JPH0230484A - マニピユレータ - Google Patents

マニピユレータ

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JPH0230484A
JPH0230484A JP17504788A JP17504788A JPH0230484A JP H0230484 A JPH0230484 A JP H0230484A JP 17504788 A JP17504788 A JP 17504788A JP 17504788 A JP17504788 A JP 17504788A JP H0230484 A JPH0230484 A JP H0230484A
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JP
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manipulator
optical
module
joint
signal
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JP17504788A
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English (en)
Inventor
Yutaka Nakano
裕 中野
Sakae Sugiyama
栄 杉山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マニピュレータ等の多関節機構に係り、特に
、人間が容易に接近できない作業域において、遠隔作業
を実現するのに好適なマニピュレータに関する。
〔従来の技術〕
従来のマニピュレータは、マニピュレータ基部に、電動
モータ等の関節駆動装置を設置し、マニピュレータ基部
、及び、関節部をワイヤローブ、あるいは、同軸円筒状
のドライブチューブを用いて動力を伝達している。これ
らの方式では、各関節の動力伝達手段が腕の内部を通り
、各関節軸に結合されているので、任意の関節の分解、
点検には、これらの動力伝達手段を全てはずす必要があ
り、分解・再組立が非常に難かしく、また、多くの作業
時間を必要とした。また、直接能動方式のマニピュレー
タとして、各関節部に電動モータ等の関節駆動装置を配
置する方法もあるが、このマニピュレータでも、任意の
関節の分解9点検には、各関節部に配置された関節廓動
用モータ等の動力線、あるいは、制御信号を伝送する信
号線を全てはずす必要があり、分解・再組立が非常に難
しく、多くの作業時間を必要とした。また、これらの両
方式のマニピュレータは、いづれも、あらかじめ、マニ
ピュレータを使用する環境、目的によって、関節の数、
関節の動作方向を設定し、その条件によってマニピュレ
ータを製作するため、マニピュレータを使用する環境、
目的が異なる場合には、マニピュレータを新たに作り直
さねばならないという問題点もあった。これらの問題点
を解決する手段として、特開昭60−80591号公報
に示されているように、各関節をモジュールとして独立
させ、複数個のモジュールをそれぞれ接続することによ
り、任意の関節の数、任意の関節の動作方向を得る手段
が考案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの方式でも、制御信号、センサ信号等を電気的に
伝送するため、その信号線の数が多い。
このため、各モジュール同士の接続部で、コネクタ等の
手段で多数の信号線を接続するため、接続部の構造が複
雑になり、接触不良、あるいは、誤接触によるマニピュ
レータの動作不良を起こす可能性があった。又、多数の
電気的信号線に起因するこれら問題点を解決する手段と
して、制御信号等の信号を電気信号としてではなく、大
きな情報伝送能力をもつ光信号に変換し、数少ない光信
号線で伝送する手段が考えられる。モジュール型マニピ
ュレータに光伝送を応用した例は見当らないが、通常の
マニピュレータの制御信号等を光伝送する例として、特
開昭61−284387号公報、特開昭62−1029
89号公報に記載されたものが考案されている。
特開昭61−284387号の発明は、通常のマニピュ
レータにおいて、マニピュレータ制御装置と、マニピュ
レータ先端に取付けたハンド部、及び、センサ部との間
を電気−光変換器、光−電気変換器を介し、光フアイバ
ケーブルで接続し、ハンドを制御する。この発明では、
光ファイバを複数個のマニピュレータ関節部を通してマ
ニピュレータ先端のハント部に接続しているため、マニ
ピュレータの動作時に一本の光ファイバの複数箇所で同
時に異った方向へ屈曲されるため、光ファイバが破損す
る可能性が高く、又、破損時の光ファイバの交換に多大
の時間を要するといった問題点があった。
特開昭62−102989号の発明は、制御信号等を伝
送する信号線をマニピュレータの内部に固定し、かつ、
マニピュレータ関節部では、関節回転軸と同軸に取り付
けた回転可能な鏡、及び、関節を構成する二つの腕部に
取り付けた発光器、受光器からなる光学系を構成し、制
御信号等は、発光器より光信号として発信され、鏡で反
射し、受光器で受信する。この発明により、前述した光
ファイバの屈曲による問題点へは対応できるが、マニピ
ュレータの各関節部に発光器、回転鏡、受光器からなる
光学系をそれぞれ設ける必要があり、関節部構造、ひい
ては、マニピュレータ構造が複雑となる。また、関節内
部に設けられた発光器、受光器の光通信を鏡を介して行
うため、光学のよごれは信号を減衰させ、マニピュレー
タを誤動作させる可能性がある。さらに、鏡で光信号を
反射させるために、光学系1こずれが生しるとマニピュ
レータの動作不良、あるいは、誤動作に継がる可能性が
ある。
制御信号等を光ファイバを用いず、直接光信号として無
線伝送する例として、特開昭55−125995号公報
に記載の発明がある。この発明は、関節部をもたない直
線状のアームに取り付けた走行体と、アーム両端に取り
付けた発光器、受光器間で光通信を行い、発光器から受
光器の間を遮へい管で被覆することにより光伝送路の遮
断を防ぐものであるが、この発明は関節部をもたないシ
ステムを対象としており、この発明を多関節マニピュレ
ータへ応用する時はマニピュレータ各腕の内部、あるい
は、外部に遮へい管を取り付ける必要があり、マニピュ
レータ自体の構造が複雑となり、がっ、寸法的にも大き
くなるといった問題点がある。
本発明の目的は、一関節を含む腕モジュールの各モジュ
ール間の接続部を簡単な構造とし、任意の関節数、任意
の関節動作方向をもつマニピュレータを提供することに
ある。
(1題を解決するための手段〕 」二記目的は、一関節をもつモジュールを複数個接続し
て構成されるマニピュレータにおいて、各モジュール内
は光信号線で、また各モジュール間の接続は光無線でそ
れぞれ制御信号、センサ信号等を伝送することにより達
成される。
〔作用〕
本発明では、一関節を含む腕モジュールから構成された
多関節マニピュレータにおいて、各モジュール間を各モ
ジュール内部に設けた光通信装置と、簡単な構造で、か
つ、確実に接続のできる光コネクタを介して信号伝送を
行っているので、各モジュールの接続部の構造を簡単な
ものとし、マニピュレータを構築する時の自由度を高め
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明による腕モジュールの構成例であり、
第2図は第1図に示した腕モジュールで構成した多関節
マニピュレータの例である。
第2図に示された多関節マニピュレータは、複数個の腕
モジュールと一個の手先機構18とが相互に接続されて
構成されており、−個の腕モジュールは、腕モジュール
」5と腕モジユール接続部16とから構成されている。
各モジュールの接続に当っては腕モジユール本体15a
〜15e、及び、手先機構18をそれぞれ腕モジユール
接続部16a〜16eで接続し、多関節構造とする。各
モジュール群の末端である腕モジユール本体15aは、
マニピュレータの基部19上にマニピュレータ接続部1
7を介して接続されている。マニピュレータ基部19は
、その使用環境、使用目的に応し、床等に固定しても良
く、あるいは、第2図中には図示していないが、何らか
の移動機構」二に固定される。腕モジユール本体15a
〜15eは全て同一の機構であり、その関節動作方向は
、各腕モジユール本体15a〜15eの回転軸25a〜
25eまわりに動作し、その方向は腕モジユール本体1
5a〜15eを腕モジユール接続部1.6 a〜1.6
 eで接続する時に任意に設定される。
また、マニピュレータ接続部17と手先機構」−8の接
続部は各腕モジユール接続部1.6 a〜16eと同一
の構造で作られている。
第2図に示された多関節マニピュレータは、マニピュレ
ータの基部ユ9に接続される信号線23゜24を介して
制御装置20により制御される。制御装置20で設定さ
れた関節屏動信号は信号線23を介して、各腕モジユー
ル本体15a〜15e内部の電動モータ等へ与えられ、
各腕モジユール本体15a〜15e内部の関節部の動作
角度、あるいは、手先機構18の、例えば、接触信号等
は信号線24を介して制御信号20へ伝送される。また
、各モジュール内の関節を駆動するための電気は、電源
21より動力線22を介して各腕モジユール本体15a
〜]、 5 eへ供給される。。
第2図に示した腕モジユール本体15a〜15e、及び
腕モジユール接続部168〜1.6 eは全て同一の構
造であり、その構造を腕モジユール本体1.5 b、及
び、腕モジユール接続部]−61)を例にとって第1図
に示す。
腕モジユール本体15bの内部には、関節を動作させる
ために、電動モータ11b、減速機12b、及び、関節
駆動部13bが一つのシャツ1〜28b、29bで結ば
れており、電動モータ11bの回転、及び、トルクは減
速機121〕を介して関節駆動部13bへ伝達される。
第1図の例では、電動モータllbで発生した回転、及
び1〜ルクは、関節駆動部13bの内部で、直角方向へ
変えられる。関節駆動部1.3 bのシャツ1〜27b
は、腕モジユール接続部16bの一端に固定され、さら
に、電動モータllb、減速機1.2 bは腕モジユー
ル本体15bの内部に固定(図示せず)されており、ま
た、腕モジユール本体15bと、関節駆動部13bのシ
ャツh 27 bが固定された一端とは自由に動く構造
であるため、電動モータ11bで発生した回転、及び、
1−ルクにより関節は任意の角度に設定されることが可
能である。
また、腕モジユール接続部16bの他の一端は、別の腕
モジユール本体]、 5 cと接続される。この接続は
バヨネツ1−式等着脱が容易な方式で接続され、腕モジ
ユール接続部〕−6bと他の腕モジユール本体15cは
固定される。
また、関節を駆動するための方式として、その−例を第
1図に示しているが、その構成が第1図に示した例に限
定されないこともいうまでもない。
次に、電動モータllbを能動するための電源は、第2
図に示した電源2]より、動力線22を介し、各腕モジ
ユール本体1.5 a〜15eの内部に設置された動力
線8bを介して、電動モータ]、 1. bに供給され
る。この時、動力線8bの一端は、腕モジユール接続部
3−6 aと腕モジユール本体15bとの接続部におい
て着脱が容易な動力線コネクタ9a、iobによって接
続され、更に、他の一端は同様に動力線コネクタ9b、
[、Oc目こよって接続されている。
また、第2図に示した制御装置20と各腕モジユール本
体15a〜1.5 eとの制御信号は各腕モジユール本
体15a〜15e内部、それぞれ、設置された光通信装
置]1)を介して接続される。第2図に示した制御装置
20に接続された信は線23.24は、第3図に示すよ
うに、マニピュレータの基部19の内部に設けられた電
気−光変換器30、及び、光−電気変換器31を介し、
各腕モジユール本体15a〜i 5 e内部では光信壮
として伝送される。この場合、伝送される信号は、各腕
モジユール本体15 a〜15 eの内部しこ設けられ
た電動モータlla〜1ie(lla。
]1bのみ図示)及び、手先機構18内部に設けられた
手先用電動モータ38を制御するための制御信号、及び
関節駆動部の動作角度等を検出するだめのセンサ14及
び手先用センサ39のセンサ信号、また、図示していな
いが、各腕モジユール本体15a〜15eが他の物体と
の衝突等を防ぐための外界センサ信号、あるいは、手先
機構18が、例えば、物を把握した時のセンサ信号等多
数の信号を第2図に示した制御装置20と腕モジユール
本体15a〜1.5 e、及び、手先機構18との間で
伝送する必要がある。そこで、第1図に示した例では、
腕モジユール本体15bの内部で電動モータ1」−bを
制御するための複数の制御信号線2b、および、関節駆
動部13bに取り付けられたセンサ14 bのセンサ信
号を伝送するためのセンサ信号線3bを光通信装置1b
と接続し、この光通信装置1bは、第2図に示した制御
装置20と光コネクタ6a、7bを介し、−本あるいは
二本の光信号線4bによって接続される。また、腕モジ
ユール本体15bの光通信装置1bと次に接続された腕
モジユール本体15c内部の光通信袋W]、c(図示せ
ず)とは、−本あるいは二本の光信号線5b、及び、光
コネクタ6b、7cを介して接続される。
第2図に示した制御装置20と腕モジユール本体1.5
 a〜15e、及び、手先機構18間の信号伝送につい
て、第3図により説明する。第3図では、説明をわかり
やすくするため、制御袋ff120より出される信号は
電動モータ1.1 a〜]、 1 e、及び、手先用電
動モータ38を制御するための制御信号を代表として一
本の光信号線で伝送(一方向)し、制御装置20へ戻る
信号は各モジュール内のセンサ1.4 a〜14 e、
及び、手先用センサ39のセンサ信号を代表として一本
の光信号線で伝送(一方向)することとする。第3図に
示した制御装置20より出されるモータの制御信号は信
号の行先き(番地)と制御指令値(データ)の組合わさ
れた電気信号として出される。例えば、〔番地)  :
  l:]−1,a〕、  (データ〕:〔時計まわり
10度〕、〔番地):(11b〕、Cデータ〕 :〔時
計まわり20度〕という指令が出された場合、電動モー
タlla、llbをそれぞれ〔データ〕で示された方向
に示された角度だけ動かし、他のモータは動作させない
規則とする。この場合、制御器W20より出された制御
信号(電気信号)は信号線23を介し、電気−光変換器
3oで光信号へ変換され、この光信号は制御指令光信号
線42、光コネクタ35.7aを介し光通信装置1aに
入力される。光通信装置! aの内部では制御信号管理
器4.8 aが〔番地〕が(llalの〔データ〕のみ
を読み出し、この信号を信号tl! 2 aを介して?
lJモータllaへ入力する。一方、〔番地〕が(11
−a)以外の〔データ〕は制御指令光信号線44 a、
光コネクタ6a、7b、制御指令光信号線44 bを介
して次の光通信装置1bへ伝送される。又、制御装置2
0へ戻る信号も同様に〔番地〕。
〔データ〕を組合わせた光信号として、例えば、センサ
14bが検出したデータはセンサ信号線3bを介し、セ
ンサ信号管理器4−9 bより〔番地〕:(14,b)
、(データ〕:〔時計まわり20度〕として出力される
。この出力信号は、戻り光(i帰線45b、光コネクタ
7’ b、6’ a、戻り光信号線45a、光コネクタ
7′ a、35’ 、戻り光信号線43を介し、光−電
気変換器31で電気信号へ変換され、信号線24を介し
、制御器w2゜へ入力される。この時、センサ1,4b
以外の、例えば、センサ14aの信号も同様にセンサ信
号管理器49aより出力される。この時、前述のセンサ
14. bの出力信号とセンサ14aの出力信号が重な
らないように管理されて出力されることはいうまでもな
い。センサ14.b、14aより出力された信号は制御
装置20内で、信号の出方元(番地)とセンサの検出量
(データ)とを判別し、例えば、電動モータの制御量へ
フィードバックされる。〔番地〕と〔データ〕の組合わ
せで信号を伝送することにより、各腕モジユール側の〔
番地〕をモジュール固有の〔番地〕とすれば、モジュー
ルの組替えを行った場合、制御装置2o内で組替え前後
の〔番地〕の対数表を自動的に、あるいは、操作者が手
動で作成することにより、制御シーケンスを変える必要
がなくなるという利点がある。
また、第3図の例は二本の光信号線を用いているが、−
本の光信号線で双方向通信で伝送できることはいうまで
もない。
第1図に示した構成とすることにより、従来のモジュー
ル型マニピュレータでは、接続するモジュールの数、及
び、センサの種類を想定し、その最大数の信号線をあら
かしめコネクタとして設定しておく必要があり、また、
信号線の数が多く、どうしても接続部が複雑とならざる
を得なかったが、本発明により簡単な構造で多数のモジ
ュールを自由に接続することが可能となる効果がある。
腕モジュール本体コ−5bの接続部における光コネクタ
6a、7b、7c、6bは、着脱が容易でかつ、光信号
を確実に伝送できる方式で接続されることが必要である
。第1図の例では、電動モータllbで発生した回転、
及びトルクは減速機12b、関節鄭動部13b、シャフ
ト27bを介して関節部を即動するが、この時、電動モ
ータ1]−b、減速機1.2 b等が固定されている腕
モジユール本体15bに対し、シャツl−27bの一端
に固定された腕モジユール接続部1.6 bがシャフト
27bの回転中心を軸として回転運動を行う。
又、腕モジユール接続部16bは他の腕モジユール本体
15cとバヨネット方式等の方法で接続されており、こ
の接続部は接続後機械的に固定されるため、相対位置の
ずれは発生しない。そこで、光コネクタ6b、7cは光
信号線51.) 、 4 c同士を機械的に接続するよ
りも光無線方式とするカが接続が容易となる。この例を
第4図に示す。第4図の例では第2図に示した制御装置
20がら出された制御信号は、光通信線5aを通り、光
通イd線5aの一方の端に取り付けられた通信制御器3
4aを介し、腕モジユール接続部16aに取り付けられ
た発光器32aへ送られ、発光器32.)は、制御信号
に基づいてレーザ発光を行う。発光器328より発信さ
れた光信号は、腕モジユール本体15bに取り付けられ
た受光器33bが受光し、その信号は、通信制御器34
 bを介し、光信号線4bへ送られる。また、センサ信
号等、マニピュレータ側から第2図に示した制御装置2
oへ送られる信号は、前述とは逆に光信号線41〕→通
信制御器34− b→発光器32 +)→受光器、33
 a→通信制御器34− a→光光信縁線5a順に伝送
される。第4図に示した例では、光信号線5a及び光信
号線4bは、それぞれ、双方向通信を行う場合の例であ
るため、通信制御器34a、34.bを設けているが、
例えば、光信号線5aを二本として一方向のみの通信を
行う構成とすれば、通信制御器34aを省略できること
はいうまでもない。このように、各腕モジユール内部に
それぞれ光コネクタを設けることにより、信号線数の削
減、及び簡単、かつ、確実に接続できる。
第5図は、第1図に示した本発明の変形例を示す図であ
り、この変形例では腕モジユール本体15bの内部にバ
ッテリ26bを内蔵した例である。各腕モジユール本体
15a〜15e、及び、手先機構18の内部しこ、それ
ぞれ、バッテリ26a〜26f (26bのみ図示)を
内蔵すること番こより、第2図に示した電′tX21、
および動力線22、さらに第1図に示した動力線コネク
タ9 a 、 ]、 Ob 、 10 a 、 9 b
を省略することができ、各腕モジユール接続部16a〜
16e、及び、腕モジユール本体1.5 aとマニピュ
レータの基部19とのマニピュレータ接続部17の構造
をより簡単にすることができる。
第5図に示したバッテリ26として、超伝導技術を応用
したバッテリを設置してもよい。
本発明は第2図に示すマニピュレータと回しように複数
の関節をもつ機構に有効であるため、第1図、第5図以
外の実施例として、土木、建築用に使用されるクレーン
、レッカー等の多関節機構、ロボツ1−の視覚装置の雲
台部分に用いられる多関接機構部分、ロボッ1へ用点検
装置として利用されている超多関節機構、熱交換器細管
を検査するロボットの多関節機構等のように、複数の関
節にもち、センサ、制御等の信号線が多数必要な機構へ
応用することができる。
また、接続部における光通信を光無線で行うことから接
続不良に基づくマニピュレータの動作不良がなくなり、
同時に、メンテナンスも容易となる。さらに、構造が簡
単なため、分解、点検が容易、かつ、単時間で可能とな
り、例えば、本マ二ピュレータを原子力発電施設等の放
射線環境下で使用する場合には、作業員の被ばく低減に
効果がある。
また、本発明の変形例に示したように、各モジュール毎
にバッテリを内蔵させれば、マニピュレータを使用する
環境の電源の有無、あるいは停電時にもマニピュレータ
を動作させることが可能となり、特に、マニピュレータ
動作中の停電時に必要最少限の動作をさせ得るため、マ
ニピュレータ作業の効率向上、安全確保に効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、接続部の構造が簡単となり、腕モジュ
ールの交換等における故障を少くなくすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の腕モジュールの縦断面図、
第2図は本発明の斜視図、第3図は信号伝送方法の一例
を示すブロック図、第4図は、光コクネタ部の説明図、
第5図は、第1図の変形例を示す断面図である。 1・光通信装置、2・・・制御信号線、3・センサ信号
線、4・・光信号線、5・光信号線、6,7・光コネク
タ、8 動力線、9,1o ・動力線コネクタ、11 
・電動モータ、12 ・減速機、」3 関節鄭動部、1
4 センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一関節をもつモジュールを複数個接続して構成され
    るマニピュレータにおいて、 前記各モジュール内は光信号線、前記各モジュール間の
    接続は光無線で制御信号、センサ信号等を伝送すること
    を特徴とするマニピュレータ。 2、前記モジュールの関節駆動用制御信号、前記センサ
    信号等を前記各モジュール内に設けた光通信装置により
    、前記各モジュール内のみで独立させたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のマニピュレータ。 3、前記各モジュールの両端にそれぞれ発光器、受光器
    を設け、前記光無線方式により光通信を容易とする光コ
    ネクタを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のマニピュレータ。 4、前記各モジュール内に超伝導バッテリ等の電源を内
    臓させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    マニピュレータ。 5、特許請求の範囲第1項において、 前記各関節部をモジュール構造とし、前記各モジュール
    内は前記光信号線、前記各モジュール間を光無線として
    前記制御信号、前記センサ信号等を伝送することを特徴
    とする多関節機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002059385A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Toyota Motor Corp 作業用ロボットシステム
JP2015139854A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
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