JPH10277986A - 薄型基板のアライメント装置 - Google Patents

薄型基板のアライメント装置

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JPH10277986A
JPH10277986A JP8293597A JP8293597A JPH10277986A JP H10277986 A JPH10277986 A JP H10277986A JP 8293597 A JP8293597 A JP 8293597A JP 8293597 A JP8293597 A JP 8293597A JP H10277986 A JPH10277986 A JP H10277986A
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JP
Japan
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glass substrate
hand
robot
thin substrate
arm
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JP8293597A
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Katsuhiko Kato
克彦 加藤
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Asyst Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに構成されしかも廉価なコストで
製作できる薄型基板のアライメント装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ロボットのハンドアーム53は、腕部5
4a・54bを有する本体部54と、一方の腕部54a
から外方に突出するように形成される耳部55と、を有
している。耳部55と他方の腕部54b上には、それぞ
れセンサ7a・7bがハンドアーム53の進行方向に対
して直交する方向に同一ライン上に配設されている。ハ
ンドアーム53がガラス基板Wに向かって前進し、セン
サ7a・7bがガラス基板Wの前端縁部W1を通過する
際、センサ7a・7bから投光された光が反射されセン
サ7a・7bに受光されることによって、ガラス基板W
の前端縁部W1の位置を検出し、続いてハンドアーム5
3が耳部55側の方向に移動し、耳部55に取り付けら
れているセンサ7aがガラス基板の側端縁部W2を通過
する際、側端縁部W2の位置を検出する。そして制御装
置により位置ずれを演算して、ロボットに補正指令を与
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス基板等の
薄型基板の位置ずれを検出し、その補正量を修正して薄
型基板を搬送する薄型基板アライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路を製造するため
に薄型のガラス基板が使用される。半導体集積回路を製
造するにあたっては各種の工程を経るためガラス基板は
各工程間を搬送され、搬送される際のガラス基板の位置
精度も高精度を要求される。従来、カセット内に収納さ
れたガラス基板をロボットで次工程に搬送する際、カセ
ット内に配置されるガラス基板の現状の位置をセンサ等
によって検出することにより位置ずれを検出し、検出さ
れたガラス基板の位置ずれ分を制御装置に送って演算し
た後、ガラス基板の正規の位置を確保できるようにロボ
ットハンドを補正移動させるように構成されたアライメ
ント装置が提供されていた。
【0003】例えば、図16に示されるアライメント装
置M2は、ガラス基板Wが収納されたカセット72と、
カセット72のガラス基板取り出し口に対向するように
配置されたロボット73と、カセット72の側部近傍に
配置されガラス基板の側部周縁部W2を検出する検出装
置74と、を有して構成され、検出装置74にはガラス
基板Wの側部周縁部W2と平行に2組のセンサ75が配
置されている。センサ75はカセット内に複数段収納さ
れたすべてのガラス基板Wの側部周縁部W2を検出する
ために昇降可能に移動され、カセット72が所定の位置
に配置されると2組のセンサ75はそれぞれのガラス基
板Wの距離を測定する。ガラス基板Wの側部周縁部W2
を2点測定することによって、配置されたガラス基板W
の位置ずれを検出することができ、検出されたガラス基
板Wの位置ずれの信号を制御装置20に送り、制御装置
20で演算された補正量をロボット73に指令する。ロ
ボット73では制御装置20からの指令を受けてロボッ
トハンド76をその補正量分角度を回転することにな
る。そして、ガラス基板Wを吸着するために移動され
る。この際、ロボット73にはガラス基板Wの前端面W
1を検出するセンサ77が設けられていて、必要分だけ
移動されガラス基板Wを吸着把持することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般にガラス
基板のアライメント装置は各種のものが注文され、ユー
ザーの要望によっては、コンパクトで簡単なアライメン
ト装置を注文されることもある。上述のアライメント装
置M2は、カセット72の側部近傍に配置される検出装
置74を必要とし、その検出装置74には2組のセンサ
75が昇降可能に配置されているため、全体の装置のス
ペースが大きくなり、また、検出装置自体が複雑に構成
されている。そのため、コストも大幅にかかってしま
う。
【0005】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、省スペース化に対応するためにコンパクトで廉価
なコストで製作でき、しかも確実にガラス基板をアライ
メントできる薄型基板のアライメント装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる薄型
基板のアライメント装置では、上記の課題を解決するた
めに以下のように構成するものである。即ち、薄型基板
が収納されたカセットと、前記薄型基板を吸着して搬送
するロボットハンドと、を有し、前記ロボットハンドに
少なくとも2個のセンサが配設され、前記センサが前記
薄型基板の位置ずれを検出しその補正量をロボットに指
令して前記ロボットハンドを補正するように構成される
薄型基板のアライメント装置であって、前記ロボットハ
ンドが、前記薄型基板を吸着する面を有するハンド本体
部と、前記ハンド本体部の一方の側面より外方に突出さ
れる耳部と、を有し、前記ハンド本体部と前記耳部に前
記センサが、前記ロボットハンド進行方向に対して直交
する方向に同一ライン上に少なくとも各1個配設される
ことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明のアライメント装置は、薄型
基板が収納されたカセットと、前記薄型基板を吸着して
搬送するロボットハンドと、を有し、前記ロボットハン
ドに少なくとも2個のセンサが配設され、前記センサが
前記薄型基板の位置ずれを検出しその補正量をロボット
に指令して前記ロボットハンドを補正するように構成さ
れるものであって、前記ロボットハンドが、前記薄型基
板を吸着する面を有するハンド本体部と、前記ハンド本
体部の一方の側面より外方に突出される耳部と、を有
し、前記耳部が、少なくとも2個並設され、それぞれの
耳部に前記センサがロボットハンド進行方向に対して平
行に同一ライン上に各1個配設されることを特徴とする
ものである。
【0008】さらに、前記センサが、前記薄型基板の下
面から上方に向かって投光することによって前記薄型基
板の端縁の位置を検出するように配設されていることを
特徴とするものであれば好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0010】第1の形態の薄型基板のアライメント装置
(以下、アライメント装置という)Mは、図1に示すよ
うに、架台1に載置され、薄型基板としての長方形板状
のガラス基板Wを収納保持するカセット2と、ガラス基
板Wを昇降し、次工程カセット2Aに搬送するロボット
3と、ロボット3の作動を制御する制御装置20、とを
備えて構成されている。
【0011】カセット2は装置Mの架台1上に載置さ
れ、ガラス基板Wを収納可能な収納カセットであり、ガ
ラス基板Wがカセット2内の左右方向(図1参照)に対
向して形成される図示しない複数段の支持片上に載置さ
れる。
【0012】ロボット3には、機台4に対して回動可能
に配設され、ガラス基板Wを昇降し搬送する3段のアー
ム体を有するロボットハンド5が配設されている。
【0013】ロボットハンド5は、機台4に回動可能に
連結される第1アーム51、第1アーム51の先端部で
回動可能に連結される第2アーム52、第2アーム52
の先端で回動可能に連結されるとともにガラス基板Wを
吸着するハンドアーム53を備えて構成され、その駆動
機構は一般的に知られている機構が採用され機台4内に
配設されている。
【0014】ハンドアーム53は、図2に示されるよう
に、腕部54a・54bを有する本体部54と、一方の
腕部53aから外方に垂直方向に突出して形成される耳
部55と、を有している。そして、耳部55と本体部5
4の他方の腕部54bの上面にそれぞれセンサ7(7a
・7b)がハンドアーム53の進行方向に対して直交す
る方向に同一ライン上にあるように配置されている。ま
た、ハンドアーム53にはガラス基板Wを吸着する吸着
穴が形成され、図示しない吸着エア回路に接続されい
る。
【0015】それぞれのセンサ7は投光素子・受光素子
を有する反射式センサが使用され、ハンドアーム53
が、搬送されるガラス基板Wの下方に移動される際、ガ
ラス基板Wの端縁部が投光された2組のセンサ7の光を
遮光することにより、ガラス基板Wの現状の位置を検出
できるように配設されている。
【0016】また、ロボット3は、カセット2に対して
左右方向に移動されるように、架台1に配置されたレー
ル上を摺動可能に配設されている。
【0017】次に、上記のように構成されたアライメン
ト装置Mの作用を説明する。ガラス基板Wが上下方向に
複数段収納されているカセット2が所定の位置に搬送さ
れると、ロボット3はカセット2に対向する位置まで移
動される。ロボットハンド5のハンドアーム53が上段
あるいは下段の位置に配置されるガラス基板Wに対向す
るように昇降された後、ガラス基板Wの前面に向かって
移動する。ハンドアーム53は、センサ7が、搬送され
るガラス基板Wの下方から奥に向かって移動され、ガラ
ス基板Wの前端縁部W1を通過した後一旦停止する。セ
ンサ7は下方から上方に向かって光が投光されていて、
ガラス基板Wの前端縁部W1を通過すると同時にガラス
基板Wの遮光で反射された光を受光することによって、
その位置を検出する。
【0018】ハンドアーム53に、ハンドアーム53の
進行方向に対して直交する方向に同一ライン上に2個取
り付けられているセンサ7a・7bは、ガラス基板Wの
前端縁部W1を通過するそれぞれの位置(センサ7aが
通過するときの位置Pa、センサ7bが通過するときの
位置Pb)を検出すると、その信号を制御装置20に出
力する。図3においては、ハンドアーム53がガラス基
板Wに向かって前進移動し、センサ7aがガラス基板W
の前端縁部W1と交差する点Paに移動した状態を示
し、図4は、さらにハンドアーム53が前進移動して、
センサ7bがガラス基板Wの前端縁部W1と交差する点
Pbに移動した状態を示している。制御装置20ではセ
ンサ7a・7bから入力された信号を変換して演算し、
2つの交差点Pa・Pbからセンサ7a・7b間を結ぶ
直線に対して検出されたガラス基板Wの2つの交差点P
a・Pbを結ぶ直線の傾きを算出する。そして、その傾
きを補正量としてロボット3に指令しロボットハンド5
を機台4に対して角度補正をする。
【0019】ハンドアーム53は、ガラス基板Wの前端
縁部W1を通過して一旦停止した位置(図5参照)か
ら、引きづづきハンドアーム53の耳部55が形成され
ている方向(本形態においては、図中左方向)に移動さ
れる。そして、耳部55に取り付けられているセンサ7
aがガラス基板Wの側端縁部W2の交差する点Pcに差
し掛かかると(図6参照)、センサ7aから投光されて
その反射光が受光されている状態から、その反射光が受
光されないことによって、交差点Pcを検出し、その信
号を制御装置20に出力する。制御装置20ではこの信
号を入力すると、ガラス基板Wの左右方向の位置ずれを
演算しロボット3に指令する。ハンドアーム53はさら
に左方向に移動して停止する(図7参照)。
【0020】このように、ロボットハンド5に2個のセ
ンサ7a・7bを取り付け、ロボットハンド5の移動だ
けで、ガラス基板Wの前端縁部W1に2点の位置、ガラ
ス基板Wの側端縁部W2に1点の位置を検出することが
できるため、ガラス基板Wの位置ずれを正確に検出でき
る。
【0021】センサ7によってガラス基板Wの端縁部3
点(Pa・Pb・Pc)が検出されると、ガラス基板W
の現在の位置が検出される。そして、正規の位置に対す
る位置ずれが制御装置20によって演算され、その補正
量がロボット3に指令される。補正量は、図8に示され
るように、ガラス基板Wの前端縁部W1の2点Pa・P
bによりガラス基板Wの正規の位置に対する傾き補正θ
と、側端縁部W2の1点Pcによる左右方向の位置ずれ
補正Y(Y軸補正という)とで示され、傾き補正θに対
してはロボットハンド5が機台4に対する補正角度θ1
分を回転することによって補正され、Y軸補正に対して
はロボット3が補正量Y1 分左右方向に移動することに
よって補正される。
【0022】ハンドアーム53が、センサ7によるすべ
ての検出が終了した位置(図7に示される位置)から角
度補正θ1 Y軸補正量Y1 分を含めてガラス基板Wを吸
着する位置に移動した後(図8参照)ハンドアーム53
がガラス基板Wの下面に向かって上昇し、ガラス基板W
に当接すると図示しない吸着装置により吸着する。そし
て、さらに僅か上昇してロボットハンド5の屈曲により
ハンドアーム53が元の位置に復帰する。その後ロボッ
ト3がレール上を移動して次工程カセット2Aにガラス
基板Wを収納する。従って、次工程カセット2Aに収納
されるガラス基板Wはその位置が正規の位置に修正され
ていることになる。
【0023】カセット2に複数段に収納された全てのガ
ラス基板Wは、このように、ハンドアーム53によっ
て、上から順次吸着され位置を修正されて、次工程カセ
ット22に搬送され収納される。
【0024】第2の形態のアライメント装置M1は、図
9に示されるように、ハンドアーム63が腕部64a・
65bを有する本体部64と2個の耳部65(65a・
65b)とを有している。耳部65は、本体部64の一
方の腕部64a側から外方に向かって突出するように並
設している。そして、それぞれの耳部65a・65bに
はセンサ7a・7bがハンドアーム63の進行方向に対
して平行方向に同一ライン上に取り付けられている。
【0025】図10においては、ハンドアーム63がガ
ラス基板Wに向かって前進移動し、センサ7aがガラス
基板Wの前端縁部W1と交差する点Qaに移動した状態
を示し、センサ7は下方から上方に向かって光が投光さ
れていて、ガラス基板Wの前端縁部W1を通過すると同
時にガラス基板Wの遮光で反射された光を受光すること
によって、その位置を検出する。この位置はハンドアー
ム63の前後方向(X軸方向)の移動量によって示され
る。
【0026】ハンドアーム63はさらに前進移動して、
図11に示すように、センサ7bがガラス基板Wの前端
縁部W1と交差する点Qaを越えた位置まで移動して停
止する。そして、その位置から引きづづきハンドアーム
63の耳部65が形成されている方向(本形態において
は、図中左方向)に移動される。そして、本形態におい
ては、図12のように、まず耳部65bに取り付けられ
ているセンサ7bがガラス基板Wの側端縁部W2と交差
する点Qbに差し掛かかり、続いて、図13のように耳
部65aに取り付けられているセンサ7aが側端縁部W
2と交差する点Qcに差し掛かる。2つのセンサ7a・
7bが側端縁部W2との交差する点Qb・Qcを通過す
る際に、センサ7a・7bは、センサ7a・7bから投
光されてその反射光が受光されている状態から、その反
射光が受光されないことによって交差点Qb・Qcを検
出し、その信号を制御装置20に出力する。制御装置2
0ではこの信号を入力すると、ガラス基板Wの傾きの位
置ずれを演算する。ハンドアーム63はさらに左方向に
移動して停止する(図14参照)。
【0027】制御装置20ではセンサ7a・7bから入
力された信号を変換して演算し、2つの交差点Qb・Q
cからセンサ7a・7b間を結ぶ直線に対して検出され
たガラス基板Wの2つの交差点Qb・Qcを結ぶ直線の
傾きθを算出する。
【0028】センサ7によってガラス基板Wの端縁部3
点(Qa・Qb・Qc)が検出されると、ガラス基板W
の現在の位置が検出される。そして、正規の位置に対す
る位置ずれが制御装置20によって演算され、その補正
量がロボット3に指令される。補正量は、図15に示さ
れるように、ガラス基板Wの側端縁部W2の2点Qb・
Qcによりガラス基板Wの正規の位置に対する傾き補正
θと、前端縁部W1の1点Qaによる前後方向の位置ず
れ補正X(X軸補正という)とで示され、傾き補正θに
対してはロボットハンド5が機台4に対する補正角度θ
2 分を回転することによって補正され、X軸補正に対し
てはハンドアーム63が補正量X1 分前後方向に移動す
ることによって補正される。
【0029】ハンドアーム63が、センサ7によるすべ
ての検出が終了した位置(図14に示される位置)から
角度補正θ2 X軸補正量X1 分を含めてガラス基板Wを
吸着する位置に移動した後(図15参照)ハンドアーム
63がガラス基板Wの下面に向かって上昇し、ガラス基
板Wに当接すると図示しない吸着装置により吸着する。
そして、さらに僅か上昇してロボットハンド5の屈曲に
よりハンドアーム63が元の位置に復帰する。その後ロ
ボット3がレール上を移動して次工程カセット2Aにガ
ラス基板Wを収納する。従って、次工程カセット2Aに
収納されるガラス基板Wはその位置が正規の位置に修正
されていることになる。
【0030】カセット2に複数段に収納された全てのガ
ラス基板Wは、このように、ハンドアーム63によっ
て、上から順次吸着され位置を修正されて、次工程カセ
ット22に搬送され収納される。
【0031】なお、センサ7は透過式光センサや反射式
光センサでもよく、また、光スイッチや光式ライセンサ
を使用してもよい。
【0032】また、次工程カセット2Aが配置される位
置は図1に限定されるものではなく、架台1外にあって
もよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、薄型基板のアライメン
ト装置は、薄型基板が収納されたカセットと、前記薄型
基板を吸着して搬送するロボットハンドと、を有し、前
記ロボットハンドに少なくとも2個のセンサが配設さ
れ、前記センサが前記薄型基板の位置ずれを検出しその
補正量をロボットに指令して前記ロボットハンドを補正
するように構成されるているものであり、前記ロボット
ハンドが、前記薄型基板を吸着する面を有するハンド本
体部と、前記ハンド本体部の一方の側面より外方に突出
される耳部と、を有し、前記ハンド本体部と前記耳部に
前記センサが、前記ロボットハンド進行方向に対して直
交する方向に同一ライン上に少なくとも各1個配設され
ることを特徴としているので、ロボットハンドを移動さ
せるだけで、少なくとも2個のセンサで薄型基板の前端
縁部2箇所と側端縁部の1箇所を検出でき薄型基板の位
置ずれを測定することができる。そのため、従来のよう
な検出装置をなくすことができ、コンパクトで廉価なコ
ストのアライメント装置を提供することができる。
【0034】また、本発明のアライメント装置は、前記
ロボットハンドが、前記薄型基板を吸着する面を有する
ハンド本体部と、前記ハンド本体部の一方の側面より外
方に突出される耳部と、を有し、前記耳部が、少なくと
も2個並設され、それぞれの耳部に前記センサがロボッ
トハンド進行方向に対して平行に同一ライン上に各1個
配設されることを特徴としているので、ロボットハンド
を移動させるだけで、2個のセンサで薄型基板の前端縁
部2箇所と側端縁部の1箇所を検出でき薄型基板の位置
ずれを測定することができる。そのため、従来のような
アライメント装置をなくすことができ、コンパクトで廉
価なコストのアライメント装置を提供することができ
る。
【0035】さらに、前記センサが、前記薄型基板の下
面から前記薄型基板の端縁の位置を検出するように配設
されていることを特徴とするので、薄型基板を確実に検
出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態を示すアライメント装置の平面
概略図
【図2】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図3】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図4】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図5】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図6】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図7】図1におけるアライメント装置の作動を示す図
【図8】図1におけるアライメント装置のロボットの補
正状態を示す図
【図9】本発明の第2の形態を示すアライメント装置の
概略平面図
【図10】図9におけるアライメント装置の作動を示す
【図11】図9におけるアライメント装置の作動を示す
【図12】図9におけるアライメント装置の作動を示す
【図13】図9におけるアライメント装置の作動を示す
【図14】図9におけるアライメント装置の作動を示す
【図15】図1におけるアライメント装置のロボット補
正状態を示す図
【図16】従来のアライメント装置を示す図
【符号の説明】
M、M1…アライメント装置 1…架台 2…カセット 2A…次工程カセット 3…ロボット 4…機台 5…ロボットハンド 7、7a、7b…センサ 20…制御装置 53…ハンドアーム 54…本体部 55…耳部 63…ハンドアーム 64…本体部 65…耳部 W…ガラス基板 W1…前端縁部 W2…側端縁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄型基板が収納されたカセットと、前記
    薄型基板を吸着して搬送するロボットハンドと、を有
    し、前記ロボットハンドに少なくとも2個のセンサが配
    設され、前記センサが前記薄型基板の位置ずれを検出し
    その補正量をロボットに指令して前記ロボットハンドを
    補正するように構成される薄型基板のアライメント装置
    であって、 前記ロボットハンドが、前記薄型基板を吸着する面を有
    するハンド本体部と、前記ハンド本体部の一方の側面よ
    り外方に突出される耳部と、を有し、 前記ハンド本体部と前記耳部に前記センサが、前記ロボ
    ットハンド進行方向に対して直交する方向に同一ライン
    上に少なくとも各1個配設されることを特徴とする薄型
    基板のアライメント装置。
  2. 【請求項2】 薄型基板が収納されたカセットと、前記
    薄型基板を吸着して搬送するロボットハンドと、を有
    し、前記ロボットハンドに少なくとも2個のセンサが配
    設され、前記センサが前記薄型基板の位置ずれを検出し
    その補正量をロボットに指令して前記ロボットハンドを
    補正するように構成される薄型基板のアライメント装置
    であって、 前記ロボットハンドが、前記薄型基板を吸着する面を有
    するハンド本体部と、前記ハンド本体部の一方の側面よ
    り外方に突出される耳部と、を有し、 前記耳部が、少なくとも2個並設され、それぞれの耳部
    に前記センサが前記ロボットハンド進行方向に対して平
    行に同一ライン上に各1個配設されることを特徴とする
    薄型基板のアライメント装置。
  3. 【請求項3】 前記センサが、前記薄型基板の下面から
    上方に向かって投光することによって前記薄型基板の端
    縁の位置を検出するように配設されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の薄型基板のアライメント装
    置。
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