JP2013125811A - 積み重ね状態のウエハの傾き補正方法およびウエハのスタッキング装置 - Google Patents

積み重ね状態のウエハの傾き補正方法およびウエハのスタッキング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
積み重ねられた状態のウエハから1枚ずつウエハを取り出す場合、取り出すウエハが吸着パッドに対し傾いていても、ウエハを破損したりウエハ表面に痕を付けることなくウエハを取り出せるようにする。
【解決手段】
マガジン2内の底板4にウエハ3を積み重ね、底板4を押し上げユニット5で上昇させながら積み重ね状態の一番上のウエハ3を吸着パッド7により1枚ずつ取り出すウエハ3のスタッキング装置1において、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3の傾き量を傾きセンサユニット8,9,10,11によって検出し、1枚目のウエハの傾きを補正するとともに、2枚目以降のウエハ3については、1枚目のウエハ3の傾き量と2枚目以降のウエハ3の積み重ね量との比例関係から傾き量を算出し、傾き補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、積み重ねられた多数枚のウエハを上から1枚ずつ取り出すスタッキング装置において、一番上のウエハの傾きを補正する方法およびその装置に関する。
一般に、太陽電池用ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)は、シリコンインゴットをワイヤソー装置によりスライスして製造され、スライスされたウエハは、洗浄後、上下に積み重ねられた状態で検査工程へ送られる。例えば、平面寸法が約125〜156mmの正方形、厚さが0.2mmのウエハを検査する場合、ウエハは500枚積み重ねられた状態でウエハ検査装置のスタッキング装置のマガジンにセットされる。
図7に示すとおり、ウエハ検査装置のスタッキング装置のマガジン100は、上面部が開放し、4つの側面の中間位置にスリット101が設けられた立方体形状を有しており、マガジン100の内部には、積み重ねられた状態のウエハ102を載置するための底板103が配置されている。底板103は、マガジン100の底を貫通する押し上げユニット104によりマガジン100内を昇降可能となっており、積み重ねられた状態のウエハ102が上から順に1秒間に1枚ずつ図示しない取り出し装置の吸着ヘッド107の吸着パッド105によって取り出されると、押し上げユニット104は、取り出し動作に応じて、底板103をウエハ102の厚み分だけ上昇させる。
このように、積み重ねられた状態のウエハを1枚ずつ取り出す従来技術として、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1の技術では、吸着パッドで最上層のウエハの周縁部二箇所を真空吸着し、その上で、一方の吸着パッドを微小量上昇させるとともに傾倒させ、その吸着パッドで保持されたウエハの周縁部を撓ませ、ウエハ間に間隙を形成し、その間隙に空気を噴射してウエハの密着状態を解消し、その後、両吸着パッドを上昇させて、最上層のウエハのみを分離して確実に取り出している。
ところで、ワイヤソーでスライスされたウエハは、その部分部分で厚さにばらつきを有している。例えば、図8に示すように、特定のワイヤソー装置でスライスされたウエハ106の厚さは、ウエハ106の一辺から対向する他辺へ向けて、薄い状態から徐々に厚い状態へ変化しており、一端と他端とで約20μmの厚さの差が生じている。また、この厚さの差は、ウエハ106の平面上の2方向に生じる場合もある。そして、同一ロットのウエハについては、そのロットに含まれるウエハの全てに同様の前記厚さの差が生じることが経験的に知られている。
一般に、スライスされたウエハ106は、スライスされたときの向きを維持したまま積み重ねられるため、例えば、ウエハ106を500枚積み重ねると、図9に示すとおり、前記厚さの差が蓄積され、一番上にあるウエハでは、傾き方向の一端の高さ位置と他端の高さ位置とに10mmもの差が生じてしまい、一番上にあるウエハは水平面に対し大きく傾いてしまう。一番上にあるウエハ106が傾いていると、従来の吸着ヘッド107では、複数の吸着パッド105をウエハ106に対し均一の力で同時に接触させることがでないため、真空状態を維持できず、ウエハ106を吸着して持ち上げることができなかった。
吸着ヘッド107を首振り自在構造としてウエハ106の傾きに追従させることも考えられるが、その場合、複数の吸着パッド105のうちウエハ106に最初に接触するものをウエハ106に押し付けることになり、ウエハ106に局所的な力が作用し、薄く割れやすいウエハ106が破損したり、ウエハ106表面に吸着パッド105の痕が残ってしまうという問題が生じる。
一方、積み重ねられた状態のワークから1枚ずつワークを取り出す装置において、取り出すワークの傾きに対応した従来技術として、例えば、特許文献2に開示されたものがある。特許文献2の技術では、最上段検知センサにより積み重ね状態の一番上のカードの高さ位置を位置決めしたうえで、一番上のカードの対向辺を挟み込むように配置された一対の光センサの出力を監視し、一対の光センサの出力が異なるときカードが傾いていると判断し、一対の光センサの出力がともにオフのときカードは水平と判断している。
しかし、特許文献2の技術では、一番上のワークの傾きの有無は検出できるものの、その傾き量までは検出することができないため、一対の光センサの出力がともにオフになるまで基台の上昇、基台の傾き量の調整を繰り返し行わなくてはならず、ワークの傾き補正に時間を要し、ワークの取り出しスピードが低下してしまう。
特開平6−321371号公報 特開平11−11692号公報
そこで、本発明の課題は、積み重ねられた状態のウエハから1枚ずつウエハを取り出すスタッキング装置において、積み重ね状態の一番上のウエハの傾きを補正し、ウエハの取り出し時にウエハが破損したりウエハ表面が痕付くことを防止するとともに、補正動作によるウエハの取り出しスピードの低下を抑えるウエハの傾き補正方法およびスタッキング装置を提供することにある。
上記課題のもとに、請求項1の発明は、マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハの傾きを傾きセンサユニットによって検出し、検出した前記1枚目のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から最初の傾き量を求め、求めた最初の傾き量に相当する最初の修正信号に基づいてX方向およびY方向のアクチュエータにより底板を傾けて、前記1枚目のウエハの傾きを基準姿勢に補正するとともに、2枚目以降のウエハの取り出し過程において、前記最初の傾き量とウエハの2枚目以降の積み重ね量との比例関係から2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハの取り出しにあたって、一番上のウエハに対応する2枚目以降の傾き量に相当する2枚目以降の修正信号に基づいてX方向およびY方向の前記アクチュエータにより底板を傾けて、一番上のウエハの傾きを基準姿勢に補正することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、2枚目以降のウエハの取り出し前に、前記2枚目以降の傾き量を予め求め、記憶しておくことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、2枚目以降のウエハの取り出し毎に、前記2枚目以降の傾き量を求めることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハの傾きを検出する傾きセンサユニットと、ウエハの積み重ね量を検出する検出手段と、前記傾きセンサユニットから前記1枚目のウエハの傾き、および前記検出手段からのウエハの積み重ね量を入力し、入力した前記1枚目のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から最初の傾き量を求め、求めた最初の傾き量に相当する最初の修正信号を発生するとともに、2枚目以降のウエハの取り出しのために、前記最初の傾き量とウエハの2枚目以降の積み重ね量との比例関係から2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハの取り出しにあたって、一番上のウエハに対応する2枚目以降の傾き量に相当する2枚目以降の修正信号を発生するコントローラと、前記底板と前記押し上げユニットとの間に介在し、前記最初の修正信号および2枚目以降の修正信号を入力としてX方向およびY方向のアクチュエータにより前記底板を傾けて、ウエハの傾きを基準姿勢に補正するゴニオユニットとを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、ウエハの取り出し動作時に一番上のウエハの傾きを検出する傾きセンサユニットと、前記傾きセンサユニットから一番上のウエハの傾きを入力し、入力した一番上のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から一番上のウエハの傾き量に相当する修正信号を発生するコントローラと、前記底板と前記押し上げユニットとの間に介在し、前記修正信号を入力としてX方向およびY方向のアクチュエータにより前記底板を傾けて、ウエハの傾きを基準姿勢に補正するゴニオユニットとを有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4または請求項5の発明において、前記傾きセンサユニットは投光器および受光器からなり、前記傾きセンサユニットは、積み重ね状態の一番上のウエハの高さ位置をX方向上の異なる2箇所およびY方向上の異なる2箇所の位置で測定し、X方向上の異なる2箇所で測定した光量の差から一番上のウエハのX方向の傾き量を求め、Y方向上の異なる2箇所の位置で測定した光量の差から一番上のウエハのY方向の傾き量を求めることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記傾きセンサユニットの投光器および受光器は、X方向上の異なる2箇所の位置およびY方向上の異なる2箇所の位置にそれぞれ対向状態で設けられることを特徴とする。
そして請求項8の発明は、請求項6の発明において、前記傾きセンサユニットの投光器および受光器は、X方向上とY方向上とに一対ずつ対向状態で設けられ、それらをX方向またはY方向へ移動可能とし、異なる2箇所の位置でウエハの傾きを検出することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、最初の1枚目、これに続く2枚目以降の一番上のウエハが吸着パッドに対し平面的に平行に保たれるから、複数の吸着パッドを一番上のウエハに対し均一な力で接触させて吸着することができ、これによってウエハを割ったり、ウエハ表面に吸着パッドの痕を残すことなく、ウエハをマガジンから優しく持ち上げて取り出すことができること、また、吸着ヘッドをウエハの傾きに追従させる必要がないから、吸着ヘッドの構造を簡単な構造とすることができること、さらに、ウエハを吸着パッドに対し平面的に平行とすれば、複数の吸着パッドの並び間隔を大きくとることが可能となるので、複数の吸着パッドを広い範囲で均一な力でウエハに接触させることができ、ウエハに局所的な力が作用するのを防止でき、ウエハの破損を防止できるとともに、安定したハンドリングを実現できること、特に、最初に取り出す1枚目のウエハの傾き量を補正した後に、2枚目以降のウエハの傾き量を比例関係から算出し、2枚目以降の一番上の取り出しウエハの傾きを補正するから、2枚目以降のウエハについて、取り出すウエハ毎にウエハの傾きの検出をする必要がなく、ウエハの取り出しスピードの低下を抑えることが可能となる。
請求項2の発明によれば、2枚目以降のウエハの取り出し前に、前記2枚目以降の傾き量を予め求め、記憶しておくことによって、取り出しウエハの傾き補正を一層高速化できる。
請求項3の発明によれば、2枚目以降のウエハの取り出しに際し、前記2枚目以降の傾き量を取り出し毎に求めることによって、コントローラの記憶容量が小さくてもよく、またウエハの積み重ね高さまたはウエハの積み重ね枚数と2枚目以降のウエハの傾き量との対応関係がずれることがなく、安定に動作する。
請求項4の発明によれば、スタッキング装置によって前記請求項1の方法と同様の効果が得られる。
請求項5の発明によれば、ウエハの取り出し動作時、すなわち最初の積み重ね状態における1枚目および2枚目以降のウエハの取り出し過程での一番上のウエハの傾きを検出して、一番上のウエハの傾きを補正するから、実際のウエハの傾き状況に応じて適切に対応できる。
請求項6の発明によれば、X方向上の異なる2箇所およびY方向上の異なる2箇所の位置で各方向毎に傾きを検出するから、各方向毎の測定精度がよく、それらの合成方向の傾きも検出できる。
請求項7の発明によれば、傾きセンサユニットの投光器および受光器をX方向上の異なる2箇所およびY方向上の異なる2箇所の位置に対向状態で設けることによって、X方向の傾きや、Y方向傾きだけでなく、それらの合成方向の傾きも安定な状態で確実に検出できる。
請求項8の発明によれば、傾きセンサユニットの投光器および受光器をX方向上とY方向上とに一対ずつ対向状態で設け、それらをX方向またはY方向へ移動可能としたから、一方向につき一つのセンサユニットでX方向およびY方向傾きを検出でき、これにより、各方向毎に少ない数のセンサでウエハの傾きを検出することができる。
本発明のウエハのスタッキング装置の概略を示す斜視図である。 本発明のウエハのスタッキング装置の平面図である。 図2におけるA−A断面矢視図であり、傾き補正前の状態を示す。 本発明のウエハのスタッキング装置の構成を示すブロック線図である。 図2におけるA−A断面矢視図であり、傾き補正後の状態を示す。 本発明の他の実施例のスタッキング装置であり、(a)はその平面図、(b)はその部分側面断面図である。 従来技術のウエハのスタッキング装置の概略を示す斜視図である。 ウエハの断面図である。 従来技術のウエハのスタッキング装置の側面断面図である。
本発明のウエハのスタッキング装置1は、主として太陽電池用ウエハの検査装置に設けられる。図1に示すとおり、ウエハのスタッキング装置1は、マガジン2内の底板4に一例として正方形のウエハ3を積み重ね、底板4を押し上げユニット5で上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハ3を吸着パッド7により1枚ずつ取り出すときに用いられる。
ウエハのスタッキング装置1のマガジン2は、上面部が開放し、4つの側面の中間位置にスリット28が設けられた立法体形状を有しており、マガジン2の内部には、積み重ねられた状態のウエハ3が載置される底板4が配置されている。底板4は、マガジン2の底を貫通する押し上げユニット5によりマガジン2内を昇降可能に支持されており、積み重ねられた状態のウエハ3が上から順に1枚ずつ吸着ヘッド6の吸着パッド7によって取り出される動作に応じて、押し上げユニット5は、底板4をウエハ3の厚み分だけ上昇させ、一番上のウエハ3を一定の高さに維持している。
マガジン2の上面開口部には、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3の傾きを検出するための傾きセンサユニット8,9,10,11が設けられており、それらはウエハ3の基準姿勢としての水平に対する傾き量を検出するために同じ高さ位置に設けられている。これらの傾きセンサユニット8,9,10,11は、透過(投受光)型エリアセンサであり、ウエハ3の直交する一辺の方向をX方向、他辺の方向をY方向とすると、X方向上の異なる2箇所の位置およびY方向上の異なる2箇所の位置において、高さ方向に検出エリアを形成しながら積み重ね状態の1枚目のウエハ3を挟むように対向状態で設けらている。
図2に示すとおり、傾きセンサユニット8,9の投光器8a,9aおよび受光器8b,9bは、光軸をX方向に対し直交するように設けられており、これらは最初の1枚目のウエハ3のX方向の傾き量を求めるのに用いられる。また、傾きセンサユニット10,11の投光器10a,11aおよび受光器10b,11bは、光軸をY方向に対し直交するように設けられており、これらは最初の1枚目のウエハ3のY方向の傾き量を求めるのに用いられる。
前述のとおり、傾きセンサユニット8,9,10,11は、同じ高さ位置に設けられているから、傾きセンサユニット8,9の受光量が同じであり、かつ、傾きセンサユニット10,11の受光量が同じであれば、1枚目のウエハ3は、X方向およびY方向において傾き量ゼロすなわち水平といえる。このように傾きセンサユニット8,9,10,11の同じ高さは、基準姿勢としての水平に対応している。
図3において、押し上げユニット5は、底板4を押し上げるために、押し上げ駆動手段27と、底板4をX方向に傾けるゴニオユニット12と、底板4をY方向に傾けるゴニオユニット13とを備えている。押し上げ駆動手段27は、ラックアンドピニオン機構の他に、ウォーム歯車機構や歯付きベルト等によるエレベータ機構により構成される。
また、ゴニオユニット12,13は、底板4と押し上げ駆動手段27との間に介在しており、後述するコントローラ14からの修正信号を入力として回転するアクチュエータとしてのモータ15,16により駆動され、図示しない内蔵のウォーム歯車機構などを回転させて、底板4をX方向またはY方向に傾斜させる。なお、モータ15,16からゴニオユニット12,13への駆動の伝達は、図に示した例では、プーリ17,19,20,22およびベルト18,21により行われるが、モータ15,16は、ゴニオユニット12,13のウォーム歯車機構などの入力部分に直結してもよい。
図4に示すとおり、傾きセンサユニット8,9,10,11は、モータ15,16を駆動するコントローラ14に接続されている。また、検出手段26もコントローラ14に接続されている。検出手段26は、ウエハ3の積み重ね量、すなわち積み重ね高さまたは積み重ね枚数を検出するために設けられている。ウエハ3の積み重ね高さは、底板4から一番上のウエハ3の上面に対応しており、高さセンサにより直接的に検出するか、あるいは押し上げユニット5の上昇量を検出する駆動部の回転量センサにより間接的に検出する。また、積み重ね枚数は、ウエハ3の積み重ね高さと1枚当たりの厚みとから計算により求めるか、あるいは最初のウエハ3の積み重ね枚数と取り出し枚数のカウンタのカウント数とから求められる。
コントローラ14は、傾きセンサユニット8,9,10,11から最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3の傾き、および検出手段26からのウエハ3の積み重ね量としてウエハ3の積み重ね高さまたはウエハ3の積み重ね枚数を入力し、1枚目のウエハ3の最初の傾き補正のために、入力した1枚目のウエハ3の傾きとウエハ3の基準姿勢とを比較し、その差から最初の傾き量に相当する最初の修正信号を発生するとともに、2枚目以降のウエハ3の傾き補正のために、最初の傾き量とウエハ3の2枚目以降の積み重ね量すなわち積み重ね高さまたは2枚目以降の積み重ね枚数との比例関係から2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハ3の取り出しにあたって、一番上のウエハ3に対応する2枚目以降の傾き量に相当する2枚目以降の修正信号を発生する。
次に図3〜図5を参照して、スタッキング装置1の動作、すなわちウエハ3の傾きの補正動作について説明する。ここでの補正動作は、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3についてのみ傾きを検出し、1枚目のウエハ3の傾きを補正をするが、2枚目のウエハ3について傾きを検出せず、1枚目のウエハ3の傾き量とウエハ3の2枚目以降の積み重ね高さまたは2枚目以降の積み重ね枚数との比例関係から2枚目以降のウエハ3の傾き量を算出し、算出した傾き量にもとづいて2枚目以降のウエハ3の傾き量を補正する例である。
まず、押し上げユニット5は、傾きセンサユニット8,9,10,11の検出エリア外の下方から一定枚数例えば500枚の積み重ね状態のウエハ3を上昇させ、傾きセンサユニット8,9,10,11の全ての受光量に変化が生じたらウエハの上昇を停止させる(図3)。このとき、最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3は、所定の高さに設定される。
今、ウエハ3のX方向の傾きを補正することを考える。傾きセンサユニット8,9は、最初の積み重ね状態の1枚目のウエハ3の高さ位置をX方向においてそれぞれ検出し、受光量に応じた出力信号をコントローラ14へ出力する。図3に示すとおり、1枚目のウエハ3に傾きがあれば、傾きセンサユニット8,9の受光量に差が生じているから、コントローラ14は、傾きセンサユニット8,9からの2つの出力信号を比較し、受光量の差から1枚目のウエハ3の傾きセンサユニット8,9位置における高さの差を求め、この差にもとづいて1枚目のウエハ3のX方向における傾き量、すなわち最初の傾き量を求め、求めた傾き量に相当する最初の修正信号をモータ15へ出力する。最初の修正信号を入力として、モータ15は、ゴニオユニット12により底板4を傾けて1枚目のウエハ3のX方向の傾きを補正する(図5)。なお補正後に、傾きセンサユニット8,9の受光量が同一になっているかを確認し、受光量が異なる場合には、再度傾き補正を行ってもよい。
また、Y方向の傾き補正のために、コントローラ14は、傾きセンサユニット10,11からの受光量に応じた出力信号を入力として1枚目のウエハ3のY方向における傾き量を求め、1枚目のウエハ3のY方向の傾きをX方向と同様に補正する。このようなX方向およびY方向の傾き補正によって、ウエハ3の取り出し動作開始前に、少なくとも1枚目のウエハ3は水平に設定される。しかし、2枚目以降のウエハ3は、まだ水平になっているとはいえない。
一般に、マガジン2に積み重ねられる複数枚のウエハ3は、通常同一ロットであり、同一ロットに含まれる個々のウエハ3は、厚さの誤差の向き、量の傾向が同じであることが経験的に知られている。例えば、ある特定のロットに含まれる任意のウエハ3の断面形状が図8に示すような形状である場合、そのロットに含まれる他のウエハ3の断面形状も図8に示す形状であると判断して差し支えない。しかも、一般に、スライスされたウエハ3はスライスされたときの向きを維持したまま積み重ねられている。
そこで、コントローラ14は、2枚目以降のウエハ3の傾き補正のために、先に求めた最初の積み重ね状態における1枚目のウエハ3の傾き量(最初の傾き量)と、ウエハ3の積み重ね量との比例関係からウエハ3の2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハ3の取り出しにあたって、一番上にあるウエハ3に対応する傾き量に相当する修正信号をX方向のモータ15またはY方向のモータ16へ出力する。
前記の比例関係とは、具体的には以下の関係をいう。今、ウエハ3が最初にN枚積み重ねられていると仮定したとき、上からn枚目に取り出すウエハ3の傾き量は、〔(1枚目のウエハ3の傾き量)×(n枚目のウエハ3の積み重ね高さ)〕/(ウエハ3の最初の積み重ね高さ)、または〔(1枚目のウエハ3の傾き量)×(ウエハ3の最初の積み重ね枚数N−n)〕/(ウエハ3の最初の積み重ね枚数N)により求められる。
コントローラ14は、2枚目以降のウエハ3の取り出し前に、例えば1枚目のウエハ3の取り出し動作を開始する前に、1枚目のウエハ3の傾き量を求めた時点で、2枚目以降の傾き量も予め求め、外部の記憶装置25または内蔵の記憶装置に記憶しておくか、または2枚目以降のウエハ3の取り出し毎に、2枚目以降の傾き量を求め、それらの傾き量に相当する修正信号により、モータ15、16を駆動することになる。
2枚目以降の傾き量は、次第に小さくなり、最終的にゼロとなる。したがって、最後の1枚の取り出し時、すなわち底板4が最上位置にある時、底板4の傾きは、X方向、Y方向ともにゼロつまり水平となる。
2枚目以降のウエハ3の取り出し動作が開始されると、コントローラ14は、2枚目以降のウエハ3について、傾きセンサユニット8,9,10,11による傾きの検出をしないで、検出手段26により検出したウエハ3の積み重ね高さまたは積み重ね枚数に応じて一番上のウエハ3の傾き量を記憶装置25から読み出すか、または、最初の傾き量とウエハ3の積み重ね高さまたは積み重ね枚数とから一番上のウエハ3の傾き量を計算し、その傾き量に対応する修正信号に基づいてX方向およびY方向のモータ15,16を回転させて各方向のゴニオユニット12,13を駆動し、底板4を傾けて一番上のウエハ3、すなわち取り出そうとするウエハ3のX方向およびY方向の傾きを補正する。
なお、2枚目以降のウエハ3の傾き補正は、1枚取り出す毎に行うか、あるいは吸着パッド7による取り出し動作に悪影響を与えない限りにおいて、複数枚毎に行ってもよい。
図1〜図5に示した例において、傾きセンサユニット8,9,10,11の投光器23a,24aおよび受光器23b,24bは、X方向上の異なる2箇所の位置およびY方向上の異なる2箇所の位置に設けられるが、傾きセンサユニットの投光器および受光器は、図6のように、X方向上とY方向上とに一対ずつ対向状態で設け、それらを測定時にX方向またはY方向へ移動可能に構成してもよい。
図6において、傾きセンサユニット23の一対の投光器23aおよび受光器23bは、図示しない直動アクチュエータ、案内ロッド、または案内ロッドと送りねじなどとの組み合わせ手段によりにより、X方向へ水平移動可能に設けられている。同様に、傾きセンサユニット24の一対の投光器24aおよび受光器24bも、Y方向へ水平移動可能に設けられている。なお、傾きセンサユニット23,24以外の構成は、図1〜図5に示した例と同様の構成とする。
図6において、例えば、積み重ね状態の一番上のウエハ3のX方向の傾きを検出する場合、まず、傾きセンサユニット23は、X方向の任意の位置で積み重ね状態の一番上のウエハ3の高さ位置を検出し、出力信号を図示しないコントローラ14へ出力し、コントローラに14にその位置での出力レベルを記憶させる。次に、傾きセンサユニット23は、図示しない直動アクチュエータなどにより所定の距離だけX方向に移動させられ、移動後の位置において一番上のウエハ3の高さ位置を検出し、出力信号をコントローラ14へ出力し、その位置での出力レベルを記憶させる。このような移動前後の2回の測定後に、コントローラ14は、移動前後の出力レベルの差から、移動前後の位置での一番上のウエハ3の高さの差を求め、この差から一番上のウエハ3のX方向の傾き量を求める。同様に、コントローラ14は、Y方向についてもウエハ3の傾き量を求め、それら傾き量に基づいて、前記例と同様に、ゴニオユニット12,13により底板4を傾けて1枚目のウエハ3の傾きを補正する。
また、以上の例は、最初の1枚目のウエハ3についてのみ傾きセンサユニット8,9,10,11,23,24によって傾きを検出し、2枚目以降のウエハ3については、傾きセンサユニット8,9,10,11,23,24を用いずに比例計算によって傾きを求めているが、2枚目以降についてもウエハ3を1枚取り出すごとに一番上のウエハ3の傾きを傾きセンサユニット8,9,10,11,23,24により検出し、検出した傾きに基づいてその都度ウエハ3の傾きを補正してもよい。さらに傾き補正は、ウエハ3を1枚取り出すごとに実行せず、複数枚ごとに一番上のウエハの傾きを検出し、その傾きを複数枚ごとに補正することもできる。
本発明は、太陽電池用のウエハのみならず、その他の用途のウエハにも適用できる。
1 スタッキング装置
2 マガジン
3 ウエハ
4 底板
5 押し上げユニット
6 吸着ヘッド
7 吸着パッド
8 傾きセンサユニット 8a 投光器 8b 受光器
9 傾きセンサユニット 9a 投光器 9b 受光器
10 傾きセンサユニット 10a 投光器 10b 受光器
11 傾きセンサユニット 11a 投光器 11b 受光器
12 ゴニオユニット
13 ゴニオユニット
14 コントローラ
15 モータ
16 モータ
17 プーリ
18 ベルト
19 プーリ
20 プーリ
21 ベルト
22 プーリ
23 傾きセンサユニット 23a 投光器 23b 受光器
24 傾きセンサユニット 24a 投光器 24b 受光器
25 記憶装置
26 検出手段
27 押し上げ駆動手段
28 スリット
100 マガジン
101 スリット
102 ウエハ
103 底板
104 押し上げユニット
105 吸着パッド
106 ウエハ
107 吸着ヘッド

Claims (8)

  1. マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、
    最初の積み重ね状態における1枚目のウエハの傾きを傾きセンサユニットによって検出し、検出した前記1枚目のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から最初の傾き量を求め、求めた最初の傾き量に相当する最初の修正信号に基づいてX方向およびY方向のアクチュエータにより底板を傾けて、前記1枚目のウエハの傾きを基準姿勢に補正するとともに、2枚目以降のウエハの取り出し過程において、前記最初の傾き量とウエハの2枚目以降の積み重ね量との比例関係から2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハの取り出しにあたって、一番上のウエハに対応する2枚目以降の傾き量に相当する2枚目以降の修正信号に基づいてX方向およびY方向の前記アクチュエータにより底板を傾けて、一番上のウエハの傾きを基準姿勢に補正することを特徴とする積み重ね状態のウエハの傾き補正方法。
  2. 2枚目以降のウエハの取り出し前に、前記2枚目以降の傾き量を予め求め、記憶しておくことを特徴とする請求項1に記載の積み重ね状態のウエハの傾き補正方法。
  3. 2枚目以降のウエハの取り出し毎に、前記2枚目以降の傾き量を求めることを特徴とする請求項1に記載の積み重ね状態のウエハの傾き補正方法。
  4. マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、
    最初の積み重ね状態における1枚目のウエハの傾きを検出する傾きセンサユニットと、ウエハの積み重ね量を検出する検出手段と、前記傾きセンサユニットから前記1枚目のウエハの傾き、および前記検出手段からのウエハの積み重ね量を入力し、入力した前記1枚目のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から最初の傾き量を求め、求めた最初の傾き量に相当する最初の修正信号を発生するとともに、2枚目以降のウエハの取り出しのために、前記最初の傾き量とウエハの2枚目以降の積み重ね量との比例関係から2枚目以降の傾き量を算出し、2枚目以降のウエハの取り出しにあたって、一番上のウエハに対応する2枚目以降の傾き量に相当する2枚目以降の修正信号を発生するコントローラと、前記底板と前記押し上げユニットとの間に介在し、前記最初の修正信号および2枚目以降の修正信号を入力としてX方向およびY方向のアクチュエータにより前記底板を傾けて、ウエハの傾きを基準姿勢に補正するゴニオユニットとを有することを特徴とするウエハのスタッキング装置。
  5. マガジン内の底板に多数のウエハを積み重ね、底板を押し上げユニットで上昇させながら、積み重ね状態の一番上のウエハを吸着パッドにより1枚ずつ取り出すウエハのスタッキング装置において、
    ウエハの取り出し動作時に一番上のウエハの傾きを検出する傾きセンサユニットと、前記傾きセンサユニットから一番上のウエハの傾きを入力し、入力した一番上のウエハの傾きとウエハの基準姿勢とを比較し、その差から一番上のウエハの傾き量に相当する修正信号を発生するコントローラと、前記底板と前記押し上げユニットとの間に介在し、前記修正信号を入力としてX方向およびY方向のアクチュエータにより前記底板を傾けて、ウエハの傾きを基準姿勢に補正するゴニオユニットとを有することを特徴とするウエハのスタッキング装置。
  6. 前記傾きセンサユニットは投光器および受光器からなり、前記傾きセンサユニットは、積み重ね状態の一番上のウエハの高さ位置をX方向上の異なる2箇所およびY方向上の異なる2箇所の位置で測定し、X方向上の異なる2箇所で測定した光量の差から一番上のウエハのX方向の傾き量を求め、Y方向上の異なる2箇所の位置で測定した光量の差から一番上のウエハのY方向の傾き量を求めることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のウエハのスタッキング装置。
  7. 前記傾きセンサユニットの投光器および受光器は、X方向上の異なる2箇所の位置およびY方向上の異なる2箇所の位置にそれぞれ対向状態で設けられることを特徴とする請求項6に記載のウエハのスタッキング装置。
  8. 前記傾きセンサユニットの投光器および受光器は、X方向上とY方向上とに一対ずつ対向状態で設けられ、それらをX方向またはY方向へ移動可能とし、異なる2箇所の位置でウエハの傾きを検出することを特徴とする請求項6に記載のウエハのスタッキング装置。
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