JP2003094376A - ワーク搬送用ロボット - Google Patents
ワーク搬送用ロボットInfo
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Abstract
ーム回動形のワーク搬送用ロボットを提供する。 【解決手段】後端部が回動自在に支持された前段側アー
ム2の先端部に内歯歯車3を取り付け、内歯歯車の内側
に配置した太陽歯車4に後段側アーム7の後端部を結合
する。前段側アーム2の先端部と後段側アーム7の後端
部との間に中間回転部材5を配置し、この中間回転部材
に支持した遊星歯車6を太陽歯車4と内歯歯車3とに噛
み合わせる。前段側アーム2の後端部側に設けたリンク
支持部材9と中間回転部材5との間を前段側リンク10
により連結し、中間回転部材5と後段側アームの先端に
回転自在に支持したハンド支持部材8との間を対の後段
側リンク13A,13Bにより連結する。
Description
や半導体製造装置等において、基板やウェーハ等のワー
クを搬送するために用いるワーク搬送用ロボットに関す
るものである。
いては、基板やウェハ等のワークを搬送する際にロボッ
トを用いている。この種の目的に用いるワーク搬送用ロ
ボットとしては、等しい長さを有して相互に回動するよ
うに連結された前段側アーム及び後段側アームと、後段
側アームの先端に回動自在に取り付けられたワーク保持
用ハンドとを備えて、前段側アーム及び後段側アームの
回動に伴ってワーク保持用ハンドを一方向に変位させる
ようにしたアームロボットが多く用いられている。
ムの回動変位を、回動方向を反転させて、しかも1対2
の変速比で後段側アームに伝達することにより、後段側
のアームを前段側アームの回動方向と反対方向に前段側
アームの回動角の2倍の角度だけ回動させる伝達機構
と、後段側アームの回動変位を回動方向を反転させて2
対1の変速比でワーク保持用ハンドに伝達することによ
り、ワーク保持用ハンドを後段側アームの回動方向と反
対方向に後段側アームの回動角の1/2の角度だけ回動
させる伝達機構とを必要とする。
及び後段側アームを中空に形成して、両アームの中空部
内に収容したベルト・プーリ機構により各アーム及びハ
ンドを駆動するようにしたベルト駆動式のものと、前段
側のアーム及び後段側のアームを平行リンクにより構成
して、該平行リンクの働きによりハンドを平行移動させ
るようにしたリンク式のものとが知られている。
が支持フレームに回動自在に支持された前段側アーム
と、前段側アームの先端に後端部が回動自在に支持され
た後段側アームと、後段側アームの先端に回動自在に支
持されたワーク保持用ハンドと、前段側のアームを回動
させるアーム駆動装置と、前段側アームの中空部内に収
容されて、該前段側アームの回動変位を、回動方向を反
転させて1対2の変速比で後段側アームに伝達する前段
側ベルト・プーリ機構と、後段側アーム内に収容され
て、該後段側アームの回動変位を回動方向を反転させて
2対1の変速比でハンドに伝達する後段側ベルト・プー
リ機構とにより構成される。
特開平7−205062号公報に示されているように、
前段側アーム及び後段側アームを構成する前段側及び後
段側の平行リンク機構と、前段側の平行リンク機構の回
動を1対2の変速比で、かつ回動方向を反転させて後段
側の平行リンク機構に伝達するベルト・プーリ機構と、
後段側の平行リンク機構の先端に取り付けられたワーク
保持用のハンドとにより構成される。
用いたアームロボットは、ベルトの寿命が比較的短いた
め、メンテナンスの周期が短くなり、メンテナンスに要
する費用が高くなるという問題があった。
送用ロボットは、プロセスチャンバの狭い入口に向けて
ワークを搬送することが要求されるため、搬送動作を繰
り返した際の、ハンドの到達位置の再現性を高くしてお
くことが必要であるが、長いベルトを用いるベルト駆動
式のアームロボットでは、熱の影響でベルトが伸縮した
ときに、その伸縮分に相当する回転変位がワーク保持用
ハンドに生じて、ハンドの向きがずれたり、動作中にベ
ルトにかかる張力の変化によりベルトが伸縮してハンド
の位置が微妙に変化したりするため、繰り返し動作時の
ハンドの到達位置の再現性を許容範囲内に収めるための
設計が難しいという問題があった。
段側アーム及び後段側アームをそれぞれ平行リンクによ
り構成する上に、前段側の平行リンクと後段側の平行リ
ンクとの連結部分に回動方向の反転と1対2の変速とを
行わせるためのベルト・プーリ機構を設ける必要がある
ため、構造が複雑になって、大形化するという問題があ
った。
いることなく、しかも複雑なリンク機構を用いることな
く、前段側アームから後段側アームへの変位の伝達と、
後段側アームからワーク保持用ハンドへの変位の伝達と
を行わせることにより、ベルト・プーリ機構を用いた場
合に生じる問題を回避し、装置を大形にすることなく、
位置再現性が高い搬送動作を安定に行わせることができ
るようにしたワーク搬送用ロボットを提供することにあ
る。
送用ロボットは、第1の軸線を中心に回動するように一
端が支持フレームに回動自在に支持された前段側アーム
と、第1の軸線から一定の距離Lを隔てた位置を第1の
軸線と平行に延びる第2の軸線に中心軸線を一致させた
状態で前段側アームの先端に取り付けられた内歯歯車
と、歯数が内歯歯車の歯数の1/2に設定されて内歯歯
車の内側に同心的に配置された太陽歯車と、回転中心軸
線を第2の軸線に一致させて前段側アームの先端に回転
自在に支持された中間回転部材と、中間回転部材に回転
自在に支持されて内歯歯車と太陽歯車とに噛み合わされ
た遊星歯車と、回動中心軸線を第2の軸線に一致させて
前段側アームに対して回動自在に支持されるとともに太
陽歯車に固定されて太陽歯車の回転に伴って回動させら
れる後段側アームと、第2の軸線から一定距離Lを隔て
た位置を第1の軸線及び第2の軸線と平行に伸びる第3
の軸線に回転中心軸線を一致させて後段側アームの先端
部に回転自在に支持されたハンド支持部材と、ハンド支
持部材に支持されたワーク保持用のハンドと、前段側ア
ームを回動させるアーム駆動装置と、支持フレームに支
持されたリンク支持部材と、リンク支持部材と中間回転
部材との間を連結する前段側リンク及び前記中間回転部
材とハンド支持部材との間を連結する後段側リンクを備
えたリンク機構とを備えている。上記リンク機構は、前
段側アーム及び後段側アームが相対的に回動する過程で
前段側リンク及び後段側リンクが相対的に回動して中間
回転部材の向きをリンク支持部材と同じ向きに保ち、か
つハンド支持部材の向きを中間回転部材と同じ向きに保
つように構成される。
ンクを前段側アームと平行に配置して一端及び他端をそ
れぞれ第1の軸線と平行に延びる第1の枢支軸及び第2
の軸線と平行に延びる第2の枢支軸を介してリンク支持
部材及び中間回転部材に枢支する。また後段側リンク
は、後段側アームと平行に配置してその一端及び他端を
それぞれ第2の軸線と平行に延びる第3の枢支軸及び第
3の軸線と平行に延びる第4の枢支軸を介して中間回転
部材及びハンド支持部材に枢支し、第1の枢支軸と第2
の枢支軸との間の距離、及び第3の枢支軸と第4の枢支
軸との間の距離をともに前記一定距離Lに等しく設定す
る。
的に回動する過程で、第1の軸線と第3の軸線と第1の
枢支軸の軸線と第4の枢支軸の軸線とを共通の第1の平
面上に位置させた状態を保ち、かつ第2の枢支軸の軸線
と第3の枢支軸の軸線とを第1の平面と平行な第2の平
面上に位置させた状態を保つように、第1ないし第4の
枢支軸の位置を設定する。
対的に回動する過程で、前段側リンク及び後段側リンク
が相対的に回動して、中間回転部材の向きをリンク支持
部材の向きと同じ向きに保ち、かつハンド支持部材の向
きを中間回転部材の向きと同じ向きに保つように、第1
ないし第4の枢支軸の位置を設定する。
段側アームの後端部との間に中間回転部材を設けて、前
段側アームの先端部に取り付けた内歯歯車と、後段側ア
ームの後端部に取り付けた太陽歯車と、中間回転部材に
取り付けた遊星歯車とにより内歯歯車と太陽歯車との間
の変速比が1対2の遊星歯車機構を構成して、この遊星
歯車機構を介して前段側アームと後段側アームとを連結
すると、中間回転部材を固定した状態で、前段側アーム
を回動させたときに、後段側アームは前段側アームの回
動方向と反対側に前段側アームの回動角度の2倍の角度
だけ回動して、後段側アームの先端部が一方向に直線移
動する。
ンク支持部材と中間回転部材との間を連結する前段側リ
ンク及び中間回転部材とハンド支持部材との間を連結す
る後段側リンクを備えたリンク機構を設けて、リンク支
持部材と中間回転部材とハンド支持部材の向きを一定に
保持した状態で前段側アーム及び後段側アームの回動を
許容するように該リンク機構を構成すると、リンク支持
部材の向きを一定にして前段側アームを回動させること
により、ハンド支持部材を一方向に直線移動させること
ができ、該ハンド支持部材にワーク保持用のハンドを取
り付けておくことにより、ワークを一方向に直線移動さ
せることができる。
動方向を反転させて後段側アームに伝達する機構として
遊星歯車機構を用いると、該歯車機構は、前段側アーム
と後段側アームとを連結する関節部内に楽に収容できる
ため、ベルト・プーリ機構を用いる場合に比べてロボッ
トをコンパクトに構成することができる。
後段側のアームに伝達する伝達機構として遊星歯車機構
を用いると、2つのアーム内にベルト・プーリ機構を収
容する必要がないため、両アームの厚み寸法を小さくし
て、ロボットの小形軽量化を図ることができる。
ムから後段側アームへの変位の伝達機構にベルトが存在
しないため、ベルトの伸縮によるハンドの位置ずれ等、
ベルトを用いていたことにより生じていた従来のロボッ
トの種々の問題を解決することができ、繰り返し動作時
の位置再現性が高いワーク搬送用ロボットを得ることが
できる。
ンクを1対設けて、該1対の後段側リンクを、第2の軸
線と第3の軸線とを含む平面の両側に位置させた状態で
後段側アームの中空部内に平行に配置するのがよい。1
対の後段側リンクのそれぞれの一端及び他端は中間回転
部材及びハンド支持部材にそれぞれ対の第3の枢支軸及
び対の第4の枢支軸を介して枢支する。
支軸と該対の第3の枢支軸にそれぞれ対応する対の第4
の枢支軸との間のそれぞれの距離は当然等しく設定され
る。
て対称に配置され、対の第4の枢支軸は第3の軸線に対
して対称に配置される。
該対の後段側リンクを平行に配置すると、ハンド支持部
材の回動を円滑に行わせることができる。また上記のよ
うに後段側リンクを後段側アームの中空部内に配置する
ようにすると、後段側リンクを後段側アームの外側に配
置する場合と比べて、ロボットをコンパクトに構成する
ことができる。
リンクを後段側アーム内に配置するのが好ましいが、後
段側リンクを後段側アームの外側に配置することを何等
妨げない。
要はなく、1つだけ設けるようにしてもよい。後段側リ
ンクを1つだけ設ける場合、該後段側リンクは、後段側
アームの中空部内に配置してもよく、後段側アームの外
側に配置してもよい。
材を回転させるリンク駆動装置が更に設けられる。
と、アーム駆動装置により前段側アームを回動させると
同時に、リンク駆動装置によりリンク支持部材を回動さ
せることにより、ハンド支持部材を第1の軸線を中心に
旋回させることができるため、ワークを保持したハンド
を種々の向きに向けることができる。
材を回転させることによりロボット全体を旋回する場合
に限定されるものではなく、リンク支持部材を支持フレ
ームに対して固定して、支持フレーム全体を回転させる
機構を別途設けることにより、ロボット全体を旋回させ
るようにしてもよい。
該基部に後端部が固定された対のフィンガー部とを備え
た部材により構成された公知のものを用いることができ
る。この場合ワーク保持用ハンドは、対のフィンガー部
が第1の軸線と第3の軸線とを含む平面に対して対称な
位置に配置された状態で、その基部がハンド支持部材に
固定されて支持される。
ンク支持部材に第1の軸線から第1の枢支軸に向う方向
に突出した第1の腕部を設け、中間回転部材に第2の軸
線から第2の枢支軸側に向う方向に突出した第2の腕部
を設けて、第1の腕部の先端部及び第2の腕部の先端部
にそれぞれ第1の枢支軸及び第2の枢支軸を支持するよ
うにするのが好ましい。
車の周方向に沿って微調整する遊星歯車位置調整機構を
中間回転部材に設けておくのが好ましい。このような調
整機構を設けておくと、遊星歯車機構のバックラッシュ
をなくすための調整を容易に行わせることができる。
て本発明の好ましい実施形態を説明する。
成を示した平面図、図2ないし図6は本発明に係わるワ
ーク搬送用ロボットの一構成例の異なる動作状態を示す
平面図、図7は図6の動作状態での同ロボットの底面
図、図8は図1ないし図7に示したロボットの内部構造
を示す縦断面図、図9は同ロボットの前段側アームと後
段側アームとの連結部の構造を示す拡大縦断面図、図1
0は同ロボットの後段側アームの先端とハンド支持部材
との結合部の構造を示した拡大縦断面図、図11は同ロ
ボットの後段側リンクとハンド支持部材との連結部の構
造を示した底面図、図12は、同ロボットの前段側アー
ムの先端に設ける内歯歯車の一例を示した平面図、図1
3は図12の内歯歯車の内側に同心的に配置されて後段
側アームの後端部に結合される太陽歯車の一例を示した
平面図、図14は同ロボットの中間回転部材に支持され
て図12の内歯歯車及び図13の太陽歯車に噛み合わさ
れる遊星歯車を示した底面図、図15は図12の内歯歯
車と図13の太陽歯車と図14の遊星歯車とにより構成
される遊星歯車機構の構造を示す平面図、図16は同遊
星歯車機構の遊星歯車の位置を微調整する遊星歯車位置
調整機構の構造を説明する展開断面図である。
搬送用ロボットの全体的な構成を説明すると、同図にお
いて1は支持フレームと該支持フレームに支持されたア
ーム駆動装置及びリンク駆動装置とを備えたアーム・リ
ンク駆動装置、2は第1の軸線O1 を中心に回動するよ
うに一端が支持フレームに回動自在に支持された前段側
アーム、3は第1の軸線O1 から前段側アームの先端側
に一定の距離Lを隔てた位置を第1の軸線O1 と平行に
延びる第2の軸線O2 に中心軸線を一致させた状態で前
段側アーム2の先端部に取り付けられた内歯歯車、4は
歯数が内歯歯車3の歯数の1/2に設定されて内歯歯車
3の内側に同心的に配置された太陽歯車である。
一致させて前段側アーム2の先端に回転自在に支持され
た中間回転部材、6は中間回転部材5に回転自在に支持
されて内歯歯車3と太陽歯車4とに噛み合わされた遊星
歯車である。
が、図示の例では4個の遊星歯車が設けられている。
支持された後段側アームで、この後段側アームは、その
後端部が回動中心軸線を第2の軸線O2 に一致させた状
態で前段側アーム2に回動自在に支持されるとともに太
陽歯車4に固定されて、太陽歯車4の回転に伴って回動
させられる。
材は、第2の軸線O2 から後段側アームの先端側に一定
距離Lを隔てた位置を第1の軸線O1 及び第2の軸線O
2 と平行に伸びる第3の軸線O3 に回転中心軸線を一致
させた状態で後段側アーム7の先端部に回転自在に支持
されている。
材は、回転中心軸線を第1の軸線O1 に一致させた状態
でアーム・リンク駆動装置1に設けられた支持フレーム
に回転自在に支持されている。
直線形の前段側リンクで、このリンクの一端は、中心軸
線O1 ´が第1の軸線O1 と平行に伸びる第1の枢支軸
11を介してリンク支持部材9に枢支されている。また
前段側リンク10の他端は、第1の枢支軸11の軸線O
1 ´から前段側アームの先端側に一定距離Lを隔てた位
置を、中心軸線O2 ´が第2の軸線O2 と平行に伸びる
第2の枢支軸12を介して、中間回転部材5に枢支され
ている。
設けられた中空部内に、該後段側アームと平行に配置さ
れた直線形の対の後段側リンクで、これらの後段側リン
クの一端は、中心軸線O3A´及びO3B´が第2の軸線O
2 と平行に伸びる対の第3の枢支軸14A及び14Bを
介して中間回転部材5に枢支されている。また対の後段
側リンク13A及び13Bの他端は、中心軸線O4A´及
びO4B´が対の第3の枢支軸14A及び14Bの軸線O
3A´及びO3B´から後段側アームの先端側にそれぞれ一
定距離Lを隔てた位置を第3の軸線O3 と平行に伸びる
対の第4の枢支軸15A及び15Bを介してハンド支持
部材8に枢支されている。
の軸線O2 に対して対称に配置され、対の第4の枢支軸
15A及び15Bは第3の軸線O3 に対して対称に配置
されている。
W(図2ないし図6参照)を保持するワーク保持用ハン
ドで、ハンド支持部材8に取り付けられている。図示の
ワーク保持用ハンドは、基部16aと該基部に後端部が
固定された対のフィンガー部16b1,16b2とを備えた
部材からなっていて、対のフィンガー部16b1,16b2
を第2の軸線O1 と第3の軸線O3 とを含む平面に対し
て対称な位置に配置した状態でその基部16aがハンド
支持部材8に固定されている。
ーム駆動装置は、モータを駆動源として前段側アーム2
を駆動して、該アーム2を第1の軸線O1 を中心に回動
させる。
るリンク駆動装置は、アーム駆動装置のモータとは別個
に設けられたモータを駆動源としてリンク支持部材9を
駆動して、該リンク支持部材9を第1の軸線O1 を中心
に回転させる。
の軸線O2 との間の距離と、第2の軸線O2 と第3の軸
線O3 との間の距離と、第1の枢支軸11の軸線O1 ´
と第2の枢支軸12の軸線O2 ´との間の距離と、第3
の枢支軸14A,14Bの軸線O3A´,O3B´と第4の
枢支軸15A,15Bの軸線O4A´,O4B´との間の距
離が等しく設定され、前段側アーム2及び後段側アーム
7が相対的に回動する過程で、第1の枢支軸11の軸線
O1 ´と第4の枢支軸の軸線O4A´及びO4B´と第1の
軸線O1 と第3の軸線O3 とが共通の第1の平面A1 −
A1 上に位置した状態を保ち、第2の枢支軸12の軸線
O2 ´と第3の枢支軸14A及び14Bの軸線O3A´及
びO3B´とが第1の平面A1 −A1 と平行な第2の平面
A2 −A2 上に位置した状態を保つように、第1ないし
第4の枢支軸が設けられている。
ーム2と後段側アーム7とが重なり合って第1の軸線O
1 と第3の軸線O3 とが一致した状態になった時に、第
1の軸線O1 と第1の枢支軸の軸線O1 ´とを含む第1
の平面A1 −A1 が第2の軸線O2 と第3の軸線O3 と
を含む平面A3 −A3 と直交し、かつ第2の軸線O2と
第2の枢支軸の軸線O2 ´とを含む第2の平面A2 −A
2 が第2の軸線O2 と第3の軸線O3 とを含む平面A3
−A3 と直交するように、各枢支軸が設けられている。
段側アーム2及び後段側アーム7が相対的に回動する過
程で、中間回転部材5の向きをリンク支持部材9と同じ
向きに保ち、ハンド支持部材8の向きを中間回転部材5
と同じ向きに保つことができるため、前段側アーム2を
回動させることにより、ハンド16を一方向に直線移動
させることができる。
回転部材5との間を連結する前段側リンク10及び中間
回転部材5とハンド支持部材8との間を連結する後段側
リンク13A,13Bにより、前段側アーム2及び後段
側アーム7が回動する過程でリンク支持部材9、中間回
転部材5及びハンド支持部材8の向きを一定に保持する
ためのリンク機構が構成されている。
ク支持部材9を一定の向きに向けて停止させた状態で前
段側アーム2を角度θだけ回動させたときに、該前段側
アームの回動が内歯歯車3と太陽歯車4と遊星歯車6と
からなる遊星歯車機構を介して、1対2の変速比で後段
側アーム7に伝達されるため、後段側アーム7は前段側
アーム2と反対側に角度2θだけ回動する。
に、前段側アーム2及び後段側アーム7は、第1の軸線
O1 と第3の軸線O3 とを含む第1の平面A1 −A1 を
常に一定の向き(リンク支持部材9の向きにより決ま
る)に向けた状態を保って相対的に回動し、この回動に
伴ってハンド支持部材8が第1の平面A1 −A1 に沿っ
て直線変位する。
側アーム2及び後段側アーム7の回動の過程で中間回転
部材5の向きがリンク支持部材9の向きと同じ向きに保
持され、更に後段側リンク13A及び13Bの働きによ
りハンド支持部材8が中間回転部材5の向きと同じ向き
に保持されるため、ワークWを保持したハンド支持部材
8は、図2ないし図6に示すように、前段側アーム2及
び後段側アーム7の回動に伴って、その向きを常に一定
に保った状態で第1の平面A1 −A1 に沿って直線変位
する。
ンク13A及び13Bが互いに接触した状態になる位置
が前段側アーム2及び後段側アーム7の回動範囲の限界
位置となり、前段側アーム及び後段側アームの回動角に
よりハンドの変位量(ストローク)が決まるが、実用上
必要なハンドの変位量を得るためには、前段側アーク2
に対する後段側アーム7の回動角を例えば、90°ない
し120°程度確保できれば十分である。
に設けられたアーム駆動装置により前段側アーム2を回
動させるとともに、リンク駆動装置によりリンク支持部
材9を回転させることができるようになっている。この
ように、リンク駆動装置を設けておくと、アーム駆動装
置とリンク駆動装置とを同時に動作させて、前段側アー
ム2とリンク支持部材9とを同方向に回転させることに
より、ハンド支持部材8を第1の軸線O1 を中心にして
旋回させて、ハンド16の向きを自由に変えることがで
きる。
施形態の各部の構造を詳細に説明する。本実施形態で
は、第1ないし第3の軸線O1 ないしO3 をそれぞれ垂
直方向に一致させている。
装置1は、円筒状に形成されたケーシング100を備
え、このケーシングの上部に支持フレーム101が固定
されている。支持フレーム101には、回転中心軸線を
一致させた状態で配置されたアーム駆動用回転部材10
2とリンク駆動用回転部材103とが、それぞれの回転
中心軸線を第1の軸線O1 に一致させた状態で支持され
ている。
3がほぼ円筒状に形成された部材からなっていて、該回
転部材103が軸受104を介して支持フレーム101
に支持されている。またアーム駆動用回転部材102
は、リンク駆動用回転部材103の内側に配置された軸
部材からなっていて、軸受105及び106を介してリ
ンク駆動用回転部材103に対して支持されている。
2の下端外周に大歯車107が取り付けられ、ケーシン
グ100内に固定されたアーム駆動用モータ108の回
転軸に取り付けられた小歯車109が大歯車107に噛
み合わされている。したがって、アーム駆動用回転部材
102は、モータ108の回転に伴って第1の軸線O1
−O1 を中心に回転駆動される。
周に大歯車110が取り付けられ、ケーシング100内
に固定されたリンク駆動用モータ111の回転軸に取り
付けられた小歯車112が大歯車110に噛み合わされ
ている。したがって、リンク駆動用回転部材103は、
モータ111の回転に伴って、第1の軸線O1 −O1を
中心に回転駆動される。
び109とにより、アーム駆動装置が構成され、モータ
111と歯車110及び112とにより、リンク駆動装
置が構成されている。
ド16を一方向に搬送する際には、リンク支持部材9を
停止させた状態に保持して、モータ108により前段側
アーム2のみを駆動する。またハンド16の向きを変え
るために、ハンド16を第1の軸線O1 を中心に旋回さ
せる際には、モータ108と111との双方を駆動し
て、前段側アーム2とリンク支持部材9とを同方向に回
動させる。
筒状のアーム取り付け部102aが形成され、このアー
ム取り付け部102aに、第1の軸線O1 と直交する平
面に長手方向を沿わせた状態で配置された前段側アーム
2の後端部が固定されている。図示の例では、前段側ア
ーム2の後端部に、該アームの底面側に開口した断面円
形の凹部2aが形成され、この凹部2a内にアーム取付
け部102aが挿入されている。アーム2は、その凹部
2aの中心軸線をアーム駆動用回転部材102の中心軸
線(第1の軸線)に一致させた状態で配置され、アーム
2の後端部とアーム駆動用回転部材102のアーム取付
け部102aとがボルト21により締結されて、アーム
2の後端部がアーム駆動用回転部材102に固定されて
いる。
形成された筒状の取り付け部103aにリンク支持部材
9が固定されている。リンク支持部材9は、第1の軸線
O1と直交する平面に板面を沿わせた状態で、かつ前段
側アーム2及び支持フレーム101に対して回転し得る
状態で、前段側アーム2の後端部と支持フレーム101
との間に配置された円板部9aと、該円板部9aの外周
部から径方向の外側に突出した腕部9bとからなり、円
板部9aの中央に設けられた取付け孔にリンク駆動用回
転部材103の取付け部103aが嵌合されて、リンク
支持部材9が位置決めされている。円板部9aと取付け
部103aとがボルトにより締結されて、リンク支持部
材9が回転部材103に固定されている。
第1の軸線O1 と平行に延びる第1の枢支軸11が、そ
の先端を上方に向けた状態で取り付けられ、この第1の
枢支軸に前段側リンク10の一端が軸受10aを介して
連結されている。
その底面には点検用の窓が形成され、この窓は蓋板22
(図7参照)により閉じられている。
形成された歯車取付け部2bが形成されている。歯車取
付け部2bは、その中心軸線を第2の軸線O2 に一致さ
せた状態で設けられていて、この歯車取付け部2bの下
端の内周には、図12に示したように、環状部材3aの
内周に多数の歯3bを刻設した内歯歯車3が、その中心
軸線を第2の軸線O2 に一致させた状態で嵌合されてい
る。図9に示されているように、内歯歯車3は、ボルト
23により歯車取付け部2bに固定されている。
を第2の軸線O2 に一致させた状態で配置された中間回
転部材5が軸受25を介して回転自在に支持され、この
中間回転部材5に、太陽歯車支持部材27が軸受28及
び29を介して回転自在に支持されている。
部材5は、リング状の歯車取付け部2bと同心的に配置
されるほぼ円板状の本体部5aと、該本体部5aの外周
部から径方向の外側に突出した腕部5bとを有してい
て、本体部5aの中心軸線を第2の軸線O2 に一致させ
た状態で歯車取り付け部2bに軸受25を介して支持さ
れている。
軸線O2 と平行に延びる第2の枢支軸12が、その先端
を下方に向けた状態で取り付けられ、この第2の枢支軸
12の先端に前段側リンク10の他端が軸受10bを介
して連結されている。
の軸線O2 に一致させた状態で配置された有底の円筒部
27aと、円筒部27aの開口端(上端)に形成された
外鍔部27bとを一体に有していて、外鍔部27bが軸
受28を介して中間回転部材5の本体部5aに回転自在
に支持されるとともに、円筒部27aが中間回転部材5
の本体部5aに取り付けられた後記する歯車支持部材3
1の内周に軸受29を介して支持されている。太陽歯車
支持部材の円筒部27aの底部には、内歯歯車3の内側
に同心的に配置された太陽歯車4が、その中心軸線を第
2の軸線に一致させた状態で、ボルト30(図9参照)
により固定されている。図13に示したように、太陽歯
車4は、円板の外周に歯4aを刻設した歯車からなって
いて、この太陽歯車4の歯数は、内歯歯車3の歯数の1
/2に設定されている。
の面には、図14ないし図16に示すように、4つの円
弧状の歯車支持部材31がロックボルト32により取り
付けられている。これらの歯車支持部材31にそれぞれ
90°間隔で配置された4つの遊星歯車6が軸33を介
して回転自在に支持され、図15に示したように、これ
らの遊星歯車6が内歯歯車3と太陽歯車4とに噛み合わ
されている。内歯歯車3と太陽歯車4と遊星歯車6とに
より、遊星歯車機構が構成されている。
を区別するためのものであり、断面を示すハッチングで
はない。
状の歯車支持部材31のそれぞれの両端にはテーパ面3
1aが形成され、隣接する歯車支持部材のテーパ面31
a,31a間に形成された隙間に楔状の位置調整具34
が係入されている。ロックボルト32を貫通させるため
に各歯車支持部材31に設けられたボルト挿通孔は緩め
に形成されていて、ボルト32を緩めた状態では、各歯
車支持部材31を内歯歯車3の周方向に微少量だけ変位
させることができるようになっている。各歯車支持部材
31を貫通させた状態で調整ネジ35が設けられ、各調
整ネジ35は、中間回転部材5の本体部5aに設けられ
たネジ孔に螺合されている。この例では、歯車支持部材
31と、位置調整具34と、調整ネジ35と、ボルト3
2とにより、遊星歯車の位置を調整する遊星歯車位置調
整機構が構成されている。
クボルト32を緩めた状態で調整ネジ35を回転させて
位置調整具34の係入量を調整することにより、各歯車
支持部材31を内歯歯車3の周方向に微少量移動させ
て、内歯歯車及び太陽歯車の周方向に対する各遊星歯車
6の位置を微調整する。これにより、遊星歯車6と内歯
歯車3及び太陽歯車4との噛み合わせ状態を調整した
後、ロックボルト32を締め付けて、歯車支持部材31
を固定する。
位置調整機構を設けておくと、遊星歯車6を内歯歯車3
と太陽歯車4とに噛み合わせ後、遊星歯車6と太陽歯車
4及び内歯歯車3との間の噛み合わせ状態を遊びがない
状態に調整することができるため、遊星歯車機構のバッ
クラッシュをなくすための調整を容易に行うことができ
る。
に、太陽歯車支持部材27の外鍔部27bには、第2の
軸線O2 に対して対称に配置された2つの円弧状の長孔
27cA及び27cBが形成され、中間回転部材5の本体部
5aに固定された第3の枢支軸14A及び14Bが、こ
れらの長孔27cA及び27cBにスライド自在に嵌合され
ている。第3の枢支軸14A及び14Bは、第2の軸線
O2 に対して対称な位置に、それぞれの軸線O3A´及び
O3B´を第2の軸線O2 と平行な方向に向けた状態で配
置されている。第3の枢支軸14A及び14Bと長孔2
7cA及び27cBとの嵌合により、太陽歯車4の回転範囲
(後段側アーム7の回動範囲)がほぼ120°に規制さ
れている。
bの下端の開口部は着脱自在な蓋板37により閉じられ
ている。
ンク10を介してリンク支持部材9に連結されているた
め、中間回転部材5は常にリンク支持部材9と同じ向き
に保持される。したがってリンク支持部材9を支持フレ
ームに対して固定した状態で前段側アーム2を回動させ
ると、内歯歯車3の回転が太陽歯車4に伝達され、太陽
歯車4が内歯歯車3と反対側に回転する。内歯歯車3の
歯数と太陽歯車4の歯数とが2対1に設定されているた
め、太陽歯車4は、内歯歯車3の回転方向と反対方向
に、内歯歯車の回転角θの2倍の角度2θだけ回転す
る。
端部には、下方に開口した断面が円形の凹部7aが形成
され、この凹部7aの底部の中央に更に凹部7aよりも
小径の凹部7bが形成されている。後段側アーム7の凹
部7aに太陽歯車支持部材27の外鍔部27bが嵌合さ
れ、太陽歯車支持部材の外鍔部27bの長孔27cA及び
27cBを貫通した第3の枢支軸14A及び14Bが凹部
27b内に挿入されている。後段側アーム7の後端部
は、ボルト40により太陽歯車支持部材27の外鍔部2
7bに締結され、これにより、後段側アーム7の後端部
が太陽歯車4に結合されている。したがって、後段側ア
ーム7は太陽歯車4の回転に伴って、第2の軸線O2 を
中心に回動させられる。
ときに、太陽歯車4は内歯歯車3の回転方向と反対の方
向に、内歯歯車3の回転角の2倍の角度回転させられる
ため、後段側アーム7は、前段側アーム2の回動に伴っ
て、前段側アームの回動方向と反対の方向に、前段側ア
ームの回動角の2倍の角度回動する。
アーム7の先端部には、断面が円形の取り付け孔7cが
形成され、この取り付け孔7cの内周には、中心軸線を
第3の軸線O3 に一致させた状態で配置された断面が円
形のハンド支持部材8が軸受41を介して回転自在に支
持されている。
第1の部材8Aと該第1の部材8Aに重ねて配置された
小径の第2の部材8Bとからなっていて、両部材8A及
び8Bがボルト42により締結されて一体化されてい
る。図10にも示されているように、回転部材8の下端
には、環状の軸支持部材43がボルト44により固定さ
れ、この軸支持部材43には、対の第4の枢支軸15A
及び15Bがそれぞれの先端を下方に向けた状態で支持
されている。前述のように、第4の枢支軸15A及び1
5Bは、第3の軸線O3 に対して対称な位置に、それぞ
れの軸線O4A´及びO4B´を第3の軸線O3 と平行な方
向に向けた状態で配置されている。
空部7dが形成されていて、この中空部7d内には、後
段側アームと平行に延びる1対の後段側リンク13A及
び13Bが、第2の軸線O2 と第3の軸線O3 とを含む
平面の両側に位置させた状態で収容されている。これら
対のリンク13A及び13Bの一端は、中間回転部材5
に支持された第3の枢支軸14A及び14Bに軸受13
aを介して連結されている。また対の後段側リンク13
A及び13Bの他端は、ハンド支持部材8に支持された
対の第4の枢支軸15A及び15Bに軸受13bを介し
て連結されている。後端側アーム7の中空部の開口部は
着脱自在な蓋板45により閉じられている。
持部材8との間が後段側リンク13A及び13Bにより
連結されているため、前端側アーム2及び後段側アーム
7が回動する過程で、ハンド支持部材8は常に中間回転
部材5と同じ向きに保持される。
部材8を円滑に回転させるためには、上記の実施形態の
ように、後段側リンクを2本設けて平行に配置するのが
好ましいが、本発明は、このように後段側リンクを2本
設ける場合に限定されるものではなく、後段側リンクを
1本だけ設けるようにしてもよい。
には、上記の実施形態のように、後段側リンクを後段側
アームの中空部内に収めるようにするのが好ましいが、
図17に示すように、後段側リンク13を後段側アーム
7の外部に配置するようにしてもよい。図17に示した
例では、中間回転部材5に腕部5bの外に更に後段側リ
ンク13の一端を枢支するための腕部5cが設けられ、
ハンド支持部材8に後段側リンク13の他端を枢支する
ための腕部8aが設けられている。後段側リンク13は
後段側アーム7と平行に配置されて、その一端は、軸線
O3 ´が第2の軸線O2 と平行に延びる第3の枢支軸1
4を介して腕部5cに枢支されている。また後段側リン
ク13の他端は、軸線O4 ´が第3の軸線O3 と平行に
延びる第4の枢支軸15を介してハンド支持部材の腕部
8aに枢支されている。その他の構成は図1ないし図1
6に示した実施形態と同様である。
アームの回動を、回動方向を反転させて後段側アームに
伝達する機構として、両アームを連結する関節部内に楽
に収容できる遊星歯車機構を用いたので、ベルト・プー
リ機構を用いる場合に比べてロボットをコンパクトに構
成することができる利点がある。
る必要がないため、アームの厚さを薄くして、ロボット
の小形軽量化を図ることができる。
段側アームへの変位の伝達機構にベルトが存在しないた
め、ベルトの伸縮によるハンドの位置ずれ等、ベルトを
用いていたことにより生じていた従来のロボットの種々
の問題を解決することができ、繰り返し動作時の位置再
現性が高いワーク搬送用ロボットを得ることができる。
形態の全体的な構成を示した平面図である。
る。
ある。
ある。
ある。
である。
る。
連結部の構造を示した拡大縦断面図である。
持部材との結合部の構造を示した拡大縦断面図である。
との連結部の構造を示した底面図である。
歯歯車の一例を示した平面図である。
て後段側アームの後端部に結合される太陽歯車の一例を
示した平面図である。
て図12の内歯歯車及び図13の太陽歯車に噛み合わさ
れる遊星歯車を示した底面図である。
4の遊星歯車とにより構成される遊星歯車機構の構造を
示す平面図である。
置を微調整する遊星歯車位置調整機構の構造を説明する
ための展開断面図である。
である。
内歯歯車、4…太陽歯車、6…遊星歯車、7…後段側ア
ーム、8…ハンド支持部材、9…リンク支持部材、10
…前段側リンク、11…第1の枢支軸、12…第2の枢
支軸、13A,13B…後段側リンク、14A,14B
…第3の枢支軸、15A,15B…第4の枢支軸、16
…ワーク保持用ハンド、O1 …第1の軸線、O2 …第2
の軸線、O3 …第3の軸線。
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の軸線を中心に回動するように一端
が支持フレームに回動自在に支持された前段側アーム
と、前記第1の軸線から一定の距離Lを隔てた位置を第
1の軸線と平行に延びる第2の軸線に中心軸線を一致さ
せた状態で前記前段側アームの先端に取り付けられた内
歯歯車と、歯数が前記内歯歯車の歯数の1/2に設定さ
れて前記内歯歯車の内側に同心的に配置された太陽歯車
と、回転中心軸線を前記第2の軸線に一致させて前記前
段側アームの先端に回転自在に支持された中間回転部材
と、前記中間回転部材に回転自在に支持されて前記内歯
歯車と太陽歯車とに噛み合わされた遊星歯車と、回動中
心軸線を前記第2の軸線に一致させて前記前段側アーム
に対して回動自在に支持されるとともに前記太陽歯車に
固定されて前記太陽歯車の回転に伴って回動させられる
後段側アームと、前記第2の軸線から前記一定距離Lを
隔てた位置を前記第1の軸線及び第2の軸線と平行に伸
びる第3の軸線に回転中心軸線を一致させて前記後段側
アームの先端部に回転自在に支持されたハンド支持部材
と、前記ハンド支持部材に支持されたワーク保持用のハ
ンドと、前記前段側アームを回動させるアーム駆動装置
と、前記支持フレームに支持されたリンク支持部材と、
前記リンク支持部材と中間回転部材との間を連結する前
段側リンク及び前記中間回転部材とハンド支持部材との
間を連結する後段側リンクを備えたリンク機構とを具備
し、前記前段側アーム及び後段側アームが相対的に回動
する過程で前記前段側リンク及び後段側リンクが相対的
に回動して前記中間回転部材の向きをリンク支持部材と
同じ向きに保ち、かつハンド支持部材の向きを中間回転
部材と同じ向きに保つように前記リンク機構が構成され
ているワーク搬送用ロボット。 - 【請求項2】 前記前段側リンクは、前記前段側アーム
と平行に配置されて一端及び他端がそれぞれ第1の枢支
軸及び第2の枢支軸を介して前記リンク支持部材及び中
間回転部材に枢支され、前記後段側リンクは、前記後段
側アームと平行に配置されて一端及び他端がそれぞれ第
3の枢支軸及び第4の枢支軸を介して前記中間回転部材
及び前記ハンド支持部材に枢支され、前記第1の枢支軸
と第2の枢支軸との間の距離、及び前記第3の枢支軸と
第4の枢支軸との間の距離がともに前記一定距離Lに等
しく設定されている請求項1に記載のワーク搬送用ロボ
ット。 - 【請求項3】 前記後段側アームは中空に形成され、前
記前段側リンクは、前記前段側アームと平行に配置され
て一端及び他端がそれぞれ第1の枢支軸及び第2の枢支
軸を介して前記リンク支持部材及び中間回転部材に枢支
され、前記後段側リンクは1対設けられていて、該対の
後段側リンクが、前記第2の軸線と第3の軸線とを含む
平面の両側に位置させた状態で前記後段側アームの中空
部内に平行に配置され、前記対の後段側リンクのそれぞ
れの一端及び他端が前記中間回転部材及びハンド支持部
材にそれぞれ対の第3の枢支軸及び対の第4の枢支軸を
介して枢支され、第1の枢支軸と第2の枢支軸との間の
距離、及び対応する第3の枢支軸と第4の枢支軸との間
の距離がともに前記一定距離Lに等しく設定されている
請求項1に記載のワーク搬送用ロボット。 - 【請求項4】 前記リンク支持部材を回転させるリンク
駆動装置が更に設けられている請求項1ないし3のいず
れか一つに記載のワーク搬送用ロボット。 - 【請求項5】 第1の軸線を中心に回動するように一端
が支持フレームに回動自在に支持された前段側アーム
と、前記第1の軸線から一定の距離Lを隔てた位置を該
第1の軸線と平行に延びる第2の軸線に中心軸線を一致
させた状態で前記前段側アームの先端部に取り付けられ
た内歯歯車と、歯数が前記内歯歯車の歯数の1/2に設
定されて前記内歯歯車の内側に同心的に配置された太陽
歯車と、回転中心軸線を前記第2の軸線に一致させて前
記前段側アームの先端部に回転自在に支持された中間回
転部材と、前記中間回転部材に回転自在に支持されて前
記内歯歯車と太陽歯車とに噛み合わされた遊星歯車と、
回動中心軸線を前記第2の軸線に一致させた状態で後端
部が前記前段側アームの先端部に回動自在に支持される
とともに前記太陽歯車に固定されて前記太陽歯車の回転
に伴って回動させられる後段側アームと、前記第2の軸
線から一定距離Lを隔てた位置を前記第1の軸線及び第
2の軸線と平行に伸びる第3の軸線に回転中心軸線を一
致させて前記後段側アームの先端部に回転自在に支持さ
れたハンド支持部材と、回転中心軸線を前記第1の軸線
に一致させた状態で前記支持フレームに回転自在に支持
されたリンク支持部材と、前記前段側アームと平行に配
置されて前記第1の軸線と平行に伸びる第1の枢支軸を
介して前記リンク支持部材に一端が枢支されるとともに
前記第1の枢支軸の軸線から前記一定距離Lを隔てた位
置を前記第2の軸線と平行に伸びる第2の枢支軸を介し
て前記中間回転部材に他端が枢支された前段側リンク
と、前記後段側アームと平行に配置されて前記第2の軸
線と平行に伸びる第3の枢支軸を介して前記中間回転部
材に一端が枢支されるとともに前記第3の枢支軸の軸線
から前記一定距離Lを隔てた位置を前記第3の軸線と平
行に伸びる第4の枢支軸を介して前記ハンド支持部材に
他端が枢支された後段側リンクと、前記ハンド支持部材
に後端部が支持されたワーク保持用ハンドと、前記前段
側アームを駆動して前記第1の軸線を中心に回動させる
アーム駆動装置と、前記リンク支持部材を駆動して前記
第1の軸線を中心に回転させるリンク駆動装置とを具備
し、前記前段側アーム及び後段側アームが相対的に回動
する過程で前記前段側リンク及び後段側リンクが相対的
に回動して前記中間回転部材の向きをリンク支持部材と
同じ向きに保ち、かつハンド支持部材の向きを中間回転
部材と同じ向きに保つように、前記第1ないし第4の枢
支軸の位置が設定されているワーク搬送用ロボット。 - 【請求項6】 前記後段側アームは中空に形成され、 前記後段側リンクは1対設けられていて、該1対の後段
側リンクが、前記第2の軸線と第3の軸線とを含む平面
の両側に位置させた状態で前記後段側アームの中空部内
に平行に配置され、 前記対の後段側リンクのそれぞれの一端を前記中間回転
部材に枢支する対の第3の枢支軸は前記第2の軸線に対
して対称な位置に配置され、 前記対の後段側リンクのそれぞれの他端をハンド支持用
回転部材に枢支する対の第4の枢支軸は、前記第3の軸
線に対して対称な位置に配置されている請求項5に記載
のワーク搬送用ロボット。 - 【請求項7】 前記後段側リンクは、一つだけ設けられ
て、前記後段側アームの側方に配置されている請求項5
に記載のワーク搬送用ロボット。 - 【請求項8】 前記ワーク保持用ハンドは、基部と該基
部に後端部が固定された対のフィンガー部とを備えた部
材からなっていて、前記対のフィンガー部が前記第1の
軸線と第3の軸線とを含む平面に対して対称な位置に配
置された状態で前記基部が前記ハンド支持部材に固定さ
れて支持されている請求項5ないし7のいずれか一つに
記載のワーク搬送用ロボット。 - 【請求項9】 前記リンク支持部材は前記第1の軸線か
ら第1の枢支軸に向う方向に突出した第1の腕部を有
し、前記中間回転部材は前記第2の軸線から第2の枢支
軸側に向う方向に突出した第2の腕部を有し、前記第1
の腕部の先端部及び第2の腕部の先端部にそれぞれ前記
第1の枢支軸及び第2の枢支軸が支持されている請求項
5ないし8のいずれか一つに記載のワーク搬送用ロボッ
ト。 - 【請求項10】 前記遊星歯車の位置を前記内歯歯車及
び太陽歯車の周方向に沿って微調整する遊星歯車位置調
整機構が前記中間回転部材に設けられている請求項1な
いし9のいずれか一つに記載のワーク搬送用ロボット。
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