JP2003118192A - プリンタの用紙テンション調整機構 - Google Patents

プリンタの用紙テンション調整機構

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JP2003118192A
JP2003118192A JP2001318620A JP2001318620A JP2003118192A JP 2003118192 A JP2003118192 A JP 2003118192A JP 2001318620 A JP2001318620 A JP 2001318620A JP 2001318620 A JP2001318620 A JP 2001318620A JP 2003118192 A JP2003118192 A JP 2003118192A
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JP
Japan
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paper
tension
belt
swing arm
printer
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JP2001318620A
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Yutaka Inokuchi
豊 井ノ口
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Heiwa Tokei Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Heiwa Tokei Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は,サーマルプリンタにおいて、用紙径
によって用紙へ負荷するテンションがわらない機構を提
供する。 【構成】用紙搬送路中に設けられた用紙のテンションに
よって動作するスイングアームと、前記スイングアーム
と連動して用紙へ負荷するテンションを調整するための
ベルトと、前記ベルトが掛けられていおり、テンション
の出力伝達経路中にドラムが設けられ、前期スイングア
ームの動作と前記ベルトの張力が連動して変化すること
によって、用紙に負荷するテンションが一定に保たれる
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ロール状の用紙へ適正
なテンションを与えるための構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ロール状に巻かれた記録紙をロールホル
ダーから引き出して印刷するサーマルプリンタは広く知
られている。ロール径が大きい時と、小さい時では、紙
の慣性力の差によって、用紙にかかるテンションが変動
してしまう。間欠的に印刷するような時には、紙が急に
引かれ、この慣性力によって用紙送りがスムーズに行え
ず、印刷ムラが発生するなどの不具合が生じる。同様
に、紙を巻き取り機で巻き取る場合にもロール径の影響
が発生する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−89172号公報に示されているような、従来の機
構では、テンションを検出するためのセンサと、センサ
の検出に基づいてテンションを調整するための動力機構
が必要であり、機構が複雑になってしまうという欠点が
ある。本発明は、テンション調整のための動力手段を必
要とせず、テンションを一定に保つ機構を提供すること
を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明は、ロール状用紙搬送路中に設けられた用
紙のテンションによって動作するスイングアームと、前
記スイングアームと連動して用紙テンションを調整する
ためのベルトと、前記ベルトが掛けられており、用紙テ
ンションの出力伝達経路中にプーリーが設けられ、前記
スイングアームの動作と前記ベルトの張力が連動して変
化することによって、用紙に付加するテンションが一定
に保たれるように構成した。 【0005】 【実施例】図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。図1には本発明プリンタの外観図が示されている。
プリンタメカ10には、プラテンローラー16,サーマ
ルヘッドを保持しているサーマルヘッドホルダー15が
示されている。用紙ホルダー軸17には、ロール状の用
紙12が取り付けられている。このプリンタでは、用紙
12にサーマルヘッドで選択的に熱を印加して印刷を行
う。用紙12の経路中には、軸23を中心として揺動す
るホルダー側のスイングアーム20が設けられている。
スイングアーム20には、ローラー21と伝達シャフト
22が取り付けられている。用紙12はローラー18.
21を介してプラテンローラ16に搬送されるように構
成されている。 【0006】印刷された用紙12はローラー19.3
3.50を介して巻き取り軸40に巻き取られるように
構成されている。巻き取り側のスイングアーム30は、
軸31を中心として揺動する様に構成されており、伝達
シャフト32が設けられている。 【0007】図2には、図1に示されているプリンタの
左側前方から見た図が示されている。用紙ホルダー軸1
7はブラケット24に軸支されており、用紙ホルダー軸
17にはプーリー27が固定されて取り付けられてい
る。プーリー27にはフェルトなどでできているベルト
25が掛けられている。ベルト25の一端26はプリン
タメカ10にネジなどで固定されている。ベルト25の
他端は伝達シャフト22に取り付けられている。伝達シ
ャフト22は図中下方向にバネ41で引かれている。 【0008】巻き取り軸40は、ブラケット36に軸支
されている。巻き取り軸40には、プーリー39と歯車
38が取り付けられている。歯車38はブラケット36
に取り付けられているモーター37に取り付けられてい
る図示しないピニオンギアと噛み合っており、モーター
37の動力を伝達し巻き取り軸40を駆動する。この動
力によって用紙12を巻き取ることができる。プーリー
39には、ベルト34が掛けられており、一端35はプ
リンタメカ10に取り付けられ、もう一端は伝達シャフ
ト32に取り付けられ、バネ42で図中手前側に引かれ
ている。 【0009】次に、用紙ホルダー側のテンション調整機
構の動作について説明する。用紙ホルダー軸17に取り
付けられているプリー27にはバネ41の荷重によって
ベルト25が引かれて、回転負荷が掛けられている。用
紙12を引き出す際に、用紙12にかかるテンションが
増大すると、スイングアーム20が軸23を中心として
上方向に持ち上げられる。スイングアーム20が上方向
に持ち上げられると、スイングアーム20に取り付けら
れている伝達シャフト22も上方向に移動する。伝達シ
ャフト22が上方向に移動すると、伝達シャフト22に
取り付けられているベルト25がゆるむ。用紙ホルダー
軸17に取り付けられているプーリー27には、ベルト
25によって摩擦抵抗が掛けられているが、ベルト25
がゆるむことによって、摩擦抵抗が軽減し、プーリー2
7が回転しやすくなるので、用紙12が引き出されると
きのホルダー軸17の回転負荷が軽減する。回転負荷が
軽減すると用紙12にかかるテンションが下がる。用紙
12に掛かるテンションが低くなると、スイングアーム
20が下方向に移動し、ベルト25が下に引かれて、プ
ーリー27の回転負荷が増えるので、用紙12のテンシ
ョンが高くなるように動作する。このようにして用紙1
2のテンションが調整され、一定のテンションを保つよ
うに動作する。 【0010】巻き取り軸40もスイングアーム30の動
きに連動して、一定の巻き取りテンションに調整される
ように構成されている。 【0011】 【発明の効果】本発明の構成によれば、ロールの巻き径
によってテンションが変わらず常に一定のため、テンシ
ョンの影響による印刷品質の変化を抑えることができ
る。巻き取りを行った際も一定のテンションで安定して
巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のプリンタの用紙テンション調整機構の
正面右側から見た図である。 【図2】本発明のプリンタの用紙テンション調整機構の
正面左側から見た図である。 【符号の説明】 15 サーマルヘッドホルダー 17 用紙ホルダー軸 16 プラテンローラ 20.30 スイングアーム 22.32 伝達シャフト 27.39 プーリー 25.34 ベルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ロール状用紙搬送路中に設けられた用紙
    のテンションによって動作するスイングアームと、 前記スイングアームと連動して用紙テンションを調整す
    るためのベルトと、 前記ベルトが掛けられていおり、用紙テンションの出力
    伝達経路中にプーリーが設けられ、 前記スイングアームの動作と前記ベルトの張力が連動し
    て変化することによって、用紙に負荷するテンションが
    一定に保たれるように構成したことを特徴とするプリン
    タの用紙テンション調整機構。
JP2001318620A 2001-10-16 2001-10-16 プリンタの用紙テンション調整機構 Pending JP2003118192A (ja)

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