JP2021060075A - クラッチレリーズ装置 - Google Patents

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翔平 荻野
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Abstract

【課題】構造が複雑になることなく、レリーズ部材とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制できるクラッチレリーズ装置を提供する。【解決手段】クラッチレリーズ装置2は、変速機100の入力軸105の軸Sの方向に移動可能なレリーズベアリング15と、揺動自在に支持され、レリーズベアリング15の平面部27に当接する当接部24を有するレリーズフォーク21とを備える。レリーズフォーク21が所定の方向に揺動すると、当接部24がレリーズベアリング15を押して、レリーズベアリング15を移動させてダイヤフラムスプリング7を押圧することによりクラッチ1を解放する。レリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング7の押圧を開始する初期状態では、入力軸105の軸Sの方向の位置で、平面部27に対する当接部24の当接位置24aが、レリーズフォーク21の揺動中心22aよりも、クラッチ1から遠い位置にある。【選択図】図1

Description

本発明は、クラッチの断接操作を行うクラッチレリーズ装置に関する。
クラッチの断接操作を行うクラッチレリーズ装置として、レリーズフォークと、レリーズフォークの先端と当接し、レリーズフォークの回動に伴って軸方向に移動させられるレリーズベアリングとを含んで構成されるものが知られている。
特許文献1には、レリーズベアリングが、第1ハブと、レリーズフォークの先端と当接する第2ハブと、第1ハブの円筒部の外周側に配置されている玉軸受とを含んで構成されることが開示されている。第2ハブが、第2ハブの軸線に垂直な方向に滑り可能となっており、レリーズフォークの先端と第2ハブとの間で発生する摩耗を抑制することができる。
特開2017−36779号公報
しかしながら、特許文献1では、レリーズベアリングが第1ハブと第2ハブとを含むため、クラッチレリーズ装置が複雑な構造になってしまう。
また、特許文献1では、レリーズフォークの先端と第2ハブとの間で発生する摩耗を抑制することはできるが、第2ハブに新たな滑りが生じるため、その点では摩耗現象を解決できていない。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、構造が複雑になることなく、レリーズ部材とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制できるクラッチレリーズ装置を提供することを目的とする。
本発明のクラッチレリーズ装置は、動力源から変速機への動力伝達を断接するクラッチの断接操作を行うクラッチレリーズ装置であって、前記変速機の入力軸の軸方向に移動可能なレリーズベアリングと、揺動自在に支持され、前記レリーズベアリングに当接する当接部を有するレリーズ部材とを備え、前記レリーズ部材が所定の方向に揺動すると、前記当接部が前記レリーズベアリングを押して、前記レリーズベアリングを移動させてクラッチスプリングを押圧することにより前記クラッチを解放する構成とし、前記レリーズベアリングが前記クラッチスプリングの押圧を開始する初期状態では、前記入力軸の軸方向の位置で、前記レリーズベアリングに対する前記当接部の当接位置が、前記レリーズ部材の揺動中心よりも、前記クラッチから遠い位置にあることを特徴とする。
本発明によれば、構造が複雑になることなく、レリーズ部材とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制できるクラッチレリーズ装置を提供することができる。
変速機の乾式単板クラッチを含む部分の断面図である。 クラッチレリーズ装置を示す斜視図である。 クラッチレリーズ装置の構成を説明するための図である。 クラッチレリーズ装置の構成を説明するための図である。 レリーズフォークの動きを説明するための図である。 平面部に対する当接部の軌跡を説明するための特性図である。 レリーズフォークとレリーズベアリングの平面部との関係を2次元で模式的に示す図である。 図7の要部拡大図である。
本発明の一実施形態に係るクラッチレリーズ装置は、動力源から変速機への動力伝達を断接するクラッチの断接操作を行うクラッチレリーズ装置であって、前記変速機の入力軸の軸方向に移動可能なレリーズベアリングと、揺動自在に支持され、前記レリーズベアリングに当接する当接部を有するレリーズ部材とを備え、前記レリーズ部材が所定の方向に揺動すると、前記当接部が前記レリーズベアリングを押して、前記レリーズベアリングを移動させてクラッチスプリングを押圧することにより前記クラッチを解放する構成とし、前記レリーズベアリングが前記クラッチスプリングの押圧を開始する初期状態では、前記入力軸の軸方向の位置で、前記レリーズベアリングに対する前記当接部の当接位置が、前記レリーズ部材の揺動中心よりも、前記クラッチから遠い位置にある。
このようにしたクラッチレリーズ装置では、レリーズ部材とレリーズベアリングの当接部の滑りを減らすことが可能となり、レリーズ部材とレリーズベアリングとの間の摩耗を抑制することができる。また、レリーズベアリングに特別な構成を付加するような必要はなく、レリーズ部材とレリーズベアリングとのレイアウトを適宜変更することで対応することができ、クラッチレリーズ装置の構造が複雑になるのを避けることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1は、変速機100の乾式単板クラッチ(以下、単にクラッチと呼ぶ)1を含む部分の断面図である。
車両のエンジンルームに、内燃機関であるエンジン200、及びエンジン200に結合する変速機100が搭載される。動力源となるエンジン200の出力は、変速機100から不図示のドライブシャフトを介して不図示の駆動輪に伝達される。
変速機100は、変速機ケース101を備える。変速機ケース101の内部空間は、隔壁102によって空間103、104に隔てられる。エンジン200側の空間(以下、クラッチ室とも呼ぶ)103にクラッチ1が収容され、エンジン200と反対側の空間104に不図示の変速機構及び差動装置が主に収容される。
クラッチ1は、エンジン200から変速機100への動力伝達を断接するものであり、以下に詳述するように、通常、接続状態に維持されるが、後述するクラッチレリーズ装置2により解放される。
次に、図2乃至図7も参照して、クラッチ1、及びクラッチ1の断接操作を行うクラッチレリーズ装置2の構成を説明する。図2は、クラッチレリーズ装置2を示す斜視図である。また、図3及び図4は、クラッチレリーズ装置2の構成を説明するための図であり、図3は、クラッチレリーズ装置2をエンジン200側から入力軸105の軸Sに沿った方向に見た図であり、図4は、レリーズ軸22の軸22aに沿った方向から見たクラッチレリーズ装置2の断面図である。また、図5は、レリーズフォーク21の動きを説明するための図であり、レリーズ軸22の軸22aに沿った方向から見た図である。なお、以下のクラッチ1及びクラッチレリーズ装置2の説明において、エンジン200に向かう方向をエンジン200側、その反対方向(不図示の変速機構及び差動装置に向かう方向)を変速機100側という。
図1に示すように、エンジン200は、水平方向に延伸するクランク軸201を備え、クランク軸201の端部にフライホイール3が取り付けられる。
また、変速機ケース101の内部には、変速機100の入力軸105がクランク軸201と同軸上に配置される。入力軸105は、隔壁102を貫通して、隔壁102で隔てられた両空間103、104で水平方向に延伸する。入力軸105は、フライホイール3に保持されるベアリング4、及び隔壁102に保持されるベアリング5によって支持される。
フライホイール3の変速機100側には、クラッチカバーが取り付けられる。クラッチカバーは、環状のクラッチカバー本体部6、円盤状のダイヤフラムスプリング7、及び環状のプレッシャプレート8を備え、環状のクラッチカバー本体部6がフライホイール3の周縁部に固定され、フライホイール3と一体的に回転する。ダイヤフラムスプリング7は、本発明のクラッチスプリングに相当するものである。
ダイヤフラムスプリング7は、入力軸105と同軸上に配置され、入力軸105を挿通させるように中央(内径側)が開口している。そして、ダイヤフラムスプリング7は、この開口した内径部に挿通した入力軸105の周りを回転可能に配置される。ダイヤフラムスプリング7は、クラッチカバー本体部6の内径側で、不図示のワイヤスプリングを支点に揺動可能にクラッチカバー本体部6に支持される。また、ダイヤフラムスプリング7の外径部(周縁部)は、環状のプレッシャプレート8に当接している。プレッシャプレート8は、クラッチカバー本体部6の内部に配置され、クラッチカバー本体部6の外径側にストラップ部材を介して移動可能に保持される。
フライホイール3とプレッシャプレート8との間には、クラッチディスク9が配設される。クラッチディスク9は、ディスクハブ10、ディスク連結部11、及びクラッチ板12を備える。ディスクハブ10は、その中心にスプライン孔を有し、入力軸105に形成されたスプライン軸とスプライン嵌合し、入力軸105の軸Sに沿って移動可能に配置される。ディスク連結部11は、ディスクハブ10とクラッチ板12を連結する。クラッチ板12は、ディスク連結部11に連結してフライホイール3とプレッシャプレート8との間に配置される。クラッチ板12は、フライホイール3側のホイール側フェーシング13と、プレッシャプレート8側のプレート側フェーシング14とを備え、フライホイール3とプレッシャプレート8とによって挟持又は解放される。通常は、ダイヤフラムスプリング7の付勢力によってプレッシャプレート8がクラッチディスク9側(エンジンン200側)に移動し、クラッチ板12をフライホイール3とプレッシャプレート8で挟持し、クラッチ1が接続状態になる。また、後述するクラッチレリーズ装置2が操作されると、ダイヤフラムスプリング7の内径部(内縁部)が後述するレリーズベアリング15に押圧されて弾性変形(揺動)し、プレッシャプレート8が変速機100側に移動してクラッチ板12を解放し、クラッチ1が切断状態になる。
図1に示すように、隔壁102には、クラッチ室103側に突出し、入力軸105を挿通する筒部106が設けられる。そして、筒部106の外周面には、クラッチレリーズ装置2を構成するレリーズベアリング15が装着される。レリーズベアリング15は、入力軸105及び筒部106と同軸上に配置される。つまり、レリーズベアリング15は、後述する保持体19に筒部106を挿通可能な孔が形成されており、筒部106の周囲を取り囲む円環状の部材であって、入力軸105及び筒部106の軸方向に沿って摺動可能に、筒部106に嵌合配置されている。そして、レリーズベアリング15は、後述するレリーズフォーク21のレバー23に押されて入力軸105の軸Sに沿ってエンジン200側に移動することにより、ダイヤフラムスプリング7の内径部を押圧してクラッチ1を解放する。逆に、この状態からレバー23の押圧力が弱まると、レバー23の押圧力とダイヤフラムスプリング7の押圧力の差でレリーズベアリング15が入力軸105の軸Sに沿って変速機100側に移動する。これにより、ダイヤフラムスプリング7の外周部がプレッシャプレート8をエンジン200側に押圧してクラッチ1を接続状態にする。
レリーズベアリング15は、内輪16及び外輪17を備え、これら内輪16、外輪17が転動体18を介して相対回転可能になっている。また、レリーズベアリング15は、筒部106が挿通された状態で筒部106の外周面に装着される筒状部分を有する保持体(以下、ベアリングハブと呼ぶ)19を備える。ベアリングハブ19は、後述するレリーズフォーク21のレバー23との係合構造(後述する係合部材26)により、筒部106に対して回転不能であるが、筒部106に沿って入力軸105の軸Sの方向に移動可能である。ベアリングハブ19には、外輪17が保持される。これにより、一体化された外輪17及びベアリングハブ19は、筒部106に対して回転不能であるが、筒部106に沿って入力軸105の軸Sの方向に移動可能である。内輪16は、外輪17とベアリングハブ19の間に入り込み、外輪17の内側で転動体18を介して回転可能に外輪17に支持されている。内輪16は、外輪17よりもエンジン200側に突出し径方向に広がるクラッチ1側の端部を有する。内輪16のクラッチ1側の端部には、ダイヤフラムスプリング7の内縁部(内径部)を押圧する押圧部20が設けられる。つまり、内輪16は、フライホイール3とともに回動するダイヤフラムスプリング7を押圧するために、ダイヤフラムスプリング7と等速で回動できるように外輪17に支持されている。
また、図2に示すように、クラッチ室103には、クラッチレリーズ装置2を構成するレリーズフォーク21が設置される。レリーズフォーク21は、レリーズ軸22と、レリーズ軸22に設けられた一対のレバー23とを備えている。これらレバー23は、レリーズベアリング15の変速機100側に取り付けられた係合部材26に係合し、レリーズベアリング15の姿勢を維持するとともに、レリーズベアリング15を入力軸105の軸Sに沿って移動させる。
レリーズ軸22の軸22aは、入力軸105の軸Sとねじれの位置であって、入力軸105の軸Sに垂直な平面上で延伸する。レリーズ軸22は、変速機ケース101にブッシュを介して回動可能に支持されるとともに、その一端部が変速機ケース101の外(クラッチ室103の外部)に突出して不図示のアームが取り付けられている。レリーズ軸22は、このアームを揺動させるアクチュエータやケーブル等により回動させられる。レリーズ軸22の回動により、一対のレバー23がレリーズ軸22の軸22aを中心に揺動する。このレバー23の揺動にて、レリーズベアリング15が入力軸105の軸Sに沿って移動する。
各レバー23の先端部は、レリーズベアリング15を押圧する当接部24となっている。当接部24は、レリーズベアリング15の変速機100側の端面(一体化された外輪17及びベアリングハブ19の変速機100側の端面)25(詳細には後述する平面部27)に当接する。当接部24は、レリーズ軸22の軸方向から見てレリーズベアリング15側に凸形状の曲面状に形成されている。つまり、当接部24とレリーズベアリング15の端面(後述する平面部27)は、レリーズ軸22の軸方向に沿った線接触となるように構成されている。なお、曲面は、円弧面形状でもよい。円弧面形状とすることで設計が容易となる。
図3、図4に示すように、レリーズベアリング15の端面25(レリーズベアリング15の変速機100側の面)には、レバー23の当接部24が当接する平面部27が設けられる。具体的には、レリーズベアリング15の端面25には、平面部27を有する一対の係合部材26が取り付けられる。一対の係合部材26はレリーズベアリング15の径方向の両側、すなわちレリーズベアリング15の周方向に180度ずらして、入力軸105の軸Sを挟んでその両側方に位置するように配置され、各平面部27に各レバー23の当接部24が押し当てられる位置関係になっている。当接部24と平面部27には、摩耗を抑制するためにグリスが塗布される。
さらに、各係合部材26において、各平面部27の外側部(レリーズベアリング15の外径側)に壁部28が立設されている。これら一対の壁部28の内側に一対のレバー23が位置し、平行に配置された一対の壁部28の内側面に平行に形成された一対のレバー23の外側の面が当接する。この当接によって、ベアリングハブ19と外輪17の回動が阻止され、レリーズベアリング15の姿勢を維持する。図3に示すように、片方のレバー23の外側面にはピン29が突設され、このピン29が壁部28に形成された係合用長孔(図示せず)に挿通されることにより、レバー23がレリーズベアリング15に係合する。レバー23が所定の方向(図1、図5の矢印a方向)に揺動すると、当接部24が平面部27(レリーズベアリング15)を押して、レリーズベアリング15をエンジン200側に移動させる。そのときピン29は係合用長孔内を移動し、当接部24がレリーズベアリング15を押す動作を妨げることはない。なお、レリーズフォーク21は、レバー23が変速機100側に位置するように不図示のスプリングにて付勢されている。このため、アクチュエータやケーブル等からの操作力が無くなるとレバー23が戻り方向(図1の矢印a方向の逆方向)に揺動する。そのときピン29が係合用長孔と係合しているので、レリーズベアリング15はレバー23とともに変速機100側に移動する。
このようにしたクラッチ1において、通常は、ダイヤフラムスプリング7の付勢力によってプレッシャプレート8がクラッチディスク9を押圧し、フライホイール3とともにクラッチディスク9を挟持してクラッチ1が接続状態になる。これにより、クランク軸201の回転がフライホイール3からクラッチディスク9を経て、入力軸105に伝達される。すなわち、エンジン200の出力が、変速機100から不図示のドライブシャフトを介して不図示の駆動輪に伝達される。
運転者によるクラッチペダルの踏み込み操作によってアクチュエータやケーブル等を介してレリーズ軸22が回動すると、レリーズフォーク21のレバー23が所定の方向(図1、図5の矢印a方向)に揺動し、当接部24が平面部27を押してレリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング7に向かって移動する。そして、レリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング7に当接すると、内輪16の押圧部20でダイヤフラムスプリング7の内縁部を押圧して、ダイヤフラムスプリング7を弾性変形させる。その結果、ダイヤフラムスプリング7の付勢力が低下し、プレッシャプレート8によるクラッチディスク9を押圧する力が弱くなり、クラッチ1のトルク容量が低下する。さらに、レリーズベアリング15が所定のストローク(移動量)だけ移動すると、クラッチ1が解放される。これにより、クランク軸201の回転は入力軸105に伝達されなくなる。すなわち、エンジン200の出力が、変速機100に伝達されなくなる。
ここで、レリーズフォーク21(レバー23)の揺動時の動きとレリーズベアリング15の関係に着目すると、レリーズフォーク21のレバー23が揺動してレリーズベアリング15を押す構成であるので、レバー23の揺動に伴い当接部24が平面部27に対して回動する。以下、この回動を「当接部24の巻き込み」と呼ぶ。そして、図4の矢印bで示すように、レリーズベアリング15の平面部27には、レバー23の当接部24の巻き込みの摩擦力が作用する。つまり、当接部24の巻き込みにより、入力軸105の軸Sに垂直な方向でレリーズ軸22側に向う擦るような力が平面部27に作用する。
なお、レリーズベアリング15のベアリングハブ19は、移動(入力軸105の軸Sに沿った方向の動き)を容易にするために、その内径と変速機ケース101の筒部106の外径との間に隙間を有しているので、入力軸105の軸Sに垂直な方向に多少は移動可能である。
しかし、従来構造では、当接部24の巻き込み量が移動可能な隙間よりも大きくならざるを得なかった。この場合、当接部24の巻き込み量を隙間で吸収しきれなくなり、ベアリングハブ19の内径と筒部106の外径が当接してからは当接部24と平面部27とが擦れることになり、当接部24と平面部27との間で摩耗が発生しやすくなる。この対策として、隙間を大きくすることが考えられるが、レリーズベアリング15の傾きの問題が生じることや、内輪16の押圧部20とダイヤフラムスプリング7の回動軸のズレによる不具合が発生することが予想される。
つまり、レリーズベアリング15のベアリングハブ19と筒部106との間には前述のとおり隙間(ガタ)があり、そのガタ分だけ、レリーズベアリング15が軸Sに対して傾くことがある。特に、一対のレバー23の当接部24と平面部27との2か所の接触点を結んだ線が軸Sから離れた位置になるほど、レリーズベアリング15の傾きが起こり易くなる。つまり、軸Sから離れた位置でレバー23がレリーズベアリング15を押すと、レリーズベアリング15が軸Sに対して傾き易くなる。レリーズベアリング15が軸Sに対して傾くと、ベアリングハブ19の内周面の一部(エンジン200側の端縁と変速機100側の端縁)が筒部106に抉るように押し付けられ、レリーズベアリング15の移動(入力軸105の軸Sに沿った方向の動き)に対する摩擦力が大きくなる。この為、レリーズベアリング15を移動させる為にレリーズベアリング15を押すレバー23からの力を大きくせざるを得ず、当接部24及び平面部27に作用する荷重が大きくなり、当接部24と平面部27の当接箇所の面圧が上昇してしまう。面圧の上昇は、上述した当接部24の巻き込みによる擦れと相まって当接部24と平面部27との間で摩耗量を増大させることになる。
なお、内輪16の押圧部20とダイヤフラムスプリング7の回動軸のズレによる不具合は、押圧部20とダイヤフラムスプリング7の当接箇所の摩耗量の増大である。
本実施例では、クラッチレリーズ装置2において、以下に述べる構成を採用することにより、レリーズフォーク21の当接部24とレリーズベアリング15の平面部27との間の摩耗を抑制する。
図5の二点鎖線は、初期状態でのレバー23の位置を示す。初期状態とは、レバー23に押されたレリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング7に当接し、レリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング7への押圧を開始する状態をいう。なお、初期状態とは、ダイヤフラムスプリング7に当接したレリーズベアリング15を強く押さない程度に、レリーズベアリング15にレバー23の当接部24が軽接触した状態とも言い換えることができる。また、図5の実線は、クラッチ1が解放されたときの動作中のレバー23の位置を示す。
図5の二点鎖線に示すように、初期状態では、入力軸105の軸Sに沿った方向の位置で、平面部27に対する当接部24の当接位置24aが、レリーズフォーク21の揺動中心22aよりも、クラッチ1から離れた位置にある。換言すれば、初期状態では、入力軸105の軸Sに沿った方向の位置で、レリーズフォーク21の揺動中心22aが、当接位置24aよりも、クラッチ1側となる位置にある。また、初期状態では、図5に示すように、レリーズフォーク21の揺動中心22aの軸方向から見て、当接位置24aが入力軸105の軸Sよりも揺動中心22a側に位置している。
そして、クラッチ1を解放するときの動作、すなわちレバー23の所定の方向(図1、図5の矢印a方向)への揺動において、クラッチ1が解放されたときは、図5の実線に示すように、入力軸105の軸Sに沿った方向の位置で、当接位置24aが、レリーズフォーク21の揺動中心22aとほぼ同じ位置か、レリーズフォーク21の揺動中心22aよりもクラッチ1に近い位置に移動する。また、この状態では、図5に示すように、レリーズフォーク21の揺動中心22aの軸方向から見て、当接位置24aが入力軸105の軸Sを基準に揺動中心22aに対して反対側に位置している。
つまり、クラッチレリーズ装置2は、以下の特性を有する。
図5の二点鎖線に示すように、レリーズフォーク21の揺動中心22aの軸方向(紙面に垂直な方向)から見て、初期状態で、当接位置24aが、入力軸105の軸Sに対して一方の側(図5では下側)に位置する。そして、図5の二点鎖線で示す状態から実線で示す状態となるクラッチ1を解放するときの動作において、レバー23が揺動するに伴って、当接部24は、入力軸105の軸Sに対して他方の側(図5では上側)に移動する。また、このとき、当接部24の巻き込みによって当接位置24aが当接部24の円弧面形状に沿って移動する。つまり、当接部24の巻き込みによって当接部24が平面部27を擦る方向(図4の矢印bを参照)に回動するが、当接部24は入力軸105の軸Sに対して一方の側(図5では下側)から他方の側(図5では上側)に移動する。なお、一方の側とは、レリーズ軸22の軸方向から見て入力軸105の軸Sに対してレリーズ軸22が配置される側であり、他方の側とは、その反対側であってレリーズ軸22が配置されない側である。
見方を変えれば、図5に示すように、初期状態で、当接位置24aがレリーズフォーク21の揺動中心22aに近い位置にあり、クラッチ1を解放するときの動作において、当接位置24aがレリーズフォーク21の揺動中心22aから遠い位置に移動する。
図6は、レバー23の回動軌跡を説明するための特性図である。図6の横軸が初期状態での当接位置24aに該当する部位の軸Sの方向のストローク(移動量)を示し、縦軸がレリーズ軸22の軸方向から見た時の初期状態での当接位置24aに該当する部位の入力軸105の軸Sとの距離を示す。横軸の0は初期状態であり、横軸のXはクラッチ1の解放状態である。また、縦軸の0は、レリーズフォーク21の揺動中心22aの軸方向から見て、入力軸105の軸Sの位置を示す。そして、縦軸の−領域は初期状態での当接位置24aに該当する部位が一方の側に位置し、+領域は初期状態での当接位置24aに該当する部位が他方の側に位置することを示す。
図5及び図6に示すように、初期状態からクラッチ1の解放状態までの領域において、初期状態での当接位置24aに該当する部位は、平面部27の面(軸Sに垂直な面であって、レリーズベアリング15とともに移動する面)に沿った方向で一方向に移動する。詳細には、レリーズフォーク21の揺動中心22aの軸方向から見て、初期状態での当接位置24aに該当する部位は、入力軸105の軸Sの位置を通過して、当接部24が平面部27を擦る方向(図4の矢印bを参照)とは反対方向に移動する。このように当接部24は、当接部24自身が回動することに伴う平面部27を擦る方向と反対方向にレバー23の回動にて移動するので、当接部24と平面部27との相対滑りを減らし、その間の摩耗を抑制することが可能になる。
次に、図7、図8を参照して、当接部24と平面部27との相対滑りを減らし、その間の摩耗を抑制することについて説明する。
図7は、レリーズフォーク21(レバー23)とレリーズベアリング15の平面部27との関係を2次元で模式的に示す図であり、レリーズ軸22の軸方向から見た図である。この図において、初期状態を実線、軸Sに沿ってクラッチ1側にxmmストロークした状態を点線で示す。図8は、図7に示す当接部24と平面部27との関係を拡大して示す図である。図7において、レリーズベアリング15をCRBと記す。なお、図7では、説明を容易にするため、初期状態で当接位置24aが入力軸105の軸Sと同じ位置に位置する例を図示するが、軸Sの方向で当接位置24aが揺動中心22aよりも変速機100側に位置するので、初期状態で当接位置24aが入力軸105の軸Sの位置に対して一方の側に位置する場合も同様の関係が成立する。また、説明を容易にするため、当接部24は、コンタクトR中心を中心とする円弧(コンタクトR)にて説明する。
初期状態からクラッチ1を解放するときの動作において、レリーズフォーク21の当接部24における当接位置24aの移動長さ(当接部24の接触長さ)と、初期状態での当接位置24aに該当する部位の軸Sに垂直な方向の位置の変化量(当接部24の垂直方向の位置の変化量)とが等しくなるように設計すれば、2部材の相対滑りを減らし、その間の摩耗を抑制することができる。つまり、当接部24はレバー23の揺動に伴い回転するが、当接部24が平面部27に対して滑りなく転がる様にすれば、当接部24と平面部27の間の摩耗を抑制することができる。
まず、当接部24の垂直方向の位置の変化量について述べる。当接部24の垂直方向の位置の変化量とは、初期状態での当接位置24aに該当する部位の軸Sに垂直な方向の位置の変化量である。
図7に示すように、レリーズフォーク21の揺動中心22aを原点に、軸Sの方向をX軸、軸S及びレリーズフォーク21の揺動中心軸22aに垂直な方向をY軸とすると、初期状態での当接位置(CRBとレリーズフォーク接触点)24aを(x1,y1)、xmmストロークの状態での当接位置24aを(x2,y2)で表す。また、初期状態でのコンタクトR中心を(x1´,y1)、xmmストロークの状態でのコンタクトR中心を(x2´,y2)で表す。また、当接部24(コンタクトR)の半径をr1、レリーズフォーク21の揺動中心22a(0,0)からコンタクトR中心までの距離をr2で表す。
図8に示す当接部24の垂直方向の位置の変化量l1は、式(1)のようにl1=y2−y1で求めることができる。
Figure 2021060075
次に、レリーズフォーク21の当接部24の接触長さについて述べる。レリーズフォーク21の当接部24の接触長さとは、当接部24において平面部27に接触する長さである。つまり、レリーズフォーク21の当接部24の接触長さとは、当接部24における当接位置24aの移動長さ(移動距離)である(前述の「当接部24の巻き込み」に相当し、以降「コンタクトR円弧長さl2」と呼ぶ)。
図8に示すコンタクトR円弧長さl2が、レリーズフォーク21の当接部24の接触長さになる。コンタクトR円弧長さl2は、l2=r1cos-1θ2で求めることができる。
ここで、図8に示す角度θ2はレリーズフォーク21の揺動角θ1と等しいので、式(2)が成立する。すなわち、コンタクトR円弧長さl2は、式(3)のように表すことができる。
Figure 2021060075
以上の式より、l1=l2、すなわち式(4)が成立するように設計を行えば、レリーズフォーク21の当接部24とレリーズベアリング15の平面部27との相対滑りを減らし、その間の摩耗を抑制することができる。
Figure 2021060075
以上のような構成を有することにより、当接部24が平面部27に対して滑りなく転がるように当接し、当接部24と平面部27との間の摩耗を抑制することができる。
また、初期状態からクラッチ1の解放状態までの領域において、当接位置24aが当接部24の円弧面形状に沿って移動する(当接部24の巻き込み)とともに、当接部24が平面部27に沿って一方向に移動する。これにより、初期状態からクラッチ1の解放状態までの領域において、当接位置24aが平面部27に沿った方向に移動することが抑制されて安定的に平面部27に押し当てられることになり、当接部24と平面部27との間の摩耗を抑制することができる。
また、図5に示すように、レリーズフォーク21の揺動中心22aに沿う方向から見て、当接位置24aが、入力軸105の軸S位置を通過して移動するので、レリーズベアリング15の中心付近(入力軸105の軸Sを挟んで両側方)を押すことができる。これにより、レリーズベアリング15を傾けるモーメント力の発生を抑制することができ、レリーズベアリング15が軸Sに対して傾くのを抑え、当接部24及び平面部27に作用する荷重が大きくなるのを防ぎ、当接部24と平面部27との間の摩耗を抑制することができる。つまり、操作荷重が大きくなる等の荷重効率の悪化を防ぎ、摩耗の要因となる面圧の上昇を抑制することができる。
以上述べたように、本実施例に係るクラッチレリーズ装置2では、レリーズフォーク21とレリーズベアリング15との間の摩耗を抑制することができ、レリーズフォーク21及びレリーズベアリング15が劣化しにくく、長寿命化を図ることができる。
また、レリーズベアリング15に特別な構成を付加するような必要はなく、レリーズフォーク21とレリーズベアリング15とのレイアウトや、当接部24の形状を適宜変更することで対応することができ、クラッチレリーズ装置2の構造が複雑になるのを避けることができる。例えばレリーズベアリング15を新規に開発するのではなく、従来使用しているレリーズベアリングをそのまま使用することが可能である。
また、レリーズベアリング15は、筒部106に沿って入力軸105の軸Sの方向に移動可能であるが、この場合に、筒部106とレリーズベアリング15(ベアリングハブ19)との間には、径方向に所定の寸法の隙間を有する。また、レリーズフォーク21の揺動中心22aに沿う方向から見て、当接部24の円弧面形状に沿った当接位置24aの移動距離と当接部24の平面部27に沿う方向の移動距離との差が、前記所定の寸法(径方向の隙間の寸法)以下であるようにする。径方向の隙間によってレリーズベアリング15が軸垂直方向(径方向)に移動可能であり、擦れを抑制する寸法関係の自由度が広がり、容易に摩耗を抑制するクラッチレリーズ装置を設計することができる。逆に、当接部24の円弧面形状に沿った当接位置24aの移動距離と当接部24の平面部27に沿う方向の移動距離との差を小さくすることによって、筒部106とレリーズベアリング15(ベアリングハブ19)との間の径方向の隙間を小さくすることができ、レリーズベアリング15が倒れにくくスムーズな筒部106上の摺動が可能となるとともに、レリーズベアリング15のクラッチスプリングへの当接が安定し、クラッチスプリングの摩耗も低減することができる。
以上、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明したが、各実施例は、本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、各実施例に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
上述した実施例では、レリーズ部材としてレリーズフォーク21を説明したが、揺動自在に支持され、レリーズベアリングに当接させる当接部を有するものであればよく、例えばレリーズレバーと呼ばれるタイプにも本発明は適用可能である。
また、上述した実施例では、内輪16でクラッチスプリング(ダイヤフラムスプリング7)を押圧するタイプのレリーズベアリング15を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば外輪でクラッチスプリングを押圧するタイプにも本発明は適用可能である。
1:クラッチ、2:クラッチレリーズ装置、3:フライホイール、6:クラッチカバー、7:ダイヤフラムスプリング、8:プレッシャプレート、9:クラッチディスク、15:レリーズベアリング、21:レリーズフォーク、22:レリーズ軸、22a:揺動中心、23:レバー、24:当接部、24a:当接位置、27:平面部、100:変速機、105:入力軸、200:エンジン

Claims (7)

  1. 動力源から変速機への動力伝達を断接するクラッチの断接操作を行うクラッチレリーズ装置であって、
    前記変速機の入力軸の軸方向に移動可能なレリーズベアリングと、
    揺動自在に支持され、前記レリーズベアリングに当接する当接部を有するレリーズ部材とを備え、
    前記レリーズ部材が所定の方向に揺動すると、前記当接部が前記レリーズベアリングを押して、前記レリーズベアリングを移動させてクラッチスプリングを押圧することにより前記クラッチを解放する構成とし、
    前記レリーズベアリングが前記クラッチスプリングの押圧を開始する初期状態では、前記入力軸の軸方向の位置で、前記レリーズベアリングに対する前記当接部の当接位置が、前記レリーズ部材の揺動中心よりも、前記クラッチから遠い位置にあることを特徴とするクラッチレリーズ装置。
  2. 前記クラッチを解放するときの動作において、前記入力軸の軸方向の位置で、前記当接位置が、前記レリーズ部材の揺動中心よりも、前記クラッチに近い位置に移動することを特徴とする請求項1に記載のクラッチレリーズ装置。
  3. 前記レリーズベアリングの端面に設けられた平面部に前記当接部を当接させ、
    前記初期状態から前記クラッチの解放状態までの領域において、前記当接部は、前記平面部に沿って一方向に移動することを特徴とする請求項1又は2に記載のクラッチレリーズ装置。
  4. 前記レリーズ部材の揺動中心に沿う方向から見て、前記当接位置が前記入力軸の軸位置を通過して移動することを特徴とする請求項3に記載のクラッチレリーズ装置。
  5. 前記初期状態で、前記当接位置は前記レリーズ部材の揺動中心に近い位置にあり、前記クラッチを解放するときの動作において、前記当接位置が前記レリーズ部材の揺動中心から遠い位置に移動することを特徴とする請求項3又は4に記載のクラッチレリーズ装置。
  6. 前記初期状態から前記クラッチを解放するときの動作において、前記レリーズ部材の前記当接部の接触長さと、前記入力軸の軸に垂直な方向における前記当接部の位置の変化量とが等しいことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のクラッチレリーズ装置。
  7. 前記当接部は、円弧面形状を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクラッチレリーズ装置。
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