JP2001144165A - ガラス基板用非接触アライメント装置 - Google Patents

ガラス基板用非接触アライメント装置

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JP2001144165A
JP2001144165A JP32608199A JP32608199A JP2001144165A JP 2001144165 A JP2001144165 A JP 2001144165A JP 32608199 A JP32608199 A JP 32608199A JP 32608199 A JP32608199 A JP 32608199A JP 2001144165 A JP2001144165 A JP 2001144165A
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substrate
robot
hand
side edge
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JP32608199A
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English (en)
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Kazuo Kimata
一夫 木全
Takao Nakamori
孝雄 中森
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ASSIST JAPAN KK
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ASSIST JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板の端縁を検出して基板の位置ずれを修正す
る際、修正誤差を少なくするアライメント装置を提供す
ること。 【解決手段】アライメント装置Mは、基板Wを収納する
カセット2と、基板Wを搬送するロボット3と、基板W
の傾きを検出するアライナー5と、基板Wを加工する次
工程装置7とを有している。ロボット3のハンド31に
は基板Wの前面端縁の位置を検出する前面端検出センサ
35を装着し、アライナー5には基板Wの側面端縁の二
位置を検出する2個の側面端検出センサ52、52を装
着している。アライナー5はロボット3を挟んでロボッ
ト3のY軸方向に対して両側にそれぞれ配置してハンド
31が基板31を吸着した後で基板の側面端縁を検出す
るように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に薄型状のガ
ラス基板のアライメントを行なって次工程に搬送するガ
ラス基板の非接触アライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カセットに収納されたガラス基
板を搬送ロボットで取り出して次工程に搬送する際、ガ
ラス基板は水平方向で傾いたりあるいは前後方向にずれ
たりして、必ずしもカセット内で正規の位置に配置され
ていない。ガラス基板が加工装置で加工されるために
は、加工装置の所定の正規の位置に配置する必要があ
り、そのために、カセットから次工程に搬送するまでに
ガラス基板の位置ずれを補正するいわゆるアライメント
を行なう必要がある。従来のアライメント装置は、例え
ば、特開平9−69548号または特開平10−335
420号で提案されている。
【0003】前者のアライメント装置は、カセットと、
カセットに収納されているガラス基板Wの側面近傍に配
置されるアライナーと、ガラス基板を取り出して搬送す
るロボットとを有して構成されている。アライナーに
は、ガラス基板の側部端縁の位置を検出する第1位置セ
ンサが2か所に装着され、ロボットにはハンド部にガラ
ス基板の前部端縁の位置を検出する第2の位置センサが
1か所に装着されている。アライナーに装着される第1
の位置センサは、カセットに収納されている全てのガラ
ス基板の位置を検出するためにガラス基板に対して接近
・離隔する方向への移動及び上下方向への移動を行なう
ように構成され、ロボットのハンド部に装着される第2
の位置センサはロボットの移動でガラス基板の前部端縁
の位置を検出する。2個の第1の位置センサによってガ
ラス基板の傾きとY軸方向位置とが検出されると、制御
装置によってロボットのハンドがガラス基板の傾きに合
わせて角度設定され、第2の位置センサによってハンド
の伸長位置(X軸方向の位置)が設定され、その状態で
ハンドが移動してガラス基板が吸着されるとガラス基板
はハンドで吸着された状態で次工程に正規の位置で搬送
される。
【0004】後者のアライメント装置は、ロボットのハ
ンドに、ハンドの伸長方向方向に対して直交する位置に
ガラス基板の前部端縁を2か所で検出する第1の位置セ
ンサが装着され、ロボットの側部付近にガラス基板の側
部端縁を1か所で検出する第2の位置センサが配置され
ている。ハンドがX軸移動して2個の第1の位置センサ
がガラス基板の前部端縁に達すると第1の位置センサの
感知によりガラス基板の傾きとX軸方向の位置とを測定
することができ、それによってハンドがガラス基板吸着
前にハンドをガラス基板の傾きに合わせて角度設定され
る。ガラス基板を吸着保持したハンドは、屈曲してロボ
ット本体側に移動され、ガラス基板を次工程に搬送する
前にY軸移動してガラス基板の側部端縁を第2の位置セ
ンサに近づける。そして、ガラス基板の側部端縁が第2
のセンサに感知されるとガラス基板のY軸方向の位置が
測定される。第1の位置センサと第2の位置センサによ
りガラス基板の正規の位置が演算されてハンドが正規の
位置に設定されガラス基板を次工程に搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラス基板が
その需要の増大で大型化されると、ガラス基板がカセッ
トに収納される状態では、ガラス基板は、正面に対して
中央部で下方に大きく撓むように載置されている。従っ
て、この状態では、ハンドでガラス基板を吸着保持する
際に撓みの分が戻されて、ハンドの傾きを修正する際
に、吸着前と吸着後において測定値とのずれが生じ修正
誤差を生じることになる。
【0006】従来の装置のうち、前者のアライメント装
置の場合には、ガラス基板のY軸位置の検出はアライナ
ーに装着された2個の第1の位置センサで行なわれる。
しかも、このアライナーはロボットのハンドがガラス基
板を吸着保持する前に、ガラス基板の側部端縁を検出す
るため、ハンドのガラス基板吸着前と吸着後とではガラ
ス基板の側部端縁のY軸方向の位置の修正誤差を生じる
ことになる。さらにこのアライナーはカセットに収納さ
れた全てのガラス基板の位置を検出するために上下移動
を行なうように構成され、しかも全てのガラス基板に対
して接近離隔する移動を行なうように構成されているた
め、複雑な構成を有して高価な装置を提供することにな
る。
【0007】また、後者のアライメント装置は、ガラス
基板の前部端縁を2個の位置センサによって測定するよ
うに構成しているため、ハンドで吸着する前にガラス基
板の前部端縁の二位置の検出によるガラス基板の傾きの
測定は、ハンド吸着後にはハンドの傾きを修正する際に
測定値とのずれが生じ修正誤差となって現われてしま
う。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、高価な装置を必要とせず、しかも大型のガラス基
板を吸着搬送する際に、ガラス基板の修正誤差を極めて
小さくできるガラス基板の非接触アライメント装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるガラ
ス基板の非接触アライメント装置では、上記の課題を解
決するために以下のように構成するものである。即ち、
矩形状のガラス基板を保持して搬送するロボットと、前
記ガラス基板の位置ずれを検出するための検出装置と、
を有し、前記ロボットが、前記ガラス基板を前記ロボッ
トのハンドの伸縮方向に移動するX軸移動と前記ガラス
基板を前記X軸移動と直交するY軸移動とを、行なうよ
うに構成され、前記ロボットでカセットに収納されてい
るガラス基板の位置ずれを修正して次工程に搬送するよ
うに構成されたガラス基板用非接触アライメント装置で
あって、ガラス基板の位置ずれを検出するための位置セ
ンサが、ガラス基板の直交する二辺の端縁を検出するよ
うに配設され、一方の一辺に1個の位置センサが配設さ
れてその位置が検出され、他方の1辺に2個の位置セン
サが配設されてガラス基板の傾きが検出され、前記ガラ
ス基板の傾きを測定するために配設される前記2個の位
置センサが、前記ハンドでガラス基板を保持した後に検
出するように構成されることを特徴とするものである。
【0010】また、この発明にかかわるガラス基板用非
接触アライメント装置は、矩形状のガラス基板を保持し
て搬送するロボットと、前記ガラス基板の位置ずれを検
出するための検出装置と、を有し、前記ロボットが、前
記ガラス基板を前記ロボットのハンドの伸縮方向に移動
するX軸移動と前記ガラス基板を前記X軸移動と直交す
るY軸移動とを、行なうように構成され、前記ロボット
でカセットに収納されているガラス基板の位置ずれを修
正して次工程に搬送するように構成されたものであっ
て、前記ハンドのX軸移動の際に前記ガラス基板の前面
端縁の一位置を検出する前面端検出センサと、前記ガラ
ス基板のY軸移動の際に前記基板の側面端縁の前後二位
置を検出する側面端検出センサと、を有して構成され、
前記前面端検出センサが前記ハンドに装着され、該セン
サが前記ガラス基板の前面端縁に達すると前記ガラス基
板の前面端縁の位置が検出され、前記側面端検出センサ
が前記ロボットの側方近辺に配設され、前記ハンドに保
持された前記ガラス基板の側面端縁が前記側面端検出セ
ンサに達すると前記ガラス基板の側面端縁の位置が検出
され、前記前面端検出センサと前記側面端検出センサと
から出力された信号で演算されて前記ガラス基板の位置
ずれが修正されることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】本形態のガラス基板用非接触アライメント
装置(以下アライメント装置という)Mは、図1〜2に
示すように、架台1上に配置され矩形状のガラス基板
(以下、基板という)Wを収納するカセット2と、カセ
ット2の正面に対向する位置に架台1上をレール体4を
介して架台1の長手方向(Y軸方向)に移動可能なロボ
ット3と、レール体4の両側に設置されるアライナー
5、5とを有している。さらに図例では、ロボット3を
挟んでカセット2と対向する側は、客先ステージとして
配置され、客先ステージには、客先用カセットあるいは
加工装置等の次工程装置7が配置されている。
【0013】カセット2には、図3に示すように、上下
方向に複数の基板Wを収納するために両壁から突起する
基板支持部21が複数段に配置されている。基板支持部
21は、ロボット3のハンド31がカセット2内に挿入
して上下移動できるように中央部に空間部を有するよう
に形成されている。そして、このカセット2には、大型
の基板Wが収納され、基板Wはハンド31が挿入される
正面視において中央部が下方に大きく撓むように基板支
持部21上に載置されている。
【0014】ロボット3は、機台32と機台32に回動
可能なアーム体33とアーム体33に対して回動可能に
連結されるハンド31とを有し、ハンド31上に吸着保
持された基板Wを直線的に移動するように構成されてい
る。さらにハンド31にはカセット2内に収納された基
板Wの前面端縁の位置(X1)を検出する前面端検出セ
ンサ35が埋設するように取り付けられている。前面端
検出センサ35は反射式の光センサが使用され、前面端
検出センサ35がハンド31と共にカセット2に収納さ
れた基板Wの前面端縁を基板Wの下方で通過すると、前
面端検出センサ35から上方に向かって投射されている
光線が基板Wによって遮光され反射された光を感知する
ことによって、ハンド31の元位置からの基板Wの前面
端縁の位置X1を検出する。検出された基板Wの前面端
縁の位置(X1)は、架台1上に配置された制御装置9
に出力される。
【0015】また、ロボット3は、ハンド31をカセッ
ト2あるいは次工程装置7に向かって伸縮方向に移動す
るX軸移動と、ロボット3自体が架台1の長手方向に移
動するY軸移動と、アーム体33及びハンド31を機台
32に対して上下移動するZ軸移動、さらにハンド31
をアーム体33とともに機台32に対して回動するθ回
転とを行なうように作動される。
【0016】アライナー5、5は、ロボット3のY軸方
向に沿ってロボット3を挟んでレール体4の両側にそれ
ぞれ配置され、カセット2または次工程装置7の配置状
態によってはいずれかのアライナー5で基板Wの側面端
縁を検出するようにしている。各アライナー5には、そ
れぞれセンサ支持台51に、基板Wの側面と略平行に基
板Wの側面端縁の二位置(Y1、Y2)を検出する2個
の側面端検出センサ52、52が取り付けられている。
側面端検出センサ52は反射式の光センサまたは投光・
受光型の光センサが使用される。基板Wを吸着保持した
ハンド31が、カセット2内からロボット3の機台31
上の元一に戻り、ロボット3のY軸方向に移動して基板
Wの側面端縁が側面端検出センサ52の上方を通過する
と、反射式センサの場合には、投射された光が反射され
ることによって感知し、投光・受光型の場合には、投光
器から投射されている光を基板で遮光することにより、
受光器が遮光を感知して基板Wの側面端縁の前後方向の
二位置(Y1、Y2)を検出する。検出された基板Wの
側面端縁の二位置(Y1、Y2)は前述の制御装置9に
出力される。
【0017】従って、ロボット3のハンド31は基板W
の前面端縁の一位置(X1)を検出することによって、
基板WのX軸方向の位置が修正されて基板Wを吸着保持
し、基板Wの側面端縁の二位置(Y1、Y2)を検出す
ることによって、Y軸方向の位置及び傾きが修正されて
基板Wを次工程にY軸方向に向かって移動する。
【0018】次に、上記のように構成されたアライメン
ト装置Mの作用を説明する。基板Wがカセット2内に収
納した状態で、図1に示すように、カセット2が外部か
ら搬入されて所定の位置に設置されると、ロボット3の
ハンド31は、Z軸移動して図示しない基板有無センサ
によって各段の基板支持部21上の基板Wの有無を確認
する。基板有無センサが基板Wの有無を検出した後、図
4〜5に示すように、ロボット3のハンド31が、例え
ば、最上段の基板Wを吸着保持するためにX軸移動を行
なう。
【0019】このハンド31がX軸移動する前の位置
(前面端検出センサ35)を原点位置P1とし、その後
ハンド31がカセット2のガラス基板Wの下方に向かっ
て前進する。この工程においては、ハンド31は原点位
置P1からガラス基板Wの直前の位置P2まで高速で移
動し(図5参照)、P2の位置からガラス基板Wの前端
縁を越えてしばらくした位置P3まで緩速で移動する。
この緩速移動中に、前面端検出センサ35から投光され
た光をガラス基板Wの前面端縁が遮光することによって
光が反射され、ガラス基板Wの前面端縁の位置(P1か
らX1までの距離)を計測することができる。そしてハ
ンド31はP3の位置からハンド31がガラス基板Wを
吸着する位置P4まで高速で移動する。従って、ハンド
31は原点位置P1からガラス基板Wの所定の下方位置
までに移動される間、ガラス基板Wの位置を計測すると
きには緩速で移動し、それ以外は高速で移動することに
なる。そして、計測されたガラス基板Wの位置はそのま
ま制御装置9内で記憶される
【0020】次にハンド31は、図6の正面図に示すよ
うに、P4の位置でゆっくりと上昇し、ガラス基板Wの
下面に当接すると図示しない吸着装置によりガラス基板
Wを吸着して、さらに僅か上昇する(吸着工程)。下方
に撓んでいる基板Wは、ハンド31で吸着されると同時
に、撓みが吸収されて略平面上に保持される。
【0021】その後、図7に示すように、ハンド31は
P4の位置から高速な動きで原点位置P1まで後退移動
する。そして、原点位置P1に復帰したハンド31は、
ロボット3と共にレール体4上を、図中、右方向に基板
Wの右側端面端縁が、図中、右側のアライナー5に装着
された側面端検出センサ52を通過してしばらくした位
置P5まで緩速な動きで移動する。この緩速移動中、基
板Wの右側端面端縁の二位置(Y1、Y2)が側面端検
出センサ52上を通過する際に、側面端検出センサ52
から上方への投射された光を基板Wが遮光することによ
って反射し、基板W側端縁の二位置(Y1、Y2)を計
測することになる。計測された基板Wの側面端端縁の二
位置(Y1、Y2)はそのまま制御装置9内で記憶され
る。なお、基板Wを吸着保持したハンド31が原点位置
P1に復帰した際、図中、左側のアライナー5の側面端
検出センサ52で、基板Wの左側側面端を検出するよう
にしてもよい。
【0022】P5の位置に移動したハンド31は、次工
程装置7に基板Wを収納するために、ロボット3本体ご
と架台1上に配置されたレール体4上を移動し、次工程
装置7に対向する位置P6(図9参照)まで移動してハ
ンド31を180°θ回転する。この移動する際、図8
に示すように、ロボット3は制御装置9によって演算さ
れた基板Wの側面端縁の二位置(Y1、Y2)間のX軸
方向に対する位置ずれ量ΔYから演算してハンド31を
角度ずれ量△θ分補正する。この角度ずれ量Δθは、2
個の側面端検出センサ52、52間の距離をZとする
と、tan△θ=△Y/Zから、△θを求めることがで
きる。ハンド31の角度補正は傾き角θを機台9に対し
て回転することによって行なわれる。また、次工程装置
7の対するY軸の停止位置は、側面端検出センサ52、
52により検出された基板Wの側面端縁のY1あるいは
Y2のいずれかの位置に対する、正規の位置との位置ず
れ量分補正して決定される。
【0023】その後、図9に示すように、ハンド31が
基板Wを吸着した状態で次工程装置7に向かって高速で
前進移動し、緩速移動で下降してガラス基板Wを次工程
装置に収納する。基板のX軸移動量は、前面端検出セン
サ35により検出された基板Wの前面端縁の位置X1と
正規の位置との位置ずれ量ΔX分を補正して決められ
る。
【0024】カセット2に複数段に収納された全ての基
板Wは、このように、ハンド31によって、上から順次
吸着され位置を修正されて、次工程装置7に搬送され収
納される。
【0025】従って、本形態のアライメント装置Mで
は、基板Wの現在位置を検出する際、基板Wの撓みによ
る修正誤差の影響の少ない1辺(側面端縁)を、ハンド
31で基板Wを吸着した後で、2個の検出センサ52、
52で検出して基板Wの傾きを測定し、基板Wの撓みに
よる影響の少ない他の1辺(前面端縁)をハンド31で
基板Wを吸着する前に、1個の検出センサ35で測定す
るように構成している。つまり、基板Wの側面端検出セ
ンサ52、52を、ロボット3のY軸移動の方向に対し
てロボット3を挟んで架台1の両側に配置するように構
成することによって、基板Wの傾きをカセット2から取
り出した後で測定するため修正誤差を少なくすることが
できる。
【0026】なお、上述のアライメント装置は上記の形
態に限るものではない。例えば、基板Wの傾きを測定す
るために、基板Wの1辺を2か所で測定する位置センサ
を、基板吸着後に行なうように構成すれば、例えば、2
個の位置センサを装着したアライナー5をカセット2に
干渉しない位置でカセット2に隣設する位置に配置して
もよい。そして、この場合、2個の位置センサは基板W
の前面端縁を検出することになる。
【0027】また、次工程装置7は、ロボット3を挟ん
でカセット2に対向する位置でなくても、カセット2側
に並設するように配置してもよい。また、基板Wの前面
端縁の位置ずれΔXの補正タイミングは、前面端縁を検
出した後でロボット3のハンド31が基板31を吸着す
る前に行なってもよく、ハンド31が基板Wを吸着して
原点位置P1に戻る際に行なってもよく、また、ロボッ
ト3のY軸移動の際に行なってもよい。
【0028】さらに、ロボット3のハンド31に装着さ
れる前面端検出センサ35の位置は、図に示す位置に限
らずハンド31のどこでもよく、例えばハンド31の先
端部であってもよい。
【0029】また、アライナー5に装着される側面端検
出センサ52、52のZ方向の位置は、基板に干渉する
ことがなければ、光線を上から下にむけて投射するよう
に配置しても構わない。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明のアライメント装置
は、ガラス基板の傾きを検出する2個の位置センサを基
板吸着後に検出するように構成している。そのため、大
型化した基板がカセット内で大きな撓み量を有して収納
されていても、吸着した後で二位置を検出すれば基板の
修正誤差を極めて少なくすることができ、次工程で加工
する際に基板を精度よく配置させることができる。
【0031】また、基板の前面端縁の一位置を検出する
位置センサをロボットのハンドに1か所設け、基板の側
面端縁の二位置を検出する2個の位置センサを、ロボッ
トのY軸移動方向の少なくとも一か所に設ければ、基板
の傾きは基板吸着後に検出して測定することができ、基
板の撓みの影響によるロボットのハンドの修正誤差を極
めて少なくすることができる。従って、次工程において
精度良い加工を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態によるアライメント装置の概略
平面図
【図2】図1におけるA矢視図
【図3】基板が撓みを有してカセットに収納される状態
を示す一部正面断面図
【図4】ハンドがカセット内に移動する状態を示す概略
平面図
【図5】ハンドがカセット内に移動する状態を示す一部
側面断面図
【図6】ハンドが基板を吸着して上昇する状態を示す一
部正面図
【図7】基板の側面端縁の位置を検出する状態を示す概
略平面図
【図8】基板の位置ずれを演算するための説明図
【図9】ハンドが基板を次工程装置に収納する状態を示
す概略平面図
【符号の説明】
M…アライメント装置 1…架台 2…カセット 3…ロボット 5…アライナー 7…次工程装置 9…制御装置 31…ハンド 35…前面端検出センサ 52…側面端検出センサ W…基板
フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA03 AA17 AA93 BB36 BB40 CC06 EE04 GG04 GG07 GG58 GG65 HH30 MM03 PP06 5F031 CA05 FA01 FA07 FA11 FA12 GA24 GA43 GA47 GA48 JA22 JA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状のガラス基板を保持して搬送する
    ロボットと、前記ガラス基板の位置ずれを検出するため
    の検出装置と、を有し、前記ロボットが、前記ガラス基
    板を前記ロボットのハンドの伸縮方向に移動するX軸移
    動と前記ガラス基板を前記X軸移動と直交するY軸移動
    とを、行なうように構成され、前記ロボットでカセット
    に収納されているガラス基板の位置ずれを修正して次工
    程に搬送するように構成されたガラス基板用非接触アラ
    イメント装置であって、 ガラス基板の位置ずれを検出するための位置センサが、
    ガラス基板の直交する二辺の端縁を検出するように配設
    され、一方の一辺に1個の位置センサが配設されてその
    位置が検出され、他方の1辺に2個の位置センサが配設
    されてガラス基板の傾きが検出され、 前記ガラス基板の傾きを測定するために配設される前記
    2個の位置センサが、前記ハンドでガラス基板を保持し
    た後に検出するように構成されることを特徴とするガラ
    ス基板用非接触アライメント装置。
  2. 【請求項2】 矩形状のガラス基板を保持して搬送する
    ロボットと、前記ガラス基板の位置ずれを検出するため
    の検出装置と、を有し、前記ロボットが、前記ガラス基
    板を前記ロボットのハンドの伸縮方向に移動するX軸移
    動と前記ガラス基板を前記X軸移動と直交するY軸移動
    とを、行なうように構成され、前記ロボットでカセット
    に収納されているガラス基板の位置ずれを修正して次工
    程に搬送するように構成されたガラス基板用非接触アラ
    イメント装置であって、 前記ハンドのX軸移動の際に前記ガラス基板の前面端縁
    の一位置を検出する前面端検出センサと、前記ガラス基
    板のY軸移動の際に前記基板の側面端縁の前後二位置を
    検出する側面端検出センサと、を有して構成され、 前記前面端検出センサが前記ハンドに装着され、該セン
    サが前記ガラス基板の前面端縁に達すると前記ガラス基
    板の前面端縁の位置が検出され、 前記側面端検出センサが前記ロボットの側方近辺に配設
    され、前記ハンドに保持された前記ガラス基板の側面端
    縁が前記側面検出センサに達すると前記ガラス基板の側
    面端縁の位置が検出され、 前記前面端検出センサと前記側面端検出センサとから出
    力された信号で演算されて前記ガラス基板の位置ずれが
    修正されることを特徴とするガラス基板用非接触アライ
    メント装置。
JP32608199A 1999-11-16 1999-11-16 ガラス基板用非接触アライメント装置 Pending JP2001144165A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100503013B1 (ko) * 2001-08-07 2005-07-25 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 핸드의 위치맞춤방법 및 그 장치
KR100819817B1 (ko) 2006-03-30 2008-04-07 주식회사 에스에프에이 반송 로봇
CN102491099A (zh) * 2011-12-06 2012-06-13 中国建材国际工程集团有限公司 一种机械手玻璃堆垛系统机械手抓取玻璃时的位置校正方法
CN103659812A (zh) * 2012-09-20 2014-03-26 株式会社安川电机 机器人系统和物品制造方法

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