JP2003117862A - ハンドの位置合わせ方法およびその装置 - Google Patents

ハンドの位置合わせ方法およびその装置

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JP2003117862A JP2002177148A JP2002177148A JP2003117862A JP 2003117862 A JP2003117862 A JP 2003117862A JP 2002177148 A JP2002177148 A JP 2002177148A JP 2002177148 A JP2002177148 A JP 2002177148A JP 2003117862 A JP2003117862 A JP 2003117862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要なスペースを狭くする。タクト・タイム
を短くする。誤差要因を少なくする。 【解決手段】 前後左右に移動可能且つ旋回可能なロボ
ットのハンド1を前後方向からワーク2の上方又は下方
に進入させて位置合わせするハンド1の位置合わせ装置
であって、ハンド1に左右方向に並んで設けられた一対
の第1センサ3と、ハンド1の側部に設けられた第2セ
ンサ4を備え、ハンド1の進入時に一対の第1センサ3
がワーク1の前端縁2a又は後端縁2bを検出するロボ
ットの座標の差に基づいてワーク2の左右方向の傾斜角
θを求め、一対の第1センサ3に基づいてワーク2の前
端縁2a又は後端縁2bを検出し、第2センサ4に基づ
いてワーク2の側縁2cを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドの位置合わ
せ方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造ライン等では、カセット内
に収納されているガラス基板をアームロボットを使用し
て次の作業場所に搬送することがある。アームロボット
はカセット内のガラス基板の下方空間にハンドを進入さ
せた後、そのハンドを真っ直ぐ上昇させてガラス基板に
吸着させる。そして、ガラス基板ごとハンドをカセット
内から引き抜き、次の作業場所の受け渡し位置まで搬送
する。
【0003】ガラス基板はカセット内で正規の位置から
ずれて収納されていることがあり、アームロボットはこ
の位置のずれを補正しながら次の作業場所の受け渡し位
置に正確に搬送する。
【0004】ハンドにはガラス基板の後端縁(手前側の
端縁)を検出する前後位置検出センサが設けられてい
る。ガラス基板の後端縁を前後位置検出センサによって
検出することで、ガラス基板の前後方向の位置ずれ量Δ
Xを求めている。また、前後位置検出センサはハンドの
左右に1つずつ設けられており、左右の前後位置検出セ
ンサがガラス基板の後端縁を検出した時間差に基づいて
ガラス基板の左右方向の傾きθを求めている。
【0005】また、アームロボットの隣にはガラス基板
の側縁を検出する左右位置検出センサが設置されてい
る。アームロボットはガラス基板をカセット内から真っ
直ぐ引き抜いた後、左右位置検出センサがガラス基板の
側縁を検出するまで横方向に移動する。そして、左右位
置検出センサがガラス基板の側縁を検出するまでにアー
ムロボットが移動した距離に基づいてガラス基板の左右
方向の位置ずれ量ΔYを求めている。
【0006】そして、アームロボットは、求めた位置ず
れ量ΔX,ΔY及び傾きθを補正しながらガラス基板を
搬送し、次の作業場所の受け渡し位置に正確に置くよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、左右位
置検出センサをアームロボットとは別に設置しているの
で、必要なスペースが広くなってしまい、装置全体が大
型化してしまう。通常、ガラス基板はクリーンルーム内
で取り扱われるものであり、装置全体の大型化により広
いクリーンルームが必要になる。クリーンルームの単位
面積あたり必要なコストは通常の工場の単位面積あたり
必要なコストに比べて非常に高く、装置の大型化は製造
コストの増加を招いてしまう。
【0008】また、カセットから引き抜いたガラス基板
を直接次の作業場所に搬送することができず、一旦左右
位置検出センサに向けて移動させる必要があるので、そ
の分だけタクト・タイムが長くなり、生産性を悪化させ
てしまう。
【0009】さらに、位置ずれ量ΔYを求めるためにア
ームロボットを実際に横方向に移動させており、その移
動量を測定することで位置ずれ量ΔYを求めているの
で、位置ずれ量ΔYの値自体に誤差が含まれる可能性が
あり、ガラス基板の位置決め精度を悪化させてしまう。
【0010】本発明は、設置に必要なスペースを狭くす
ることができると共に、タクト・タイムを短くすること
ができ、さらに、誤差要因が少ないハンドの位置合わせ
方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、ロボットのハンドを前後方
向からワークの上方又は下方に進入させて位置合わせす
るハンドの位置合わせ方法であって、ハンドは、左右方
向に並んで配置された一対の第1センサと、側部に設け
られた第2センサとを有し、ハンドを前後方向からワー
クの上方又は下方に進入させるハンド進入工程と、ハン
ドの進入時に一対の第1センサがワークの前端縁又は後
端縁を検出するロボットの座標の差に基づいてワークの
左右方向の傾斜角θを求める傾斜角算出工程と、ワーク
の上方又は下方においてハンドを左右方向に傾斜角θだ
け傾斜させる傾斜角合わせ工程と、ハンドを左右方向に
傾斜角θだけ傾斜させた状態で第2センサがワークの側
縁を検出するまでハンドを左右方向に移動させる第1の
左右位置合わせ工程と、ハンドを左右方向に傾斜角θだ
け傾斜させた状態で一対の第1センサがワークの前端縁
又は後端縁を検出するまでハンドを前後方向から傾斜角
θだけ傾斜する方向に移動させる第1の前後位置合わせ
工程を備えるものである。
【0012】したがって、ハンド進入工程を行うとハン
ドがワークに対向し、傾斜角算出工程を行うと、ハンド
とワークの向きのずれ(傾斜)を求めることができる。
そして、傾斜角合わせ工程を行ってハンドの向きをワー
クの向きに一致させ、第1の左右位置合わせ工程を行っ
てハンドの左右方向の位置ずれを修正し、第1の前後位
置合わせ工程を行ってハンドの前後方向の位置ずれを修
正する。即ち、ワークの左右方向の傾斜角θ、左右方向
の位置ずれ、前後方向の位置ずれを解消した状態でハン
ドはワークをハンドリングする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、ロボットの
ハンドを前後方向からワークの上方又は下方に進入させ
て位置合わせするハンドの位置合わせ方法であって、ハ
ンドは、左右方向に並んで配置された一対の第1センサ
と、側部に設けられた第2センサとを有し、ハンドを前
後方向からワークの上方又は下方に進入させるハンド進
入工程と、ハンドの進入時に一対の第1センサがワーク
の前端縁又は後端縁を検出するロボットの座標の差に基
づいてワークの左右方向の傾斜角θを求める傾斜角算出
工程と、ワークの上方又は下方においてハンドを左右方
向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わせ工程と、ハン
ドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させた状態で一対の第
1センサがワークの前端縁又は後端縁を検出するまでハ
ンドを前後方向に移動させる第2の前後位置合わせ工程
と、ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させた状態で
第2センサがワークの側縁を検出するまでハンドを左右
方向から傾斜角θだけ傾斜する方向に移動させる第2の
左右位置合わせ工程を備えるものである。
【0014】したがって、ハンド進入工程を行うとハン
ドがワークに対向し、傾斜角算出工程を行うと、ハンド
とワークの向きのずれ(傾斜)を求めることができる。
そして、傾斜角合わせ工程を行ってハンドの向きをワー
クの向きに一致させ、第2の前後位置合わせ工程を行っ
てハンドの前後方向の位置ずれを修正し、第2の左右位
置合わせ工程を行ってハンドの左右方向の位置ずれを修
正する。即ち、ワークの左右方向の傾斜角θ、前後方向
の位置ずれ、左右方向の位置ずれを解消した状態でハン
ドはワークをハンドリングする。
【0015】さらに、請求項3記載の発明は、ロボット
のハンドを前後方向からワークの上方又は下方に進入さ
せてワークを保持して取り出すと共にワークを位置合わ
せするハンドの位置合わせ方法において、ハンドは左右
方向に並んで配置された一対の前後センサを有すると共
にハンドを取り付けたアームを上下方向に移動可能に支
持したアームコラム部はエッジセンサを有し、尚かつハ
ンドを前後方向からワークの上方又は下方に進入させる
ハンド進入工程と、ハンドの進入時に一対の前後センサ
がワークの前端縁又は後端縁を検出するロボットの座標
の差に基づいてワークの左右方向の傾斜角θを求める傾
斜角算出工程と、ワークの上方又は下方においてハンド
を左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わせ工程
と、ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させて前後セ
ンサがオンする立ち上がりポイントでワークを保持して
取り出す取り出し工程と、エッジセンサによりワークの
エッジを測定する左右測定工程と、左右のずれ量を補正
して教示位置にワークを位置させる位置合わせ工程とを
備えるようにしている。
【0016】したがって、ハンド進入工程を行うとハン
ドがワークに対向し、傾斜角算出工程を行うと、ハンド
とワークの向きのずれ(傾斜)を求めることができる。
そして、傾斜角合わせ工程を行ってハンドの向きをワー
クの向きに一致させ、取り出し工程を行ってワークを保
持して取り出す。さらに、左右測定工程を行ってワーク
のエッジを測定し、位置合わせ工程を行って左右のずれ
量を補正して教示位置にワークを位置させる。即ち、ワ
ークの左右方向の傾斜角θ、左右方向の位置ずれ、前後
方向の位置ずれを解消した状態でハンドはワークをハン
ドリングする。
【0017】また、請求項4記載の発明は、前後左右に
移動可能且つ旋回可能なロボットのハンドを前後方向か
らワークの上方又は下方に進入させて位置合わせするハ
ンドの位置合わせ装置において、ハンドに左右方向に並
んで設けられた一対の第1センサと、ハンドの側部に設
けられた第2センサを備え、ハンドの進入時に一対の第
1センサがワークの前端縁又は後端縁を検出するロボッ
トの座標の差に基づいてワークの左右方向の傾斜角θを
求め、一対の第1センサに基づいてワークの前端縁又は
後端縁を検出し、第2センサに基づいてワークの側縁を
検出するものである。
【0018】したがって、ワークの左右方向の位置ず
れ,前後方向の位置ずれ,左右方向の傾斜角θを解消し
た状態でハンドはワークをハンドリングすることができ
る。
【0019】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載のハンドの位置合わせ装置において、一対の第1セ
ンサ及び第2センサは光学的にワークの縁を検出するも
のである。したがって、非接触でワークの縁を検出する
ことができる。
【0020】また、請求項6記載の発明は、前後左右に
移動可能且つ旋回可能なロボットのハンドを前後方向か
らワークの上方又は下方に進入させて位置合わせするハ
ンドの位置合わせ装置において、ハンドを取り付けたア
ームを上下方向に移動可能に支持したアームコラム部に
エッジセンサを設け、このエッジセンサによりハンドに
吸着されたワークの左右方向位置を検出するようにして
いる。
【0021】したがって、エッジセンサを利用してワー
クの左右方向位置を検出するので、従来のように左右位
置検出センサをアームロボットとは別に設置する場合に
比べて装置全体を小型化することができる。よって、必
要なクリーンルームの面積を小さくして製造コストを下
げることができる。
【0022】また、従来のようにカセットから引き抜い
たワークをアームロボットとは別位置に設けた左右位置
検出センサまで移動させる必要が無く、またエッジセン
サがアームと共に上下方向に移動するので、タクト・タ
イムを短縮して生産性を高めることができる。
【0023】さらに、エッジセンサはアームコラム部に
設けられているので、ワークとエッジセンサとの間の可
動部はハンド及びアームのみになる。このため、従来の
ようにワークと左右位置検出センサとの間にアームロボ
ットや架台が存在する場合に比べて、ワークとセンサと
の間の可動部が遥かに少ないので測定誤差を小さくする
ことができる。
【0024】そして、請求項7記載の発明は、請求項6
記載のハンドの位置合わせ装置において、エッジセンサ
はラインセンサであるようにしている。したがって、ワ
ークのエッジを広範囲で正確に検出することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1から図5に、本発明を適用したハンド
の位置合わせ装置の実施形態の一例を示す。このハンド
の位置合わせ装置(以下、単に位置合わせ装置という)
は、前後左右に移動可能且つ旋回可能なロボットのハン
ド1を前後方向からワーク2の上方又は下方に進入させ
て位置合わせするもので、ハンド1に左右方向に並んで
設けられた一対の第1センサ3と、ハンド1の側部に設
けられた第2センサ4を備え、ハンド1の進入時に一対
の第1センサ3がワーク2の前端縁2a又は後端縁2b
を検出するロボットの座標の差に基づいてワーク2の左
右方向の傾斜角θを求め、一対の第1センサ3に基づい
てワーク2の前端縁2a又は後端縁2bを検出し、第2
センサ4に基づいてワーク2の側縁を検出するものであ
る。なお、図中前後方向を矢印Aで、左右方向を矢印B
で示す。
【0027】ワーク2は、例えばガラス基板等の板材で
ある。ワーク2は図示しないカセットに上下方向に所定
間隔をあけて重ねて収納されている。カセット内のワー
ク2の下方にハンド1を進入させた後、ハンド1を上昇
させてワーク2を負圧によって吸着する。ハンド1は、
例えばフォーク形状を成している。
【0028】ハンド1が取り付けられているアームロボ
ット5は、第1のアーム6と第2のアーム7を互いに逆
方向に回動させることでハンド1を前後方向に移動させ
る。また、アームロボット5は架台8上に左右方向に移
動可能に載置されており、左右に移動することでハンド
1を左右に移動させる。さらに、アームロボット5は、
第1のアーム6の取付位置を上下動させることでハンド
1を上下動させる。アームロボット5は、コンピュータ
より成るコントローラ(図示せず)によって制御され
る。
【0029】第1センサ3はワーク2の前端縁2a又は
後端縁2bを検出するもので、例えばハンド1の、ワー
ク2の前端縁2a又は後端縁2bに対向する部位に上方
に向けて設けられている。本実施形態では、第1センサ
3によってワーク2の後端縁2bを検出するので、第1
センサ3はワーク2の後端縁2bに対応する部位、即ち
左右のフォーク1a,1bの付け根部分に設けられてい
る。
【0030】第1センサ3は、例えば光学的にワーク2
の後端縁2bを検出するセンサである。第1センサ3
は、例えば上方に向けて光を発する発光部と、発光部か
ら発せられてワーク2で反射された光を受ける受光部を
備えている。受光部の受光量がワーク2の有無に応じて
変化するため、この受光量に基づいてワーク2に対向し
ているか否か、即ちワーク2の有無の境界である縁を検
出することができる。
【0031】第2センサ4はワーク2の側縁を検出する
もので、ハンド1の、ワーク2の側縁に対向する部位に
上向きに設けられている。本実施形態では、第2センサ
4によってワーク2の左側縁2cを検出するようにして
いるので、第2センサ4はワーク2の左側縁2cに対応
する位置、例えば左側フォーク1aに形成された突出部
2eに設けられている。
【0032】第2センサ4は、例えば光学的にワーク2
の左側縁2cを検出するセンサである。第2センサ4
は、例えば上方に向けて光を発する発光部と、発光部か
ら発せられてワーク2で反射された光を受ける受光部を
備えている。受光部の受光量がワーク2の有無に応じて
変化するため、この受光量に基づいてワーク2に対向し
ているか否か、即ちワーク2の有無の境界である縁を検
出することができる。
【0033】次に、ハンド1の位置合わせ方法(以下、
単に位置合わせ方法という)について説明する。図6に
本発明を適用した位置合わせ方法を示す。この位置合わ
せ方法は、ロボットのハンド1を前後方向からワーク2
の上方又は下方に進入させて位置合わせするもので、ハ
ンド1は、左右方向に並んで配置された一対の第1セン
サ3と、側部に設けられた第2センサ4とを有してお
り、ハンド1を前後方向からワーク2の上方又は下方に
進入させるハンド進入工程(S11)と、ハンド1の進
入時に一対の第1センサ3がワーク2の前端縁2a又は
後端縁2bを検出するロボットの座標の差に基づいてワ
ーク2の左右方向の傾斜角θを求める傾斜角算出工程
(S12)と、ワーク2の上方又は下方においてハンド
1を左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わせ工
程(S13)と、ハンド1を左右方向に傾斜角θだけ傾
斜させた状態で第2センサ4がワーク2の側縁を検出す
るまでハンド1を左右方向に移動させる第1の左右位置
合わせ工程(S14)と、ハンド1を左右方向に傾斜角
θだけ傾斜させた状態で一対の第1センサ3がワーク2
の前端縁2a又は後端縁2bを検出するまでハンド1を
前後方向から傾斜角θだけ傾斜する方向に移動させる第
1の前後位置合わせ工程(S15)を備えている。
【0034】ハンド進入工程(S11)では、ハンド1
を前進させてワーク2の下方に進入させる(図1)。い
ま、ワーク2が左に傾斜角θだけ傾いていると、最初に
左側の第1センサ3がワーク2の後端縁2bを検出す
る。アームロボット5のコントローラは、ハンド1の現
在位置の座標を常に把握している。コントローラは、左
側の第1センサ3がワーク2の後端縁2bを検出した瞬
間のハンド1の位置座標に基づいて第1のアーム6の回
動中心O1から左側の第1センサ3までの前後方向にお
ける距離X1を算出する。
【0035】そして、ハンド1がさらに前進すると、右
側の第1センサ3がワーク2の後端縁2bを検出する
(図2)。コントローラは、右側の第1センサ3がワー
ク2の後端縁2bを検出した瞬間のハンド1の位置座標
に基づいて第1のアーム6の回動中心O1から右側の第
1センサ3までの前後方向における距離X2を算出す
る。
【0036】傾斜角算出工程(S12)では、ワーク2
の左右方向の傾斜角θを求める。左右の第1センサ3の
間隔をL1とすると、傾斜角θ=tan−1((X2−
X1)/L1)である。コントローラはこの式を計算し
て傾斜角θを求める。
【0037】傾斜角合わせ工程(S13)では、まず最
初にアームロボット5を左右方向に移動させる距離Y1
を求める。ワーク2のストック位置の中心、即ちワーク
2を収納しているカセットの設置位置の中心O2から第
1のアーム6の回動中心O1までの距離をL2とする
と、左右方向への移動距離Y1=L2×tanθであ
る。コントローラはこの式を計算して左右方向への移動
距離Y1を求める。そして、アームロボット5を右方向
に距離Y1だけ移動させながら、同時にアームロボット
5を傾斜角θだけ左方向に旋回させると、ハンド1がカ
セット設置位置の中心O2を中心にして左方向に角度θ
だけ傾斜することになり、ワーク2の傾斜とハンド1の
傾斜が一致する(図3)。
【0038】第1の左右位置合わせ工程(S14)で
は、アームロボット5を左方向に移動させ、第2センサ
4がワーク2の左側縁2cを検出した位置で停止させる
(図4)。これにより、ワーク2とハンド1の左右方向
の位置関係が調整される。
【0039】第1の前後位置合わせ工程(S15)で
は、ハンド1を前後方向から傾斜角θだけ傾斜する方
向、即ちワーク2の側縁2c,2dに沿う方向に後退さ
せ、一対の第1センサ3がワーク2の後端縁2bを検出
した位置で停止させる(図5)。これにより、ワーク2
とハンド1の前後方向の位置関係が調整される。
【0040】即ち、ワーク2に対して、ハンド1の傾斜
角θ、前後左右位置が合わされる。この後、ハンド1を
上昇させてワーク2を吸着する。このように、ワーク2
に対してハンド1を位置合わせした後ワーク2を吸着す
るので、たとえワーク2が置かれていた位置がカセット
に対して多少ずれていたとしても、ハンド1とワーク2
の位置関係は正確なものとなり、アームロボット5はワ
ーク2を次の作業場所の受け渡し位置に正確に搬送する
ことができる。
【0041】なお、上述の形態は本発明の好適な形態の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0042】例えば、図6の位置合わせ方法では、第1
の左右位置合わせ工程(S14)においてハンド1を左
右方向に移動させ、その後、第1の前後位置合わせ工程
(S15)においてハンド1を前後方向から傾斜角θだ
け傾斜する方向に移動させるようにしていたが、これに
限るものではない。例えば図7に示すように、第2の前
後位置合わせ工程(S16)においてハンド1を前後方
向に移動させ、その後、第2の左右位置合わせ工程(S
17)においてハンド1を左右方向から傾斜角θだけ傾
斜する方向、即ちワーク2の左右の側縁2c,2dに沿
う方向に移動させるようにしても良い。
【0043】即ち、ロボットのハンド1を前後方向から
ワーク2の上方又は下方に進入させて位置合わせするハ
ンド1の位置合わせ方法であって、ハンド1は、左右方
向に並んで配置された一対の第1センサ3と、側部に設
けられた第2センサ4とを有し、ハンド1を前後方向か
らワーク2の上方又は下方に進入させるハンド進入工程
(S11)と、ハンド1の進入時に一対の第1センサ3
がワーク2の前端縁2a又は後端縁2bを検出するロボ
ットの座標の差に基づいてワーク2の左右方向の傾斜角
θを求める傾斜角算出工程(S12)と、ワーク2の上
方又は下方においてハンド1を左右方向に傾斜角θだけ
傾斜させる傾斜角合わせ工程(S13)と、ハンド1を
左右方向に傾斜角θだけ傾斜させた状態で一対の第1セ
ンサ3がワーク2の前端縁2a又は後端縁2bを検出す
るまでハンド1を前後方向に移動させる第2の前後位置
合わせ工程(S16)と、ハンド1を左右方向に傾斜角
θだけ傾斜させた状態で第2センサ4がワーク2の側縁
を検出するまでハンド1を左右方向から傾斜角θだけ傾
斜する方向に移動させる第2の左右位置合わせ工程(S
17)を備えるものであっても良い。
【0044】この位置合わせ方法でも、図1の位置合わ
せ方法と同様に、ワーク2に対して、ハンド1の傾斜角
θ、前後左右位置を合わすことができる。したがって、
たとえワーク2が置かれていた位置がカセットに対して
多少ずれていたとしても、ハンド1とワーク2の位置関
係は正確なものとなり、アームロボット5はワーク2を
次の作業場所の受け渡し位置に正確に搬送することがで
きる。
【0045】また、上述の説明では、一対の第1センサ
3によってワーク2の後端縁2bを検出するようにして
いたが、一対の第1センサ3によってワーク2の前端縁
2aを検出するようにしても良い。
【0046】また、上述の説明では、第2センサ4によ
ってワーク2の左側縁2cを検出するようにしていた
が、第2センサ4によってワーク2の右側縁2dを検出
するようにしても良い。
【0047】さらに、上述の説明では、ハンド1にワー
ク2の後端縁2bを検出する一対の第1センサ3と、ワ
ーク2の左側縁2cを検出する第2センサ4を取り付け
ていたが、取り付けるセンサの数を増やしても良い。例
えば、図8に示すように、ワーク2の後端縁2bを検出
する一対の第1センサ3と、ワーク2の左側縁2cを検
出する第2センサ4に加え、ワーク2の前端縁2aを検
出する第1センサ3と、ワーク2の右側縁2dを検出す
る第2センサ4を設けても良い。センサの数を増やすこ
とで、ハンド1の位置決め精度を向上させることが可能
になる。また、ワーク2の寸法の公差が大きい場合で
も、ワーク2のセンタでハンドリングすることが可能に
なる。
【0048】また、上述の説明では、ワーク2の縁2a
〜2dをセンサ3,4によって検出し、ワーク2の縁2
a〜2dにセンサ3,4の位置を合わせた状態でワーク
2を吸着してハンドリングするようにしていたが、必ず
しもセンサ3,4の位置をワーク2の縁2a〜2dに合
わせる必要はない。例えば、センサ3,4の位置をワー
ク2の縁2a〜2dから所定のオフセット寸法だけ内側
に離れた位置に合わせるようにしても良い。
【0049】一方、上述した実施形態ではハンド1に少
なくとも1個の第2センサ4を取り付けているが、これ
には限られずハンド1に第2センサ4を設けずに、図9
に示すようにハンド1を取り付けたアーム6,7を上下
方向に移動可能に支持したアームコラム部18にエッジ
センサ19を設け、このエッジセンサ19によりハンド
1に吸着されたワーク2の左右方向位置を検出するよう
にしても良い。この場合、エッジセンサ19を利用して
ワーク2の左右方向位置を検出するので、従来のように
左右位置検出センサをアームロボット5とは別に設置す
る場合に比べて装置全体を小型化することができる。よ
って、必要なクリーンルームの面積を小さくして製造コ
ストを下げることができる。
【0050】また、この場合、従来のようにカセットか
ら引き抜いたワーク2をアームロボット5とは別位置に
設けた左右位置検出センサまで移動させる必要が無く、
またエッジセンサ19がアーム6,7と共に上下方向に
移動するので、タクト・タイムを短縮して生産性を高め
ることができる。
【0051】さらに、エッジセンサ19はアームコラム
部18に設けられているので、ワーク2とエッジセンサ
19との間の可動部はハンド1及びアーム6,7のみに
なる。このため、従来のようにワーク2と左右位置検出
センサとの間にアームロボット5及び架台8が存在する
場合に比べて、ワーク2とセンサ19との間の可動部が
遥かに少ないので測定誤差を小さくすることができる。
【0052】ここでは、ハンド1は左右方向に並んで設
けられた一対の第1センサ3,3を備えている。そし
て、ハンド1の進入時に一対の第1センサ3,3がワー
ク2の前端縁2a又は後端縁2bを検出すると共に、こ
れに基づいてワーク2の左右方向の傾斜角θを求める。
これにより、ハンド1とワーク2との向きを合わせるこ
とができる。
【0053】そして、エッジセンサ19はラインセンサ
であるようにしている。このため、ワーク2のエッジ、
即ち左側縁2cまたは右側縁2dを広範囲で正確に検出
することができる。
【0054】また、ラインセンサ19は発光部と受光部
とを備えると共に、その光軸は図10に示すようにワー
ク2に対して斜め向きになるように設置されている。こ
のため、発光部からの光線がワーク2に反射して元の方
向に戻ってしまう等の誤動作の原因の発生を抑えること
ができる。なお、図10中、符号1’、6’、7’はそ
れぞれ2つ目のハンドおよびアームを設けた場合を示
す。
【0055】さらに、ラインセンサ19は、図9に示す
ようにアーム6,7の折れ曲がり方向とは反対側に設け
られている。このため、アーム6,7とラインセンサ1
9とが干渉することがなく、操作性を阻害することがな
い。
【0056】この実施形態でのハンド1の位置合わせ方
法について説明する。この位置合わせ方法は、ロボット
のハンド1を前後方向からワーク2の上方又は下方に進
入させてワーク2を保持して取り出すと共にワーク2を
位置合わせするものである。そして、この位置合わせ方
法は、図11に示すように、ハンド1を前後方向からワ
ーク2の上方又は下方に進入させるハンド進入工程(S
11)と、ハンド1の進入時に一対の前後センサ3,3
がワーク2の前端縁2a又は後端縁2bを検出するロボ
ットの座標の差に基づいてワーク2の左右方向の傾斜角
θを求める傾斜角算出工程(S12)と、ワーク2の上
方又は下方においてハンド1を左右方向に傾斜角θだけ
傾斜させる傾斜角合わせ工程(S13)と、ハンド1を
左右方向に傾斜角θだけ傾斜させて前後センサ3,3が
オンする立ち上がりポイントでワーク2を保持して取り
出す取り出し工程(S18)と、エッジセンサ19によ
りワーク2のエッジ2c,2dを測定する左右測定工程
(S19)と、左右のずれ量を補正して教示位置にワー
ク2を位置させる位置合わせ工程(S20)とを備えて
いる。
【0057】ハンド進入工程(S11)と傾斜角算出工
程(S12)は、図6および図7に示すものと同様であ
るので詳細な説明は省略する。なお、ワーク2を収納し
ているカセットの設置位置の中心O2と第1のアーム6
の回動中心O1とが最短距離にあるアームコラム部18
の位置(図9に示す状態)をアームロボット5の仮想原
位置とする。
【0058】傾斜角合わせ工程(S13)では、まず最
初にアームロボット5を左右方向に移動させる距離Y2
を求める。そのためにワーク2の前後方向の中心O3を
求める。ワーク2の前後方向の中心O3から第1のアー
ム6の回動中心O1までの距離をL3とすると、L3は
数式1により算出される。
【数1】L3=X1+tanθ×(L1/2)+cos
θ×(b/2)
【0059】さらに、左右方向への移動距離は、Y2=
L3×tanθである。コントローラはこの式を計算し
て左右方向への移動距離Y2を求める。そして、図13
に示すようにアームロボット5を右方向に距離Y2だけ
移動させながら、同時にアームロボット5を傾斜角θだ
け左方向に旋回させると、ハンド1がワーク2の中心O
3を中心にして左方向に角度θだけ傾斜することにな
り、ワーク2の傾斜とハンド1の傾斜が一致する。
【0060】取り出し工程(S18)では、図13に示
すようにハンド1を左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる
と共にアームロボット5をY2だけ移動させて、前後セ
ンサ3,3がオンする立ち上がりポイントでワーク2を
保持して取り出す。その後、図14に示すようにアーム
ロボット5をY2だけ戻すと共に、ハンド1を傾斜角θ
だけ戻す。これにより、アームロボット5を仮想原位置
に位置させることができる。
【0061】左右測定工程(S19)では、図15に示
すようにエッジセンサ19によりワーク2のエッジ2c
を測定する。そして、位置合わせ工程(S20)で、左
右のずれ量を補正して教示位置にワーク2を位置させ
る。
【0062】上述したように、この実施形態によればハ
ンド1に前後センサ3,3を搭載しているので、ハンド
1に対してワーク2を真っ直ぐ保持することができる。
このため、ワーク2をストッカから抜き出すときにワー
ク2の角を誤って何かにぶつけて欠けてしまうことを防
止できる。
【0063】また、上述した実施形態ではハンド1に前
後センサ3,3を搭載しているが、これには限られず無
くても良い。この場合、エッジセンサ19のみによりワ
ーク2の位置を決定する。すなわち、ワーク2を保持す
るときは測定を行うことなく保持する。そして、保持し
た後にエッジセンサ19を利用してワーク2の左右の側
縁2c,2dと前後端縁2a,2bのうちの少なくとも
3箇所の測定を行ってアームロボット5に対するワーク
2の位置を測定して、次の装置の正規位置に搭載するよ
うにすれば良い。
【0064】さらに、上述した実施形態ではエッジセン
サ19を1つのみ設けているが、これには限られず2個
以上設けても良い。エッジセンサ19を例えばアームロ
ボット5の左右に1つずつ設けて、ワーク2の左右の側
縁2c,2dを同時に計測するようにしても良い。この
場合、ハンド1を前後動させる等によりワーク2の傾き
θを検出して補正することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のハ
ンドの位置合わせ方法では、ハンドは、左右方向に並ん
で配置された一対の第1センサと、側部に設けられた第
2センサとを有し、ハンドを前後方向からワークの上方
又は下方に進入させるハンド進入工程と、ハンドの進入
時に一対の第1センサがワークの前端縁又は後端縁を検
出するロボットの座標の差に基づいてワークの左右方向
の傾斜角θを求める傾斜角算出工程と、ワークの上方又
は下方においてハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜さ
せる傾斜角合わせ工程と、ハンドを左右方向に傾斜角θ
だけ傾斜させた状態で第2センサがワークの側縁を検出
するまでハンドを左右方向に移動させる第1の左右位置
合わせ工程と、ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜さ
せた状態で一対の第1センサがワークの前端縁又は後端
縁を検出するまでハンドを前後方向から傾斜角θだけ傾
斜する方向に移動させる第1の前後位置合わせ工程を備
えているので、ハンドに設けたセンサのみによってハン
ドの位置合わせを行うことができる。このため、例えば
アームロボットの脇等にセンサを別個に取り付ける必要
がなくなり、装置を小型化することができ、設置に必要
なスペースを狭くすることができる。また、ワークのハ
ンドリング後にはワークを直接次の作業場所に搬送する
ことができるので、搬送に要する時間が短縮され、タク
ト・タイムを短縮することができる。さらに、ハンドに
設けたセンサによって直接的にハンドの位置合わせを行
っているため、誤差要因を少なくすることができる。
【0066】また、請求項2記載のハンドの位置合わせ
方法では、ハンドは、左右方向に並んで配置された一対
の第1センサと、側部に設けられた第2センサとを有
し、ハンドを前後方向からワークの上方又は下方に進入
させるハンド進入工程と、ハンドの進入時に一対の第1
センサがワークの前端縁又は後端縁を検出するロボット
の座標の差に基づいてワークの左右方向の傾斜角θを求
める傾斜角算出工程と、ワークの上方又は下方において
ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わ
せ工程と、ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させた
状態で一対の第1センサがワークの前端縁又は後端縁を
検出するまでハンドを前後方向に移動させる第2の前後
位置合わせ工程と、ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾
斜させた状態で第2センサがワークの側縁を検出するま
でハンドを左右方向から傾斜角θだけ傾斜する方向に移
動させる第2の左右位置合わせ工程を備えるので、ハン
ドに設けたセンサのみによってハンドの位置合わせを行
うことができる。このため、例えばアームロボットの脇
等にセンサを別個に取り付ける必要がなくなり、装置を
小型化することができ、設置に必要なスペースを狭くす
ることができる。また、ワークのハンドリング後にはワ
ークを直接次の作業場所に搬送することができるので、
搬送に要する時間が短縮され、タクト・タイムを短縮す
ることができる。さらに、ハンドに設けたセンサによっ
て直接的にハンドの位置合わせを行っているため、誤差
要因を少なくすることができる。
【0067】さらに、請求項3記載のハンドの位置合わ
せ方法によれば、ハンドおよびアームコラム部に設けた
センサのみによってハンドの位置合わせを行うことがで
きる。このため、例えばアームロボットの脇等にセンサ
を別個に取り付ける必要がなくなり、装置を小型化する
ことができ、設置に必要なスペースを狭くすることがで
きる。また、ワークのハンドリング後にはワークをアー
ムロボットとは別個の箇所に設けられたセンサを経由さ
せることなく直接次の作業場所に搬送することができる
ので、搬送に要する時間が短縮され、タクト・タイムを
短縮することができる。さらに、エッジセンサはアーム
コラム部に設けられているので、ワークとエッジセンサ
との間の可動部はハンド及びアームのみになる。このた
め、従来のようにワークと左右位置検出センサとの間に
アームロボットや架台が存在する場合に比べて、ワーク
とセンサとの間の可動部が遥かに少ないので測定誤差を
小さくすることができる。
【0068】さらに、請求項4記載のハンドの位置合わ
せ装置では、ハンドに左右方向に並んで設けられた一対
の第1センサと、ハンドの側部に設けられた第2センサ
を備え、ハンドの進入時に一対の第1センサがワークの
前端縁又は後端縁を検出するロボットの座標の差に基づ
いてワークの左右方向の傾斜角θを求め、一対の第1セ
ンサに基づいてワークの前端縁又は後端縁を検出し、第
2センサに基づいてワークの側縁を検出するので、ハン
ドに設けたセンサのみによってハンドの位置合わせを行
うことができる。このため、例えばアームロボットの脇
等にセンサを別個に取り付ける必要がなくなり、装置を
小型化することができ、設置に必要なスペースを狭くす
ることができる。また、ワークのハンドリング後にはワ
ークを直接次の作業場所に搬送することができるので、
搬送に要する時間が短縮され、タクト・タイムを短縮す
ることができる。さらに、ハンドに設けたセンサによっ
て直接的にハンドの位置合わせを行っているため、誤差
要因を少なくすることができる。
【0069】また、請求項5記載のハンドの位置合わせ
装置では、一対の第1センサ及び第2センサは光学的に
ワークの縁を検出するので、非接触でワークの縁を検出
することができる。
【0070】また、請求項6記載のハンドの位置合わせ
装置によれば、エッジセンサを利用してワークの左右方
向位置を検出するので、従来のように左右位置検出セン
サをアームロボットとは別に設置する場合に比べて装置
全体を小型化することができる。よって、必要なクリー
ンルームの面積を小さくして製造コストを下げることが
できる。また、従来のようにカセットから引き抜いたワ
ークをアームロボットとは別位置に設けた左右位置検出
センサまで移動させる必要が無く、またエッジセンサが
アームと共に上下方向に移動するので、タクト・タイム
を短縮して生産性を高めることができる。さらに、エッ
ジセンサはアームコラム部に設けられているので、ワー
クとエッジセンサとの間の可動部はハンド及びアームの
みになる。このため、従来のようにワークと左右位置検
出センサとの間にアームロボットや架台が存在する場合
に比べて、ワークとセンサとの間の可動部が遥かに少な
いので測定誤差を小さくすることができる。
【0071】そして、請求項7記載のハンドの位置合わ
せ装置によれば、エッジセンサはラインセンサであるの
で、ワークのエッジを広範囲で正確に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したハンドの位置合わせ装置の実
施形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】同位置合わせ装置を示し、図1の状態から更に
ハンドを進入させた状態の概略構成図である。
【図3】同位置合わせ装置を示し、ハンドの傾斜角をワ
ークの傾斜角に一致させた状態の概略構成図である。
【図4】同位置合わせ装置を示し、左右方向の位置合わ
せを行った状態の概略構成図である。
【図5】同位置合わせ装置を示し、前後方向の位置合わ
せを行った状態の概略構成図である。
【図6】本発明を適用したハンドの位置合わせ方法の実
施形態の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明を適用したハンドの位置合わせ方法の他
の実施形態を示すフローチャートである。
【図8】本発明を適用したハンドの位置合わせ装置の他
の実施形態を示す概略構成図である。
【図9】本発明を適用したハンドの位置合わせ装置の別
の実施形態を示す概略構成図である。
【図10】同位置合わせ装置を示す側面図である。
【図11】本発明を適用したハンドの位置合わせ方法の
他の実施形態を示すフローチャートである。
【図12】本発明のハンドの位置合わせ装置を示し、図
9の状態から更にハンドを進入させた状態の概略構成図
である。
【図13】同位置合わせ装置を示し、ハンドの傾斜角を
ワークの傾斜角に一致させた状態の概略構成図である。
【図14】同位置合わせ装置を示し、ハンドの傾斜角を
コラム部に対して垂直にした状態の概略構成図である。
【図15】同位置合わせ装置を示し、左右方向の位置合
わせを行った状態の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ハンド 2 ワーク 2a ワークの前端縁 2b ワークの後端縁 2c ワークの左側縁 2d ワークの右側縁 3 第1センサ(前後センサ) 4 第2センサ 18 アームコラム部 19 エッジセンサ S11 ハンド進入工程 S12 傾斜角算出工程 S13 傾斜角合わせ工程 S14 第1の左右位置合わせ工程 S15 第1の前後位置合わせ工程 S16 第2の前後位置合わせ工程 S17 第2の左右位置合わせ工程 S18 取り出し工程 S19 左右測定工程 S20 位置合わせ工程
フロントページの続き (72)発明者 増澤 佳久 長野県伊那市上の原6100番地 株式会社三 協精機製作所伊那工場内 Fターム(参考) 3C007 AS24 BS15 DS01 ES10 KS04 KV12 KX07 LT12 MT04 NS12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのハンドを前後方向からワーク
    の上方又は下方に進入させて位置合わせするハンドの位
    置合わせ方法であって、上記ハンドは、左右方向に並ん
    で配置された一対の第1センサと、側部に設けられた第
    2センサとを有し、上記ハンドを前後方向から上記ワー
    クの上方又は下方に進入させるハンド進入工程と、上記
    ハンドの進入時に上記一対の第1センサが上記ワークの
    前端縁又は後端縁を検出する上記ロボットの座標の差に
    基づいて上記ワークの左右方向の傾斜角θを求める傾斜
    角算出工程と、上記ワークの上方又は下方において上記
    ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わ
    せ工程と、上記ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜さ
    せた状態で上記第2センサが上記ワークの側縁を検出す
    るまで上記ハンドを左右方向に移動させる第1の左右位
    置合わせ工程と、上記ハンドを左右方向に傾斜角θだけ
    傾斜させた状態で上記一対の第1センサが上記ワークの
    前端縁又は後端縁を検出するまで上記ハンドを前後方向
    から傾斜角θだけ傾斜する方向に移動させる第1の前後
    位置合わせ工程を備えることを特徴とするハンドの位置
    合わせ方法。
  2. 【請求項2】 ロボットのハンドを前後方向からワーク
    の上方又は下方に進入させて位置合わせするハンドの位
    置合わせ方法であって、上記ハンドは、左右方向に並ん
    で配置された一対の第1センサと、側部に設けられた第
    2センサとを有し、上記ハンドを前後方向から上記ワー
    クの上方又は下方に進入させるハンド進入工程と、上記
    ハンドの進入時に上記一対の第1センサが上記ワークの
    前端縁又は後端縁を検出する上記ロボットの座標の差に
    基づいて上記ワークの左右方向の傾斜角θを求める傾斜
    角算出工程と、上記ワークの上方又は下方において上記
    ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜させる傾斜角合わ
    せ工程と、上記ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾斜さ
    せた状態で上記一対の第1センサが上記ワークの前端縁
    又は後端縁を検出するまで上記ハンドを前後方向に移動
    させる第2の前後位置合わせ工程と、上記ハンドを左右
    方向に傾斜角θだけ傾斜させた状態で上記第2センサが
    上記ワークの側縁を検出するまで上記ハンドを左右方向
    から傾斜角θだけ傾斜する方向に移動させる第2の左右
    位置合わせ工程を備えることを特徴とするハンドの位置
    合わせ方法。
  3. 【請求項3】 ロボットのハンドを前後方向からワーク
    の上方又は下方に進入させて上記ワークを保持して取り
    出すと共に上記ワークを位置合わせするハンドの位置合
    わせ方法において、上記ハンドは左右方向に並んで配置
    された一対の前後センサを有すると共に上記ハンドを取
    り付けたアームを上下方向に移動可能に支持したアーム
    コラム部はエッジセンサを有し、尚かつ上記ハンドを前
    後方向から上記ワークの上方又は下方に進入させるハン
    ド進入工程と、上記ハンドの進入時に上記一対の前後セ
    ンサが上記ワークの前端縁又は後端縁を検出する上記ロ
    ボットの座標の差に基づいて上記ワークの左右方向の傾
    斜角θを求める傾斜角算出工程と、上記ワークの上方又
    は下方において上記ハンドを左右方向に傾斜角θだけ傾
    斜させる傾斜角合わせ工程と、上記ハンドを左右方向に
    傾斜角θだけ傾斜させて上記前後センサがオンする立ち
    上がりポイントで上記ワークを保持して取り出す取り出
    し工程と、上記エッジセンサにより上記ワークのエッジ
    を測定する左右測定工程と、左右のずれ量を補正して教
    示位置にワークを位置させる位置合わせ工程とを備える
    ことを特徴とするハンドの位置合わせ方法。
  4. 【請求項4】 前後左右に移動可能且つ旋回可能なロボ
    ットのハンドを前後方向からワークの上方又は下方に進
    入させて位置合わせするハンドの位置合わせ装置におい
    て、上記ハンドに左右方向に並んで設けられた一対の第
    1センサと、上記ハンドの側部に設けられた第2センサ
    を備え、上記ハンドの進入時に上記一対の第1センサが
    上記ワークの前端縁又は後端縁を検出する上記ロボット
    の座標の差に基づいて上記ワークの左右方向の傾斜角θ
    を求め、上記一対の第1センサに基づいて上記ワークの
    前端縁又は後端縁を検出し、上記第2センサに基づいて
    上記ワークの側縁を検出することを特徴とするハンドの
    位置合わせ装置。
  5. 【請求項5】 上記一対の第1センサ及び第2センサは
    光学的に上記ワークの縁を検出することを特徴とする請
    求項4記載のハンドの位置合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前後左右に移動可能且つ旋回可能なロボ
    ットのハンドを前後方向からワークの上方又は下方に進
    入させて位置合わせするハンドの位置合わせ装置におい
    て、上記ハンドを取り付けたアームを上下方向に移動可
    能に支持したアームコラム部にエッジセンサを設け、こ
    のエッジセンサにより上記ハンドに吸着された上記ワー
    クの左右方向位置を検出することを特徴とするハンドの
    位置合わせ装置。
  7. 【請求項7】 上記エッジセンサはラインセンサである
    ことを特徴とする請求項6記載のハンドの位置合わせ装
    置。
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