JP2003099114A - メンテナンス一括管理装置 - Google Patents

メンテナンス一括管理装置

Info

Publication number
JP2003099114A
JP2003099114A JP2001289965A JP2001289965A JP2003099114A JP 2003099114 A JP2003099114 A JP 2003099114A JP 2001289965 A JP2001289965 A JP 2001289965A JP 2001289965 A JP2001289965 A JP 2001289965A JP 2003099114 A JP2003099114 A JP 2003099114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
inspection
management
maintenance information
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001289965A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Onishi
孝明 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001289965A priority Critical patent/JP2003099114A/ja
Priority to PCT/JP2002/009698 priority patent/WO2003027785A1/ja
Priority to TW091121689A priority patent/TWI279657B/zh
Priority to KR1020047003891A priority patent/KR100848225B1/ko
Priority to CNB028184726A priority patent/CN100390689C/zh
Publication of JP2003099114A publication Critical patent/JP2003099114A/ja
Priority to US10/798,755 priority patent/US6996447B2/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業員が各装置に出向く回数を最小限に減少さ
せ、メンテナンス管理を簡単に行うこと。 【解決手段】メンテナンス情報を送受信可能な複数の検
査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3
と、各検査・製造装置に通信手段(LAN14)を介し
て接続され、当該各装置のメンテナンス項目を一括管理
し、各検査・製造装置に対する異常・寿命を検出する管
理手段17と、この管理手段により一括管理された各検
査・製造装置のメンテナンス情報を表示するモニタ装置
16とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶ディス
プレイや有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディス
プレイなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)、
又は半導体ウエハなどの半導体デバイスの検査・製造ラ
インに配置された複数の検査・製造装置における各ラン
プの寿命やモータの動作状態などのメンテナンス情報を
管理するメンテナンス一括管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば液晶ディスプレイの検査・製造ラ
インには、複数の検査装置及び製造装置が配置されてい
る。このうち検査装置の種類は、例えばパターン検査、
線幅検査、マクロ検査、ミクロ検査、欠陥レビュー、反
射光目視検査、透過光目視検査、ミクロ結果レビューな
どである。
【0003】製造装置の種類は、例えばスパッタリン
グ、CVD(化学気相堆積)、PVD(物理気相堆
積)、PLD(パルスレーザ堆積)、ベーク、レジスト
塗布、アライナー、化学エッチング、リペアなどであ
る。
【0004】これら検査・製造装置に対しては、個々の
装置毎の各メンテナンス対象、例えばランプやモータ、
ベルトなどの動作状態のメンテナンス管理が行われてい
る。例えば図8に示すように4台の検査・製造装置1−
1〜1−4が設けられている場合であれば、これら検査
・製造装置1−1〜1−4毎に各メンテナンス対象の各
検査項目1a〜1d,2a〜2d,…,4a〜4dが管
理されている。
【0005】これら検査項目1a〜1d,2a〜2d,
…,4a〜4dは、各検査・製造装置1−1〜1−4毎
にそれぞれ4個づつのランプが使用されており、これら
ランプの寿命である。例えば検査・製造装置1−1にお
いて第1のランプ1a,第2のランプ1b,第3のラン
プ1c,第4のランプ1dである。
【0006】これらランプ1a〜1d,2a〜2d,
…,4a〜4dに対するメンテナンス管理は、インライ
ン機として使用する検査装置であれば、ランプの平均寿
命の到来を判定する前にランプの交換タイミングを設定
し、この交換タイミングの確認を行なっている。
【0007】この交換タイミングの確認は、各検査・製
造装置1−1〜1−4毎に設けられているアワーメータ
を作業員Qが随時確認することにより行われている。な
お、アワーメータは、ランプの点灯時間をカウントとし
て当該ランプの寿命を計っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記メ
ンテナンス管理では、作業員Qが各検査・製造装置1−
1〜1−4毎のアワーメータを確認するために、随時各
検査・製造装置1−1〜1−4の設置場所まで出向かな
ければならず、上記ランプの確認だけでも16個のラン
プのアワーメータを見る作業を行なわなければならず煩
雑である。そのうえ、ランプの個数だけ寿命の管理が必
要となる。
【0009】又、各検査・製造装置1−1〜1−4に
は、ランプを交換したときにその時間情報を入力し、予
め設定された交換時期に近付くとそのメッセージを作業
員Qに知らせるためのダイアログ表示の装置を組み込ん
だものがあったとしても、作業員Qは、各検査・製造装
置1−1〜1−4に出向かないとそのメッセージを受け
取ることはできない。
【0010】そこで本発明は、作業員が各装置に出向く
回数を最小限に減少させ、各装置に出向かなくても各装
置のメンテナンス管理が簡単に行なえるメンテナンス一
括管理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、メンテナンス
情報を送受信可能な複数の検査・製造装置と、各検査・
製造装置に通信手段を介して接続され、当該各装置のメ
ンテナンス項目を一括管理し、各検査・製造装置に対す
る異常・寿命を検出する管理手段と、この管理手段によ
り一括管理された各検査・製造装置のメンテナンス情報
を表示するモニタ装置とを具備したことを特徴とするメ
ンテナンス一括管理装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明のメンテナンス一括管理装置
を適用した検査・製造システムの全体構成図である。こ
の検査・製造システムは、例えば液晶ディスプレイの検
査・製造ラインに設置されている。この液晶ディスプレ
イの製造ラインには、複数の検査・製造装置10−1〜
10−3,11−1〜11−3が設けられている。
【0014】なお、これら検査・製造装置10−1〜1
0−3,11−1〜11−3においてM1〜M3は、そ
れぞれメンテナンス対象の各検査項目を表わしている。
【0015】このうち1群を形成する3台の検査・製造
装置10−1〜10−3は、1台のパーソナルコンピュ
ータ(以下、PCと称する)12に接続され、他の1群
を形成する3台の検査・製造装置11−1〜11−3
は、1台のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称す
る)13に接続されている。
【0016】これら検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3は、検査装置であれば、例えば
パターン検査、線幅検査、マクロ検査、ミクロ検査、欠
陥レビュー、反射光目視検査、透過光目視検査、ミクロ
結果レビューなどであり、製造装置であれば、例えばス
パッタリング、CVD(化学気相堆積)、PVD(物理
気相堆積)、PLD(パルスレーザ堆積)、ベーク、レ
ジスト塗布、アライナー、化学エッチング、リペアなど
である。
【0017】なお、マクロ検査は、例えば液晶ディスプ
レイに用いられるガラス基板に対して照明光を照射し、
検査員の目視によりガラス基板上のダスト・粒子の付着
や汚れ、傷、欠け等の欠陥部分を検出したり、又はガラ
ス基板に対して照明光を照射したときの反射光を撮像
し、そのモニター画像を検査員が目視により観察してガ
ラス基板上の上記欠陥部分を検出する。
【0018】ミクロ検査は、マクロ検査で検出された欠
陥部分を顕微鏡を用いて拡大して観察したり、その顕微
鏡の拡大画像をモニター表示することによって欠陥部分
を検査する。
【0019】上記PC12,13は、それぞれ各検査・
製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3の各
動作条件の各情報(レシピと称する)に従って当該検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3を
動作制御する機能を有している。
【0020】これらPC12,13は、ローカルエリア
ネットワーク(LAN)14を介してPC(CIM:Co
mputer Integrated Manufacturing)15に接続され
ている。
【0021】このPC15は、LAN14を介して各P
C12,13との間で相互に情報を授受可能になってい
る。このPC15には、カラー液晶ディスプレイやCR
Tディスプレイなどのモニタ装置16が接続されてい
る。
【0022】上記PC15は、各検査・製造装置10−
1〜10−3,11−1〜11−3に対してそれぞれL
AN14を介して各PC12,13との間で相互に通信
を行ない、これら検査・製造装置10−1〜10−3,
11−1〜11−3のメンテナンス対象における各項目
のメンテナンス情報を読み込んで一括管理する管理手段
17の機能を備えている。
【0023】ここで、メンテナンス対象項目とその情報
は、各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜
11−3において例えば以下の内容になっている。
【0024】メンテナンス対象項目は、例えばランプ、
吸着パッド、モータ、ボールネジ、ベルト(タイミング
ベルト)、キャタピラ内のケーブル、モニタなどであ
る。
【0025】このうちランプは、例えば液晶ディスプレ
イに用いられるガラス基板の検査装置としてマクロ検査
やミクロ検査を行なうときの照明光源に用いるものであ
る。
【0026】このランプのメンテナンス情報は、例えば
光量値、色温度、印加電圧値、効率(フィラメント温
度)、電力などである。このうち光量値は、所定の光量
よりも暗くなるとスイッチがオンする光センサを配置
し、この光センサに一定の電圧を印加したときのセンサ
出力状態を検出することにより取得する。又、光量値
は、照度計を配置し、この照度計に一定の電圧を印加し
たときの照度計の計測値情報から取得する。
【0027】色温度は、例えば色温度計を配置し、この
色温度計に一定の電圧を印加したときの色温度計の計測
値情報から取得する。
【0028】印加電圧値は、例えば光量計と電圧計とを
配置し、ランプが規定光量に達するための電圧値情報か
ら取得する。
【0029】効率(フィラメント温度)は、例えば温度
計等からその情報を取得する。
【0030】電力は、例えば光量計と電流計と電圧計と
を配置し、ランプが規定光量に達するための電力値情報
から取得する。
【0031】さらに、メンテナンス対象項目である吸着
パッドは、ガラス基板をステージ上に吸着保持するため
のもので、そのメンテナンス情報は、例えば圧力センサ
の検出により取得する真空圧である。
【0032】モータは、ガラス基板を載置したステージ
を移動するためのものや、ガラス基板を撮像するための
カメラを移動するためのもので、そのメンテナンス情報
は、例えばノイズ、振動、トルク、電力などである。
【0033】ボールネジは、モータの回転駆動をステー
ジに伝達するためのもので、そのメンテナンス情報は、
例えばノイズ、振動などである。
【0034】ベルトは、ステージ上にガラス基板を載置
するときや取り外すときにガラス基板を下降又は上昇さ
せるためのリフトピンに下降又は上昇の駆動を伝達する
ためのもので、そのメンテナンス情報は、例えば弾性、
ガタ量、振動などである。
【0035】キャタピラ内のケーブルは、ステージと例
えばPC12,13の周辺回路とを電気的に接続するた
めのもので、そのメンテナンス情報は、例えば弾性、ガ
タ量などである。
【0036】モニタは、各検査・製造装置10−1〜1
0−3,11−1〜11−3での検査結果などを表示す
るもので、そのメンテナンス情報は、例えば電力であ
る。
【0037】上記管理手段17には、上記の如く各検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3の
全てのメンテナンス情報を読み込んで一括集中管理する
ためのソフトウエア(一括集中管理用プログラム)がイ
ンストールされている。
【0038】この管理手段17は、一括集中管理用プロ
グラムを起動することにより次のような各機能を有する
ものとなる。
【0039】管理手段17は、作業員Qの操作指示を受
けて、各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1
〜11−3の各メンテナンス情報のうち所望の装置、例
えば検査・製造装置10−1のみのメンテナンス情報を
モニタ装置16に表示出力する機能を有している。
【0040】管理手段17は、図2に示すように各検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3の
メンテナンス情報をメンテナンス情報表示欄Vとして
モニタ装置16に表示出力すると共に、各検査・製造装
置10−1〜10−3,11−1〜11−3の配置レイ
アウトを示す装置マップVをモニタ装置16にビジュ
アル表示出力する機能を有している。
【0041】図3はメンテナンス情報表示欄Vと装置
マップVとの具体的な表示例を示す図である。メンテ
ナンス情報表示欄Vには、例えば検査・製造装置10
−1〜10−3,11−1〜11−3のうち検査動作を
行なう4台の検査・製造装置10−1〜10−3,11
−1を検査装置「1」〜「4」として表示している。
【0042】このメンテナンス情報表示欄Vには、4
台の検査装置「1」〜「4」に対する各メンテナンス対
象項目M1,M2、例えば各ランプM1,M2を使用し
た場合のランプ交換までの時間が表示されている。すな
わち、ランプM1を使用した場合に検査装置「1」では
200h(時間)、検査装置「2」では13h、検査装
置「3」では602h、検査装置「4」では−5hであ
る。
【0043】各メンテナンス対象項目M1,M2の設定
内容としては、項目M1に対して次回のランプ交換まで
1000h以上であれば「二重丸」、500h以上であ
れば「○」、10h以上であれば「△」、0h以上であ
れば「×」を表示する項目がある。この項目において
「ダイアログは20h以下になると表示する」と「アラ
ームは5h以下になると鳴らす」とがある。この表示で
は、「ダイアログは20h以下になると表示する」が作
業者Qによってチェックされ、管理手段17は、ランプ
M1の残り使用時間が20h以下になると、その旨をモ
ニタ表示するものとなる。
【0044】項目M2に対しても同様に、次回のランプ
交換まで1000h以上であれば「二重丸」、500h
以上であれば「○」、10h以上であれば「△」、0h
以上であれば「×」を表示する項目がある。この項目に
おいて「ダイアログは20h以下になると表示する」と
「アラームは5h以下になると鳴らす」とがある。この
表示では、「ダイアログは20h以下になると表示す
る」が作業者Qによってチェックされ、管理手段17
は、ランプM1の残り使用時間が20h以下になると、
その旨をモニタ表示するものとなる。
【0045】装置マップVは、実際の製造工場に設置
されている各検査装置「1」〜「4」やPC(ホストコ
ンピュータとして表示)15、このPC15と各検査装
置「1」〜「4」とを接続するためのハブ(HUB)1
8の配置を図面化し、ビジュアル表示出力したものであ
る。
【0046】又、このビジュアル表示には、少なくとも
通路19,20や非常口21のレイアウトも表示されて
いる。
【0047】具体的には、モニタ画面上において2本の
通路19,20が左右方向に表示され、一方の通路19
の一方の側に各検査装置「1」〜「4」が所定の間隔を
おいて配置表示され、他方の側にPC15とハブ18と
が配置表示されている。
【0048】管理手段17は、ビジュアル表示出力した
各検査装置「1」〜「4」のうち1つのメンテナンス対
象項目でもメンテナンスの必要がある検査装置、例えば
検査装置「1」を、他の検査装置「2」〜「4」とは異
なる形態、例えば記号化、色変化などの色分け表示する
機能を有している。
【0049】管理手段17は、ビジュアル表示出力した
各検査装置「1」〜「4」のうち所望の装置を作業者Q
が指示すると、当該装置のメンテナンス情報を抽出して
表示する機能を有している。すなわち、装置マップV
の画面上において所望の装置として例えば検査装置
「1」上のカーソルを移動し、マウスをクリック操作し
て当該検査装置「1」を選択すると、この検査装置
「1」の表示色が例えば視覚的に分かり易い赤色系統の
色に変化し、かつ選択されなかった他の検査装置「2」
〜「4」を例えばグレー色に表示する機能を有してい
る。
【0050】管理手段17は、例えば4台の検査装置
「1」〜「4」のメンテナンス情報とメンテナンス期限
判定用の設定値とを比較し、メンテナンス情報が設定値
に近付くとメンテナンスを促す報知を行なう機能を有し
ている。
【0051】又、管理手段17は、例えば4台の検査装
置「1」〜「4」のうちいずれかの検査装置にエラー信
号が発生した場合、上記の如くメンテナンス情報と設定
値との比較によるメンテナンスを行なわず、検査装置
「1」〜「4」からのエラー信号を受けてメンテナンス
を促す報知を行なう機能を有している。
【0052】メンテナンスを促す報知の方法として管理
手段17は、モニタ装置16にメッセージの表示した
り、同じようなメンテナンスを促すための絵や写真のよ
うな静止画やビデオ画像のような動画を表示する。
【0053】さらに、メンテナンスを促す報知の方法と
して管理手段17は、次のような各機能を有している。
すなわち、管理手段17は、ブザーやスピーカを用いて
メンテナンスを促すための音声による鳴動、例えばアラ
ームや音楽、呼鈴を流す。この場合、管理手段17は、
直接ブザーやスピーカを鳴動したり、又は外部装置を用
いてブザーやスピーカを鳴動する。外部装置としては、
例えばコンパクトディスクプレーヤ(CD)のような音
楽メディアを配信するものや、ビデオテープレコーダの
ような動画画像を配信するもの、シグナルタワーなどが
ある。
【0054】又、管理手段17は、電話回線を通じて作
業者の自宅や携帯電話機に通報を行なう機能を有してい
る。この場合、PC15に作業者の自宅や携帯電話機の
電話番号を登録し、かつモデムを介して電話回線を接続
し、メンテナンスを促す際にはPC15に作業者の自宅
や携帯電話機に電話を掛けるものとなっている。
【0055】なお、管理手段17は、トランシーバ等の
無線機を用いてメンテナンスを促すようにしてもよい。
【0056】管理手段17は、例えば4台の検査装置
「1」〜「4」の各メンテナンス情報の履歴をメモリ2
2に記録する機能を有している。
【0057】管理手段17は、メモリ22に記録された
例えば4台の検査装置「1」〜「4」の各メンテナンス
情報の履歴に基づいてメンテナンス期限判定用の設定値
を変更設定する機能を有している。
【0058】例えば、メンテナンス対象項目として例え
ばランプの場合について説明すると、メンテナンス期限
判定用の設定値がランプ寿命に対して十分に大きいと、
作業者Qは、ランプの交換時期が未だ早いと判断してラ
ンプの交換作業は行なわない。ところが、このようなラ
ンプ寿命がメンテナンス期限判定用の設定値の前にラン
プ切れが起こったとする。
【0059】この場合、ランプが切れたときまでのラン
プの使用時間を計算し、平均故障時間(MTBF:Mean
Time Before Failure)を推奨設定値とする、或い
はディフォルト値とする。そして、これら推奨設定値或
いはディフォルト値を新たなメンテナンス期限判定用の
設定値として変更設定する。なお、平均故障時間(MT
BF)に限らず、正規分布やワイブル分布を計算手法と
して用いてもよい。
【0060】管理手段17は、予め登録されたパスワー
ドが入力されたときだけ、メンテナンス情報をモニタ装
置16に表示出力するように管理する機能を有してい
る。又、管理手段17は、ハード的なキーロックを用い
て特定の作業者Qだけモニタ装置16への表示ができな
いようにする機能を有している。
【0061】次に、上記の如く構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0062】PC15の管理手段17は、LAN14を
通して各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1
〜11−3のPC12,13との間でデータの授受を行
ない、これら検査・製造装置10−1〜10−3,11
−1〜11−3の全てのメンテナンス情報を読み込み、
これらメンテナンス情報をモニタ装置16に表示出力す
る。
【0063】この場合、管理手段17は、作業員Qの操
作指示により所望の装置、例えば検査・製造装置10−
1が選択指示されると、各検査・製造装置10−1〜1
0−3,11−1〜11−3の各メンテナンス情報のう
ち検査・製造装置10−1のみのメンテナンス情報をモ
ニタ装置16に表示出力する。
【0064】このとき、管理手段17は、次のような方
法で各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜
11−3のメンテナンス情報を読み込む。
【0065】図4はメンテナンス情報の読み込み方法の
流れ図である。管理手段17は、ステップ#1におい
て、各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜
11−3におけるメンテナンス対象項目、例えばラン
プ、吸着パッド、モータ、ボールネジ、ベルト(タイミ
ングベルト)、キャタピラ内のケーブル、モニタなどか
らメンテナンスの必要な箇所の項目を選択する。
【0066】次に、管理手段17は、ステップ#2にお
いて、メンテナンスの必要な箇所の項目に対し、LAN
14を通して各検査・製造装置10−1〜10−3,1
1−1〜11−3のPC12,13との間でデータの授
受を行ない、これら検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3からメンテナンスに必要な項目
のメンテナンス情報を読み込み、これらメンテナンス情
報をモニタ装置16に表示出力する。
【0067】このとき管理手段17は、図3に示すよう
に各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜1
1−3のメンテナンス情報をメンテナンス情報表示欄V
としてモニタ装置16に表示出力すると共に、各検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3の
配置レイアウトを示す装置マップVをモニタ装置16
にビジュアル表示出力する。
【0068】なお、メンテナンス情報表示欄Vには、
上記の如く検査・製造装置10−1〜10−3,11−
1〜11−3のうち検査動作を行なう4台の検査・製造
装置10−1〜10−3,11−1を検査装置「1」〜
「4」として表示する。
【0069】次に、管理手段17は、ステップ#3にお
いて、例えば4台の検査装置「1」〜「4」の各メンテ
ナンス情報と各メンテナンス期限判定用の設定値とをそ
れぞれ比較し、メンテナンス情報が設定値に近付くとス
テップ#4に移ってメンテナンスを促す報知を行なう。
【0070】例えば、図3に示すメンテナンス情報表示
欄Vには、4台の検査装置「1」〜「4」に対する各
メンテナンス対象項目M1,M2、例えば各ランプM
1,M2を使用した場合のランプ交換までの時間が表示
されている。
【0071】又、メンテナンス情報表示欄Vには、
「ダイアログは20h以下になると表示する」の項目が
作業者Qによってチェックされ、これにより例えばラン
プM1の残り使用時間が20h以下になると、その旨が
モニタ表示されるものとなっている。
【0072】従って、管理手段17は、例えばランプM
1の残り使用時間が20h以下になると、すなわちメン
テナンス情報が設定値に近付いたとしてメンテナンスを
促す旨をモニタ装置16にモニタ表示する。
【0073】具体的なメンテナンス情報が設定値に近付
くことの判断は、図5に示すメンテナンス情報の判断の
流れ図に従って行われる。この判断では、メンテナンス
対象の項目として例えばランプを挙げている。
【0074】例えば4台の検査装置「1」〜「4」にお
けるPC12,13は、ステップ#10において、それ
ぞれ当該検査・製造装置10−1の電源が投入されてい
る状態(電源ON)に常にランプが点灯しているものと
判断し、この電源ONの時間をカウントし、この期間を
ランプの点灯時間Tのメンテナンス情報として読み込
む。
【0075】なお、ランプの点灯時間Tは、各PC1
2,13がそれぞれ電源ONの時間を積算するに限ら
ず、ランプの点灯時間を直接カウントしてもよい。
【0076】次に、管理手段17は、LAN14を通し
て各PC12,13との間でデータの授受を行ない、こ
れら検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜1
1−3からランプの点灯時間Tを読み込む。
【0077】次に、管理手段17は、ステップ#11に
おいて、ランプの点灯時間Tとランプの平均寿命などか
ら決めたメンテナンス期限判定用の設定値thとを比較
する。
【0078】この比較の結果、ランプの点灯時間Tが設
定値thよりも短ければ、管理手段17は、ランプの使
用を許可(OK)すると判断する。この場合、管理手段
17は、例えば図3に示すメンテナンス情報表示欄V
において、ランプ交換まで1000h以上であれば「二
重丸」、500h以上であれば「○」などを表示する。
【0079】ところが、ランプの点灯時間Tが設定値t
hよりも長ければ、管理手段17は、ステップ#12に
移り、当該ランプが寿命であると判断する。この場合、
管理手段17は、例えば図3に示すメンテナンス情報表
示欄Vにおいて、「×」を表示する。
【0080】又、管理手段17は、ランプが寿命である
と判断すると、このランプに対してメンテナンスを促す
報知を行なう。すなわち、管理手段17は、モニタ装置
16にメンテナンスを促すメッセージの表示したり、メ
ンテナンスを促すための絵や写真のような静止画やビデ
オ画像のような動画を表示する。
【0081】又は、管理手段17は、ブザーやスピーカ
を用いてメンテナンスを促すための音声による鳴動、例
えばアラームや音楽、呼鈴を流す。この場合、管理手段
17は、直接ブザーやスピーカを鳴動したり、又はコン
パクトディスクプレーヤ(CD)などの外部装置を用い
てブザーやスピーカを鳴動する。
【0082】又は、管理手段17は、予め登録された作
業者の自宅や携帯電話機に電話を掛け、電話回線を介し
てメンテナンスを促す旨を送信する。
【0083】さらに管理手段17は、ビジュアル表示出
力した例えば検査装置「1」〜「4」のうちランプが寿
命となった検査装置、例えば検査装置「1」を他の検査
装置「2」〜「4」とは異なる形態、例えば記号化、色
変化などの色分け表示する。
【0084】図6は別のメンテナンス情報の読み込み方
法の流れ図である。この読み込み方法は、例えば検査装
置「1」〜「4」にエラー信号が発生した場合の方法で
ある。
【0085】管理手段17は、例えば4台の検査装置
「1」〜「4」のうちいずれかの検査装置にエラー信号
が発生した場合、ステップ#1から#4に移り、メンテ
ナンス情報と設定値との比較によるメンテナンスを行な
わず、検査装置「1」〜「4」からのエラー信号を受け
てメンテナンスを促す報知を行なう。
【0086】この場合の具体的なメンテナンス情報が設
定値に近付くことの判断は、図7に示すメンテナンス情
報の判断の流れ図に従って行われる。
【0087】例えば4台の検査装置「1」〜「4」にお
けるPC12,13は、それぞれステップ#20,#2
1のようにランプがオン(ON)した時刻T1とオフ
(OFF)した時刻T2とを検出し、ランプの点灯時間
T(Σ(T2−T1))をカウントして求める。
【0088】次に、PC15の管理手段17は、LAN
14を通して各PC12,13との間でデータの授受を
行ない、各検査装置「1」〜「4」からランプの点灯時
間Tを読み込む。
【0089】次に、管理手段17は、ステップ#22に
おいて、ランプの点灯時間Tとランプの平均寿命などか
ら決めたメンテナンス期限判定用の各設定値th、th
とを比較する。
【0090】ここで、設定値thは、例えばランプの平
均寿命などから決められるもので、そろそろ交換時期で
ある旨を報知するためのものである。
【0091】設定値thは、これ以上使用すると、ラン
プが切れるという警告を表わすもので、この設定値th
を過ぎるとランプは殆ど切れてランプを使用することに
その保証が無いものである。
【0092】上記比較の結果、ランプの点灯時間Tが設
定値thよりも短ければ(T≦th)、管理手段17
は、ランプの使用を許可(OK)すると判断する。この
場合、管理手段17は、ステップ#23に移り、例えば
図3に示すメンテナンス情報表示欄Vにおいて、ラン
プの使用を許可(OK)と判断した各検査装置「1」〜
「4」を例えば青色で表示する。
【0093】これと共に管理手段17は、ランプ交換ま
で1000h以上であれば「二重丸」、500h以上で
あれば「○」などを重ねて表示してもよい。
【0094】又、上記比較の結果、ランプの点灯時間T
が各設定値th、thの間(th<T≦th)であれ
ば、管理手段17は、ランプがそろそろ交換時期である
ことを判断し、ステップ#24に移り、当該ランプの各
検査装置「1」〜「4」を例えば黄色で表示する。
【0095】又、上記比較の結果、ランプの点灯時間T
が各設定値thよりも長ければ(th<T)、管理手段
17は、ランプを至急に交換しなければならないと判断
し、ステップ#25に移り、当該ランプの各検査装置
「1」〜「4」を例えば赤色で表示する。
【0096】一方、例えば4台の検査装置「1」〜
「4」のうちいずれかの検査装置に例えばランプ切れの
エラー信号が発生すると、管理手段17は、LAN14
を通して検査装置「1」〜「4」からのエラー信号を受
信する。
【0097】この管理手段17は、ステップ#26にお
いて、エラー信号を受信すると、上記の如くメンテナン
ス情報と設定値との比較によるメンテナンスを行なわ
ず、ステップ#25に強制的に移り、ランプを至急に交
換しなければならないと判断し、当該ランプの各検査装
置「1」〜「4」を例えば赤色で表示する。
【0098】以上のような別のメンテナンス情報の読み
込み方法においてもランプに対するメンテナンスの報知
の方法としては、上記同様に、モニタ装置16にメンテ
ナンスを促すメッセージの表示したり、メンテナンスを
促すための絵や写真のような静止画やビデオ画像のよう
な動画を表示する。又は、ブザーやスピーカを用いてメ
ンテナンスを促すための音声による鳴動を行なう。又
は、予め登録された作業者の自宅や携帯電話機に電話を
掛け、電話回線を介してメンテナンスを促す旨を送信す
る。
【0099】さらに管理手段17は、ビジュアル表示出
力した例えば検査装置「1」〜「4」のうちランプが寿
命となった検査装置、例えば検査装置「1」を他の検査
装置「2」〜「4」とは異なる形態、例えば記号化、色
変化などの色分け表示する。
【0100】一方、モニタ装置16に各検査・製造装置
10−1〜10−3,11−1〜11−3のメンテナン
ス情報をメンテナンス情報表示欄Vとして表示すると
共に、これら検査・製造装置10−1〜10−3,11
−1〜11−3の配置レイアウトを示す装置マップV
をビジュアル表示している状態に、作業者Qが例えば検
査装置「1」上のカーソルを移動し、マウスをクリック
操作して当該検査装置「1」を選択すると、管理手段1
7は、選択された検査装置「1」の表示色を例えば視覚
的に分かり易い赤色系統の色に変化し、かつ選択されな
かった他の検査装置「2」〜「4」を例えばグレー色に
表示する。
【0101】これにより、作業者Qは、例えば現在見て
いる検査装置「1」が視覚的に分かり易くなり、当該検
査装置「1」に関するメンテナンス対象の項目の設定変
更の間違えを防止できる。
【0102】又、管理手段17は、例えば4台の検査装
置「1」〜「4」から読み込んだ各メンテナンス情報の
履歴を随時メモリ22に記録する。
【0103】又、管理手段17は、各検査・製造装置1
0−1〜10−3,11−1〜11−3のメンテナンス
情報を設定・変更した場合、これら設定・変更したメン
テナンス情報とその操作を行なった作業者の履歴とをメ
モリ22に記録する。
【0104】これにより、例えば各検査・製造装置10
−1〜10−3,11−1〜11−3の間で動作に差異
が生じたときに、メンテナンス情報及びその作業者Qの
履歴を見ることによって差異が生じた原因を究明でき
る。
【0105】又、管理手段17は、メモリ22に記録さ
れた例えば4台の検査装置「1」〜「4」の各メンテナ
ンス情報の履歴に基づいて上記推奨設定値或いはディフ
ォルト値を求め、これら値をメンテナンス期限判定用の
設定値を変更設定する。
【0106】なお、管理手段17は、作業者Qを限定す
るために予め登録されたパスワードが入力されたときだ
け、メンテナンス情報をモニタ装置16に表示出力する
ように管理する。この場合、管理手段17は、ハード的
なキーロックを用いて特定の作業者Qだけモニタ装置1
6への表示ができないようにしてもよい。
【0107】このように上記一実施の形態においては、
PC15の管理手段17により各検査・製造装置10−
1〜10−3,11−1〜11−3の各PC12,13
に対してそれぞれLAN14を介して通信を行ない、こ
れら検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜1
1−3のメンテナンス対象項目の各メンテナンス情報を
読み込んで一括管理し、かつ各検査・製造装置10−1
〜10−3,11−1〜11−3のメンテナンス情報を
メンテナンス情報表示欄Vとして表示出力すると共
に、これら検査・製造装置10−1〜10−3,11−
1〜11−3の配置レイアウトを示す装置マップV
ビジュアル表示出力するので、従来のように作業員Qが
各検査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11
−3毎の各アワーメータを確認するために、随時各検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3の
設置場所まで出向くことなく、メンテナンス対象項目、
例えばランプの寿命の管理ができる。
【0108】従って、作業員Qが各検査・製造装置10
−1〜10−3,11−1〜11−3に出向く回数を最
小限に減少させ、各検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3に出向かなくても各検査・製造
装置10−1〜10−3,11−1〜11−3のメンテ
ナンス管理が簡単にできる。
【0109】又、作業員Qの操作指示を受けて所望の装
置、例えば検査・製造装置10−1のみのメンテナンス
情報をモニタ装置16に表示出力できるので、作業員Q
が現在メンテナンスを必要とする例えば検査・製造装置
10−1に対するメンテナンス対象項目の設定・変更が
間違えることなく確実にできる。
【0110】特に装置マップVにおいて、実際の製造
工場に設置されている各検査装置「1」〜「4」やPC
15などの配置を図面化してビジュアル表示出力し、か
つメンテナンスの必要がある検査装置を、他の検査装置
とは異なる形態、例えば記号化、色変化などの色分け表
示するので、作業員Qが現在メンテナンスを必要とする
例えば検査・製造装置10−1を間違えることなく、メ
ンテナンス対象項目の確認ミスやメンテナンス対象項目
の設定・変更等の各種情報の入力ミスを防止でき、さら
にこれら作業の効率を向上できる。
【0111】又、例えば4台の検査装置「1」〜「4」
のメンテナンス情報とメンテナンス期限判定用の設定値
とを比較し、メンテナンス情報が設定値に近付くとメン
テナンスを促す報知を行なうので、例えば各検査装置
「1」〜「4」における各ランプの寿命を認識し、ラン
プ切れになる前に確実にランプを交換することができ
る。
【0112】従って、例えば4台の検査装置「1」〜
「4」においてランプを切ることは、その検査・製造ラ
インを停止させることになるので、必ず事前にランプを
交換する必要がある。しかるに、本発明装置であれば、
ランプが切れる前に事前にランプを交換できる。
【0113】このときのメンテナンスを促す報知の方法
として例えば、ランプの使用を許可(OK)として当該
ランプの検査装置「1」〜「4」を例えば青色で表示し
たり、ランプがそろそろ交換時期であるとして当該ラン
プの各検査装置「1」〜「4」を例えば黄色で表示した
り、さらにランプを至急に交換しなければならないとし
て当該ランプの各検査装置「1」〜「4」を例えば赤色
で表示するので、ランプの使用状態を正確に把握でき
る。
【0114】例えば4台の検査装置「1」〜「4」のう
ちいずれかの検査装置にエラー信号が発生した場合に
は、これら検査装置「1」〜「4」からのエラー信号を
受けて直接的にメンテナンスを促す報知、特に至急にラ
ンプ交換を行なうことを出力するので、ランプ切れが近
くなってもそのランプの交換時期をその間近で行なうこ
とができる。
【0115】さらに、メンテナンスを促す報知の方法と
しては、メッセージを表示したり、メンテナンスを促す
ための絵や写真のような静止画やビデオ画像のような動
画を表示したり、さらに、ブザーやスピーカを用いてメ
ンテナンスを促すための音声による鳴動を行なったり、
電話回線を通じて作業者の自宅や携帯電話機に通報を行
なうので、作業員Qの視覚、聴覚に対して確実にメンテ
ナンスを促すことができる。
【0116】又、例えば4台の検査装置「1」〜「4」
の各メンテナンス情報の履歴をメモリ22に記録するの
で、例えば各検査・製造装置10−1〜10−3,11
−1〜11−3の間で動作に差異が生じたときに、メン
テナンス情報及びその作業者Qの履歴を見ることによっ
て差異が生じた原因を究明できる。
【0117】管理手段17は、メモリ22に記録された
例えば4台の検査装置「1」〜「4」の各メンテナンス
情報の履歴に基づいてメンテナンス期限判定用の設定値
を変更設定するので、実際に使用した結果のメンテナン
ス対象項目のメンテナンス情報に応じて適切なメンテナ
ンス期限判定用の設定値を得ることができる。
【0118】又、予め登録されたパスワードが入力され
たときだけ、メンテナンス情報をモニタ装置16に表示
出力するように管理するので、特定の作業者Q以外にメ
ンテナンス情報の操作をできなくすることができる。
【0119】このようにパスワード入力により作業者Q
を限定すれば、メンテナンス情報などの設定内容のプロ
テクトできてメンテナンス情報などの管理が容易にな
る。
【0120】なお、メンテナンスを実施したいという情
報を入力すると、自動的に初期値(デフォルト値)が設
定されるようにすれば、メンテナンス時の作業項目を簡
素化できる。
【0121】又、メンテナンス品の在庫情報を入力すれ
ば、MTTR(Mean Time To Repair)を小さくでき
る。
【0122】上記一実施の形態によれば、ランプのメン
テナンスに限らず、各検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3において吸着パッド、モータ、
ボールネジ、ベルト(タイミングベルト)、キャタピラ
内のケーブル、モニタなどについても、各検査・製造装
置10−1〜10−3,11−1〜11−3に出向かな
くてもメンテナンス管理が簡単にできる。
【0123】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。
【0124】さらに、上記実施形態には、種々の段階の
発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に
おける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾
つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとす
る課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で
述べられている効果が得られる場合には、この構成要件
が削除された構成が発明として抽出できる。
【0125】例えば、上記一実施の形態では、液晶ディ
スプレイの検査・製造ラインに適用した場合について説
明したが、これに限らず、有機ELディスプレイなどの
フラットパネルディスプレイの検査・製造ライン、さら
には各種製品の検査・製造ラインにも適用できる。
【0126】又、各検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3の各PC12,13に対してL
AN14を介してPC15を接続しているが、これら検
査・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3
とPC15との間の通信手段としては、LAN14に限
らず、インターネットを用いてもよい。従って、各検査
・製造装置10−1〜10−3,11−1〜11−3に
対するPC15は、各検査・製造装置10−1〜10−
3,11−1〜11−3が設置された製造工場内に設け
る必要なく、例えば複数の製造工場における各装置の各
メンテナンス情報を一括集中管理できるように別の地域
(日本国内、外国等)に設立した一括管理センタにPC
14を設けてもよい。
【0127】さらに、検査・製造条件の表示欄Vとビ
ジュアル表示されている装置マップVとを表示するモ
ニタ装置16は、カラー液晶ディスプレイやCRTディ
スプレイに限らず、発光ダイオード(LED)を用いた
ものや、各検査・製造装置10−1〜10−4などをシ
ンボル化して表わした配置図を記載した表示盤にランプ
等を用いて表示するようにしてもよい。
【0128】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、作
業員が各装置に出向く回数を最小限に減少させ、メンテ
ナンス管理を簡単に行なえるメンテナンス一括管理装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態を適用した検査・製造システムの構成図。
【図2】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態におけるメンテナンス情報表示欄と装置マッ
プの表示を示す図。
【図3】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態におけるメンテナンス情報表示欄と装置マッ
プとの具体的な表示例を示す図。
【図4】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態におけるメンテナンス情報の読み込み方法の
流れ図。
【図5】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態におけるメンテナンス情報の判断の流れ図。
【図6】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態における別のメンテナンス情報の読み込み方
法の流れ図。
【図7】本発明に係わるメンテナンス一括管理装置の一
実施の形態における別のメンテナンス情報の判断の流れ
図。
【図8】従来における各検査・製造装置に対するメンテ
ナンス情報の取得方法を説明するための図。
【符号の説明】
10−1〜10−3,11−1〜11−3:検査・製造
装置 12,13:パーソナルコンピュータ(PC) 14:ローカルエリアネットワーク(LAN) 15:PC(CIM) 16:モニタ装置 17:管理手段 18:ハブ(HUB) 19,20:通路 21:非常口 22:メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンス情報を送受信可能な複数の
    検査・製造装置と、前記各検査・製造装置に通信手段を
    介して接続され、当該各装置のメンテナンス項目を一括
    管理し、前記各検査・製造装置に対する異常・寿命を検
    出する管理手段と、 この管理手段により一括管理された前記各検査・製造装
    置のメンテナンス情報を表示するモニタ装置と、を具備
    したことを特徴とするメンテナンス一括管理装置。
  2. 【請求項2】 前記モニタ装置に、前記各装置の配置レ
    イアウトを示す装置マップをビジュアル表示出力し、メ
    ンテナンスの必要がある前記装置を、他の前記装置とは
    異なる形態で表示する機能を有することを特徴とする請
    求項1記載のメンテナンス一括管理装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記モニタ装置に、前
    記ビジュアル表示した前記各装置のうち所望の装置を指
    示すると、当該装置の前記メンテナンス情報を抽出して
    表示することを特徴とする請求項2記載のメンテナンス
    一括管理装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、前記装置の前記メンテ
    ナンス情報とメンテナンス期限判定用の設定値とを比較
    し、前記メンテナンス情報が前記設定値に近付くとメン
    テナンスを促す報知を行なう機能を有することを特徴と
    する請求項1記載のメンテナンス一括管理装置。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、前記各装置の前記各メ
    ンテナンス情報の履歴を記録し、各メンテナンス情報の
    履歴に基づいて前記メンテナンス期限判定用の設定値を
    変更設定する機能を有することを特徴とする請求項1記
    載のメンテナンス一括管理装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段は、前記装置内の電源オン
    の期間や前記装置内の稼動指令を発している期間を前記
    メンテナンス情報として読み込む機能を有することを特
    徴とする請求項1記載のメンテナンス一括管理装置。
  7. 【請求項7】 前記管理手段は、予め登録されたパスワ
    ードの入力により前記メンテナンス情報を前記モニタ装
    置に表示出力する機能を有することを特徴とする請求項
    1記載のメンテナンス一括管理装置。
JP2001289965A 2001-09-21 2001-09-21 メンテナンス一括管理装置 Withdrawn JP2003099114A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289965A JP2003099114A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 メンテナンス一括管理装置
PCT/JP2002/009698 WO2003027785A1 (fr) 2001-09-21 2002-09-20 Dispositif de gestion en mode de traitement par lots
TW091121689A TWI279657B (en) 2001-09-21 2002-09-20 Management apparatus
KR1020047003891A KR100848225B1 (ko) 2001-09-21 2002-09-20 일괄 관리 장치
CNB028184726A CN100390689C (zh) 2001-09-21 2002-09-20 统括管理装置
US10/798,755 US6996447B2 (en) 2001-09-21 2004-03-10 Group management apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289965A JP2003099114A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 メンテナンス一括管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003099114A true JP2003099114A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19112374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001289965A Withdrawn JP2003099114A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 メンテナンス一括管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003099114A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085784A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Hitachi High-Technologies Corp 半導体製造装置のメンテナンス操作時における操作端末の排他管理方法
JP2007092171A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd スラブの寿命検出方法およびそのシステム
JP2007258598A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム
WO2008041614A1 (fr) * 2006-10-03 2008-04-10 University Of Tsukuba Dispositif d'aide au mouvement et système de maintenance/gestion de dispositif d'aide au mouvement
JP2008511180A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 ラム リサーチ コーポレーション 基板処理システムにおけるスマートコンポーネント管理技術
JP2011039751A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2011091431A (ja) * 2010-12-24 2011-05-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム、群管理装置及び基板処理装置の状態表示方法
JP4951516B2 (ja) * 2005-09-26 2012-06-13 株式会社日立国際電気 基板処理装置
JP2018517194A (ja) * 2015-03-30 2018-06-28 エックス デベロップメント エルエルシー ロボットシステムコンポーネント使用のクラウドベースの解析

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005085784A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Hitachi High-Technologies Corp 半導体製造装置のメンテナンス操作時における操作端末の排他管理方法
JP2008511180A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 ラム リサーチ コーポレーション 基板処理システムにおけるスマートコンポーネント管理技術
JP2007092171A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd スラブの寿命検出方法およびそのシステム
JP2012134518A (ja) * 2005-09-26 2012-07-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、基板処理システム、基板処理装置の表示方法及び基板処理装置の制御方法
JP4560500B2 (ja) * 2005-09-26 2010-10-13 台湾積體電路製造股▲ふん▼有限公司 スラブの寿命検出方法
JP4951516B2 (ja) * 2005-09-26 2012-06-13 株式会社日立国際電気 基板処理装置
JP4675267B2 (ja) * 2006-03-24 2011-04-20 株式会社日立国際電気 基板処理システム、群管理装置およびフロアレイアウト表示方法
JP2007258598A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム
WO2008041614A1 (fr) * 2006-10-03 2008-04-10 University Of Tsukuba Dispositif d'aide au mouvement et système de maintenance/gestion de dispositif d'aide au mouvement
JP2008110198A (ja) * 2006-10-03 2008-05-15 Univ Of Tsukuba 動作補助装置及び動作補助装置の保守管理システム
US8425436B2 (en) 2006-10-03 2013-04-23 University Of Tsukuba Motion assistive device and maintenance management system for motion assistive device
JP2011039751A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2011091431A (ja) * 2010-12-24 2011-05-06 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理システム、群管理装置及び基板処理装置の状態表示方法
JP2018517194A (ja) * 2015-03-30 2018-06-28 エックス デベロップメント エルエルシー ロボットシステムコンポーネント使用のクラウドベースの解析

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100848225B1 (ko) 일괄 관리 장치
JP7494342B2 (ja) 処理装置、装置管理コントローラ、及びプログラム並びに半導体装置の製造方法
US6901306B2 (en) Semiconductor manufacturing apparatus and its diagnosis apparatus and operating system
US7196785B2 (en) System for monitoring foreign particles, process processing apparatus and method of electronic commerce
JPH10318905A (ja) クリーンルーム計測装置状態モニターリングシステム及びそれを利用したモニターリング方法
US6314385B1 (en) Method for controlling maintenance of semiconductor fabricating equipment arranged in a processing line
JP2003099114A (ja) メンテナンス一括管理装置
CN1391174A (zh) 用于显示计算机系统状态信息的系统和方法
EP3988788B1 (en) Fluid resistant display apparatus
WO2020235581A1 (ja) 基板処理システム
US20190087078A1 (en) Method and Apparatus for Mapping Devices by Using Posted Maps
KR102234448B1 (ko) 디스플레이 장치의 실시간 관리시스템 및 이를 이용한 관리방법
KR20160052029A (ko) 건물 에너지 관리 지수 측정 시스템 기반 경향 분석 서비스 제공 방법 및 시스템
JP3786137B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN104185893A (zh) 基板处理装置的故障监视系统及基板处理装置的故障监视方法
EP3457371A1 (en) Method and apparatus for evaluation of temperature sensors
WO2004012258A1 (ja) 欠陥発生状態の監視方法およびその装置
JP3723752B2 (ja) 工程モニタシステムおよび工程モニタプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体
JP2003099113A (ja) 一括管理装置
WO2020196320A1 (ja) 機器制御支援装置、プログラム及び制御支援方法
JP5445731B2 (ja) 制御装置における実際データの表示と監視用システム
US20190086877A1 (en) Method and Apparatus for Cloud Based Predictive Service Scheduling and Evaluation
CN108900808A (zh) 机器人对设备进行监控的方法及装置
TWI767570B (zh) 設備維運系統及設備維運方法
JP2005196341A (ja) 修理結果管理装置、遠隔管理システムおよび遠隔管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202