JP7219106B2 - 基板搬送システムおよび基板搬送システムの制御方法 - Google Patents

基板搬送システムおよび基板搬送システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数枚のガラス基板が収容可能なワイヤーカセットと、ガラス基板に対して所定の処理を行う処理装置との間で、ガラス基板を搬送するための基板搬送システムに関する。また、本発明は、かかる基板搬送システムの制御方法に関する。
従来、液晶表示装置用のガラス基板に対して所定の処理を行う処理装置にガラス基板を供給するための基板供給装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の基板供給装置は、第1ユニットと第2ユニットと搬送ユニットとから構成されている。第1ユニットおよび第2ユニットは、ワイヤーカセットが載置される載置部と、載置部を昇降させる昇降機構と、ガラス基板を搬送するローラコンベヤとを備えている。搬送ユニットは、ローラコンベヤである。基板供給装置は、処理装置の上流側に配置されている。また、第1ユニットと第2ユニットと搬送ユニットとが上流側から下流側に向かってこの順番で配置されている。基板供給装置では、処理装置に搬入されるガラス基板は、最終的に搬送ユニットによって搬送される。
特開2018-83700号公報
特許文献1に記載の基板供給装置の場合、ワイヤーカセットから搬出されて処理装置に搬入されるガラス基板が、ローラコンベヤである搬送ユニットによって最終的に搬送されているため、ワイヤーカセットから搬出されるガラス基板を一定の位置にしか供給することができない。
そこで、本発明の課題は、ワイヤーカセットから搬出されるガラス基板を様々な位置に供給したり、ワイヤーカセットに搬入されるガラス基板を様々な位置から回収したりすることが可能な基板搬送システムを提供することにある。また、本発明の課題は、かかる基板搬送システムの制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の基板搬送システムは、複数枚のガラス基板が収容可能なワイヤーカセットからのガラス基板の搬出またはワイヤーカセットへのガラス基板の搬入を行うための第1基板搬送装置と、ガラス基板が搭載されるハンドを有する基板搬送ロボットと、第1基板搬送装置と基板搬送ロボットとの間でガラス基板を搬送する第2基板搬送装置とを備え、第1基板搬送装置は、ワイヤーカセットが載置される載置部と、載置部を昇降させる載置部昇降機構と、ガラス基板の下面に接触してガラス基板を水平方向へ直線的に搬送する複数の第1の搬送ローラを有する第1の搬送コンベヤとを備え、基板搬送ロボットは、ハンドが連結されるアームと、基板搬送ロボットの下端部を構成する基台と、基台に対してハンドを水平方向へ直線的に移動させるハンド移動機構と、基台に対してアームを昇降させるアーム昇降機構と、上下方向を回動の軸方向として基台に対してアームを回動させる回動機構とを備え、第1の搬送コンベヤによるガラス基板の搬送方向を第1方向とし、上下方向と第1方向とに直交する方向を第2方向とすると、第2基板搬送装置は、ガラス基板を第1方向に搬送する第2の搬送コンベヤと、第2の搬送コンベヤを第2方向へ直線的に移動させるスライド機構とを備え、第1基板搬送装置と第2基板搬送装置と基板搬送ロボットとが第1方向においてこの順番で配置されていることを特徴とする。
本発明の基板搬送システムでは、第1基板搬送装置と第2基板搬送装置と基板搬送ロボットとが第1方向においてこの順番で配置されている。また、本発明では、基板搬送ロボットは、ガラス基板が搭載されるハンドと、ハンドが連結されるアームと、ハンドを水平方向へ直線的に移動させるハンド移動機構と、アームを昇降させるアーム昇降機構と、上下方向を回動の軸方向としてアームを回動させる回動機構とを備えている。
そのため、本発明では、第1基板搬送装置の載置部に載置されたワイヤーカセットから搬出されて第2基板搬送装置によって搬送されたガラス基板を基板搬送ロボットによって様々な位置に供給したり、基板搬送ロボットによって様々な位置から回収されて第2基板搬送装置に搬送されたガラス基板を、第1基板搬送装置の載置部に載置されたワイヤーカセットに搬入したりすることが可能になる。すなわち、本発明では、ワイヤーカセットから搬出されるガラス基板を様々な位置に供給したり、ワイヤーカセットに搬入されるガラス基板を様々な位置から回収したりすることが可能になる。
本発明において、基板搬送システムは、たとえば、第2方向に配列される複数の第1基板搬送装置を備えている。
本発明において、第2の搬送コンベヤは、ガラス基板の下面に接触してガラス基板を第1方向に搬送する複数の第2の搬送ローラを有するローラコンベヤであり、第2基板搬送装置は、複数の第2の搬送ローラに接触するガラス基板を持ち上げて第2の搬送ローラから浮かせる基板持上げ機構を備えることが好ましい。このように構成すると、基板搬送ロボットのハンドと第2の搬送コンベヤとの間でガラス基板を受け渡すときの基板搬送ロボットのハンドと第2の搬送ローラとの干渉を比較的容易に防止することが可能になる。
本発明において、たとえば、アームは、互いに回動可能に連結される複数のアーム部によって構成され、ハンド移動機構は、ハンドが一定方向を向いた状態で直線的に移動するようにアームを伸縮させるアーム駆動機構である。
本発明において、第2基板搬送装置は、ワイヤーカセットから搬出されて第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板の第1方向の位置、第2方向の位置および第1方向に対する傾きを検知するための検知機構を備えることが好ましい。このように構成すると、たとえば、基板搬送ロボットのハンドに検知機構が取り付けられていて、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板の第1方向の位置、第2方向の位置および第1方向に対する傾きを、基板搬送ロボットを動作させながら検知する場合と比較して、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板の第1方向の位置、第2方向の位置および第1方向に対する傾きを短時間で検知することが可能になる。
本発明において、基板搬送システムは、基板搬送システムを制御する制御部を備え、制御部は、検知機構の検知結果に基づいて、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際の第2の搬送コンベヤの第2方向の位置をスライド機構によって補正し、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際のハンドの第1方向の位置をハンド移動機構によって補正するとともに、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際のハンドの第1方向に対する傾きを回動機構によって補正することが好ましい。
このように構成すると、第2の搬送コンベヤからハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を補正するために、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板に接触してガラス基板の位置を補正する接触式のアライメント機構を第2基板搬送装置が備えていなくても、第2の搬送コンベヤからハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を非接触で補正することが可能になる。したがって、第2基板搬送装置の構成を簡素化することが可能になるとともに、第2の搬送コンベヤからハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を補正する際の、ガラス基板の損傷を防止することが可能になる。また、接触式のアライメント機構によってガラス基板の位置を補正する場合と比較して、ハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を短時間で補正することが可能になる。また、このように構成すると、アームを第2方向へ直線的に移動させるスライド機構を基板搬送ロボットが備えていなくても、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際の、ハンドに対するガラス基板の第2方向の相対的な位置を補正することが可能になる。
本発明の基板搬送システムは、たとえば、以下の制御方法で制御される。すなわち、本発明では、たとえば、検知機構の検知結果に基づいて、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際の第2の搬送コンベヤの第2方向の位置をスライド機構で補正し、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際のハンドの第1方向の位置をハンド移動機構で補正するとともに、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際のハンドの第1方向に対する傾きを回動機構によって補正する。
この場合には、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板に接触してガラス基板の位置を補正する接触式のアライメント機構を第2基板搬送装置が備えていなくても、第2の搬送コンベヤからハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を非接触で補正することが可能になるため、第2基板搬送装置の構成を簡素化することが可能になるとともに、第2の搬送コンベヤからハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を補正する際の、ガラス基板の損傷を防止することが可能になる。また、接触式のアライメント機構によってガラス基板の位置を補正する場合と比較して、ハンドに搭載されるガラス基板の搭載位置を短時間で補正することが可能になる。また、この場合には、アームを第2方向へ直線的に移動させるスライド機構を基板搬送ロボットが備えていなくても、第2の搬送コンベヤに載置されたガラス基板をハンドに搭載する際の、ハンドに対するガラス基板の第2方向の相対的な位置を補正することが可能になる。
以上のように、本発明では、ワイヤーカセットから搬出されるガラス基板を様々な位置に供給したり、ワイヤーカセットに搬入されるガラス基板を様々な位置から回収したりすることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる基板搬送システムの平面図である。 図1に示す第1基板搬送装置の正面図である。 図1に示す第1基板搬送装置の概略側面図である。 図1に示す第2基板搬送装置の第2の搬送コンベヤの平面図である。 図1に示す第2基板搬送装置の側面図である。 図1に示す基板搬送ロボットの側面図である。 図1に示す基板搬送ロボットおよび図4に示す第2の搬送コンベヤの平面図である。 図1に示す基板搬送ロボットおよび第2基板搬送装置の構成を説明するためのブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(基板搬送システムの全体構成および基板搬出装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる基板搬送システム1の平面図である。図2は、図1に示す基板搬出装置4の正面図である。図3は、図1に示す基板搬出装置4の概略側面図である。
本形態の基板搬送システム1は、液晶表示装置用のガラス基板2に対して所定の処理を行う処理装置(図示省略)にガラス基板2を供給するためのシステムである。基板搬送システム1は、複数枚のガラス基板2が収容可能なワイヤーカセット3からガラス基板2を搬出するための複数の基板搬出装置4と、処理装置にガラス基板2を供給する基板搬送ロボット5(以下、「ロボット5」とする。)と、基板搬出装置4とロボット5との間でガラス基板2を搬送する基板搬送装置6とを備えている。本形態では、基板搬送システム1は、4個の基板搬出装置4を備えている。本形態の基板搬出装置4は、第1基板搬送装置であり、基板搬送装置6は、第2基板搬送装置である。
基板搬出装置4は、ワイヤーカセット3が載置される載置部8と、載置部8を昇降させる載置部昇降機構としての昇降機構9と、ガラス基板2を水平方向へ直線的に搬送する第1の搬送コンベヤとしての搬送コンベヤ10とを備えている。以下の説明では、搬送コンベヤ10によるガラス基板2の搬送方向(図1等のX方向)を「前後方向」とし、上下方向と前後方向とに直交する図1等のY方向を「左右方向」とする。また、前後方向の一方側である図1等のX1方向側を「前」側とし、その反対側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とする。本形態の前後方向は、第1方向であり、左右方向は、第2方向である。
4個の基板搬出装置4は、左右方向で隣り合うように配置されている。すなわち、4個の基板搬出装置4は、左右方向に配列されている。また、基板搬出装置4と基板搬送装置6とロボット5とは、後ろ側から前側に向かってこの順番で配置されている。すなわち、基板搬出装置4と基板搬送装置6とロボット5とは、前後方向においてこの順番で配置されている。ガラス基板2は、長方形の平板状に形成されている。基板搬出装置4および基板搬送装置6では、長方形状に形成されるガラス基板2の長辺方向と前後方向とが略一致している。
ワイヤーカセット3は、カセットフレーム11と、カセットフレーム11の内部に配置される複数本のワイヤー12とから構成されている。ワイヤーカセット3の外形(すなわち、カセットフレーム11の外形)は、直方体状となっている。ワイヤー12は、左右方向に張った状態でカセットフレーム11に固定されている。また、複数本のワイヤー12は、上下方向および前後方向において一定の間隔をあけた状態でカセットフレーム11に固定されている。ワイヤーカセット3に収容されるガラス基板2は、ワイヤー12に載置されており、ワイヤーカセット3には、複数枚のガラス基板2が上下方向に一定の間隔をあけた状態で収容可能となっている。
載置部8は、ワイヤーカセット3の下面の、左右方向の両端側を支持している。また、載置部8は、左右方向の両端側のそれぞれにおいて、たとえば、ワイヤーカセット3の下面の前後方向の両端側、および、ワイヤーカセット3の下面の前後方向の中心位置の3箇所を支持している。昇降機構9は、モータと、モータの動力を載置部8に伝達する動力伝達機構とを備えている。動力伝達機構は、たとえば、モータの動力で回転するネジ軸と、ネジ軸に係合するナット部材とを有するボールねじである。ネジ軸は、ネジ軸の軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。ナット部材は、載置部8に取り付けられている。
搬送コンベヤ10は、ローラコンベヤである。搬送コンベヤ10は、ガラス基板2の下面に接触してガラス基板2を前後方向に搬送する複数の搬送ローラ13と、複数の搬送ローラ13を駆動するローラ駆動機構とを備えている。複数の搬送ローラ13は、フレーム14に回転可能に支持されている。また、複数の搬送ローラ13は、ワイヤーカセット3に収容されるガラス基板2を搬送可能な位置に配置されている。本形態の搬送ローラ13は、第1の搬送ローラである。
載置部8は、ワイヤーカセット3の下端が搬送ローラ13の上端よりも上側に配置される位置と、ワイヤーカセット3の最も上側に配置されるワイヤー12が搬送ローラ13の上端よりも下側に配置される位置との間で昇降可能となっている。ワイヤーカセット3に収容されるガラス基板2が搬出されるときには、ワイヤーカセット3の中で最も下側に配置されるガラス基板2の下面に搬送ローラ13が接触する位置まで載置部8が下降して、ワイヤーカセット3の中で最も下側に配置されるガラス基板2が搬送コンベヤ10によって搬出される。すなわち、ワイヤーカセット3の最下段に収容されているガラス基板2からワイヤーカセット3の最上段に収容されているガラス基板2に向かって順番にガラス基板2がワイヤーカセット3から1枚ずつ搬出される。
また、ワイヤーカセット3に収容されるガラス基板2が搬出されるときには、一部の搬送ローラ13を除いた複数の搬送ローラ13がワイヤーカセット3の内部に入り込んでいる。複数の搬送ローラ13は、ワイヤーカセット3に収容されるガラス基板2を前側に向かって搬送する。フレーム14は、ワイヤーカセット3の内部に入り込んだ搬送ローラ13とワイヤー12とが干渉しないように、櫛歯状に配置されており、複数の搬送ローラ13は、前後方向においてワイヤー12を避けた位置に配置されている。
(基板搬送装置および基板搬送ロボットの構成および制御方法)
図4は、図1に示す基板搬送装置6の搬送コンベヤ17の平面図である。図5は、図1に示す基板搬送装置6の側面図である。図6は、図1に示すロボット5の側面図である。図7は、図1に示すロボット5および図4に示す搬送コンベヤ17の平面図である。図8は、図1に示すロボット5および基板搬送装置6の構成を説明するためのブロック図である。
基板搬送装置6は、ガラス基板2を前後方向に搬送する第2の搬送コンベヤとしての搬送コンベヤ17と、搬送コンベヤ17を左右方向に移動可能に支持するベース部材18と、ベース部材18に対して搬送コンベヤ17を左右方向に直線的に移動させるスライド機構19とを備えている。
搬送コンベヤ17は、ローラコンベヤである。搬送コンベヤ17は、ガラス基板2の下面に接触してガラス基板2を前後方向に搬送する複数の搬送ローラ20と、複数の搬送ローラ20を駆動するローラ駆動機構とを備えている。搬送コンベヤ10の搬送ローラ13と搬送コンベヤ17の搬送ローラ20とは、同じ高さに配置されている。また、搬送コンベヤ10と搬送コンベヤ17とは、前後方向において、搬送コンベヤ10から搬送コンベヤ17へのガラス基板2の引渡しが可能となる位置に配置されている。本形態の搬送ローラ20は、第2の搬送ローラである。なお、図1、図7では、搬送ローラ20の図示を省略している。
また、基板搬送装置6は、複数の搬送ローラ20に接触するガラス基板2を持ち上げて複数の搬送ローラ20から浮かせる基板持上げ機構21と、ワイヤーカセット3から搬出されて搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置(具体的には、搬送コンベヤ17に対する左右方向の位置)および前後方向に対する傾きを検知するための検知機構22とを備えている。なお、図4では、検知機構22の図示を省略している。また、基板搬送装置6は、搬送コンベヤ17の上方に配置されるイオナイザーを備えていても良い。
スライド機構19は、モータ24と、モータ24の動力を伝達する動力伝達機構とを備えている。動力伝達機構は、たとえば、ベース部材18の左右の両端側にそれぞれに回転可能に取り付けられる駆動プーリおよび従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとに架け渡されるベルトとを備えている。駆動プーリは、モータ24の動力で回転する。搬送コンベヤ17のフレームには、ベルトの一部分が固定されている。あるいは、動力伝達機構は、ベース部材18に固定されるラックと、ラックに噛み合うとともにモータ24の動力で回転するピニオンとを備えている。ピニオンは、搬送コンベヤ17のフレームに回転可能に取り付けられている。
スライド機構19は、4個の基板搬出装置4のうちの最も右側に配置される基板搬出装置4の搬送コンベヤ10と搬送コンベヤ17とが左右方向で一致する位置と、4個の基板搬出装置4のうちの最も左側に配置される基板搬出装置4の搬送コンベヤ10と搬送コンベヤ17とが左右方向で一致する位置との間で搬送コンベヤ17を移動させる。また、スライド機構19は、搬送コンベヤ17の左右方向の位置を検知するための検知機構25を備えている。スライド機構19は、基板搬送システム1を制御する制御部26に電気的に接続されている。具体的には、モータ24および検知機構25が制御部26に電気的に接続されている。制御部26は、検知機構25の検知結果に基づいてモータ24を制御する。
基板持上げ機構21は、ガラス基板2の下面に接触する複数の支持ピンと、複数の支持ピンの下端部が固定されるピン保持部材と、ピン保持部材を昇降させる昇降機構とを備えている。複数の支持ピンは、搬送ローラ20と干渉しない位置に配置されている。ピン保持部材は、支持ピンの上端が搬送ローラ20の上端よりも上側に配置される位置と、支持ピンの上端が搬送ローラ20の上端よりも下側に配置される位置の間で昇降可能となっている。
検知機構22は、ガラス基板2の左右方向の位置および前後方向に対する傾きを検知するための2個のセンサ28と、ガラス基板2の前後方向の位置を検知するためのセンサ29とを備えている。センサ28、29は、発光素子と受光素子とを有する光学式センサである。また、センサ28、29は、直線状に配列される複数の受光素子を備えるラインセンサである。センサ28、29は、制御部26に電気的に接続されている。
図7に示すように、2個のセンサ28は、搬送コンベヤ17の左右方向の一端部に取り付けられている。また、2個のセンサ28は、搬送コンベヤ17の前後方向の両端部に配置されている。ラインセンサであるセンサ28は、センサ28の長手方向(受光素子の配列方向)と左右方向とが一致するように配置されている。センサ29は、搬送コンベヤ17の前端部に取り付けられている。ラインセンサであるセンサ29は、センサ29の長手方向と前後方向とが一致するように配置されている。
本形態では、2個のセンサ28によるガラス基板2の左右方向の一端面の検知結果に基づいて、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の左右方向の位置と、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向に対する傾きが検知される、また、センサ29によるガラス基板2の前端面の検知結果に基づいて、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置が検知される。
ロボット5は、前後方向において、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の受取りが可能となる位置に配置されている。ロボット5は、水平多関節型のロボットである。ロボット5は、ガラス基板2が搭載されるハンド33を備えている。本形態のロボット5は、2個のハンド33を備えている。また、ロボット5は、2個のハンド33のそれぞれが連結される2本のアーム34と、2本のアーム34を支持する本体部35と、ロボット5の下端部を構成するとともに本体部35を支持する基台36とを備えている。ハンド33は、アーム34の先端側に回動可能に連結されている。アーム34の基端側は、本体部35に回動可能に連結されている。本体部35は、基台36に回動可能に連結されている。
アーム34は、互いに回動可能に連結されるアーム部38およびアーム部39の2個のアーム部によって構成されており、本体部35に対して伸縮する。アーム部38の基端側は、本体部35に回動可能に連結されている。アーム部39の基端側は、アーム部38の先端側に回動可能に連結されている。アーム部39の先端側には、ハンド33が回動可能に連結されている。
本体部35は、2本のアーム34のそれぞれの基端側を支持する2個の支持部材40と、2個の支持部材40が固定されるとともに昇降可能な昇降部材41と、昇降部材41を昇降可能に保持する柱状部材42と、柱状部材42の下端側を支持するとともに基台36に回動可能に連結される旋回部材43とを備えている。アーム34の基端側は、支持部材40の先端側に回動可能に連結されている。支持部材40の基端側は、昇降部材41に固定されている。柱状部材42は、旋回部材43に固定される第1柱部44と、昇降部材41を昇降可能に保持する第2柱部45との2個の柱部によって構成されている。第2柱部45は、第1柱部44に昇降可能に保持されている。なお、柱状部材42は、1個の柱部によって構成されていても良い。
ロボット5では、基台36に対して旋回部材43が上下方向を回動の軸方向として回動する。すなわち、ハンド33、アーム34および本体部35は、上下方向を回動の軸方向として基台36に対して回動する。また、第1柱部44に対して第2柱部45が昇降し、第2柱部45に対して昇降部材41がハンド33およびアーム34等と一緒に昇降する。すなわち、ハンド33およびアーム34は、基台36、旋回部材43および第1柱部44に対して昇降する。さらに、アーム34は、本体部35および基台36に対して伸縮する。具体的には、ハンド33が一定方向を向いた状態で水平方向へ直線的に動くようにアーム34が本体部35および基台36に対して伸縮する。これらの動作の組合せによって、ロボット5は、ガラス基板2を搬送する。
ロボット5は、ハンド33が一定方向を向いた状態で直線的に移動するようにアーム34を伸縮させるアーム駆動機構47を備えている。また、ロボット5は、第1柱部44に対して第2柱部45を昇降させるとともに第2柱部45に対して昇降部材41を昇降させるアーム昇降機構48と、上下方向を回動の軸方向として基台36に対して旋回部材43を回動させる回動機構49とを備えている。すなわち、ロボット5は、基台36に対してアーム34を昇降させるアーム昇降機構48と、上下方向を回動の軸方向として基台36に対してアーム34を回動させる回動機構49とを備えている。本形態のアーム駆動機構47は、基台36に対してハンド33を直線的に移動させるハンド移動機構である。
アーム駆動機構47は、モータ50と、モータ50の動力を伝達する動力伝達機構とを備えている。動力伝達機構は、たとえば、プーリ、ベルトおよび減速機等を備えている。また、アーム駆動機構47は、アーム34の伸縮量を検知するための検知機構51を備えている。アーム駆動機構47は、制御部26に電気的に接続されている。具体的には、モータ50および検知機構51が制御部26に電気的に接続されている。制御部26は、検知機構51の検知結果に基づいてモータ50を制御する。
アーム昇降機構48は、モータ52と、モータ52の動力を伝達する動力伝達機構とを備えている。動力伝達機構は、たとえば、プーリ、ベルト、減速機およびボールねじ等を備えている。また、アーム昇降機構48は、アーム34の高さを検知するための検知機構53を備えている。アーム昇降機構48は、制御部26に電気的に接続されている。具体的には、モータ52および検知機構53が制御部26に電気的に接続されている。制御部26は、検知機構53の検知結果に基づいてモータ52を制御する。
回動機構49は、モータ54と、モータ54の動力を伝達する動力伝達機構とを備えている。動力伝達機構は、たとえば、プーリ、ベルトおよび減速機等を備えている。また、回動機構49は、基台36に対するアーム34の回転位置を検知するための検知機構55を備えている。回動機構49は、制御部26に電気的に接続されている。具体的には、モータ54および検知機構55が制御部26に電気的に接続されている。制御部26は、検知機構55の検知結果に基づいてモータ54を制御する。
基板搬出装置4から搬出されるガラス基板2が搬送コンベヤ17に載置されるときには、ガラス基板2を搬出する基板搬出装置4の搬送コンベヤ10と搬送コンベヤ17とが左右方向において同じ位置に配置された状態で、搬送コンベヤ10によって搬送されてワイヤーカセット3から搬出されたガラス基板2が搬送コンベヤ17に載置される。
搬送コンベヤ17にガラス基板2が載置されると、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きが検知機構22によって検知される。ガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きが検知機構22によって検知されると、制御部26は、ロボット5と搬送コンベヤ17とが左右方向において一致する位置まで、スライド機構19によって搬送コンベヤ17を移動させる。
なお、搬送コンベヤ17にガラス基板2が載置された後、ロボット5と搬送コンベヤ17とが左右方向において一致する位置まで搬送コンベヤ17を移動させてから、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きを検知機構22によって検知しても良い。また、搬送コンベヤ17にガラス基板2が載置された後、ロボット5と搬送コンベヤ17とが左右方向において一致する位置まで搬送コンベヤ17を移動させながら、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きを検知機構22によって検知しても良い。
その後、基板持上げ機構21が複数の搬送ローラ20からガラス基板2を浮かせてから、ロボット5が、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載して処理装置まで搬送する。搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載するときには、制御部26は、検知機構22の検知結果に基づいて、ガラス基板2をハンド33に搭載する際の搬送コンベヤ17の左右方向の位置をスライド機構19によって補正し、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向の位置をアーム駆動機構47によって補正するとともに、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向に対する傾きを回動機構49によって補正する。
たとえば、図7に示すように、ガラス基板2が前後方向に対して傾いた状態で搬送コンベヤ17に載置されている場合には、制御部26は、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向に対する傾きを回動機構49によって補正した後、ガラス基板2をハンド33に搭載する際の搬送コンベヤ17の左右方向の位置をスライド機構19によって補正するとともに、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向の位置をアーム駆動機構47によって補正する。
なお、制御部26には、ガラス基板2を搬送コンベヤ17の所定の基準位置に正しい向きで載置したときの検知機構22の検知結果が予め記憶されている。制御部26は、処理装置にガラス基板2を実際に供給するときの検知機構22の検知結果と、制御部26に予め記憶された検知機構22の検知結果とに基づいて、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載するときに、搬送コンベヤ17の左右方向の位置と、ハンド33の前後方向の位置と、ハンド33の前後方向に対する傾きとを補正する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、基板搬出装置4と基板搬送装置6とロボット5とが前後方向においてこの順番で配置されている。また、本形態では、ロボット5は、ガラス基板2が搭載されるハンド33と、ハンド33が連結されるアーム34と、ハンド33を水平方向へ直線的に移動させるアーム駆動機構47と、アーム34を昇降させるアーム昇降機構48と、上下方向を回動の軸方向としてアーム34を回動させる回動機構49とを備えている。そのため、本形態では、ワイヤーカセット3から搬出されて基板搬送装置6によって搬送されたガラス基板2をロボット5によって様々な位置に供給することが可能になる。すなわち、本形態では、ワイヤーカセット3から搬出されるガラス基板2を様々な位置に供給することが可能になる。
本形態では、搬送コンベヤ17は、ガラス基板2を持ち上げて搬送ローラ20から浮かせる基板持上げ機構21を備えており、ロボット5は、基板持上げ機構21が搬送ローラ20からガラス基板2を浮かせた後に、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載している。そのため、本形態では、搬送コンベヤ17からロボット5にガラス基板2を引き渡すときのハンド33と搬送ローラ20との干渉を比較的容易に防止することが可能になる。
本形態では、基板搬送装置6は、ワイヤーカセット3から搬出されて搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きを検知するための検知機構22を備えている。そのため、本形態では、たとえば、検知機構22と同様の機能を果たす検知機構がロボット5のハンド33に取り付けられていて、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きを、ロボット5を動作させながら検知する場合と比較して、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2の前後方向の位置、左右方向の位置および前後方向に対する傾きを短時間で検知することが可能になる。
本形態では、制御部26は、検知機構22の検知結果に基づいて、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載する際の搬送コンベヤ17の左右方向の位置をスライド機構19によって補正し、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向の位置をアーム駆動機構47によって補正するとともに、ガラス基板2をハンド33に搭載する際のハンド33の前後方向に対する傾きを回動機構49によって補正している。
そのため、本形態では、搬送コンベヤ17からハンド33に搭載されるガラス基板2の搭載位置を補正するために、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2に接触してガラス基板2の位置を補正する接触式のアライメント機構を基板搬送装置6が備えていなくても、搬送コンベヤ17からハンド33に搭載されるガラス基板2の搭載位置を非接触で補正することが可能になる。したがって、本形態では、基板搬送装置6の構成を簡素化することが可能になるとともに、搬送コンベヤ17からハンド33に搭載されるガラス基板2の搭載位置を補正する際の、ガラス基板2の損傷を防止することが可能になる。
また、本形態では、接触式のアライメント機構によってガラス基板2の位置を補正する場合と比較して、ハンド33に搭載されるガラス基板2の搭載位置を短時間で補正することが可能になる。さらに、本形態では、アーム34を左右方向へ直線的に移動させるスライド機構をロボット5が備えていなくても、スライド機構19によって、搬送コンベヤ17に載置されたガラス基板2をハンド33に搭載する際の、ハンド33に対するガラス基板2の左右方向の相対的な位置を補正することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、基板搬送システム1は、処理装置からガラス基板2を回収するためのシステムであっても良い。この場合には、基板搬出装置4は、ワイヤーカセット3へガラス基板2を搬入するための基板搬入装置となる。また、この場合には、処理装置からロボット5によって回収されたガラス基板2は、基板搬送装置6によって基板搬入装置まで搬送された後、基板搬入装置のワイヤーカセット3に搬入される。この場合の基板搬入装置は、第1基板搬送装置である。
この場合には、ロボット5によって様々な位置から回収されて基板搬送装置6に搬送されたガラス基板2を、基板搬入装置の載置部8に載置されたワイヤーカセット3に搬入することが可能になる。すなわち、ワイヤーカセット3に搬入されるガラス基板2を様々な位置から回収することが可能になる。
上述した形態において、左右方向に配列される基板搬出装置4の数は、2個または3個あるいは5個以上であっても良い。また、基板搬送システム1が備える基板搬出装置4の数は1個であっても良い。また、上述の特許文献1に記載されているように、基板搬出装置4の後ろ側に基板搬出装置4がもう1台設置されていても良い。また、上述した形態において、搬送コンベヤ17は、ベルトコンベヤ等のローラコンベヤ以外のコンベヤであっても良い。
上述した形態において、ロボット5は、ハンド33を水平方向にスライド可能に保持するアームを備えていても良い。この場合には、ロボット5は、アームに対してハンド33を水平方向に直線的に移動させるハンド移動機構を備えている。また、上述した形態において、ロボット5は、基台36を左右方向に移動させるスライド機構を備えていても良い。さらに、上述した形態において、基板搬送装置6は、搬送コンベヤ17を昇降させる昇降機構を備えていても良い。また、上述した形態において、ガラス基板2は、液晶表示装置以外の用途で使用されるガラス基板であっても良い。
1 基板搬送システム
2 ガラス基板
3 ワイヤーカセット
4 基板搬出装置(第1基板搬送装置)
5 ロボット(基板搬送ロボット)
6 基板搬送装置(第2基板搬送装置)
8 載置部
9 昇降機構(載置部昇降機構)
10 搬送コンベヤ(第1の搬送コンベヤ)
13 搬送ローラ(第1の搬送ローラ)
17 搬送コンベヤ(第2の搬送コンベヤ)
19 スライド機構
20 搬送ローラ(第2の搬送ローラ)
21 基板持上げ機構
22 検知機構
26 制御部
33 ハンド
34 アーム
36 基台
38、39 アーム部
47 アーム駆動機構(ハンド移動機構)
48 アーム昇降機構
49 回動機構
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (7)

  1. 複数枚のガラス基板が収容可能なワイヤーカセットからの前記ガラス基板の搬出または前記ワイヤーカセットへの前記ガラス基板の搬入を行うための第1基板搬送装置と、前記ガラス基板が搭載されるハンドを有する基板搬送ロボットと、前記第1基板搬送装置と前記基板搬送ロボットとの間で前記ガラス基板を搬送する第2基板搬送装置とを備え、
    前記第1基板搬送装置は、前記ワイヤーカセットが載置される載置部と、前記載置部を昇降させる載置部昇降機構と、前記ガラス基板の下面に接触して前記ガラス基板を水平方向へ直線的に搬送する複数の第1の搬送ローラを有する第1の搬送コンベヤとを備え、
    前記基板搬送ロボットは、前記ハンドが連結されるアームと、前記基板搬送ロボットの下端部を構成する基台と、前記基台に対して前記ハンドを水平方向へ直線的に移動させるハンド移動機構と、前記基台に対して前記アームを昇降させるアーム昇降機構と、上下方向を回動の軸方向として前記基台に対して前記アームを回動させる回動機構とを備え、
    前記第1の搬送コンベヤによる前記ガラス基板の搬送方向を第1方向とし、上下方向と第1方向とに直交する方向を第2方向とすると、
    前記第2基板搬送装置は、前記ガラス基板を第1方向に搬送する第2の搬送コンベヤと、前記第2の搬送コンベヤを第2方向へ直線的に移動させるスライド機構とを備え、
    前記第1基板搬送装置と前記第2基板搬送装置と前記基板搬送ロボットとが第1方向においてこの順番で配置されていることを特徴とする基板搬送システム。
  2. 第2方向に配列される複数の前記第1基板搬送装置を備えることを特徴とする請求項1記載の基板搬送システム。
  3. 前記第2の搬送コンベヤは、前記ガラス基板の下面に接触して前記ガラス基板を第1方向に搬送する複数の第2の搬送ローラを有するローラコンベヤであり、
    前記第2基板搬送装置は、複数の前記第2の搬送ローラに接触する前記ガラス基板を持ち上げて複数の前記第2の搬送ローラから浮かせる基板持上げ機構を備えることを特徴とする請求項1または2記載の基板搬送システム。
  4. 前記アームは、互いに回動可能に連結される複数のアーム部によって構成され、
    前記ハンド移動機構は、前記ハンドが一定方向を向いた状態で直線的に移動するように前記アームを伸縮させるアーム駆動機構であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の基板搬送システム。
  5. 前記第2基板搬送装置は、前記ワイヤーカセットから搬出されて前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板の第1方向の位置、第2方向の位置および第1方向に対する傾きを検知するための検知機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の基板搬送システム。
  6. 前記基板搬送システムを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記検知機構の検知結果に基づいて、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記第2の搬送コンベヤの第2方向の位置を前記スライド機構によって補正し、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記ハンドの第1方向の位置を前記ハンド移動機構によって補正するとともに、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記ハンドの第1方向に対する傾きを前記回動機構によって補正することを特徴とする請求項5記載の基板搬送システム。
  7. 請求項5記載の基板搬送システムの制御方法であって、
    前記検知機構の検知結果に基づいて、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記第2の搬送コンベヤの第2方向の位置を前記スライド機構で補正し、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記ハンドの第1方向の位置を前記ハンド移動機構で補正するとともに、前記第2の搬送コンベヤに載置された前記ガラス基板を前記ハンドに搭載する際の前記ハンドの第1方向に対する傾きを前記回動機構によって補正することを特徴とする基板搬送システムの制御方法。
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