JP2003112225A - ロッカーアーム - Google Patents

ロッカーアーム

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JP2003112225A JP2001308862A JP2001308862A JP2003112225A JP 2003112225 A JP2003112225 A JP 2003112225A JP 2001308862 A JP2001308862 A JP 2001308862A JP 2001308862 A JP2001308862 A JP 2001308862A JP 2003112225 A JP2003112225 A JP 2003112225A
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則之 竹尾
Shusuke Kuwata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1対の側壁部9a、9a同士の間隔がローラ
4の幅よりも大きくても、このローラ4の軸方向の変位
を抑えられる構造を、低コストで実現可能にする。 【解決手段】 上記ローラ4の軸方向両端面と上記両側
壁部9a、9aの内側面との間に、それぞれ間座32、
32を介在させて、上記ローラ4の軸方向の変位を抑え
る。これら間座32、32同士を連結部33により連結
して一体として取り扱える様にし、組み付け作業の容易
化を図る。これらにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの動弁
機構に組み込み、カムシャフトの回転を弁体(吸気弁及
び排気弁)の往復運動に変換する為のロッカーアームの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】レシプロエンジン(往復ピストンエンジ
ン)には、一部の2サイクルエンジンを除き、クランク
シャフトの回転と同期して開閉する吸気弁及び排気弁を
設けている。この様なレシプロエンジンでは、上記クラ
ンクシャフトの回転と同期して(4サイクルエンジンの
場合には1/2の回転速度で)回転するカムシャフトの
動きを、ロッカーアームにより、上記吸気弁又は排気弁
である弁体に伝達し、これら弁体をそれぞれの軸方向に
往復運動させる。図6は実開平6−18605号公報
に、図7は特開2001−65313号公報に、それぞ
れ記載された、従来から知られているエンジンの動弁機
構の2例を示している。
【0003】このうちの図6に示した構造では、本発明
の対象となるロッカーアーム1は、片面(図6並びに一
般的な使用状態で下面)一端部を弁体2の基端面に、同
じく他端部をラッシュアジャスタと呼ばれる緩衝部材3
の先端面に、それぞれ突き当てている。これに対して図
7に示した構造では、片面一端部を弁体2の基端面に突
き当てると共に、他端部に形成したねじ孔38にアジャ
ストスクリュー39を螺着している。又、上記ロッカー
アーム1の中間部にはローラ4を、枢軸5を中心とする
回転自在に支持し、このローラ4の外周面を、カムシャ
フト6に固定したカム7の外周面に転がり接触させてい
る。エンジンの運転時にこれらカムシャフト6及びカム
7が回転すると、このカム7の外周面の変位が上記ロー
ラ4及び枢軸5を介して上記ロッカーアーム1に伝達さ
れる。そして、このロッカーアーム1が、上記緩衝部材
3の先端面との当接部(図6の構造の場合)或は上記ア
ジャストスクリュー39の先端面と相手部材との当接部
(図7の構造の場合)を中心として揺動変位する。この
結果、上記弁体2が、上記ロッカーアーム1の一端部に
よる押圧力とリターンスプリング8の弾力とにより往復
移動して、図示しない吸気口或は排気口を開閉する。
【0004】この様なエンジンの動弁機構に組み込むロ
ッカーアームとして従来一般的には、図7に示す様な、
鋳造品(鋳鉄品或はアルミニウムダイキャスト品)を使
用していた。これに対して近年、鋼板等の金属板にプレ
ス加工を施す事により上記ロッカーアームを造る事が考
えられ、一部で実施されている。この理由は、鋳造品は
重量が嵩んだり(鋳鉄品の場合)、或は十分に強度を確
保する為には容積が嵩張る(アルミニウムダイキャスト
品の場合)他、一般的にはロストワックス法により造る
為、製造コストが嵩む為である。
【0005】この様な事情で考えられた板金製のロッカ
ーアームの第1例として図8〜9に、上記実開平6−1
8605号公報に記載されたものを示している。この図
8〜9に示したロッカーアーム1aは、鋼板等の十分な
強度及び剛性を有する金属板にプレス加工を施す事によ
り造られ、互いにほぼ平行な1対の側壁部9、9と、こ
れら両側壁部9、9の幅方向一端縁同士を連結する連結
部10及び第二の連結部11とを備える。又、これら両
側壁部9、9の長さ方向中間部で互いに整合する位置に
形成した1対の円孔12に枢軸13の両端部を嵌合支持
し、この枢軸13の中間部周囲にローラ14を、回転自
在に支持している。又、上記連結部10の片面は、前記
弁体2の基端部を突き当てる為の係合面とし、上記第二
の連結部11の片面には、上記緩衝部材3の先端部を揺
動変位自在に突き当てる為の球状凹部15を形成してい
る。
【0006】尚、上記実開平6−18605号公報に
は、上記各側壁部9、9の片面で上記ローラ14の軸方
向端面に対向する部分に、潤滑油溜りとなる凹部を形成
する発明が記載されている。即ち、図10〜11に示す
様に、上記ロッカーアーム1aを造るべき金属板16の
一部で、上記枢軸13の両端部を嵌合支持すべき円孔1
2(図8参照)の周囲に位置し、上記ローラ14の軸方
向両端面に対向する部分に、多数の小凹部17、17
(図10)或は螺旋状の凹溝18、18(図11)を形
成して、上記各側壁部9、9の片面と上記ローラ14の
軸方向端面との摺動部の潤滑性向上を図る技術が記載さ
れている。何れにしても、上記実開平6−18605号
公報に記載された技術の場合には、1枚の金属板からプ
レス加工を主体とする一体成形により、ロッカーアーム
を造る為、得られた板金製のロッカーアームは、小凹部
17、17或は凹溝18、18部分を除き、全面に亙り
ほぼ均一な厚さを有する。
【0007】一方、金属板の厚さを徒に大きくする事な
く、使用時に大きな力を受けるバルブ係合部の近傍部分
の強度及び剛性を十分に確保すべく、このバルブ係合部
の近傍部分の厚さを他の部分よりも大きくできる構造を
プレス加工により得られる技術として、特開2000−
120411号公報には、図12〜18に示す様な、ロ
ッカーアームとその製造方法とに関する発明が記載され
ている。この従来から知られている、板金製としては第
2例となるロッカーアーム1bは、図12に示す様に、
互いにほぼ平行な1対の側壁部9a、9aと、これら両
側壁部9a、9aの幅方向一端縁同士を連結する連結部
10a及び第二の連結部11aとを有する。又、これら
両側壁部9a、9aの長さ方向中間部に1対の円孔1
2、12を、互いに同心に形成し、これら両円孔12、
12に、カムと係合するローラを回転自在に支持する為
の支持軸の両端部を支持自在としている。上記連結部1
0a及び第二の連結部11aのうち、連結部10aの片
面には、弁体の基端部を突き当てる為の係合面19を、
第二の連結部11aに、緩衝部材3(図6参照)の先端
部を突き当てる為の球状凹部15を、それぞれ形成して
いる。
【0008】上記係合面19と球状凹部15とのうち、
係合面19は、上記連結部10aの幅方向中間部の片面
に、この連結部10aの幅方向中間部を厚さ方向に塑性
変形させる事により、この連結部10aの他の部分より
も凹んだ凹溝状に形成している。従って、この連結部1
0aの他面には、上記係合面19を形成する事に伴って
土手状に突出した、断面形状が台形である膨出部20が
存在する。これに対して、上記球状凹部15は、上記第
二の連結部11aの中央部を厚さ方向に塑性変形させる
事により形成して成る。
【0009】上述の様なロッカーアーム1bを造る場
合、先ず第一工程で、図13に示す様な第一素板21を
造る。即ち、この第一工程では、例えば3〜4mm程度の
厚さを有する炭素鋼板等、十分な剛性を有する金属板
(平板材若しくはコイル材)を、図示しないプレス装置
の打抜き型と受型との間に供給し、これら両型同士の間
で、上記第一素板21を打ち抜き形成する。
【0010】この第一素板21は、図13(A)に示す
様に、角を丸めた菱形の長さ方向一端部{図13(A)
の右端部}を切除した如き形状と、t21なる厚さ{図1
3(B)}とを有する。この様な第一素板21の幅方向
{図13(A)の上下方向}中央部の、図13(A)に
記載した2本の鎖線α、αよりも少し内側部分(幅方向
中央寄り部分)で幅W22なる部分を、上記第一素板21
の長さ方向{図13(A)の左右方向}に連続する基部
22としている。そして、この基部22の幅方向の両側
に、それぞれが略三角形である、1対の翼状部23、2
3を設けている。
【0011】上述の様な第一素板21の中央部には、続
く第二工程で、図14(A)に示す様に透孔24を形成
して、第二素板25とする。この透孔24の形状は、大
略鼓形で、幅方向両側縁の長さ方向中央部に、互いに近
づく方向に突出した、それぞれが部分円弧状である、1
対の舌状部26、26を形成している。これら両舌状部
26、26はそれぞれ、後述するローラを回転自在に支
持する為の支持軸の両端部を支持する為の円孔12、1
2(図12、18参照)を形成する為に設ける。又、上
記透孔24の四隅部分には、それぞれが略半円形である
切り欠き部27、27を形成している。これら各切り欠
き部27、27は、次の第三工程で、上記基部22を断
面円弧状に湾曲させて湾曲部28(図15参照)を形成
する際に、湾曲作業を行ない易くする為に形成する。
【0012】上述の様な第二素板25は、図示しないプ
レス加工装置に組み込んだ、プレス装置の打抜き型と受
型との間に上記第一素板21を供給し、これら両型同士
の間で上記透孔24を打ち抜く事により形成する。尚、
前記第一素板21及び上記第二素板25の基部22の幅
22は、次に述べる第三工程で形成する1対の側壁部9
a、9aの外側面同士の間隔である、第一中間素材29
の幅W29(図15参照)よりも大きくしている(W22
29)。この様に、基部22の幅W22を第一中間素材2
9の幅W29よりも大きくした事に伴って、上記1対の舌
状部26、26同士の間隔D26も大きくし、上記透孔2
4を打ち抜く為の打抜き型の寿命確保を図っている。
尚、上記第二素板25の加工順は、上述の場合と異なら
せる事もある。
【0013】図14に示す様な形状に加工した、上記第
二素板25は、続く第三工程で、図15に示す様な第一
中間素材29とする。この第三工程では、上記第二素板
25を、図示しないプレス装置に組み付けた押型と受型
との間に供給して強く押圧し、上記第二素板25の基部
22及び翼状部23、23に曲げ加工を施す。そして、
上記第二素板25を、幅方向に関して左右1対の側壁部
9a、9aと、これら両側壁部9a、9aの幅方向{図
15(C)(D)の左右方向}端縁同士を連結する湾曲
部28とから成る、上記第一中間素材29とする。この
湾曲部28は、この第一中間素材29の長さ方向{図1
5(A)の左右方向}中間部で、上記透孔24に対応す
る部分が不連続な、半円筒状に形成されている。この様
に、透孔24部分で2分割された上記湾曲部28のう
ち、一端側{図15(A)(B)の右端側}が弁体の基
端部を突き当てる為の係合面19を備える連結部10a
(図12、17、18参照)になり、他端側{図15
(A)(B)の左端側}が緩衝部材3の先端部を突き当
てる為の球状凹部15を備える第二の連結部11a(図
12、17、18参照)となる。
【0014】前述した通り、上記1対の側壁部9a、9
aの外側面同士の間隔である、上記第一中間素材29の
幅W29は、前述した第一、第二素板21、25の基部2
2の幅W22よりも小さくしている。即ち、上記第一中間
素材29に於いて、上記1対の側壁部9a、9aの幅方
向端縁同士を連結する為の連結部としての役目を有する
上記湾曲部28は、図15(C)(D)に示す様に、略
半円筒状に形成している。この様に略半円筒状の湾曲部
28を形成し、この湾曲部28の元となる、前述した平
板状の基部22の幅W22よりもこの湾曲部28の幅を小
さくする為、この基部22の幅W22を、上記第一中間素
材29に設けられる左右1対の側壁部9a、9aであ
る、上記第一中間素材29の幅W29よりも大きく(W22
>W29)でき、前述した舌状部26、26同士の間隔D
26を大きくできる。上述した様な第三工程により得られ
る、図15に示す様な第一中間素材29を構成する上記
湾曲部28の厚さt28は、前記第一素板21の厚さt21
とほぼ同じ(t28≒t21)である。
【0015】尚、上記湾曲部28のうち、少なくとも弁
体の基端部を突き当てる為の係合面19を構成する為の
一端側部分には、次述する第四工程で押圧加工を施し
て、厚さを大きくする。この場合に、押圧加工後に所望
の厚さを得る為には、上記湾曲部28の形状及び寸法を
規制する必要がある。即ち、この湾曲部28の形状及び
寸法の選択が、上記押圧加工に於ける厚さを決定付ける
事になる。又、上記第一中間素材29には、上記湾曲部
28を形成すると同時に、左右1対の側壁部9a、9a
も同時に形成する。即ち、上記湾曲部28を形成するの
に伴って、前記第一、第二素板21、25の幅方向両端
部に形成した翼状部23、23及び中央部の透孔24の
内側縁部に設けた舌状部26、26を起立させて、互い
にほぼ平行な、上記1対の側壁部9a、9aとする。
【0016】上述の様にして構成した、上記第一中間素
材29には、続く第四工程で湾曲部28に押圧加工を施
し、図16に示す様な第二中間素材30とする。即ち、
上記第四工程では、上記湾曲部28を平板状に加工する
と共に厚さを増大させて、図16に示す様に、上記第一
素板21の厚さt21{図13(B)参照}よりも大きな
厚さt10、t11(t21<t10、t11)を有する連結部1
0a及び第二の連結部11aとする。
【0017】上記第四工程は、上記第一中間素材29の
湾曲部28を、押圧加工用の押型と受型との間にセット
した状態で加圧する冷間鍛造により行ない、上記湾曲部
28を塑性変形させる。この結果、平板状の上記連結部
10a及び第二の連結部11aが形成される。この様
に、湾曲部28を塑性変形させて連結部10a及び第二
の連結部11aとする際、断面円弧状の湾曲部28が平
板状の連結部10a及び第二の連結部11aになる分、
厚さがt10、t11にまで増大する。この様に、断面円弧
状の湾曲部28を平板状の連結部10a及び第二の連結
部11aにすると同時に厚さを増大させる加工は、プレ
スによる押圧加工を用いて、容易に行なえる。
【0018】尚、図示の例では、一端側に設けた連結部
10aだけでなく、他端側に設けた第二の連結部11a
も厚さを大きくしている。但し、ロッカーアームの使用
時に特に大きな応力が加わるのは、弁体の基端部を突き
当てる係合面19を設ける、連結部10aの側である。
従って、上記第二の連結部11aの側は、必ずしも厚さ
を増大させる必要はない。厚さを増大させる必要がなけ
れば、単に湾曲部28を塑性変形させて平坦な連結部に
すれば良い。但し、連結部10a及び第二の連結部11
aの厚さを同じにする方が、加工の手間を少なくできる
為、コスト上有利である。
【0019】上記第四工程で、第一中間素材29に比較
的厚肉の連結部10a及び第二の連結部11aを形成し
て第二中間素材30としたならば、次の第五工程でこれ
ら連結部10a及び第二の連結部11aに塑性加工若し
くは切削加工、更には必要とする研削加工を施す。即
ち、図17に示す様に、上記連結部10aに、図示しな
い弁体の基端部を突き当てる為の係合面19を形成す
る。又、上記第二の連結部11aに、前記緩衝部材3
(図6参照)の先端部を突き当てる為の球状凹部15を
形成する。この様な第五工程では、上記第二中間素材3
0の連結部10aを、図示しない鍛造加工機の押型と受
型との間にセットして、この連結部10aに冷間鍛造を
施す事により、図17(A)(B)(D)に示す様な、
凹溝状でその底面が凸に湾曲した係合面19を形成す
る。又、上記第二の連結部11aを、図示しない別の鍛
造加工機の押型と受型との間にセットして、この第二の
連結部11aに冷間鍛造を施す事により、図17(A)
(B)(C)に示す様な、球状凹孔である球状凹部15
を形成する。この様な第五工程により、前記第一素板2
1の厚さよりも大きな厚さを有する上記連結部10a及
び第二の連結部11aに係合面19及び球状凹部15を
設けた、第三中間素材31となる。
【0020】この様にして得られた第三中間素材31に
は、次の第六工程で、1対の側壁部9a、9aの中間部
で互いに整合する位置に、それぞれ円孔12、12を、
プレス加工、或は旋削加工により形成して、図12、1
8に示す様なロッカーアーム1bとして完成する。これ
ら両円孔12、12は、前述した様に、ローラ4、14
を回転自在に支持する為の枢軸5、13(図6〜9参
照)の両端部を支持する為のものである。即ち、上記両
円孔12、12に両端部を支持した枢軸5、13の中間
部周囲にローラ4、14を回転自在に支持すると共に、
このローラ4、14の外周面をカム7(図6〜7参照)
の外周面に転がり接触させて、カムシャフト6(図6〜
7参照)の回転運動を上記ロッカーアーム1bの揺動運
動に変換自在とする。尚、金属板製で端部にアジャスト
スクリューを螺着する構造として従来から、特開200
1−59407号公報に記載された構造のものが知られ
ている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図8〜9、或は図12
〜18に示した様な、金属板にプレス加工を施して成る
ロッカーアーム1a、1bの場合、互いに平行な1対の
側壁部9、9a同士の間隔を小さくする事に関しては限
度があった。即ち、プレス型の強度を確保してこのプレ
ス型の耐久性を確保する事、或は加工に伴って金属板に
加わる応力の最大値を抑え、この金属板に亀裂等の損傷
が発生する事の防止を図る事を考慮した場合、上記1対
の側壁部9、9a同士の間隔を或る程度確保する必要が
あった。一方、これら1対の側壁部9、9a同士の間に
装着するローラ14の幅(軸方向厚さ)は、カム7(図
6〜7参照)の幅(軸方向厚さ)よりも小さくする。こ
の理由は、ローラ14とカム7とが軸方向に相対変位し
た場合でも、これらローラ14及びカム7の外周面同士
を、エッジ当たりする事なく、確実に転がり接触させる
為である。
【0022】これらの理由により、上記1対の側壁部
9、9a同士の間隔が、上記ローラ14の幅に比べて過
大になる場合がある。この様な場合、そのままでは、こ
のローラ14が上記1対の側壁部9、9a同士の間で軸
方向に絶えず変化する事になって、上記ローラ14とカ
ム7との外周面同士がエッジ当たりしたり、ローラ支持
部で振動が発生し易くなる等の問題を生じる。この為に
従来は、特開2000−54810号公報等の記載され
ている様に、上記ローラ14の軸方向両端面と上記1対
の側壁部9、9aの内側面との間に、それぞれ円輪状の
ワッシャを介在させる事が行なわれている。この様なワ
ッシャを使用する事により、上記1対の側壁部9、9a
同士の間での上記ローラ14の軸方向位置を規制し、上
記問題を解消できる。
【0023】但し、一般的な円輪状のワッシャにより上
記ローラ14の軸方向位置を規制する構造では、これら
各ワッシャ及びローラ14を、上記1対の側壁部9、9
a同士の間に組み付ける作業が面倒で、エンジンの動弁
機構の製造コストが嵩む原因となる。本発明のロッカー
アームは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のロッカーアーム
は、前述した従来のロッカーアームと同様に、金属板に
プレス加工を施す事により造られ、互いにほぼ平行な1
対の側壁部と、これら両側壁部の幅方向一端縁同士を連
結する連結部とを備える。そして、これら両側壁部の互
いに整合する位置に、ローラを支持する枢軸の両端部を
支持する為の1対の円孔を形成し、上記連結部の片面を
弁体の端面を突き当てる為の係合面としている。特に、
本発明のロッカーアームに於いては、上記1対の側壁部
の互いに対向する側面の一部で上記各円孔を囲む部分
に、上記ローラの外周面よりも径方向外方に存在する第
二の連結部により互いに連結された1対の間座を添設し
ている。
【0025】
【作用】上述の様に構成する本発明のロッカーアームの
場合には、1対の間座をローラの軸方向両端面と1対の
側壁部の内側面との間に介在させる事により、このロー
ラの幅をこれら1対の側壁部の内側面同士の間隔よりも
十分に小さくできる。しかも、上記1対の間座は、第二
の連結部により互いに連結されていて一体に取り扱える
ので、これら各間座を、上記ローラ及びラジアルニード
ル軸受を構成する複数のニードルと共に上記1対の側壁
部同士の間で枢軸の周囲部分に組み付ける作業を容易に
行なえる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、金属板に
プレス加工を施して成るロッカーアーム1bを構成する
1対の側壁部9a、9aの内側面とローラ4の軸方向両
端面との間に介在させる1対の間座32、32部分の構
造にある。上記ロッカーアーム1bの構造及びその加工
方法に関しては、前述の図12〜18に示した従来技術
の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略し、以下、本発明の特徴部分を中
心に説明する。
【0027】上記1対の側壁部9a、9aの互いに対向
する側面の一部で、枢軸13の両端部を支持する為の円
孔12、12を囲む部分に、上記1対の間座32、32
を添設している。これら両間座32、32は、それぞれ
が円輪状に形成されており、それぞれの外周縁の一部で
周方向に関する位相が互いに一致する部分同士を、請求
項に記載した第二の連結部に相当する連結部33によ
り、互いに連結している。これら各部分の寸法関係は、
次の様に規制している。
【0028】先ず、上記両間座32、32の内径R
32は、上記枢軸13の外径D13よりも大きく、上記ロー
ラ4の内径R4 よりも小さい(R4 >R32>D13)。こ
の理由は、上記枢軸13の中間部周囲に上記ローラ4を
回転自在に支持する為のラジアルニードル軸受を構成す
る各ニードル34、34の軸方向端面を上記両間座3
2、32に対向させる為である。尚、これら各ニードル
34、34の軸方向長さは、上記ローラ4の軸方向の幅
と同じか、この幅よりも少し小さい。
【0029】又、上記両間座32、32の外径D32は、
上記ローラ4の内径R4 よりも大きく、このローラ4の
外径D4 よりも小さい(D4 >D32>R4 )。この理由
は、上記両間座32、32の外径寄り部分を上記1対の
側壁部9a、9aの内側面と上記ローラ4の軸方向両端
面との間に介在させて、これら両側壁部9a、9aの内
側面同士の間での上記ローラ4の軸方向変位を、上記両
間座32、32により抑えると共に、上記両間座32、
32の外周縁が上記ローラ4の外周面よりも径方向外方
に突出して、これら両間座32、32の外周縁がカム7
(図6〜7参照)の外周面と干渉しない様にする為であ
る。尚、上記両間座32、32が径方向外方に変位し
て、これら両間座32、32の外周縁が上記ローラ4の
外周面よりも径方向外方に突出しない様にする為、これ
ら両間座32、32の内径R32は、上記枢軸13の外径
よりも僅かに大きいだけとする。
【0030】更に、前記連結部33は、上記ローラ4の
軸方向に存在する主部35と、この主部35の両端部か
らこのローラ4の径方向内方に折れ曲がった折れ曲がり
部36、36とから成る。そして、これら両折れ曲がり
部36、36の先端と上記両間座32、32の一部外周
縁とを連続させている。又、これら両間座32、32と
上記ローラ4とを同心に配置した状態で、上記主部35
がこのローラ4の外周面よりも径方向外方に存在する様
に、上記両折れ曲がり部36、36の寸法を規制してい
る。
【0031】又、上記連結部33の自由状態では、上記
両間座32、32は、図4に示す様に、上記連結部33
から離れる程間隔が広がる方向に弾性的に変位した状態
となる。これに対して、上記両間座32、32の間隔を
上記連結部33を弾性変形させつつ縮め、図2に示す様
にこれら両間座32、32同士を互いに平行にした状態
では、これら両間座32、32の反対側面同士の間隔
が、前記ロッカーアーム1bを構成する1対の側壁部9
a、9aの内側面同士の間隔と一致する様にしている。
【0032】上述の様に構成する本例のロッカーアーム
1bの場合には、上記1対の間座32、32を上記ロー
ラ4の軸方向両端面と上記1対の側壁部9a、9aの内
側面との間に介在させる事により、上記ローラ4の幅を
これら1対の側壁部9a、9aの内側面同士の間隔より
も十分に小さくできる。即ち、前述した様に、金属板に
プレス加工を施す事により造る前記ロッカーアーム1b
の場合には、加工上の問題から、上記1対の側壁部9
a、9aの内側面同士の間隔を或る程度確保する必要が
あり、そのままではローラ4の軸方向両端面と上記1対
の側壁部9a、9aの内側面との間に過大な隙間が生じ
る場合がある。この様な場合でも、上記1対の間座3
2、32を上記ローラ4の軸方向両端面と上記1対の側
壁部9a、9aの内側面との間に介在させる事により、
上記ローラ4の軸方向に関する位置決めを図る事ができ
る。
【0033】しかも本発明の場合には、上記1対の間座
32、32は、前記連結部33により互いに連結されて
いて一体に取り扱えるので、これら各間座32、32
を、上記ローラ4及びラジアルニードル軸受を構成する
複数のニードル34、34と共に上記1対の側壁部9
a、9a同士の間で前記枢軸13の周囲部分に組み付け
る作業を容易に行なえる。例えば本例の場合には、上記
連結部33を弾性変形させて上記1対の間座32、32
の間隔を弾性的に縮めた状態で、これら両間座32、3
2を図2に示す様に上記1対の側壁部9a、9a同士の
間に挟持すれば、これら両間座32、32をそのままこ
れら1対の側壁部9a、9aの内側面で前記各円孔1
2、12の周囲部分に仮支持できる。上記ローラ4と前
記枢軸5と上記各ニードル34、34の組み付け作業
は、この様に上記両間座32、32を上記1対の側壁部
9a、9aの内側面部分に仮支持した状態で行なえるの
で、作業を容易に行なえる。
【0034】次に、図5は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、請求項に記載した第
二の連結部である連結部33aの自由状態で、1対の間
座32a、32a同士が互いに平行である。これに伴っ
て、これら両間座32a、32aの一部外周縁に鉤部3
7、37を設けている。これら鉤部37、37は、開口
部の幅を弾性的に広げた状態で、ロッカーアーム1bを
構成する1対の側壁部9a、9aの端縁部(図1〜3参
照)に係止自在である。そして、係止した状態で、上記
1対の間座32a、32aが、上記1対の側壁部9a、
9aの内側面でこれら各側壁部9a、9aに形成した円
孔12、12(図1、3参照)の周囲部分に配置される
様にしている。その他の構成及び作用は、上述した第1
例の場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
【0035】尚、本発明の様に、ローラ4の軸方向両端
面と1対の側壁部9a、9aの内側面との間に間座3
2、32aを介在させる構造で、上記ローラ4の回転抵
抗を小さく抑える為には、これら各間座32、32aの
片面でこのローラ4の軸方向端面に対向する部分に、潤
滑油溜りとなる凹部を形成する事が好ましい。この様な
凹部としては、前述した図10に示す様な多数の小凹部
17、17、或は前述の図11に示す様な螺旋状の凹溝
18、18等が採用可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明のロッカーアームは、以上に述べ
た通り構成され作用するので、エンジンの動弁機構の製
造コストの低廉化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す分解斜視
図。
【図2】ロッカーアームと間座とを組み合わせた状態で
図1の上方から見た図。
【図3】更に枢軸及びローラを組み付けた状態を示す斜
視図。
【図4】連結部を自由状態として間座を図2と同方向か
ら見た略図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す、連結部及
び間座の斜視図。
【図6】従来から知られているエンジンの動弁機構の1
例を示す断面図。
【図7】同第2例を示す側面図。
【図8】従来から知られているロッカーアームの1例
を、ローラを支持した状態で示す斜視図。
【図9】図8のA−A断面図。
【図10】潤滑性向上の為の構造の第1例を示す、ロッ
カーアームを造る為の金属板の平面図。
【図11】同じく第2例を示す、ロッカーアームを造る
為の金属板の平面図。
【図12】従来から知られているロッカーアームの第2
例の斜視図。
【図13】従来から知られているロッカーアームの製造
方法の第一工程により得られる第一素板を示しており、
(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面図、
(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)のc−
c断面図。
【図14】同第二工程により得られる第二素板を示して
おり、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断面
図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)の
c−c断面図。
【図15】同第三工程により得られる第一中間素材を示
しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断
面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)
のc−c断面図。
【図16】同第四工程により得られる第二中間素材を示
しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断
面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)
のc−c断面図。
【図17】同第五工程により造られる第三中間素材を示
しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a断
面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は(A)
のc−c断面図。
【図18】同第六工程を経て完成したロッカーアームを
示しており、(A)は平面図、(B)は(A)のa−a
断面図、(C)は(A)のb−b断面図、(D)は
(A)のc−c断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b ロッカーアーム 2 弁体 3 緩衝部材 4 ローラ 5 枢軸 6 カムシャフト 7 カム 8 リターンスプリング 9、9a 側壁部 10、10a 連結部 11、11a 第二の連結部 12 円孔 13 枢軸 14 ローラ 15 球状凹部 16 金属板 17 小凹部 18 凹溝 19 係合面 20 膨出部 21 第一素板 22 基部 23 翼状部 24 透孔 25 第二素板 26 舌状部 27 切り欠き部 28 湾曲部 29 第一中間素材 30 第二中間素材 31 第三中間素材 32、32a 間座 33、33a 連結部 34 ニードル 35 主部 36 折れ曲がり部 37 鉤部 38 ねじ孔 39 アジャストスクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA18 BB09 BB18 BB22 BB39 CA04 CA11 CA12 CA14 CA20 CA21 CA22 CA29 CA34 CA35 CA52 EA02 FA06 FA29 FA33 FA35 GA01 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板にプレス加工を施す事により造ら
    れ、互いにほぼ平行な1対の側壁部と、これら両側壁部
    の幅方向一端縁同士を連結する連結部とを備え、これら
    両側壁部の互いに整合する位置に、ローラを支持する枢
    軸の両端部を支持する為の1対の円孔を形成し、上記連
    結部の片面を弁体の端面を突き当てる為の係合面とした
    ロッカーアームに於いて、上記1対の側壁部の互いに対
    向する側面の一部で上記各円孔を囲む部分に、上記ロー
    ラの外周面よりも径方向外方に存在する第二の連結部に
    より互いに連結された1対の間座を添設した事を特徴と
    するロッカーアーム。
  2. 【請求項2】 各間座の片面でローラの軸方向端面に対
    向する部分に、潤滑油溜りとなる凹部を有する、請求項
    1に記載したロッカーアーム。
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