JP2003105865A - 家屋用の部材の当接構造,家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋 - Google Patents

家屋用の部材の当接構造,家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋

Info

Publication number
JP2003105865A
JP2003105865A JP2001301061A JP2001301061A JP2003105865A JP 2003105865 A JP2003105865 A JP 2003105865A JP 2001301061 A JP2001301061 A JP 2001301061A JP 2001301061 A JP2001301061 A JP 2001301061A JP 2003105865 A JP2003105865 A JP 2003105865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
panel body
building
members
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001301061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4119107B2 (ja
Inventor
Masue Sato
益栄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001301061A priority Critical patent/JP4119107B2/ja
Publication of JP2003105865A publication Critical patent/JP2003105865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4119107B2 publication Critical patent/JP4119107B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材同志の当接部位の気密性が高く、部材の
配設作業も容易に行え、高強度の家屋を構築できる実用
性に秀れた家屋用の部材の当接構造等を提供するもので
ある。 【解決手段】 家屋用の部材の当接構造であって、部材
同志の当接面の一部若しくは全部を夫々凹凸面に構成
し、この夫々の部材同志の該凹凸面は互いに凹凸嵌合状
態で当接せしめられるように構成されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋用の部材の当
接構造,家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成
された家屋に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】家屋を
構成する部材同志の当接構造、例えば柱とパネル体等と
の当接構造は、平面同志が当接する構造が採用されてい
る。
【0003】しかし、これら当接された部材同志の間に
は、必ず隙間が存在し、この隙間から隙間風が侵入する
という問題がある(尚、部材の寸法が狂っていた場合、
また、部材が木製の場合、ソリ等により、前記隙間風の
問題はより一層顕著となる。)。
【0004】従って、前記隙間をなくす為、部材同志の
間(当接部位)にテープ状の気密部材を介在せしめたり
することが多い。
【0005】しかし、この気密部材を用いる方法は、例
えば、柱間にパネル体を配設する場合、該柱とパネル体
との摺動により、該気密部材がめくれてしまったりし、
作業性が悪く、結局は十分な気密性を確保できないとい
う問題点がある。
【0006】本発明は上記問題点を解決するもので、部
材同志の当接部位の気密性が高く、部材の配設作業も容
易に行え、高強度の家屋を構築できる実用性に秀れた家
屋用の部材の当接構造等を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】家屋用の部材の当接構造であって、部材同
志の当接面の一部若しくは全部を夫々凹凸面に構成し、
この夫々の部材同志の該凹凸面は互いに凹凸嵌合状態で
当接せしめられるように構成されていることを特徴とす
る家屋用の部材の当接構造に係るものである。
【0009】また、請求項1記載の家屋用の部材の当接
構造において、互いに当接する夫々の部材の凹凸面間に
は気密部材が介在せしめられていることを特徴とする家
屋用の部材の当接構造に係るものである。
【0010】また、対向する外部材1の内面1aにして
該外部材1の表面から所定の距離だけ奥まった位置には
凹溝2が延設され、この外部材1間には平板部材3が設
けられ、該平板部材3の両端部が夫々前記凹溝2に嵌入
された家屋構築用のパネル体であって、前記外部材1の
外面1bの一部若しくは全部には、隣接する前記同構造
のパネル体の外部材1の外面1b若しくは適宜な家屋用
の部材の一部若しくは全部に形成された凹凸面と互いに
凹凸嵌合する凹凸面が形成されていることを特徴とする
家屋構築用のパネル体に係るものである。
【0011】また、請求項3記載の家屋構築用のパネル
体において、凹凸面は、その外縁が波形の凹凸面である
ことを特徴とする家屋構築用のパネル体に係るものであ
る。
【0012】また、請求項3,4いずれか1項に記載の
家屋構築用のパネル体において、凹凸面の凸部及び凹部
は外部材1の長さ方向に延設されている凸部及び凹部で
あることを特徴とする家屋構築用のパネル体に係るもの
である。
【0013】また、請求項3〜5いずれか1項に記載の
家屋構築用のパネル体において、外部材1の内面1aに
は膨出部4が設けられ、この膨出部4に凹溝2が設けら
れていることを特徴とする家屋構築用のパネル体に係る
ものである。
【0014】また、請求項6記載の家屋構築用のパネル
体において、外部材1は左右対向状態で配設され、ま
た、膨出部4及び凹溝2は上下方向に延設されているこ
とを特徴とする家屋構築用のパネル体に係るものであ
る。
【0015】また、周囲若しくは対向位置に外部材1が
設けられ、この外部材1の内方に平板部材3が設けられ
たパネル体であって、前記外部材1の外面1bの一部若
しくは全部には、隣接する前記同構造のパネル体の外部
材1の外面1b若しくは適宜な家屋用の部材の一部若し
くは全部に形成された凹凸面と互いに凹凸嵌合する凹凸
面が形成されていることを特徴とする家屋構築用のパネ
ル体に係るものである。
【0016】また、請求項2〜8いずれか1項に記載の
家屋構築用のパネル体11により壁10が形成されているこ
とを特徴とするパネル体により形成された家屋に係るも
のである。
【0017】
【発明の作用及び効果】部材の当接面が夫々凹凸面で、
この夫々の部材の凹凸面は、一方の部材の凸部が他方の
部材の凹部に嵌合する凹凸嵌合状態で当接するから、夫
々の部材の当接部位の隙間は直線状ではなくなり、よっ
て、当該隙間を風が直進できず、隙間風の侵入が可及的
に防止される。
【0018】また、この部材に設けられた凹凸面は、前
記凹凸嵌合により、夫々の部材の位置決め作用やズレ防
止作用も発揮されることになり、よって、部材の配設作
業を良好に行え、家屋の強度も増すことになる。
【0019】本発明は上述のようにするから、部材同志
の当接部位の気密性が高く、部材の配設作業も容易に行
え、高強度の家屋を構築できる実用性に秀れた家屋用の
部材の当接構造等となる。
【0020】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0021】本実施例は、家屋用の部材の当接構造であ
って、部材同志の当接面の一部若しくは全部を夫々凹凸
面に構成し、この夫々の部材同志の該凹凸面は互いに凹
凸嵌合状態で当接せしめられるように構成されているも
のである。
【0022】また、本実施例の図面は、部材として、対
向する外部材1の内面1aにして該外部材1の表面から
所定の距離だけ奥まった位置には凹溝2が延設され、こ
の外部材1間には平板部材3が設けられ、該平板部材3
の両端部が夫々前記凹溝2に嵌入された家屋構築用のパ
ネル体11を図示しており、前記凹凸面は、このパネル体
の外部材1の外面1bに設けられている。
【0023】また、凹凸面は、その外縁が波形の波形面
が採用されている。この波形面は、後述の気密部材6を
介在せしめる際に、該波形面が該気密部材6を破断せし
めたりするおそれがなく、好適である。尚、この波形面
は、家屋形成の際に使用されるプレカット装置によって
簡単に形成することができる。
【0024】また、凹凸面の凹部及び凸部は外部材1の
長さ方向に延設されている。従って、例えば二本の柱12
間に二枚のパネル体11を配設する場合には、該パネル体
11を上方から下方へ降下移動せしめることで該配設作業
を凹凸面の凹凸によって阻害されずに行うことができ
る。
【0025】このように凹部及び凸部が所定方向である
場合、該凹凸面によってパネル体11等の家屋用の部材の
位置決めを容易に行うことができる。
【0026】また、本実施例では、上記のようなパネル
体11やそれ以外の家屋用の部材に凹凸面を形成した場合
のいずれでも、凹凸面の凸部及び凹部の延設方向は、壁
10の面方向(上下方向若しくは左右方向)とし、該凹凸
が該壁10の面方向と直交する方向となるようにしてい
る。これは、前記位置決め作用に加え、隙間風が直進状
態で家屋内に侵入することを阻止する為である。
【0027】前記凹凸面は、外部材1の外面1bの全面
に設けられている。
【0028】また、この凹凸面は、パネル体11と当接す
る柱12にも設けられている。尚、例えば、パネル体11を
横設状態で配設する場合には、土台や梁等に凹凸面を設
ける。
【0029】この凹凸面間には気密部材6が配設されて
いる。
【0030】この気密部材6は、例えば弾性を有する合
成樹脂テープが採用され、外部材1の外面1bに該外部
材1の長さ方向に延設する状態で貼着されている。
【0031】この気密部材6は、一方のパネル体11の凹
凸面と他方のパネル体11の凹凸面に挟持され、凹凸形状
に沿って弾性変形せしめられる。この際、凹凸面が波形
面であるから、気密部材6が鋭角に弾性変形されたりす
ることはなく、よって、この気密部材6が気密作用を発
揮できないような形状に変形されたり、切断されたりす
ることは防止され、良好な気密作用が発揮されることに
なる。
【0032】また、左右の外部材1の外面1bの凹凸面
を、パネル体11の左右中央部を支点とする点対称の形状
に設定すると、同形状のパネル体11を隣接させる場合、
右側のパネル体11の左側端面(左側の外部材1の外面1
b)の凹凸面と、左側のパネル体11の右側端面(右側の
外部材1の外面1b)の凹凸面とを凹凸嵌合状態とした
際、右側のパネル体11と左側のパネル体11とを面一状態
とすることができ、好適となる。
【0033】また、本実施例のパネル体11は、外部材1
の内面1aには膨出部4が設けられ、この膨出部4に凹
溝2が設けられているものである。
【0034】更に詳述すると、外部材1は左右対向状態
で配設され、また、膨出部4及び凹溝2は上下方向に延
設されている。
【0035】図面は、凹溝2が膨出部4の頂部に設けら
れている場合を図示している。
【0036】左右の外部材1は、一対の断面視五角形状
に近似した木製の角材が採用されている。
【0037】また、この断面視五角形の外部材1は、断
面視において隣接する二つの外側角部5a・5bが直角
的で(図面は凹凸を誇張して描いている為、直角には見
えないが、おおよその輪郭は直角である)、また、内側
の残りの三つの角部5c・5d・5eが鈍角に設定され
た外部材1が採用されている。また、内側の残りの三つ
の角部5c・5d・5eが鈍角な五角形状に近似した形
状の外部材1が採用され、この外部材1にして前記内側
の三つの角部5c・5d・5eの内の中央の角部5d近
傍が膨出部4に設定され、この角部5dに凹溝2が設け
られている。
【0038】また、この凹溝2が設けられた角部5c以
外の二つの鈍角の角部5c・5eの角度は、凹溝2の底
部が、該二つの鈍角の角部5c・5eを結ぶ線と同等
か、若しくは、該結ぶ線より内側となるように設定する
と良い。具体的には、この二つの鈍角の角部5c・5e
の角度は約100乃至135°に設定すると良い。
【0039】尚、前記鈍角の角部5c・5eの角度が同
じ外部材1でも、該外部材1の表裏方向の長さが異なれ
ば膨出部4の膨出量も異なることになり(外部材1の表
裏方向の長さが長い方が膨出部4の膨出量が大きくな
る)、凹溝2の底部と前記結ぶ線との位置関係は異なる
ことになる。
【0040】また、この膨出部4は、例えば湾曲膨出す
る形状であっても良い。
【0041】図示したパネル体11は、この凹溝2が外部
材1の巾方向中央位置(表面及び裏面から同一距離を置
いた位置)に設けられた強度の高い構成を採用している
が、例えば、平板部材3の表面側に厚い断熱材を付設す
る場合には該凹溝2の位置を角材の巾方向中央位置より
も裏面側に設定する等、この凹溝2の位置は家屋の設置
条件に合わせて表面及び裏面から任意の距離を置いた位
置に適宜設定しても良い。
【0042】また、凹溝2が外部材1の巾方向中央位置
に設けられ、且つ、前記膨出部4に設定された角部5c
以外の二つの鈍角の角部5c・5eの角度が同じに設定
されている場合、外部材1の形状は表裏方向において対
称となり、非常に強度の高い構成となる。
【0043】平板部材3は木製の合板部材が採用されて
いる。
【0044】また、平板部材3の上下長は、外部材1の
上下長さと同等に設定されている。
【0045】また、例えば、平板部材3の上下長を外部
材1の上下長よりも若干長く設定し、該平板部材3の上
端及び下端を夫々外部材1の上端及び下端から突出する
ように構成すると、この突出する平板部材3を、土台や
梁等のパネル体11の上下に位置する骨材に設けられた凹
溝に嵌入することができ、該パネル体11と骨材との接合
強度を高めることができる。
【0046】また、平板部材3の左右端部は前記外部材
1の凹溝2に嵌入され、パネル体11全体が平断面視H型
に構成されている。
【0047】この外部材1と平板部材3との固定には接
着剤による固定方法が採用されている。
【0048】この点、例えば、外部材1と平板部材3と
を釘等の連結金具により固定する方法も考えられるが、
この場合、パネル体11の強度(主に左右方向の強度)が
大きく低下することが実験(破壊試験)により確認され
ている。この原因は、連結金具による固定手段である
と、隣接する連結金具同志の間は全く固定されないこと
になり、結果的に固定強度にムラが発生するからではな
いかと考えられる。
【0049】また、パネル体11の上下長(高さ)は、家
屋の一階分の高さ(約3m)に近似する高さに設定され
ている。また、左右巾は、45,60,90cm等に設
定されている。
【0050】この本実施例のパネル体11によって家屋の
壁10を形成する場合、左右の外部材1は隣接するパネル
体11の左右の外部材1若しくは柱12等の骨材に当接され
る。この当接には前記凹凸面同志の当接が採用される。
【0051】また、例えば柱12間に三枚のパネル体11を
配設する場合には、始めに配設する二枚のパネル体11に
ついてはどのような方向から配設しても良いが、最後に
配設するパネル体11については、前記凹凸面の凹部及び
凸部の延設方向(本実施例の場合、外部材1の長さ方
向)にパネル体11を移動させて該パネル体11を配設す
る。これは、前述の通り、パネル体11の配設が凹凸面の
凹凸によって阻害されないようにする為である。
【0052】尚、このパネル体11の表面側には外壁材
が、また、裏面側には内壁材が夫々付設される。
【0053】本実施例は上述のように構成したから、家
屋用の部材同志の当接部位が凹凸面同志の当接となって
いる為、気密性が高く、しかも、単なる凹凸嵌合だけで
あるから、この気密性を高める為の作業も容易に行える
実用性に秀れた家屋用の部材の当接構造となる。
【0054】また、この凹凸面同志の当接により、部
材、例えば、パネル体11の位置決めを容易に行うことが
でき、この点においても実用性,作業性に秀れることに
なる。
【0055】また、この凹凸面同志の当接により、部
材、例えば、パネル体11の位置ズレを防止することもで
き、高強度の家屋を構築することができる。
【0056】また、凹凸面同志の隙間に配設された気密
部材6が凹凸面の凹凸形状に沿って変形され、該当接部
位から剥離したり、切断されたりせず、よって、この点
においても高い気密性が発揮されることになる。
【0057】また、使用されるパネル体11は、膨出部4
が存在する部位において外部材1は左右方向に肉厚とな
り、この肉厚の部位に凹溝2が設けられているから、該
凹溝2の存在による外部材1の強度低下が可及的に防止
され、よって、非常に高い強度を発揮する家屋構築用の
パネル体となる。
【0058】また、外部材1として断面視が五角形のも
のを採用したから、断面視が四角形のものと異なり、外
部材1に作用する表裏方向の荷重若しくは左右方向の荷
重が斜め方向に分散され、よって、この点においても非
常に高い強度を発揮する家屋構築用のパネル体となる。
【0059】また、この断面視が五角形の外部材1とし
て、断面視において隣接する二つの外側角部5a・5b
が直角で、また、内側の残りの三つの角部5c・5d・
5eが鈍角のものが採用され、この外部材1にして三つ
の鈍角の角部5c・5d・5eの内の中央の角部5d近
傍が膨出部4に設定されているから、該外部材1の表
面,裏面及び外面(左側の外部材1の左面及び右側の外
部材1の右面)が夫々従来例の外部材と同様の形状とな
り、よって、該外部材1を隣接するパネル体11の外部材
1や柱12等に良好に当接して接合したり、また、該外部
材1の表面や裏面に外壁材や内壁材を良好に付設したり
することができる。
【0060】また、凹溝2の底部が、前記膨出部4以外
の鈍角の角部5c・5eを結ぶ線より内側、即ち、外部
材1の内縁角部より内側に位置している場合には、この
凹溝2部位でも外部材1は十分な肉厚を有することにな
り(L1≦L2)、更に高い強度が発揮されることにな
る。
【0061】また、外部材1と平板部材3の固定は接着
剤による固定が採用されているから、固定強度が部分的
に偏ったりせず、パネル体11全体として高い強度が発揮
されることになる。
【0062】尚、パネル体11は、外部材1が平板部材3
を囲繞する状態で配設されている構成を採用しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明斜視図である。
【図2】本実施例のパネル体11の説明平断面図である。
【図3】本実施例の凹凸面同志の当接状態を示す説明拡
大平断面図である。
【符号の説明】
1 外部材 1a 内面 1b 外面 2 凹溝 3 平板部材 4 膨出部 6 気密部材 10 壁 11 パネル体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋用の部材の当接構造であって、部材
    同志の当接面の一部若しくは全部を夫々凹凸面に構成
    し、この夫々の部材同志の該凹凸面は互いに凹凸嵌合状
    態で当接せしめられるように構成されていることを特徴
    とする家屋用の部材の当接構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の家屋用の部材の当接構造
    において、互いに当接する夫々の部材の凹凸面間には気
    密部材が介在せしめられていることを特徴とする家屋用
    の部材の当接構造。
  3. 【請求項3】 対向する外部材の内面にして該外部材の
    表面から所定の距離だけ奥まった位置には凹溝が延設さ
    れ、この外部材間には平板部材が設けられ、該平板部材
    の両端部が夫々前記凹溝に嵌入された家屋構築用のパネ
    ル体であって、前記外部材の外面の一部若しくは全部に
    は、隣接する前記同構造のパネル体の外部材の外面若し
    くは適宜な家屋用の部材の一部若しくは全部に形成され
    た凹凸面と互いに凹凸嵌合する凹凸面が形成されている
    ことを特徴とする家屋構築用のパネル体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の家屋構築用のパネル体に
    おいて、凹凸面は、その外縁が波形の凹凸面であること
    を特徴とする家屋構築用のパネル体。
  5. 【請求項5】 請求項3,4いずれか1項に記載の家屋
    構築用のパネル体において、凹凸面の凸部及び凹部は外
    部材の長さ方向に延設されている凸部及び凹部であるこ
    とを特徴とする家屋構築用のパネル体。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5いずれか1項に記載の家屋
    構築用のパネル体において、外部材の内面には膨出部が
    設けられ、この膨出部に凹溝が設けられていることを特
    徴とする家屋構築用のパネル体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の家屋構築用のパネル体に
    おいて、外部材は左右対向状態で配設され、また、膨出
    部及び凹溝は上下方向に延設されていることを特徴とす
    る家屋構築用のパネル体。
  8. 【請求項8】 周囲若しくは対向位置に外部材が設けら
    れ、この外部材の内方に平板部材が設けられたパネル体
    であって、前記外部材の外面の一部若しくは全部には、
    隣接する前記同構造のパネル体の外部材の外面若しくは
    適宜な家屋用の部材の一部若しくは全部に形成された凹
    凸面と互いに凹凸嵌合する凹凸面が形成されていること
    を特徴とする家屋構築用のパネル体。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8いずれか1項に記載の家屋
    構築用のパネル体により壁が形成されていることを特徴
    とするパネル体により形成された家屋。
JP2001301061A 2001-09-28 2001-09-28 家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋 Expired - Fee Related JP4119107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301061A JP4119107B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301061A JP4119107B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003105865A true JP2003105865A (ja) 2003-04-09
JP4119107B2 JP4119107B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=19121534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001301061A Expired - Fee Related JP4119107B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4119107B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066118A (ja) * 1991-04-22 1994-01-14 Taisee:Kk 方向性結合器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4119107B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6247281B1 (en) Wall plank structure
JP4324151B2 (ja) 木質部材の接合用ガイド具及び接合構造
JP2003105865A (ja) 家屋用の部材の当接構造,家屋構築用のパネル体及びパネル体により形成された家屋
JP2010285741A (ja) 壁パネル
JP4630501B2 (ja) 外壁材の留め付け治具および留め付け構造
JP4592349B2 (ja) 基準壁パネルと積層壁パネル
JP2004211390A (ja) 家屋の構築方法及び家屋
KR200147399Y1 (ko) 문틀의 결합장치
JP3888796B2 (ja) 出隅部形成金具及び該金具を使用した出隅部構造
JP3104035U (ja) 土台用建築要素
JP2960037B2 (ja) 建築用壁パネル
JPS5841294Y2 (ja) 壁の構造
JP2896045B2 (ja) アルミ中空桟相欠き接合装置
JP2506315B2 (ja) 建築用パネルの支持構造及びその施工方法
JP3736552B2 (ja) 出隅部施工構造
JP3947479B2 (ja) 木造建物用壁構成材
JP2649144B2 (ja) ツーバイフォーの壁構造
JP3366585B2 (ja) 建築用パネル
JP4074300B2 (ja) 出隅部施工構造及び出隅柱
JP4413683B2 (ja) 部材の位置決め具
JP4103772B2 (ja) 間仕切パネルの連結装置
JP3514906B2 (ja) 木造家屋構造
JPH0439930Y2 (ja)
JP2000064443A (ja) 木造建物における柱と床材間の気密装置
JPH05171760A (ja) 換気棟構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080424

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees