JPH08328443A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08328443A
JPH08328443A JP7085661A JP8566195A JPH08328443A JP H08328443 A JPH08328443 A JP H08328443A JP 7085661 A JP7085661 A JP 7085661A JP 8566195 A JP8566195 A JP 8566195A JP H08328443 A JPH08328443 A JP H08328443A
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JP
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belt
image forming
image
forming apparatus
time
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JP7085661A
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English (en)
Inventor
Shingo Kato
眞吾 加藤
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Takeshi Motohashi
武 本橋
Takeshi Deki
剛 出来
Takahiro Tamiya
孝弘 田宮
Shigeo Kurotaka
重夫 黒高
Yutaka Shio
豊 塩
Tomonori Yabuta
知典 薮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】像担持体ベルトに形成された像を中間転写体ベ
ルトに転写したのち、この像を最終転写材に転写して画
像を得る画像形成装置において、像担持体ベルトまたは
/および中間転写体ベルトの1回転当たりの速度が理想
値に対してずれていても、常に一定の画像長を形成こ
と。 【構成】ベルトに形成したマーカーがセンサを通過する
に要する時間を計測して求め(実測値(15))、この
時間を理想値(14)と比較器16で比較して時間のず
れ量を求め、このずれ量に基づき、ベルトを駆動するモ
ータの速度を補正することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンターなどであって、電子写真プロセスを用い
て画像の形成を行い、ベルト状の画像媒体を有する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光書き込み系からの光で像の書き込みが
行われる像担持体ベルトと、この像担持体ベルトに形成
された像が転写される中間転写体ベルトを有し、この中
間転写体ベルトの像を最終転写材に転写して画像を得る
画像形成装置であって、前記像担持体ベルトまたは/お
よび中間転写ベルトに1個所または複数個所、センサ検
知部が設けられていて、このセンサ検知部をセンサで検
知し、このセンサによるセンサ検知部の検知信号に基づ
いて前記ベルトの回転方向のホームポジションを検知す
る画像形成装置がある。
【0003】この種の技術として、 光学系駆動用モータに速度変化があったとき、その変
化に応じてアンプの出力が変わり、速度を追従させる技
術(特開昭56−125758号公報) 感光体の回転速度を検出し、その検出出力に基づいて
パルスモータのパルスレートを設定して、光学系の動作
と同期をとる技術(特開昭57−210353号公報) 感光体ドラムに直接記録した一定ピッチのマークを読
み取り、速度を制御する技術(特開昭58−18781
6号公報) 感光体ベルト上のマークを検出し速度制御する技術
(エンコーダ式)(特開昭60−42771号公報) 感光体上のマークを検出し、速度制御する技術(エン
コーダ式)(特開昭62−42166号公報) 感光体ベルトに回転エンコーダが連れ回って検出制御
する(エンコーダ式)(特開昭63−12569号公
報) 感光体に所定のテスト(ライン)パターンを実際に現
像・転写(ベルト)して読み取り、位置ずれ量を算定・
解析して、画像書き込み回し位置を決定する技術(エン
コーダ式)(特開平4−131876号公報) 感光体ベルトにパターンを設けて読み取って速度を検
出し、露光タイミングを調整する技術(光学式または磁
気式エンコーダ)(特開平6−127037号公報) などがある。
【0004】これらの技術では、感光体ドラムやベル
ト、中間転写ベルトなどに、縞状のパターン(光学式、
磁気式)を設け、センサで速度むら信号として読み込
み、それを、それらを駆動する駆動モータにフィードバ
ックすることによって、速度むらを低減して画像品質の
向上、例えば、副走査方向のピッチむらの低減、画像長
の規格値に対する精度向上などを目的としており、かな
り以前から知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、 感光体ドラムやベルト、中間転写ベルトなどに、縞状
のパターン(光学式、磁気式)を設けることは、技術的
には今日でも困難であり、製造上、かなり高価になるこ
と、 センサも上記縞状のパターン密度の高さに比例して高
価になること、 センサの信号を受けて制御するサーボ回路は、専用C
PUが必要であり、やはり高価であること、 などにより、以上のからまでのことは合計されると
非常に高価なものとなる。
【0006】さらに、 前記サーボ回路による駆動は、遅延時間を生じ、装置
全体として印刷時間の遅れとなること、 せっかく、上記の技術を用いたとしても、駆動モータ
から感光体ドラムやベルト、中間転写ベルトなどの駆動
ローラ軸までの伝達系には、歯車やタイミングベルトの
バックラッシュ、各種軸と軸受とのガタ分、長軸や細軸
が介在する場合には軸の捩じれ剛性、などの問題があ
り、速度変動を完全に抑えることが困難である、 などの問題がある。
【0007】本発明は像担持体ベルトまたは/および中
間転写体ベルトの1回転当たりの速度が理想値に対して
ずれていても、常に理想の画像長を形成できる画像形成
装置を従来技術に比較して非常に低廉に提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、 (1)光書き込み系からの光で像の書き込みが行われる
像担持体ベルトと、この像担持体ベルトに形成された像
が転写される中間転写体ベルトを有し、この中間転写体
ベルトの像を最終転写材に転写して画像を得る画像形成
装置であって、前記像担持体ベルトまたは/および中間
転写ベルトに1個所または複数個所、センサ検知部が設
けられていて、このセンサ検知部をセンサで検知し、こ
のセンサによるセンサ検知部の検知信号に基づいて前記
ベルトの回転方向のホームポジションを検知する画像形
成装置において、前記検知信号が得られる時間間隔また
は前記ベルトの1回転時間または前記複数個所が前記セ
ンサを通過するに要する時間を計測する計測手段と、前
記時間間隔または前記時間と、これら時間間隔または時
間の理想値とを比較して時間のずれ量を得ることのでき
る比較手段と、前記比較手段による時間のずれ量に基づ
いて、前記光書き込み系または前記像担持体ベルトまた
は前記中間転写ベルトを駆動するモータの速度を補正す
る補正手段を有することとした(請求項1)。
【0009】(2)(1)記載の画像形成装置におい
て、時間のずれ量と許容値との大小を判定する判定手段
を有し、前記判定手段による判定結果が前記許容値を越
えた場合(異常時)に表示手段に異常個所および異常の
内容を表示するとともに、当該画像形成装置の画像形成
プロセスの進行を停止することとした(請求項2)。
【0010】(3)(1)記載の画像形成装置におい
て、計測手段による計測と、補正手段による補正のタイ
ミングは、当該画像形成装置の電源投入直後における準
備期間中とした(請求項3)。
【0011】(4)(1)記載の画像形成装置におい
て、計測手段による計測と、補正手段による補正のタイ
ミングは、当該画像形成装置の電源投入直後および、所
定間隔毎に行うこととし、1回の計測におけるずれ分の
補正または複数回の計測における平均値のずれ分を補正
することとした(請求項4)。
【0012】
【作用】ベルトに形成されている、既存の色重ね用のマ
ーカーや、このマーカーを検知する既存のセンサを使用
して、ベルトの速度補正が可能であるので、極めて低廉
に補正を行うことができる。
【0013】
【実施例】
1.〔本発明が適用される画像形成装置の例〕 図6において、光書き込み系Aは、光書き込み駆動用モ
ータ2により一定速度で回転されるポリゴンミラー1を
有している。図示しない半導体レーザから出力されたレ
ーザ光は、ポリゴンミラー1で連続的に反射されること
により走査光となって、予め帯電されている感光体(以
下、OPCという。)ベルト3に照射されていわゆる光
書き込みを行い、潜像を形成する。
【0014】OPCベルト3は、同じく一定速度で速度
制御されて回転されるOPCベルト駆動用モータ4によ
りOPCベルト駆動ローラ5を介して一定速度で回転さ
れるようになっている。OPCベルト3に形成された潜
像は、リボルバー現像装置Bを構成するシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4つの現像器中の一つの現像
器の現像ローラ9により現像されてトナー像が形成され
た後、このトナー像は中間転写ベルト7に転写される。
【0015】中間転写ベルト7は一定速度で速度制御さ
れて回転される中間転写ベルト駆動用モータ6により中
間転写ベルト駆動ローラ12を介して一定速度で回転さ
れるようになっている。
【0016】フルカラー像を形成する場合には、上記の
手順で、順次、同一のカラー原稿によるシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックについてのトナー像が中間転写
ベルト7上に重ね転写されて、フルカラートナー像が形
成され、このフルカラートナー像は、転写紙などの最終
転写材に一括転写されて、フルカラー像のコピーが得ら
れる。
【0017】このように、中間転写ベルト7上に重ね転
写像を位置ずれを生ずることなく得るために、OPCベ
ルト3、中間転写ベルト7には、少なくとも1個所、セ
ンサ検知部が設けられていて、このセンサ検知部をセン
サで検知して各ベルトの回転方向のホームポジションを
検知することができ、ベルト上に形成される像の始端位
置を決定することができるようになっている。なお、中
間転写ベルト7は、ベルトクリーニングブレード8によ
り、転写紙への転写残トナーを掻き落されて、次の像形
成に備えられるようになっている。
【0018】中間転写ベルト7について、前記ホームポ
ジションの検知の手段について図7を参照して説明す
る。このホームポジションの検知の手段は、OPCベル
ト3についても同じようになっているので、中間転写ベ
ルトについての説明を以って代える。図7において、中
間転写ベルト7の中央部には画像領域7’が形成されて
いる。この画像領域7’の両端にはの非画像領域7’’
が形成されているが、これらの非画像領域のうちの片端
部の非画像領域7’’にはマーカー10が貼り付けられ
ている。マーカー10は、中間転写ベルト7の非画像領
域7’’とは反射率の異なる物質で作られたシート状の
ものである。マーカー10は、理論的には、1個で、ホ
ームポジションの検知には十分であるが、便宜上、複数
個設けることもある。この例では、複数個設けられてい
る。
【0019】矢印で示す中間転写ベルト7の回転方向上
であって、マーカー10の通過軌跡上に照準を合わせ
て、フォトセンサ11が不動部材に固定されて設けられ
ている。これにより、中間転写ベルト7が回動して、マ
ーカー10がフォトセンサ11を横切ると、位置信号を
発して、多色重ね合わせ時のトリガーとなる。
【0020】2.〔ベルト一回転毎のベルト位置の累積
ずれ時間のデータ〕 OPCベルト3の累積ずれ時間直線20および中間転写
ベルト7の累積ずれ時間直線13は、ともに右上がりの
直線となり、これは、 右上がり→1回転毎に遅れを生じている(右下がりの
場合はその逆) 直線 →その遅れ量は、毎回一定である ことを示している。
【0021】また、このとき、光書き込み駆動用モータ
2、OPCベルト駆動用モータ4、中間転写ベルト駆動
用モータ6などの各駆動モータの回転速度は、制御によ
って非常に正確に回転しており、各ローラとのスリップ
もないことから、図8に示すごとき時間ずれの原因は、
OPCベルト駆動ローラ5および中間転写ベルト駆動ロ
ーラ12の理想径からの誤差によるもので、図8の例の
場合には、仕上がり径または実際の駆動時のニップ径が
やや細くなっているためと考えられる。
【0022】他方、中間転写ベルト7のベルトクリーニ
ングブレード8の当接時の累積ずれ時間直線13’は、
中間転写ベルト7の累積ずれ時間直線13に比べて、さ
らに右上がりとなっている。これは、ベルトクリーニン
グブレード8の、中間転写ベルト7への当接時の摩擦抵
抗(負荷)によるスリップが原因である。この場合も前
記直線13、直線20の場合と同じように、 右上がりが増大→1回転毎の遅れが更に増加(ローラ
径誤差とスリップの和) 直線 →その遅れ(スリップ量)は、毎回略
一定である ことを示している。
【0023】以上により、OPCベルト3および/また
は中間転写ベルト7の線速度が遅くなる(逆に早くな
る)と、光書き込みタイミングは同じ(正確に一定)で
あるために、1ページ当たりの画像長は遅れ量に比例し
て長く(短く)なってしまう。本発明は、このような1
ページ当たりの画像長に生じるであろう誤差を低コスト
な手段により補正し、解消する。
【0024】3.〔請求項1に対応する説明〕 図1は、図6で説明した画像形成装置を制御する制御手
段としてのCPU30(図4参照)の内部回路の一部を
示したブロック図である。この図1において、OPCベ
ルト3および/または中間転写ベルト7の1周回転分の
理想時間(14)がデータとして当該CPUの回路の中
で初期設定されており、また、フォトセンサ11から実
測値(15)が当該CPUの回路に読み込まれる。
【0025】これら理想時間の信号と実測値の信号は比
較器16に出力されて、該比較器16の内部でこれら信
号の差分(ずれ量)±αが算出される。この差分±αの
情報は、変更信号200またはオフセット信号10
0に加工された上で、変更信号200については図2
に示したモータの制御回路中に、オフセット信号10
0については、図3に示した制御回路中にそれぞれ出力
される。
【0026】まず、変更信号200を使用する場合に
ついて説明する。図2において、モータ2(4、6)の
回転速度は、このモータの軸に設けられたFG(Fre
quency Generator)50により検出さ
れ、その出力が増幅及び成形器51を経て整形、増幅さ
れてエンコーダ周波数FTの信号として位相比較器52
に出力される。一方、基準発振器53からは、モータ駆
動用の基準周波数FSの信号が出力されており、この信
号FSも位相比較器52に出力されている。
【0027】位相比較器52は、これらの信号を比較し
てその結果をローパス・フィルタ54に出力する。ロー
パス・フィルタ54では、前記信号の差分である周波数
のずれφを電圧Vに変換する。この電圧Vは電力増幅器
55に入力される。電力増幅器55は、電圧Vを、前記
周波数の差分をゼロにすることのできる電圧に増幅し
て、その電圧をモータ2(4、6)に出力する。このよ
うなフィードバック系により、モータ2(4、6)は、
基準周波数FSに従う回転速度に制御される。
【0028】以上は一般的なモータ制御のフィードバッ
ク系の説明になるが、本例では、前記変更信号200を
基準発振器53に入力するようにしている。これによ
り、基準発振器53の発振周波数FSの値を変更して、
図8に示した累積ずれ時間がゼロになるようにモータ2
(4、6)の回転速度を制御することができる。
【0029】次に、オフセット信号100を使用する
場合について説明する。図3において、FG50の周波
数出力は増幅及び整形器51で加工された上、F/Vコ
ンバータ52で検出電圧VTに変換されて電圧比較器5
6に入力される。一方、電圧比較器56には、ベルト1
周回転の理想時間設定値14を実現しうる電圧つまり、
前記理想時間設定14に対応する電圧が入力される。こ
れらの電圧が電圧比較器56で比較され、その差をゼロ
にするような電圧が電力増幅器55により設定されてモ
ータ2(4、6)に出力されて該モータの速度が理想の
速度に制御される。
【0030】この例では、電圧比較器56の出力信号と
オフセット信号100が、加算器64に入力され、加算
結果に対応する電圧が電力増幅器55に入力されるよう
になっている。これにより、モータ2(4、6)の回転
速度がこのオフセット信号100に基づいて変化し、図
8に示した累積ずれ時間がゼロになるようにモータ2
(4、6)の回転速度を制御することができる。
【0031】これらの例において、図1に示す、フォト
センサーによるベルト1周回転の実測値(15)は、フ
ォトセンサ11からの情報に基づきCPU30の内部に
ある時間の計測手段により検知される。また、ベルト1
周時間の理想値と実測値とを比較して時間のずれ量を得
る比較手段は、本例では、図1に示した比較器16が相
当する。また、請求項1にいう補正手段は、本例におけ
る図2、図3でそれぞれ示したモータ制御回路が相当す
る。
【0032】従来技術では、「光学式または磁気式エン
コーダ」を用いているために非常に高価であるが、本例
のように、マーカー10や、フォトセンサー11はもと
もとホームポジションの検知用として設けられているも
のであり、これらをモータの速度調節に兼用するのであ
るから非常に低廉にベルトの速度調節が可能となる。
【0033】4.〔請求項2に対応する説明〕 図4により説明する。本例では、図4に示すように、図
1に示した回路57と、図2または図3に示した回路5
8との間に判定器17を介在させている。回路57から
は、ずれ量±αが判定器17に入力される。この判定器
17では、判定値として「ずれ量±αの許容値」を用い
る。この許容値(規格値)は、実際には非常に重要な値
であり、機械的な各構成部品の公差積み上げ量、電気的
な制御遅延量、および、微小な許容スリップ量などの積
み上げ量として設定される。
【0034】この判定器17の入力情報としての、ずれ
量±αが前記許容値よりも大きな値の場合には、トナー
や紙粉などの堆積、ローラの目つぶれなどを原因とする
大きなスリップの発生が考えられ、ベルトの損傷、駆動
系のトラブル、など、装置にとって極端に圧縮された最
終画像が出力されてしまう場合である。この場合には、
「NG」と判断して直ちにCPU30に信号が送られ
て、この信号に基づき、駆動モータ停止信号を図2また
は図3に示した回路58に送り、当該画像形成装置を停
止して、画像形成プロセスを停止するとともに、CPU
30より表示信号が表示パネル63に送られて該表示パ
ネルで「異常個所または/および内容など」を表示して
ユーザに知らせる。
【0035】また、この判定器17の入力情報として
の、ずれ量±αが前記許容値よりも小さい値の場合に
は、図2または図3に示した回路58に「GO」信号を
送り、そのまま装置の駆動を進行する。
【0036】5.〔請求項3、請求項4に対応する説
明〕 図5により説明する。図5において、画像形成装置本体
の電源オンを起点とした軸上、右方向にOPCベルト3
または中間転写ベルト7の周回転数をとり、一定間隔で
示された目盛の位置は、電源オンからの所定の間隔、ベ
ルト周回転数を示している。所定の間隔としては、時間
をとることもできるし、印刷の枚数をとることもでき
る。
【0037】請求項3の発明では、請求項1における計
測手段による計測と補正手段による補正のタイミング
が、例えば、朝一番の電源投入直後におけるアイドリン
グ(印刷開始前)での1周回転分または複数回転分の平
均値を計測してフィードバックする方式であり、複数回
転分の平均値をとる場合は1回転分よりも精度を上げる
ことができる。図5に示す例では、計測補正のタイミン
グを符号60で示している。
【0038】これにより、 印刷の第1ページ目から画像長が規格値にあった良好
な印刷を行うことができる、 請求項2における発明により、異常内容が表示された
場合に、規格外(不良)印刷を完全に防止することがで
きる、 などの利点がある。
【0039】請求項4の発明では、計測手段による計測
と、補正手段による補正のタイミングは、当該画像形成
装置の電源投入直後および、所定間隔、例えば、所定枚
数の画像処理毎、あるいは、所定の時間、などの間隔
で、補正を行う。図5に示す例では、計測補正のタイミ
ングを符号60、61、62で示している。
【0040】これら各回での補正では、1回の計測にお
けるずれ分の補正または複数回の計測における平均値の
ずれ分を補正することとする。
【0041】請求項3記載の発明の場合、電源を長期
間、何日間かにわたって投入しっぱなしという場合があ
り、その場合に、その間の「環境変化」、「経時摩
耗」、「ローラとベルトとのスリップ状態の変化」など
に対応できない場合があり得るが、この請求項4の発明
ではかかる不具合がないという利点がある。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば像担持体ベルトまたは/
および中間転写体ベルトの1回転当たりの速度が理想値
に対してずれていても、既存の計測手段を使用して常に
理想の画像長を形成できる。又、異常の場合には停止で
きる画像形成装置を従来技術に比較して非常に低廉に提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる回路図である。
【図2】本発明にかかる回路図である。
【図3】本発明にかかる回路図である。
【図4】本発明にかかる回路図である。
【図5】本発明にかかるタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施に適する画像形成装置の断面図で
ある。
【図7】本発明にかかるベルトの斜視図である。
【図8】本発明で改善すべきベルトの累積ずれ時間の説
明したグラフである。
【符号の説明】
10 (検知部としての)マーカー 11 フォトセンサ 16 (比較手段としての)比較器 17 (判定手段としての)判定器 63 (表示手段としての)表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 350 G03G 21/00 350 386 386 512 512 (72)発明者 出来 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 田宮 孝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 黒高 重夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 塩 豊 鳥取県鳥取市北村10−3・リコーマイクロ エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 薮田 知典 鳥取県鳥取市北村10−3・リコーマイクロ エレクトロニクス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光書き込み系からの光で像の書き込みが行
    われる像担持体ベルトと、この像担持体ベルトに形成さ
    れた像が転写される中間転写体ベルトを有し、この中間
    転写体ベルトの像を最終転写材に転写して画像を得る画
    像形成装置であって、前記像担持体ベルトまたは/およ
    び中間転写ベルトに1個所または複数個所、センサ検知
    部が設けられていて、このセンサ検知部をセンサで検知
    し、このセンサによるセンサ検知部の検知信号に基づい
    て前記ベルトの回転方向のホームポジションを検知する
    画像形成装置において、 前記検知信号が得られる時間間隔または前記ベルトの1
    回転時間または前記複数個所が前記センサを通過するに
    要する時間を計測する計測手段と、 前記時間間隔または前記時間と、これら時間間隔または
    時間の理想値とを比較して時間のずれ量を得ることので
    きる比較手段と、 前記比較手段による時間のずれ量に基づいて、前記光書
    き込み系または前記像担持体ベルトまたは前記中間転写
    ベルトを駆動するモータの速度を補正する補正手段を有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、時
    間のずれ量と許容値との大小を判定する判定手段を有
    し、 前記判定手段による判定結果が前記許容値を越えた場合
    (異常時)に表示手段に異常個所および異常の内容を表
    示するとともに、当該画像形成装置の画像形成プロセス
    の進行を停止することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、計
    測手段による計測と、補正手段による補正のタイミング
    は、当該画像形成装置の電源投入直後における準備期間
    中としたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、計
    測手段による計測と、補正手段による補正のタイミング
    は、当該画像形成装置の電源投入直後および、所定間隔
    毎に行うこととし、1回の計測におけるずれ分の補正ま
    たは複数回の計測における平均値のずれ分を補正するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP7085661A 1995-03-24 1995-04-11 画像形成装置 Pending JPH08328443A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7085661A JPH08328443A (ja) 1995-03-24 1995-04-11 画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6566995 1995-03-24
JP7-65669 1995-03-24
JP7085661A JPH08328443A (ja) 1995-03-24 1995-04-11 画像形成装置

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