JP4433590B2 - 基板位置検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロボットによって搬送する基板を収めているカセット内で、前記基板が位置ずれしているか否かを検出するのに用いる基板位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶基板などの基板を収納して装置間を、ロボットにより搬送するカセットには、複数枚の前記基板を位置ずれなく収納および支持することが望ましい。一般には、予め定められた角度的許容誤差範囲内および位置的許容誤差範囲内で基板がカセット内に置かれる。また、カセットの運搬を容易にするため、カセット自身の方位および位置の精度がある程度緩やかに設計されている。このため、ティーチングプレイバック方式のロボットでは、基板を位置ずれしたまま引き出してこの基板をカセットに接触させてしまったり、引き出せても処理チャンバ内の正しい位置にその基板を挿入することができない場合があった。このため基板のカセットにおける正しい位置を検出し、その位置の補正を行って取り出す必要がある。
【0003】
一方、これに対し基板のカセットに対する位置を正しく検出できる基板搬送のための位置決め技術が、例えば特許第2683208号公報に示されている。これは、基板を搬送するためのX軸、R軸、θ軸を持つロボットを有し、基板位置センシングのためセンサが、ロボットアーム上に2個以上、またロボットアーム以外の固定位置に1個それぞれ設けられている。
【0004】
このようなロボットでは、カセット内にある基板に対し、アームを基板前端にほぼ垂直に伸ばす際に、基板前端(前辺)を2個のセンサで検出する。検出した位置は、ロボットのR軸方向の距離として得られるので、この距離と前記2個のセンサ間距離から基板の傾きと位置を計算により求めることができる。このようにして得られた基板の傾きと位置とにより、ロボットのθ軸とR軸を補正し、アームが基板に対して正しい位置にくるようにする。その後、基板を持ち上げてから最初の位置へ戻り、基板を引き出す。なお、このままではX軸方向のずれは補正されないため、別途設けた固定位置のセンサによりそのX軸方向のずれを検出し、補正を行った上で、処理チャンバへ移載する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の基板位置の検出方法にあっては、基板の位置センシングのためにロボットのアーム上に2個以上のセンサを設ける必要があるためコストアップになるほか、センサケーブルの引き回しが面倒になる。また、カセットから基板を取り出すたびに、基板位置のセンシングが必要になるためセンシングのために時間が余分にかかり、タクトタイムが長くなる。さらに、基板のX軸方向のずれを補正するために、別の場所へ(基板位置センサの位置まで)基板を運ばなければならず、タクトタイムが長くなることと合わせて、センサの設置スペースを確保しなければならないという不都合があった。また、基板を引き出す際にX軸のずれが判からず、カセットに擦れる場合があった。またさらに、ロボット自体をセンシングに使用しているため、位置の検出精度が悪いという課題があった。
【0006】
本発明は前記課題を解決するものであり、ロボットのアームに設けられる基板の位置センシングのためのセンサ数を少なくして、ロボット側の配線やデータ処理の容易化、ローコスト化を実現するとともに、位置センシングのためのタイトタイムの短縮化を図りながら、基板位置を高精度に検出できる基板位置検出装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、カセットの近傍に設けられ、X方向およびY方向に移動可能XY方向スライダと、該XY方向スライダによって支持されX方向またはY方向の一方に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の位置を検出可能な第1のセンサと、前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、前記XY方向スライダに対する駆動を制御して前記第1のセンサをX方向またはY方向の他方に移動させて位置を変えてそれぞれ一方に移動させることで、該第1のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサを移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0008】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、前記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能な一対のX方向スライダと、一対の該X方向スライダのいずれかにそれぞれ支持されX方向に独立して移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、一対の前記X方向スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサを移動させることで該第3のセンサ及び第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサを移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0009】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、前記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能な一対のX方向スライダと、一対の該X方向スライダのいずれかにそれぞれ支持されX方向に独立して移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、前記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、一対の前記X方向スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサを移動させることで該第3のセンサ及び第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0010】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、カセットの近傍に設けられ、X方向およびY方向に移動可能XY方向スライダと、該XY方向スライダによって支持されX方向に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の位置を検出可能な第1のセンサと、前記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、前記XY方向スライダに対する駆動を制御して前記第1のセンサをY方向に移動させて位置を変えてそれぞれX方向に移動させることで、該第1のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0011】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、記カセットの近傍に設けられ、前記基板のいずれか一辺及び該一辺に隣り合う他辺に対して斜め方向に移動可能斜め方向スライダと、該斜め方向スライダによって支持され斜め方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第6のセンサおよび第7のセンサと、前記斜め方向スライダによって支持され斜め方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第8のセンサと、前記斜め方向スライダに対する駆動を制御して前記第6のセンサ、前記第7のセンサおよび第8のセンサを斜め方向に移動させることで、前記第6のセンサおよび前記第7のセンサによって前記基板の一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記第8のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0012】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能X方向同時スライダと、該X方向同時スライダにそれぞれ支持されX方向に同時に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、前記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、前記X方向同時スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサをX方向に移動させることで該第3のセンサおよび第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0013】
また、本発明にかかる基板位置検出装置は、ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能X方向同時スライダと、該X方向同時スライダにそれぞれ支持されX方向に同時に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、前記X方向同時スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサをX方向に移動させることで該第3のセンサおよび第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサ移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図について説明する。図1および図2は本発明の基板位置検出装置の全体を概念的に示す平面図および正面図である。同図において、1はカセット台2に設置されたカセットであり、このカセット1は上下方向に一枚ずつの、形状および寸法が予め決められた正方形や長方形などの矩形の基板3を収納する複数のスロットを有する。また、カセット1近傍のカセット台2上にはXY方向スライダ4が設置されている。このXY方向スライダ4はX方向スライダ5およびY方向スライダ6を有し、これらがセンサ支持部7をX方向およびY方向に摺動自在に支持している。さらに、センサ支持部7は基板3の長辺側にあって、前記各スロットに対向する位置に、それぞれ光電スイッチなどの第1のセンサ8を備えている。なお、XY方向スライダ4は位置検出のためのエンコーダ付きモータやステッピングモータにより駆動可能とされており、位置制御が正確に行われるのであれば、エアシリンダなどのシリンダ装置も使用可能である。
【0015】
また、カセット台2の近傍には、X軸、R軸、θ軸を持つロボット9が配置されており、このロボット9のアーム10端には一つの第2のセンサ11が取り付けられている。12は制御装置であり、これがロボット9および前記XY方向スライダ4を駆動する指令を出すとともに、前記カセット1の平面内における基板3の位置を検出して、その検出時点のロボット9のアーム10の位置およびスライダ4の位置を記憶し、さらにこれらの各位置データからカセット1における基板3の位置の補正量を演算するように機能する。なお、この演算結果は、ロボット9による基板位置の補正工程に利用される。
【0016】
次に動作を説明する。まず、制御装置12の指令によりXY方向スライダ4を駆動して、Y方向スライダ6による第1のY方向位置にて、X方向スライダ5によりセンサ支持部7をX方向に移動させて第1のセンサ8を、カセット1の各スロットごとの基板3間に挿入する。このため、これらの第1のセンサ8は各基板3の長辺を横切るように移動し、その基板3の長辺の一つの位置を検出する。従って、基板3がカセット1内において基準位置から位置ずれている場合には、それぞれの基板に対応する第1のセンサ8が動作するX方向位置が異なることになる。制御装置12はこれらの第1のセンサ8が検出した基板3のX方向の位置を記憶する。
【0017】
次に、XY方向スライダ4を制御装置2の指令のもとで駆動し、一旦X方向スライダ5によりセンサ支持部7を元の位置に戻した後、Y方向スライダ6により第2のY方向位置に移動させ、この位置にて、X方向スライダ5によりセンサ支持部7をX方向に移動させる。そして、このとき各スロット対応の第1のセンサ8が各基板3の長辺を横切り、その基板3の他の一つのX方向位置を検出する。このX方向位置も、制御装置12に記憶される。
【0018】
続いて、その制御装置12の指令によりロボット9が作動を開始し、搬送しようとする基板3を収納した前記カセット1のスロットに向けてアーム10を伸ばし、そのアーム10端の第2のセンサ11を各基板3間に挿入する。この第2のセンサ11は基板3の短辺を横切るときのX方向位置およびY方向位置をそれぞれ検出する。ここで、ロボット9は各関節の角度から第2のセンサ11の動作時のX方向座標およびY方向座標を同時に検出するように機能する。制御装置12はこのようにして第1のセンサ8および第2のセンサ11によって求めた長方形(矩形)の長辺の二つの位置と短辺の一つの位置とから、定位置にあるカセット1における基板3の位置を演算によって求めることができる。
【0019】
一般に、二次平面内における長方形の位置および角度は、一つの辺もしくは平行な二つの辺に交わる二本の直線の交点の座標値と、その辺と直角なもう一つの辺に交わる直線との交点の座標値とにより決定される。本発明では、基板3の長辺に交わる直線との二つの交点と短辺に加わる直線との交点とから、二次平面内での基板3の位置を求めるようにしている。
【0020】
図3(a)乃至(f)は前記長方形の基板3上の三つの位置から、この基板3の位置を特定できる原理を説明する図である。これによれば、図3(a)に示すように、平面内に置かれた長方形の基板3は、その中心位置nの座標(xo、yo)と短辺のX軸に対する傾きθにて位置が決まるが、一般にその中心位置nを検出することは困難である。また、図3(b)に示すように、基板3の一つの辺上の座標(x1、y1)のみが与えられても、その基板3の位置、姿勢ともに決まらない。さらに、図3(c)に示すように、基板3の一つの辺上に二つの座標(x1、y1)、(x2、y2)が与えられた場合は、傾きは決まるものの、位置は二つの座標を結ぶ線上で位置が変化して、決まらない。また図3(d)に示すように、基板3の隣り合う二つの辺上に各一の座標(x1、y1)、(x2、y2)が与えられた場合にも、その基板の位置および傾きは決まらない。しかし、図3(e)に示すように、基板3の一つの辺上に二つの座標(x1、y1)、(x2、y2)と、その辺に隣り合う他の辺上の一つの座標(x3、y3)とによって初めて基板3の位置と姿勢が一つに決まる。本発明は、この図3(e)の原理を利用するものである。
【0021】
図4は前記のような原理を利用して、すなわち、矩形の基板3における1辺の二つの位置と、他辺の一つの位置とにもとづいて、その基板3の位置を検出する他の基板位置検出装置を概念的に示す。これが図1に示したものと異なるところは前記XY方向スライダ4に代えて、基板3の長辺の二つの位置を個別に検出する第3のセンサ13および第4のセンサ14が設けられた各一のセンサ支持部15、16を持つ、二つのX方向スライダ17および18を設けたことである。この場合には、X方向スライダ17、18が独自にX方向に移動することにより、第3のセンサ13および第4のセンサ14が検出する二つの位置とロボット9側の第2のセンサ8が検出する一つの位置とによって、前記同様にカセット1における基板3の位置を正確に求めることができる。
【0022】
図5は、図4に示すロボット9に設けられた第2のセンサ11に代えて、基板3の短辺の一つの位置を検出する第5のセンサ19を用いたものを示し、この第5のセンサ19をY方向スライダ20によって移動されるセンサ支持部21上に設けたものである。この場合には、基板3の長辺の二つの位置とこれに隣り合う短辺の一つの位置とによって基板3の位置を特定できる。また、ロボット9にはセンサが設けられないため、ロボット自体に生じる関節回りの誤差などに起因した検出精度の劣化を未然に回避できる。
【0023】
図6は図1に示すロボット9に設けられた第2のセンサ11に代えて、基板3の短辺の一つの位置を検出する第5のセンサ19を用いたものを示し、この第5のセンサ19をY方向スライダ20によって移動されるセンサ支持部21上に設けたものである。この例の場合も、図5に示したものと同様に、ロボット自体に生じる誤差に起因した検出精度の劣化を未然に防止できる。
【0024】
図7はカセット1内の基板3のいずれか一辺である長辺の少なくとも二つの位置を検出する第6のセンサ22および第7のセンサ23と、前記一辺に隣り合う他辺である短辺の少なくとも一つの位置を検出する第8のセンサ24とを各一のセンサ支持部25、26、27上に取り付け、これらのセンサ支持部材25、26、27を前記各辺に対して斜め方向に同時に移動可能にする斜め方向スライダ28上に取り付けたものである。この形態によれば、斜め方向スライダ28の単一方向の移動によって各センサ22、23、24のすべてを、略同時に基板3の長辺の二箇所と短辺の一箇所に横切らせることができる。これにより、基板位置の検出速度が向上することとなる。
【0025】
また、図8は図5の変形例であり、これが第3のセンサ13および第4のセンサ14を備えたセンサ支持部15、16を、一つのX方向同時スライダ29上に設置したものである。これによれば、図5に示すように別々のスライダを独立して作動させる必要がないため、基板3の位置検出速度が早くなり、図5の各スライダ17、18相互間での寸法誤差にもとづく検出誤差を抑えることが可能となる。また、スライダ機構の簡素化およびローコスト化を実現できる。さらに、図9は図4の変形例であるり、これが第3のセンサ13および第4のセンサ14を備えたセンサ支持部15、16を、一つのX方向同時スライダ29上に設置したものである。この場合にも、図8の場合と同じく、二つのセンサ13、14を一つのX方向同時スライダ29により同時に基板の長辺を横切らせることができ、基板位置の検出速度が早くなるほか、スライダ機構の簡素化およびローコスト化を実現できる。
【0026】
なお、前記においては、固定されたカセット内の基板3に対し各センサを移動させる場合について述べたが、各センサを固定し、カセットをそのセンサに対し移動させるようにしても同様の効果が得られる。また、センサの使用量を減らすために、各センサをスロットごとに設けずに、一つまたは少数のセンサをカセットの上下方向に移動させるようにして、各スロットごとの基板位置検出に兼用するようにしてもよい。これによれば、さらなるコスト削減に寄与できる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、基板を収納したカセットの近傍に、ロボットおよびスライダによる移動が可能なセンサ支持部を配置し、これらに設けた少なくとも二つのセンサを基板の一辺を横切るように移動させ、さらに、少なくとも一つのセンサを前記一辺に隣り合う他辺を横切るように移動させることで、基板上の3位置を検出可能にし、以て基板のカセットにおける位置ずれを、最小限のセンサの使用量にて短時間にて高精度に検出できる。また、センサをロボットのアーム上に設けない場合には、ロボット側への配線やデータ処理が容易となるほか、ロボット自体が持つ誤差が位置検出結果に悪影響を及ぼすのを未然に回避できる。さらに、二次元平面内で基板の位置、角度が一度で求められるため、従来技術のようにわざわざ基板をカセットから引き出して、他の場所でセンシングするという余分な工程が必要でなくなり、タクトタイムを短縮できる。また、カセット内の複数のスロット内の各基板について、各スロットごとに設けたセンサを利用して同時に位置検出を行うことで、多数枚の基板位置検出のタクトタイムを短縮することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図2】 図1のカセットとセンサ支持部の関係を示す正面図である。
【図3】 本発明の基板位置検出装置による基板位置検出原理を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図5】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図6】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図7】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図8】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【図9】 本発明の実施の他の形態による基板位置検出装置を概念的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 カセット
3 基板
4 XY方向スライダ
7 センサ支持部
8 第1のセンサ
9 ロボット
11 第2のセンサ
12 制御装置
13 第3のセンサ
14 第4のセンサ
15,16 センサ支持部
17,18 X方向スライダ
19 第5のセンサ
20 Y方向スライダ
21 センサ支持部
22 第6のセンサ
23 第7のセンサ
24 第8のセンサ
25,26,27 センサ支持部
28 斜め方向スライダ
29 X方向同時スライダ

Claims (7)

  1. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    カセットの近傍に設けられ、X方向およびY方向に移動可能XY方向スライダと、
    該XY方向スライダによって支持されX方向またはY方向の一方に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の位置を検出可能な第1のセンサと、
    前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、
    前記XY方向スライダに対する駆動を制御して前記第1のセンサをX方向またはY方向の他方に移動させて位置を変えてそれぞれ一方に移動させることで、該第1のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサを移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  2. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    前記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能な一対のX方向スライダと、
    一対の該X方向スライダのいずれかにそれぞれ支持されX方向に独立して移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、
    前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、
    一対の前記X方向スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサを移動させることで該第3のセンサ及び第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサを移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  3. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    前記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能な一対のX方向スライダと、
    一対の該X方向スライダのいずれかにそれぞれ支持されX方向に独立して移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、
    記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、
    該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、
    一対の前記X方向スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサを移動させることで該第3のセンサ及び第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  4. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    カセットの近傍に設けられ、X方向およびY方向に移動可能XY方向スライダと、
    該XY方向スライダによって支持されX方向に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の位置を検出可能な第1のセンサと、
    記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、
    該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、
    前記XY方向スライダに対する駆動を制御して前記第1のセンサをY方向に移動させて位置を変えてそれぞれX方向に移動させることで、該第1のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  5. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    記カセットの近傍に設けられ、前記基板のいずれか一辺及び該一辺に隣り合う他辺に対して斜め方向に移動可能斜め方向スライダと、
    該斜め方向スライダによって支持され斜め方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第6のセンサおよび第7のセンサと、
    前記斜め方向スライダによって支持され斜め方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第8のセンサと、
    前記斜め方向スライダに対する駆動を制御して前記第6のセンサ、前記第7のセンサおよび第8のセンサを斜め方向に移動させることで、前記第6のセンサおよび前記第7のセンサによって前記基板の一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記第8のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  6. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能X方向同時スライダと、
    該X方向同時スライダにそれぞれ支持されX方向に同時に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、
    記カセットの近傍に設けられ、Y方向に移動可能Y方向スライダと、
    該Y方向スライダによって支持されY方向に移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第5のセンサと、
    前記X方向同時スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサをX方向に移動させることで該第3のセンサおよび第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記Y方向スライダに対する駆動を制御して前記第5のセンサをY方向に移動させることで該第5のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
  7. ロボットによって搬送される矩形の基板を平面内に収納するカセットと、
    記カセットの近傍に設けられ、X方向に移動可能X方向同時スライダと、
    該X方向同時スライダにそれぞれ支持されX方向に同時に移動させられて、平面視して前記基板のいずれか一辺を横切る位置を検出することで該一辺の異なる位置をそれぞれ検出可能な第3のセンサ及び第4のセンサと、
    前記ロボットのアームに設けられ移動させられて、平面視して前記基板の前記一辺に隣り合う他辺を横切る位置を検出することで該他辺の位置を検出可能な第2のセンサと、
    前記X方向同時スライダに対する駆動を制御して前記第3のセンサおよび前記第4のセンサをX方向に移動させることで該第3のセンサおよび第4のセンサによって前記基板の前記一辺の少なくとも二つの位置を検出するとともに、前記ロボットに対する駆動を制御して前記第2のセンサ移動させることで該第2のセンサによって前記基板の前記他辺の少なくとも一つの位置を検出し、前記各辺の検出位置から前記カセットにおける基板の位置を演算する制御装置とを備えたことを特徴とする基板位置検出装置。
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