JP2003104160A - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

車両の乗員保護装置

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JP2003104160A JP2001302301A JP2001302301A JP2003104160A JP 2003104160 A JP2003104160 A JP 2003104160A JP 2001302301 A JP2001302301 A JP 2001302301A JP 2001302301 A JP2001302301 A JP 2001302301A JP 2003104160 A JP2003104160 A JP 2003104160A
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太郎 磯部
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恵二 堰本
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英昭 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の側突時等に拡張展開するエアバッグが
ルーフトリムの車室外面に沿って上方へ展開することを
有効に規制する。 【解決手段】 ルーフサイドレール3に沿って格納配置
され車両側突時等に車室内側壁面に沿って展開するエア
バッグ5を備えるとともに、エアバッグユニットの車室
内側にルーフサイドレール及びピラー10の各車室内側
をそれぞれ覆うルーフトリム7及びピラートリム14が
配設され、ピラートリム上端部とルーフトリム側端部と
が重合状態で配置されており、エアバッグの展開により
上記重合状態が解除されて車室内側にエアバッグがカー
テン状に展開する車両の乗員保護装置であって、ルーフ
トリムのエアバッグユニットの上部に対応する部分の車
室外面に、エアバッグ展開時に該エアバッグがルーフト
リムの車室外面に沿って上方へ展開することを規制する
規制部材30が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフサイドレー
ルに沿って格納配置され、車両の側突(車両側方からの
衝突)時等にはインフレータの作動により車室の内側壁
面に沿って拡張展開するエアバッグを備えた車両の乗員
保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車両の乗員保護装置として
は、例えば持開平11−91490号公報に示されるよ
うに、ピラーとルーフサイドレールとに跨つてカーテン
状に拡張展開する頭部保護エアバッグを配設するに際し
て、ルーフサイドレールに沿って折り畳み状態で格納さ
れたエアバッグの下方にジャンプ台等からなるガイド手
段を設け、車両側突時等に、エアバッグをジャブ台の壁
面に沿って膨張させることにより、ピラートリムおよび
ルーフトリム(ルーフヘツドライニング)の車幅方向外
側部を押し開いて、ルーフサイドレールの下方にエアバ
ッグをカーテン状に拡張展開させるようにした構成が知
られている。
【0003】上記のようにエアバッグをジャブ台の壁面
に沿って膨張させることにより、ピラートリムおよびル
ーフトリムの車幅方向外側部を押し開くように、上記ガ
イド手段によるエアバッグの案内方向を設定した場合に
は、上記ピラートリムの押し開きが少しでも阻害される
と、このピラートリムとピラーの車室内側壁面との間に
エアバッグが入り込むことが避けられず、このエアバッ
グを適正状態で拡張展開させることができないという問
題がある。
【0004】この問題に対して、エアバッグ展開時に該
エアバッグがピラートリムの車室外面に沿って下方に展
開し該ピラートリムとピラーの車室内側壁面との間にエ
アバッグが入り込むことを防止するとともに、エアバッ
グの展開方向を車室内側に指向させるガイド部材を、エ
アバッグの下方に設けることが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるガイド部材を設
けることにより、確かに、トリム部材の押し開きがある
程度阻害された場合でも、エアバッグがピラートリムの
車室外面に沿って下方に展開し該ピラートリムとピラー
の車室内側壁面との間にエアバッグが入り込むことを防
止可能である。しかしながら、この場合でも、トリム部
材の開き動作がスムースでない場合には、エアバッグが
ルーフトリムの車室外面に沿って上方へ展開し、該ルー
フトリムとルーフの車室内側壁面との間にエアバッグが
逃げるように入り込もうとし、このため、エアバッグの
車室内側への展開が遅れ、やはり、エアバッグの適正な
拡張展開に悪影響を及ぼし得るという難点がある。
【0006】尚、かかる問題を特に意識したものではな
いが、例えば特開平10−181512号公報には、車
体部材に固定したリブをエアバッグの上方に設け、乗員
の頭部が衝突した際の衝撃吸収を図るようにした構成が
開示されている。しかしながら、この構成では、上記リ
ブがエアバッグの上方に位置しているものの、このリブ
は車体部材に固定して設けられているので、エアバッグ
展開時、トリム部材(ルーフトリム)が押し開かれる際
には、エアバッグがルーフトリムの車室外面に沿うよう
にして上方へ展開することを有効に規制することは難し
く、やはり、ルーフトリムとルーフの車室内側壁面との
間にエアバッグが逃げるように入り込むことは避けられ
ない。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、車両の側突時等に拡張展開するエアバッグがルーフ
トリムの車室外面に沿って上方へ展開することを有効に
規制し、エアバッグを適正状態で拡張展開させることが
できる車両の乗員保護装置を提供することを基本的な目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願請求項1
の発明に係る車両の乗員保護装置は、ルーフサイドレー
ルに沿って格納配置され車両側突時等に車室内側壁面に
沿って拡張展開するエアバッグを有するエアバッグユニ
ットを備えるとともに、該エアバッグユニットの車室内
側にルーフサイドレール及びピラーの各車室内側壁面を
それぞれ覆うルーフトリム及びピラートリムが配設さ
れ、該ピラートリムの上端部と上記ルーフトリムの側端
部とが互いに重なり合った重合状態で配置されており、
上記エアバッグの展開により上記重合状態が解除されて
車室内側に上記エアバッグがカーテン状に展開するよう
にした車両の乗員保護装置であって、上記ルーフトリム
の上記エアバッグユニットの上部に対応する部分の車室
外面に、上記エアバッグ展開時に該エアバッグが上記ル
ーフトリムの車室外面に沿って上方へ展開することを規
制する規制部材を設けられていることを特徴としたもの
である。
【0009】この場合において、上記エアバッグユニッ
トの下方に、上記エアバッグ展開時に該エアバッグが上
記ピラートリムの車室外面に沿って下方に展開すること
を防止するとともに、上記エアバッグの展開方向を車室
内側に指向させるガイド部材が設けられていることがよ
り好ましい。
【0010】以上の場合において、上記規制部材は、車
室内側からの衝撃を吸収し得る衝撃吸収性を有している
ことが更に好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明に係る車両
の乗員保護装置の実施形態の一例を示したものである。
この乗員保護装置は、車両の側突時など、車両への側方
からの一定以上の衝突荷重の入力を検出する衝突検出セ
ンサ(図示せず)の検出信号に応じて作動するインフレ
ータ1と、車両のフロントピラー2の上端部からルーフ
サイドレール3およびリヤピラー4に沿って配置される
とともに、蛇腹状に折畳まれた状態で格納されたエアバ
ッグ5と、上記インフレータ1の作動時に発生したガス
をエアバッグ5に供給して該エアバッグ5を拡張展開さ
せるガス供給パイプ6とを備えている。
【0012】上記インフレータ1,エアバッグ5及びガ
ス供給パイプ6等により、エアバッグユニットの主要部
が構成されている。このエアバッグユニットの車室内側
(つまり、インフレータ1,エアバッグ5及びガス供給
パイプ6の車室内側)には、上記ルーフサイドレール3
およびリヤピラー4の車室内側の壁面をそれぞれ覆うル
ーフトリムアおよびリヤピラートリム8が配設されてい
る。
【0013】上記エアバッグ5は、フロントピラー2の
上端部からルーフサイドレール3の車室内側壁面に沿っ
て車体の後方側に延びるように格納配置されるととも
に、このエアバッグ5の格納配置部が、上記ルーフトリ
ム7の側辺部7aによって覆われている。このルーフト
リム7の側辺部7aは、その側端部が、上記ルーフサイ
ドレール3のフランジ部3aに取り付けられたウェザー
ストリップ9に対して係脱可能に係止されている(図2
参照)。
【0014】上記エアバッグ5の後部5aは、リヤピラ
ー4の後辺部に沿って車体の下方側に延びるように格納
配置されるとともに、その下方側に上記インフレータ1
が配設されている。上記エアバッグ5の後端部は、固定
ボルト11等により上記ガス供給パイプ6とともにリヤ
ピラー4の車室内側壁面、つまりリヤピラー4のインナ
パネル4aに固定されている(図3参照)。なお、図3
において、符号20は、リヤサイドドアを示している。
【0015】また、上記リヤピラー4の後辺部に沿って
車体の下方側に延びるように格納配置されたエアバッグ
5の後部5aを覆う略平行四辺形状の延出部7bが、上
記ルーフトリム7の後端部に連設されている(図1参
照)。このルーフトリム7の延出部7bは、その上下方
向寸法がリヤピラー4の略半分に設定されるとともに、
幅寸法がリヤピラー4の略半分に設定されることによ
り、このリヤピラー4の上部後辺部を覆うように構成さ
れている。
【0016】上記リヤピラートリム8の上部には、上記
ルーフトリム7の延出部7bに対応する略L字状の切欠
き部が形成され、上記リヤピラー4の後辺部を除く部
分、つまりリヤピラー4の前辺部が、上記リヤピラート
リム8の上方部8aにより覆われるようになっている。
また、上記ルーフトリム7の延出部7bの前縁には、斜
め外方側に傾斜したフランジ部7cが形成され、通常時
には、このフランジ部7cに、上記リヤピラートリム8
の上方部8aの後縁が線接触することにより、両部材が
重合した状態となるように構成されている。
【0017】上記リヤピラー4の車室内側壁面には、エ
アバッグ5の拡張展開時に、上記ルーフトリム7の延出
部7bの前縁と、リヤピラートリム8の上方部8aの後
縁との重合部から車室内側にエアバッグ5を膨出させる
ように案内するガイド部材12が、上記ルーフトリム7
の延出部7bの前縁と、リヤピラートリム8の上方部8
aの後縁との重合部に対応した位置に固着されている。
【0018】上記ルーフトリム7の延出部7bの下縁
と、この延出部7bに対応して上記リヤピラートリム8
に形成された切欠き部の下縁との間には、上記ルーフト
リム7の延出部7bの前縁と、リヤピラートリム8の上
方部8aの後縁との間に形成された重合部と同様の重合
部が設けられている。また、上記リヤピラートリム8の
上方部8aの上縁と、これに対応するルーフトリム7の
下縁との間にも、同様の重合部が設けられている。
【0019】このように、エアバッグ5の後部5aをリ
ヤピラー4の後辺部に沿って格納配置し、かつこのリヤ
ピラー5の後辺部に沿って下方に延びる延出部7bを上
記ルーフトリム7の後端部に設けるとともに、このルー
フトリム7の延出部7bの前縁とリヤピラートリム8の
上方部8bの後縁とを互いに重合させた状態で配設し、
エアバッグ5の拡張展開時に、上記ルーフトリム7の延
出部7bとリヤピラートリム8の上方部8aとの重合部
から車室内側にエアバッグ5を膨出させるように構成し
たことにより、車両の側突時等に、上記ルーフサイドレ
ール3に沿って格納配置されたエアバッグ5を下方に拡
張展開させるとともに、上記リヤピラー4の後辺部に沿
って格納配置されたエアバッグ5の後部5aを、上記ル
ーフトリム7の延出部7bの前縁(フランジ部7c)
と、リヤピラートリム8の上方部8aの後縁との重合部
から車体の前方側に膨出させることができる。
【0020】したがって、車両の側突時等に、上記リヤ
ピラー4の後辺部を含む車室内の側壁面を、上記エアバ
ッグ5により広範囲に亘って覆うことができ、乗員が側
方に付勢されてその頭部が上記リヤピラー4の設置部に
向けて押圧された場合等に、上記エアバッグ5によって
乗員を効果的に保護することができる。しかも、上記の
ようにエアバッグ5の後部5aをリヤピラー4の後辺部
に沿って格納配置したため、上記エアバッグ5の後部5
aをリヤピラー4の側壁面に係止することにより、エア
バッグ5の展開状態を安定して保持することができるた
め、上記エアバッグの上辺部のみを支持してルーフサイ
ドレール3から垂下させた場合のように上記エアバッグ
に押し付けられる乗員の頭部に対する支持力が不足する
等の問題が生じることなく、乗員の頭部を安定して支持
できるという利点がある。
【0021】特に、ルーフトリム7の後端部に設けられ
た上記延出部7bの下端部近傍に位置するリヤピラー4
の壁面に、上記エアバッグ5の後端部を固定ボルト11
等により固定したことにより、車両の側突時等に、エア
バッグ5の後端部が車体の下方側においてリアピラー4
の壁面(インナパネル4a)に固定されることにより、
エアバッグ5の展開状態が安定して保持され、このエア
バッグ5の後部5aに乗員の頭部が押し付けられた場合
等に、この押し付け力に対する支持力を充分に確保する
ことができる。
【0022】上記フロントピラー2とリヤピラー4との
間にはセンタピラー10が配設されこのセンタピラー1
0の車室内側には、図4に示すように、センタピラート
リム14が設置されている。このセンタピラートリム1
4は、センタピラー10の車室内側壁面、つまりセンタ
ピラー10のインナパネル15と所定間隔を置いて相対
向するように配置されるとともに、係止具23によって
センタピラー10に係止されることにより、その車室内
側の壁面を覆うように構成されている。
【0023】また、上記ルーフサイドレール3の車室内
側壁面を覆う上記ルーフトリム7の側辺部7cの側端部
は、車外側に向けて湾曲する湾曲部7dが形成され、通
常時には、この湾曲部7dの下面に、上記センタビラー
トリム14の上端部が線接触することにより、上記ルー
フトリム7の側端部と、センタピラートリム14の上端
部とが重合した状態となるように構成されている。
【0024】このように、ルーフトリム7の側端部とセ
ンタピラートリム14の上端部とを線接触させることに
よって両者を互いに重合させるように構成したことによ
り、これらを面接触させるように構成した場合に比べ、
車両の側突時等に拡張展開するエアバッグ5の押圧力に
応じて、ルーフトリム7の側端部とセンタピラートリム
14の上端部との重合部を離間させる際の抵抗力を小さ
くすることができ、これによって上記重合部から車室内
にエアバッグ5をスムーズに膨出させることが可能にな
る。
【0025】また、ルーフトリム7の側端部に、車外側
に向けて湾曲する湾曲部7dを設け、この湾曲部7dの
車室内側壁面に上記センタピラートリム14の上端部を
当接させるように構成したことにより、車両の側突時等
に拡張展開するエアバッグ5の押圧力に応じてルーフト
リム7の側辺部7aが車室内側に変形する際に、上記湾
曲部7dがガイド面となってルーフトリム7の側端部と
センタピラートリム14の上端部との重合部が容易に離
間するため、この離間部から車室内にエアバッグ5をス
ムーズに膨出させることができる。
【0026】そして、上記ルーフトリム7の側端部とセ
ンタピラートリム14の上端部との重合部に対向するル
ーフサイドレール3の壁面(インナパネル15)には、
車両の側突時等に拡張展開するエアバッグ5を案内する
ためのガイド部材16が設けられている。上記ガイド部
材16は、ルーフサイドレール3の壁面に固着される所
定幅の取付基板17と、この取付基板17の下端部から
車室内側に向けて延びるガイド部18と、このガイド部
18の先端部から車外側に向けて延びる折返し部19と
を有し、上記ガイド部18によるエアバッグ5の案内方
向を、上記センタピラートリム14の上端部よりも上方
で、かつ車室内側の位置における上記ルーフトリム7の
側辺部7aの車外側壁面に向けるように構成されてい
る。すなわち、上記ガイド部18の先端部が、センター
ピラートリム14の上端部よりも上方で、かつ車室内側
を指向するように設定されている。
【0027】このように、ガイド部材16にエアバッグ
5の案内面を構成するガイド部18と、その先端部から
車外側に向けて延びる折返し部19とを設けたことによ
り、エアバッグ5の拡張展開時に、このエアバッグ5の
押圧力による上記ガイド部18の過大な変形が上記折返
し部19によって規制されることになる。したがって、
上記ガイド部材16のガイド部18によるエアバッグ5
のガイド機能が、簡単な構成で効果的に確保され、車両
の側突時等に、上記エアバッグ5を、センタピラートリ
ム14の上端部よりも上方で、かつ上記ルーフトリム7
の側辺部7aの車外側壁面に向けて確実に拡張展開させ
ることが可能になる。
【0028】また、上記ガイド部材16は、その取付基
板17とガイド部18とがなす角度θは鈍角に設定され
るとともに、上記折返し部19の先端部がルーフサイド
レール3の壁面から所定距離Sだけ離間するように、上
記折返し部19の寸法が設定されている。これにより上
記ルーフトリム7の側辺部7aに乗員の頭部が当接する
等により、この側辺部7aが車外側に押圧されて上記ガ
イド部材16の設置部に所定の荷重が作用した場合に、
上記折返し部19の先端部がルーフサイドレール3の車
室内側壁面に当接するまでは、ガイド部18のみが変形
し、上記折返し部19の先端部がルーフサイドレール3
の車室内側壁面に当接した後は、上記折返し部19とガ
イド部18との両方が変形するようになっている。
【0029】すなわち、車両の側突時等に、乗員の頭部
等がルーフトリム7の側辺部7aに当接することにより
作用する押圧力に応じ、上記折返し部19がルーフサイ
ドレール3の車室内側壁面に当接するまで、上記ガイド
部材16のガイド部18を容易に変形させることができ
るため、乗員の頭部等が衝撃を受けるのを効果的に防止
することができる。そして、上記ガイド部18の変形に
応して上記折返し部19の先端部がルーフサイドレール
3の車室内側壁面に当接した時点以降は、折返し部19
とガイド部18との両方が変形することになるため、衝
撃エネルギーの吸収作用が充分に発揮されることにな
る。
【0030】更に、本実施の形態では、車両側突時等に
おけるエアバッグ5の拡張展開をより適正に行わせるべ
く、図4に示されるように、上記ルーフトリム7のエア
バッグユニットの上部に対応する部分の車室外面、具体
的には、ガス供給パイプ6の斜め上方に位置する部位の
車室外面に、エアバッグ5の展開時に該エアバッグ5が
ルーフトリム7の車室外面に沿って上方へ展開すること
を規制する規制部材30が配設されている。
【0031】該規制部材30は、断面形状が略台形状に
形成され、その一面がガス供給パイプに所定の隙間を隔
てて近接するように位置設定されている。この規制部材
30とガス供給パイプ6との隙間量は、エアバッグ5の
展開時、該エアバッグ5がルーフトリム7の車室外面に
沿って上方へ展開し、ルーフ空間内(つまり、ルーフト
リム7とルーフの車室内側壁面との間の空間内)に容易
に入り込むことがない小さい値に設定されている。
【0032】上記規制部材30は、例えば発泡ウレタン
樹脂あるいはラバー等の衝撃を吸収し得る材料で形成さ
れ、例えば両面接着テープによりルーフトリム7の車室
外面に接着固定されている。このように、規制部材30
は、車室内側からの衝撃を吸収し得る衝撃吸収性を有し
ているので、ルーフトリム7の規制部材30が設けられ
た部分に乗員の頭部が車室内側から衝突した際には、乗
員の頭部への衝撃を有効に吸収でき、乗員の保護性能を
より向上させることができる。
【0033】また、上記センタピラートリム15の所定
位置には、図5に示すように、シートベルト21の上端
部を支持するベルトアンカーの設置部を覆うアンカーカ
バー22が設置され、このアンカーカバー22の上端部
には、内下がりの傾斜面22aが形成されている。そし
て、後述するエアバッグ5の拡張展開時に、上記アンカ
ーカバー22の上記傾斜面22aが、エアバッグ5を案
内する案内面となるように構成されている。図に示した
例では、センタピラートリム15の車室内側壁面と直交
する面に対する上記傾斜面22aの傾斜角度γが3 0
゜程度に設定されている。
【0034】このように、センタピラートリム15に設
置された上記アンカーカバー22の上端部に内下がりの
傾斜面22aを形成し、上記エアバッグ5の拡張展開時
に、上記アンカーカバー22の上記傾斜面22aに沿っ
てエアバッグ5を拡張展開させるように構成したことに
より、上記エアバッグ5の膨出がアンカーカバー22に
よって阻害されるのを防止することができる。したがっ
て、センタピラートリム15の上部に、上記アンカーカ
バー22を設けたにも拘わらず、車両の側突時等に上記
エアバッグ5をスムーズに拡張展開させることができ
る。
【0035】上記フロントピラー2の車室内側には、図
6に示すように、フロントピラートリム24が設置され
ている。このフロントピラートリム24と、上記フロン
トピラー2との間には、後述する係止具25により一端
部がフロントピラー2の車室内側壁面に係止されるとと
もに、他端部が上記エアバッグ5の前端部に縫着される
等の手段で固着された帯状部材からなる固定部材26が
配設されている。なお図6において、符号27はフロン
トガラスを、また、符号28はフロントサイドドアを、
それぞれ示している。
【0036】そして、エアバッグ5の拡張展開時には、
図7に示すように、上記固定部材26によりフロントピ
ラー2に固定されたエアバッグ5の前端部の固定位置
が、上記固定ボルト11等によりリヤピラー4に固定さ
れるエアバッグ5の後端部の固定位置と略同一高さとな
るように、上記固定部材26の一端部の固定位置、つま
り係止具25によってフロントピラー2に係止される固
定部材26の係止位置が設定されている。
【0037】これにより、車両の側突時等に、エアバッ
グ5の前端部および後端部を車体の下方側においてフロ
ントピラー2およびリアピラー4の壁面にそれぞれ固定
した状態で、車室の側壁面に沿って拡張展開させること
ができる。したがって、上記エアバッグ5の後部5aに
乗員の頭部が押し付けられた場合等に、この押し付け力
に対する支持力をより増大させることができる。
【0038】上記構成において、衝突検出センサにより
車両に側突等が発生したことが検出されると、上記イン
フレータ1が作動することにより発生したガスが上記ガ
ス供給管6を介して上記エアバッグ5内に供給される。
この結果、上記ルーフサイドレール3に沿って格納配置
されたエアバッグ5が下方に膨出することにより、図7
に示すように、車室の側壁面をカーテン状に覆うように
拡張展開する。
【0039】すなわち、上記ルーフサイドレール3に沿
って配設されたエアバッグ5が膨出すると、上記ガイド
部材16のガイド部18により案内され、上記センタピ
ラートリム14の上端部よりも上方において、エアバッ
グ5が上記ルーフトリム7の側辺部7aの車外側壁面に
当接し、このルーフトリム7の側辺部7aが車体の内方
側に押圧される。この結果、図8に示すように、上記ル
ーフトリム7の側端部とセンタピラートリム14の上端
部との重合部が離間し、この離間部から外方側にエアバ
ッグ5が膨出することになる。
【0040】また、上記リヤピラー4の後辺部に沿つて
配設されたエアバッグ5の後部5aが膨張すると、上記
ガイド部材12により案内されてエアバッグ5の後部5
aがルーフトリム7の延出部7bに当接し、この延出部
7bが車体の内方側に押圧される。この結果、図9に示
すように、上記延出部7bの前縁と、リヤピラートリム
8の上方部8aの後縁との重合部が離間し、この離間部
から外方側にエアバッグ5の後部5aが膨出することに
なる。
【0041】また、上記エアバッグ5の展開状態では、
その前端部が上記固定部材26によりフロントピラー2
の上下方向の略中間部に固定された状態となる。なお、
図に示した例では、上記エアバッグ5の膨出部を、フロ
ントピラー2からセンターピラー10の設置部を含む範
囲を覆う前部5bと、上記リヤピラー4の設置部を含む
範囲を覆う後部5aとに分割し、このエアバッグ5の前
部5bと後部5aとを、シート状の連結部5cによって
連結しているが、この構成に代えて、上記エアバッグ5
の全体を膨出させるように構成してもよい。
【0042】上記のようにルーフサイドレール3に沿っ
てエアバッグ5を格納配置し、かつ上記ルーフサイドレ
ール3およびセンタピラー10の車室内側の壁面を覆う
ルーフトリム7およびセンタピラートリム14とを備え
た車両の乗員保護装置において、上記ルーフトリム7の
側端部と、センタピラートリム14の上端部とを互いに
重合させた状態で配設するとともに、この重合部に対向
するルーフサイドレール3の壁面に、上記エアバッグ5
を案内するためのガイド部材16を設け、このガイド部
材16によるエアバッグ5の案内方向を、上記センタピ
ラートリム14の上端部よりも上方で、かつ車室内側の
位置における上記ルーフトリム7の側辺部7aの車外側
壁面に向けて設定したため、上記エアバッグ5とセンタ
ピラートリム14との干渉を防止して、このセンタピラ
ートリム14とセンタピラー10との間にエアバッグ5
が入り込むという事態の発生を確実に防止することがで
きる。
【0043】すなわち、車両の側突時等に上記インフレ
ータ1が作動することにより、上記ルーフサイドレール
3に沿って格納配置されたエアバッグ5が拡張展開する
際にこのエアバッグ5が上記ガイド部材16により案内
され、センタピラートリム14の上端部よりも上方で、
かつ上記ルーフトリム7の側辺部7aの車外側壁面に向
けて拡張展開するため、上記エアバッグ5がセンタピラ
ートリム14の上端部に当接することが防止される。し
たがって、上記エアバッグ5の車室内への膨出がセンタ
ピラートリム14の上端部により規制されることに起因
して、センタピラートリム14とセンタピラー14との
間にエアバッグ5が入り込むという事態の発生を確実に
防止し、上記センターピラートリム14の車室内側壁面
に沿って上記エアバッグ5を適正かつスムーズに拡張展
開させることにより、乗員の頭部等を効果的に保護する
ことができる。
【0044】このとき、ルーフトリム7のエアバッグユ
ニット上部に対応する部分の車室外面には、エアバッグ
5の展開時に該エアバッグ5がルーフトリム7の車室外
面に沿って上方へ展開することを規制する規制部材30
が設けられているので、エアバッグ5の展開時、ルーフ
トリム7が押し開かれる際に、エアバッグ5がルーフト
リム7の車室外面に沿うようにして上方へ展開すること
を有効に規制することができる。
【0045】特に、この規制部材30は、車体側の部材
ではなくルーフトリム7に取り付けられている関係上、
ルーフトリム7が押し開かれる際には、該ルーフトリム
7と一体的に変位する。従って、エアバッグ5がルーフ
トリム7の車室外面に沿うようにして上方へ展開し、ル
ーフトリム7とルーフの車室内側壁面との間にエアバッ
グ5が逃げるように入り込むことを確実に防止でき、エ
アバッグ5を適正に拡張展開させることができるのであ
る。
【0046】なお、以上の実施の形態では、上記ルーフ
トリム7の側端部とセンタピラートリム14の上端部と
を互いに重合させた状態で配設するとともに、この重合
部の上方に対応する位置に上記ガイド部材16を設け、
更に、ルーフトリム7のエアバッグユニット上部に対応
する部分の車室外面に、エアバッグ5の展開時に該エア
バッグ5がルーフトリム7の車室外面に沿って上方へ展
開することを規制する規制部材30を設けるようにして
いたが、フロントピラー2とリヤピラー4との間に配設
された複数の中間ピラーが配設された車両において、こ
の中間ピラー部分に上記構成を採用することができる。
また、上記センタピラー部分や中間ピラー部分のみなら
ず、上記フロントピラー2部分またはリヤピラー4部分
についても、上記構成を適用することが可能である。
【0047】このように、本発明は、以上の実施態様に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて、種々の改良あるいは設計上の変更が可能である
ことは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本願請求項1の発明によれば、ルーフト
リムのエアバッグユニット上部に対応する部分の車室外
面に、エアバッグ展開時に該エアバッグがルーフトリム
の車室外面に沿って上方へ展開することを規制する規制
部材を設けたので、エアバッグ展開時、ルーフトリムが
押し開かれる際に、エアバッグがルーフトリムの車室外
面に沿うようにして上方へ展開することを有効に規制す
ることができ、ルーフトリムとルーフの車室内側壁面と
の間にエアバッグが逃げるように入り込むことを確実に
防止し、エアバッグを適正に拡張展開させることができ
る。
【0049】また、本願請求項2の発明によれば、基本
的には、上記請求項1の発明と同様の効果を奏すること
ができる。特に、エアバッグユニットの下方に、エアバ
ッグ展開時に該エアバッグがピラートリムの車室外面に
沿って下方に展開することを防止するとともに、エアバ
ッグの展開方向を車室内側に指向させるガイド部材が設
けられているので、エアバッグ展開時、該エアバッグが
ピラートリムの車室外面に沿って下方に展開し該ピラー
トリムとピラーの車室内側壁面との間にエアバッグが入
り込むことを確実に防止できる。
【0050】更に、本願請求項3の発明によれば、基本
的には、上記請求項1又は請求項2の発明と同様の効果
を奏することができる。特に、ルーフトリムに設けられ
た上記規制部材は、車室内側からの衝撃を吸収し得る衝
撃吸収性を有しているので、ルーフトリムの上記規制部
材が設けられた部分に乗員の頭部が車室内側から衝突し
た際には、乗員の頭部への衝撃を有効に吸収でき、乗員
の保護性能をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両の乗員保護装置の実施形態
を示す説明図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図1のIV−IV線断面図である。
【図5】 アンカーカバーの具体的構成を示す説明図で
ある。
【図6】 図1のVI―VI線断面図である。
【図7】 エアバッグの展開状態を示す説明図である。
【図8】 エアバッグの展開状態を示す図4相当図であ
る。
【図9】 エアバッグの展開状態を示す図3相当図であ
る。
【符号の説明】
1 インフレータ 3 ルーフサイドレール 5 エアバッグ 6 ガス供給パイプ 7 ルーフトリム 10 センタピラー 14 センタピラートリム 16 ガイド部材 30 規制部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 英昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 渡辺 努 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA04 AA07 AA18 BB24 BB26 CC11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフサイドレールに沿って格納配置さ
    れ車両側突時等に車室内側壁面に沿って拡張展開するエ
    アバッグを有するエアバッグユニットを備えるととも
    に、該エアバッグユニットの車室内側にルーフサイドレ
    ール及びピラーの各車室内側壁面をそれぞれ覆うルーフ
    トリム及びピラートリムが配設され、該ピラートリムの
    上端部と上記ルーフトリムの側端部とが互いに重なり合
    った重合状態で配置されており、上記エアバッグの展開
    により上記重合状態が解除されて車室内側に上記エアバ
    ッグがカーテン状に展開するようにした車両の乗員保護
    装置であって、 上記ルーフトリムの上記エアバッグユニットの上部に対
    応する部分の車室外面に、上記エアバッグ展開時に該エ
    アバッグが上記ルーフトリムの車室外面に沿って上方へ
    展開することを規制する規制部材を設けられていること
    を特徴とする車両の乗員保護装置。
  2. 【請求項2】 上記エアバッグユニットの下方に、上記
    エアバッグ展開時に該エアバッグが上記ピラートリムの
    車室外面に沿って下方に展開することを防止するととも
    に、上記エアバッグの展開方向を車室内側に指向させる
    ガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の車両の乗員保護装置。
  3. 【請求項3】 上記規制部材は、車室内側からの衝撃を
    吸収し得る衝撃吸収性を有していることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の車両の乗員保護装置。
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