JP2002362738A - 搬送アーム - Google Patents

搬送アーム

Info

Publication number
JP2002362738A
JP2002362738A JP2001167595A JP2001167595A JP2002362738A JP 2002362738 A JP2002362738 A JP 2002362738A JP 2001167595 A JP2001167595 A JP 2001167595A JP 2001167595 A JP2001167595 A JP 2001167595A JP 2002362738 A JP2002362738 A JP 2002362738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel link
arm
link
parallel
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001167595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4757404B2 (ja
Inventor
Toshihiko Mitsuyoshi
敏彦 光吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JEL Corp
Original Assignee
JEL Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JEL Corp filed Critical JEL Corp
Priority to JP2001167595A priority Critical patent/JP4757404B2/ja
Publication of JP2002362738A publication Critical patent/JP2002362738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757404B2 publication Critical patent/JP4757404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は搬送アームに係り、半導体製造装置
等に搭載され、基板等を高精度で搬送でき、高い耐久性
により高寿命を実現することができる。 【解決手段】 第1平行リンク10と、第2平行リンク
20とを連結し、第1平行リンク10のアーム端に付与
された旋回動作により、第2平行リンク20の自由端に
設けられた搬送台50を、第1平行リンク10のアーム
11,21と第2平行リンク20のアーム21,22の
なす角度を変化させて所定の軌跡で移動させる際、第1
平行リンク10と第2平行リンク20との間のベース上
に、共有された短節に直交する方向にガイドレール33
を有するリニアガイド32と、ガイドレール33上を走
行するスライダ31と短節両端で前記第1平行リンク1
0と第2平行リンク20のアーム端を軸支する関節軸2
7,28とをリニアガイド32に関して対称にそれぞれ
連結した同期リンク40とを備え、第1平行リンク10
のアームと第2平行リンク20のアームとが同期リンク
40の屈伸動作を介してリニアガイド32に関して等角
度で開閉するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送アームに係り、
半導体製造装置等に搭載され、基板等を高精度で搬送で
き、高い耐久性により高寿命を実現することができるよ
うにした搬送アームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体製造装置内には所定の動作
シーケンスでウェハ等の基板を移動させる基板搬送装置
が備えられている。この種の基板搬送装置には高精度の
動作及び塵等が発生しないクリーンな動作環境が要求さ
れている。
【0003】図7は従来の基板の移し換え装置の搬送ア
ームの構成及びその動作を模式的に示した模式構成図で
ある(特許第2808826号公報参照)。同図に示し
た搬送アームでは、共有する短節で連結された2組の平
行リンクの屈伸動作により図示しない基板を軸線方向に
直動往復運動させるようになっている。さらに干渉しな
いように設置高さを変えて軸線に対して対称に一対をな
すようにアームを配置して連続的な基板の搬送を行える
ようにしている。
【0004】図7に示したように、従来機構ではアーム
520、530は中心軸Cに関して対称配置され、それ
ぞれのアーム520、530は、リンク541、542
を長リンクとする平行リンク540と、リンク551、
552を長リンクとする平行リンク550とが噛合する
2枚の歯車570、572を短リンクとして共有するリ
ンク機構からなる。これらの歯車は歯車570がリンク
542に固着され、歯車572がリンク552に固着さ
れている。また、リンク541、542の共有するリン
ク機構の反対端は短リンクとなるとともに、旋回駆動で
ある旋回台510に取り付けられ、リンク551、55
2の反対端には基板保持部600が取り付けられてい
る。このような構成からなる搬送アームでは、まずアー
ム530で示した初期状態から平行リンク540が旋回
台510の旋回に伴って旋回すると、歯車570、57
2の噛み合いにより、平行リンク550が平行リンク5
40と反対方向に同じ旋回角だけ旋回し、右半図のアー
ム520で示した中間状態のように、V字形をなすリン
クの挟角を広げながら、基板保持部600を中心軸Cに
沿って矢印A方向に直線移動する。
【0005】このとき短リンクを構成する2枚の歯車5
70、572に代えて2組の平行リンク540、550
を図示したように屈伸動作させる代替機構としてプーリ
ベルト、ワイヤ等も適用できるとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、噛合する歯車
は所定のバックラッシをとって設計されているので、リ
ンクの連動にガタが生じやすい。このため搬送精度が低
下し、高精度位置決めが期待できないという問題があ
る。また、噛合部で生じる歯間の滑りにより摩耗粉が発
生するという問題もある。一方、プーリにスチールベル
トやワイヤを掛け渡して回転角度の同期をとるようにし
た従来例においても、ベルトやワイヤがプーリに巻回さ
れた際に繰り返し折り曲げられるため、早期に疲労破壊
が生じるおそれがある。また、ベルトやワイヤの寿命は
掛け渡した状態での張力と曲げ半径とにより決まってく
るため、使用プーリの直径を大きくして対応することも
考えられる。しかし、その場合にはプーリの直径が大き
くなってしまい、機構の小型が難しい。
【0007】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、高精度の基板搬送が実現で
き、かつ部材摩耗等を最小限とすることで、高い耐久性
が得られるようにした搬送アームを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は第1平行リンクの短節と、第2平行リンク
の短節とをベースにて共有して連結し、前記第1平行リ
ンクのアーム端に付与された旋回動作により、前記第2
平行リンクの自由端に設けられた搬送台を、前記第1平
行リンクのアームと第2平行リンクのアームのなす角度
を変化させて移動させるようにした搬送アームにおい
て、前記第1平行リンクと第2平行リンクとの間のベー
ス上に、前記共有された短節に直交する方向にガイドレ
ールを有するリニアガイドと、前記ガイドレール上を走
行するスライダと前記短節両端で前記第1平行リンクと
第2平行リンクのアーム端を軸支する関節軸とを前記リ
ニアガイドに関して対称にそれぞれ連結した同期リンク
とを備え、前記第1平行リンクのアームと第2平行リン
クのアームとが前記同期リンクの屈伸動作を介して前記
リニアガイドに関して等角度で開閉するようにしたこと
を特徴とする
【0009】前記第1平行リンクのアームに付与された
旋回動作により前記リニアガイドのスライダを直線移動
させ、この直線移動に伴い前記同期リンクを介して前記
第2平行リンクのアームを反対向き等角度に旋回させ、
前記第1平行リンクのアームと第2平行リンクのアーム
のなす角度を変化させて前記第2平行リンクの自由端に
設けられた搬送台を移動させることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の搬送アームの一実
施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1
(a)は全体が基台プレート2の回転軸R1、R2に支持
された搬送アーム1全体を示した平面図である。図1
(b)はアームの屈曲状態における同期リンク(後述す
る)の動作状態を説明するためにアームの一部を切欠い
て示した図1(a)と同じ平面図である。搬送アーム1
は、公知の2組の平行リンクを用いた搬送アームと同様
に短節を共有して連結し動作する2組の平行リンク1
0、20とから構成されている。
【0011】すなわち、搬送アーム1は2本の平行配置
されたアーム11、12の軸端を結んでなる短節13の
1方の関節14を駆動回転軸R1とし、他の関節15を
従動回転軸R2とし、駆動回転軸R1の回転によりアーム
11、12をそれぞれの回転軸R1、R2に対して旋回さ
せる第1平行リンク10と、短節13に対向する他の短
節16を含むガイドベース30と、ガイドベース30に
取り付けられ、スライダ31の直線走行によりガイドベ
ース30を、その短節16に直交する方向に直線案内す
るリニアガイド32と、ガイドベース30を介して第1
平行リンク10と共有する短節26を有し、この短節2
6の両端関節27、28に2本の平行配置されたアーム
21、22の各端が連結された第2平行リンク20と、
リニアガイド32のスライダ31の関節軸J5と対応す
る第1関節軸J1、第2関節軸J2とを、2本のレバー
(後述する)と関節軸J4を介してそれぞれリニアガイ
ド32の中心軸Crに関して対称に連結し、第1平行リ
ンク10のアーム11に付与された旋回動作によりリニ
アガイド32のスライダ31を直線移動させ、この直線
移動に伴い第2平行リンク20のアーム21を反対向き
等角度に旋回させる同期リンク40と、第2平行リンク
20においてガイドベース30と反対側の自由端で短節
23を構成し、図示しない基板等の搬送対象を載置する
搬送台50とから構成されている。
【0012】以下、搬送アーム1の各関節(軸)及び関
節(軸)を介して連結された各部材の構成について説明
する。第1平行リンク10の基台への取付構造の構成に
ついて図1各図及び図3を参照して説明する。図1
(a)は搬送アーム1の原点位置でのアームの状態を示
した平面図である。同図に示したように、ガイドベース
30で連結された2組の平行リンク10、20は最も屈
曲した状態にある。このとき、図1(a)に示したよう
に、搬送アーム10は第1平行リンク10の一端の短節
13の軸端となる2関節14、15を介して基台プレー
ト2上に支持されている。基台プレート2は平面視して
円板状で、図3に示したように、円筒ケーシング3上面
にボルト結合により固定されている。円筒形ケーシング
3内には図示しないモータにより駆動する駆動回転軸R
1が玉軸受4に支持された状態で収容されている。この
駆動回転軸R1上端には第1平行リンク10のアーム1
1の一端がボルト留めされ、関節14が構成されてい
る。さらに玉軸受5を介して基台プレート2上に支持さ
れた従動回転軸R2上端には第1平行リンク10のアー
ム12の一端がボルト留めされ、短節13の他の関節1
5が構成されている。
【0013】2組の平行リンク10、20の連結部分の
構成について図1(b)、図4、図5を参照して説明す
る。アーム11の端部の下端凹所11aには第1関節軸
1の上端がはめ込まれ、アーム11の端部にボルトを
介して固着されている。この第1関節軸J1には図5に
示したように、ガイドベース30が玉軸受31A、31
Bを介して取り付けられている。さらに第1関節軸J1
下端には同期リンク40としての第1レバー41の端部
が固着されている。一方、アーム12の端部は玉軸受を
介して第2関節軸J2に軸支されている。第2関節軸J2
はアーム12の端部を貫通するように配置され、太径部
2a及び細径部J2bとを有する。細径部J2bにはアーム
11と同様に、ガイドベース30の他端が玉軸受31B
を介して取り付けられている(図5参照)。このガイド
ベース30は図5に示したように、第1関節軸J1及び
第2関節軸J2を連結し、第1平行リンク10の短節1
6を構成する。さらにガイドベース30の下面には図4
に示したように、リニアガイド32のガイドレール33
が図示しないボルトにより固着されている。このガイド
レール33は図1(b)に示したように、第1関節軸J
1及び第2関節軸J2を連結する仮想線(搬送台の移動方
向に平行)に直交するガイド対称軸Cr方向に延在する
ように、ガイドベース30上に固着されている。さらに
第2関節軸J2の下端にも同期リンク40の第1レバー
42の端部が固着されている。
【0014】第2平行リンク20の構成について図4、
図5を参照して説明する。アーム11の上部には、第3
関節軸J3が玉軸受を介してアーム11内に収容支持さ
れている。さらに第3関節軸J3の上面には第2平行リ
ンク20のアーム22がボルト留めされている。一方、
第2関節軸J2の上面には第2平行リンク20のアーム
21が同様にボルト留めされている。さらに、第2平行
リンク20の各アーム22、21の自由端のアーム内に
は、玉軸受(図示せず)を介して関節軸が収容され、そ
の関節軸上に搬送台50が固着されている。搬送台50
の形状は載置される基板や液晶用ガラス等(図示せず)
の大きさ、重量等に応じて最適な形状、構造に設定され
るようになっている。本実施の形態では便宜的に仮想線
による四角形で示している。
【0015】同期リンク40を構成するレバー群の構成
について図1(b)、図2(b)及び図4を参照して説
明する。同期リンク40は図4に示したように、ガイド
ベース30の下面側に取り付けられたガイドレール33
に沿ってスライド可能に取り付けられたスライダ31
と、第1関節軸J1及び第2関節軸J2のそれぞれの下端
部に連結された第1レバー41、42と、この第1レバ
ー41、42にそれぞれ関節軸J4を介して連結され、
その他端が関節軸J5を介してスライダ31のガイドレ
ール33を挟んだ両側部に連結された第2レバー43、
44とから構成されている。またガイド対称軸Crに関
して対向配置された2組の同期リンク40のそれぞれの
第1レバー41、42及び第2レバー43、44はスラ
イダ31の移動に従ってガイド対称軸Crに関して対称
な形状で伸長、屈曲する。すなわち、図2(a)に示し
たように、基板搬送過程において、スライダ31は第1
関節軸J1及び第2関節軸J2から遠ざかるようにガイド
レール33上をスライドする。なお、図2(b)では説
明のために、第1平行リンク10と第2平行リンク20
とを分離して示し、また第1平行リンク10側のレバー
群を重複して示している。
【0016】次に、上述した搬送アームの動作について
図1、図2を参照して説明する。図1(a)に示した原
点位置から駆動回転軸R1を矢印方向(半時計回り方
向)に角度θだけ旋回すると、この駆動回転軸R1に直
接連結しているアーム11を介して第1平行リンク10
のアーム12も同方向に同角度θだけ旋回し、この両ア
ーム端に固着されているガイドベース30は平行四辺形
の短節として仮想線Cに平行に直線移動する。このとき
アーム11の端部に固着された第1レバー41はアーム
11の旋回に伴い、半時計回り方向に角度θだけ旋回す
るが、この第1レバー41先端に関節軸J4を介して連
結された第2レバー43の先端はリニアガイド32のガ
イドレール33上のスライダ31に関節J5を介して連
結され、その移動方向がリニアガイド32により規制さ
れている。このため、第1レバー41の角度θの旋回は
第2レバー43先端の関節軸J5を介してリニアガイド
32に沿ったスライダ31の直線運動に変換される。こ
のスライダ31のガイド対称軸Crに関して対称な位置
には同期リンク40の第2レバー44の関節軸J5が取
着されている。したがって、この第2レバー44及びこ
れに連結した第1レバー42の伸長動作により第2関節
軸J2に時計方向の角度θ分の回転が付与される。これ
に対して第2平行リンク20のアーム21が第2関節軸
2に対して回転不能に連結されているため、アーム2
1には時計回り方向角度θの回転が付与される。このと
きアーム22は第3関節軸J3に対して回転可能に、ア
ーム21、22の他端は搬送台50に対して関節軸(図
示せず)を介して回転可能に連結されているため、第2
平行リンク20全体は時計回り方向角度θだけ各アーム
21、22が第1関節軸J1及び第2関節軸J2をそれぞ
れの回転中心として時計方向回りに旋回する。これによ
り搬送台50は図1(a)に示したように、仮想線C上
を矢印A方向に直線移動する。
【0017】以上の説明及び図2(a)から、駆動回転
軸R1を時計回り方向に所定角度θだけ旋回すると、搬
送台50は矢印B方向に直線移動することも理解でき
る。また、上述の説明は基台プレート2に設けられた駆
動回転軸R1の旋回による各動作について述べている
が、この基台プレート2が図示しない所定の回転中心に
関して旋回等できるような構造にあってもよく、その場
合には基台プレート2の動作及び搬送台50の直線動作
を複合した搬送アーム1の使用が可能となる。また、基
台プレート2の平面形状等は図示した円板形状に限定さ
れないことはいうまでもなく、搬送台50の原点位置及
び各アームの最大伸長位置も適用装置の仕様によって適
宜設定できることはいうまでもない。
【0018】次に、図6各図を参照して平行リンクの変
形例の動作について説明する。図6(a)は、図1各図
に示した、第1平行リンク10及び第2平行リンク20
の動作によって、図示しない基板等の搬送対象を載置す
る搬送台50を直線移動させるようにした構成を示して
いる。この搬送アームでは、第1平行リンク10及び第
2平行リンク20におけるアーム11,12,21,2
2の長さが等しいため、搬送台50は仮想線Cに沿って
直線状の軌跡で移動する。これに対して図6(b)に
は、第1平行リンク10のアーム11,12(図の簡単
化のために、1本線で示す。)に対して第2平行リンク
20のアーム21,22(同上)を長く設定して、リニ
アガイド(図示せず)に対して両方の平行リンク10,
20が等角度をなして開閉するようにした。このよう
に、図6(a)と同様の構成からなるリニアガイドと同
期リンク(図示せず)とを備え、一方の平行リンクのア
ーム長を長くすることにより、第2平行リンク20の先
端に取り付けられた搬送台50を所定の曲線状の軌跡で
移動させることができる。同様に、図6(c)に示した
ように、第2平行リンク20のアームを短くした場合に
は、図6(b)と反対側に湾曲した曲線状の軌跡で搬送
台50を移動させることができる。このように、連結さ
れた2つの平行リンクのアーム長を異ならせることによ
り、搬送台50の移動軌跡を適宜設定することができ
る。また、以上の説明では各アームが平面上を移動する
場合を想定して説明したが、たとえば鉛直面に沿って各
アームを移動させ、搬送台50の高さを移動軌跡に沿っ
て上下に昇降させるという適用例も考えられる。
【0019】以上に述べた構成のうちリニアガイドに
は、要求精度に応じて公知の種々の構造形式のものを適
用することができる。また、本実施の形態では各関節は
付与された旋回動作が可能な玉軸受が示されているが、
ラジアル軸受構造であれば種々の構造形式のものを使用
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べた搬送アームによれば、基板
等の搬送を高精度に行えることができ、また可動部の摩
耗等がほとんどないのでクリーンな環境を長期にわたっ
て保持でき、その結果高い耐久性を得ることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送アームの一実施の形態(原点
位置:アーム屈曲状態)を示した平面図。
【図2】図1に示した搬送アームの伸長状態を示した平
面図。
【図3】図1(a)のIII-III断面線に沿って示した駆
動軸位置の断面図。
【図4】図1(b)のIV-IV断面線に沿って示した同期
リンクの関節軸位置の断面図。
【図5】図1(a)のV-V断面線に沿って示した同期リ
ンクの関節軸位置の断面図。
【図6】搬送アームの他の実施の形態におけるアームの
屈伸動作を線図で模式的に示したアーム動作図。
【図7】従来の搬送アームの一例を示した概略構成図。
【符号の説明】
1,100,200,300 搬送アーム 2 基台プレート 10 第1平行リンク 11,12,21,22 アーム 13,16,23,26 短節 20 第2平行リンク 30 ガイドベース 31 スライダ 32 リニアガイド 33 ガイドレール 40 同期リンク 50 搬送台 R1 駆動回転軸 R2 従動回転軸 Ji 第i関節軸(関節)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1平行リンクの短節と、第2平行リンク
    の短節とをベースにて共有して連結し、前記第1平行リ
    ンクのアーム端に付与された旋回動作により、前記第2
    平行リンクの自由端に設けられた搬送台を、前記第1平
    行リンクのアームと第2平行リンクのアームのなす角度
    を変化させて所定の軌跡で移動させるようにした搬送ア
    ームにおいて、前記第1平行リンクと第2平行リンクと
    の間のベース上に、前記共有された短節に直交する方向
    にガイドレールを有するリニアガイドと、前記ガイドレ
    ール上を走行するスライダと前記短節両端で前記第1平
    行リンクと第2平行リンクのアーム端を軸支する関節軸
    とを前記リニアガイドに関して対称にそれぞれ連結した
    同期リンクとを備え、前記第1平行リンクのアームと第
    2平行リンクのアームとが前記同期リンクの屈伸動作を
    介して前記リニアガイドに関して等角度で開閉するよう
    にしたことを特徴とする搬送アーム。
  2. 【請求項2】前記第1平行リンクのアームに付与された
    旋回動作により前記リニアガイドのスライダを直線移動
    させ、この直線移動に伴い前記同期リンクの屈伸動作を
    介して前記第2平行リンクのアームを反対向き等角度に
    旋回させて前記第2平行リンクの自由端に設けられた搬
    送台を所定の軌跡で移動させるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の搬送アーム。
JP2001167595A 2001-06-04 2001-06-04 搬送アーム Expired - Lifetime JP4757404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167595A JP4757404B2 (ja) 2001-06-04 2001-06-04 搬送アーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167595A JP4757404B2 (ja) 2001-06-04 2001-06-04 搬送アーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002362738A true JP2002362738A (ja) 2002-12-18
JP4757404B2 JP4757404B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=19009957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001167595A Expired - Lifetime JP4757404B2 (ja) 2001-06-04 2001-06-04 搬送アーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4757404B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007283221A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd 搬送システムおよび加工設備
CN100450727C (zh) * 2005-07-05 2009-01-14 株式会社大亨 连杆装置和搬送机械手
WO2009034795A1 (ja) * 2007-09-10 2009-03-19 Ulvac, Inc. 基板搬送ロボット、真空処理装置
WO2011065325A1 (ja) * 2009-11-27 2011-06-03 ローツェ株式会社 搬送アーム、及びこれを備える搬送ロボット
WO2012101947A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 ナブテスコ株式会社 ウエハ搬送ロボット
JP2019521869A (ja) * 2016-06-28 2019-08-08 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 間隔を置いて配置された上腕部と交互に配置されたリストとを含むデュアルロボット、及びこれらを含むシステム及び方法
CN112022622A (zh) * 2020-09-14 2020-12-04 浙江正远医疗科技有限公司 一种面向脊髓损伤患者的上肢康复机械臂及机器人
US11850742B2 (en) 2019-06-07 2023-12-26 Applied Materials, Inc. Dual robot including splayed end effectors and systems and methods including same

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10202573A (ja) * 1997-01-14 1998-08-04 Fujitsu Ltd ロボットアーム装置
JPH10249757A (ja) * 1997-03-18 1998-09-22 Komatsu Ltd 搬送用ロボット
JPH11313477A (ja) * 1998-02-26 1999-11-09 Bks Lab:Kk 複数軸動力伝達装置およびウエハ搬送用アームリンク
JP2000150617A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Tokyo Electron Ltd 搬送装置
JP2000208588A (ja) * 1998-11-13 2000-07-28 Teijin Seiki Co Ltd ロボットア―ム及びその駆動装置
JP2001185596A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Jel:Kk 搬送アーム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10202573A (ja) * 1997-01-14 1998-08-04 Fujitsu Ltd ロボットアーム装置
JPH10249757A (ja) * 1997-03-18 1998-09-22 Komatsu Ltd 搬送用ロボット
JPH11313477A (ja) * 1998-02-26 1999-11-09 Bks Lab:Kk 複数軸動力伝達装置およびウエハ搬送用アームリンク
JP2000208588A (ja) * 1998-11-13 2000-07-28 Teijin Seiki Co Ltd ロボットア―ム及びその駆動装置
JP2000150617A (ja) * 1998-11-17 2000-05-30 Tokyo Electron Ltd 搬送装置
JP2001185596A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Jel:Kk 搬送アーム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100450727C (zh) * 2005-07-05 2009-01-14 株式会社大亨 连杆装置和搬送机械手
JP2007283221A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd 搬送システムおよび加工設備
WO2009034795A1 (ja) * 2007-09-10 2009-03-19 Ulvac, Inc. 基板搬送ロボット、真空処理装置
JPWO2009034795A1 (ja) * 2007-09-10 2010-12-24 株式会社アルバック 基板搬送ロボット、真空処理装置
WO2011065325A1 (ja) * 2009-11-27 2011-06-03 ローツェ株式会社 搬送アーム、及びこれを備える搬送ロボット
JP5627599B2 (ja) * 2009-11-27 2014-11-19 ローツェ株式会社 搬送アーム、及びこれを備える搬送ロボット
US8677855B2 (en) 2009-11-27 2014-03-25 Rorze Corporation Conveyance arm and conveyance robot with same
KR20130140101A (ko) * 2011-01-26 2013-12-23 나부테스코 가부시키가이샤 웨이퍼 반송 로봇
CN103329258A (zh) * 2011-01-26 2013-09-25 纳博特斯克有限公司 晶圆搬运机器人
JP2012156308A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Nabtesco Corp ウエハ搬送ロボット
WO2012101947A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 ナブテスコ株式会社 ウエハ搬送ロボット
US9287149B2 (en) 2011-01-26 2016-03-15 Nabtesco Corporation Wafer Handling Robot
KR101887717B1 (ko) 2011-01-26 2018-08-10 나부테스코 가부시키가이샤 웨이퍼 반송 로봇
JP2019521869A (ja) * 2016-06-28 2019-08-08 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 間隔を置いて配置された上腕部と交互に配置されたリストとを含むデュアルロボット、及びこれらを含むシステム及び方法
US10814475B2 (en) 2016-06-28 2020-10-27 Applied Materials, Inc. Dual robot including spaced upper arms and interleaved wrists and systems and methods including same
US10850390B2 (en) 2016-06-28 2020-12-01 Applied Materials, Inc. Dual robot including spaced upper arms and interleaved wrists and systems and methods including same
US11850742B2 (en) 2019-06-07 2023-12-26 Applied Materials, Inc. Dual robot including splayed end effectors and systems and methods including same
CN112022622A (zh) * 2020-09-14 2020-12-04 浙江正远医疗科技有限公司 一种面向脊髓损伤患者的上肢康复机械臂及机器人
CN112022622B (zh) * 2020-09-14 2023-05-09 浙江正远医疗科技有限公司 一种面向脊髓损伤患者的上肢康复机械臂及机器人

Also Published As

Publication number Publication date
JP4757404B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3722598B2 (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
KR100671353B1 (ko) 반송 아암
KR20110065356A (ko) 수평 다관절 로봇 및 그것을 구비한 반송 장치
JP3863671B2 (ja) 搬送用ロボット装置
JPH09323276A (ja) 搬送装置及びロボットアーム
JP2001185596A (ja) 搬送アーム
JP2000042954A5 (ja)
JP3806812B2 (ja) 2アーム方式の搬送用ロボット装置
JP4022461B2 (ja) 搬送アーム
JP2002362738A (ja) 搬送アーム
JP4603388B2 (ja) ロボットアーム
US20010033144A1 (en) Robot system
JP3804780B2 (ja) ロボットアーム及びロボット
JP2002066966A (ja) 搬送ロボット
JP2531261B2 (ja) 搬送装置
JPH0871965A (ja) 移載装置
JP2002200583A (ja) 搬送アーム
JP2003291081A (ja) アーム駆動装置
JP4824645B2 (ja) 基板搬送装置
JPH10193287A (ja) 閉リンクロボット装置
JP4284118B2 (ja) 基板搬送装置
JPH106258A (ja) 薄型ワークの搬送用ロボット
JP2004323165A (ja) 基板搬送装置
JP2004148455A (ja) 産業用ロボット
JP4549153B2 (ja) 基板搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4757404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term