JP2003112543A - 車両用シ−トの回転装置 - Google Patents

車両用シ−トの回転装置

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JP2003112543A
JP2003112543A JP2001311051A JP2001311051A JP2003112543A JP 2003112543 A JP2003112543 A JP 2003112543A JP 2001311051 A JP2001311051 A JP 2001311051A JP 2001311051 A JP2001311051 A JP 2001311051A JP 2003112543 A JP2003112543 A JP 2003112543A
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inner peripheral
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Hisayoshi Kato
久佳 加藤
Kazuyuki Taniguchi
和行 谷口
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、製造組付けの手間を要しない
車両用シートの回転装置を提供する。 【解決手段】 アッパプレート2の内周部を略U字断面
に成形するとともに、当該内周部の内側立壁242の上
部と下部の間にアッパプレート2の回転中心側に突出す
る突出部244を形成して、内側立壁242の上部と突
出部244とで案内溝54を形成するとともに、内側立
壁242の下部と突出部244とで案内溝44を形成す
る。セットプレート3に案内溝53を形成するととも
に、ロアプレート1に案内溝43を形成し、案内溝5
3,54の間、および案内溝43,44の間にボール6
1,62を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートの回転
装置に関し、特に、リング状のロアプレート上にアッパ
プレートを回転自在に支持するとともにシートベルトか
らの引上げ荷重に対して両プレートの離間を防止する機
構を設けた回転装置の構造改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートの回転装置の一例を図5、
図6に示す。図5は回転装置の全体斜視図であり、図6
は図5のVI−VI線に沿った断面図である。回転装置は、
図5に示すように、フロア側に固定されたリング状のロ
アプレート1と、これの上方に同心状に配置されてシー
トに固定されるリング状のアッパプレート2より構成さ
れている。ロアプレート1は、図6に示すように、外周
部13から半径方向の中間部11、内周部12へ向けて
段階的に高くなりつつ略水平に延びており、中間部11
の板面には全周に、上方へ開放する円弧断面の凹溝が湾
曲形成されて案内溝41となっている。
【0003】アッパプレート2は外周部22から内周部
21へ段付きに低くなって、内周部21がロアプレート
1の中間部11の上方に位置しており、その板面には上
記案内溝41に対応した直上位置に全周にわたって、下
方へ開放する円弧断面の凹溝が形成されて案内溝42と
なっている。そして、これら案内溝41,42により形
成された環状空間内にボール61が介設されている。ロ
アプレート1の内周部12にはセットプレート3の内周
部31がカシメピン71によって結合されており、セッ
トプレート3の板面はアッパプレート2の内周部21上
方へ延びている。セットプレート3の外周部32板面に
は全周にわたって、下方へ開放する円弧断面の凹溝が形
成されて案内溝52となっており、これの直下の、アッ
パプレート内周部21の板面には上方へ開放する円弧断
面の案内溝51が形成されている。そして、これら案内
溝51,52により形成された環状空間内にボール62
が介設されている。
【0004】このようにして、アッパプレート2はその
内周部21が上下よりボール61,62を介してセット
プレート3とロアプレート1により抱持されて円滑に回
転させられる。なお、セットプレート3の内周部31の
うち、カシメピン71を挿通する通孔311の周囲を、
下方へ突出する所定高さGの円形のボス部34としてあ
り、アッパプレート2の回転操作トルクを測定しつつ、
ボス部34を上下から加圧してこれを漸次押しつぶし塑
性変形させることにより、ロアプレート1の中間部11
とセットプレート3の外周部32との上下間隔を次第に
小さくして、アッパプレート2の回転操作トルクを適度
な大きさに調整することができる。
【0005】アッパプレート2の外周部22下面とロア
プレート1の外周部13上面にはそれぞれ規制部材8
1,82が設けられている。これら規制部材81,82
は一定幅の板体を屈曲成形したもので、その外周基端部
811,821がそれぞれアッパプレート2とロアプレ
ート1にボルト部材83,84によって固定されるとと
もに、内周先端部812,822はそれぞれ略U字断面
とこれに係合可能な略逆U字断面に成形されて、シート
を所定の回転位置に位置決めした際には図6に示すよう
に内周先端部812,822が上下位置で一定間隔をお
いて対向する。この状態で、ボルト部材83に結合され
たシートベルトアンカ(図示略)から過大な引き上げ荷
重が印加してアッパプレ―ト2がロアプレート1から離
間しようとすると、規制部材81,82の内周先端部8
12,822が互いに係合してアッパプレ―ト2のそれ
以上の離間移動を規制する。
【0006】また、ボルト部材84の頂部には、周方向
(紙面垂直方向)へ緩やかな斜面を形成してロアプレー
ト外周部13から上方へ突出する山型の樹脂ブロック8
5が設けてあり、一方、ボルト部材83の頭部から下方
へ突出する突起部831の下端面は曲面に形成されて、
シートを所定の回転位置に位置決めした際には図6に示
すように、突起部831の下端面が上記樹脂ブロック8
5の頂面に乗り上げる。これにより、アッパプレート2
の撓み変形等が防止されて、シート着座時の剛性感が得
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の回
転装置では、ボール61,62が内外の水平方向へ離れ
て配置されていることから、これらプレート1,2の幅
を大きくする必要があって装置全体が大型化するという
問題があった。また、緩やかな斜面を有する山型の樹脂
ブロック85は製造および組付けに手間を要するととも
に、ボール61,62と樹脂ブロック85の位置が装置
の径方向へ離れているために、装置組立て時の誤差が拡
大して樹脂ブロック85の高さ調整が必要となり、高さ
の異なる複数種の樹脂ブロック85を用意して最適なも
のを選択し組み付けなければならないという煩雑さがあ
った。
【0008】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、コンパクトで、製造組付けの手間を要しない車
両用シートの回転装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本第1発明では、車両のシ−ト側に固定されるリン
グ状のアッパプレート(2)と、車両のフロア側に固定
されるリング状のロアプレート(1)と、当該ロアプレ
ート(1)の内周部(15)に結合され、ロアプレート
(1)と共にアッパプレート(2)の内周部(24)を
回転可能に抱持するセットプレート(3)と、アッパプ
レート(2)とロアプレート(1)との間、およびアッ
パプレート(2)とセットプレート(3)との間に介在
し、アッパプレート(2)の回転抵抗を軽減する抵抗軽
減部材(61,62)とを具備する車両用シートの回転
装置において、アッパプレート(2)の内周部を略U字
断面に成形するとともに、当該内周部の内側立壁(24
2)の上部(245)と下部(246)の間にアッパプ
レート(2)の回転中心側に突出する突出部(244)
を形成して、内側立壁(242)の上部と突出部(24
4)とで第1ガイド部(54)を形成するとともに、内
側立壁(242)の下部と突出部(244)とで第2ガ
イド部(44)を形成し、セットプレート(3)に第1
ガイド部(54)と対向する第3ガイド部(53)を形
成するとともに、ロアプレート(1)に第2ガイド部
(44)と対向する第4ガイド部(43)を形成し、第
1ガイド部(54)と第3ガイド部(53)との間、お
よび第2ガイド部(44)と第4ガイド部(43)との
間に上記抵抗軽減部材(61,62)を介在させたもの
である。
【0010】本第1発明においては、抵抗軽減部材は、
アッパプレート内周部の内側立壁に沿った上下位置に配
設されているから、アッパプレートおよびロアプレート
の幅を小さくすることができ、装置全体のコンパクト化
が実現される。
【0011】本第2発明では、上記突出部(244)
は、内側側壁(242)を上下方向で押圧し、上記上部
(245)と下部(246)の間に介在する部分を、そ
の上下方向中央部が突出端(247)となり、当該突出
端(247)において折り重なるように押し潰すことに
より形成されている。本第2発明においては、スプリン
グバックが生じにくいため、突出部を精度良く成形する
ことができる。
【0012】本第3発明では、上記アッパプレート内周
部(24)の、略U字断面の底壁(241)とこれに対
向するロアプレート(1)との間に一定厚のリング状摺
動板(25)を配設するとともに、底壁(241)およ
びロアプレート(1)をそれぞれ、周方向の所定部で突
出させてこの部分(141,245)で両者の対向間隔
を摺動板(25)の板厚に略等しくする。
【0013】本第3発明において、シートを所定の回転
位置に位置決めすると、アッパプレート内周部の底壁と
ロアプレートとに形成された突出部分が周方向の同一位
置に至って上下で対向し、摺動板を挟んでそれぞれ隙を
生じることなく接する。これにより、アッパプレートの
撓み変形等が防止されて、シート着座時の剛性感が得ら
れる。本第3発明によれば、従来のような樹脂ブロック
を設けるのに比して、製造および組付けが容易であると
ともに、摺動板は装置の径方向で抵抗軽減部材に近い位
置にあるから、装置組立て時の誤差が拡大することはな
く、摺動板としては同一厚のものを一種類用意すれば良
いから、これよっても製造および組付けの手間が軽減さ
れる。
【0014】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1には装置の拡大断面斜視図を
示し、断面部は従来技術を示す図6と同じ断面線に沿う
ものである。図1において、ロアプレート1は水平に延
びる外周部14と、これから段付きに高くなって略水平
に延びる内周部15とより構成され、外周部14の板面
には周方向の複数位置に、ロアプレート1をフロア側部
材に結合固定するためのボルト部材84が貫設されてい
る。また、ロアプレート1の段付きの湾曲コーナ部に
は、斜め外上方へ開放する円弧断面の環状凹溝が形成さ
れて第4ガイド部たる案内溝43となっている。ロアプ
レート1の内周部15にはセットプレート3の内周部3
5がカシメピン71により結合されており、ロアプレー
ト1とセットプレート3の内周部15,35のうち、カ
シメピン71を挿通する通孔151,351の周囲はそ
れぞれ下方および上方へ突出する円形のボス部16,3
7となっている。ロアプレート1とセットプレート3の
内周部15,35は上記ボス部16,37の端面で衝合
させられて間隔Hだけ離れている。セットプレート3の
内周部36は下方へ開放する略逆U字断面に成形されて
おり、その内周側の湾曲コーナ部には、斜め外下方へ開
放する円弧断面の環状凹溝が形成されて第3ガイド部た
る案内溝53となっている。
【0016】アッパプレート2はロアプレート1の外周
部14と平行に水平に延びる外周部23と、上方へ開放
する略U字断面に成形された内周部24とからなり、内
周部24の底壁241はロアプレート1の外周部14の
板面に近接して位置するとともに、内側立壁242と外
側立壁243の間の空間内に、セットプレート外周部3
6の外側立壁361が進入している。アッパプレート外
周部23の板面には周方向の複数位置に、アッパプレー
ト2をシート側部材に結合固定するためのボルト部材8
3が貫設されている。アッパプレート2の内周部24の
内側立壁242には上下の中間位置に、アッパプレート
2の回転中心方向へ突出する突出部244が形成される
とともに、突出部244を境にして内側立壁242の上
部245には、斜め内上方へ開放する円弧断面の環状凹
溝が形成されて第1ガイド部たる案内溝54となってい
る。案内溝54はセットプレート3の外周部36に形成
された上記案内溝53と対向して、これらの間にボール
62が介設されている。突出部244を境にして内側立
壁242の下部246には、斜め内下方へ開放する円弧
断面の環状凹溝が形成されて第2ガイド部たる案内溝4
4となっており、当該案内溝44はロアプレート1の外
周部14に形成された上記案内溝43と対向して、これ
らの間にボール61が介設されている。これにより、ア
ッパプレート2は内周部24の内側立壁242が、上下
に配したボール61,62を介してロアプレート1とセ
ットプレート3で抱持されて回転自在である。この状態
で、ボルト部材83に結合されたシートベルトアンカか
ら過大な引き上げ荷重が印加してアッパプレ―ト2がロ
アプレート1から離間しようとすると、略U字断面と略
逆U字断面に成形されたアッパプレート2の内周部24
とセットプレート3の外周部36が係合してアッパプレ
―ト2のそれ以上の離間移動が規制される。
【0017】また、アッパプレート2の回転操作トルク
を測定しつつ、ボス部16,37を上下から加圧してこ
れを漸次押しつぶし塑性変形させることにより、ロアプ
レート1の外周部15とセットプレート3の外周部35
との上下間隔を次第に小さくして、アッパプレート2の
回転操作トルクを適度な大きさに調整することができ
る。
【0018】アッパプレート2の内側立壁242の突出
部244およびその上下の案内溝44,54は例えば以
下のようにして形成する。最初にアッパプレート2を、
図2に示すように、平面の外周部23と略U字断面の内
周部24よりなる形状にプレス成形する。この時、内周
部24の内側立壁242は上下方向の中間位置で、垂直
方向から傾斜方向へ屈曲させられている。このようなア
ッパプレート2を、図3(1)に示すようにプレス内に
挿置して、内周部24のU状空間内へ進入させた上型9
1側の芯金リング92と下型93側のクッションリング
94とで挟持する。芯金リング92は背後をバネ部材9
21によって支持されており、一方、クッションリング
94には背後に上記バネ部材921のバネ力よりも小さ
い圧力が印加されている。また、アッパプレート内周部
24の内側立壁242の上方に位置する上型91の型面
91a、および内側立壁242の下方に位置する下型9
3の型面93aは、それぞれ上記案内溝44,54(図
1)の円弧断面に沿った膨出面に成形されている。上型
91が下降すると、図3(2)に示すようにクッション
リング94が押し込まれて、上型91の型面91aと下
型93の型面93aによって、アッパプレート内周部2
4の内側立壁242の、上部245と下部246の間に
介在する部分が、その上下方向中央部が突出端247と
なり、当該突出端247において折り重ねられるように
押し潰される。これによって突出部244とこれを境に
その上下に上記案内溝44,54が形成される。
【0019】図1において、アッパプレート内周部24
の底壁241とロアプレート1の外周部14板面との間
には一定厚のリング状の樹脂製摺動板25が配設されて
いる。上記底壁241は図4(1)に示すように周方向
の所定部分が下方のロアプレート1に向けて突出する突
出部245となっており、一方、ロアプレート1の板面
も摺動板25の直下に位置する周方向の所定部分が上方
へ突出する突出部141となっている。これら突出部1
41,245はシートを所定の回転位置に位置決めした
際には、図4(2)に示すように周方向の同一位置に至
って上下で対向する。突出部141,245の対向間隔
は摺動板25の厚みに略等しく、好ましくは摺動板25
の厚みよりやや小さく設定してあるから、摺動板25の
上下面に上下の突出部141,245がそれぞれ隙を生
じることなく接する。これにより、アッパプレート2の
撓み変形等が防止されて、シート着座時の剛性感が得ら
れる。
【0020】このように、本実施形態の回転装置では、
アッパプレート2の内周部24とセットプレート3の外
周部36をそれぞれ係合可能な略U字断面と略逆U字断
面に成形して、従来のような別体の規制部材81,82
(図6)を設けることなくロアプレート1からのアッパ
プレート2の離間移動を規制するようにしたから、規制
部材81,82の製造や組付けの手間を必要としない。
また、ボール61,62は内外方向の同一位置で上下に
位置しているから、規制部材81,82を設けるための
スペースが不要であることとも相俟って、アッパやロア
のプレート1,2の幅を小さくすることができ、装置全
体のコンパクト化と軽量化が実現される。また、簡単な
形状のリング状摺動板25をアッパプレート内周部24
とロアプレート外周部14の間に挿置して、各プレート
1,2に形成した突出部141,45で摺動板25を挟
むことによってアッパプレート2の撓み変形を防止し、
シート着座時の剛性感を得るようにしたから、従来のよ
うな樹脂ブロック85(図6)を設けるのに比して、製
造および組付けが容易である。また、摺動板25は装置
の径方向でボール61,62に近い位置にあるから、装
置組立て時の誤差が拡大することはなく、摺動板25と
しては同一厚のものを一種類用意すれば良いから、これ
よっても製造および組付けの手間が軽減される。なお、
上記実施形態において、抵抗軽減部材としてはボールに
限られず、樹脂リングのようなものでも良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の車両用シートの
回転装置は、コンパクトで、製造組付けの手間を要しな
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回転装置の拡大断面
斜視図である。
【図2】成形過程におけるアッパプレートの周方向の一
個所での断面図である。
【図3】アッパプレートの成形過程を示す断面図であ
る。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】従来の回転装置の全体斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1…ロアプレート、14…外周部、141…突出部、1
5…内周部、2…アッパプレート、24…内周部、24
1…底壁、242…内側立壁、244…隔壁、245…
突出部、25…摺動板、3…セットプレート、36…外
周部、61,62…ボール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシ−ト側に固定されるリング状の
    アッパプレートと、車両のフロア側に固定されるリング
    状のロアプレートと、当該ロアプレートの内周部に結合
    され、当該ロアプレートと共に前記アッパプレートの内
    周部を回転可能に抱持するセットプレートと、前記アッ
    パプレートと前記ロアプレートとの間、および前記アッ
    パプレートとセットプレートとの間に介在し、前記アッ
    パプレートの回転抵抗を軽減する抵抗軽減部材とを具備
    する車両用シートの回転装置において、前記アッパプレ
    ートの内周部を略U字断面に成形するとともに、該内周
    部の内側立壁の上部と下部の間にアッパプレートの回転
    中心側に突出する突出部を形成して、前記内側立壁の上
    部と前記突出部とで第1ガイド部を形成するとともに、
    前記内側立壁の前記下部と前記突出部とで第2ガイド部
    を形成し、前記セットプレートに前記第1ガイド部と対
    向する第3ガイド部を形成するとともに、前記ロアプレ
    ートに前記第2ガイド部と対向する第4ガイド部を形成
    し、前記第1ガイド部と前記第3ガイド部との間、およ
    び前記第2ガイド部と前記第4ガイド部との間に前記抵
    抗軽減部材を介在させたことを特徴とする車両用シート
    の回転装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部は、前記内側側壁を上下方向
    で押圧し、前記上部と下部の間に介在する部分を、その
    上下方向中央部が突出端となり、当該突出端において折
    り重なるように押し潰すことにより形成されている請求
    項1に記載の車両用シ−トの回転装置。
  3. 【請求項3】 前記アッパプレート内周部の、略U字断
    面の底壁とこれに対向するロアプレートとの間に一定厚
    のリング状摺動板を配設するとともに、前記底壁および
    ロアプレートをそれぞれ、周方向の所定部で突出させて
    この部分で両者の対向間隔を前記摺動板の板厚に略等し
    くした請求項1又は2に記載の車両用シートの回転装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012116785A1 (de) * 2011-03-01 2012-09-07 Keiper Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012116785A1 (de) * 2011-03-01 2012-09-07 Keiper Gmbh & Co. Kg Fahrzeugsitz

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