JP2003107216A - 反射シート及びこれを用いたバックライトユニット - Google Patents

反射シート及びこれを用いたバックライトユニット

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JP2003107216A
JP2003107216A JP2001301223A JP2001301223A JP2003107216A JP 2003107216 A JP2003107216 A JP 2003107216A JP 2001301223 A JP2001301223 A JP 2001301223A JP 2001301223 A JP2001301223 A JP 2001301223A JP 2003107216 A JP2003107216 A JP 2003107216A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導光板裏面への傷付きが防止できる反射シー
ト、及び、かかる反射シートを用いて輝度の向上及び輝
度の均一化を図ることができるバックライトユニットの
提供を目的とするものである。 【解決手段】 光線の放散を低減するバックライトユニ
ット用の反射シート1であって、白色合成樹脂製の基材
シート層2とこの基材シート層2の表面側に積層される
傷付き防止層3とを備え、この傷付き防止層3がバイン
ダー4とこのバインダー4中に分散する樹脂ビーズ5と
を有しており、このバインダー4がポリマー組成物を架
橋硬化することで形成され、このポリマー組成物の基材
ポリマーの平均分子量が30×10以下で水酸基価が
20以下であり、かつ、この樹脂ビーズ5のガラス転移
温度が0℃以上30℃以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線の放散を低減
するバックライトユニット用の反射シート、及びこの反
射シートを用いたバックライトユニットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶層を背面から照ら
して発光させるバックライト方式が普及し、液晶層の下
面側にエッジライト型、直下型等のバックライトユニッ
トが装備されている。かかるエッジライト型のバックラ
イトユニット20は、一般的には図3に示すように、光
源としての棒状のランプ21と、このランプ21に端部
が沿うように配置される方形板状の導光板23と、この
導光板23の表面側に積層された複数枚の光学シート2
2と、導光板23の裏面側に積層された反射シート26
とを装備している。この光学シート22は、それぞれ、
屈折、拡散等の特定の光学的性質を有するものであり、
具体的には、導光板23の表面側に配設される光拡散シ
ート24、光拡散シート24の表面側に配設されるプリ
ズムシート25などが該当する。
【0003】このバックライトユニット20の機能を説
明すると、まず、ランプ21より導光板23に入射した
光線は、導光板23裏面の反射ドット(図示していな
い)及び各側面で反射され、導光板23表面から出射さ
れる。導光板23から出射した光線は光拡散シート24
に入射し、拡散され、光拡散シート24表面より出射さ
れる。その後、光拡散シート24から出射された光線
は、プリズムシート25に入射し、プリズムシート25
の表面に形成されたプリズム部25aによって、略法線
方向にピークを示す分布の光線として出射される。この
ように、ランプ21から出射された光線が、光拡散シー
ト24によって拡散され、またプリズムシート25によ
って略法線方向にピークを示すように屈折され、さらに
上方の図示していない液晶層全面を照明するものであ
る。
【0004】一方、液晶画面がぎらつかない程度に導光
板23裏面から放散される光線を表面側に反射させて輝
度の向上を図ること(反射性)、及び、バックライトユ
ニット20の裏面側に配設される装置、フレーム等が視
認されることを防止すること(隠蔽性)を目的として、
導光板23の裏面側には反射シート26が配設されてい
る。
【0005】かかる反射シート26としては、従来、
(a)合成樹脂製のシート中に酸化チタンなどの白色顔
料が分散したもの、(b)合成樹脂製のシート中に光を
散乱させるためのボイド(気泡)が分散したもの、
(c)シート表面がマット状に形成されたものなどが用
いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の反射シート
26は、比較的硬質であるため、バックライトユニット
20において表面側に積層される導光板23の裏面に傷
を付けてしまうおそれがある。特に、裏面に浅い傾斜の
プリズム部を有し、出光光線に法線方向への指向性を付
与する導光板23や、非晶性オレフィン系樹脂製の比較
的軟質の導光板23(例えば日本ゼオン(株)社製「ゼ
オノア導光板」)の場合、反射シート26によって裏面
への傷付き発生のおそれが比較的大きい。このように、
導光板23の裏面に傷が付くと、表面側への出光量の低
下や輝度ムラを招来する。
【0007】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、導光板裏面への傷付きが防止できる反射シ
ート、及び、かかる反射シートを用いて輝度の向上及び
輝度の均一化を図ることができるバックライトユニット
の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、光線の放散を低減するバックライト
ユニット用の反射シートであって、白色合成樹脂製の基
材シート層とこの基材シート層の表面側に積層される傷
付き防止層とを備え、この傷付き防止層がバインダーと
このバインダー中に分散する樹脂ビーズとを有してお
り、このバインダーがポリマー組成物を架橋硬化するこ
とで形成され、このポリマー組成物の基材ポリマーの平
均分子量が30×10以下で水酸基価が20以下であ
ることを特徴とする反射シートである。ここで、「白色
合成樹脂」とは、白色顔料の配合や微小気泡の分散など
によって白色を呈する合成樹脂を意味する。
【0009】当該反射シートによれば、白色合成樹脂製
の基材シート層によって従来の反射シートと同様の反射
性及び隠蔽性を奏することができる。また、当該反射シ
ートは、バインダー中に樹脂ビーズを有する傷付き防止
層を備え、この樹脂ビーズによって表面に比較的軟質の
凸状部が散点的に多数形成されることから、バックライ
トユニットにおいて当該反射シートの表面側に配設され
る導光板の裏面に比較的軟質の凸状部で当接し、その結
果、導光板裏面への傷付きを防止することができる。さ
らに、当該反射シートは、傷付き防止層のバインダーを
形成するためのポリマー組成物の基材ポリマーの平均分
子量が30×10以下で水酸基価が20以下であるこ
とから、このポリマー組成物が架橋硬化されてなるバイ
ンダーは架橋密度が低く、軟質となる。そのため、当該
反射シートの表面に外圧が作用しても柔軟に対応でき、
また樹脂ビーズを軟質のバインダーで包むこととなるた
め、バックライトユニットにおいて当該反射シートの表
面に重ねて配設される導光板の裏面に傷を付けてしまう
ことをさらに低減することができる。
【0010】また、上記課題を解決するためになされた
別の発明は、光線の放散を低減するバックライトユニッ
ト用の反射シートであって、白色合成樹脂製の基材シー
ト層とこの基材シート層の表面側に積層される傷付き防
止層とを備え、この傷付き防止層がバインダーとこのバ
インダー中に分散する樹脂ビーズとを有しており、この
樹脂ビーズのガラス転移温度が0℃以上30℃以下であ
ることを特徴とする反射シートである。
【0011】当該反射シートによれば、上記発明と同様
に、分散する樹脂ビーズによって傷付き防止層表面に比
較的軟質の凸状部が形成され、表面側に配設される導光
板裏面への傷付きが防止される。さらに、当該反射シー
トによれば、この樹脂ビーズのガラス転移温度が0℃以
上30℃以下と軟質であることから、バックライトユニ
ットにおいて導光板の裏面に当接する当該反射シート表
面の凸状部がさらに軟質化し、その結果、導光板の裏面
に傷を付けてしまうことをより防止することができる。
【0012】さらに、上記課題を解決するためになされ
た別の発明は、光線の放散を低減するバックライトユニ
ット用の反射シートであって、白色合成樹脂製の基材シ
ート層とこの基材シート層の表面側に積層される傷付き
防止層とを備え、この傷付き防止層がバインダーとこの
バインダー中に分散する樹脂ビーズとを有しており、こ
のバインダーがポリマー組成物を架橋硬化することで形
成され、このポリマー組成物の基材ポリマーの平均分子
量が30×10以下で水酸基価が20以下であり、か
つ、この樹脂ビーズのガラス転移温度が0℃以上30℃
以下であることを特徴とする反射シートである。
【0013】当該反射シートによれば、表面側に備える
傷付き防止層を軟質の樹脂ビーズと軟質のバインダーと
で構成することから、両軟質部材による相乗効果によっ
て上記導光板裏面への傷付き防止性を格段に高めること
ができる。
【0014】上記基材ポリマーの単位水酸基価当たりの
平均分子量(平均分子量/水酸基価)としては2×10
以上20×10以下が好ましい。かかる単位水酸基
価当たりの平均分子量は上記バインダーの軟質化の目安
となり、上記範囲の基材ポリマーを使用することで傷付
き防止層のバインダーの軟質化を効果的に促進すること
ができる。
【0015】上記バインダーのガラス転移温度としては
30℃以上75℃以下が好ましい。このように、バイン
ダーのガラス転移温度を上記範囲とすることで、軟質に
しても傷付き防止層表面のベタツキを防止でき、耐熱性
を高めることができる。
【0016】上記樹脂ビーズの平均粒子径としては1μ
m以上15μm以下が好ましい。このように樹脂ビーズ
の平均粒子径を上記範囲とすることで、樹脂ビーズによ
って当該反射シートの表面に形成される軟質凸状部の突
出高さが上記導光板裏面への傷付き防止作用を効果的に
奏する程度に調整される。
【0017】当該反射シートにおいて、上記基材シート
層の裏面側に積層される高隠蔽層をさらに備え、この高
隠蔽層としては白色顔料を含有する塗料を塗工すること
で形成するとよい。この手段によれば、基材シート層の
裏面側に積層される高隠蔽層によって当該反射シートの
反射性及び隠蔽性を格段に向上させることができる。
【0018】当該反射シートにおいて、上記バインダー
を形成するポリマー組成物中に紫外線吸収剤又は分子鎖
に紫外線吸収基が結合した基材ポリマーを有するとよ
い。この手段によれば、紫外線吸収剤又は分子鎖に紫外
線吸収基が結合した基材ポリマーを含有するポリマー組
成物によって傷付き防止層のバインダーを形成すること
から、傷付き防止層が紫外線を吸収する作用を奏し、ラ
ンプ等から発せられる微量の紫外線を吸収し、黄変等の
経時的な劣化を防止することができる。
【0019】また、上記バインダーを形成するポリマー
組成物中に紫外線安定剤又は分子鎖に紫外線安定基が結
合した基材ポリマーを有してもよい。この手段によれ
ば、紫外線によって発生するラジカル、活性酸素等が傷
付き防止層のバインダー中に有する紫外線安定剤又は紫
外線安定基により不活性化(分解、捕捉等)され、傷付
き防止層ひいては当該反射シート劣化を低減することが
できる。
【0020】従って、上記本発明の反射シートを裏面側
に備えている液晶表示装置用のバックライトユニット
は、前述のように当該反射シートが高い傷付き防止性を
奏することから、導光板裏面の傷付きが防止でき、導光
板裏面への傷付きによる輝度の低下及び輝度ムラの発生
を防止することができる。また、組み付け等の作業性も
良好である。
【0021】なお、本明細書中に記載の「ガラス転移温
度」としては、JISに規定する示査走査熱量分析(D
SC)により測定した値を採用する。また、「平均分子
量」とは数平均分子量を意味する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1は本発明の一実施形態
に係る反射シートを示す模式的断面図、図2は図1の反
射シートとは異なる形態の反射シートを示す模式的断面
図である。
【0023】図1の反射シート1は、基材シート層2
と、この基材シート層2の表面に積層される傷付き防止
層3とを備えている。
【0024】この基材シート層2は、白色合成樹脂から
形成されている。この白色合成樹脂は、上述のように白
色顔料や微小気泡を分散含有する合成樹脂である。この
基材シート層2に使用可能な合成樹脂としては、特に限
定されるものではなく、例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、アクリル樹脂、ポリ
カーボネート、ポリスチレン、ポリオレフィン、セルロ
ースアセテート、耐候性塩化ビニル等が挙げられる。中
でも、耐熱性に優れるポリエチレンテレフタレートが好
ましい。
【0025】この基材シート層2の厚みは、特には限定
されないが、例えば50μm以上250μm以下とされ
る。基材シート層2の厚みが上記範囲未満であると、傷
付き防止層3を形成する樹脂組成物を塗工した際にカー
ルが発生しやすくなってしまうことがある。逆に、基材
シート層2の厚みが上記範囲を超えると、液晶表示装置
の輝度が低下してしまうことがあり、またバックライト
ユニットの厚みが大きくなって液晶表示装置の薄型化の
要求に反することにもなる。
【0026】なお、含有する白色顔料としては、従来の
反射シートと同様であり、具体的には後述する高隠蔽層
12の白色顔料13と同様のものが用いられる。また、
分散含有する気泡に関しても、従来の反射シートと同様
である。
【0027】傷付き防止層3は、バインダー4と、バイ
ンダー4中に分散する樹脂ビーズ5とを有している。こ
の樹脂ビーズ5の上端部がバインダー4外面から突出す
ること等により、当該反射シート1の表面には滑らかに
湾曲した軟質凸状部6が形成されている。従って、バッ
クライトユニットにおいて、当該反射シート1の表面側
に配設される導光板に対して、当該反射シート1が軟質
凸状部6で散点的に当接し、導光板裏面への傷付きが低
減される。なお、この傷付き防止層3の厚み(樹脂ビー
ズ5を除いたバインダー4部分の厚み)は特には限定さ
れないが、例えば3μm以上30μm以下程度とされて
いる。
【0028】この傷付き防止層3の表面粗さ(Rz)の
下限としては30が好ましく、40が特に好ましい。一
方、この表面粗さ(Rz)の上限としては60が好まし
く、50が特に好ましい。また、傷付き防止層3の表面
粗さ(Ra)としては3.8以上5.5以下が好まし
い。ここで、「表面粗さ(Rz)(Ra)」とはJIS
−B−0601の規定に準拠した数値である。これは、
傷付き防止層3の表面粗さが上記下限より小さいと、前
述のような導光板裏面への散点的当接による傷付き防止
性を効果的に奏することが困難になり、逆に、表面粗さ
が上記上限を超えると、粗い軟質凸状部6によって逆に
導光板裏面へ傷を付けてしまうおそれがあることからで
ある。
【0029】バインダー4は、ポリマー組成物を架橋硬
化させることで形成される。このポリマー組成物は、主
に基材ポリマーからなり、その他に例えば硬化剤、可塑
剤、安定化剤、劣化防止剤、分散剤等が適宜配合され
る。この基材ポリマーとしては特に限定されるものでは
なく、例えば二液硬化型ポリマー、熱硬化型ポリマー、
紫外線硬化型ポリマー、EB硬化型ポリマー等が用いら
れ、具体的にはアクリル系ポリマー、ポリウレタン系ポ
リマー、ポリエステル系ポリマー、フッ素系ポリマー、
シリコーン系ポリマー、エポキシ系ポリマー、フェノー
ル系ポリマー等が挙げられる。また、傷付き防止層3の
表面のベタツキ防止、耐熱性向上等の観点から、バイン
ダー4のガラス転移温度が30℃以上75℃以下となる
よう基材ポリマーを選定するとよい。なお、このバイン
ダー4は、一般的には透明とされているが、基材シート
層2と同様に反射性及び隠蔽性を付与すべく、白色顔料
や気泡を分散させてもよい。
【0030】上記基材ポリマーの平均分子量としては3
0×10以下とされており、20×10以下が特に
好ましい。このように、基材ポリマーの平均分子量を上
記範囲とすることで、この基材ポリマーを架橋硬化させ
ることで形成されるバインダー4が軟質化し、傷付き防
止層3の表面に外圧が作用しても傷付きの発生を低減す
ることができる。なお、基材ポリマーの平均分子量の下
限としては、傷付き防止層3の強度を使用に耐えうるよ
うにする観点から、10×10程度が好ましい。
【0031】上記基材ポリマーの水酸基価としては20
以下とされており、10以下が特に好ましい。このよう
に、基材ポリマーの水酸基価を上記範囲とすることで、
バインダー4の架橋密度が低下し、その結果バインダー
4が軟質化し、傷付き防止層3の表面に外圧が作用して
も傷付きの発生を低減することができる。なお、基材ポ
リマーの水酸基価の下限としては、傷付き防止層3の強
度等を考慮すると、6程度が好ましい。
【0032】上記基材ポリマーの単位水酸基価当たりの
平均分子量(平均分子量/水酸基価)としては、2×1
以上20×10以下が好ましく、2.8×10
以上10×10以下が特に好ましい。このように、基
材ポリマーの単位水酸基価当たりの平均分子量を上記範
囲とすることで、傷付き防止層3の強度、耐久性、耐候
性等を確保しつつ、傷付き防止層3の軟質化を効果的に
促進することができる。
【0033】樹脂ビーズ5としてはガラス転移温度が低
い軟質なものを用いる。かかる軟質樹脂ビーズ5により
上記傷付き防止層3の表面に形成される軟質凸状部6の
硬度が比較的小さくなり、上記導光板裏面に対する傷付
き防止性が促進される。この樹脂ビーズ5の具体的な材
料としては、例えばアクリル樹脂、アクリロニトリル樹
脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポ
リアクリロニトリル、ポリアミド等を用いることができ
る。特に、多官能モノマーを用いた高架橋アクリル樹脂
からなるソフトビーズが、軟質性、透明性、耐久性、耐
候性、耐熱性等の面で優れている。
【0034】上記樹脂ビーズ5のガラス転移温度として
は、0℃以上30℃以下とされており、0℃以上15℃
以下が特に好ましい。これは、樹脂ビーズ5のガラス転
移温度が上記上限を超えると、当該反射シート1表面の
軟質凸状部6の硬度が大きくなり、上記導光板裏面に対
する傷付き防止性を効果的に発揮することができなくな
ってしまい、逆に、樹脂ビーズ5のガラス転移温度が上
記下限より小さいと、樹脂ビーズ5の耐熱性、強度等が
低下し、当該反射シート1表面の軟質凸状部6が潰れ
て、バインダー4の表面が導光板裏面に当接し、上記傷
付き防止性を効果的に奏することができなくなってしま
うことからである。
【0035】樹脂ビーズ5の形状は、傷付き防止層3表
面に滑らかな軟質凸状部6が形成され、傷付き防止性を
奏することができれば特に限定されるものではなく、例
えば球状、回転楕円体状、紡錘形状、繊維状などが挙げ
られ、中でも傷付き防止性に優れる球状が特に好まし
い。
【0036】樹脂ビーズ5の平均粒子径の下限として
は、1μm、特に3μm、さらに5μmが好ましく、そ
の上限としては15μm、特に10μm、さらに8μm
が好ましい。これは、樹脂ビーズ5の平均粒子径が上記
下限未満であると、樹脂ビーズ5をバインダー4から突
出させて軟質凸状部6を形成することが困難になるため
であり、逆に、樹脂ビーズ5の平均粒子径が上記上限を
超えると、当該反射シート1の表面に形成される軟質凸
状部6の突出高さが増大し、この軟質凸状部6によって
導光板裏面へ傷を付けるおそれがあること、及び、樹脂
組成物の塗工等による傷付き防止層3の形成が困難とな
ってしまうことからである。
【0037】バインダー4を形成するポリマー組成物の
ポリマー分100部に対する樹脂ビーズ5の配合量の下
限としては0.1部、特に5部、さらに10部が好まし
く、その上限としては500部、特に300部、さらに
100部が好ましい。ここで「部」で示す数値は質量を
基準とする比を意味する。これは、樹脂ビーズ5の配合
量が上記下限未満であると、当該反射シート1の表面に
形成される軟質凸状部6の密度が低下し、上記導光板裏
面への傷付き防止性が低減されるためであり、逆に、上
記上限を越えると、樹脂組成物の塗工等による傷付き防
止層3の形成が困難となってしまうことからである。
【0038】なお、樹脂ビーズ5としては、透明、特に
無色透明が好ましい。このように透明な樹脂ビーズ5を
用いることで、傷付き防止層3に光拡散性を付与でき、
その結果基材シート層2などでの反射等によって表面側
へ出射される光線を拡散し、隠蔽性を促進することがで
きる。
【0039】また、バインダー4を形成するポリマー組
成物中に紫外線吸収剤を含有するとよい。このように傷
付き防止層3のバインダー4中に紫外線吸収剤を含有さ
せることで、バックライトユニットのランプ等から発せ
られる紫外線を吸収し、黄変等の径時的な劣化を防止す
ることができる。かかる紫外線吸収剤としては、紫外線
を吸収し、効率よく熱エネルギーに変換できるもので、
かつ、光に対して安定な化合物であれば特に限定される
ものではなく公知のものを使用することができる。中で
も、紫外線吸収機能が高く、上記バインダー4の基材ポ
リマーとの相溶性が良好で、基材ポリマー中に安定して
存在するサリチル酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系
紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤及び
シアノアクリレート系紫外線吸収剤が好ましく、これら
の群より選択される1種又は2種以上のものを用いると
よい。
【0040】上記紫外線吸収剤のバインダー4の基材ポ
リマーに対する含有量の下限としては0.1質量%、特
に1質量%、さらに3質量%が好ましく、上記含有量の
上限としては10質量%、特に8質量%、さらに5質量
%が好ましい。これは、バインダー4を構成する基材ポ
リマーに対して紫外線吸収剤の配合量が上記下限より小
さいと、反射シート1の上記黄変等の防止作用を効果的
に奏することができないためであり、逆に、紫外線吸収
剤の配合量が上記上限を超えると、バインダー4に悪影
響を及ぼし、傷付き防止層3の強度、耐久性等の低下を
もたらすことからである。
【0041】さらに、バインダー4を形成するポリマー
組成物の基材ポリマーとして、分子鎖に紫外線吸収基を
有するものを用いてもよい。このように、分子鎖に紫外
線吸収基を有する基材ポリマーを用いて傷付き防止層3
を形成することで、上記と同様に紫外線による黄変等の
径時的な劣化を防止することができ、さらに紫外線吸収
剤のブリードアウト等による紫外線吸収機能の劣化を防
止することができる。また、この紫外線吸収基が結合さ
れた基材ポリマーを有するポリマー組成物中にさらに紫
外線吸収剤を含有することで、傷付き防止層3の紫外線
吸収機能をより向上させることができる。
【0042】また、バインダー4を形成するポリマー組
成物中に紫外線安定剤又は分子鎖に紫外線安定基が結合
した基材ポリマーを有することも可能である。この紫外
線安定剤又は紫外線安定基により、紫外線で発生するラ
ジカル、活性酸素等が不活性化され、傷付き防止層3ひ
いては当該反射シート1の紫外線安定性、耐候性等を向
上させることができる。この紫外線安定剤又は紫外線安
定基としては、紫外線に対する安定性が高いヒンダード
アミン系紫外線安定剤又はヒンダードアミン系紫外線安
定基が好適に用いられる。なお、この紫外線安定剤又は
紫外線安定基と上記紫外線吸収剤又は紫外線安定基とを
併有することも可能であり、この併有により紫外線によ
る劣化防止性及び耐候性が格段に向上する。
【0043】当該反射シート1の製造方法としては、基
本的には、バインダー4を構成するポリマー組成物に樹
脂ビーズ5を混合することで傷付き防止層3用の塗工液
を調製する工程と、この塗工液を基材シート層2の表面
に塗工し、乾燥させることで傷付き防止層3を積層する
工程とからなる。
【0044】当該反射シート1によれば、白色合成樹脂
製の基材シート層2により従来の反射シートと同様の反
射性と隠蔽性とを奏し、さらに傷付き防止層3によって
表面側に配設される導光板裏面への傷付きを防止するこ
とができる。また、当該反射シート1は、傷付き防止層
3に分散する樹脂ビーズ5よって表面に凹凸が形成され
るため、この点からも表面側への反射性、ひいては隠蔽
性を高めることができる。さらに、当該反射シート1
は、傷付き防止層3に分散する樹脂ビーズ5による光線
の屈折、反射により光拡散性が付与され、この光拡散性
によって隠蔽性を促進することができる。
【0045】図2の反射シート11は、基材シート層2
と、この基材シート層2の表面に積層される傷付き防止
層3と、基材シート層2の裏面に積層される高隠蔽層1
2とを備えている。この基材シート層2及び傷付き防止
層3は、上記反射シート1と同様であるため、同一番号
を付して説明を省略する。
【0046】高隠蔽層12は、隠蔽性及び反射性を奏す
るものであり、具体的には基材シート層2の裏面に白色
顔料13を含有する塗料14を塗工することで形成され
る。なお、この高隠蔽層12に用いられる塗料14のマ
トリックスとしては、特に限定されるものではなく、一
般的なものが用いられる。
【0047】この白色顔料13としては、特に限定され
るものではなく、例えば、酸化チタン(チタン白)、酸
化亜鉛(亜鉛華)、炭酸鉛(鉛白)、硫酸バリウム、炭
酸カルシウム(白亜)などが挙げられる。中でも、隠蔽
性向上効果が大きい酸化チタンが好ましい。
【0048】塗料14の固形分に対する白色顔料13の
配合量の下限としては、70質量%が好ましく、80質
量%が特に好ましい。一方、上記配合量の上限として
は、95質量%が好ましく、90質量%が特に好まし
い。これは、白色顔料13の配合量が上記下限より小さ
いと、高隠蔽層12による上記反射性及び隠蔽性の向上
効果が小さくなり、逆に、白色顔料13の配合量が上記
上限を超えると、塗料14の塗工が困難になることから
である。
【0049】塗料14の塗工量(固形分換算)の下限と
しては、1g/m、特に5g/m 、さらに10g/
が好ましい。一方、上記塗工量(固形分換算)の上
限としては、50g/m、特に45g/m、さらに
40g/mが好ましい。これは、塗料14の塗工量が
上記下限より小さいと、高隠蔽層12による上記反射性
及び隠蔽性の向上効果が小さくなり、逆に、塗料14の
塗工量が上記上限を超えると、高隠蔽層12の厚さが増
大し、バックライトユニットの薄型化の要請に反するこ
と、及び、高隠蔽層12の強度の低下を招来することか
らである。
【0050】白色顔料13の平均粒子径(平均粒子直
径)は、100nm以上30μm以下が好ましく、20
0nm以上20μm以下が特に好ましい。これは、白色
顔料13の粒子径が上記範囲より小さいと、上記隠蔽性
を効果的に奏することが困難になり、逆に、白色顔料1
3の粒子径が上記範囲を超えると、塗料14中に均一に
分散することが困難になり、また当該反射シート11の
裏面が粗くなってしまうことからである。
【0051】当該反射シート11の製造方法としては、
基本的には、バインダー4を構成するポリマー組成物に
樹脂ビーズ5を混合することで傷付き防止層3用の塗工
液を調整する工程と、この塗工液を基材シート層2の表
面に塗工し、乾燥させることで傷付き防止層3を積層す
る工程と、白色顔料13を配合することで塗料14を調
製する工程と、この塗料14を基材シート層2の裏面に
塗工することで高隠蔽層12を積層する工程とからな
る。
【0052】当該反射シート11によれば、上記反射シ
ート1と同様に、基材シート層2表面の傷付き防止層3
によって表面側に配設される導光板裏面への傷付きを防
止することができ、傷付き防止層3表面の凹凸及び樹脂
ビーズ5の光拡散性により表面側への反射性及び隠蔽性
を高めることができる。さらに、基材シート層2の裏面
の高隠蔽層12によって反射性及び隠蔽性を格段に向上
させることができる。
【0053】従って、図4に示すようなエッジライト型
のバックライトユニット20において、反射シート26
として上記反射シート1、11を使用すると、当該反射
シート1、11が前述のように傷付き防止性を奏するた
め、導光板23の裏面への傷付きによる輝度ムラの発生
を防止することができ、また、バックライトユニット2
0の組付け作業が容易になる。特に、裏面側に高隠蔽層
12を備える反射シート11を用いると、高隠蔽層12
の高い隠蔽性及び反射性によって裏面側から放散する光
線ロスが低減でき、輝度を向上させることができ、ま
た、裏面側に配設されるフレーム等が画面から視認され
ることを防止でき、輝度ムラの発生防止を促進すること
ができる。
【0054】なお、本発明の反射シートは上記実施形態
に限定されるものではなく、例えば傷付き防止層には気
泡を分散させるこのができる。この気泡により傷付き防
止層の傷付き防止性をさらに促進することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射シー
トによれば、導光板裏面への傷付きを防止することがで
きる。また本発明の反射シートを用いるバックライトユ
ニットによれば、導光板裏面への傷付きによる輝度ムラ
の発生を防止することができ、輝度の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る反射シート
を示す模式的断面図である。
【図2】図2は、図1の反射シートとは異なる形態の反
射シートを示す模式的断面図である。
【図3】図3は、一般的なエッジライト型のバックライ
トユニットを示す模式的斜視図である。
【符号の説明】
1・・・反射シート 2・・・基材シート層 3・・・傷付き防止層 4・・・バインダー 5・・・樹脂ビーズ 6・・・軟質凸状部 11・・・反射シート 12・・・高隠蔽層 13・・・白色顔料 14・・・塗料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 BA02 BA12 BA15 BA20 DA01 DA11 DA17 DE04 2H091 FA16Z FA23Z FA32Z FA41Z FA50Z FB02 FB12 FC12 FD06 FD22 GA16 LA02 LA18 4F100 AK01A AK01B AK15 AK17 AK21 AK25 AK27 AK41 AK46 AK51 AK52 AK53 AR00B AR00C BA02 BA03 BA07 CA07B CA07H CA13C CA13H CB00B CB00H DE04B DE04H GB90 JA05B JA07B JD01C JL00B JL10A JN06 YY00B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線の放散を低減するバックライトユニ
    ット用の反射シートであって、 白色合成樹脂製の基材シート層と、この基材シート層の
    表面側に積層される傷付き防止層とを備え、 この傷付き防止層が、バインダーと、このバインダー中
    に分散する樹脂ビーズとを有しており、 このバインダーがポリマー組成物を架橋硬化することで
    形成され、このポリマー組成物の基材ポリマーの平均分
    子量が30×10以下で水酸基価が20以下であるこ
    とを特徴とする反射シート。
  2. 【請求項2】 光線の放散を低減するバックライトユニ
    ット用の反射シートであって、 白色合成樹脂製の基材シート層と、この基材シート層の
    表面側に積層される傷付き防止層とを備え、 この傷付き防止層が、バインダーと、このバインダー中
    に分散する樹脂ビーズとを有しており、 この樹脂ビーズのガラス転移温度が0℃以上30℃以下
    であることを特徴とする反射シート。
  3. 【請求項3】 光線の放散を低減するバックライトユニ
    ット用の反射シートであって、 白色合成樹脂製の基材シート層と、この基材シート層の
    表面側に積層される傷付き防止層とを備え、 この傷付き防止層が、バインダーと、このバインダー中
    に分散する樹脂ビーズとを有しており、 このバインダーがポリマー組成物を架橋硬化することで
    形成され、このポリマー組成物の基材ポリマーの平均分
    子量が30×10以下で水酸基価が20以下であり、 この樹脂ビーズのガラス転移温度が0℃以上30℃以下
    であることを特徴とする反射シート。
  4. 【請求項4】 上記基材ポリマーの単位水酸基価当たり
    の平均分子量が2×10以上20×10以下である
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の反射シート。
  5. 【請求項5】 上記バインダーのガラス転移温度が30
    ℃以上75℃以下である請求項1から請求項4のいずれ
    か1項に記載の反射シート。
  6. 【請求項6】 上記樹脂ビーズの平均粒子径が1μm以
    上15μm以下である請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載の反射シート。
  7. 【請求項7】 上記基材シート層の裏面側に積層される
    高隠蔽層をさらに備えており、 この高隠蔽層が、白色顔料を含有する塗料を塗工するこ
    とで形成されている請求項1から請求項6のいずれか1
    項に記載の反射シート。
  8. 【請求項8】 上記バインダーを形成するポリマー組成
    物中に紫外線吸収剤又は分子鎖に紫外線吸収基が結合し
    た基材ポリマーを有する請求項1から請求項7のいずれ
    か1項に記載の反射シート。
  9. 【請求項9】 上記バインダーを形成するポリマー組成
    物中に紫外線安定剤又は分子鎖に紫外線安定基が結合し
    た基材ポリマーを有する請求項1から請求項8のいずれ
    か1項に記載の反射シート。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1項
    に記載の反射シートを裏面側に備えている液晶表示装置
    用のバックライトユニット。
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