費するため、必要最小限の作動に留め
るのが好ましいという考えから、ここでは以下のような
制御を行なっている。即ち、圧縮機は斜板式可変容量の
ものとしており、まずエンジンが停止されると予知され
た時点で圧縮機の吐出容量が所定値以上であれば、電磁
クラッチのOFFを遅らせて、更に吐出容量を大きくし
てエンジンの駆動力で圧縮機を継続作動させ、冷房温度
を下げるようにしている。次に、吐出容量を減少させ、
圧縮機をエンジンと共にモータで作動させる。その後
に、電磁クラッチをOFF、エンジンを停止させ、モー
タ単独で圧縮機を作動させるようにしている。この時、
吐出容量は必要冷房能力に応じて可変される。
減し、また、エンジンの継続作動により予めエンジン停
止後の蓄冷がなされ、エンジン停止時におけるモータの
消費電力を低減している。更には、圧縮機の吐出容量を
冷凍サイクル装置の必要冷房能力に合せて可変すること
でモータの消費電力を低減するようにしている。
ン停止後の蓄冷を行なうためにエンジンの停止を遅らせ
るようにしているので、エンジンの作動時間が延びて本
来の燃費低減の効果が薄れる。
低下させる場合、それに伴なう圧縮機の効率は低下する
ので、必要冷房能力に比例して圧縮機の消費動力を下げ
ることができず、モータにとっては余分な電力を消費す
ることになる。
するものであって、一般に可変容量型の圧縮機において
は、吐出容量Vを低下させるに従って、必要とされる消
費動力Lに対する圧縮機の各種損失(圧縮時の漏れ損
失、軸受けやシール部での機械損失等)の影響割合が増
加し、図6に示すように、コンプレッサ効率ηcが低下
する。
績係数(実COP)は、数式1のように示されるもので
あって、これより、圧縮機の消費動力Lは数式2のよう
に示される。
の成績係数である。
と消費動力Lはコンプレッサ効率ηcの低下により比例
関係にはならない。例えば、必要冷房能力Qが1/2に
なっても(吐出容量Vも1/2となる)、その分圧縮効
率ηcが悪化することによって消費動力Lは1/2とは
ならず、それよりも大きい値となり、その分モータにと
って余分な電力を消費することになる訳である。
ン停止による燃費向上効果を維持しつつ、モータ単独で
駆動される時の圧縮機の作動効率を高めて消費電力の低
減を可能とする圧縮機制御装置を提供することにある。
するために、以下の技術的手段を採用する。
停車した時に、エンジン(10)が停止される車両に適
用されるものであって、冷凍サイクル装置(200)内
に含まれ、冷媒を圧縮する可変容量型の圧縮機(11
0)と、バッテリ(12)を電源として作動するモータ
(120)と、エンジン(10)およびモータ(12
0)の駆動力を選択して圧縮機(110)を作動させる
と共に、その吐出容量を制御する制御装置(130)と
を有し、エンジン(10)が停止した場合に、圧縮機
(110)を作動させるために、制御装置(130)に
よってモータ(120)が選択作動される圧縮機制御装
置において、制御装置(130)は、モータ(120)
によって圧縮機(110)を作動させる際に、可変可能
な範囲において圧縮機(110)の吐出容量を冷凍サイ
クル装置(200)の作動に必要とされる吐出容量より
も大きくして、ON−OFF作動させるようにしたこと
を特徴としている。
は、モータ(120)単独で圧縮機(110)を作動さ
せるので、本来のアイドルストップが確実になされ、燃
費向上効果を維持できる。
て、コンプレッサ効率(ηc)を低下させずに圧縮機
(110)を作動させることができ、モータ(120)
の消費電力を低減することができる。この時、ON−O
FF作動により余分な作動時間を無くすので、トータル
の消費電力を低減することができる。
0)のON−OFF作動は、冷凍サイクル装置(20
0)内に含まれる蒸発器(230)、蒸発器(230)
で冷却された空気が車両の車室内に吹出す吹出し口、車
室内、車両外部のいずれかの温度に基づいて行われるよ
うにしたことを特徴としている。
0)に設定される温度検出部位の温度信号を流用して容
易にON−OFFの制御対応が可能となる。この時、最
小限必要な冷房能力を維持してエンジン(10)停止時
の冷房をまかなうことができ、モータ(120)の消費
電力を低減できる。
30)は、エンジン(10)によって圧縮機(110)
が作動されている時には、圧縮機(110)の吐出容量
を冷凍サイクル装置(200)の作動に必要とされる吐
出容量に見合うように可変することを特徴としている。
量可変時のショックを無くしてドライブフィーリングを
良好に保つという本来の可変容量型の圧縮機(110)
のメリットを活かすことができる。即ち、車両走行時に
おいてはエンジン(10)によって圧縮機(110)は
作動され、モータ(120)との関わりはなくなるため
消費電力の心配をする必要がなくなる。一般に、エンジ
ン(10)から圧縮機(110)に駆動力が伝達される
時の伝達効率は非常に高く、圧縮機(110)単独のコ
ンプレッサ効率(ηc)を考慮するよりも、可変容量型
圧縮機としての本来のメリットを活かす方が得策となる
訳である。
機(110)は、モータ(120)と一体的に形成さ
れ、エンジン(10)あるいはモータ(120)を選択
的に駆動源として作動するハイブリッドコンプレッサ
(101)として用いるのが好適である。
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
施形態を図1〜図4に示し、まず、具体的な構成につい
て図1を用いて説明する。
ータ120とが一体的に形成されたハイブリッドコンプ
レッサ101としており、圧縮機制御装置100は、こ
のハイブリッドコンプレッサ101と制御装置130と
から成る。このうち圧縮機110は、車両用空調装置の
冷凍サイクル装置200内に配設されるようにしてい
る。
行中一時停車した時にエンジン10が停止される、いわ
ゆるアイドルストップ車両としている。冷凍サイクル装
置200が作動している場合、車両走行中はエンジン1
0を駆動源としてベルト11を介して圧縮機110が作
動され、また、停車時にエンジン10が停止されると、
バッテリ12を電源として作動するモータ120を駆動
源として圧縮機110が作動される。
凍サイクルを形成するものであり、冷凍サイクル内の冷
媒を高温高圧に圧縮する上記圧縮機110が配設され、
以降、圧縮された冷媒を凝縮液化する凝縮器210、液
化された冷媒を断熱膨張させる膨張弁220、膨張した
冷媒を蒸発させ、その蒸発潜熱により送風機231から
送風される空気を冷却する蒸発器230が冷媒配管24
0によって順次接続されている。
は、冷却された空気温度(以下、蒸発器温度)を検出す
るための温度検出手段としての温度センサ232が設け
られている。ここでは、後述するモータ120のON−
OFF作動制御時の判定値としてこの蒸発器温度を用い
るようにしている。尚、この判定値として、この他に蒸
発器230で冷却された空気が車両の車室内に吹出す吹
出し口や車室内や車両外部等の温度を用いるようにして
も良い。
ついて説明する。圧縮機110は、吐出量として、1回
転当りの吐出容量が制御装置130によって可変される
ものであり、ここでは周知の斜板式可変容量圧縮機とし
ている。また、圧縮機110には、図示しない制御弁が
設けられており、この制御弁の弁開度を可変することに
よって、圧縮機110内に設けられた斜板の傾斜角度を
変化させて吐出容量を可変するようにしている。具体的
には、斜板の傾斜角度を小さくすることで圧縮室内部の
ピストンのストロークを小さくして吐出容量を減少させ
る。逆に、斜板の傾斜角度を大きくすることで圧縮室内
部のピストンのストロークを大きくして吐出容量を増大
させる。尚、この斜板は、圧縮機110が非作動時には
バネ部材によって傾斜角度が最小(吐出容量としてはほ
ぼゼロ)に成るように付勢されている。
給されて回転作動するものであり、シャフト111の一
方は上記した圧縮機110に連結されている。またシャ
フト111の他方(外方側)にはワンウェイクラッチ1
22を介してプーリー121が設けられ、ベルト11に
よってエンジン10と連結されている。
ッチ122によってプーリー121とシャフト111と
が接続され、エンジン10の駆動力がシャフト111に
伝達され、圧縮機110が作動される。また、エンジン
10停止時には、モータ120がエンジン10と同一の
回転方向に作動することでワンウェイクラッチ122が
外れて、プーリー121の影響を受けずに圧縮機110
を作動させるようにしている。
コンプレッサ101の作動を制御するものであり、図示
しないエンジン制御装置からの車速、エンジン回転数、
アイドルストップの判定信号、また、乗員によって入力
されるA/C要求信号、更に、環境条件としての設定温
度、上記した温度センサ232からの蒸発器温度、内気
温度、外気温度信号等が入力される。
ように、冷凍サイクル装置200に必要とされる冷房能
力(熱負荷)に対する圧縮機110の吐出容量の制御特
性が予め記憶されるようにしており、主に上記各種温度
信号から演算される必要冷房能力に対応する吐出容量を
決定するようにしている。そして、上記した制御弁の弁
開度調整、圧縮機110内の斜板の傾斜角度調整により
この決定された吐出容量が得られるようにしている。
然のことながら必要冷房能力が小さくなるにつれて吐出
容量も小さくなるものとしている。例えば、冷凍サイク
ル装置200作動後に車室内が順次冷却されていけば、
吐出容量は少なくしていけば良く、あるいは一年を通し
て夏季に対して春、秋、冬季のように外気温度が低下し
ていけば、吐出容量は少なくて済むという意味である。
動させる場合は、図2中の実線で示すように、上記基本
設定のパターンに合致するように、必要冷房能力が小さ
くなるにつれて吐出容量も小さくなるようにしている。
しかしながら、モータ120で圧縮機110を作動させ
る場合は、主に必要冷房能力が低い領域において、図2
中の破線で示すように、必要冷房能力に対応する吐出容
量(上記実線で示した制御特性)よりも大きな吐出容量
となるように設定している。
は、その吐出容量で作動する時の圧縮機110のコンプ
レッサ効率ηcに加えて、モータ120のモータ効率η
mも考慮するのが良い。即ち、両効率の積=ηc・ηm
の値が、取り得る吐出容量値の中でできるだけ大きくな
るように吐出容量を決定するのが良い。
冷房機能を補完するためのものであることを考慮し、多
少の冷房性能の悪化を許容して過度に大型のモータとな
るのを避けるために、圧縮機110がモータ120によ
って駆動される場合の最大吐出容量Vmが、エンジン1
0によって駆動される場合の最大吐出容量Veよりも小
さく(例えば略半分程度)なるようなモータ容量の設定
をする場合が考えられる。そのような場合には、図3に
示すように、モータ120によって可変可能となる範囲
(Vmの範囲)で、主に必要冷房能力が低い領域におい
て、必要冷房能力に対する吐出容量(実線で示した制御
特性)よりも大きな吐出容量となるようにしても良い。
即ち、実線で示されるエンジン10駆動時の吐出容量が
モータ120によって駆動される時の最大吐出容量Vm
を下回る領域において、モータ120によって駆動され
る時の吐出容量を、図3中の一点鎖線(ア)のようにし
たり、またはモータ120によって駆動される時の最大
吐出容量Vmそのままの値にすれば良い。
を作動させる際には、温度センサ232から得られる蒸
発器温度に基づいてON−OFFするようにしている。
このON−OFFについては、予め蒸発器温度に対して
冷房温度として許容しうる上限値Te1、下限値Te2
を設けておき、蒸発器温度が上限値Te1を上回る時に
モータ120をONさせ、下限値Te2を下回る時にモ
ータ120をOFFさせるようにしている。
する。基本の作動として、車両走行時でA/Cを作動さ
せている場合には、エンジン10の駆動力を受けてハイ
ブリッドコンプレッサ101の圧縮機110が作動され
る。この時、制御装置130によって圧縮機110の制
御弁の弁開度が制御され、必要冷房能力に見合う吐出容
量(図2中の実線)に調整され、冷凍サイクル装置20
0内の冷媒を圧縮する。また、例えば蒸発器230での
蒸発器温度が予め定めた判定温度(ここでは下限値Te
2)以下になった場合、あるいは車両走行時でA/Cを
作動させていない場合には、圧縮機110の吐出容量を
最小(吐出容量がほぼゼロ)にして、低負荷状態(ほぼ
空回り状態)とすることでエンジン10に負荷をかけな
いようにする。
に特徴を持たせており、以下、図4に示すタイムチャー
トを用いてその詳細を説明する。まず、モータ120は
停止状態としており、A/C要求信号よりA/Cの要求
がありと判定され、車速信号より車両が停車状態とな
り、エンジン回転数信号、アイドルストップ判定信号よ
りエンジン10が停止状態と判定されると、モータ12
0を駆動源として圧縮機110を作動させる。
ングとしては、エンジン10停止後、蒸発器温度が上限
値Te1を上回る時点で行なう。この時、圧縮機110
内部の斜板は、内部のバネ部材の付勢力によって吐出容
量がほぼゼロの状態から、図2中の破線で示された吐出
容量になるように傾斜角度が可変されて、圧縮機110
は作動される。特に、車室内が充分に冷却された後や
春、秋、冬季においては必要冷房能力が比較的低くな
り、この場合においては必要冷房能力に対応する吐出容
量よりも大きな吐出容量として作動される。そして、蒸
発器温度が下限値Te2を下回った時にモータ120は
停止(OFF)され、合せて圧縮機110も停止され
る。以下、エンジン10が停止されている間は、上記の
ON−OFFが繰り返される。尚、モータ120がON
する時は上記説明のように吐出容量はほぼゼロの状態か
ら立ち上がるので過剰な起動電流が発生することがな
い。
両が走行すると、モータ120は停止状態となり、エン
ジン10の駆動力によって引き続き圧縮機110が作動
されることになる。
形態における作用効果について説明する。まず、エンジ
ン10停止時には、モータ120単独で圧縮機110を
作動させるので、本来のアイドルストップが確実になさ
れ、燃費向上効果を維持できる。
て、必要冷房能力に対応する吐出能力よりも大きい吐出
容量にするようにしているので、コンプレッサ効率ηc
を低下させずに圧縮機110を作動させることができ、
モータ120の消費電力を低減することができる。この
時、ON−OFF作動により余分な作動時間を無くし、
トータルの消費電力を低減できる。
蒸発器温度を用いて行なうようにしているので、通常冷
凍サイクル装置200に設定される温度検出部位の温度
信号を流用して容易に対応可能となる。この時、最小限
必要な冷房能力を維持してエンジン10停止時の冷房を
まかなうことができ、モータ120の消費電力を低減で
きる。
冷房能力に対応する吐出容量に見合うように制御するよ
うにしているので、車両走行時において、吐出容量可変
時のショックを無くしてドライブフィーリングを良好に
保つという本来の可変容量型の圧縮機110のメリット
を活かすことができる。即ち、車両走行時においてはエ
ンジン10によって圧縮機110は作動され、モータ1
20との関わりはなくなるため消費電力の心配をする必
要がなくなる。一般に、エンジン10から圧縮機110
に駆動力が伝達される時の伝達効率は非常に高く、圧縮
機110単独のコンプレッサ効率ηcを考慮するより
も、可変容量型圧縮機としての本来のメリットを活かす
方が得策となる訳である。
は、圧縮機として圧縮機110とモータ120とが一体
的に形成されるハイブリッドコンプレッサ101として
説明したが、図5に示すように、ハイブリッドコンプレ
ッサ101を通常の圧縮機110単体のものとしても良
い。これに伴ない、各構成としては、モータ120をモ
ータ機能と発電機能とを有するモータジェネレータ12
0aに置換え、更に、エンジン10のプーリー10aに
クランク軸クラッチ10bを設ける。圧縮機110は上
記第1実施形態と同様に斜板式可変容量圧縮機として、
プーリー121とシャフト111間はクラッチ機能無し
で接続し、エンジン10あるいはモータジェネレータ1
20aによって圧縮機110が選択的に作動されるもの
とすれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
縮機として説明したが、これに限らず、他のスルーベー
ン式や電気式可変容量のもの等としても良い。
ー121とシャフト111とを断続するクラッチは、ワ
ンウェイクラッチ122に限らず、通常の電磁クラッチ
としても良い。
プ車両に代えて、主に低速走行時、停車時にエンジンが
停止されるハイブリッド車両に適用しても良く、同様の
効果を得ることができる。
を冷凍サイクル装置に適用した場合の全体構成を示す模
式図である。
容量との関係を示す制御特性図であり、エンジンとモー
タとの最大吐出容量が同等の場合である。
容量との関係を示す制御特性図であり、エンジンに対し
てモータによる最大吐出容量が小さい場合である。
チャートである。
装置を冷凍サイクル装置に適用した場合の全体構成を示
す模式図である。
縮効率を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 走行中に一時停車した時に、エンジン
(10)が停止される車両に適用されるものであって、 冷凍サイクル装置(200)内に含まれ、冷媒を圧縮す
る可変容量型の圧縮機(110)と、 バッテリ(12)を電源として作動するモータ(12
0)と、 前記エンジン(10)および前記モータ(120)の駆
動力を選択して前記圧縮機(110)を作動させると共
に、その吐出容量を制御する制御装置(130)とを有
し、 前記エンジン(10)が停止した場合に、前記圧縮機
(110)を作動させるために、前記制御装置(13
0)によって前記モータ(120)が選択作動される圧
縮機制御装置において、 前記制御装置(130)は、前記モータ(120)によ
って前記圧縮機(110)を作動させる際に、可変可能
な範囲において前記圧縮機(110)の吐出容量を前記
冷凍サイクル装置(200)の作動に必要とされる吐出
容量よりも大きくして、ON−OFF作動させるように
したことを特徴とする圧縮機制御装置。 - 【請求項2】 前記モータ(120)のON−OFF作
動は、前記冷凍サイクル装置(200)内に含まれる蒸
発器(230)、前記蒸発器(230)で冷却された空
気が前記車両の車室内に吹出す吹出し口、前記車室内、
前記車両外部のいずれかの温度に基づいて行われるよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機制御装
置。 - 【請求項3】 前記制御装置(130)は、前記エンジ
ン(10)によって前記圧縮機(110)が作動されて
いる時には、前記圧縮機(110)の吐出容量を前記冷
凍サイクル装置(200)の作動に必要とされる吐出容
量に見合うように可変することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2のいずれかに記載の圧縮機制御装置。 - 【請求項4】 前記圧縮機(110)は、前記モータ
(120)と一体的に形成され、前記エンジン(10)
あるいは前記モータ(120)を選択的に駆動源として
作動するハイブリッドコンプレッサ(101)としたこ
とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
圧縮機制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311679A JP3854119B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 圧縮機制御装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001311679A JP3854119B2 (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 圧縮機制御装置 |
Publications (2)
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