JP2003118891A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JP2003118891A
JP2003118891A JP2001322113A JP2001322113A JP2003118891A JP 2003118891 A JP2003118891 A JP 2003118891A JP 2001322113 A JP2001322113 A JP 2001322113A JP 2001322113 A JP2001322113 A JP 2001322113A JP 2003118891 A JP2003118891 A JP 2003118891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート搬送方向の所定のシート搬送基準側に
シートを整合する画像形成装置内のアライニング手段に
よるシートの基準位置合わせを確保しつつ、高速給送可
能なシート給送装置を提供する。 【解決手段】 シートを積載収納するシート収納手段
と、前記シート収納手段からシートを繰り出すシート繰
出手段と、前記シート繰出手段から繰り出されたシート
を給送する給送ローラと該給送ローラに圧接する分離部
材とから構成された分離手段と、前記分離手段において
分離給送されたシートの給送方向を整えるレジスト修正
後に、画像形成装置における前記シートアライニング手
段に対してシートを引き渡すレジストローラ対と、前記
各手段を支持するフレームと、から構成され、前記給送
ローラと前記分離部材とをシートニップ状態又はシート
開放状態にするための第1の圧接離間手段と、前記レジ
ストローラをシートニップ状態又はシート開放状態にす
るための第2の圧接離間手段と、を具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置(以下、単に
「画像形成装置」という)に装着されるシート給送装置
に関し、特に、供給されたシートの側縁を搬送基準に合
わせて整合させながら画像形成手段に供給するアライニ
ング手段を備える画像形成装置内に着脱自在に構成され
たシート自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、集積収納されたシート
を給送するための給送部と給送部から給送されたシート
上に文字または図形等を形成するための画像形成手段と
を具備しており、シートは、画像形成装置内に設けられ
たシート搬送経路内を給送部から画像形成手段へ向けて
搬送される。
【0003】このような画像形成装置においては、シー
ト上の所定位置に画像形成を行うことにより画像形成品
質を向上するため、シートを正確に位置決めするべく給
送部から給送されるシートの側縁を搬送基準に合わせて
整合させながら画像形成手段に供給するアライニング手
段を備えた画像形成装置が実用に供されている。このよ
うなアライニング手段を備えた画像形成装置の例が、特
開平8−20807号(米国特許第5494277号)
において開示されている。
【0004】この公報に示される装置は、画像形成装置
内にシートを収納するカセットトレイを内蔵し、このカ
セットトレイ内に積層されたシートを画像形成部側へ供
給するように構成されている。このようなカセットトレ
イのシート収納枚数は、通常250枚から500枚程度
であり、大量に且つ高速に画像形成処理を行う場合は、
頻繁にシートの補給が必要となる。このため、大量のシ
ートを収納可能な自動給送装置が要求される。
【0005】このような大容量の自動給送装置は、例え
ば、特許第2625057号(米国特許第536828
5号)に示されるように、大量(一般に2000枚から
3000枚程度)の積層シートを支持し昇降するペーパ
ーデッキ(支持台)と、このペーパーデッキ上に積層さ
れたシートを一枚づつ分離するとともに、画像形成装置
側のレジストローラに供給する分離供給手段を備えてい
る。
【0006】また、特開平11−30884号は、画像
形成装置内に組み込んだ装置として、下流側の搬送ロー
ラにシートが到達した後に上流側の中継ローラ対のロー
ラ間を離間することにより、搬送経路下流側に配置され
たローラの搬送時搬送負荷を軽減しようとした例を開示
している。この中継ローラ対の離間は、一方のローラを
揺動するレバーに取り付け、このレバーをソレノイドに
よって移動することによって行われている。
【0007】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、こ
のような従来の大容量の自動給送装置を上記のアライニ
ング手段を備えた画像形成装置に装着する場合はいくつ
かの問題点があった。
【0008】第1に、シート自動給送装置からシートを
画像形成装置側のアライニング手段にシートが到達した
後、シートを搬送基準に沿ってシート搬送方向と交差す
る方向にシートを移動することになるが、分離給送手段
にシートがニップした状態であると、シートはシート搬
送基準側にスムースに移動できなかった。特に、アライ
ニング手段の般送力を強くすると搬送基準を乗り越える
かあるいは薄いシートの場合はシートの側縁が坐屈する
恐れがあり、分離給送手段が圧接状態のままであると実
質的に基準合わせができなかった。
【0009】第2に、画像形成装置側のシート搬送基準
やアライニング手段をシート自動供給装置側に配置とす
ることも考えられるが、この場合にはシート給送装置の
大型化は避けられなかった。
【0010】第3に、上記のシート給送装置は、分離給
送後に給送シーートの先端を合わせるためのレジスト修
正を画像形成装置装置で行っていたためにアライニング
手段を設ける必要があり、この場合には画像形成装置本
体が大型化せざるを得なかった。そのために、レジスト
手段を削除すると、シートの修正をアライニング手段の
みで行わなければならず、曲がりの大きいシートの場合
はアライニング修正が適正に行われない場合が生じてい
た。
【0011】本発明は、アライニング手段を備えた画像
形成装置にシート給送装置を装着しても、アライニング
手段によるシートの基準位置合わせが確実できるシート
給送装置の提供を目的とする。
【0012】また、本発明は、アライニング手段を備え
た画像形成装置にシート給送装置に装着できる装置であ
って、小型で且つ予めシート給送装置側でレジスト修正
が行える装置の提供を目的とする。
【0013】さらに、本発明は、アライニング手段を備
えた画像形成装置にシート給送装置に装着できる装置で
あって、高速でシート且つ多種の厚さのシートであって
も高速でシートを供給できるシート給送装置の提供を目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、シ
ート搬送方向における所定のシート搬送基準側にシート
を整合するシートアライニング手段を有する画像形成装
置本体に対して、シートを供給するためのシート給送装
置であって、シートを積載収納するシート収納手段と、
前記シート収納手段からシートを繰り出すシート繰出手
段と、前記シート繰出手段から繰り出されたシートを給
送する給送ローラと該給送ローラに圧接する分離部材と
から構成された分離手段と、前記分離手段において分離
給送されたシートの給送方向を整えるレジスト修正後
に、画像形成装置における前記シートアライニング手段
に対してシートを引き渡すレジストローラ対と、前記各
手段を支持するフレームと、から構成され、前記給送ロ
ーラと前記分離部材とをシートニップ状態又はシート開
放状態にするための第1の圧接離間手段と、前記レジス
トローラをシートニップ状態又はシート開放状態にする
ための第2の圧接離間手段と、を具備することを特徴と
するシート給送装置を提供するものである。
【0015】ここで、前記第1の圧接離間手段は、シー
トの先端が前記レジストローラ対に到達した後に給送ロ
ーラと分離部材とをシートニップ状態からシート開放状
態に移行させ、さらには、前記第2の圧接離間手段は、
シートの先端が前記シートアライニング手段に到達した
後に前記レジストローラ対をシートニップ状態からシー
ト開放状態に移行させるようにしている。これにより、
本発明に係るシート給送装置においては、画像形成装置
におけるアライニング手段にシートを引き渡した後にシ
ートニップを開放状態にするのでアライニング手段によ
るシートの確実な基準位置合わせを可能にしているので
ある。
【0016】また、前記シートアライニング手段は、搬
送されるシートの片側側縁を前記シート搬送基準に対し
て片寄せしつつ搬送する搬送ローラを有し、前記シート
自動給送装置は、当該シートアライアンス手段を有する
画像形成装置に対して着脱可能に構成されている。さら
に、前記シート給送装置は、給送するシートの片側側縁
のシート給送基準を備え、当該シート給送基準は、画像
形成装置側における前記シート搬送基準に対して内側に
シフトして設けられたことを特徴とする。
【0017】ところで、前記シート繰出手段は、シート
上面に接するローラと、当該ローラのシート給送方向上
流側を支点として下流方向に向かって揺動自在に支持さ
れるように構成されているので、シート繰出部における
シートジャムの可能性を排除しているのである。
【0018】一方、本発明は、シート搬送方向における
所定のシート搬送基準側にシートを搬送しつつ整合する
シートアライニングローラを有する第1ユニットと、前
記第1ユニットに対して着脱自在の第2ユニットとから
構成され、前記第2ユニットは、シートを積載収納する
シート収納手段と、前記シート収納手段からシートを繰
り出すシート繰出手段と、前記シート繰出手段から繰り
出されたシートを給送する給送ローラと該給送ローラに
圧接する分離部材と、から構成された分離手段と、前記
分離手段において分離給送されたシートの給送方向を整
えるレジスト修正を行った後に、前記画像形成装置のシ
ートアライニング手段に対してシートを引き渡すレジス
トローラ対と、前記各手段を支持するフレームと、から
構成され、前記給送ローラと前記分離部材とをシートニ
ップ状態又はシート開放状態にするための第1の圧接離
間手段と、前記レジストローラをシートニップ状態又は
シート開放状態にするための第2の圧接離間手段と、を
具備し、前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対し
て着脱自在に構成したことを特徴とする画像形成装置を
提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート給送装
置を当該シート給送装置を具備する画像形成装置の実施
の形態例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】図1は、画像形成装置(コピー装置)H内
に収納され、シート給送位置にあるシート給送装置1
(a)、、(b)の例を示す。図2は、シート給送装置
1に収納されたシートを繰出しローラ8等のシート給送
手段により1枚ずつ分離されてプリンタに給送する状態
を示すものである。
【0021】画像形成装置Hは、装置本体Hの上部に画
像情報に応じてレーザー光を走査するレーザースキャ
ナ、画像プロセスユニット、転写ローラ、定着器、(何
れも図示しない。)及び搬送ローラ9等で構成されたプ
リンタが形成されている。そして、装置H本体の下方に
はシート給送装置1が形成されている。シート給送装置
内1、2に収納されたシートSは、図2に示すように繰
出しローラ8を含む搬送手段により上記プリンタに所定
のタイミングで搬送されるように構成されている。繰出
しローラはシート給送方向上流側を支点として下流方向
に向かって揺動自在に支持されている。
【0022】図1(a)は、画像形成装置Hに複数のシ
ート給送装置1、、2a、、2b、が設けられている構
成を示している。各シート給送装置1、1、2a、、2
bは各々独立して機能するように構成されている。シー
ト給送装置1は、様々なサイズのシートが積載可能なシ
ートサイズ検知手段を有する給送装置である。シート給
送装置2a、、2bは固定サイズのシートSのシート給
送装置2a、、2bとして割り当てて使用するようにし
てもよい。
【0023】そして、図1(b)は、様々なサイズのシ
ートが積載可能なシートサイズ検知手段を有するシート
給送装置1のみで構成された画像形成装置Hである。複
数のサイズのシートが積載可能なシート給送装置1だけ
で給送するため画像形成装置Hは図1(a)の装置に比
べて小型化されている。また、複数のシート給送装置
1、、2a、、2b、は画像形成装置Hに着脱可能に構
成されており、例えば単一サイズのシートのみを大量に
使用する時には、図1(b)のみでよく、他のサイズもよ
く使用する場合には、図1(a)のような構成にすれば
よい。
【0024】ここで、実施の形態例におけるシート給送
装置1の構成及び動作について説明する。シート給送装
置1はシート収納手段(シート収納カセット)19と、
シート収納手段19内に設けられたシート支持台7と、
シート収納手段19をシート補充位置とシート給送位置
間の移動経路において移動可能に支持する支持手段30
と、支持手段30の一端にあってこれを固定するフレー
ム10と、シート給送位置にあるシート収納手段19内
からシートを1枚づつ分離して繰り出す繰出しローラ
8、給送ローラ40、分離ローラ(分離部材)41、レ
ジストローラ対42a、42b等のシート給送手段とで
構成されている。
【0025】そして、シート収納手段19内には、シー
トの幅方向を規制する図示しないシー−ト規制手段と後
端支持ガイド5が設けられている。
【0026】さらに、シート給送装置1は後端支持ガイ
ド5と協働してシート収納手段19に収納されたシート
Sのサイズを検知するシートサイズ検知手段20とで構
成されている。
【0027】図3は、本発明に係るシート給送装置1の
例を示し、本シート給送装置1が画像形成装置Hの本体
フレーム10内から引き出されて、シート補充位置に位
置している状態を示す斜視図である。
【0028】本体フレーム10に収納されているシート
収納手段19のフロントカバー18に設けられた取っ手
17を持ち、手前に引き出すことでシート補充位置にシ
ート収納手段19(カセット)を移動することが出来
る。その移動において、シート収納手段19を支持して
いる支持手段30である支持レールは伸縮可能に構成さ
れている。支持手段30の一方の端はフレームに固定さ
れている。
【0029】シート収納手段19は支持手段30の支持
レールに案内されてシート補充位置に引き出されるので
ある。そして、シート収納手段19がフレーム10から
引き出された状態でシートSをシート収納手段19に収
納する。この時、本体フレーム10に設けられたシート
検知手段20及びリフトアップ駆動手段のカップリング
12はシート収納手段19から離間している。
【0030】シート収納手段19がシート補充位置に引
き出された時の本体フレーム10とシート収納手段19
との間に出来る空間がシート収納手段19の移動経路と
なる。
【0031】図4は、本シート給送装置1が画像形成装
置Hの本体フレーム内のシート給送位置に位置している
状態を示す斜視図である。
【0032】シート収納手段19のシート給送位置への
移動は、上記説明したシート補充位置にあるシート収納
手段19のフロントカバー18を押して本体装置のフレ
ームに押し込む。シート収納手段19のフロントカバー
18を押して本体装置のフレームに押し込むと、シート
収納手段19を支持している支持手段30の支持レール
が縮んでシート収納手段19をシート給送位置に移動す
る。
【0033】シートサイズ検知手段20は、フレーム内
の移動経路内に入り込む位置に設けられている。そのた
め、シート収納手段19が押し込まれてシート給送位置
に位置した時、シートサイズ検知手段はシートの積載方
向から見てシート収納手段19と重なり合う位置に配置
されている。
【0034】その時、シート後端規制ガイド5の一端に
設けられたレバー押当部25はシートサイズ検知手段2
0の1又は複数のサイズ検知レバーに形成されている1
又は複数の検知レバー当接部に当接するように構成され
ている。さらに、シート支持台7を昇降する駆動伝達手
段としてのカップリング12がシート収納手段19に設
けられたカップリング用ピン14と嵌合して結合してい
る。
【0035】ここで、本発明におけるシートアライニン
グ手段を本体画像形成装置Hに有するシート給送装置に
おけるシート給送について説明する。なお、このシート
アライニング手段を図1(b)のような構成の場合は、
シート給送装置1の直上の別ユニットのシート給送装置
2bが有していても良い。
【0036】図5は、画像形成装置本体Hの下段にシー
ト給送装置1が取り付けられている状態の断面図であっ
てシートの給送状態(その1)を示すものであり、図5
(a)は、シート給送装置1のシート収納手段19に積
載されたシートSを繰出しローラ8が繰出し、給送ロー
ラ40、分離ローラ41対に給送した状態を示すもので
ある。シート収納手段19に積載されたシートSはリフ
トアップされて待機位置に停止している。本体から給送
信号を受信したら給送を開始する。
【0037】シート収納手段19に積載されたシートS
は待機位置から上昇して繰出しローラ8に当接した状態
で繰出しローラ8により給送ローラ40、分離ローラ4
1対へと給送される。この時、給送ローラ40と分離ロ
ーラ41はニップした状態にある。分離ローラ41は給
送されたシートを1枚ずつに分離する機能を有する。
【0038】図5(b)は、給送ローラ40、分離ロー
ラ41対により給送されたシートがレジストローラ42
に当接し整合される状態を示すものである。1枚ずつに
分離されたシートSは分離センサ52、レジストセンサ
51を通過してレジストローラ42で一旦停止し整合さ
れて画像形成装置本体側の搬送ローラ9に給送される。
この時、給送ローラ40、分離ローラ41はニップした
状態にある。
【0039】図6は、図5に続くシート給送状態(その
2)を示すものである。(a)はシートがレジストロー
ラ42にニップされ本体装置側に給送される状態を示
す。レジストローラ42手前で整合されたシートはレジ
ストローラ42にニップされて所定距離進むと給送ロー
ラ40と分離ローラ42は離間される。この離間は整合
されたシートが撓んだりしないためである。(b)は、
レジストローラ42から給送されたシートが本体側の搬
送ローラ9、アライニングローラ9b対にニップされア
ライニングローラ9bによりシート給送基準に片寄せし
つつ搬送される状態を示す。この状態のときレジストロ
ーラ42対は離間する。給送ローラ40、分離ローラ4
1対も離間した状態にある。このように各ローラが離間
していることで片寄せしながら給送されるシートは撓む
ことなくシート給送基準に沿って給送されることとな
る。
【0040】図7は、図6に続くシート給送状態(その
3)を示すものである。(a)は給送されるシートの後
端が分離センサ52を通過した状態を示すものである。
シートの後端が分離センサ52を通過すると次のシート
の給送に備えて給送ローラ40、分離ローラ41の対は
圧接(ニップ)する。給送されるシートSはレジストロ
ーラ42対を通過中で、レジストローラ42対は離間し
た状態である。(b)は、給送されるシートの後端がレ
ジストセンサ51を通過して所定距離給送された状態を
示す。給送されるシートの後端がレジストセンサ51を
通過して所定距離給送されレジストローラ42を通過す
るとレジストローラ42対は圧接(ニップ)される。こ
こで給送ローラ40、分離ローラ41対及びレジストロ
ーラ42対は次のシートの給送を受け入れる準備が出来
たことになる。なお、上記の給紙ローラ40、分離ロー
ラ41が圧接した時点で、次のシートを繰り出すように
構成しても良い。この場合には、より高速の給送が可能
となる。
【0041】ここで、本実施例の第1の圧接離間手段で
ある給送ローラ40と分離ローラ41の離間駆動機構の
構成を説明する。
【0042】図8は、本シート給送装置1のシート給送
手段の離間駆動機構の斜視図を示すものである。シート
給送手段は、シート収納手段19に積載されたシートの
最上位のシートSを給送する繰出しローラ8と、繰出し
ローラ8から給送されたシートSをレジストローラ対4
2に給送する給送ローラ40と、給送ローラ40と対で
シートを1枚づつに分離する分離ローラ41と、分離ロ
ーラ支持部材44と、分離ローラ41を給送ローラ40
から離間させるための偏芯カム43と、繰出しローラ
8、給送ローラ40及び分離ローラ41に回転駆動を伝
達するワンウェイクラッチ45a、、45bと、モータ
M1の駆動力をギヤに伝達するベルト46a、、46b
で構成されている。
【0043】図8(a)は、シート収納手段19に積載
されているシートSを繰出しローラ8が給送ローラ40
に送り、給送ローラ40と分離ローラ41が圧接してシ
ートを1枚ずつに分離しつつ給送している状態を示して
いる。この時、偏芯カム43は分離ローラ支持部材44
から離間してセンサ47はオンONに状態にある。
【0044】図8(b)では、シートSが給送ローラ4
0からレジストローラ42に向けて所定の距離を給送さ
れ、分離モータM1の逆回転駆動が伝えられ回転した偏
芯カム43が分離ローラ支持部材44を押動して給送ロ
ーラ40と分離ローラ41を離間させた状態を示してい
る。給送ローラ40と分離ローラ41を離間させること
で1枚目のシートが完全に給送ローラ40を離れるまで
2枚目のシートを給送しないようにする。このことはさ
らに、大きいサイズのシートSを給送ローラ40、分離
ローラ41のニップ状態からフリーの状態にする。この
時センサ47はオフOFFとなる。
【0045】図9は、給送ローラ40と分離ローラ41
の離間機構の構成を示すものである。レジストローラ4
2手前で整合されたシートSはレジストローラ42にニ
ップされて所定距離進むと給送ローラ40と分離ローラ
41は離間される。この離間動作は以下のように行われ
る。シートSの先端がレジストセンサ51を越えレジス
トローラ42に当接しシートの整合が行われる。そこで
シートは一旦停止する。この時、モータM1が停止して
分離ローラ41は停止する。次にレジストモータM2が
回転しシートはレジストローラ42にニップされて給送
されシート先端が所定の長さ(例えば10mm)通過し
たところで、分離ローラ41を駆動するモータM1が逆
回転を開始する。この逆転駆動は給送ローラ40がワン
ウェイクラッチ45aで接続されているため給送ローラ
40に回転は伝達されない。モータM1の逆回転駆動
は、ベルト46a、ワンウェイクラッチ45bを介して
偏芯カム43に伝えられる。偏芯カム43は回転し分離
ローラ支持部材44を矢印X方向に押動する。この押動
によって分離ローラ41が給送ローラ40から離間す
る。
【0046】次に、第2の離間手段であるレジストロー
ラ42の離間駆動機構について説明する。図10は、レ
ジストローラ42の離間駆動機構を示すものである。
(a)は、レジストローラ42の離間駆動機構の側面図
である。(b)は、(a)の平面図を示す。レジストロ
ーラ42から給送されたシートが本体側の搬送ローラ
9、アライニングローラ9b対にニップされアライニン
グローラ9bによりシート給送基準に片寄せしつつ搬送
される。この状態のとき本体から予め受けていた距離デ
ータと給送距離とを比較して、計算された所定の距離を
給送したと判断するとレジストモータM2は逆回転を始
める。レジストローラ42aはワンウェイクラッチ60
で接続されているため逆回転しない。モータM2の逆回
転駆動は、ベルト66、ワンウェイクラッチ61を介し
て偏芯カム43bに伝えられる。偏芯カム43bは回転
しガイド板65を矢印Z方向に押動する。この押動によ
ってレジストローラ42bはレジストローラ42aから
離間する。
【0047】さらに、本発明のシート給送装置のレジス
トローラ42から給送されたシートは本体側のアライニ
ングローラ9bによってシート側縁を搬送基準68に対
して移動しつつ整合する手段を備えている。
【0048】図11は、シート給送装置側のレジストロ
ーラ42と本体側のアライニングローラ9bがシートを
整合しつつ搬送する搬送基準67、68を示すものであ
る。分離ローラから給送されたシートはレジストローラ
42にニップされて本体側に設けられた搬送ローラ9、
アライニングローラ9b対に給送される。アライニング
ローラ9bは給送されるシートを整合するためシート給
送方向の搬送基準68に向けて角度が付けられている。
そして、本体側の搬送基準68はシート給送装置側の搬
送基準67よりも所定の距離だけ(例えば、0.5m
m)外側に形成されている。アライニングローラ9bに
より給送されるシートは本体搬送基準68にシートSの
片側側縁を押し当てつつ整合されるのである。この時レ
ジストローラ42対は離間してレジストローラを通過す
るシートはフリーの状態になっている。この構造により
厚さの違うシートSであっても搬送基準に突き当たり撓
んだり歪んだりすることがない。
【0049】図12は、本発明に係る画像形成装置H及
びシート給送装置1の制御機構の構成を示すブロック図
である。シートの給送を制御するための構成は、プログ
ラムやデータを記憶して各装置を制御するためのCPU
100と、CPU100に接続されシートの給送データ
を検出し検出したデータをCPUに送信する、シートエ
ンプティ検出センサ101、シートレベル検出センサ1
02、ドア開閉検出センサ103、搬送シート検出セン
サA(レジストセンサ51)、搬送シート検出センサB
(分離センサ52)、シートニアエンプティ検出センサ
104、シートサイズ検出センサ21、分離ローラホー
ムポジションセンサ47、レジストローラホームポジシ
ョンセンサ72の各センサで構成されている。
【0050】さらに、CPU100には分離ロー−ラの
離間・圧接用の駆動と分離ロ−ーラによるシー−ト搬送
用の駆動を与える分離モータM1、レジストロー−ラの
離間・圧接用の駆動とレジストロ−ーラによるシ−ート
搬送用の駆動を与えるレジストモータM2と、シートを
積載したホッパーを昇降するためのリフトアップモータ
11が接続されている。
【0051】ここで、画像形成装置H及びシート給送装
置1のシート給送動作について説明する。図13は、画
像形成装置H及びシート給送装置1における給送開始の
基本動作を示すフローチャートである。
【0052】シート給送装置1側は本体Hの電源投入し
てスタートする(S0)。トレイが閉じられているかを
チェックし(S1、、S2)、閉じられている時のメカ
ニカルイニシャル信号を待つ(S3)。メカニカルイニ
シャル信号を受信するとイニシャライズ処理がスタート
する(S4)。イニシャル動作としてシートを待機位置
までリフトアップさせ、レジストローラ42と分離ロー
ラ41をホームポジションに戻す動作を行う。ホームポ
ジションに戻す動作はローラを圧接/離間する方向(搬
送時には逆転させる)に回転させ、ホームポジションを
エンコーダセンサにより検出したら、モータを停止させ
る動作の事をいう(S5)。
【0053】図14は、図13に続きシートが分離ロー
ラまで給送される流れを説明するフローチャートであ
る。イニシャル動作が完了したらカセット給送可能状態
となり本体からの給送コマンドを待つ(S6、、S
7)。
【0054】本体から給送コマンドが出されたらレジス
トセンサ51、分離センサ52がシートを検知していな
いかどうかを確認する(S8)。センサ上にシートが検
知されなければ給送経路上にはシートがないので分離モ
ータM1を起動する(正転)(S9)。分離センサ52
までシートを給送する(S10)。レジストセンサ51
にシートがないことを確認してから再度、分離ローラで
搬送を始める。シートはその先端がレジストセンサ51
を超えてレジストローラ42手前で整合される。
【0055】図15は、図14の続きでシート分離動作
の流れを示すフローチャートである。分離センサ52が
用紙の先端を検知すると分離モータM1は停止し、シー
トは停止する(S12)。(分離はローラ停止する。)
1枚目であるならレジストローラ42のニップ開始を待
つ(S13、、S14)。レジストローラ42のニップ
が開始されると分離モータM1を再起動する(正転)
(S15)。シートが搬送されレジストセンサ51に到
達するのを待つ(S16)。レジストセンサ51がオン
ONになると分離モータM1を停止しタイマーカウント
のパルスをセットする(S17)。
【0056】図16は、図15の続きでシートがレジス
トローラで搬送される流れを示すフローチャートであ
る。分離モータの停止を待ち、分離モータが停止すると
(S18)、シート給送のタイミングをずらすため所定
時間の間(例えば600ms)待つ(S19)。所定時
間(600ms)経過後レジストモータM2を起動し本
体側にシートの給送を開始する(正転)(S20)。レ
ジストローラ42からシートの先端が10mm通過した
ところで分離ローラ41を駆動する分離モータM1が逆
転起動を開始し分離ローラが離間を開始する(S2
1、、S22)。
【0057】図17は、図16の続きでシートSがレジ
ストローラ42で搬送される流れを示すフローチャート
である。本体側のアライニングローラ9bはレジストロ
ーラ42からのシートの先端を待ち(S23)、シート
の先端が到達するとレジストモータM2は停止する(S
24)。ここでレジストモータM2は逆転起動を開始し
レジストローラ42が離間を開始する(S25)。シー
ト後端がピックセンサを通過するとピックセンサはオフ
OFFになり(S26)、分離モータM1が逆回転起動
を開始する。分離モータM1の逆回転により離間してい
た分離ローラ41はニップ動作を開始する(S27)。
分離ローラ41がニップすると次のシートの休止が可能
な状態になる(S28、、S29)。
【0058】図18は、図17の続きでレジストローラ
42がニップされる流れを示すフローチャートである。
シートの後端がレジストセンサ51を通過すると(S3
1)、離間しているレジストローラ42のニップを開始
するための待ちタイマをセットする(S32)。タイム
カウントが開始されタイムアップすると(S33)、レ
ジストローラ42のニップ動作が開始される(S3
4)。分離モータM1を再起動させ(正転)次のシート
を待つ。そして、レジストローラ42をニップさせる
(S35)。
【0059】図19は、シートがジャムした時にローラ
を離間させてシートを取り除きやすくする流れを示すフ
ローチャートである。センサによりシートのジャムが検
出されると、レジストモータM2、分離モータM1、リ
フトアップモータ11は停止される(S40、、S4
1)。モータの正転逆転のインタバルタイマをセットし
(S42)、インタバルタイマの時間が経過すると(S
43)レジストモータM2を起動してレジストローラ4
2を離間させる(S45)。離間後レジストモータM2
が停止すると(S46)、分離ローラ41の離間を同様
に行う(S47、、S48、、S49)。離間したロー
ラからジャムしたシートを取り除くことが出来る。
【0060】以上詳しく説明したように、本発明に係る
シート給送装置1は、シート搬送方向における所定のシ
ート搬送基準側にシートSを整合するシートアライニン
グ手段を有する画像形成装置H本体に対して、シートS
を供給するためのシート給送装置1であって、シートS
を積載収納するシート収納手段と、前記シート収納手段
からシートを繰り出すシート繰出手段と、前記シート繰
出手段から繰り出されたシートを給送する給送ローラ4
0と該給送ローラ40に圧接する分離部材とから構成さ
れた分離手段と、前記分離手段において分離給送された
シートSの給送方向を整えるレジスト修正後に、画像形
成装置Hにおける前記シートアライニング手段に対して
シートSを引き渡すレジストローラ対42と、前記各手
段を支持するフレームと、から構成され、前記給送ロー
ラ40と前記分離部材41とをシートニップ状態又はシ
ート開放状態にするための第1の圧接離間手段と、前記
レジストローラをシートニップ状態又はシート開放状態
にするための第2の圧接離間手段とを具備する。
【0061】そして、前記第1の圧接離間手段は、シー
トSの先端が前記レジストローラ対42に到達した後に
給送ローラ40と分離部材41とをシートニップ状態か
らシート開放状態に移行させ、さらには、前記第2の圧
接離間手段は、シートSの先端が前記シートアライニン
グ手段に到達した後に前記レジストローラ対42をシー
トニップ状態からシート開放状態に移行させるようにし
ている。
【0062】これにより、本発明に係るシート給送装置
1においては、シートSの先端を整えるレジスト修正を
行いつつ、画像形成装置Hにおけるアライニング手段に
シートを引き渡した後にシートニップを開放状態にする
のでアライニング手段によるシートの確実な基準位置合
わせを可能にさせると共に、画像形成装置Hに対するシ
ートの高速給送を実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コピー装置等の画像形成装置内に収納され、
シート給送位置にあるシート給送装置を示す。
【図2】 本シート給送装置のシート給送手段により、
収納されていたシートが一枚づつ分離されて給送される
状態を示す。
【図3】 給送装置が画像形成装置の本体フレーム内か
ら引き出されて、シート補充位置に位置している状態を
示す斜視図である。
【図4】 本シート給送装置が画像形成装置の本体フレ
ーム内のシート給送位置に位置している状態を示す斜視
図である。
【図5】 画像形成装置本体の下段にシート給送装置が
取り付けられている状態の断面図であってシートの給送
状態(その1)を示す。
【図6】 図6に続く、シート給送状態(その2)を示
す。
【図7】 図7に続くシート給送状態(その3)を示
す。
【図8】 本シート給送装置のシート離間駆動機構の斜
視図を示す。
【図9】 本発明に係る、給送ローラと分離ローラの離
間機構の構成を示す。
【図10】 レジストローラの離間駆動機構を示すもの
である。(a)部は、レジストローラの離間駆動機構の
側面図である。(b)部は、(a)部の平面図を示す。
【図11】 シート給送装置側のレジストローラとアラ
イニングローラがシートを搬送する搬送基準を説明する
ための平面図を示す。
【図12】 画像形成装置及びシート給送装置の制御機
構の構成を示すブロック図である。
【図13】 画像形成装置及びシート給送装置における
給送開始の基本動作を示すフローチャート(その1)で
ある。
【図14】 図13に続き、シート給送動作の流れを説
明するフローチャート(その2)である。
【図15】 図14の続きで、シート給送動作の流れを
説明するフローチャート(その3)である。
【図16】 図15の続きで、シート給送動作の流れを
説明するフローチャート(その4)である。
【図17】 図16の続きで、シート給送動作の流れを
説明するフローチャート(その5)である。
【図18】 図17の続きで、シート給送動作の流れを
説明するフローチャート(その6)である。
【図19】 シートがジャムした時の動作の流れを説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 シート給送装置 3 押圧規制コロ 4 押圧規制板 5 後端規制ガイド 7 シート支持台 8 繰出しローラ 10 フレーム 11 リフトアップモータ 12 カップリング 14 カップリングピン 19 シート収納手段 25 レバー押当部 21 サイズ検知センサ 22 サイズ検知レバー 40 給送ローラ 41 分離ローラ 42 レジストローラ対 43 偏芯カム 44 分離ローラ支持部材 45a、、45b ワンウェイクラッチ 46a、、46b ベルト 51 レジストセンサ 52 分離センサ 65 ガイド板 67 搬送基準板 68 本体搬送基準板 M1 分離モータ M2 レジストモータ H 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 秀俊 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 Fターム(参考) 2H072 AA13 AA14 AA24 AB07 BA03 BA13 CA01 CA02 CB09 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BB02 BB04 CA00 CB01 DA08 EA03 EA06 3F343 FA02 FB02 FB03 GA01 GB01 GC01 GD02 HB04 HC28 HD16 JA02 JD04 JD09 JD34 MA04 MA09 MA14 MA15 MB04 MB09 MB14 MB15 MC11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送方向の所定のシート搬送基準
    側にシートを整合するシートアライニング手段を有する
    画像形成装置本体に対してシートを供給するためのシー
    ト給送装置であって、 シートを積載収納するシート収納手段と、 前記シート収納手段からシートを繰り出すシート繰出手
    段と、 前記シート繰出手段から繰り出されたシートを給送する
    給送ローラと該給送ローラに圧接する分離部材とから構
    成された分離手段と、 前記分離手段において分離給送されたシートの給送方向
    を整えるレジスト修正後に、画像形成装置における前記
    シートアライニング手段に対してシートを引き渡すレジ
    ストローラ対と、 前記各手段を支持するフレームと、から構成され、 前記給送ローラと前記分離部材とをシートニップ状態又
    はシート開放状態にするための第1の圧接離間手段と、
    前記レジストローラ対をシートニップ状態又はシート開
    放状態にするための第2の圧接離間手段と、を具備する
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧接離間手段は、シートの先
    端が前記レジストローラ対に到達した後に給送ローラと
    分離部材とをシートニップ状態からシート開放状態に移
    行させ、 前記第2の圧接離間手段は、シートの先端が前記シート
    アライニング手段に到達した後に前記レジストローラ対
    をシートニップ状態からシート開放状態に移行させる、
    ように駆動制御されることを特徴とする請求項1に記載
    のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シートアライニング手段は、搬送さ
    れるシートの片側側縁を前記シート搬送基準に対して片
    寄せしつつ搬送する搬送ローラを有し、 前記シート給送装置は、当該シートアライニング手段を
    有する画像形成装置に対して着脱可能に構成された請求
    項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート給送装置は、給送するシート
    の片側側縁のシート給送基準を備え、当該シート給送基
    準は、画像形成装置側における前記シート搬送基準に対
    して内側にシフトして設けられたことを特徴とする請求
    項3に記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート繰出手段は、シート上面に接
    するローラと、当該ローラのシート給送方向上流側を支
    点として下流方向に向かって揺動自在に支持されたこと
    を特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 シート搬送方向における所定のシート搬
    送基準側にシートを搬送しつつ整合するシートアライニ
    ングローラを有する第1ユニットと、前記第1ユニット
    に対して着脱自在の第2ユニットとを有する画像形成装
    置であって、前記第2ユニットは、 シートを積載収納するシート収納手段と、 前記シート収納手段からシートを繰り出すシート繰出手
    段と、 前記シート繰出手段から繰り出されたシートを給送する
    給送ローラと該給送ローラに圧接する分離部材とから構
    成された分離手段と、 前記分離手段において分離給送されたシートの給送方向
    を整えるレジスト修正を行った後に、前記画像形成装置
    のシートアライニング手段に対してシートを引き渡すレ
    ジストローラ対と、 前記各手段を支持するフレームと、から構成され、 前記給送ローラと前記分離部材とをシートニップ状態又
    はシート開放状態にするための第1の圧接離間手段と、
    前記レジストローラ対をシートニップ状態又はシート開
    放状態にするための第2の圧接離間手段と、を具備し、 たことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の圧接離間手段は、シートの先
    端が前記レジストローラ対に到達した後に給送ローラと
    分離部材とをシートニップ状態からシート開放状態に移
    行させ、 前記第2の圧接離間手段は、シートの先端が前記シート
    アライニング手段に到達した後に前記レジストローラ対
    をシートニップ状態からシート開放状態に移行させる、
    ように駆動制御されたことを特徴とする請求項6に記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のユニットにおけるシートアラ
    イニング手段は、搬送されるシートの片側側縁を前記シ
    ート搬送基準に対して片寄せしながら搬送する搬送ロー
    ラを有する請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第2ユニットは、給送するシートの
    片側側縁のシート給送基準を備え、当該シート給送基準
    は、前記第1ユニットにおける前記シート搬送基準に対
    して内側にシフトして設けられたことを特徴とする請求
    項8に記載の画像形成装置。
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