JP2003111479A - モータ制御方法およびその装置 - Google Patents

モータ制御方法およびその装置

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JP2003111479A JP2001300128A JP2001300128A JP2003111479A JP 2003111479 A JP2003111479 A JP 2003111479A JP 2001300128 A JP2001300128 A JP 2001300128A JP 2001300128 A JP2001300128 A JP 2001300128A JP 2003111479 A JP2003111479 A JP 2003111479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーデバイスやモータの容量を大きくする
ことなく、電流検出を行うハードウエアを簡単化して、
OCPおよび電流制御を精度よく達成する。 【解決手段】 DCリンクの所定位置に設けられてOC
Pを行うOCP部5と、DCリンク電流を入力としてモ
ータ4の相電流を算出する相電流算出部6と、3相イン
バータ回路3のスイッチング素子にスイッチング信号を
供給するとともに、出力電圧情報を出力するドライバー
9と、相電流および出力電圧を入力として、モータ4の
回転子の回転位置および回転速度を検出する位置速度検
出部7と、回転速度指令および検出された回転速度を入
力として速度制御演算を行い、出力電流指令を出力する
速度制御部8と、出力電流指令を入力として、出力電流
指令がOCP以下の電流指令になるようにクランプする
電流指令制限部10と、電流指令制限部10から出力さ
れる出力電流指令と検出された相電流とを比較し、相電
流が出力電流指令となるように電圧指令を作成し、ドラ
イバー9に供給する電流制御部11とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータから
の出力をモータに供給してモータを駆動するとともに、
インバータを制御するための電流検出機能および過電流
保護機能を有するモータ制御装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のモータ制御装置の一例を示
す図である。
【0003】このモータ制御装置は、交流電源100を
入力とする整流回路110と、整流回路110の直流出
力を入力とする3相インバータ回路(パワーデバイス)
120と、3相インバータ回路120の出力が供給され
るモータ130と、整流回路110と3相インバータ回
路120とを接続するDCリンクの所定位置に設けられ
て過電流保護を行う過電流保護部140と、モータ13
0の相電流を検出する相電流検出部150と、3相イン
バータ回路120のスイッチング素子にスイッチング信
号を供給するとともに、出力電圧情報を出力するドライ
バー180と、相電流および出力電圧を入力として、モ
ータ130の回転子の回転位置および回転速度を検出す
る位置速度検出部160と、回転速度指令および検出さ
れた回転速度を入力として速度制御演算を行い、出力電
圧指令を出力する速度制御部170とを有している。
【0004】なお、前記ドライバー180は、出力電圧
指令および検出された位置を入力として所定の演算を行
ってスイッチング信号および出力電圧を出力するもので
ある。このドライバー180には、過電流保護部140
からの過電流保護信号も供給されており、該当する場合
に、過電流を防止すべく(全てのスイッチング素子をオ
フすべく)スイッチング信号を出力する。
【0005】また、前記過電流保護部140は、DCリ
ンクに介挿されたシャント抵抗141と、シャント抵抗
141の端子間電圧を入力として所定の閾値(パワーデ
バイスやモータの限界電流から設定された最大電流に対
応する値)と比較して過電流保護信号を出力する過電流
保護部142とを有している。
【0006】図2は従来のモータ制御装置の他の例を示
す図である。
【0007】このモータ制御装置が図1のモータ制御装
置と異なる点は、速度制御部170とドライバー180
との間に電流指令制限部190と電流制御部200とを
さらに含む点、および速度制御部170として、回転速
度指令および検出された回転速度を入力として速度制御
演算を行い、出力電流指令を出力するものを採用した点
のみである。
【0008】前記電流指令制限部190は、出力電流指
令を入力として、出力電流指令が過電流保護以下の電流
指令になるようにクランプするものである。
【0009】前記電流制御部200は、電流指令制限部
190から出力される出力電流指令と検出された相電流
とを比較し、相電流が出力電流指令となるように電圧指
令を作成し、ドライバー180に供給するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図1の構成のモータ制
御装置を採用した場合には、相電流とDCリンク電流と
を検出する必要があるため、電流検出を行うハードウエ
アが膨大になる。換言すれば、電流検出を行うハードウ
エアに無駄がある。
【0011】また、外乱などによりモータに電流が多く
流れた場合には、過電流保護による出力停止しか実行で
きないため、制御性が劣ることになる。
【0012】図2の構成のモータ制御装置を採用した場
合には、出力電流指令を過電流保護以下の電流指令に制
限することによって、瞬間的な過負荷などに起因する過
電流保護による停止を起こさずにモータを駆動し続ける
ことができる。
【0013】しかし、相電流とDCリンク電流とを検出
する必要があるため、電流検出を行うハードウエアが膨
大になる。換言すれば、電流検出を行うハードウエアに
無駄がある。
【0014】また、この不都合に関連して、相電流を過
電流保護(以下、OCPと称する)の電流値以下に制御
する場合に、次の不都合が生じる。
【0015】図3はOCP、相電流検出にばらつきがあ
る場合の設定値の関係を示す図である。
【0016】図3中(a)に示すように、DCリンク電
流が大きく検出されて、結果的に低い電流でOCPがか
かり(OCP下限側)、かつ、相電流が小さく検出され
て相電流制御が大きな電流を出力してしまう(相電流制
限上限側)場合、相電流が制限に達する前にOCPがか
かり、結局出力停止となってしまう。
【0017】このような不都合の発生を防止しようとす
れば、図3中(b)に示すように、OCPと相電流制御
のばらつきによる重なりをなくする必要があり、この結
果、インバータ回路の最大出力の下限である相電流制限
下限値から、OCP時の最大電流であるOCP上限値ま
での幅が広くなり、パワーデバイスやモータの容量を大
きくせざるを得なくなってしまう。
【0018】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、パワーデバイスやモータの容量を大きく
することなく、電流検出を行うハードウエアを簡単化し
て、OCPおよび電流制御を精度よく達成することがで
きるモータ制御方法およびその装置を提供することを目
的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1のモータ制御方
法は、インバータからの出力をモータに供給してモータ
を駆動するとともに、インバータを制御するための電流
検出機能および過電流保護機能を有するに当たって、モ
ータ相電流をフィードバック制御するとともに、電流制
御系に供給すべき電流指令の最大値を制限し、しかも、
過電流保護のための電流検出と電流制御のための電流検
出とを共用する方法である。
【0020】請求項2のモータ制御方法は、前記電流検
出を、DCリンクに設けられた1つの電流センサにより
行う方法である。
【0021】請求項3のモータ制御方法は、インバータ
からの出力をモータに供給してモータを駆動するととも
に、インバータを制御するための電流検出機能および過
電流保護機能を有するに当たって、DCリンクから検出
した電流値に基づいて過電流保護を行い、さらに、 イ
ンバータ出力から検出した電流値を補正する方法であ
る。
【0022】請求項4のモータ制御方法は、インバータ
からの出力をモータに供給してモータを駆動するととも
に、インバータを制御するための電流検出機能および過
電流保護機能を有するに当たって、DCリンクから検出
した電流値に基づいて過電流保護を行い、さらに、過電
流保護のための電流検出結果に基づいて、モータ相電流
をフィードバック制御するための電流指令の最大値を補
正する方法である。
【0023】請求項5のモータ制御方法は、過電流保護
のための設定値を、モータ相電流をフィードバック制御
する電流制御手段の設定値と電流制御系の最大オーバー
シュート電流とを加算した値に設定し、少なくともモー
タまたはパワーデバイスの最大電流を略過電流保護上限
値に設定した方法である。
【0024】請求項6のモータ制御装置は、インバータ
からの出力をモータに供給してモータを駆動するととも
に、インバータを制御するための電流検出機能および過
電流保護機能を有するものであって、モータ相電流をフ
ィードバック制御する電流制御手段と、電流制御手段に
供給すべき電流指令の最大値を制限する電流指令制限手
段とを含み、過電流保護のための電流検出手段と電流制
御のための電流検出手段とを共用したものである。
【0025】請求項7のモータ制御装置は、前記電流検
出手段として、DCリンクに設けられた1つの電流セン
サを採用するものである。
【0026】請求項8のモータ制御装置は、インバータ
からの出力をモータに供給してモータを駆動するととも
に、インバータを制御するための電流検出機能および過
電流保護機能を有するものであって、DCリンクから検
出した電流値に基づいて過電流保護を行う過電流保護手
段と、DCリンクから検出した電流値に基づいてインバ
ータ出力から検出した電流値を補正する補正手段とを含
むものである。
【0027】請求項9のモータ制御装置は、インバータ
からの出力をモータに供給してモータを駆動するととも
に、インバータを制御するための電流検出機能および過
電流保護機能を有するものであって、DCリンクから検
出した電流値に基づいて過電流保護を行う過電流保護手
段と、過電流保護のための電流検出結果に基づいて、モ
ータ相電流をフィードバック制御するための電流指令の
最大値を補正する補正手段とを含むものである。
【0028】請求項10のモータ制御装置は、過電流保
護のための設定値を、モータ相電流をフィードバック制
御する電流制御手段の設定値と電流制御系の最大オーバ
ーシュート電流とを加算した値に設定し、少なくともモ
ータまたはパワーデバイスの最大電流を略過電流保護上
限値に設定したものである。
【0029】
【作用】請求項1のモータ制御方法であれば、インバー
タからの出力をモータに供給してモータを駆動するとと
もに、電流検出機能および過電流保護機能によりインバ
ータを制御するに当たって、モータ相電流をフィードバ
ック制御するとともに、電流制御系に供給すべき電流指
令の最大値を制限し、しかも、過電流保護のための電流
検出と電流制御のための電流検出とを共用するのである
から、電流検出のためのハードウエアの無駄を排除する
ことができ、過電流保護のばらつき、電流制御のばらつ
きが互いに独立に発生することを未然に防止して、パワ
ーデバイスやモータの容量を小さくすることができ、し
かも過電流保護、電流制御を精度よく達成することがで
きる。
【0030】請求項2のモータ制御方法であれば、前記
電流検出を、DCリンクに設けられた1つの電流センサ
により行うのであるから、電流センサの数を必要最小限
にすることができるほか、請求項1と同様の作用を達成
することができる。
【0031】請求項3のモータ制御方法であれば、イン
バータからの出力をモータに供給してモータを駆動する
とともに、電流検出機能および過電流保護機能によりイ
ンバータを制御するに当たって、DCリンクから検出し
た電流値に基づいて過電流保護を行い、さらに、インバ
ータ出力から検出した電流値を補正するのであるから、
過電流保護のばらつき、電流制御のばらつきが互いに独
立に発生することを未然に防止して、パワーデバイスや
モータの容量を小さくすることができ、しかも電流検出
精度を簡単に高めて過電流保護、電流制御を精度よく達
成することができる。
【0032】請求項4のモータ制御方法であれば、イン
バータからの出力をモータに供給してモータを駆動する
とともに、電流検出機能および過電流保護機能によりイ
ンバータを制御するに当たって、DCリンクから検出し
た電流値に基づいて過電流保護を行い、さらに、過電流
保護のための電流検出結果に基づいて、モータ相電流を
フィードバック制御するための電流指令の最大値を補正
するのであるから、過電流保護のばらつき、電流制御の
ばらつきが互いに独立に発生することを未然に防止し
て、パワーデバイスやモータの容量を小さくすることが
でき、しかも、過電流保護を機能させる必要がない状態
でモータを安定に駆動し続けることができる。
【0033】請求項5のモータ制御方法であれば、過電
流保護のための設定値を、モータ相電流をフィードバッ
ク制御する電流制御手段の設定値と電流制御系の最大オ
ーバーシュート電流とを加算した値に設定し、少なくと
もモータまたはパワーデバイスの最大電流を略過電流保
護上限値に設定したのであるから、トルク急変などによ
り過電流保護に起因する停止を防止することができるほ
か、請求項1、請求項2、または請求項4と同様の作用
を達成することができる。
【0034】請求項6のモータ制御装置であれば、イン
バータからの出力をモータに供給してモータを駆動する
とともに、電流検出機能および過電流保護機能によりイ
ンバータを制御するに当たって、電流制御手段によっ
て、モータ相電流をフィードバック制御し、電流指令制
限手段によって、電流制御手段に供給すべき電流指令の
最大値を制限することができる。そして、過電流保護の
ための電流検出手段と電流制御のための電流検出手段と
を共用している。
【0035】したがって、電流検出のためのハードウエ
アの無駄を排除することができ、過電流保護のばらつ
き、電流制御のばらつきが互いに独立に発生することを
未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を小さ
くすることができ、しかも過電流保護、電流制御を精度
よく達成することができる。
【0036】請求項7のモータ制御装置であれば、前記
電流検出手段として、DCリンクに設けられた1つの電
流センサを採用するのであるから、電流センサの数を必
要最小限にすることができるほか、請求項6と同様の作
用を達成することができる。
【0037】請求項8のモータ制御装置であれば、イン
バータからの出力をモータに供給してモータを駆動する
とともに、電流検出機能および過電流保護機能によりイ
ンバータを制御するに当たって、過電流保護手段によ
り、DCリンクから検出した電流値に基づいて過電流保
護を行い、補正手段により、DCリンクから検出した電
流値に基づいてインバータ出力から検出した電流値を補
正することができる。
【0038】したがって、過電流保護のばらつき、電流
制御のばらつきが互いに独立に発生することを未然に防
止して、パワーデバイスやモータの容量を小さくするこ
とができ、しかも電流検出精度を簡単に高めて過電流保
護、電流制御を精度よく達成することができる。
【0039】請求項9のモータ制御装置であれば、イン
バータからの出力をモータに供給してモータを駆動する
とともに、電流検出機能および過電流保護機能によりイ
ンバータを制御するに当たって、過電流保護手段によ
り、DCリンクから検出した電流値に基づいて過電流保
護を行い、補正手段により、過電流保護のための電流検
出結果に基づいて、モータ相電流をフィードバック制御
するための電流指令の最大値を補正することができる。
【0040】したがって、過電流保護のばらつき、電流
制御のばらつきが互いに独立に発生することを未然に防
止して、パワーデバイスやモータの容量を小さくするこ
とができ、しかも、過電流保護を機能させる必要がない
状態でモータを安定に駆動し続けることができる。
【0041】請求項10のモータ制御装置であれば、過
電流保護のための設定値を、モータ相電流をフィードバ
ック制御する電流制御手段の設定値と電流制御系の最大
オーバーシュート電流とを加算した値に設定し、少なく
ともモータまたはパワーデバイスの最大電流を略過電流
保護上限値に設定したのであるから、トルク急変などに
より過電流保護に起因する停止を防止することができる
ほか、請求項6、請求項7、または請求項9と同様の作
用を達成することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明のモータ制御方法およびその装置の実施の態様を詳
細に説明する。
【0043】図4はこの発明のモータ制御装置の一実施
態様を示す図である。
【0044】このモータ制御装置は、交流電源1を入力
とする整流回路2と、整流回路2の直流出力を入力とす
る3相インバータ回路(パワーデバイス)3と、3相イ
ンバータ回路3の出力が供給されるモータ4と、整流回
路2と3相インバータ回路3とを接続するDCリンクの
所定位置に設けられてOCPを行うOCP部5と、モー
タ4の相電流を算出する相電流算出部6と、3相インバ
ータ回路3のスイッチング素子にスイッチング信号を供
給するとともに、出力電圧情報を出力するドライバー9
と、相電流および出力電圧を入力として、モータ4の回
転子の回転位置および回転速度を検出する位置速度検出
部7と、回転速度指令および検出された回転速度を入力
として速度制御演算を行い、出力電流指令を出力する速
度制御部8と、出力電流指令を入力として、出力電流指
令がOCP以下の電流指令になるようにクランプする電
流指令制限部10と、電流指令制限部10から出力され
る出力電流指令と検出された相電流とを比較し、相電流
が出力電流指令となるように電圧指令を作成し、ドライ
バー9に供給する電流制御部11とを有している。
【0045】前記OCP部5は、DCリンクに介挿され
たシャント抵抗5aと、シャント抵抗5aの端子間電圧
を入力として所定の閾値(パワーデバイスやモータの限
界電流から設定された最大電流に対応する値)と比較し
てOCP信号を出力するとともに、DCリンク電流Idc
を出力するOCP部5bとを有している。
【0046】前記相電流算出部6は、DCリンク電流I
dcを入力として相電流を算出するものである。なお、こ
の相電流の算出は、例えば、「PWMインバータの三相
出力電流の直流側での検出法」、谷沢ほか、IEA−9
4−17(以下、引用文献と称する)に示すように従来
公知である。
【0047】上記の構成のモータ制御装置を採用すれ
ば、出力電流指令を過電流保護以下の電流指令に制限す
ることによって、瞬間的な過負荷などに起因する過電流
保護による停止を起こさずにモータを駆動し続けること
ができる。
【0048】また、電流検出のためのハードウエアを簡
単化することができる。
【0049】さらに、例えば、OCP下限値になるよう
なDCリンク電流検出の誤差が生じた場合、電流検出を
共用していることに起因して、相電流検出においては相
電流制限下限値となるように誤差が生じ、結果的に、相
電流制限にかかる前にOCPにかかることを防止するこ
とができる。この結果、2つの電流検出部を設けていた
場合に発生していた相互ばらつき(一方が多く、他方が
少ないというばらつき)をなくし、インバータ回路3の
最大出力の下限である相電流下限値から、保護時の最大
電流であるOCP上限値までの幅を狭めることができ、
ひいては、パワーデバイス3やモータ4の容量を削減す
ることができる。
【0050】さらにまた、相間の電流検出アンバランス
を防止することができる。
【0051】図5はこの発明のモータ制御装置の他の実
施態様を示す図である。
【0052】このモータ制御装置は、交流電源1を入力
とする整流回路2と、整流回路2の直流出力を入力とす
る3相インバータ回路(パワーデバイス)3と、3相イ
ンバータ回路3の出力が供給されるモータ4と、整流回
路2と3相インバータ回路3とを接続するDCリンクの
所定位置に設けられてOCPを行うOCP部5と、モー
タ4の相電流を検出する相電流検出部26と、3相イン
バータ回路3のスイッチング素子にスイッチング信号を
供給するとともに、出力電圧情報を出力するドライバー
9と、相電流および出力電圧を入力として、モータ4の
回転子の回転位置および回転速度を検出する位置速度検
出部7と、回転速度指令および検出された回転速度を入
力として速度制御演算を行い、出力電圧指令を出力する
速度制御部28とを有している。
【0053】なお、図4のモータ制御装置と同じ符号が
付与された構成部分は同様の構成を有するとともに、同
様の作用を達成するものである。
【0054】前記相電流検出部26は、DCリンク電流
dcに基づいて相電流を補正するものである。具体的に
は、例えば、DCリンク電流Idcとして+Iu(または
+Iv)が検出されているときの相電流Iu(またはI
v)との誤差と−Iu(または−Iv)が検出されてい
るときの相電流Iu(またはIv)との誤差との平均に
より0点を補正し、各検出結果での振幅誤差により振幅
ゲインを補正することによって、相電流の補正を行う。
【0055】上記の構成のモータ制御装置の作用は次の
とおりである。
【0056】相電流は、引用文献に示すように、DCリ
ンク電流により検出することが可能であるが、パルスが
細くなった場合などには、相電流検出ができなくなって
しまうおそれがあり、また、ノイズの影響を受けやすい
などの問題がある。
【0057】一方、相電流を直接検出する場合には、コ
ストダウンのため、交流電流検出器や低精度の直流電流
検出器が用いられることが多く、直流電流の検知ができ
なかったり、温度変化などに対して十分な精度が得られ
ないなどの問題がある。
【0058】しかし、DCリンクにおける電流検出は、
センサが1つであるため、3相インバータ回路3の出力
電流を検出する場合と比較して高価なセンサを使いやす
く、さらに、安価なシャント抵抗などにおいても温度特
性等絶対精度に優れているという特性などから、DCリ
ンクからの電流検出の方が精度向上を実現しやすい。
【0059】このような点を考慮して、この実施態様に
おいては、DCリンクからの電流検出結果に基づいて相
電流検出部26の0点、ゲインなどを補正することによ
って、上記の何れも問題点をも解決し、正確な相電流の
検出を達成することができる。
【0060】したがって、過電流保護のばらつき、電流
制御のばらつきが互いに独立に発生することを未然に防
止して、パワーデバイスやモータの容量を小さくするこ
とができ、しかも電流検出精度を簡単に高めて過電流保
護、電流制御を精度よく達成することができる。
【0061】図6はこの発明のモータ制御装置のさらに
他の実施態様を示す図である。
【0062】このモータ制御装置は、交流電源1を入力
とする整流回路2と、整流回路2の直流出力を入力とす
る3相インバータ回路(パワーデバイス)3と、3相イ
ンバータ回路3の出力が供給されるモータ4と、整流回
路2と3相インバータ回路3とを接続するDCリンクの
所定位置に設けられてOCPを行うOCP部5と、モー
タ4の相電流を検出する相電流検出部36と、3相イン
バータ回路3のスイッチング素子にスイッチング信号を
供給するとともに、出力電圧情報を出力するドライバー
9と、相電流および出力電圧を入力として、モータ4の
回転子の回転位置および回転速度を検出する位置速度検
出部7と、回転速度指令および検出された回転速度を入
力として速度制御演算を行い、出力電流指令を出力する
速度制御部8と、出力電流指令を入力として、出力電流
指令がOCP以下の電流指令になるようにクランプする
電流指令制限部30と、電流指令制限部30から出力さ
れる出力電流指令と検出された相電流とを比較し、相電
流が出力電流指令となるように電圧指令を作成し、ドラ
イバー9に供給する電流制御部11とを有している。
【0063】なお、図4のモータ制御装置と同じ符号が
付与された構成部分は同様の構成を有するとともに、同
様の作用を達成するものである。
【0064】前記電流指令制限部30は、DCリンク電
流Idcを入力として最大指令電流を補正する機能をさら
に有するものである。具体的には、例えば、DCリンク
電流Idcと対応する相電流検出部36による検出電流値
phaseとを用いてIphase/Idcを算出し、この平均値
を電流指令制限部30における当初の設定値に乗算し
て、最大指令電流を補正する。
【0065】そして、この処理を行うことにより、2つ
の電流検出におけるばらつきの影響を排除して、電流容
量の無駄を最小に押さえることができる。
【0066】したがって、過電流保護のばらつき、電流
制御のばらつきが互いに独立に発生することを未然に防
止して、パワーデバイスやモータの容量を小さくするこ
とができ、しかも、過電流保護を機能させる必要がない
状態でモータを安定に駆動し続けることができる。
【0067】もちろん、この実施態様において、相電流
検出部36に代えて、図5のモータ制御装置の相電流検
出部26を採用することが可能である。
【0068】また、前記の各実施態様におけるOCP部
5bに設定されるOCP設定値として、電流指令制限部
10、30の設定値に対して電流制御系の最大オーバー
シュート電流を加えた値を採用し、少なくともパワーデ
バイスまたはモータの最大電流をOCP上限値に設定す
ることが好ましい。
【0069】さらに説明する。
【0070】電流制御系は、相電流検出値を用いたフィ
ードバック制御系であるから、早い外乱や急激なトルク
増加に対して、図7に示すようなオーバーシュートを発
生し、モータ電流が電流制限値を越える場合がある。
【0071】しかし、上記のようにOCP設定値を設定
しておけば、トルク急変などに拘わらずOCP停止を防
止することができる。また、OCP上限値を上記のよう
に設定しておけば、パワーデバイスまたはモータの破損
を防止することができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明は、電流検出のためのハ
ードウエアの無駄を排除することができ、過電流保護の
ばらつき、電流制御のばらつきが互いに独立に発生する
ことを未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量
を小さくすることができ、しかも過電流保護、電流制御
を精度よく達成することができるという特有の効果を奏
する。
【0073】請求項2の発明は、電流センサの数を必要
最小限にすることができるほか、請求項1と同様の効果
を奏する。
【0074】請求項3の発明は、過電流保護のばらつ
き、電流制御のばらつきが互いに独立に発生することを
未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を小さ
くすることができ、しかも電流検出精度を簡単に高めて
過電流保護、電流制御を精度よく達成することができる
という特有の効果を奏する。
【0075】請求項4の発明は、過電流保護のばらつ
き、電流制御のばらつきが互いに独立に発生することを
未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を小さ
くすることができ、しかも、過電流保護を機能させる必
要がない状態でモータを安定に駆動し続けることができ
るという特有の効果を奏する。
【0076】請求項5の発明は、トルク急変などにより
過電流保護に起因する停止を防止することができるほ
か、請求項1、請求項2、または請求項4と同様の効果
を奏する。
【0077】請求項6の発明は、電流検出のためのハー
ドウエアの無駄を排除することができ、過電流保護のば
らつき、電流制御のばらつきが互いに独立に発生するこ
とを未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を
小さくすることができ、しかも過電流保護、電流制御を
精度よく達成することができるという特有の効果を奏す
る。
【0078】請求項7の発明は、電流センサの数を必要
最小限にすることができるほか、請求項6と同様の効果
を奏する。
【0079】請求項8の発明は、過電流保護のばらつ
き、電流制御のばらつきが互いに独立に発生することを
未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を小さ
くすることができ、しかも電流検出精度を簡単に高めて
過電流保護、電流制御を精度よく達成することができる
という特有の効果を奏する。
【0080】請求項9の発明は、過電流保護のばらつ
き、電流制御のばらつきが互いに独立に発生することを
未然に防止して、パワーデバイスやモータの容量を小さ
くすることができ、しかも、過電流保護を機能させる必
要がない状態でモータを安定に駆動し続けることができ
るという特有の効果を奏する。
【0081】請求項10の発明は、トルク急変などによ
り過電流保護に起因する停止を防止することができるほ
か、請求項6、請求項7、または請求項9と同様の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のモータ制御装置の一例を示す図である。
【図2】従来のモータ制御装置の他の例を示す図であ
る。
【図3】OCP設定値と相電流制限設定値との関係を説
明する図である。
【図4】この発明のモータ制御装置の一実施態様を示す
図である。
【図5】この発明のモータ制御装置の他の実施態様を示
す図である。
【図6】この発明のモータ制御装置のさらに他の実施態
様を示す図である。
【図7】急激な電流増加によるオーバーシュートを説明
する図である。
【符号の説明】
3 3相インバータ回路 4 モータ 5 OCP部 10 電流指令制限部 11 電流制御部 26 相電流検出部 30 電流指令制限部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G044 AA01 AC01 AC05 AE01 CA01 CB03 5H560 BB04 DA14 DB12 DC12 EB01 JJ02 SS07 UA03 XA02 XA04 5H576 BB06 CC05 DD05 GG02 GG04 HA02 HB02 LL14 LL22 LL41 MM02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御方法であって、 モータ相電流をフィードバック制御するとともに、電流
    制御系に供給すべき電流指令の最大値を制限し、 しかも、過電流保護のための電流検出と電流制御のため
    の電流検出とを共用することを特徴とするモータ制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電流検出は、DCリンクに設けられ
    た1つの電流センサ(5)により行われる請求項1に記
    載のモータ制御方法。
  3. 【請求項3】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御方法であって、DCリ
    ンクから検出した電流値に基づいて過電流保護を行い、
    さらに、 インバータ出力から検出した電流値を補正す
    ることを特徴とするモータ制御方法。
  4. 【請求項4】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御方法であって、DCリ
    ンクから検出した電流値に基づいて過電流保護を行い、
    さらに、過電流保護のための電流検出結果に基づいて、
    モータ相電流をフィードバック制御するための電流指令
    の最大値を補正することを特徴とするモータ制御方法。
  5. 【請求項5】 過電流保護のための設定値を、モータ相
    電流をフィードバック制御する電流制御手段の設定値と
    電流制御系の最大オーバーシュート電流とを加算した値
    に設定し、少なくともモータまたはパワーデバイスの最
    大電流を略過電流保護上限値に設定した請求項1、請求
    項2または請求項4に記載のモータ制御方法。
  6. 【請求項6】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御装置であって、 モータ相電流をフィードバック制御する電流制御手段
    (11)と、 電流制御手段(11)に供給すべき電流指令の最大値を
    制限する電流指令制限手段(10)と、 を含み、 過電流保護のための電流検出手段(5)と電流制御のた
    めの電流検出手段(5)とを共用していることを特徴と
    するモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電流検出手段(5)は、DCリンク
    に設けられた1つの電流センサ(5)である請求項6に
    記載のモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御装置であって、 DCリンクから検出した電流値に基づいて過電流保護を
    行う過電流保護手段(5)と、 DCリンクから検出した電流値に基づいてインバータ出
    力から検出した電流値を補正する補正手段(26)とを
    含むことを特徴とするモータ制御装置。
  9. 【請求項9】 インバータ(3)からの出力をモータ
    (4)に供給してモータ(4)を駆動するとともに、イ
    ンバータ(3)を制御するための電流検出機能および過
    電流保護機能を有するモータ制御装置であって、 DCリンクから検出した電流値に基づいて過電流保護を
    行う過電流保護手段(5)と、 過電流保護のための電流検出結果に基づいて、モータ相
    電流をフィードバック制御するための電流指令の最大値
    を補正する補正手段(30)とを含むことを特徴とする
    モータ制御装置。
  10. 【請求項10】 過電流保護のための設定値を、モータ
    相電流をフィードバック制御する電流制御手段(11)
    の設定値と電流制御系の最大オーバーシュート電流とを
    加算した値に設定し、少なくともモータ(4)またはパ
    ワーデバイス(3)の最大電流を略過電流保護上限値に
    設定した請求項6、請求項7または請求項9に記載のモ
    ータ制御装置。
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