JP2003110013A - 収納装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

収納装置および半導体装置の製造方法

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JP2003110013A JP2001301361A JP2001301361A JP2003110013A JP 2003110013 A JP2003110013 A JP 2003110013A JP 2001301361 A JP2001301361 A JP 2001301361A JP 2001301361 A JP2001301361 A JP 2001301361A JP 2003110013 A JP2003110013 A JP 2003110013A
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寿史 大口
Yoshihiro Ogawa
義宏 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属膜上の酸化膜の成長を効果的に抑制でき
る、半導体基板の収納装置を実現すること。 【解決手段】筐体2内の相対湿度を5%未満に維持する
乾燥剤18を筐体2内に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の収納装置お
よび半導体装置の製造方法に係わり、特に金属膜を有す
る半導体基板を収納する収納装置およびそれを用いた半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造工程において、パー
ティクル(粒子)やメタル等の不純物汚染の制御が重要で
あることはよく知られている。それと同時に工程間での
自然酸化膜の成長もデバイス形状や特性に大きな影響を
与えるのでその対策が必要である。半導体デバイスの製
造工程においては工程間の時間を管理するなどしてその
対策を講じているが、これは時間の制約を著しく受ける
ため製造効率を落としている。
【0003】これまで導体基板の収納装置に関しては、
例えばSMIF(Standard Mechanical InterFace)等
に代表されるように主に粒子汚染を防ぐ目的のもの、特
開平7−94577、特開平8−148551が開示す
るようにアンモニア等のガス状不純物の汚染を防止する
ものがある。
【0004】しかしながら、これらの手法ではいわゆる
汚染は防止できるが、自然酸化膜の成長の抑制に関して
は以下のような問題が残っている。
【0005】すなわち、特開2000−17209は、
収納容器内の相対湿度を5〜40%に制御し、且つケミ
カルフィルタを搭載することにより、Si基板の自然酸
化膜の成長を抑制し、且つ容器雰囲気内のガス状不純物
を除去する技術を開示しているが、相対湿度5%以上で
はSi基板上の自然酸化膜成長をある程度抑制できて
も、Si基板よりも酸化しやすい物質、例えばCo等か
らなる金属膜上の自然酸化膜に関しては十分な抑制効果
を発揮できないという問題が残っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のS
i基板の収納装置は、Si基板上の自然酸化膜成長をあ
る程度抑制できても、Si基板よりも酸化しやすい金属
膜上の自然酸化膜成長を十分に抑制することができない
という問題がある。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、金属膜上の酸化膜の成
長を効果的に抑制できる、基板の収納装置及び半導体装
置の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。すなわち、上記目的を達成するため
に、本発明に係る収納装置は、基板を収納する密閉可能
な筐体と、前記筐体内の気体を循環させる循環手段と、
前記筐体内の気体を清浄化する清浄化手段と、前記筐体
内の相対湿度を5%未満に維持する湿度維持手段とを備
えていることを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、基板を収納する
筐体内の相対湿度を5%未満(絶対湿度(25℃におい
て対象とする気体1kgあたりに含まれる水分の質量
[kg])/1[kg]:0.974×10-3kg’/
kg(25℃))に設定することにより、金属膜上の自
然酸化膜等の酸化膜の成長を効果的に防止できるように
なる。
【0010】上記金属膜の材料は、例えば、Al、S
i、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、
Cu、Zn、Ga、Ge、Y、Zr、Nb、Mo、R
u、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Hf、Ta、W、
Re、W、Re、Os、Ir、Pt、AuおよびTlか
らなる群から選択された少なくとも1種類以上の物質を
含むものである。
【0011】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、第1の処理槽内に半導体基板を収容し、該半導体基
板に第1の処理を施す工程と、上記本発明に係る収納装
置内に前記半導体基板を収納し、且つ前記収納装置の循
環手段および清浄化手段を稼働させ、且つ前記除湿維持
手段によって前記筐体内の相対湿度を5%未満に維持す
る工程と、前記収納措置から前記半導体基板を取出し、
第2の処理槽内に前記半導体基板を収容し、前記半導体
基板に第2の処理を施すとともに、前記第2の処理を前
記半導体基板に施している最中に、前記収納装置の循環
手段および清浄化手段を稼働させ、且つ前記除湿維持手
段によって前記筐体内の相対湿度を5%未満に維持する
工程と、前記第2の処理槽から前記半導体基板を取り出
し、前記循環手段および前記清浄化手段を稼働させ、且
つ前記除湿維持手段によって前記筐体内の相対湿度を5
%未満に維持された収納装置内に前記半導体基板を収納
する工程とを含むことを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、製造途中の半導
体基板を本発明の収納装置に収納することにより、製造
途中における金属膜上の自然酸化膜等の酸化膜の成長を
効果的に防止できるようになる。上記金属膜の材料は、
例えば先に例示したものと同じである。
【0013】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明ら
かになるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る半導体基板の収納装置の概略構成を示
す平面図である。
【0016】図中、1はW膜等の金属膜を有するSi基
板等の半導体基板を示しており、半導体基板1はそれを
保持する機能を有する筐体2に収納される。筐体2に
は、基板取り出し口3が設けられ、半導体基板1は取り
出し口3を閉じることにより密閉された空間に収納され
る。
【0017】半導体基板1の収納時に筐体2内に流入し
た気体(air)は、筐体2の端部に設置され、図示し
ない外部電源により駆動されるファン4によって圧送さ
れて筐体2内を循環し、乾燥剤5、ケミカルフィルタ6
及びULPAフィルタ7を順次通り、これにより、水
分、ガス状不純物、パーティクルが除かれる。よって半
導体基板1には常時乾燥し、且つ清浄な気体が供給され
ることになる。
【0018】なお、乾燥剤5には、塩化マグネシウム、
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ゼオライト、
塩化カルシウム、シリカゲル等吸湿性に優れた物質が使
用されるが、本実施形態では塩化マグネシウムを主成分
とするものを使用している。また、ケミカルフィルタ6
は、プラスチック等から放出される有機ガス等を吸着除
去する活性炭とSOxやアンモニアなどの酸性、アルカ
リ性ガスを置換除去する化学繊維から構成される。
【0019】図2は、本収納装置内の相対湿度を測定し
た結果である。外部湿度測定直後に収納装置の蓋を閉め
て密閉状態にして装置内の相対湿度を経時的に測定した
ところ、湿度は10分以内に5%未満に達し、その後そ
の状態をずっと保持した。
【0020】図3は、本収納装置内の相対湿度と金属膜
上の自然酸化膜成長(WOx 成長)の相関図である。相
対湿度が5%の所で酸化膜(WOx )の成長が進み始
め、相対湿度が5%未満の範囲に設定された収納装置内
に保管することにより、長期間に渡り金属膜の酸化を効
果的に抑制できることが分かる。ここでは、金属膜がW
膜の場合について説明したが、他の金属膜でも同様の傾
向が見えられた。
【0021】以上述べたように、本実施形態によれば、
湿度維持段としての乾燥剤18を備えた収納装置を用
い、半導体基板1を収納する筐体2内を5%未満、さら
に好ましくは図2に示すように2%の相対湿度に維持す
ることによって、金属膜の酸化を効果的に防止できるよ
うになる。
【0022】本実施形態は以下のように種々の変形例1
〜6が可能である。
【0023】<変形例1>本実施形態では除湿維持手段
(乾燥剤5)のあとに気体の清浄化手段(ケミカルフィ
ルタ6、ULPAフィルタ7)を設けているが、その順
序は逆でも良い。また、乾燥剤5、ULPAフィルタ
7、ケミカルフィルタ6、またはケミカルフィルタ6、
乾燥剤5、ULPAフィルタ7の順であってもよい。
【0024】<変形例2>本実施形態では外部電源によ
りファン4を駆動させているが、収納装置にファン4の
制御基板、駆動用電源を搭載しても良い。
【0025】<変形例3>本実施形態では筐体2で半導
体基板1を保持しているが、筐体2内に半導体基板保持
用のカセットを有する構造としても良い。
【0026】<変形例4>本実施形態では除湿維持手段
として乾燥剤5を用いたが、電気的に除湿する手段、例
えばSPE(Solid Polymer Electrolyte)を用いても
良い。この種の電気的に除湿する手段は、乾燥剤とは異
なり、吸収した水分を自分自身から筐体2内に放出する
ことがないので、より効果的に除湿できるようになる。
【0027】図4に、SPEの概略構成を示す。SPE
は、高分子電解質膜8を2つの多孔質電極9in,9out
で挟んだ構成をしている。多孔質電極9inは筐体2内の
雰囲気に繋がっている。多孔質電極9outは筐体2外の
外気に繋がっている。図において、10はSPEを駆動
するための携帯電源を示している。多孔質電極9inから
のH2 Oと多孔質電極9outからのO2 とが高分子電解
質膜8内で反応し、除湿が行われる。除湿原理は、図に
示すように、2H+ +O2 /2+2e- →H2Oであ
る。H2 Oは多孔質電極9outから外に排気され、筐体
2内には戻らない。
【0028】なお、上記電気的に除湿する手段と乾燥剤
5とを併用しても良い。さらに、相対湿度を5%以下に
制御した気体を筐体2内に封入しても良い。
【0029】<変形例5>本実施形態では気体清浄化手
段として活性炭と化学繊維からなるケミカルフィルタ6
を用いたが、活性炭のみもしくは化学繊維のみからなる
ケミカルフィルタを使用しても良い。また、純窒素や純
アルゴン等ガス状不純物が制御された気体を筐体2内に
封入しても良い。
【0030】<変形例6>本実施形態では粒子除去手段
としてULPAフィルタ7を用いたが、必要とする清浄
度に応じてHEPAフィルタを用いても良い。また、フ
ィルタ濾材は通常ガラスである、有機物の放出が少なく
耐薬品性のあるPTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)やPC(ポリカーボネート)、PBT(ポリブチレ
ンテレフタレート)を濾材としたフィルタを用いても良
い。特に本実施形態のようにULPAフィルタ7が半導
体基板1に最も隣接する場合はこのような濾材を使用し
たフィルタが好ましい。
【0031】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態に係る半導体基板の収納装置の概略構成を示
す断面図である。
【0032】図中、11は金属膜を有する半導体基板を
示しており、半導体基板11はそれを保持する機能を有
する筐体12に収納される。半導体基板11は、筐体1
2を蓋して閉じ込めることにより密閉された空間に収納
される。
【0033】筐体12の上部及び下部にはそれぞれバル
ブ付き吸気口13及びバルブ付き排気口14が設けられ
ており、吸入口13及び排気口14のバルブを開放する
ことで乾燥し且つ清浄な気体が筐体12内に導入され、
半導体基板11と共に持ち込まれた空気(air)が筐
体12より排出される。
【0034】排出された気体は、配管15を通り清浄化
ユニット16に導かれる。清浄化ユニット16に導入さ
れた気体は、ファン17により、乾燥剤18、ケミカル
フィルタ19、ULPAフィルタ20を順次通過し、乾
燥、ガス状不純物除去、粒子除去され清浄化される。こ
の清浄化された気体は配管15を通り、再び吸気口13
から筐体12内に導入される。
【0035】筐体12内が乾燥且つ清浄な気体で置換さ
れたら、吸入口13と排気口14のバルブを閉め、再び
筐体12を密閉する。
【0036】続いて筐体12を密閉した状態で配管15
から外し、搬送可能な状態にする。筐体12内は清浄且
つ乾燥した状態に保たれるため、収納した半導体基板1
1は搬送中、保管中に環境からの悪影響を受けない。
【0037】ただし、筐体12を構成する部材中を水分
子やガス状不純物が外部から拡散する場合や、微少なリ
ークがあり筐体12を密閉状態に長期間保てない場合
は、定期的にこの操作を繰り返す必要がある。
【0038】なお、乾燥剤18としては、塩化マグネシ
ウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、ゼオラ
イト、塩化カルシウム、シリカゲル等があげられるが本
実施形態では塩化マグネシウムを主成分とするものを用
いた。
【0039】また、ケミカルフィルタ19は、プラスチ
ック等から放出される有機ガス等を吸着除去するだけで
なくSOxやアンモニアなどの酸性、アルカリ性ガスを
除去できるよう添着剤を付加した活性炭から構成された
ものを用いた。また、清浄化ユニット16には汚染され
た気体の逆流を防ぐため適宜窒素を供給可能な吸気口2
1が設けられている。
【0040】本実施形態は以下のように種々の変形例1
〜4が可能である。
【0041】<変形1>本実施形態では筐体12を単数
としたが、複数の筐体で清浄化ユニットを共用しても良
い。
【0042】<変形2>本実施形態では気体として窒素
を用いたが、ヘリウム,ネオン,アルゴン,クリプト
ン,キセノン等の不活性ガスやこれらの気体の混合物で
置換しても良い。
【0043】<変形3>本実施形態では清浄化ユニット
上流側(in側)から窒素を供給したが、例えば絶対湿
度0.1ppb(相対湿度5×10-7%)の純窒素であ
れば下流(out側)から供給しても良い。
【0044】<変形4>本実施形態では、有機物、酸性
・アルカリ性ガスを除去する機構をもつケミカルフィル
タ19を用いたが、何らかの方法で有機物、酸性ガス、
アルカリ性ガス等のガス状不純物を除去する機構を少な
くとも1つ備えていれば良い。
【0045】(第3の実施形態)図6は、本発明の第5
の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図で
ある。ここでは、ポリメタルゲートプロセスを含む半導
体装置の製造工程中における、タングステン(W)上の
自然酸化膜の成長を防止する方法について説明する。
【0046】まず、図6(a)に示すように、Si基板
31の表面にゲート酸化膜32を形成し、続いて多結晶
Si膜33、バリアメタル膜34を形成し、その後例え
ばスパッタ装置の成膜室内にSi基板31を収容し、バ
リアメタル膜34上にW膜35をスパッタ形成する(第
1の処理)。
【0047】表面にW膜35が形成されたSi基板31
は速やかに相対湿度(RH)を1%に制御した収納装置
内に収納され、次々工程のW膜35のRIE(Reactive
IonEtching)工程まで保管される。上記収納装置は例
えば第1又は第2の実施形態で説明したものである。
【0048】次に、上記収納装置からSi基板31を取
り出し、Si基板31をCVD装置等の成膜装置のチャ
ンバ(第1の処理槽)内に収容する。上記収納装置は、
Si基板31を取り出した後も、循環手段および清浄化
手段が稼働し、且つ除湿維持手段によって筐体内の相対
湿度を相対湿度(RH)が1%に制御される。これによ
り、使用していない間に、収納装置自身から発生する水
分、例えば乾燥剤5から発生する水分による湿度の上昇
を効果的に防止できるようになる。
【0049】次に、図6(b)に示すように、W膜35
上にシリコン窒化膜36を形成し、続いて図6(c)に
示すように、図示しないフォトレジストパターンをマス
クにして、RIE装置等のドライエッチング装置の成膜
室(第2の処理槽)内でゲート加工(第2の処理)を行
う。
【0050】ゲート加工後、再度ゲート側壁にW膜35
が露出するため、Si基板31は速やかに相対湿度(R
H)1%に制御された収納容器に収納され、次工程のシ
リコン窒化膜の堆積工程まで保管される。
【0051】次に、図6(d)に示すように、全面にシ
リコン窒化膜を堆積し、RIE法により上記シリコン窒
化膜をエッチングし、ゲート側壁にシリコン窒化膜37
を形成する。
【0052】かくして本実施形態によれば、W膜35が
露出した状態のSi基板31を、相対湿度(RH)を1
%に制御した収納装置に収納し、次工程まで保管するこ
とにによって、W膜35上に自然酸化膜等の酸化膜が成
長することを効果的に防止でき、所望のデバイス特性を
得られるようになる。なお、従来技術では、湿度を制御
する手段を備えていない収納装置に製造途中のSi基板
を収容していた。
【0053】本実施形態は例えば以下のような変形例1
が可能である。
【0054】<変形1>本実施形態ではW膜35が露出
した工程においてのみ相対湿度を1%に制御した収納装
置を用いたが、本収納装置を使用することにより他工程
へ影響を与えることはない。そのため、金属膜が露出す
る工程を含むプロセスであれば、金属膜が露出しない工
程または金属膜が存在しない工程においても本収納装置
を用いても良い。全ての工程で本収納装置を使用するこ
とにより、工程毎に収納装置を交換する作業を省略でき
作業効率が上がる。
【0055】(第4の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図で
ある。ここでは、Al配線プロセスを含む半導体装置の
製造工程中における、Al上の欠陥発生の成長を防止す
る方法について説明する。
【0056】まず、図7(a)に示すように、図示しな
い下地が形成されたSi基板41を例えばスパッタ装置
の成膜室内に収容し、Si基板41上にAl配線となる
Al膜42をスパッタ形成し、次にAl膜42上にレジ
ストパターン43を形成する。
【0057】次に、Si基板41をRIE装置等のドラ
イエッチング装置のチャンバ(第1の処理槽)内に収容
し、図7(b)に示すように、レジストパターン43を
マスクにしてAl膜42をドライエッチング法によりエ
ッチングし(第1の処理)、Al配線を形成する。
【0058】次に図7(c)に示すように、レジストパ
ターン43を例えばアッシングにより剥離する。
【0059】Si基板41は、エッチング終了後、直ち
に相対湿度を5%未満に制御し且つ清浄化手段を備えた
収納装置に収納され、次工程(例えばCVD装置のチャ
ンバ(第2の処理槽)内にSi基板を収容し、層間絶縁
膜を形成する(第2の処理)工程)まで保管される。
【0060】上記収納装置は、次工程でSi基板31を
取り出した後も、循環手段および清浄化手段が稼働し、
且つ除湿維持手段によって筐体内の相対湿度を相対湿度
(RH)が1%に制御される。これにより、使用してい
ない間に、収納装置自身から発生する水分による湿度の
上昇を効果的に防止できるようになる。さらに、清浄化
手段によって、エッチングに起因する酸性ガスも除去さ
れる。また、第3の実施形態と同様な変形例が可能であ
る。
【0061】図8は、Al配線加工直後の欠陥数と12
0h保管後の欠陥数を示したものである。図中におい
て、C/Fはケミカルフィルタを、RHは相対湿度をそ
れぞれ示しており、5条件で保管を行っている。一般に
コロージョンは配線金属の腐食、ドライエッチングに用
いられる酸性ガスが原因と考えられており、配線上の欠
陥を数えることで評価できる。
【0062】図8より、ケミカルフィルタ及び除湿維持
手段を持たない通常の収納装置で保管した場合は、コロ
ージョン起因と見られる欠陥数がイニシャルに比べ2桁
近く増加しているが、ケミカルフィルタや除湿維持手段
を設けることで欠陥数の発生数を劇的に抑えられること
が分かる。さらに、その両方を併用することで欠陥の増
加はほぼ0にまで抑制できている。一般に、酸性および
アルカリ性ガスを除去するケミカルフィルタは中和やイ
オン交換反応を利用するためにある程度水分が存在しな
いと除去性能を発揮できないといわれている。
【0063】しかしながら、本実施形態では装置内の相
対湿度を1%まで下げてもコロージョンは発生しなかっ
た。これはSi基板を収納した時に装置内に巻き込まれ
た気体(air)に含まれる水分の作用でケミカルフィ
ルタが作用したと考えられる。
【0064】Si基板を収納した再に巻き込まれるエア
ーがどの程度循環するかを見積もってみると、例えば容
器体積0.027Lに対して循環装置の能力が0.05
L/minの場合は30秒程度で装置内の気体が一巡す
る。図2で示したように装置内の湿度が1%に下がるま
では5分程かかるので、5分の間に巻き込まれた気体は
フィルタを10回通過している。
【0065】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施形態では、半導体基
板としてSi基板を用いたが、SOI基板、SiGe基
板でも良い。さらに、半導体基板以外の基板、例えばガ
ラス基板でも良い。
【0066】また、上記実施形態では、金属膜がW膜、
Al膜の場合について説明したが、Cu膜等の他の金属
膜でも良い。また、W膜はゲート電極、Al膜及びCu
膜は配線に使用されるものであるが、その他の用途に使
用される金属膜にも本発明は適用できる。例えば、金属
シリサイドの金属供給源に使用される膜、例えばコバル
ト(Co)膜にも本発明は適用できる。その他の金属膜
の材料としては、課題を解決するための手段の項で記載
したもの(Al,Cu、Coを除く)があげられる。
【0067】さらに、上記実施形態には種々の段階の発
明が含まれており、開示される複数の構成要件における
適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要
件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で
述べた課題を解決できる場合には、この構成要件が削除
された構成が発明として抽出され得る。
【0068】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0069】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、金
属膜上の酸化膜の成長を効果的に抑制できる、基板の収
納装置及び半導体装置の製造方法を実現できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体基板の収
納装置の概略構成を示す平面図
【図2】同収納装置内の相対湿度を測定した結果を示す
【図3】本収納装置内の相対湿度と金属膜上の自然酸化
膜成長との関係を示す図
【図4】SPE(電気的に除湿する手段)の概略構成を
示す図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る半導体基板の収
納装置の概略構成を示す断面図
【図6】本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の製
造工程を示す断面図
【図7】本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の製
造工程を示す断面図
【図8】Al配線加工直後の欠陥数及び5種類の異なる
保管条件で120h保管した後の欠陥数を示す図
【符号の説明】
1…半導体基板 2…筐体 3…基板取り出し口 4…ファン(循環手段) 5…乾燥剤(除湿維持手段) 6…ケミカルフィルタ(清浄化手段) 7…ULPAフィルタ(清浄化手段) 8…高分子電解質膜(除湿膜) 9in,9out…多孔質電極 10…携帯電源 11…半導体基板 12…筐体 13…バルブ付き吸気口 14…バルブ付き排気口 15…配管 16…清浄化ユニット(清浄化手段) 17…ファン(循環手段) 18…乾燥剤(除湿維持手段) 19…ケミカルフィルタ(清浄化手段) 20…ULPAフィルタ(清浄化手段) 21…吸気口 31…Si基板 32…ゲート酸化膜 33…多結晶Si膜 34…バリアメタル膜 35…W膜(金属膜) 36,37…シリコン窒化膜 41…Si基板 42…Al膜 43…レジストパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 綾子 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 大口 寿史 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 小川 義宏 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 冨田 寛 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA08 DA09 EA14 NA03 NA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を収納する密閉可能な筐体と、 前記筐体内の気体を循環させる循環手段と、 前記筐体内の気体を清浄化する清浄化手段と、 前記筐体内の相対湿度を5%未満に維持する湿度維持手
    段とを具備してなることを特徴とする収納装置。
  2. 【請求項2】前記基板は金属膜を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の収納装置。
  3. 【請求項3】前記循環手段は、気体を圧送するファンを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  4. 【請求項4】前記ファンを駆動するための携帯電源をさ
    らに含むことを特徴とする請求項3に記載の収納装置。
  5. 【請求項5】前記循環手段は、1気圧以上の気体を装置
    内に導入する吸気口と装置内の気体を排気する排気口を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  6. 【請求項6】前記清浄化手段は、ガス状不純物捕集用フ
    ィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    基板の収納装置。
  7. 【請求項7】前記清浄化手段は、パーティクル除去用フ
    ィルタを含むことを特徴とする請求項1に記載の収納装
    置。
  8. 【請求項8】前記清浄化手段は、ガス状不純物捕集用フ
    ィルタとパーティクル除去用フィルタを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の収納装置。
  9. 【請求項9】前記除湿維持手段は、乾燥剤を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  10. 【請求項10】前記除湿維持手段は、電気的に除湿する
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の収納装
    置。
  11. 【請求項11】前記除湿維持手段は、除湿膜と、該除湿
    膜を駆動するための携帯電源とを含むことを特徴とする
    請求項10に記載の収納装置。
  12. 【請求項12】前記除湿維持手段は、相対湿度が5%未
    満の気体を封入する手段を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の収納装置。
  13. 【請求項13】第1の処理槽内に半導体基板を収容し、
    該半導体基板に第1の処理を施す工程と、 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の収納装置内
    に前記半導体基板を収納し、且つ前記収納装置の循環手
    段および清浄化手段を稼働させ、且つ前記除湿維持手段
    によって前記筐体内の相対湿度を5%未満に維持する工
    程と、 前記収納措置から前記半導体基板を取出し、第2の処理
    槽内に前記半導体基板を収容し、前記半導体基板に第2
    の処理を施すとともに、前記第2の処理を前記半導体基
    板に施している最中に、前記収納装置の循環手段および
    清浄化手段を稼働させ、且つ前記除湿維持手段によって
    前記筐体内の相対湿度を5%未満に維持する工程と、 前記第2の処理槽から前記半導体基板を取り出し、前記
    循環手段および前記清浄化手段を稼働させ、且つ前記除
    湿維持手段によって前記筐体内の相対湿度を5%未満に
    維持された収納装置内に前記半導体基板を収納する工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記半導体基板上に金属膜が形成されて
    いることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の
    製造方法。
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