JP2003063288A - 車両用シートの回転装置 - Google Patents

車両用シートの回転装置

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JP2003063288A
JP2003063288A JP2001252676A JP2001252676A JP2003063288A JP 2003063288 A JP2003063288 A JP 2003063288A JP 2001252676 A JP2001252676 A JP 2001252676A JP 2001252676 A JP2001252676 A JP 2001252676A JP 2003063288 A JP2003063288 A JP 2003063288A
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Hisayoshi Kato
久佳 加藤
Kiyokazu Ikeda
清和 池田
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Toyota Auto Body Co Ltd
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    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
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    • F16C33/60Raceways; Race rings divided or split, e.g. comprising two juxtaposed rings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転操作トルク調整時の案内溝の移動量を小
さく抑えて回転操作トルクの変動を防止し、回転操作ト
ルクを適正に調整可能とする。 【解決手段】 ロアプレート1とセットプレート3の結
合部にボス部34を形成して、これを適当量押しつぶす
ことによって、上記プレートの間隔を変更して、ロアプ
レート1、アッパプレート2ないしセットプレート3の
撓み量を調整し、各ボール61,62に適正な摺動抵抗
を付与する。案内溝42と案内溝41の対向方向、およ
び/又は案内溝51と案内溝52の対向方向をそれぞ
れ、ロアプレート1とセットプレート3の結合部が位置
する方向へ傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートの回転
装置に関し、特に、リング状のロアプレート上にボール
を介してリング状のアッパプレートを回転自在に支持さ
せた構造の回転装置において回転操作トルクを適正に調
整可能とした回転装置の構造改良に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用シートの回転装置の一例を図3、
図4に示す。図3は回転装置の全体斜視図であり、図4
は図3のIV−IV線に沿った断面図である。回転装置は、
図3に示すように、フロア側に固定されたリング状のロ
アプレート1と、これの上方に同心状に配置されてシー
トに固定されるリング状のアッパプレート2より構成さ
れている。ロアプレート1は、図4に示すように、外周
部13から半径方向の中間部11、内周部12へ向けて
段階的に高くなりつつ略水平に延びており、中間部11
の板面全周に、上方へ開放する円弧断面の凹溝が湾曲形
成されて案内溝41となっている。 【0003】アッパプレート2は外周部22から内周部
21へ段付きに低くなって、内周部21がロアプレート
1の中間部11の上方に位置しており、その板面には上
記案内溝41に対応した直上位置に全周にわたって、下
方へ開放する円弧断面の凹溝が形成されて案内溝42と
なっている。そして、これら案内溝41,42により形
成された環状空間内にボール61が介設されている。ロ
アプレート1の内周部12にはセットプレート3の内周
部31がカシメピン71によって結合されており、セッ
トプレート3の板面はアッパプレート2の内周部21上
方へ延びている。セットプレート3の外周部32板面に
は全周にわたって、下方へ開放する円弧断面の凹溝が形
成されて案内溝52となっており、これの直下の、アッ
パプレート内周部21の板面には上方へ開放する円弧断
面の案内溝51が形成されている。そして、これら案内
溝51,52により形成された環状空間内にボール62
が介設されている。このようにして、アッパプレート2
はその内周部21が上下よりボール61,62を介して
セットプレート3とロアプレート1により抱持されて円
滑に回転させられる。なお、案内溝41,42,51,
52の曲率半径はボール61,62の半径よりもやや大
きくしてある。 【0004】ところで、ロアプレート1、アッパプレー
ト2およびセットプレート3の製造時のプレス精度にバ
ラツキがある等により、これらを組付けた後のアッパプ
レート2の回転操作トルクが過大あるいは過小になるこ
とがある。そこで例えば特開平11−129794号公
報に記載の発明では、図4に示すように、セットプレー
ト3の内周部31のうち、カシメピン71を挿通する通
孔311の周囲を、下方へ突出する所定高さGの円形の
ボス部34とし、アッパプレート2の回転操作トルクを
測定しつつ、ボス部34を上下から加圧してこれを漸次
押しつぶし塑性変形させることにより(図5)、ロアプ
レート1の中間部11とセットプレート3の外周部32
との上下間隔を次第に小さくして、アッパプレート2の
回転操作トルクが適度な大きさになるようにしている。
この時の回転操作トルクの調整は、案内溝41,42,
51,52の受け面の一部にボール61,62の外周面
に倣った凹部が摩耗形成されてトルク値が安定するまで
アッパプレートを何回か往復回転させて「慣らす」こと
により行われる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、ボス部34を
押しつぶしてロアプレート1の中間部11とセットプレ
ート3の外周部32の上下間隔を次第に小さくすると、
例えばセットプレート3の外周部は図5に示すように、
カシメピン71による結合部に向けて傾斜するように撓
み、これに伴って、案内溝52の中央が案内溝51の直
上対向位置から角度θ1だけ内周側へ移動してずれてし
まう。これを図6によって説明すると、撓む前の、セッ
トプレート3の案内溝52の中央位置Xからカシメピン
71までの距離をLとし、ボス部34を押しつぶすこと
によってこの部分のセットプレート内周部31が下方へ
Tだけ移動したとすると、上記θ1は略T/Lとなる。
なお、図中X´は、撓んだ後の、案内溝52の中央の移
動位置である。このように、セットプレート3の案内溝
52の中央がアッパプレート2の案内溝51の中央に対
して本来の対向位置たる直上位置から移動してずれる。
これにより、各案内溝51,52に上述の「慣らし」時
に生じた凹部からボール61,62が外れるために、調
整時の回転操作トルクが大きく変動してしまうという問
題があった。なお、図5は理解を容易にするために、セ
ットプレート3の撓みを実際よりも誇張して描いてあ
る。 【0006】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、回転操作トルク調整時の案内溝の移動量を小
さく抑えて回転操作トルクの変動を防止し、回転操作ト
ルクを適正に調整可能とした車両用シートの回転装置を
提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両用シートおよび車両のフロアのうち
の一方に固定される第1プレート(2)と、車両用シー
トおよび車両のフロアのうちの他方に固定される第2プ
レート(1)と、該第2プレート(1)に結合され、第
2プレート(1)とともに第1プレート(2)の周縁を
回転可能に上下方向で挟み込む第3プレート(3)とを
備え、前記第1プレート(2)の第2プレート(1)と
の対向面には第1プレート(2)の回転中心を中心とす
る円形または円弧形の第1案内溝(42)が形成され、
第2プレート(1)の第1プレート(2)との対向面に
は第1プレート(2)の回転中心を中心とする円形また
は円弧形で第1案内溝(42)に対向する第2案内溝
(41)が形成され、第1プレート(2)の第3プレー
ト(3)との対向面には第1プレート(2)の回転中心
を中心とする円形または円弧形の第3案内溝(51)が
形成され、第3プレート(3)の第1プレート(2)と
の対向面には第1プレート(2)の回転中心を中心とす
る円形または円弧形で第3案内溝(51)に対向する第
4案内溝(52)が形成され、第1案内溝(42)と第
2案内溝(41)の間、および第3案内溝(51)と第
4案内溝(52)の間に、各プレート(1,2,3)間
の回転時の摩擦抵抗を軽減する断面円形の抵抗軽減部材
(61,62)が配設された車両用シートの回転装置に
おいて、第4案内溝(52)が第3案内溝(51)より
も第2プレート(1)と第3プレート(3)の結合部側
に位置するように第4案内溝(52)と第3案内溝(5
1)の対向方向を鉛直方向に対して傾斜させ、および/
又は第1案内溝(42)が第2案内溝(41)よりも第
2プレート(1)と第3プレート(3)の結合部側に位
置するように第1案内溝(42)と第2案内溝(41)
の対向方向を鉛直方向に対して傾斜させたものである。 【0008】本発明においては、第4案内溝が第3案内
溝よりも第2プレートと第3プレートの結合部側に位置
するように第4案内溝と第3案内溝の対向方向を鉛直方
向に対して傾斜させ、および/又は第1案内溝が第2案
内溝よりも第2プレートと第3プレートの結合部側に位
置するように第1案内溝と第2案内溝の対向方向を鉛直
方向に対して傾斜させてあるから、ロアプレートとセッ
トプレートの対向間隔を変更してロアプレート、アッパ
プレートないしセットプレートを撓ませても、対向する
案内溝の一方の中央が他方の案内溝の中央に対して移動
する量を小さく抑えることができる。これにより、回転
操作トルク調整時の「慣らし」により各案内溝の一部に
形成された凹部からボールが外れることはないため、調
整時の回転操作トルクが大きく変動してしまうという不
具合を避けることができ、回転操作トルクを適正に調整
することができる。 【0009】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。 【0010】 【発明の実施の形態】図1には装置の拡大断面斜視図を
示し、断面部は従来技術を示す図4と同じ断面線に沿う
ものである。図1において、略水平に延びる第2プレー
トたるロアプレート1の内周部12には第3プレートた
るセットプレート3の内周部31がカシメピン71によ
って結合されており、セットプレート3の外周部32は
斜め外方へ延びて、環状に凹陥するロアプレート1の中
間部11との間に形成された空間内に、段付きに下方へ
屈曲した後、斜め下方へ延びる第1プレートたるアッパ
プレート2の内周部21が進入し位置している。セット
プレート3の内周部32は、カシメピン71を挿入した
通孔311周囲の略円形領域がロアプレート1に向けて
突出して間隔調整手段としてのボス部34となってい
る。 【0011】セットプレート3の、斜め上方へ延びる外
周部32には斜め下方へ開放する円弧断面の案内溝52
が湾曲形成されており、一方、アッパプレート2の斜め
下方へ延びる内周部21には斜め上方へ開放する円弧断
面の案内溝51が湾曲形成されて、これら案内溝51,
52は斜め方向で対向している。すなわち、案内溝52
は案内溝51よりもカシメピン71による結合部側に位
置し、案内溝51の中央と案内溝52の中央を結ぶ線は
鉛直方向から所定角度だけ、カシメピン71による結合
部の方向へ傾斜している。そして、これら案内溝51,
52の間に、樹脂リング63の保持孔631内に回転自
在に位置決めされて抵抗軽減部材としてのボール62が
介設されている。なお、上記各案内溝51,52はアッ
パプレート2の回転中心を中心とする円形に形成されて
いる。 【0012】ロアプレート1の外周部13と中間部11
の境界は山形断面に屈曲して、その裾部分に斜め上方へ
開放する円弧断面の環状案内溝41が湾曲形成されてお
り、一方、アッパプレート2の斜め下方へ延びる内周部
21には斜め下方へ開放する円弧断面の環状案内溝42
が湾曲形成されて、これら案内溝41,42は傾斜方向
で対向している。すなわち、案内溝42は案内溝41よ
りもカシメピン71による結合部側に位置し、案内溝4
1の中央と案内溝42の中央を結ぶ線が鉛直方向から所
定角度だけ、カシメピン71による結合部の方向へ傾斜
している。そして、これら案内溝41,42の間に、樹
脂リング64の保持孔641内に回転自在に位置決めさ
れて抵抗軽減部材としてのボール61が介設されてい
る。なお、上記各案内溝41,42はアッパプレート2
の回転中心を中心とする円形に形成されている。このよ
うにして、アッパプレート2はその内周部21が、斜め
上下方向からボール61,62を介してロアプレート1
とセットプレート3により回転可能に抱持されている。
ここで、案内溝41,42,51,52の曲率半径はボ
ール61,62の半径よりもやや大きくしてある。他の
構造は既に説明した従来のものと同一である。 【0013】このような構造の回転装置において、ボス
部34を適当量押しつぶしてセットプレート3をロアプ
レート1の内周部12に向けて下方へTだけ移動させる
と、セットプレート3の外周部32とロアプレート1の
中間部11との間隔が小さくなり、これに伴って例えば
セットプレート3の外周部32が撓んで、セットプレー
ト3とアッパプレート2、あるいはアッパプレート2と
ロアプレート1の間に位置するボール61,62に適度
な摺動抵抗が付与される。 【0014】ところで、セットプレート2の内周部31
をTだけ下方へ移動させた際の案内溝52中央の移動量
(角度で示し、これをθ2とする)を図2で検討する。図
2中、Yは撓む前の、セットプレート2の案内溝52の
中央位置であり、既に説明したように鉛直方向から角度
αだけ傾斜した位置にある。案内溝52の中央位置Yか
らカシメピン71までの距離はLである。この状態で、
ボス部34を押しつぶすことによってこの部分のセット
プレート内周部31が下方へTだけ移動すると、案内溝
52の中央は原位置Yから角度θ2だけずれて位置Y´
へ移動する。ここで、θ2は略T1/Lであり、T1<T
であるから、θ2<θ1(図6参照)となる。すなわち、
撓む前の、セットプレート3の案内溝52の中央位置を
鉛直方向から角度αだけ、カシメピン71による結合部
の方向へ傾斜させておくと、ボス部34を押しつぶして
セットプレート3の外周部31を下方へ一定量Tだけ移
動させた時の、上記案内溝52の中央位置の移動量を小
さく抑えることができる。ここで、案内溝52の中央位
置の移動量は角度αを大きくするほど小さくできるが、
シート荷重に対する支持力を確保する必要があることと
の兼ね合いで、角度αは適当な大きさに選択される。 【0015】このように、本実施形態によれば、セット
プレート3とロアプレート1の間隔を変更して回転操作
トルクを調整する際に、セットプレート3の案内溝52
の移動量を小さく抑えることができる。したがって、ト
ルク調整時のアッパプレートの「慣らし」回転によって
案内溝52の一部に摩耗形成される、ボール62の外周
に倣った形状の凹部からボール62が大きく外れてしま
うことがないから、トルク調整時の回転操作トルクの変
動を小さく抑えることができる。なお、上記実施形態で
は、間隔調整手段としてボス部を形成したが、これ以外
に、ロアプレートとセットプレートの間に、厚み方向へ
適当量押しつぶすことができるスペーサ板等を設けて間
隔調整手段としても良い。また、上記実施形態ではセッ
トプレート3の外周部32が撓む場合について説明した
が、アッパプレート2の内周部21あるいはロアプレー
ト1の中間部11が撓む場合も同様である。また、上記
実施形態では、ロアプレート1とセットプレート3でア
ッパプレート2を回転可能に抱持する構造の回転装置に
本発明を適用した場合を説明したが、第2プレートとし
てのアッパプレート2と第3プレートとしてのセットプ
レート3で第1プレートとしてのロアプレート1を抱持
して上記アッパプレート2を回転可能とした構造の回転
装置にも適用することができる。さらに、対向する案内
溝のうち、その対向方向を傾斜させるのはいずれか一方
のみとしても良い。また、ボールに代えて断面円形の樹
脂リング体等を抵抗軽減部材として使用することができ
る。また、案内溝41,42,51,52を、アッパプ
レート2の回転中心を中心とする円形とするのに代えて
円弧形としても良い。 【0016】 【発明の効果】以上のように、本発明の車両用シートの
回転装置によれば、回転操作トルク調整時の案内溝の移
動量を小さく抑えて回転操作トルクの変動を防止するこ
とにより、回転操作トルクを適正に調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す回転装置の拡大断面
斜視図である。 【図2】案内溝の中央の移動を説明する図である。 【図3】回転装置の全体斜視図である。 【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。 【図5】セットプレートが撓んだ状態を示す断面図であ
る。 【図6】案内溝の中央の移動を説明する図である。 【符号の説明】 1…ロアプレート、2…アッパプレート、3…セットプ
レート、34…ボス部、41,42…案内溝、51,5
2…案内溝、61,62…ボール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 BA07 BB12 BB14 DB05 DE02 3J101 AA02 AA32 AA42 AA53 AA63 AA73 AA82 AA85 BA35 BA50 BA53 BA54 BA55 BA63 EA31 FA41 GA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両用シートおよび車両のフロアのうち
    の一方に固定される第1プレートと、車両用シートおよ
    び車両のフロアのうちの他方に固定される第2プレート
    と、該第2プレートに結合され、第2プレートとともに
    前記第1プレートの周縁を回転可能に上下方向で挟み込
    む第3プレートとを備え、前記第1プレートの前記第2
    プレートとの対向面には第1プレートの回転中心を中心
    とする円形または円弧形の第1案内溝が形成され、前記
    第2プレートの前記第1プレートとの対向面には第1プ
    レートの回転中心を中心とする円形または円弧形で前記
    第1案内溝に対向する第2案内溝が形成され、前記第1
    プレートの前記第3プレートとの対向面には第1プレー
    トの回転中心を中心とする円形または円弧形の第3案内
    溝が形成され、前記第3プレートの前記第1プレートと
    の対向面には第1プレートの回転中心を中心とする円形
    または円弧形で前記第3案内溝に対向する第4案内溝が
    形成され、前記第1案内溝と前記第2案内溝の間、およ
    び前記第3案内溝と前記第4案内溝の間に、各プレート
    間の回転時の摩擦抵抗を軽減する断面円形の抵抗軽減部
    材が配設された車両用シートの回転装置において、前記
    第4案内溝が前記第3案内溝よりも前記第2プレートと
    前記第3プレートの結合部側に位置するように前記第4
    案内溝と前記第3案内溝の対向方向を鉛直方向に対して
    傾斜させ、および/又は前記第1案内溝が前記第2案内
    溝よりも前記第2プレートと前記第3プレートの結合部
    側に位置するように前記第1案内溝と前記第2案内溝の
    対向方向を鉛直方向に対して傾斜させたことを特徴とす
    る車両用シートの回転装置。
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