JP2003096138A - 塩化ビニル系樹脂の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂の製造方法

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JP2003096138A
JP2003096138A JP2001292031A JP2001292031A JP2003096138A JP 2003096138 A JP2003096138 A JP 2003096138A JP 2001292031 A JP2001292031 A JP 2001292031A JP 2001292031 A JP2001292031 A JP 2001292031A JP 2003096138 A JP2003096138 A JP 2003096138A
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vinyl chloride
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meth
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acrylate
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Hideaki Yoshitomi
英明 吉富
Keiji Fukuda
啓二 福田
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Tokuyama Sekisui Co Ltd
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Tokuyama Sekisui Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、かさ比重が大きく、フィッシュア
イの発生の少ない、アクリル系重合体に塩化ビニル系単
量体をグラフト重合した塩化ビニル系樹脂の製造方法を
提供する。 【解決手段】 アクリル系重合体に塩化ビニル系単量体
をグラフト重合するに際し、重合系内の酸素濃度が塩化
ビニル系単量体に対し20ppm(重量)以下、及び窒
素濃度が塩化ビニル系単量体に対し100ppm(重
量)以下の状態で重合開始することを特徴とする塩化ビ
ニル系樹脂の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ビニル系樹脂
の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】塩化ビニル系樹脂は優れた化学的性質、
物理的性質及び機械的性質を有しているので汎用樹脂と
して広い用途に使用されているが、ホモポリマーを硬質
の成形品に使用した場合、耐衝撃性及び耐候性が劣ると
いう欠点があった。 【0003】これらの欠点を解消するために、アクリル
系重合体に塩化ビニルをグラフト重合して得られた塩化
ビニル系樹脂が提案されている。(例えば、特公昭39
−17067号公報、特開昭60−255813号公報
等) 【0004】一方、塩化ビニル系樹脂の成形性を向上さ
せるために、かさ比重が高く、成形した際にフィッシュ
アイの発生の少ない塩化ビニル系樹脂の製造方法が種々
提案されている。 【0005】例えば、特開平9−169804号公報に
は、塩化ビニル系単量体に酸素を5〜40モルppm溶
存させて懸濁重合する方法が提案され、特開平9−27
8806号公報には特定の分散剤を使用し、重合系内に
酸素を10〜100ppm存在させて懸濁重合する方法
が提案されているが、これらの重合方法では0.43〜
0.54とかさ比重の低い塩化ビニル系樹脂しか得られ
なかった。 【0006】又、特開平10−195145号公報に
は、エチレン−ビニルエステル共重合体に塩化ビニル系
単量体をグラフト重合する際に、重合系内の酸素量を塩
化ビニル系単量体に対し20〜100ppm(重量比)
として重合開始する方法が提案されている。 【0007】しかし、上記方法ではフィッシュアイの発
生は少なくなるが、かさ比重がどうなるかは不明であ
り、アクリル系重合体に塩化ビニル系単量体をグラフト
重合する際に適用しても、かさ比重は充分大きくなら
ず、フィッシュアイが多数発生した。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
欠点に鑑み、かさ比重が大きく、フィッシュアイの発生
の少ない、アクリル系重合体に塩化ビニル系単量体をグ
ラフト重合した塩化ビニル系樹脂の製造方法を提供する
ことにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の塩化ビニル系樹
脂の製造方法は、アクリル系重合体に塩化ビニル系単量
体をグラフト重合するに際し、重合系内の酸素濃度が塩
化ビニル系単量体に対し20ppm(重量)以下及び窒
素濃度が塩化ビニル系単量体に対し100ppm(重
量)以下の状態で重合開始することを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明で使用されるアクリル系重
合体は、アルキル(メタ)アクリレートの重合体である
が、アルキル(メタ)アクリレートは、単独重合体の二
次転移温度が高くなると重合体が固く脆くなり耐衝撃性
が低下するので、0℃未満のものが好適に使用される。
又、アルキル(メタ)アクリレートは多官能性モノマー
で架橋されているのが好ましい。 【0011】上記アルキル(メタ)アクリレートとして
は、例えば、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピ
ル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリ
レート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリ
レート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシ
ル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、
イソノニル(メタ)アクリレート、n−デシル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ミリス
チル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクリ
レート、ステアリル(メタ)アクリレート等があげら
れ、単独で使用されてもよいし、2種以上が併用されて
もよい。 【0012】上記多官能性モノマーは、上記アルキル
(メタ)アクリレートと共重合しうる官能基を複数個有
していればよく、例えば、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、エチレンオキサイド変成トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリトールテトラ(メタ)ア
クリレート、ジペンタエリトールヘキサ(メタ)アクリ
レートなどの多価(メタ)アクリレート類;ジアリルフ
タレート、ジアリルマレート、ジアリルフマレート、ジ
アリルサクシネート、トリアリルイソシアヌレートなど
のジ又はトリアリル化合物;ジビニルベンゼン、ブタジ
エンなどのジビニル化合物等があげられ、単独で使用さ
れてもよいし、2種以上が併用されてもよい。 【0013】上記アルキル(メタ)アクリレートに対す
る多官能性モノマーの重合比率は、多官能性モノマーの
重合比率が少なくなると架橋密度が低くなり、成形体の
耐衝撃性が低下し、逆に多くなり過ぎると架橋密度が高
くなり過ぎ成形体の耐衝撃性及び引張強度が低下するの
で、アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対し
多官能性モノマーは0.1〜10重量部共重合されるの
が好ましく、より好ましくは0.2〜8重量部である。 【0014】上記アルキル(メタ)アクリレートと多官
能性モノマーの重合の際に、共重合可能なビニルモノマ
ーが共重合されてもよい。このようなビニルモノマーと
しては、例えば、(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−アクリロイルオキシエチル
フタル酸などの極性基含有ビニルモノマー;スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニ
ルモノマー;アクリロニトリル、メタクリルニトリルな
どの不飽和ニトリルモノマー;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニルなどのビニルエステル等があげられ、単独で使
用されてもよいし、2種以上が併用されてもよい。 【0015】上記ビニルモノマーの添加量は多くなると
成形体の耐衝撃性が低下するので、アルキル(メタ)ア
クリレート100重量部に対し25重量部以下が好まし
い。 【0016】上記アルキル(メタ)アクリレートと多官
能性モノマーの重合は乳化重合法で重合されるのが好ま
しく、例えば、反応器に水、アルキル(メタ)アクリレ
ート、多官能性モノマー、乳化剤及び重合開始剤を供給
し、加熱しながら攪拌することにより行われる。 【0017】上記乳化剤としては、一般に乳化重合に使
用されているものであればよく、例えば、脂肪酸塩、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩などのアニオン系
界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルなど
のノニオン系界面活性剤等があげられ、ポリオキシエチ
レンノニルフェニル硫酸塩(第一工業製薬社製、商品名
ハイテノールN−08)が好適に使用される。 【0018】上記重合開始剤としては、一般に乳化重合
に使用されているものであればよく、例えば、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素等があげられ
る。更に、重合の際に必要に応じて、pH調整剤、連鎖
移動剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。 【0019】本発明で使用される塩化ビニル系単量体
は、塩化ビニル単量体を主体とする。即ち、塩化ビニル
単量体単独若しくは塩化ビニル単量体を主体(50重量
%以上含む)とする、塩化ビニル単量体と共重合可能な
ビニルモノマーとの混合物である。 【0020】上記ビニルモノマーとしては、例えば、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト等のアルキル(メタ)アクリレート;エチレン、プロ
ピレン等のオレフィン;(メタ)アクリル酸、無水マレ
イン酸、アクリロニトリル、スチレン、塩化ビニリデン
などがあげられる。 【0021】得られた塩化ビニル系樹脂は樹脂中のアク
リル系重合体の量が少なくなると、耐衝撃性が向上せ
ず、多くなると引張強度、曲げ強度等の機械的強度が低
下するので、塩化ビニル系樹脂中のアクリル系重合体の
比率は1〜30重量%になるように塩化ビニル系単量体
がグラフト重合されるのが好ましく、より好ましくは4
〜20重量%である。 【0022】本発明においては、上記アクリル系重合体
に上記塩化ビニル系単量体がグラフト重合されるのであ
り、グラフト重合方法は公知の任意の重合方法が採用さ
れてよいが、懸濁重合が好ましい。懸濁重合は塩化ビニ
ル単量体の重合の際に一般に採用されている重合方法で
あり、塩化ビニル単量体の重合と同様に重合されればよ
い。 【0023】即ち、塩化ビニル単量体を重合する際に使
用される、攪拌装置、加熱装置、冷却装置及び減圧装置
が装備された耐圧容器からなる反応槽に、水、アクリル
系重合体、分散剤及び油溶性重合開始剤を添加し、減圧
装置で反応槽内の空気を除去し、攪拌しながら塩化ビニ
ル系単量体を供給すると共に昇温して重合を開始する。
反応熱で反応槽内の温度が上昇した場合は冷却装置で冷
却して温度を調節する。反応終了後、未反応の塩化ビニ
ル系単量体を反応槽から除去し、スラリー状となった反
応物を脱水乾燥することにより塩化ビニル系樹脂が得ら
れる。 【0024】本発明においては、重合開始時の重合系内
の酸素濃度を塩化ビニル系単量体に対し20ppm(重
量)以下にすると共に窒素濃度を塩化ビニル系単量体に
対し100ppm(重量)以下にする。 【0025】重合系内の酸素濃度が濃くなると得られる
樹脂粒子が粗粒化しフィッシュアイを発生しやすくな
り、成形体の外観が悪くなるので、塩化ビニル系単量体
に対し20ppm(重量)以下に限定されるのであり、
好ましくは10ppm(重量)以下である。 【0026】又、重合系内の窒素濃度が濃くなると得ら
れる樹脂粒子のかさ比重が低くなり成形加工性が低下す
るので、塩化ビニル系単量体に対し100ppm(重
量)以下に限定されるのであり、好ましくは80ppm
(重量)以下であり、更に好ましくは40ppm(重
量)以下である。 【0027】酸素及び窒素の濃度を設定する方法は公知
の任意の方法が採用されてよく、一般に減圧装置で反応
槽内の空気を除去することにより行われるが、酸素と窒
素の比率を変化させる場合は、減圧の際に酸素又は窒素
を添加すればよい。 【0028】尚、上記アクリル系重合体として、乳化重
合して得られたエマルションをそのまま使用する場合
は、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウム、
塩化マグネシウム、塩化アルミニウム等の凝集剤を添加
して凝集した後グラフト重合するのが好ましい。 【0029】塩化ビニル系単量体の重合温度は、一般に
40〜80℃が好ましく、重合時間は、一般に3〜8時
間が好ましい。 【0030】上記分散剤は、一般に塩化ビニル系樹脂の
懸濁重合の際に使用されている分散剤が使用でき、例え
ば、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリ酢酸ビニ
ル、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、澱粉、無水マレ
イン酸−スチレン共重合体等があげられる。 【0031】上記油溶性重合開始剤としては、塩化ビニ
ル系単量体の懸濁重合で一般に使用されている重合開始
剤が使用されればよく、例えば、ジイソプロピルパーオ
キシカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシ
カーボネート、ジエトキシエチルパーオキシカーボネー
トなどのパーオキシカーボネート化合物;α−クミルパ
ーオキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシネオデ
カネート、t−ブチルパーオキシピバレート、t−ヘキ
シルパーオキシネオデカネートなどのパーオキシエステ
ル化合物;アセチルシクロヘキシルスルホニルパーオキ
サイド、2,4,4−トリメチルペンチル−2−パーオ
キシフェノキシアセテート等の過酸化物;アゾビス−
2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビス(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ化
合物等があげられ、単独で使用されてもよいし、2種以
上が併用されてもよい。 【0032】又、従来から塩化ビニル系単量体の懸濁重
合の際に使用されている重合調整剤、連鎖移動剤、pH
調整剤、ゲル化改良剤、帯電防止剤、重合体スケール付
着防止剤等が添加されてもよい。 【0033】 【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 【0034】(実施例1〜4、比較例1〜4)乳化重合 攪拌機及び還流冷却機を備えた反応器に、純水240重
量部、n−ブチルアクリレート100重量部、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート0.5重量部、ポリオ
キシエチレンノニルフェニル硫酸塩(第1工業製薬社
製、商品名ハイテノールN−08)1重量部及び過硫酸
アンモニウム0.1重量部を供給し、反応系を窒素で置
換した後、65℃に昇温して5時間反応して、共重合体
濃度30重量%の乳化重合液を得た。 【0035】グラフト重合 攪拌機及び冷却装置を備えた反応器に、得られた乳化重
合液100重量部、水900重量部、塩化カリウム0.
3重量部、部分ケン化ポリ酢酸ビニル(クラレ社製、商
品名クラレポバールL−8、重合度550、ケン化度7
2%)の3重量%水溶液26重量部、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース(信越化学社製、商品名メトローズ
60SH50)の3重量%水溶液13重量部及びt−ブ
チルパーオキシネオデカノエート0.2重量部を供給し
た。 【0036】次いで、真空ポンプで反応器内を10KP
aまで減圧した後、塩化ビニル単量体を650重量部供
給した。この時、反応器内のガスをサンプリングし、ガ
スクロマトグラフで酸素濃度及び窒素濃度を測定し、結
果を表1に示した。 【0037】30分間攪拌した後、昇温して57.5℃
で反応を開始し、反応器の内圧が0.69MPaに低下
した段階で重合を停止し、未反応の塩化ビニルを除去し
た後、得られたスラリー状の重合物を遠心脱水し、乾燥
することにより塩化ビニル系樹脂を得た。重合時間は
5.5時間であった。 【0038】物性測定 得られた塩化ビニル系樹脂のかさ比重、空隙率、平均粒
子径及びフィッシュアイを測定し、表1に示した。尚、
測定方法は下記の通りである。 【0039】(1)かさ比重 JIS K 6721に
準拠して測定した。 (2)空隙率 水銀ポロシメータにて、加圧圧力200
MPaにおける樹脂内部の空隙量を測定した。 【0040】(3)平均粒子径 得られた塩化ビニル系
樹脂の懸濁液を希釈し、レーザー回折式粒度分布系にて
測定した。 【0041】(4)フィッシュアイ 得られた塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、ステアリン酸鉛1重量部、ジオ
クチルフタレート45重量部及び顔料1重量部よりなる
組成物を、145℃で3分間ロール混練して厚さ0.2
mmのシートを得た。100cm 2のシートを目視で観察
し、フィッシュアイの数を計数した。 【0042】 【表1】【0043】 【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂の製造方法
は、上述の通りであるから、かさ比重が高く、多孔性で
成形性の優れ、成形した際にフィッシュアイが少ないア
クリル系重合体に塩化ビニル系単量体をグラフトした塩
化ビニル系樹脂を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J026 AA17 AA18 AA37 AA38 AA39 AA40 AA43 AA45 AA46 AA48 AA49 AA68 BA02 BA03 BA05 BA10 BA19 BA20 BA25 BA27 BA31 BA35 BB02 BB03 CA08 DA04 DA07 DA09 DA14 DB03 DB08 DB12 DB15 DB31 DB38 GA08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アクリル系重合体に塩化ビニル系単量体
    をグラフト重合するに際し、重合系内の酸素濃度が塩化
    ビニル系単量体に対し20ppm(重量)以下及び窒素
    濃度が塩化ビニル系単量体に対し100ppm(重量)
    以下の状態で重合開始することを特徴とする塩化ビニル
    系樹脂の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014188971A1 (ja) * 2013-05-22 2017-02-23 積水化学工業株式会社 塩化ビニル系共重合体、塩化ビニル系樹脂組成物及び成形体

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JPWO2014188971A1 (ja) * 2013-05-22 2017-02-23 積水化学工業株式会社 塩化ビニル系共重合体、塩化ビニル系樹脂組成物及び成形体

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