JP2003107725A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003107725A JP2001297505A JP2001297505A JP2003107725A JP 2003107725 A JP2003107725 A JP 2003107725A JP 2001297505 A JP2001297505 A JP 2001297505A JP 2001297505 A JP2001297505 A JP 2001297505A JP 2003107725 A JP2003107725 A JP 2003107725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷版、回転支持体及び記録ヘッドを移動さ
せる機構部等の伸縮量の差に起因して発生する画像書き
出し位置のずれを補正して、適正な位置に画像書き出し
を行なうことの可能な画像記録装置を提供する。 【解決手段】 ステップS10で温度センサ40から出
力された回転ドラム16近傍の温度1を取得し、ステッ
プS12で温度センサ42から出力されたシャフト48
近傍の温度2を取得する。ステップS14で入力された
印刷版サイズを取得し、ステップS16で上記取得した
温度1、温度2及び印刷版サイズに基づいて画像書き出
し位置をPに補正するための補正量を補正テーブル66
より取得する。ステップS18で、取得した補正量、す
なわち補正駆動パルス数を駆動モータ58に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷版を回転支持
体の周面に巻き付けた状態で回転させながら、記録ヘッ
ドを回転支持体の軸線方向に移動させて、画像を走査記
録する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
シート状の記録材料、特に支持体上に感光層が設けられ
た印刷版を用い、この印刷版の感光層(乳剤面)に直接
レーザビーム等で画像を記録する技術が開発されてきて
いる(印刷版露光装置)。このような技術では、印刷版
への迅速な画像記録が可能となっている。
【0003】印刷版への画像記録の技術を用いる印刷版
自動露光装置では、印刷版を回転ドラムの周面に巻き付
けた状態で、この回転ドラムを高速に回転しながら(主
走査)、記録ヘッド(露光ヘッド)を回転ドラムの軸線
方向に沿って移動することで(副走査)、印刷版上に画
像を記録するようになっている。
【0004】ここで、一般的に記録ヘッドの移動には、
ボールねじ機構部が用いられているが、このボールねじ
機構部は、外周に雄ねじが形成されたシャフトと、この
シャフトに螺合しかつ軸回転が阻止された移動ブロック
とで構成されており、記録ヘッドは、この移動ブロック
に固着されたステージに取付けられて移動する。
【0005】ところで、上記ボールねじ機構部、回転ド
ラム、及び印刷板は装置内の温度変化により伸縮する。
したがって、ボールねじ機構部の構成部品の材質と、回
転ドラムや印刷版の支持体に適用されている材質とが異
なる場合には、それぞれ異なる熱膨張係数を有している
ため、温度変化による伸縮量が異なる。そのため、ボー
ルネジと印刷版との間で相対位置関係がずれてしまい、
副走査方向の画像書き出し位置がずれて適正な画像が形
成できなくなるという問題がある。
【0006】特に、印刷版への画像記録は、カラーの場
合、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、
K(ブラック)の4色の画像を別々の印刷版に記録し、
その画像記録位置がずれないことが要求されるが、前記
見当精度の劣化は画像のずれの大きな要因となって現れ
る。
【0007】また、装置は低温立ち上げ時には各部の温
度差が大きくなる傾向にあり、低温立ち上げ時には特に
ボールネジと印刷版との間の相対位置関係のずれ量が大
きくなり、見当精度の劣化が大きくなるといった問題も
ある。
【0008】本発明は上記問題点を解消すべく成された
ものであり、印刷版、回転支持体及び記録ヘッドを移動
させる機構部等の伸縮量の差に起因して発生する画像書
き出し位置のずれを補正して、適正な位置に画像書き出
しを行なうことの可能な画像記録装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解消するため
に、本発明は、印刷版を回転支持体の周面に巻き付けた
状態で回転させながら、記録ヘッドを軸線が前記回転支
持体の軸線方向と平行となるように配置されたシャフト
に沿って移動させ画像を走査記録する画像記録装置であ
って、印刷版近傍に配置された第1の温度センサと、前
記シャフトを含んで構成される駆動手段の近傍に配置さ
れた第2の温度センサと、第1の温度センサの出力、第
2の温度センサの出力、及び印刷版サイズに応じた画像
書き出し位置の補正量を予め記憶した補正テーブルと、
第1の温度センサの出力、第2の温度センサの出力、及
び印刷版サイズに対応する補正量を前記補正テーブルか
ら取得し、該補正量に基づいて画像書き出し位置を補正
する補正手段と、を含んで構成されている。
【0010】画像記録装置は、駆動によって装置内の温
度が上昇するが、この温度上昇によって印刷版、回転支
持体、シャフトは熱膨張する。この熱膨張により印刷版
への画像書き出し位置にずれが生じてしまう。そこで、
本発明では、印刷版近傍に配置された第1の温度センサ
は印刷版近傍の温度を計測し、駆動手段近傍に配置され
た第2の温度センサは駆動手段近傍の温度を計測する。
補正テーブルには、第1の温度センサからの出力、第2
の温度センサからの出力、及び印刷版サイズに応じた画
像書き出し位置補正量が予め記憶されており、補正手段
は、第1の温度センサ及び第2の温度センサからの出力
と印刷版サイズとに対応する補正量を前記補正テーブル
から取得し、該補正量に基づいて画像書き出し位置を補
正する。
【0011】本発明によれば、印刷版近傍及び駆動手段
近傍の2箇所で温度を検出するので、画像記録装置の各
部の温度に差が生じている場合でも、各々の温度に対応
した熱膨張による画像書き出し位置のずれ量を考慮して
補正することができる。また、印刷版のサイズごとに対
応した補正量を記憶して補正するので、より適正に画像
書き出し位置を補正することができる。
【0012】また、本発明は請求項2に記載のように、
前記シャフトは周面に雄ネジが形成され、前記駆動手段
は、該雄ネジに螺合され軸回り回転が阻止された移動ブ
ロックと、該移動ブロックに連結され前記記録ヘッドを
支持する支持体とを更に含んで構成することもできる。
【0013】また、本発明は請求項3に記載のように、
第2の温度センサを移動ブロック上に配置することによ
り、シャフトに影響を与える温度を計測することができ
る。
【0014】また、本発明は請求項4に記載のように、
前記補正量を、温度変化による前記シャフト及び前記印
刷版の前記軸線方向の所定の書き出し位置からのずれ量
に基づいて決定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る画像記録装置の実施の形態について説明する。
【0016】図1には、本実施の形態の印刷版自動露光
装置の露光部10が示され、図2には、露光部10に組
み込まれたボールネジ機構部14が示されている。
【0017】露光部10は、印刷版12を周面に巻付け
て保持する回転ドラム16、記録ヘッド18、及びボー
ルネジ機構部14を主要部として構成されている。
【0018】図1に示すように、露光部10には、全体
を支持する支持台としてベース20が設置され、ベース
20に対して互いに平行な一対の側板26、28が取付
けられ、前記回転ドラム16の回転軸が軸支されてい
る。一方の側板26から突出する回転軸30には、プー
リー32が取付けられ、プーリー32の外周にはベルト
34が巻き掛けられている。また、前記ベース20の側
板26側には、駆動モータ27が取付けられており、前
記ベルト34は、この駆動モータ27の回転軸に取付け
られたプーリー36にも巻き掛けられている。これによ
り、駆動モータ27の駆動力で回転ドラム16が回転す
る。
【0019】ベース20には、一方の側板26から他方
の側板28にかけて互いに平行な一対のレール22、2
4が水平に敷設されている。レール22、24には副走
査ステージ38が載置されており、記録ヘッド18は副
走査ステージ38上に配置され支持されている。副走査
ステージ38は、レール22、24に沿って、回転ドラ
ム16の軸線方向に移動可能となっており、この方向に
移動して副走査を行ない画像を形成する。
【0020】側板26の回転ドラム16近傍には、温度
センサ40が取りつけられており、温度センサ40から
図示しない補正部にこの位置の温度が出力されている。
【0021】ベース20の、レール22、24の間に
は、ベース20の表裏面を貫通するスリット孔が設けら
れ、支持ベース38は、ヘッド連結部材44を介してベ
ース20の裏面側に取付けられたボールねじ機構部14
と連結されている。ヘッド連結部材44には貫通孔46
が設けられ、ボールねじ機構部14を構成するシャフト
48が回転ドラム16の軸線方向に貫通している。シャ
フト48の外周には雄ねじ50が形成されており、その
両端部は側板26、28と同等の位置に軸支されてい
る。
【0022】シャフト48の雄ねじ50には、移動ブロ
ック52が螺合しており、移動ブロック52は筒状の部
材54を介してヘッド連結部材44に取付けられてい
る。これにより、移動ブロック52は、回転が阻止され
ると共に、移動ブロック52自身の移動をヘッド連結部
材44を介して記録ヘッド18に伝達することができる
ようになっている。移動ブロック52には温度センサ4
2が取りつけられており、この位置での温度を図示しな
い補正部に出力している。
【0023】シャフト48の一端部は、モータ連結部5
6を介して駆動モータ58の回転軸60と連結されてお
り、駆動モータ58の駆動力でシャフト48を回転させ
ることができるようになっている。このシャフト48の
回転により、移動ブロック52はシャフト48の軸線方
向に移動し、これに伴って記録ヘッド18を回転ドラム
16の軸線方向に移動させることができる。
【0024】本実施の形態では、シャフト48の素材と
しては例えばスチール(鉄)を用いることができ、印刷
版12の素材としては例えばアルミニウムを用いること
が出きる。スチールの熱膨張係数α1は、1.0×10
-5であり、アルミニウムの熱膨張係数α2は、2.3×
10-5である。
【0025】次に、本実施の形態の制御系の構成につい
て説明する。
【0026】本実施の形態の制御系は、図3のブロック
図に示すように、補正部62、メモリ64、駆動モータ
58、温度センサ40、及び温度センサ42を含んで構
成されている。補正部62はCPU、ROM、RAMを
含んだマイクロコンピュータで構成されており、メモリ
64、駆動モータ58、温度センサ40、及び温度セン
サ42と各々接続されている。
【0027】メモリ64には、印刷版12、回転ドラム
16、及びシャフト48の各々の温度変化に対応した補
正量を記憶した補正テーブル66が記憶されている。補
正テーブル66は、温度と補正量との関係を示すテーブ
ルであり、図4に示すように、回転ドラム16近傍の温
度1を検出する温度センサ40からの出力αn、及びシ
ャフト48近傍の温度2を検出する温度センサ42から
の出力βnに応じて駆動モータ58で駆動パルスの何パ
ルス分補正するかの補正量がマップ状に記憶されてい
る。図4に示された例では、温度センサ40の出力がα
1、温度センサ42の出力がβ1のときに補正量0、す
なわち補正なしで画像書き出し位置P(図1、図2参
照)からの書き出しができるように設定されている。温
度センサ40からの出力がα2、α3…、温度センサ4
2からの出力がβ2、β3…、と変化すると、α・βの
値に対応する補正量画像書き出し位置がPからずれるた
め補正を行なう。
【0028】前述した補正量としては、温度変化による
シャフト48の副走査方向のずれ量及び印刷版12の副
走査方向のずれ量を予め検出しておき、シャフト48と
印刷版12との相対的位置ずれ量に基づいて、書き出し
位置がPになるような駆動パルス数が決定されて記憶さ
れる。すなわち、ある温度でのシャフト48の副走査方
向のずれ量をΔS、印刷版12の副走査方向のずれ量を
ΔIとすると、シャフト48と印刷版12との相対的位
置ずれ量は、ΔS−ΔIで求めることができる。
【0029】また、印刷版12の熱膨張によるずれ量は
印刷版12のサイズによって異なるので、補正量として
は印刷版のサイズ毎に異なる補正量を補正テーブル66
に記憶しておく。
【0030】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0031】印刷版のサイズが図示しない入力部から入
力されて印刷版露光装置の露光処理が開始されると、図
5に示すフローチャートにしたがって、補正量検出処理
が開始される。
【0032】ステップS10で温度センサ40から出力
された回転ドラム16近傍の温度1を取得し、ステップ
S12で温度センサ42から出力されたシャフト48近
傍の温度2を取得する。印刷版自動露光装置内の各部の
温度は、特に装置の低温立ち上げ時には、大きな差が生
じる。そこで、印刷版12に影響を与える温度を温度1
として温度センサ40で計測し、シャフト48に影響を
与える温度を温度2として温度センサ42で計測するの
である。
【0033】ステップS14で入力された印刷版サイズ
を取得する。ステップS16で、上記取得した温度1、
温度2及び印刷版サイズに基づいて画像書き出し位置を
Pに補正するための補正量を補正テーブル66より取得
する。ステップS18で、取得した補正量、すなわち補
正駆動パルス数を駆動モータ58に出力して本処理を終
了する。
【0034】駆動モータ58では、補正部62から出力
された補正駆動パルス数分だけ書き出しのタイミングを
調整し、これにより画像の書き出し位置が補正される。
【0035】一方、印刷版12は、図示しない搬送ガイ
ドユニットに案内されて、回転ドラム16の接線方向か
ら送り込まれる。所定のタイミングで、回転ドラム16
は駆動モータ27によって、印刷版12の装着露光方向
(図1の矢印A方向)へ回転される。送り込まれた印刷
版12は、図示しない先端チャック及び後端チャックに
よって回転ドラム16の周面に緊密に巻き付けられ、露
光のための位置決めが完了する。印刷版12の回転ドラ
ム16への装着が完了すると、画像データを読み込み、
記録ヘッド部18からの光ビームによって露光処理が開
始される。このときの画像の書き出しのタイミングが、
補正部62から出力された補正駆動パルス数分だけ調整
されて、画像の書き出し位置がPになるように補正され
る。
【0036】なお、露光処理は、回転ドラム16を高速
で回転させながら(主走査)、記録ヘッド部18を回転
ドラム16の軸線方向へ移動する、所謂走査露光で行な
われる。
【0037】本実施の形態によれば、シャフト近傍の温
度、回転ドラム近傍の温度、及び印刷版サイズの組み合
わせに応じた画像書き出し位置補正量を補正テーブルに
予め記憶すると共に、温度センサで回転ドラム近傍の温
度とシャフト近傍の温度とを各々測定し、測定された温
度、および入力された版サイズから補正テーブルを参照
して画像書き出し位置補正量を決定し、画像書き出し位
置を補正するので、熱膨張率の異なるシャフトと印刷版
間の画像書き出し位置の相対的位置ずれを適切に補正す
ることができる。
【0038】特に、装置の低温立ち上げ時には装置の機
内温度が安定していないため、シャフトの温度と印刷版
の温度とに温度差が生じて画像書き出し位置の相対的位
置ずれが大きくなる傾向にあるが、シャフト近傍の温度
と印刷版近傍の温度の各々を測定し、測定された温度に
応じた補正を行なうので、低温立ち上げ時の画像書き出
し位置の相対的位置ずれも適切に補正することができ、
見当精度を上げることができる。
【0039】また、印刷版のサイズ毎に補正量を記憶し
て、印刷版のサイズに応じた補正量で補正するので、よ
り正確に画像書き出し位置を補正することができる。
【0040】なお、本実施の形態では、回転支持体とし
てアウタドラム形の回転ドラム16を適用したが、イン
ナードラム形の回転支持体を適用しても同様の効果を得
ることができる。
【0041】また、本実施の形態のでは、温度センサ4
0、42からの出力に対応する補正テーブルを用意し
て、これを参照することにより画像書き出し位置を補正
したが、以下のようにして演算により記録ヘッドの画像
書き出し位置を、求めることもできる。
【0042】図6に示すように、熱膨張前の印刷版12
の画像書き出し位置をP、記録ヘッド18のホームポジ
ションをH/P、ボールネジの1回転により記録ヘッド
18が移動する距離(ボールネジリード)をl、熱膨張
後の印刷版12の画像書き出し位置をP’、記録ヘッド
18のホームポジションをH/P’、ボールネジの1回
転により記録ヘッド18が移動する距離(ボールネジリ
ード)をl’とし、印刷版12の中心を基準として考え
ると、PからP’までの距離P〜P’と、H/PからH
/P’までの距離H/P〜H/P’は、
【0043】
【数1】
【0044】により求めることができる。ただし、Tα
は温度センサ40により計測された温度、Tβは温度セ
ンサ42により計測された温度を示し、補正係数1、補
正係数2は、印刷版12に関する固有の係数を示す。
【0045】したがって、H/P’〜Pの移動量X’
と、ボールネジリードl’は、H/P〜Pの移動量をX
とすると、
【0046】
【数2】
【0047】により求めることができる。ただし、補正
係数3は、ボールネジ48に関する固有の係数を示す。
【0048】熱膨張後に、記録ヘッド18は、H/P’
からP’までの距離X’移動して画像を書き出す。この
ときの駆動モータ58のパルス数をX’Puとすると、
X’Puは、
【0049】
【数3】
【0050】により求めることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ャフト近傍の温度、回転ドラム近傍の温度、及び印刷版
サイズに対応させた補正量を予め補正テーブルに記憶す
ると共に、温度センサで回転ドラム近傍の温度とシャフ
ト近傍の温度とを各々測定し、測定された温度、および
入力された版サイズから補正テーブルを参照して画像書
き出し位置を補正するので、シャフトと印刷版間の各々
の温度差による相対的位置ずれをも考慮して適切に画像
書き出し位置を補正することができるという優れた効果
を有する。
【0052】また、印刷版のサイズごとに対応した補正
量を記憶して補正するので、より適正に画像書き出し位
置を補正することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷版自動露光装置の露光部の斜視概略図であ
る。
【図2】ボールねじ機構部の側面図である。
【図3】制御系のブロック図である。
【図4】補正テーブルの例である。
【図5】補正量検出処理のフローチャートである。
【図6】熱膨張の前後の画像書き出し位置を説明する図
である。
【符号の説明】
10 露光部 12 印刷版 14 ボールねじ機構部 16 回転ドラム(回転支持体) 18 記録ヘッド 40 温度センサ(第1の温度センサ) 42 温度センサ(第2の温度センサ) 48 シャフト 50 雄ネジ 52 移動ブロック 58 駆動モータ 62 補正部 64 メモリ 66 補正テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷版を回転支持体の周面に巻き付けた
    状態で回転させながら、記録ヘッドを軸線が前記回転支
    持体の軸線方向と平行になるように配置されたシャフト
    に沿って移動させ画像を走査記録する画像記録装置であ
    って、 印刷版近傍に配置された第1の温度センサと、 前記シャフトを含んで構成される駆動手段の近傍に配置
    された第2の温度センサと、 第1の温度センサの出力、第2の温度センサの出力、及
    び印刷版サイズに応じた画像書き出し位置の補正量を予
    め記憶した補正テーブルと、 第1の温度センサの出力、第2の温度センサの出力、及
    び印刷版サイズに対応する補正量を前記補正テーブルか
    ら取得し、該補正量に基づいて画像書き出し位置を補正
    する補正手段と、 を備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記シャフトは周面に雄ネジが形成さ
    れ、 前記駆動手段は、該雄ネジに螺合され軸回り回転が阻止
    された移動ブロックと、該移動ブロックに連結され前記
    記録ヘッドを支持する支持体と、を更に備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の温度センサは、前記移動ブロ
    ック上に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の
    画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記補正量は、温度変化による前記シャ
    フト及び前記印刷版の前記軸線方向の所定の書き出し位
    置からのずれ量に基づいて決定されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3に記載の画像記録装置。
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