JP4072270B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンとモータという2つの駆動源によりコンプレッサを駆動するようにした車両用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の車両用空気調和装置、特に、冷凍車、活魚搬送車あるいはハイブリッド車等に搭載される車両用空気調和装置は、エンジンとモータにより選択的に駆動されるハイブリッドコンプレッサを有している(例えば、実開平6−87678号公報等参照)。
【0003】
このハイブリッドコンプレッサ101は、例えば、図8に示すように、圧縮部102とモータ103が1つのケース内に一体的に設けられ、モータ103により直接作動されるとともに、エンジン104によりベルト105及び電磁クラッチ106等を介して作動されるようになっている(例えば、実開平4−16469号公報等参照)。
【0004】
なお、車両用空気調和装置は、一般的には、前記コンプレッサ101に、冷媒凝縮手段107、リキッドタンク108、冷媒膨張手段109及び冷媒蒸発手段110等が接続され、全体として冷凍サイクルが構成されている。
【0005】
そして、冷媒蒸発手段110の温度が所定温度になると、制御部111によりエンジン104とハイブリッドコンプレッサ101とを連結している電磁クラッチ106を断状態(「オフ状態」)とし、バッテリ112からのモータ103への給電も停止している。
【0006】
また、最近着目されているエンジンとモータという2つの駆動源を有するハイブリッド車でも車両用空気調和装置が搭載されている。この車両では、両駆動源の切換えは、主として走行速度によって行なわれることから、この車両に搭載されているコンプレッサの駆動源も、必然的に走行速度により切り換えられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなハイブリッドコンプレッサを使用した車両用空気調和装置あるいはハイブリッド車に搭載された車両用空気調和装置では、冷暖房状態あるいは性能からコンプレッサを駆動するものであり、エンジン自体の効率を考慮してコンプレッサを駆動するようにはなっていない。
【0008】
このため、エンジンは、エンジン効率が悪い条件下で運転することになったり、省エネルギや円滑な作動の点でも問題となっている。
【0009】
さらに詳述する。まず、エンジンの燃料の熱量に対する駆動エネルギの比率を表す効率について考察する。
【0010】
一般に、エンジンで燃料を燃焼させた場合の熱量に対する駆動エネルギの比率は、文献(熊谷清一郎、酒井忠美 著(株)養賢堂 発行「内燃エンジン測定法」139頁〜149頁)によると、図9に示すように、燃料の全熱量のうち約28%が車両の駆動に使われる正味仕事であり、残りは排気損失や冷却損失であり、無駄に使用されている。
【0011】
しかも、この正味仕事(正味馬力)Leと正味効率ηeとの関係を見ると、図10に示すように、正味馬力Leが大きくなるにつれて、正味効率ηeには最大値が存在し、それ以上、正味馬力Leが大きくなっても正味効率ηeは低下することになっている。
【0012】
つまり、正味効率ηeの最大値までは、正味馬力Leが増加すると、機械損失はあまり増加しないため、相対的に効率は向上するが、正味効率ηeの最大値を越えると、正味馬力Leが増加しても、燃焼効率が低下するので、正味効率ηeは低下する。
【0013】
ここにおいて、正味馬力Leは、燃料消費量と比例関係にあることから、効率を考慮しなければ、不必要に燃料を消費し、燃費が低下することになる。
【0014】
かかる観点から前記コンプレッサを駆動するエンジンについて考察すれば、当該エンジンのアイドリング中にコンプレッサを駆動する場合が、正味仕事Leが比較的小さい場合に相当するため、このような状態では、コンプレッサの負荷がある程度高い方が、正味効率ηeが向上する。
【0015】
したがって、車両のアイドリング中にコンプレッサを駆動する場合、エンジンを長時間駆動すると、軽負荷状態でエンジンを駆動することになり、効率が高いところでエンジンを使うことにはならないことになる。
【0016】
このため、車両のアイドリング時にはエンジンを停止し、モータによりコンプレッサを駆動することが考えられる。
【0017】
しかし、前記ハイブリッド車においは、モータによりコンプレッサを長時間駆動すると、容量に限りがあるバッテリの電力を消費することから好ましくなく、また、通常の車両でも、同様である。
【0018】
この点を改良し、燃費の向上を図るために、コンプレッサのみを独立に作動させる小型モータを使用することも考えられる。
【0019】
しかし、このような小型モータは、エンジンに比し動力が小さいため、コンプレッサの駆動負荷が大きいと、小型モータのみでは駆動できない場合もある。
【0020】
さらに、最近、環境保護の観点から、アイドリング時にはエンジンを停止するようにした、いわゆるアイドルストップ車が提案されている。このアイドルストップ車に搭載された車両用空気調和装置は、アイドルストップ時でもコンプレッサを駆動できるように、コンプレッサのみを駆動する独立した小型モータを補機駆動手段として用いている。
【0021】
このアイドルストップ車においても、小さな補機駆動手段によりコンプレッサを駆動する場合には、負荷が大きいと、コンプレッサを駆動できない場合が生じる虞れがあるが、特に、この車両の場合には、アイドルストップ中にコンプレッサが停止した場合に、エンジンを用いてコンプレッサを駆動しようとすれば、アイドルストップ中にエンジンが再起動することになり、乗員に対し違和感を与える虞れがある。
【0022】
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、軽負荷状態でエンジンを駆動する場合であって、エンジンと補機駆動手段とを使ってコンプレッサを駆動する場合に、エンジンに対する負荷を軽減し、効率が悪い条件での運転を回避し、省エネルギを図りかつ円滑な作動を行なうことにあり、第2の目的は、アイドルストップ時であっても極力エンジン再起動を防止し、エンジン再起動による違和感を回避することにあり、第3の目的は、補機駆動手段を使ってコンプレッサを駆動する場合、エンジンの停止を遅らせ、極力補機駆動手段をエンジンにより補佐して円滑な作動を行なうことにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
(1) 少なくともコンプレッサ、冷媒凝縮手段、冷媒膨張手段及び冷媒蒸発手段を配管により接続した冷凍サイクルと、少なくとも前記冷媒蒸発手段を利用して車室内の空気調和を行う空気調和手段と、車両の駆動力を生成するエンジンと、前記コンプレッサを駆動する補機駆動手段と、前記エンジンと補機駆動手段の駆動力を前記コンプレッサに選択的に伝達する駆動力切換手段と、前記空気調和手段、エンジン、補機駆動手段及び駆動力切換手段を制御する制御部と有する車両用空気調和装置において、前記制御部は、冷凍サイクル内を循環する冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段と、アイドルストップ状態を検知するアイドルストップ検出手段と、前記エンジンの停止を遅延させる時間を算出するエンジン駆動遅延時間算出手段と、を有し、前記冷媒状態検知手段が、前記冷凍サイクルの所定領域の圧力及び/又は温度が所定値以下であることを検知し、かつ前記アイドルストップ検出手段がアイドルストップ状態を予知すると、前記駆動力切換手段により前記コンプレッサをエンジンによる駆動から前記補機駆動手段による駆動に切換え、前記エンジン駆動遅延時間算出手段が算出した遅延時間だけ前記エンジンの停止を遅延させるようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
(2) 前記エンジン駆動遅延時間算出手段は、前記冷媒状態検知手段が検知した所定領域の圧力及び/又は温度が大きいほど、前記遅延時間を長くするようにしたことを特徴とする(1)の車両用空気調和装置。
(3) 前記冷媒状態検知手段は、前記冷凍サイクルの高圧領域の冷媒状態を検知するようにしたことを特徴とする(1)又は(2)の車両用空気調和装置。
(4) 前記冷媒状態検知手段は、前記コンプレッサの吐出圧を検知するようにしたことを特徴とする(3)の車両用空気調和装置。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施の形態》
図1は本発明の第1の実施の形態を示す概略ブロック図、図2は同実施の形態の全体概略説明図、図3は容量可変斜板式コンプレッサ概略断面図、図4は同実施の形態の作動を説明したフローチャートである。
【0025】
本実施の形態に係る車両用空気調和装置では、図1に示すように、コンプレッサ2を駆動する駆動源として、1つはエンジン1を、他の1つはハイブリッドカーを駆動するモータのような大型モータではなく、コンプレッサ2等の補機のみを単独で駆動し得る程度の小型モータを使用しており、このコンプレッサ2を駆動する2系統の駆動系のいずれを使用するかに当たり、冷凍サイクル系の状態に基づいて選択するようにしている。
【0026】
なお、本明細書では、前記小型モータと前記ハイブリッドカーの走行用の大型モータとの相違をより明確にするために、当該小型モータを補機駆動手段3と称する。ただし、この補機駆動手段3は、小型モータのみに限定されるものではなく、場合によっては小型のエンジン等も使用することも可能である。また、図1中実線矢印は駆動力の伝達の流れを、破線矢印は制御指令や検出値の流れを示している。
【0027】
本実施の形態に係る車両用空気調和装置では、エンジン制御手段201により制御されているエンジン1の駆動力は、エンジン駆動力伝達手段4及びエンジン駆動力切換手段5を経てコンプレッサ2へ伝達され、他の駆動源である補機駆動手段3の駆動力は、補機駆動力伝達手段6を経由してコンプレッサ2へ伝達されるようになっている。
【0028】
一方、空気調和制御手段204により制御されている空気調和手段8は、その構成要素の1つとして冷凍サイクル7を有しているが、この冷凍サイクル7の状態は、冷媒状態検知手段9により検出され、当該検出手段9の出力値に基づいてコンプレッサ駆動選択手段10が、コンプレッサ2を駆動する駆動源として前記エンジン1を使用するかあるいは前記補機駆動手段3を使用するかを選択するようになっている。
【0029】
図2によりさらに具体的に詳述する。
【0030】
前記コンプレッサ2は、容量可変斜板式コンプレッサが使用され、このコンプレッサの回転軸21の先端には、第1プーリP1 が固着され、この第1プーリP1 の内方に、回転軸21上で自由に回転できるように軸受Jを介して第2プーリP2 が取り付けられている。
【0031】
この第2プーリP2 の近傍には、前記エンジン駆動力切換手段5が設けられている。この切換手段5は、いわゆるクラッチであり、前記回転軸21にスプライン等により軸方向に移動可能に取り付けられたクラッチ板22と、電磁力によりクラッチ板22を前記第2プーリP2 に係合させる電磁吸着手段23とからなり、この電磁吸着手段23が、コンプレッサ駆動選択手段10からの信号によりクラッチ板22を吸着し、第2プーリP2 の回転を回転軸21に伝達するようになっている。
【0032】
前記エンジン1は、回転軸11にプーリ12が取り付けられ、このプーリ12と前記コンプレッサ2の第2プーリP2 との間は、前記エンジン駆動力伝達手段4、つまりベルトが卷回されている。
【0033】
また、補機駆動手段3は、例示したように小型モータであるが、ここの回転軸31にはプーリ32が取り付けられ、このプーリ32と前記コンプレッサ2の第1プーリP1 との間には前記補機駆動力伝達手段6であるベルトが卷回されている。
【0034】
前記冷凍サイクル7は、少なくともコンプレッサ2、冷媒凝縮手段71、冷媒膨張手段72及び冷媒蒸発手段73を配管74により直列の閉回路を構成するように接続したものである。なお、図2中の一点鎖線は、エンジンルームと車室内とを仕切るパネルである。
【0035】
この冷凍サイクル7は、空気調和手段8に組み込まれるが、この空気調和手段8は、インテークユニット81において取り込まれた車室内空気又は車室外空気を、前記冷媒蒸発手段(エバポレータ)73が設置されたクーラユニット82において冷却し、この冷気を高温のエンジン冷却水が流通している加熱手段(ヒータコア)83が内蔵されたヒータユニット84において所定量加熱して所定温度の空気とした後に、制御モードに応じて吹出口D1 〜3 より車室内所定領域に向かって配風するようになっている。
【0036】
次に、空気調和手段8、エンジン1、補機駆動手段3及び駆動力切換手段5などを制御する制御部Sを図2について説明する。
【0037】
まず、エンジン1の制御は、エンジン制御手段201が行う。このエンジン制御手段201には、乗員が車両を操作するアクセル等の操作情報を入力する操作情報入力手段202と、車両の走行速度等の運動状態を入力する運動状態入力手段203とからの信号が入力される。
【0038】
このエンジン制御手段201は、空気調和手段8を制御する空気調和制御手段204と、コンプレッサ駆動選択手段10との間で信号の入出力を行い、相互に制御するようになっている。このような信号経路により、乗員の運転操作やそれによる車両の運動状態に応じて、エンジン制御手段201によりエンジン1が制御されるようになっている。
【0039】
また、このエンジン制御手段201は、空気調和制御手段204と制御的に連携することにより、空気調和状態に応じてエンジン1を制御したり、逆にエンジン1の状態に応じて空気調和状態を制御することも可能になる。
【0040】
さらに、このエンジン制御手段201は、コンプレッサ駆動選択手段10とも制御的に連携され、これによりコンプレッサ駆動選択手段10によってエンジン1を始動したり、逆にエンジン1の停止制御信号に応じて、補機駆動手段3を始動することも可能になる。
【0041】
ここに、コンプレッサ駆動選択手段10とは、前記容量可変斜板式のコンプレッサ2における斜板の傾斜状態を制御し、斜板が所定の傾斜角度の状態で駆動するように設定するものである。
【0042】
容量可変斜板式コンプレッサ2について簡単に説明する。図3に示すように、回転軸21に対して揺動可能に取り付けられた斜板24にピストンロッド25を介してピストン26を連結し、前記回転軸21の回転により味噌すり的運動する斜板24により前記ピストン26をシリンダ27内で往復動させ、吸入した冷媒を圧縮して吐出するようになっている。
【0043】
このコンプレッサ2は、斜板24の回転軸21に対する傾斜角が小さいほど大きな駆動力が必要となり、立っているほど小さな駆動力で良いことになることから、前記コンプレッサ駆動選択手段10が、斜板24の傾斜状態を制御すれば、コンプレッサ始動時の動力が調整できることになる。
【0044】
一方、斜板24の傾斜状態は、斜板24の前後に作用する力のバランスにより決定される。例えば、ピストン26の前面側であるシリンダ室側に加わる圧力(シリンダ内圧)よりも、ピストン26の後面側であるクランク室側に加わる圧力(クランク内圧)が大きいと、斜板24は立った状態(ディストロークの状態)となる。
【0045】
この圧力の調整は、容量可変斜板式コンプレッサ2の端部に設けられたコントロールバルブVc により行なわれ、スプール弁28をソレノイドSOLにより作動することにより、高圧の吐出圧Pdをクランク室C側に導くと、前記ディストローク状態とすることができ、また、スプール弁28を作動し、冷凍サイクルを循環し帰還した低圧の吸入圧Psをクランク室Cに導くと、斜板24を傾斜させることができる。
【0046】
このようにコンプレッサ駆動選択手段10は、コントロールバルブVc のスプール弁28を制御することによりクランク室C側に加わる圧力を調整し、斜板24の傾斜状態の調整を行なうことができる。
【0047】
次に、第1の実施の形態の作用を図2,4について説明する。
【0048】
車両がアイドリング中にコンプレッサ2を作動させる場合について説明する。
【0049】
まず、エンジン1が始動し、アイドリング状態となり、切換手段5が電磁吸着手段23によりクラッチ板22を吸着した状態であれば、第2プーリP2 の回転が回転軸21に伝達され、コンプレッサ2が回転し、空気調和手段8が作動を開始する。なお、前記コンプレッサ2の回転は、第1プーリP1 、補機駆動力伝達手段6及びプーリ32を介して補機駆動手段3も回転することになる。
【0050】
制御部Sは、次のような制御を行なう。
【0051】
まず、アクセル等の操作情報、車両の走行速度等の運動情報等がエンジン制御手段201に入力され、車室内温度情報、外気温度情報等の他に前記エンジン制御手段201からの情報が空気調和制御手段204に入力され、冷凍サイクル7の高圧領域の冷媒圧力情報が冷媒状態検知手段9に入力される。
【0052】
そして、これらエンジン制御手段201、空気調和制御手段204及び冷媒状態検知手段9からの信号がコンプレッサ駆動選択手段10に入力される(ステップ1)。
【0053】
このコンプレッサ駆動選択手段10は、まず、車両がアイドリング状態かどうかを判定する(ステップ2)。アイドリング状態であれば、コンプレッサ2を駆動すべき状態かどうかを判定する(ステップ3)。つまり、容量可変斜板式コンプレッサ2の斜板24が立った状態であれば、コンプレッサ2の負荷は小さく、斜板24が傾斜した状態であれば、コンプレッサ2の負荷が大きいので、この点を判定する必要がある。
【0054】
さらに、冷凍サイクルが所定条件かどうかを判定する(ステップ4)。ここで冷凍サイクルの所定条件とは、例えば、冷凍サイクルの高圧領域、つまりコンプレッサ2から冷媒膨脹部材72の間の領域の冷媒圧力が所定値(例えば、1.9MPa)以下、という圧力条件となっていることである。
【0055】
ただし、この判定は、高圧領域の圧力のみに限定されるものではなく、高圧領域の温度等でも良く、また、低圧領域であっても、コンプレッサ2の負荷状態を検知できないわけではないので、場合によっては低圧領域であっても良い。
【0056】
高圧領域の圧力が所定値以下であるということは、一般に駆動負荷が低く、駆動手段として、駆動力の大きいエンジン1を選択しなくても、駆動力の小さい補機駆動手段3でもコンプレッサ2を駆動でき、しかも、車両アイドリング中では、エンジン1を使用するよりも補機駆動手段3を使う方が、前述したように効率的となるからである。
【0057】
かかる条件が満足された場合に、補機駆動手段3を駆動する(ステップ5)。
【0058】
なお、上記条件がそれぞれ満足されない場合には、元の状態に戻り、新たな入力が入るまで待機する。
【0059】
補機駆動手段3を駆動した後に、エンジン停止条件を満足しているかどうかを判定する(ステップ6)。エンジン停止条件とは、例えば、車両が走行速度ゼロの状態でありかつ乗員がアイドルペダルを踏んでいない状態であり、しかもブレーキペダルを踏んでいるか、パーキングブレーキを作動させているかのどちらかを満たしている場合であって、この状態が、好ましくは、例えば、7秒以上継続している場合である。
【0060】
もし、このエンジン停止条件が満足されれば、エンジン1を停止し(ステップ7)、そうでなければ、元の状態に戻り、新たな入力が入るまで待機する。
【0061】
エンジン1を停止しても、コンプレッサ2は補機駆動手段3によりプーリ32、補機駆動力伝達手段6、第1プーリP1 及び回転軸21を介して駆動されているので、冷暖房状態が影響されることはない。
【0062】
この結果、正味馬力Leが比較的小さく、燃料消費量も少ない状態であるアイドリング状態であっても、エンジン1と補機駆動手段3のいずれを使うかの選択を、冷凍サイクルの状態に応じて行なうので、不必要にエンジンを駆動せず燃料も消費しないのみでなく、コンプレッサの負荷をたかめ、効率の良い領域での運転も可能となり、一層燃費の向上を図ることができる。
《第2の実施の形態》
前述した冷凍サイクルの状態を冷媒状態検知手段9により検知してコンプレッサ2の駆動を適宜選択する制御は、アイドルストップ車にも適用可能である。
【0063】
ここにおいて、図5は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図であるが、前記図1〜3に示す部材と共通する部材には同一符号を付し説明は省略する。
【0064】
本実施の形態の制御部Sでは、図5に示すように、コンプレッサの駆動をエンジンにより行なうかあるいは補機駆動手段3により行なうかを判別するコンプレッサ駆動手段判別手段10bに、車両アイドルストップ状態であるかどうかを検出するアイドルストップ状態検出手段10aからの検出信号と、前述した冷媒状態検知手段9からの信号を入力するようになっている。
【0065】
この判別手段10bで判別したコンプレッサ駆動手段の信号は、コンプレッサ駆動選択手段10へ出力され、コンプレッサの駆動をエンジンか補機駆動手段3かの決定を行なう。
【0066】
次に、本実施の形態の作用を前記図4を参照しつつ説明する。
【0067】
第1の実施の形態と同様に、制御部Sにおいては、エンジン制御手段201にはアクセル等の操作情報等が入力され、また空気調和制御手段204にはエンジン制御手段201からの情報も入力され、冷媒状態検知手段9には冷凍サイクル7の高圧領域の圧力等の冷媒情報が入力され、これらエンジン制御手段201、空気調和制御手段204及び冷媒状態検知手段9からの信号がコンプレッサ駆動選択手段10に入力される(ステップ1)。
【0068】
このコンプレッサ駆動選択手段10は、まず、車両がアイドリング状態かどうかを判定する(ステップ2)。アイドリング状態であれば、コンプレッサ2を駆動すべき状態かどうかを判定する(ステップ3)。
【0069】
さらに、冷凍サイクルが所定条件かどうかを判定する(ステップ4)。ここの冷凍サイクルの所定条件は、前記第1の実施の形態と同様で、冷凍サイクルの高圧領域の冷媒圧力が所定値以下となっているか否かである。
【0070】
もし条件を満足していれば、前記実施の形態と同様に、補機駆動手段3によりコンプレッサ2を駆動し(ステップ5)、その後、エンジン停止条件、つまりアイドルストップ条件を満足しているかどうかを判定する(ステップ6)。このアイドルストップ条件も前記実施の形態と同様である。
【0071】
このように、アイドルストップの状態に入る前に、冷凍サイクルの状態、コンプレッサの負荷の状態に応じて補機駆動手段3によりコンプレッサ2を駆動するようにしているので、コンプレッサに過負荷を加えることなく、アイドルストップに入ることができ、エンジンを再起動することも少なくなり、この再起動による違和感を乗員に与えることが少なくなる。
《第3の実施の形態》
前述したハイブリッド車において、走行速度が低下し、駆動源がエンジンからモータに切替わると、コンプレッサの駆動源も駆動モータと補機駆動手段3になるが、コンプレッサの負荷状態によっては、補機駆動手段3によっては負荷が高く、駆動不能となり、駆動モータでは電力を消費し過ぎることもある。
【0072】
このような場合には、駆動源がエンジンからモータに切替わるタイミングを遅らせ、エンジンによりコンプレッサを駆動する時間を長くすれば、極力補機駆動手段3の駆動を軽減することができる。
【0073】
また、前記アイドルストップ車においても同様で、アイドルストップに入る時点を遅らせると、補機駆動手段3による駆動を低減できることになる。
【0074】
このため、本実施の形態では、前述した冷媒状態検知手段9を利用して冷凍サイクルの冷媒状態を検知し、これに基づきエンジンによりコンプレッサを駆動する時間を遅延するようにしている。
【0075】
ここにおいて、図6は本発明の第3の実施の形態を示すブロック図、図7は同実施の形態の作動状態を示すフローチャートであるが、前記図1〜5に示す部材と共通する部材には同一符号を付し説明は省略する。
【0076】
本実施の形態の制御部Sでは、図6に示すように、前述の冷媒状態検知手段9の信号は、エンジン駆動遅延時間算出手段9aに入り、この遅延時間算出手段9aの出力は、コンプレッサ駆動手段判別手段10bへ入るようになっている。
【0077】
このエンジン駆動遅延時間算出手段9aは、走行速度が低下し、駆動源がエンジンからモータに切替わり、エンジン1が停止されるまでの時間Tあるいはアイドルストップ車において、アイドルストップ状態を予知した後にエンジン1が停止されるまでの時間T(以下、遅延時間Tと称す)を冷凍サイクル7の状態に応じて算出する。
【0078】
例えば、冷凍サイクルの高圧領域の圧力が非常に高い状態(例えば、2.0MPa)であれば、補機駆動手段3によりコンプレッサ2を駆動しようとしても、駆動力が不足していると判断でき、前述の遅延時間Tは無限大になる虞れがある。逆に、冷凍サイクルの高圧領域の圧力が比較的低い状態(例えば、0.8MPa)であれば、補機駆動手段3により十分駆動できるので、前述の遅延時間Tを短く、例えば、5秒と設定し、この遅延時間Tの間に補機駆動手段3を始動すれば、エンジン1を停止しても補機駆動手段3によりコンプレッサ2を継続的に駆動できる。
【0079】
一方、高圧領域の圧力がやや高い条件では、コンプレッサ2の吐出量を低下させることにより高圧領域の圧力を低下させることもできる。このようにコンプレッサ2の必要な駆動力を他の手段により低減した後に、エンジン1を停止する場合も、補機駆動手段3でコンプレッサを駆動できるようにするためには、若干の遅延時間Tが必要となる。
【0080】
このため、例えば、高圧領域の圧力が1.7MPa程度のやや高い条件では、遅延時間Tとして、例えば、16秒という長めの遅延時間Tを設定し、この間に、まず、補機駆動手段3を始動し、さらにコンプレッサ2の吐出量を低減し、駆動力を軽減した状態にして、16秒後にエンジン1を停止する。
【0081】
なお、コンプレッサ2の吐出量を制御するためには、一回転あたりの冷媒吐出量を制御できる、前述した容量可変式のコンプレッサであることが好ましい。
【0082】
本実施の形態の作用を、図7に示すフローチャートにより説明する。
【0083】
前述した実施の形態の場合のステップ1〜ステップ5と同様にステップ20〜ステップ24を作動し、補機駆動手段3を駆動する。
【0084】
次に、アイドルストップ状態を予知したかどうかを判定する(ステップ25)。このアイドルストップ状態の予知は、例えば、車速センサが5km/hを感知したときあるいはトランスミッションのレバーがDレンジからNレンジに設定されたときには、車両は数秒〜数十秒後に停止すると予測されることから、これによりアイドルストップ直前の状態であると判断できる。
【0085】
もし、アイドルストップ状態を予知しないならば、元の状態に戻り、新たな入力が入るまで待機するが、そうでなければ遅延時間Tを算出する。
【0086】
この遅延時間Tは、冷凍サイクル7の高圧領域の圧力に応じて算出される。この遅延時間Tの算出は、前述したように高圧領域の圧力が1.7MPa程度のやや高い状態では16秒を設定し、0.8MPa程度のやや低い状態では5秒を設定する(ステップ26)。
【0087】
この高圧領域の圧力が高いほど、コンプレッサ駆動力は大きいと判定でき、コンプレッサの駆動力が大きいほど、エンジン駆動の遅延時間を長くすることにより補機駆動手段3による駆動力を軽減できる。
【0088】
そして、ここで算出された遅延時間Tをもあわせてエンジン停止条件が満足されているか否かを判定する(ステップ27)が、このエンジン停止条件は、前述のものと同様である。
【0089】
エンジン停止条件が満足されていると、エンジンは停止され、補機駆動手段3でコンプレッサ2を駆動する。エンジン停止条件が満足されないならば、元の状態に戻り、新たな入力が入るまで待機する。
【0090】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明では、軽負荷状態でエンジンを駆動する場合であって、エンジンと補機駆動手段の駆動力をコンプレッサに選択的に伝達する場合に、冷媒状態検知手段が検知した冷凍サイクルの状態に応じて、補機駆動手段を使用したり、エンジンを使用するようにしているので、補機駆動手段を使ってコンプレッサを駆動する場合のエンジンに対する負荷が軽減し、効率が悪い条件での運転を回避し、省エネルギを図りかつ円滑な作動を行なうことができる。
また、車両がアイドルストップの状態に入る前に、冷凍サイクルの状態、コンプレッサの負荷の状態に応じて補機駆動手段によりコンプレッサを駆動するようにしているので、コンプレッサに過負荷を加えることなく、アイドルストップに入ることができ、エンジンを再起動することも少なくなり、この再起動による違和感を乗員に与えることが少なくなる。
さらに、冷凍サイクルの状態、コンプレッサの負荷の状態に応じてではあるが、アイドルストップ検出手段がアイドルストップ状態を予知すると、エンジン駆動遅延時間算出手段が算出した遅延時間だけエンジンの停止を遅延させ、補機駆動手段によるコンプレッサの駆動を極力エンジンにより行うようにしているので、補機駆動手段の駆動を軽減することができる。
【0092】
請求項2の発明では、冷媒状態検知手段が検知した所定領域の圧力及び/又は温度が大きいほど、エンジン駆動遅延時間算出手段が遅延時間を長くするようにしているので、補機駆動手段によりコンプレッサを駆動する時点を遅らせ、極力エンジンによりコンプレッサを駆動でき、補機駆動手段の駆動を軽減することができる。
【0093】
請求項の発明では、冷媒状態検知手段が検知する冷凍サイクルの状態を、冷凍サイクルの高圧領域の冷媒状態を検知するようにしたので、コンプレッサの直近での検知となり、精度的に優れ、また検知もしやすい。
【0094】
請求項の発明では、冷媒状態検知手段がコンプレッサの吐出圧を検知するので、コンプレッサの状態をより明確に知ることができ、精度的に優れ、また検知もしやすいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す概略ブロック図である。
【図2】 同実施の形態の全体概略説明図である。
【図3】 容量可変斜板式コンプレッサ概略断面図である。
【図4】 同実施の形態の作動を説明したフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】 同実施の形態の作動を説明したフローチャートである。
【図8】 従来の車両用空気調和装置を示す概略図である。
【図9】 エンジンの燃料熱量に対する駆動エネルギの比率を示す図である。
【図10】 正味仕事と正味効率との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン、
2…コンプレッサ、
3…補機駆動手段、
4…駆動力切換手段、
5…駆動力切換手段、
7…冷凍サイクル、
71…冷媒凝縮手段、
72…冷媒膨張手段、
73…冷媒蒸発手段、
74…配管、
8…空気調和手段、
9…冷媒状態検知手段、
9a…エンジン駆動遅延時間算出手段、
11…アイドルストップ検出手段、
Pd…吐出圧、
S…制御部。
T…遅延時間。

Claims (4)

  1. 少なくともコンプレッサ(2)、冷媒凝縮手段(71)、冷媒膨張手段(72)及び冷媒蒸発手段(73)を配管(74)により接続した冷凍サイクル(7)と、少なくとも前記冷媒蒸発手段(73)を利用して車室内の空気調和を行う空気調和手段(8)と、車両の駆動力を生成するエンジン(1)と、前記コンプレッサ(2)を駆動する補機駆動手段(3)と、前記エンジン(1)と補機駆動手段(3)の駆動力を前記コンプレッサ(2)に選択的に伝達する駆動力切換手段(5)と、前記空気調和手段(8)、エンジン(1)、補機駆動手段(3)及び駆動力切換手段(5)を制御する制御部(S)と有する車両用空気調和装置において、
    前記制御部(S)は、冷凍サイクル内を循環する冷媒の状態を検知する冷媒状態検知手段(9)と、アイドルストップ状態を検知するアイドルストップ検出手段 (11) と、前記エンジン (1 )の停止を遅延させる時間 (T )を算出するエンジン駆動遅延時間算出手段 (9a) と、を有し、
    前記冷媒状態検知手段(9)が、前記冷凍サイクル(7)の所定領域の圧力及び/又は温度が所定値以下であることを検知し、かつ前記アイドルストップ検出手段 (11) がアイドルストップ状態を予知すると、前記駆動力切換手段 (5 )により前記コンプレッサ (2 )をエンジン (1 )による駆動から前記補機駆動手段 (3 )による駆動に切換え、前記エンジン駆動遅延時間算出手段 (9a) が算出した遅延時間 (T )だけ前記エンジン (1 )の停止を遅延させるようにしたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 前記エンジン駆動遅延時間算出手段(9a)は、前記冷媒状態検知手段(9)が検知した所定領域の圧力及び/又は温度が大きいほど、前記遅延時間(T)を長くするようにしたことを特徴とする請求項に記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記冷媒状態検知手段(9)は、前記冷凍サイクル(7)の高圧領域の冷媒状態を検知するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記冷媒状態検知手段(9)は、前記コンプレッサ(2)の吐出圧(Pd)を検知するようにしたことを特徴とする請求項に記載の車両用空気調和装置。
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