JP6499826B2 - 産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、水平多関節ロボット等の産業用ロボットに関する。
従来、半導体ウエハを搬送する産業用ロボットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の産業用ロボットは、半導体ウエハが搭載される2個のハンドと、2個のハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、アームの基端側が回動可能に連結される本体部とを備えている。アームは、本体部に基端側が回動可能に連結される第1アーム部と、第1アーム部の先端側に基端側が回動可能に連結される第2アーム部と、第2アーム部の先端側に基端側が回動可能に連結されるとともに2個のハンドが先端側に連結される第3アーム部とから構成されている。
特許文献1に記載の産業用ロボットでは、本体部に対して第1アーム部を回動させるとともに第1アーム部に対して第2アーム部を回動させるための第1駆動用モータが本体部の内部に配置されている。第2アーム部の内部には、第2アーム部に対して第3アーム部を回動させるための第2駆動用モータが配置されている。第3アーム部の内部には、第3アーム部に対して2個のハンドをそれぞれ個別に回動させるための2個のハンド駆動用モータが配置されている。
また、特許文献1に記載の産業用ロボットは、第1駆動用モータの回転位置を検出するエンコーダである第1エンコーダと、第2駆動用モータの回転位置を検出するエンコーダである第2エンコーダと、ハンド駆動用モータの回転位置を検出するエンコーダであるハンド用エンコーダとを備えている。この産業用ロボットが半導体の製造システムに設置されると、産業用ロボットの調整が行われて、第1駆動用モータの絶対回転位置の情報が第1エンコーダに記憶され、第2駆動用モータの絶対回転位置の情報が第2エンコーダに記憶され、ハンド駆動用モータの絶対回転位置の情報がハンド用エンコーダに記憶される。
特開2011−230256号公報
産業用ロボットには、真空チャンバー内に配置されて使用されるものがあるが、近年、真空チャンバー内に配置される産業用ロボットは大型化する傾向にある。そのため、真空チャンバー内に産業用ロボットを配置した後に、比較的狭い真空チャンバーの中で、大型化する産業用ロボットのハンドやアームを動作させて、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を行うことが困難な状況が生じつつある。また、一般に、真空チャンバーの外側から真空チャンバーの内部を目視で確認することはできないため、従来、真空チャンバーの中で産業用ロボットのハンドやアームを動作させて、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を行うことは困難である。
ここで、たとえば、特許文献1に記載の産業用ロボットの本体部に、第1エンコーダ、第2エンコーダおよびハンド用エンコーダが接続されるバッテリーを配置するとともに、組立工場での産業用ロボットの組立完了後に産業用ロボットの調整を行って、第1駆動用モータの絶対回転位置の情報を第1エンコーダに記憶し、第2駆動用モータの絶対回転位置の情報を第2エンコーダに記憶し、ハンド駆動用モータの絶対回転位置の情報をハンド用エンコーダに記憶すれば、産業用ロボットが組立工場から出荷されて半導体の製造システムに設置されるまでの間、バッテリーから供給される電力によって、各エンコーダに記憶された各モータの絶対回転位置の情報を保持することが可能である。そのため、この場合には、特許文献1に記載の産業用ロボットのハンドやアームを真空チャンバーの中で動作させて、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を行う必要がなくなる。
一方で、上述のように、真空チャンバー内に配置される産業用ロボットは大型化する傾向にある。そのため、組立工場で組立、調整を行った後の産業用ロボットを、たとえば、ハンドとアームと本体部とに分解してから真空チャンバー内に搬入し、真空チャンバー内で再び組み立てないと、大型化する産業用ロボットを真空チャンバー内に配置できないといった状況が生じつつある。
特許文献1に記載の産業用ロボットにおいて、組立、調整後の産業用ロボットを、たとえば、ハンドとアームと本体部とに分解すると、本体部にバッテリーが配置されていても、第2エンコーダに記憶された第2駆動用モータの絶対回転位置の情報およびハンド用エンコーダに記憶されたハンド駆動用モータの絶対回転位置の情報がリセットされてしまう。そのため、大型化した特許文献1に記載の産業用ロボットが真空チャンバーに配置される場合には、真空チャンバー内での組立後に、産業用ロボットを再調整して、第2駆動用モータの絶対回転位置の情報を第2エンコーダに記憶させ、ハンド駆動用モータの絶対回転位置の情報をハンド用エンコーダに記憶させなければならない。しかしながら、上述のように、真空チャンバーの中で、大型化する産業用ロボットのハンドやアームを動作させて、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を行うことは困難である。
そこで、本発明の課題は、組立、調整後に分解されて再組立される場合であっても、再組立後に、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能な産業用ロボットを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の産業用ロボットは、ハンドと、ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、ハンドおよびアームを駆動するための複数のモータとを備える産業用ロボットにおいて、少なくともハンドおよびアームが真空チャンバーの中に配置され、アームの内部の圧力は大気圧となっており、アームは、互いに相対回動可能に連結される第1アーム部と第2アーム部とから構成され、第1アーム部の基端側は、本体部に回動可能に連結され、第1アーム部の先端側には、第2アーム部の基端側が回動可能に連結され、第2アーム部の先端側には、ハンドが回動可能に連結され、産業用ロボットは、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な2個以上の分割体によって構成され、ハンド、アームおよび本体部が分割体となっており、アームの内部と本体部の内部とに、モータと、モータの回転位置を検出するエンコーダと、エンコーダが接続されるバッテリーが配置され、アームの内部には、第1アーム部に対して第2アーム部を回動させるためのモータとしての第1モータと、第2アーム部に対してハンドを回動させるためのモータとしての第2モータと、第1モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第1エンコーダと、第2モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第2エンコーダと、第1エンコーダおよび第2エンコーダが接続されるバッテリーとしての第1バッテリーとが配置され、本体部の内部には、本体部に対して第1アーム部を回動させるためのモータとしての第3モータと、アームを昇降させるためのモータとしての第4モータと、第3モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第3エンコーダと、第4モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第4エンコーダと、第3エンコーダおよび第4エンコーダが接続されるバッテリーとしての第2バッテリーとが配置されていることを特徴とする。また、上記の課題を解決するため、本発明の産業用ロボットは、ハンドと、ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、ハンドおよびアームを駆動するための複数のモータとを備える産業用ロボットにおいて、少なくともハンドおよびアームが真空チャンバーの中に配置され、アームの内部の圧力は大気圧となっており、アームは、互いに相対回動可能に連結される第1アーム部と第2アーム部とから構成され、第1アーム部の基端側は、本体部に回動可能に連結され、第1アーム部の先端側には、第2アーム部の基端側が回動可能に連結され、第2アーム部の先端側には、ハンドが回動可能に連結され、ハンドは、搬送対象物が搭載されるハンドフォークと、ハンドフォークが固定されるとともにアームの先端側に連結されるハンド基部とを備え、産業用ロボットは、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な2個以上の分割体によって構成され、ハンドフォーク、ハンド基部、アームおよび本体部が分割体となっており、アームの内部と本体部の内部とに、モータと、モータの回転位置を検出するエンコーダと、エンコーダが接続されるバッテリーとが配置され、アームの内部には、第1アーム部に対して第2アーム部を回動させるためのモータとしての第1モータと、第2アーム部に対してハンドを回動させるためのモータとしての第2モータと、第1モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第1エンコーダと、第2モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第2エンコーダと、第1エンコーダおよび第2エンコーダが接続されるバッテリーとしての第1バッテリーとが配置され、本体部の内部には、本体部に対して第1アーム部を回動させるためのモータとしての第3モータと、アームを昇降させるためのモータとしての第4モータと、第3モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第3エンコーダと、第4モータの回転位置を検出するエンコーダとしての第4エンコーダと、第3エンコーダおよび第4エンコーダが接続されるバッテリーとしての第2バッテリーとが配置されていることを特徴とする。
本発明の産業用ロボットは、分割可能な2個以上の分割体によって構成されており、モータおよびエンコーダが配置される分割体の内部には、エンコーダが接続されるバッテリーが配置されている。そのため、本発明では、組立工場で組立、調整された後の産業用ロボットが2個以上の分割体に分割されても、モータおよびエンコーダが配置される分割体の内部のバッテリーから供給される電力によって、組立工場で記憶されたモータの絶対回転位置の情報をエンコーダで保持し続けることが可能になる。したがって、本発明では、産業用ロボットが組立、調整後に分解されて再組立される場合であっても、再組立後に、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能になる。また、大型化する産業用ロボットのハンドやアームを狭い真空チャンバー内で動かして、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を行うことは困難であるが、本発明では、真空チャンバー内における、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能になる。また、本発明では、分割体同士が、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されているため、産業用ロボットの再組立が容易になる。
また、本発明では、ハンド、アームおよび本体部が分割体となっており、アームの内部と本体部の内部とに、モータとエンコーダとバッテリーとが配置されている。また、本発明では、ハンドは、搬送対象物が搭載されるハンドフォークと、ハンドフォークが固定されるとともにアームの先端側に連結されるハンド基部とを備え、ハンドフォーク、ハンド基部、アームおよび本体部が分割体となっており、アームの内部と本体部の内部とに、モータとエンコーダとバッテリーとが配置されていそのため、産業用ロボットを比較的容易に分割することが可能になる。
本発明において、たとえば、上下方向から見たときに、本体部に対する第1アーム部の回動中心と第1アーム部に対する第2アーム部の回動中心との距離と、第1アーム部に対する第2アーム部の回動中心と第2アーム部に対するハンドの回動中心との距離とが等しくなっており、本体部と、本体部に対する第1アーム部の回動中心と第2アーム部に対するハンドの回動中心とが上下方向で重なった状態のアームと、ハンドとが下側からこの順番に配置されて組み立てられる。この場合には、本体部に対する第1アーム部の回動中心および第2アーム部に対するハンドの回動中心の軸心上に、本体部とアームとハンドとを順番に配置することで産業用ロボットの組立を行うことが可能になる。したがって、産業用ロボットの組立が比較的容易になる。
以上のように、本発明では、産業用ロボットが組立、調整後に分解されて再組立される場合であっても、再組立後に、モータの絶対回転位置の情報をエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる産業用ロボットが有機ELディスプレイの製造システムに組み込まれた状態を示す平面図である。 図1に示す産業用ロボットの図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図2に示す産業用ロボットのアームが縮んでいる状態の平面図である。 図2に示す産業用ロボットの内部構造を側面から説明するための断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(産業用ロボットの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる産業用ロボット1が有機ELディスプレイの製造システム3に組み込まれた状態を示す平面図である。図2は、図1に示す産業用ロボット1の図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。図3は、図2に示す産業用ロボット1のアーム9が縮んでいる状態の平面図である。図4は、図2に示す産業用ロボット1の内部構造を側面から説明するための断面図である。
本形態の産業用ロボット1(以下、「ロボット1」とする。)は、搬送対象物である有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ用のガラス基板2(以下、「基板2」とする。)を搬送するためのロボットである。このロボット1は、図1に示すように、有機ELディスプレイの製造システム3に組み込まれて使用される水平多関節ロボットである。
製造システム3は、中心に配置されるトランスファーチャンバー4(以下、「チャンバー4」とする。)と、チャンバー4を囲むように配置される複数のプロセスチャンバー5(以下、「チャンバー5」とする。)とを備えている。チャンバー4、5の内部は、真空になっている。すなわち、チャンバー4、5は、真空チャンバーである。チャンバー4の内部には、ロボット1の一部が配置されている。ロボット1を構成する後述のハンドフォーク16がチャンバー5内に入り込むことで、ロボット1は、複数のチャンバー5の間で基板2を搬送する。チャンバー5には、各種の装置等が配置されており、ロボット1で搬送された基板2が収容される。また、チャンバー5では、基板2に対して各種の処理が行われる。
図2〜図4に示すように、ロボット1は、基板2が搭載されるハンド8と、ハンド8がその先端側に回動可能に連結されるアーム9と、アーム9の基端側が回動可能に連結される本体部10とを備えている。本体部10は、アーム9の基端側が連結される昇降部11と、昇降部11を昇降させる昇降機構12と、昇降部11および昇降機構12が収容されるケース体13とを備えている。ケース体13は、略有底円筒状に形成されている。ケース体13の上端には、円板状に形成されたフランジ14が固定されている。フランジ14には、昇降部11の上端側部分が配置される貫通孔が形成されている。
ハンド8およびアーム9は、本体部10の上側に配置されている。上述のように、ロボット1の一部は、チャンバー4の内部に配置されている。具体的には、ロボット1の、フランジ14の下端面よりも上側の部分がチャンバー4の内部に配置されている。すなわち、ロボット1の、フランジ14の下端面よりも上側の部分は、真空領域VRの中に配置されており、ハンド8およびアーム9は、真空チャンバー内(真空中)に配置されている。一方、ロボット1の、フランジ14の下端面よりも下側の部分は、大気領域ARの中(大気中)に配置されている。
ハンド8は、アーム9の先端側に連結されるハンド基部15と、基板2が搭載される4本のハンドフォーク16とを備えている。ハンドフォーク16は、直線状に形成されている。4本のハンドフォーク16のうちの2本のハンドフォーク16は、互いに所定の間隔をあけた状態で平行に配置されている。この2本のハンドフォーク16は、ハンド基部15から水平方向の一方側へ突出するようにハンド基部15に固定されている。残りの2本のハンドフォーク16は、ハンド基部15から水平方向の一方側へ突出する2本のハンドフォーク16と反対側に向かってハンド基部15から突出するようにハンド基部15に固定されている。
アーム9は、互いに相対回動可能に連結される第1アーム部18と第2アーム部19との2個のアーム部によって構成されている。第1アーム部18および第2アーム部19は、中空状に形成されている。すなわち、アーム9の全体は、中空状に形成されている。第1アーム部18の基端側は、本体部10に回動可能に連結されている。第1アーム部18の先端側には、第2アーム部19の基端側が回動可能に連結されている。第2アーム部19の先端側には、ハンド8が回動可能に連結されている。第2アーム部19は、第1アーム部18よりも上側に配置されている。また、ハンド8は、第2アーム部19よりも上側に配置されている。
アーム9と本体部10との連結部(すなわち、第1アーム部18と本体部10との連結部)は、関節部20となっている。第1アーム部18と第2アーム部19との連結部は、関節部21となっている。アーム9とハンド8との連結部(すなわち、第2アーム部19とハンド8との連結部)は、関節部22となっている。本体部10に対する第1アーム部18の回動中心と第1アーム部18に対する第2アーム部19の回動中心との距離は、第1アーム部18に対する第2アーム部19の回動中心と第2アーム部19に対するハンド8の回動中心との距離と等しくなっている。
中空状に形成される第1アーム部18の内部には、第1アーム部18に対して第2アーム部19を回動させるためのモータ23と、第2アーム部19に対してハンド8を回動させるためのモータ24とが配置されている。また、第1アーム部18の内部には、モータ23の回転位置を検出するエンコーダ(図示省略)と、モータ24の回転位置を検出するエンコーダ(図示省略)と、この2個のエンコーダが接続されるバッテリー25とが配置されている。本形態のモータ23は第1モータであり、モータ24は第2モータである。また、モータ23の回転位置を検出するエンコーダは第1エンコーダであり、モータ24の回転位置を検出するエンコーダは第2エンコーダであり、バッテリー25は第1バッテリーである。
関節部21には、モータ23の回転を減速して第2アーム部19に伝達する減速機26が配置されている。また、関節部21には、中空回転軸27が配置されている。減速機26は、その径方向の中心に貫通孔が形成された中空減速機であり、中空回転軸27は、減速機26の内周側に配置されている。減速機26の入力側には、プーリおよびベルトを介してモータ23が連結されている。減速機26の出力側は、第2アーム部19の基端側に連結されている。減速機26のケース体は、第1アーム部18の先端側に連結されている。モータ23が回転すると、減速機26等を介してモータ23の動力が第2アーム部19の基端側に伝達されて、第2アーム部19が回動する。
中空回転軸27の下端側には、プーリおよびベルトを介してモータ24が連結されている。関節部22には、モータ24の回転を減速してハンド8に伝達する減速機28が配置されている。減速機28は、その径方向の中心に貫通孔が形成された中空減速機である。減速機28の入力側には、プーリおよびベルトを介して中空回転軸27の上端側が連結されている。減速機28の出力側は、ハンド8のハンド基部15に連結されている。減速機28のケース体は、第2アーム部19の先端側に連結されている。モータ24が回転すると、中空回転軸27および減速機28等を介してモータ24の動力がハンド8のハンド基部15に伝達されて、ハンド8が回動する。
第1アーム部18の内部および第2アーム部19の内部は密閉されており、第1アーム部18の内部の圧力および第2アーム部19の内部の圧力は大気圧となっている。すなわち、モータ23、24、減速機26、28およびバッテリー25は、大気中に配置されている。また、バッテリー25は、第1アーム部18の基端側の内部に配置されている。関節部21には、第1アーム部18の内部の密閉状態を確保するための磁性流体シールが配置され、関節部22には、第2アーム部19の内部の密閉状態を確保するための磁性流体シールが配置されている。なお、第1アーム部18の内部と第2アーム部19の内部とは、中空回転軸27の内周側を介して通じている。
昇降部11には、本体部10に対して第1アーム部18を回動させるためのモータ31が取り付けられている。また、昇降部11は、第1アーム部18の基端側が固定される中空回転軸32と、モータ31の回転を減速して第1アーム部18に伝達する減速機33と、減速機33のケース体を保持するとともに中空回転軸32を回動可能に保持する略円筒状の保持部材34とを備えている。
減速機33は、その径方向の中心に貫通孔が形成された中空減速機である。この減速機33は、その貫通孔の軸中心と中空回転軸32の軸中心とが一致するように配置されている。減速機33の入力側には、プーリおよびベルトを介してモータ31が連結されている。減速機33の出力側には、中空回転軸32の下端が固定されている。中空回転軸32の上端には、第1アーム部18の基端側の下面が固定されている。中空回転軸32は、保持部材34の内周側に配置されており、中空回転軸32の外周面と保持部材34の内周面との間には軸受が配置されている。モータ31が回転すると、中空回転軸32および減速機33等を介してモータ31の動力が第1アーム部18に伝達されて、第1アーム部18が回動する。
昇降機構12は、上下方向を軸方向として配置されるネジ部材38と、ネジ部材38に係合するナット部材39と、ネジ部材38を回転させるモータ40とを備えている。ネジ部材38は、ケース体13の底面側に回転可能に取り付けられている。モータ40は、ケース体13の底面側に取り付けられている。ネジ部材38は、プーリおよびベルトを介してモータ40に連結されている。ナット部材39は、所定のブラケットを介して昇降部11に取り付けられている。モータ40が回転すると、ネジ部材38が回転して、昇降部11がナット部材39と一緒に昇降する。すなわち、モータ40が回転すると、アーム9が昇降部11と一緒に昇降する。
ケース体13の内部の圧力は、大気圧となっている。関節部20には、真空領域VRへの空気の流出を防ぐ磁性流体シールが配置されている。また、関節部20には、真空領域VRへの空気の流出を防ぐためのベローズが配置されている。なお、第1アーム部18の基端側の下面には、中空回転軸32の内周側に通じる貫通孔が形成されており、第1アーム部18の内部は、大気圧となっているケース体13の内部に通じている。
ケース体13の内部には、モータ31の回転位置を検出するエンコーダ(図示省略)と、モータ40の回転位置を検出するエンコーダ(図示省略)と、この2個のエンコーダが接続されるバッテリー45とが配置されている。すなわち、本体部10の内部には、モータ31の回転位置を検出するエンコーダと、モータ40の回転位置を検出するエンコーダと、この2個のエンコーダが接続されるバッテリー45とが配置されている。本形態のモータ31は第3モータであり、モータ40は第4モータである。また、モータ31の回転位置を検出するエンコーダは第3エンコーダであり、モータ40の回転位置を検出するエンコーダは第4エンコーダであり、バッテリー45は第2バッテリーである。
以上のように構成されたロボット1では、組立工場内での組立が完了すると、調整が行われて、モータ23、24、31、40の絶対回転位置の情報がそれぞれのエンコーダに記憶される。また、組立工場で組立、調整を行った後のロボット1は、組立工場からの出荷時に、本体部10、アーム9、ハンド基部15およびハンドフォーク16に分解されて製造システム3まで搬送される。あるいは、組立工場で組立、調整を行った後のロボット1は、製造システム3に設置される前に、本体部10、アーム9、ハンド基部15およびハンドフォーク16に分解される。この分解状態で、本体部10がチャンバー4のフレームに固定されるとともに、アーム9、ハンド基部15およびハンドフォーク16がチャンバー4の中に搬入されて、ロボット1が再組立される。
本形態のロボット1は、組立工場での組立、調整後に、本体部10とアーム9とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分解されることを前提として、図4に示すように、本体部10とアーム9とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分割可能となっている。具体的には、本体部10とアーム9とが(より具体的には、第1アーム部18と中空回転軸32とが)、位置決めピン等の位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結され、アーム9とハンド基部15とが(より具体的には、第2アーム部19に保持される減速機28の出力側とハンド基部15とが)、位置決めピン等の位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結され、ハンド基部15と4本のハンドフォーク16とは、位置決めピン等の位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結されている。本形態の本体部10、アーム9、ハンド基部15およびハンドフォーク16は、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な分割体である。
また、本形態のロボット1は、本体部10と、本体部10に対する第1アーム部18の回動中心と第2アーム部19に対するハンド8の回動中心とが上下方向で重なった状態のアーム9(図3参照)と、ハンド8とが下側からこの順番に配置されることで組み立てられる。すなわち、ロボット1は、本体部10と、縮んでいる状態のアーム9と、ハンド基部15と、4本のハンドフォーク16とが下側からこの順番に配置されることで組み立てられる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な本体部10、アーム9、ハンド基部15および4本のハンドフォーク16によってロボット1が構成されている。また、本形態では、モータ23、24およびモータ23、24の回転位置を検出するエンコーダが配置されるアーム9の内部にバッテリー25が配置され、モータ31、40およびモータ31、40の回転位置を検出するエンコーダが配置される本体部10の内部にバッテリー45が配置されている。
そのため、本形態では、組立工場で組立、調整された後のロボット1が、本体部10とアーム9とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分解されても、バッテリー25から供給される電力によって、組立工場で記憶されたモータ23、24の絶対回転位置の情報をエンコーダで保持し続けることが可能になるとともに、バッテリー45から供給される電力によって、組立工場で記憶されたモータ31、40の絶対回転位置の情報をエンコーダで保持し続けることが可能になる。したがって、本形態では、ロボット1が組立、調整後に分解されて再組立される場合であっても、再組立後に、モータ23、24、31、40の絶対回転位置の情報をそれぞれのエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能になる。すなわち、本形態では、比較的狭いチャンバー4の中でハンド8やアーム9を動かして、モータ23、24、31、40の絶対回転位置の情報をそれぞれのエンコーダに記憶させるための調整を不要とすることが可能になる。
また、本形態では、本体部10とアーム9とが位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結され、アーム9とハンド基部15とが位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結され、ハンド基部15と4本のハンドフォーク16とが位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結されているため、ロボット1の再組立が容易になる。
本形態では、本体部10と、本体部10に対する第1アーム部18の回動中心と第2アーム部19に対するハンド8の回動中心とが上下方向で重なった状態のアーム9と、ハンド基部15と、4本のハンドフォーク16とが下側からこの順番に配置されることで、ロボット1が組み立てられている。そのため、本形態では、本体部10に対する第1アーム部18の回動中心および第2アーム部19に対するハンド8の回動中心の軸心上に、本体部10とアーム9とハンド8とを順番に配置することで、ロボット1の組立を行うことが可能になる。したがって、本形態では、ロボット1の組立が比較的容易になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、第1アーム部18の内部にバッテリー25が配置されているが、第2アーム部19の内部にバッテリー25が配置されても良い。また、上述した形態では、第1アーム部18の内部にモータ23、24が配置されているが、第2アーム部19の内部にモータ23および/またはモータ24が配置されても良い。この場合には、バッテリー25は、第1アーム部18の内部に配置されても良いし、第2アーム部19の内部に配置されても良い。
上述した形態では、ロボット1は、組立工場での組立、調整後に、本体部10とアーム9とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分解されることを前提として、本体部10とアーム9とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分割可能となっている。この他にもたとえば、組立工場でのロボット1の組立、調整後に、本体部10とアーム9とハンド8とに分解されることを前提として、ロボット1は、本体部10とアーム9とハンド8とに分割可能となっていても良い。この場合には、ハンド基部15と4本のハンドフォーク16とが互いに位置決め部材によって位置決めされていなくても良い。また、この場合には、本体部10、アーム9およびハンド8が、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な分割体となる。
また、組立工場での組立、調整後に、本体部10と第1アーム部18と第2アーム部19とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分解されることを前提として、ロボット1は、本体部10と第1アーム部18と第2アーム部19とハンド基部15と4本のハンドフォーク16とに分割可能となっていても良い。この場合には、第1アーム部18と第2アーム部19とが、位置決めピン等の位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって互いに連結される。また、この場合には、本体部10、第1アーム部18、第2アーム部19、ハンド基部15およびハンドフォーク16が、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な分割体となる。
また、この場合には、モータ23、24は、第1アーム部18の内部に配置されても良いし、第2アーム部19の内部に配置されても良い。また、この場合には、たとえば、モータ23が第1アーム部18の内部に配置され、モータ24が第2アーム部19の内部に配置されても良い。モータ23、24が第1アーム部18の内部に配置される場合には、バッテリー25は第1アーム部18の内部に配置され、モータ23、24が第2アーム部19の内部に配置される場合には、バッテリー25は第2アーム部19の内部に配置される。また、モータ23が第1アーム部18の内部に配置され、モータ24が第2アーム部19の内部に配置される場合には、モータ23のエンコーダが接続されるバッテリーが第1アーム部18の内部に配置され、モータ24のエンコーダが接続されるバッテリーが第2アーム部19の内部に配置される。
上述した形態では、ロボット1は、第1アーム部18に対して第2アーム部19を回動させるためのモータ23と、第2アーム部19に対してハンド8を回動させるためのモータ24とを備えている。この他にもたとえば、1台のモータによって、第1アーム部18に対して第2アーム部19が回動し、かつ、第2アーム部19に対してハンド8が回動するように、モータからアーム9およびハンド8への動力の伝達機構が構成されても良い。また、上述した形態では、本体部10は、昇降機構12を備えているが、本体部10は、昇降機構12を備えていなくても良い。
上述した形態では、アーム9は、第1アーム部18と第2アーム部19との2個のアーム部によって構成されているが、アーム9は、3個以上のアーム部によって構成されても良い。また、上述した形態では、アーム9は、1個の第1アーム部18と1個の第2アーム部19とによって構成されているが、アーム9は、1個の第1アーム部18と、2個の第2アーム部19とによって構成されても良い。この場合には、第1アーム部18は、略V形状あるいは直線状に形成されており、その中心部が本体部10に回動可能に連結される基端部となっている。また、第1アーム部18の2個の先端側のそれぞれに第2アーム部19が回動可能に連結されている。また、上述した形態では、ロボット1は、1本のアーム9を備えているが、ロボット1は、本体部10にその基端側が回動可能に連結される2本のアーム9を備えていても良い。
上述した形態では、ロボット1によって搬送される搬送対象物は有機ELディスプレイ用の基板2であるが、ロボット1によって搬送される搬送対象物は、液晶ディスプレイ用のガラス基板であっても良いし、半導体ウエハ等であっても良い。また、上述した形態では、ロボット1は、搬送対象物を搬送するための水平多関節ロボットであるが、ロボット1は、他の用途で使用される水平多関節ロボットであっても良いし、溶接等の用途で使用される垂直多関節ロボットであっても良い。
1 ロボット(産業用ロボット)
4 チャンバー(トランスファーチャンバー、真空チャンバー)
8 ハンド(分割体)
9 アーム(分割体)
10 本体部(分割体)
15 ハンド基部(分割体)
16 ハンドフォーク(分割体)
18 第1アーム部
19 第2アーム部
23 モータ(第1モータ)
24 モータ(第2モータ)
25 バッテリー(第1バッテリー)
31 モータ(第3モータ)
40 モータ(第4モータ)
45 バッテリー(第2バッテリー)

Claims (3)

  1. ハンドと、前記ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、前記アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、前記ハンドおよび前記アームを駆動するための複数のモータとを備える産業用ロボットにおいて、
    少なくとも前記ハンドおよび前記アームが真空チャンバーの中に配置され、
    前記アームの内部の圧力は大気圧となっており、
    前記アームは、互いに相対回動可能に連結される第1アーム部と第2アーム部とから構成され、
    前記第1アーム部の基端側は、前記本体部に回動可能に連結され、前記第1アーム部の先端側には、前記第2アーム部の基端側が回動可能に連結され、前記第2アーム部の先端側には、前記ハンドが回動可能に連結され、
    前記産業用ロボットは、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な2個以上の分割体によって構成され、
    前記ハンド、前記アームおよび前記本体部が前記分割体となっており、
    前記アームの内部と前記本体部の内部とに、前記モータと、前記モータの回転位置を検出するエンコーダと前記エンコーダが接続されるバッテリーが配置され
    前記アームの内部には、前記第1アーム部に対して前記第2アーム部を回動させるための前記モータとしての第1モータと、前記第2アーム部に対して前記ハンドを回動させるための前記モータとしての第2モータと、前記第1モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第1エンコーダと、前記第2モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第2エンコーダと、前記第1エンコーダおよび前記第2エンコーダが接続される前記バッテリーとしての第1バッテリーとが配置され、
    前記本体部の内部には、前記本体部に対して前記第1アーム部を回動させるための前記モータとしての第3モータと、前記アームを昇降させるための前記モータとしての第4モータと、前記第3モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第3エンコーダと、前記第4モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第4エンコーダと、前記第3エンコーダおよび前記第4エンコーダが接続される前記バッテリーとしての第2バッテリーとが配置されていることを特徴とする産業用ロボット。
  2. ハンドと、前記ハンドが先端側に回動可能に連結されるアームと、前記アームの基端側が回動可能に連結される本体部と、前記ハンドおよび前記アームを駆動するための複数のモータとを備える産業用ロボットにおいて、
    少なくとも前記ハンドおよび前記アームが真空チャンバーの中に配置され、
    前記アームの内部の圧力は大気圧となっており、
    前記アームは、互いに相対回動可能に連結される第1アーム部と第2アーム部とから構成され、
    前記第1アーム部の基端側は、前記本体部に回動可能に連結され、前記第1アーム部の先端側には、前記第2アーム部の基端側が回動可能に連結され、前記第2アーム部の先端側には、前記ハンドが回動可能に連結され、
    前記ハンドは、搬送対象物が搭載されるハンドフォークと、前記ハンドフォークが固定されるとともに前記アームの先端側に連結されるハンド基部とを備え、
    前記産業用ロボットは、位置決め部材によって位置決めされた状態でネジによって連結されるとともに分割可能な2個以上の分割体によって構成され、
    前記ハンドフォーク、前記ハンド基部、前記アームおよび前記本体部が前記分割体となっており、
    前記アームの内部と前記本体部の内部とに、前記モータと、前記モータの回転位置を検出するエンコーダと、前記エンコーダが接続されるバッテリーとが配置され、
    前記アームの内部には、前記第1アーム部に対して前記第2アーム部を回動させるための前記モータとしての第1モータと、前記第2アーム部に対して前記ハンドを回動させるための前記モータとしての第2モータと、前記第1モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第1エンコーダと、前記第2モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第2エンコーダと、前記第1エンコーダおよび前記第2エンコーダが接続される前記バッテリーとしての第1バッテリーとが配置され、
    前記本体部の内部には、前記本体部に対して前記第1アーム部を回動させるための前記モータとしての第3モータと、前記アームを昇降させるための前記モータとしての第4モータと、前記第3モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第3エンコーダと、前記第4モータの回転位置を検出する前記エンコーダとしての第4エンコーダと、前記第3エンコーダおよび前記第4エンコーダが接続される前記バッテリーとしての第2バッテリーとが配置されていることを特徴とする産業用ロボット。
  3. 上下方向から見たときに、前記本体部に対する前記第1アーム部の回動中心と前記第1アーム部に対する前記第2アーム部の回動中心との距離と、前記第1アーム部に対する前記第2アーム部の回動中心と前記第2アーム部に対する前記ハンドの回動中心との距離とが等しくなっており、
    前記本体部と、前記本体部に対する前記第1アーム部の回動中心と前記第2アーム部に対する前記ハンドの回動中心とが上下方向で重なった状態の前記アームと、前記ハンドとが下側からこの順番に配置されて組み立てられることを特徴とする請求項1または2記載の産業用ロボット。
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