JP2003113863A - クラッチ装置におけるレリーズ構造 - Google Patents

クラッチ装置におけるレリーズ構造

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JP2003113863A
JP2003113863A JP2001310282A JP2001310282A JP2003113863A JP 2003113863 A JP2003113863 A JP 2003113863A JP 2001310282 A JP2001310282 A JP 2001310282A JP 2001310282 A JP2001310282 A JP 2001310282A JP 2003113863 A JP2003113863 A JP 2003113863A
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axis
clutch
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fork arm
sliding surface
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Tamotsu Tsukamoto
保 塚本
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチ装置の寿命を向上させるようにし、
これが簡単な構成で達成されるようにする。 【解決手段】 クラッチ装置1が、軸心10の軸方向で
クラッチ13に向って往、復移動A,B自在とされるレ
リーズベアリング21と、軸心10に直交する方向に延
びる被摺動面26を有してレリーズベアリング21と共
に移動する被押動体27と、軸心10に直交する仮想線
30に対し平行な枢支軸心31回りに回動自在となるよ
う静止側部材9に枢支されるレリーズフォークアーム3
3とを備える。枢支軸心31に沿った視線でみて、この
枢支軸心31を中心とし、この枢支軸心31から軸心1
0に至る垂線41の長さLを半径Rとする仮想円42を
設定する。被摺動面26に対するレリーズフォークアー
ム33の回動端部39の摺動面43を、仮想円42を基
準円とするインボリュート曲線となるよう成形する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、レリーズフォーク
アームの回動操作によりレリーズベアリングを介しクラ
ッチの切断動作をさせるようにしたクラッチ装置におけ
るレリーズ構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】上記クラッチ装置におけるレリーズ構造
には、従来、実開平5−79062号公報で示されるも
のがある。 【0003】上記公報のものによれば、クラッチ装置
は、静止側部材である車体側に対しこの車体の前後方向
に延びる軸心回りに回転自在となるよう支承されるクラ
ッチと、このクラッチの軸心上に配置されその軸方向で
上記クラッチに向って往、復移動自在とされるレリーズ
ベアリングと、このレリーズベアリングに支持されて上
記軸心に直交する方向に延びる被摺動面を有する被押動
体と、上記軸心に直交する仮想線に対し平行な枢支軸心
回りに回動自在となるよう車体側に枢支されるレリーズ
フォークアームとを備え、上記レリーズベアリングが上
記クラッチに係合させられる一方、上記レリーズフォー
クアームの回動端部が上記被摺動面に摺動自在となるよ
う接合させられている。 【0004】上記構成において、レリーズフォークアー
ムに外力を付与しなければ、このレリーズフォークアー
ムは上記被押動体の被摺動面を押動していない自由状態
であり、この自由状態では、この被押動体と共に上記レ
リーズベアリングは復移動して上記クラッチの所定部位
を押動しないこととされ、これにより、上記クラッチは
接続動作した状態とされ、このクラッチを介し車載のエ
ンジンから駆動車輪側に向って駆動力が伝達可能とされ
る。 【0005】上記クラッチを切断動作させようとすると
きには、上記レリーズフォークアームを回動操作して、
このレリーズフォークアームの回動端部により、上記被
押動体の被摺動面に対し上記クラッチに向う押動力を与
える。この際、上記レリーズフォークアームの回動端部
が上記被摺動面を摺動しながら上記被押動体に対し上記
した押動力を与え、この押動力により上記被押動体がレ
リーズベアリングと共に上記クラッチに向って往移動さ
せられる。すると、上記レリーズベアリングが上記クラ
ッチの所定部位を押動し、これにより、このクラッチが
切断動作させられ、上記駆動力の伝達が切断される。 【0006】上記レリーズフォークアームへの外力の付
与を解除すると、このレリーズフォークアームはリター
ンばねにより元の姿勢にまで回動させられ、これに伴
い、上記レリーズベアリングは自動的に復移動させられ
て、上記クラッチは再び接続動作した状態に戻される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに、クラッチを切断動作させようとして、上記レリー
ズフォークアームを回動操作したとき、上記被摺動面に
おける上記レリーズフォークアームの回動端部の摺接位
置が、上記レリーズフォークアームの回動に伴い変化し
て上記軸心からその径方向に偏位したとすると、上記レ
リーズフォークアームの回動端部による上記被押動体の
被摺動面への押動力の一部が上記径方向に向う分力とし
て上記被押動体に与えられ、このため、この被押動体と
共にレリーズベアリングが傾いて、このレリーズベアリ
ングが上記クラッチの所定部位に対し片当りしがちとな
る。 【0008】そして、上記した片当りが生じると、上記
レリーズベアリングに与えられる負荷が不均一となって
損傷し易くなるなど、クラッチ装置に寿命上の問題点が
生じるおそれがあり、また、レリーズフォークアームの
回動操作時に、レリーズベアリングから異音が生じるお
それもある。 【0009】そこで、上記軸心上における上記被押動体
の部分に、球体をその中心回りに回転自在となるよう支
承させ、この球体に上記レリーズフォークアームの回動
端部を常時押接させることにより、上記摺接位置を常に
上記軸心上に位置させるようにし、もて、上記レリーズ
フォークアームの回動端部による押動力の一部が径方向
に向う分力としてレリーズベアリングに与えられないよ
うにすることが考えられる。 【0010】しかし、このようにすると、クラッチ装置
の部品点数が多くなって、その構成が複雑になる。 【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、クラッチ装置の寿命を向上させるように
すると共に、このクラッチ装置におけるクラッチを切断
動作させようとしてレリーズフォークアームを回動操作
するとき、このクラッチ装置に異音が生じないように
し、かつ、これらが簡単な構成で達成されるようにする
ことを課題とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のクラッチ装置におけるレリーズ構造は、静止
側部材9に対しある軸心10回りに回転自在となるよう
支承されるクラッチ13と、上記軸心10上に配置され
その軸方向で上記クラッチ13に向って往、復移動A,
B自在とされるレリーズベアリング21と、上記軸心1
0に直交する方向に延びる被摺動面26を有して上記レ
リーズベアリング21と共に移動する被押動体27と、
上記軸心10に直交する仮想線30に対し平行な枢支軸
心31回りに回動自在となるよう上記静止側部材9に枢
支されるレリーズフォークアーム33とを備え、上記レ
リーズベアリング21を上記クラッチ13に係合可能に
させる一方、上記レリーズフォークアーム33の回動端
部39を上記被摺動面26に対し摺動自在となるよう接
合可能にさせたクラッチ装置におけるレリーズ構造にお
いて、 【0013】上記枢支軸心31に沿った視線でみて(図
1,2)、この枢支軸心31を中心とし、この枢支軸心
31から上記軸心10に至る垂線41の長さLを半径R
とする仮想円42を設定し、上記被摺動面26に対する
上記レリーズフォークアーム33の回動端部39の摺動
面43を、上記仮想円42を基準円とするインボリュー
ト曲線となるよう成形したものである。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。 【0015】図において、符号1は自動車など乗り物に
搭載されるクラッチ装置であり、このクラッチ装置1
は、エンジン2のクランク軸3に取り付けられたフライ
ホイール4から動力伝達装置5の入力軸6への駆動力の
伝達を断接自在とする。 【0016】上記動力伝達装置5は、車体やこの車体に
支持されたミッションケースを有する静止側部材9と、
車両の前後方向に延びる上記クランク軸3およびフライ
ホイール4の軸心10回りに回転自在となるよう上記静
止側部材9に支承される上記した入力軸6とを備え、上
記動力伝達装置5の不図示の出力軸に駆動車輪側が連動
連結されている。 【0017】上記クラッチ装置1は、上記軸心10回り
に回転自在となるよう上記静止側部材9に支承される乾
式のクラッチ13を備えている。このクラッチ13は、
上記フライホイール4に隣接するよう配置され上記軸心
10回りで上記入力軸6と共に回転するクラッチディス
ク14と、上記軸心10上に配置されその軸方向で、上
記クラッチディスク14を基準として上記フライホイー
ル4とは反対側に設けられる円環形状のプレッシャプレ
ート15と、上記軸心10上に配置されその径方向の中
途部が枢支具16により上記フライホイール4に枢支さ
れる皿ばね17と、この皿ばね17の径方向の外縁部を
上記プレッシャプレート15に連結させる連結具18と
を備えている。 【0018】また、上記クラッチ装置1は、上記軸心1
0上に配置されその軸方向で上記クラッチ13に向って
往、復移動A,B自在となるよう上記静止側部材9に摺
動自在に支承されるレリーズベアリング21と、上記軸
心10に直交する方向に平坦に延びる被摺動面26を有
する被押動体27と、上記軸心10に直交する仮想線3
0に対し平行な枢支軸心31回りに回動自在となるよう
上記静止側部材9に枢支軸32により枢支されるレリー
ズフォークアーム33とを備えている。 【0019】上記レリーズベアリング21はラジアルボ
ールベアリングで、上記軸心10の径方向でボール35
を挟み、上記軸心10回りに相対回転するアウタ、イン
ナレースである一対の部材36,37を備えている。こ
れら両部材36,37のうち、一方の部材36と上記被
押動体27とが互いに固着され、これら一方の部材36
と被押動体27の組み合せ体と、他方の部材37とが上
記軸心10回りで相対回転可能とされている。 【0020】上記レリーズベアリング21の他方の部材
37が、上記軸心10の軸方向で、上記クラッチ13の
皿ばね17の径方向の内縁部に係合(当接)可能にさせ
られる一方、上記レリーズフォークアーム33の回動端
部39が上記被押動体27の被摺動面26に対し摺動自
在となるよう接合可能とされている。 【0021】各図中実線図示は、上記レリーズフォーク
アーム33に外力を付与しておらず、このため、このレ
リーズフォークアーム33が上記被押動体27の被摺動
面26を押動していない自由状態を示している。この自
由状態では、上記被押動体27と共に上記レリーズベア
リング21は復移動Bして上記クラッチ13の所定部位
である皿ばね17の径方向の内縁部を押動しないことと
され、これにより、上記クラッチ13は接続動作した状
態とされて、上記フライホイール4、クラッチディスク
14、およびプレッシャプレート15が互いに接続され
ており、このため、上記クラッチ13を介し上記エンジ
ン2から動力伝達装置5に向って駆動力が伝達可能とさ
れ、つまり、駆動車輪に向って駆動力が伝達可能とされ
る。 【0022】上記クラッチ13を切断動作させようとす
るときには、上記レリーズフォークアーム33を回動操
作Cして、このレリーズフォークアーム33の回動端部
39により、上記被押動体27の被摺動面26に対し上
記クラッチ13に向う押動力Dを与える。この際、上記
レリーズフォークアーム33の回動端部39が上記被摺
動面26を摺動しながら被押動体27に対し上記した押
動力Dを与え、この押動力Dにより上記被押動体27が
レリーズベアリング21と共に上記クラッチ13に向っ
て往移動Aさせられる(図1中一点鎖線)。 【0023】すると、上記レリーズベアリング21の他
方の部材37が、上記クラッチ13の所定部位である上
記皿ばね17の径方向の内縁部に係合することにより、
この内縁部を押動して、この皿ばね17を全体的に弾性
変形させ(図2中一点鎖線)、この皿ばね17の変形に
連動することにより、上記プレッシャプレート15が上
記クラッチディスク14から離反させられて、このクラ
ッチ13が切断動作させられ、上記駆動力の伝達が切断
される。 【0024】上記の場合、フライホイール4と共に回転
する皿ばね17の回転が上記被押動体27に伝達される
ことは、上記皿ばね17と係合しているレリーズベアリ
ング21の他方の部材37が、一方の部材36に対し相
対回転することにより防止される。 【0025】上記レリーズフォークアーム33への外力
の付与を解除すると、このレリーズフォークアーム33
は不図示のリターンばねにより元の姿勢(各図中実線)
にまで回動させられ(Cの逆方向)、これに伴い、上記
皿ばね17の復元力により上記レリーズベアリング21
は自動的に復移動Bさせられて、上記クラッチ13は再
び接続動作した状態に戻される。 【0026】上記構成において、枢支軸心31に沿った
視線でみて(図1,2)、この枢支軸心31を中心と
し、この枢支軸心31から上記軸心10に至る垂線41
の長さLを半径Rとする仮想円42が設定され、上記被
摺動面26に対する上記レリーズフォークアーム33の
回動端部39の摺動面43が、上記仮想円42を基準円
とするインボリュート曲線となるよう成形されている。 【0027】即ち、上記視線でみて(図1,2)、上記
軸心10は上記仮想円42の接線に相当することから、
インボリュート曲線をなす上記摺動面43において、上
記軸心10と交差する部分は上記レリーズフォークアー
ム33の回動角にかかわらず、常に上記軸心10に対し
直交するのであり、このため、上記軸心10に沿った軸
方向で、上記被押動体27の被摺動面26側に向う上記
摺動面43の円弧形状の突出端は、常に上記軸心10と
の交差部に位置する上記被押動体27の被摺動面26に
接合する。 【0028】よって、上記したように、クラッチ13を
切断動作させようとして、上記レリーズフォークアーム
33を回動操作Cするとき、上記被押動体27の被摺動
面26への上記摺動面43の摺接位置は常に上記軸心1
0上に位置し、つまり、上記摺接位置が上記軸心10の
径方向に偏位するということは防止されることから、上
記レリーズフォークアーム33の回動端部39による上
記被押動体27の被摺動面26への押動力Dの一部が上
記径方向に向う分力として上記被押動体27に与えられ
る、ということは防止される。 【0029】上記の結果、被押動体27と共にレリーズ
ベアリング21が上記分力により傾いて、上記クラッチ
13の所定部位に片当りする、ということは防止され
る。このため、上記クラッチ13の損傷が防止されるこ
とにより、上記クラッチ装置1の寿命の向上が達成され
る。また、このクラッチ装置1におけるクラッチ13を
切断動作させようとして、上記レリーズフォークアーム
33を回動操作Cするとき、上記レリーズベアリング2
1での異音の発生が防止され、つまり、このクラッチ装
置1における異音の発生が防止される。 【0030】そして、上記諸効果は、上記レリーズフォ
ークアーム33の回動端部39の摺動面43をインボリ
ュート曲線にするということで達成されるのであり、こ
のため、クラッチ装置1の部品点数の増加が回避され、
よって、上記諸効果は簡単な構成で達成される。 【0031】なお、上記枢支軸32は、前記従来の技術
における公報に示されているような球体であってもよ
く、この場合、この球体の中心を通り上記仮想線30に
平行な線が上記枢支軸心31に相当する。 【0032】 【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。 【0033】請求項1の発明は、静止側部材に対しある
軸心回りに回転自在となるよう支承されるクラッチと、
上記軸心上に配置されその軸方向で上記クラッチに向っ
て往、復移動自在とされるレリーズベアリングと、上記
軸心に直交する方向に延びる被摺動面を有して上記レリ
ーズベアリングと共に移動する被押動体と、上記軸心に
直交する仮想線に対し平行な枢支軸心回りに回動自在と
なるよう上記静止側部材に枢支されるレリーズフォーク
アームとを備え、上記レリーズベアリングを上記クラッ
チに係合可能にさせる一方、上記レリーズフォークアー
ムの回動端部を上記被摺動面に対し摺動自在となるよう
接合可能にさせたクラッチ装置におけるレリーズ構造に
おいて、 【0034】上記枢支軸心に沿った視線でみて、この枢
支軸心を中心とし、この枢支軸心から上記軸心に至る垂
線の長さを半径とする仮想円を設定し、上記被摺動面に
対する上記レリーズフォークアームの回動端部の摺動面
を、上記仮想円を基準円とするインボリュート曲線とな
るよう成形してある。 【0035】即ち、上記視線でみて、上記軸心は上記仮
想円の接線に相当することから、インボリュート曲線を
なす上記摺動面において、上記軸心と交差する部分は上
記レリーズフォークアームの回動角にかかわらず、常に
上記軸心に対し直交するのであり、このため、上記軸心
に沿った軸方向で、上記被押動体の被摺動面側に向う上
記摺動面の円弧形状の突出端は、常に上記軸心との交差
部に位置する上記被押動体の被摺動面に接合する。 【0036】よって、上記したように、クラッチを切断
動作させようとして、上記レリーズフォークアームを回
動操作するとき、上記被押動体の被摺動面への上記摺動
面の摺接位置は常に上記軸心上に位置し、つまり、上記
摺接位置が上記軸心の径方向に偏位するということは防
止されることから、上記レリーズフォークアームの回動
端部による上記被押動体の被摺動面への押動力の一部が
上記径方向に向う分力として上記被押動体に与えられ
る、ということは防止される。 【0037】上記の結果、被押動体と共にレリーズベア
リングが上記分力により傾いて、上記クラッチの所定部
位に片当りする、ということは防止される。このため、
上記クラッチの損傷が防止されることにより、上記クラ
ッチ装置の寿命の向上が達成される。また、このクラッ
チ装置におけるクラッチを切断動作させようとして、上
記レリーズフォークアームを回動操作するとき、上記レ
リーズベアリングでの異音の発生が防止され、つまり、
このクラッチ装置における異音の発生が防止される。 【0038】そして、上記諸効果は、上記レリーズフォ
ークアームの回動端部の摺動面をインボリュート曲線に
するということで達成されるのであり、このため、クラ
ッチ装置の部品点数の増加が回避され、よって、上記諸
効果は簡単な構成で達成される。
【図面の簡単な説明】 【図1】図2の部分拡大作用説明図である。 【図2】クラッチ装置の側面断面図である。 【図3】図1の3‐3線矢視断面図である。 【符号の説明】 1 クラッチ装置 2 エンジン 6 入力軸 9 静止側部材 10 軸心 13 クラッチ 21 レリーズベアリング 26 被摺動面 27 被押動体 30 仮想線 31 枢支軸心 33 レリーズフォークアーム 39 回動端部 41 垂線 42 仮想円 43 摺動面 A 往移動 B 復移動 C 回動操作 D 押動力 L 長さ R 半径

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 静止側部材に対しある軸心回りに回転自
    在となるよう支承されるクラッチと、上記軸心上に配置
    されその軸方向で上記クラッチに向って往、復移動自在
    とされるレリーズベアリングと、上記軸心に直交する方
    向に延びる被摺動面を有して上記レリーズベアリングと
    共に移動する被押動体と、上記軸心に直交する仮想線に
    対し平行な枢支軸心回りに回動自在となるよう上記静止
    側部材に枢支されるレリーズフォークアームとを備え、
    上記レリーズベアリングを上記クラッチに係合可能にさ
    せる一方、上記レリーズフォークアームの回動端部を上
    記被摺動面に対し摺動自在となるよう接合可能にさせた
    クラッチ装置におけるレリーズ構造において、 上記枢支軸心に沿った視線でみて、この枢支軸心を中心
    とし、この枢支軸心から上記軸心に至る垂線の長さを半
    径とする仮想円を設定し、上記被摺動面に対する上記レ
    リーズフォークアームの回動端部の摺動面を、上記仮想
    円を基準円とするインボリュート曲線となるよう成形し
    たクラッチ装置におけるレリーズ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118480A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 アイシン精機株式会社 クラッチレリーズ機構

Cited By (2)

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WO2011118480A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 アイシン精機株式会社 クラッチレリーズ機構
JP2011202732A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Aisin Seiki Co Ltd クラッチレリーズ機構

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