JP2016070133A - エアコンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンを動力源とするエアコンプレサにおいて、エア貯留タンク内のエア圧が一定圧に達した時点でエンジンがアイドリング状態に切り替わる。本発明は、アイドリング運転をなくして当該エアコンプレッサの燃費性能を高めることを目的とする。【解決手段】エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1に達した時点でエンジンに対する燃料供給を遮断してエンジンを停止させる。エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1から第2設定圧P2にまで低下した時点でスタータモータを起動してエンジンを再始動させる。これにより、従来のアイドリング運転による燃料消費をなくすことができる。【選択図】図2
Description
本発明は、例えば釘打ち機等のエアツールに供給する圧縮エアを生成するためのエアコンプレッサに関する。
エンジンを動力源として運転されるエンジン駆動式のエアコンプレッサは、動力源としてのエンジンの他、シリンダ内にピストンを内装したエア圧縮部と、シリンダから吐出される圧縮エアを貯留するエア貯留タンクと、エア貯留タンク内のエア圧を検知するための圧力検知手段を備えており、エア貯留タンク内のエア圧が設定圧になった時点でエンジンがアイドリング運転に切り替わるようになっている。下記の特許文献には、エンジン駆動式のエアコンプレッサに関する技術が開示されている。この特許文献には、アイドリング運転時に生成される圧縮エアを外部に放出して高温部品を冷却する冷却風として利用する技術が開示されている。
しかしながら、上記従来のエンジン駆動式エアコンプレッサでは、アイドリング運転時に生成される圧縮エアは外部に放出されて冷却風として利用されるものの、エア貯留タンクに貯留されず、従ってエアツールの駆動源として利用されないという点で無駄なエア生成がなされる構成となっていた。このことから、従来のエンジン駆動式エアコンプレッサでは、エア貯留タンクに圧縮エアが貯留されないアイドリング運転時(エアコンプレッサの待機状態)に燃料が無駄に消費される問題があった。本発明は、アイドリング運転による燃料消費を低減若しくは無くすことによりエンジン駆動式エアコンプレッサの低燃費化を図ることを目的とする。
上記した課題は、以下の各発明によって解決される。第1の発明は、動力源としてのエンジンと、このエンジンにより動作して圧縮エアを生成するエア圧縮部と、このエア圧縮部から吐出された圧縮エアを貯留するためのエア貯留タンクと、このエア貯留タンク内のエア圧を検知するための圧力検知部を備えたエンジン駆動式のエアコンプレッサである。第1の発明では、圧力検知部により検知されるエア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1に達した時点でエンジンに対する燃料供給が遮断されることにより当該エンジンが停止されてアイドリング運転はなされない。エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1から第2設定圧P2にまで低下した時点でエンジンが再始動して圧縮エアの生成が再開される。
第1の発明によれば、エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1に達した時点でエンジンが停止される。エンジンは、燃料供給が遮断されて停止されることから、アイドリング運転とは異なって燃料の消費はゼロになる。これにより、エアコンプレッサの低燃費化が図られる。
第2の発明は、第1の発明において、エンジンを始動するためのスタータモータと、このスタータモータを起動させる電源としてバッテリと、このバッテリのスタータモータへの電源供給状態を制御してエンジンの始動を制御する制御装置を備えたエアコンプレッサである。
第2の発明によれば、エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1から第2設定圧P2にまで低下した時点でスタータモータが起動してエンジンが再始動される。スタータモータの電源としてのバッテリには、例えばねじ締め機や切断機等の充電式電動工具に用いられるバッテリパックを流用可能な構成とすることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、第1設定圧P1と第2設定圧P2の何れか一方又は双方を任意に変更可能なエアコンプレッサである。
第3の発明によれば、エンジン停止のタイミングとなる第1設定圧P1と、エンジン再始動のタイミングとなる第2設定圧P2の何れか一方又は双方について任意に設定値を変更することができ、これによりエアコンプレッサの稼動効率を高め、またその静粛性を高めることができる。
第4の発明は、動力源としてエンジンと電動モータを備え、エンジン又は電動モータにより動作して圧縮エアを生成するエア圧縮部と、エア圧縮部から吐出された圧縮エアを貯留するためのエア貯留タンクと、エア貯留タンク内のエア圧を検知するための圧力検知部を備えたエアコンプレッサである。第4の発明では、圧力検知部により検知されるエア貯留タンク内のエア圧が、第3設定圧P3よりも低い低圧領域では電動モータを動力源としてエア圧縮部が動作(モータ駆動)され、第3設定P3よりも高い高圧領域ではエンジンを動力源としてエア圧縮部が動作(エンジン駆動)される。
第4の発明によれば、エンジン駆動とモータ駆動の2Way駆動式エアコンプレッサとすることができる。第4の発明では、エア貯留タンク内のエア圧が第3設定圧P3よりも低い低圧領域ではモータ駆動によりエア生成がなされ、第3設定圧P3よりも高い高圧領域でのみエンジン駆動によりエア生成がなされる。このため、エア生成時において、エア貯留タンク内のエア圧が第3設定圧P3よりも低い状態では燃料消費がなされず、これにより当該エアコンプレッサの燃料消費を大幅に低減することができる。
第5の発明は、第4の発明において、第3設定圧P3を任意に変更可能なエアコンプレッサである。
第5の発明によれば、モータ駆動からエンジン駆動に切り替わるタイミングを適切に設定することにより、エア生成効率(エア吐出能力)を確保しつつ燃料消費の低減を図ることができる。
第6の発明は、第4又は第5の発明において、エンジンによりエア圧縮部が動作するエンジン駆動状態において電動モータが発電機として機能する構成となっている。第6の発明では、電動モータが発電機として機能することによりバッテリが充電される構成となっている。
第6の発明によれば、当該エアコンプレッサの長時間運転を実現することができるとともに、バッテリを別途充電器で充電する手間を省略することができる。これにより当該エアコンプレッサのメンテナンス性を高めてランニングコストを低減することができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1に示すように本実施形態のエアコンプレッサ10は、動力源としてのエンジン11と、このエンジン11を動力源として動作して圧縮エアを生成するエア圧縮部12と、このエア圧縮部12で生成された圧縮エアを貯留するためのエア貯留タンク13と、エア貯留タンク13内のエア圧を検知するための圧力検知部14を備えている。
エンジン11は、2サイクルの内燃機関で、スタータモータ15により始動する。スタータモータ15は、バッテリ16を電源として起動する。バッテリ16のスタータモータ15に対する電源供給状態は、制御装置17により制御される。制御装置17の出力信号によりバッテリ16の電力がスタータモータ15に供給されて当該スタータモータ15が起動する。スタータモータ15が起動するとエンジン11が始動してエア圧縮部12で圧縮エアが生成される。
エア圧縮部12は、ピストンを内装したシリンダを備えている。エンジン11の動力によりシリンダ内でピストンが往復動することにより圧縮エアが生成される。生成された圧縮エアは、エア貯留タンク13に貯留される。エア貯留タンク13内のエア圧は圧力検知部14により検知される。
エア貯留タンク13には、高圧出力部18と一般圧出力部19の2系統の出力部を備えている。高圧出力部18と一般圧出力部19は、それぞれエアホースを接続するための接続口としてのエアカプラ18a,19aと、圧力調整部18b,19bと、圧力計18c,19cを備えている。それぞれエアカプラ18a,19aにエアホースを介して釘打ち機等のエアツールが接続される。
高圧出力部18では、圧力調整部18bの設定により約0.98〜2.45Mpa(約10〜25kgf/cm2)程度の高圧の圧縮エアを出力可能となっている。一般圧出力部19では、圧力調整部19bの設定により約0.39〜0.88Mpa(約4〜9kgf/cm2)程度の圧縮エアを出力可能となっている。それぞれ出力されるエア圧が圧力計18c,19cによって表示される。
制御装置17では、図2に示すようなエンジン11の始動制御がなされる。エア貯留タンク13内のエア圧がゼロの段階で、スタータモータ15が起動してエンジン11が始動されることにより、エア圧縮部12で圧縮エアが生成されてエア貯留タンク13内に貯留される。エア貯留タンク13内に貯留される圧縮エアが増加することにより、圧力検知部14で検知されるエア貯留タンク13内のエア圧が増大する。エンジン11によりエア圧縮部12のエア生成が続行されることにより、エア貯留タンク13内のエア圧が予め定めた第1設定圧P1に達する(T0〜T1)。
エア貯留タンク13内のエア圧が第1設定圧P1に達したことが圧力検知部14で検知され、その検知信号が制御装置17に入力される。すると、制御装置17の出力信号によりエンジン11に対する燃料供給が遮断されてエンジン11が停止される(T1)。
エンジン11の停止後、エア貯留タンク13内の圧縮エアが消費されて、エア圧が低下していく(T1〜T2)。エア貯留タンク13内のエア圧が低下して予め設定した第2設定圧P2に達すると、これが圧力検知部14で検知されて制御装置17に出力される。制御装置17ではスタータモータ15に対する起動信号と燃料供給開始の信号が出力される。これによりスタータモータ15が起動し、また燃料供給が再開されてエンジン11が再始動される(T2)。
エンジン11の再始動により、エア圧縮部12で再び圧縮エアが生成されてエア貯留タンク13に補充され、従って圧力検知部14で検知されるエア圧が徐々に増大する(T2〜T3)。
エア貯留タンク13内のエア圧が再び増大して第1設定圧P1に達すると、これが圧力検知部14で検知されて制御装置17に出力され、この段階で燃料供給が遮断されてエンジン11が再び停止される(T3)。
エンジン11の停止により、エア圧縮部12では圧縮エアが生成されない。従って、エア貯留タンク13内のエア圧は消費により徐々に低下する(T3〜T4)。エア貯留タンク13内のエア圧が再び第2設定圧P2まで低下すると、これが圧力検知部14で検知され、これに基づいて制御装置17では燃料供給再開の信号とスタータモータ15の再起動の信号が出力されて、エンジン11が再始動される(T4)。
このように第1実施形態のエアコンプレッサ10によれば、エア貯留タンク13内のエア圧が一旦第1設定圧P1に達した後では、第2設定圧P2まで低下しない限り、エンジン11は停止状態とされる(T1〜T2、T3〜T4)。エンジン11の停止は、燃料供給を遮断することにより行われる。このため、従来のようなアイドリング状態とは異なって、燃料消費がゼロになることから当該エアコンプレッサ10の燃費(エア生成効率)を大幅に向上させることができる。
以上説明した第1実施形態では、エア圧縮部12を動作させる動力源としてエンジン11を備えるエアコンプレッサ10を例示した。図3に示す第2実施形態のエアコンプレッサ20は、エア圧縮部12を動作させる動力源としてエンジン11に加えて電動モータ21を備えた2Way駆動方式の動力源を備えている。第2実施形態のエアコンプレッサ20の概略の構成が図3に示されている。第1実施形態と同様で足りる構成及び部材については同位の符号を用いてその説明を省略する。
第2実施形態のエアコンプレッサ20は、エンジン11又は電動モータ21の何れか一方を動力源としてエア圧縮部12を動作する構成を備えている。動力源の切り替えは、制御装置22の制御によりなされる。図4には、第2実施形態のエアコンプレッサ20の動作状態が示されている。
エア貯留タンク13内のエア圧がゼロの段階で電動モータ21が起動する。電動モータ21が起動されることにより、エア圧縮部12で圧縮エアが生成されてエア貯留タンク13内に貯留される。エア貯留タンク13内に貯留される圧縮エアが増加することにより、圧力検知部14で検知されるエア貯留タンク13内のエア圧が増大する。電動モータ21を動力源としてエア圧縮部12のエア生成が続行されることにより、エア貯留タンク13内のエア圧が予め定めた第3設定圧P3に達する(T5〜T6)。エア貯留タンク13内のエア圧が第3設定圧P3に達したことが圧力検知部14で検知され制御装置22に出力される。
すると、制御装置22では、電動モータ21への電源供給が遮断されて電動モータ21が停止される。エンジン11に対する燃料供給遮断の信号が出力されるとともに、電動モータ21の起動信号が出力される。これによりエンジン11が停止される一方、電動モータ21が起動してエア圧縮部12の動作が続行される(T6)。電動モータ21はバッテリ16を電源として起動する。
動力源が電動モータ21(モータ圧縮)からエンジン11(エンジン圧縮)に切り替わった後、エア圧縮部12が引き続き動作することにより圧縮エアが生成されてエア貯留タンク13に貯留される。エンジン駆動によりエア圧縮部12が動作してエア貯留タンク13内のエア圧が予め定めた第1設定圧P1に達する(T7)。このように第3設定圧P3以下の低圧領域(T5〜T6)では、電動モータ21を駆動源として圧縮エアの生成がなされ、第3設定圧P3以上の高圧領域(T6〜T7)では、エンジン11を駆動源として圧縮エアの生成がなされる。このため、第3設定圧P3以下の低圧領域では、エンジン11が停止されており、従って燃料消費が発生しない状態となっている。
こうしてエア貯留タンク13内のエア圧が第1設定圧P1に達すると、これが圧力検知部14で検知されて制御装置22に出力される。制御装置22では、エンジン11への燃料供給を遮断するための信号が出力される。これによりエンジン11が停止されてエア圧縮部12が停止される。
図4中T7〜T8で示す時間帯では、エンジン11及び電動モータ21の双方が停止されており、圧縮エアの生成がなされない状態となっている。このため、T7以降、以下述べるT9までの時間帯も、エンジン11が停止されて燃料消費がなされた状態となる。
圧縮エアの消費によりエア貯留タンク13内のエア圧が低下する(T8)。エア貯留タンク13内のエア圧が第3設定圧P3にまで低下すると、これが圧力検知部14で検知されて制御装置22に出力される。T8で第3設定圧P3が検知されると、制御装置22では電動モータ21を起動するための信号が出力される。これにより電動モータ21がバッテリ16を電源として起動してエア圧縮部12が再始動する。エア圧縮部12がモータ駆動により再始動することにより、エア貯留タンク13内のエア圧が再び上昇に転じる。T9でエア貯留タンク13内のエア圧が再び第3設定圧P3にまで回復したことが圧力検知部14で検知されると、制御装置22で再びモータ停止信号が出力されて電動モータ21が停止されるとともに、スタータモータ15が起動してエンジン11が再始動されて、動力源が電動モータ21(モータ圧縮)からエンジン11(エンジン圧縮)に切り替わる(T9)。
T9以降、エンジン11の再始動によりエア圧縮部12が動作してエア貯留タンク13内のエア圧が急速に回復される。T10でエア貯留タンク13内のエア圧が第1設定圧P1まで回復されると、これが圧力検知部14で検知される。圧力検知部14で第1設定圧P1が検知されると、これが制御装置22に出力されてエンジン11への燃料供給が再び遮断されて、エンジン11が停止される。以後、T7〜T9と同様、燃料消費が発生しない状態となる。
このように第2実施形態のエアコンプレッサ20によれば、エンジン駆動とモータ駆動の2系統の動力源によりエア圧縮部12が動作され、第3設定圧P3以下の低圧領域では電動モータ21を動力源としてエア圧縮部12が動作し、第3設定圧P3以上の高圧領域でのみエンジン11を動力源としてエア圧縮部12が動作する。このことから、エア圧縮部12の停止状態に加えて、第3設定圧P3以下の低圧領域におけるエア圧縮部12の動作状態(T5〜T6、T8〜T9)では燃料消費が発生せず、これにより当該エンジンコンプレッサ1の燃料消費をより一層低減することができる。
以上説明した実施形態にはさらに変更を加えることができる。例えば、動力源として2サイクルエンジン11を例示したが、これに代えて4サイクルエンジンを動力源として用いる構成としてもよい。また、燃料供給を遮断することによりエンジンを停止させる構成を例示したが、点火プラグへの電力供給を遮断する等その他の手段によりエンジンを停止させる構成としてもよい。
また、エンジン11のスタータモータ15の電源としてバッテリ16を用いる構成を例示したが、バッテリ16に代えて若しくは加えて、商用100Vの交流電源を電源とする構成としてもよい。
さらに、第2実施形態において、エンジン11のスタータモータ15の電源、電動モータ21の電源としてバッテリ16を共通の電源とする構成を例示したが、それぞれ別のバッテリを電源とする構成、あるいは商用100V等の交流電源を電源とする構成としてもよい。
また、エンジン11を始動するためのスタータモータ15を備える構成を例示したが、係るスタータモータに代えて他の手段により始動可能なエンジンを用いる構成としてもよい。
また、高圧出力部18と一般圧出力部19の2系統のエア出力部を有する構成を例示したが、何れか一方の出力部のみを備えるエアコンプレサについても例示した動力制御形態を同様に適用することができる。
10…エアコンプレッサ(第1実施形態)
11…エンジン
12…エア圧縮部
13…エア貯留タンク
14…圧力検知部
15…スタータモータ
16…バッテリ
17…制御装置
18…高圧出力部
18a…エアカプラ、18b…圧力調整部、18c…圧力計
19…一般圧出力部
19a…エアカプラ、19b…圧力調整部、19c…圧力計
20…エアコンプレッサ(第2実施形態)
21…電動モータ
22…制御装置
11…エンジン
12…エア圧縮部
13…エア貯留タンク
14…圧力検知部
15…スタータモータ
16…バッテリ
17…制御装置
18…高圧出力部
18a…エアカプラ、18b…圧力調整部、18c…圧力計
19…一般圧出力部
19a…エアカプラ、19b…圧力調整部、19c…圧力計
20…エアコンプレッサ(第2実施形態)
21…電動モータ
22…制御装置
Claims (6)
- 動力源としてのエンジンと、該エンジンにより動作して圧縮エアを生成するエア圧縮部と、該エア圧縮部から吐出された圧縮エアを貯留するためのエア貯留タンクと、該エア貯留タンク内のエア圧を検知するための圧力検知部を備え、該圧力検知部により検知される前記エア貯留タンク内のエア圧が第1設定圧P1に達した時点で前記エンジンに対する燃料供給を遮断して該エンジンを停止させ、前記エア貯留タンク内のエア圧が前記第1設定圧P1から第2設定圧P2にまで低下した時点で前記エンジンを再始動させる構成としたエアコンプレッサ。
- 請求項1記載のエアコンプレッサであって、前記エンジンを始動するためのスタータモータと、該スタータモータを起動させる電源としてバッテリと、該バッテリの前記スタータモータへの電源供給状態を制御して前記エンジンの始動を制御する制御装置を備えたエアコンプレッサ。
- 請求項1又は2記載のエアコンプレッサであって、前記第1設定圧P1と前記第2設定圧P2の何れか一方又は双方を任意に変更可能なエアコンプレッサ。
- 動力源としてエンジンと電動モータを備え、前記エンジン又は前記電動モータにより動作して圧縮エアを生成するエア圧縮部と、該エア圧縮部から吐出された圧縮エアを貯留するためのエア貯留タンクと、該エア貯留タンク内のエア圧を検知するための圧力検知部を備えたエアコンプレッサであって、
前記圧力検知部により検知される前記エア貯留タンク内のエア圧が、第3設定圧P3よりも低い低圧領域では前記電動モータを動力源として前記エア圧縮部が動作され、前記第3設定P3よりも高い高圧領域では前記エンジンを動力源として前記エア圧縮部が動作される構成としたエアコンプレッサ。 - 請求項4記載のエアコンプレッサであって、前記第3設定圧P3を任意に変更可能なエアコンプレッサ。
- 請求項4又は5記載のエアコンプレッサであって、前記エンジンにより前記エア圧縮部が動作するエンジン駆動状態において前記電動モータを発電機として機能させて前記バッテリを充電する構成としたエアコンプレッサ。
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