JP2003092156A - 端子金具 - Google Patents

端子金具

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JP2003092156A JP2001282865A JP2001282865A JP2003092156A JP 2003092156 A JP2003092156 A JP 2003092156A JP 2001282865 A JP2001282865 A JP 2001282865A JP 2001282865 A JP2001282865 A JP 2001282865A JP 2003092156 A JP2003092156 A JP 2003092156A
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    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/2445Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線と確実に電気的に接続できる端子金具を
提供する。 【解決手段】 端子金具としての圧接端子1は電線接続
部3を備えている。電線接続部3には電線が圧接する。
電線は導電性の芯線と絶縁性の被覆部とを備えている。
電線接続部3は底壁8と第1及び第2の圧接部11a,
11bを備えている。第1及び第2の圧接部11a,1
1bはそれぞれ一対の圧接刃12,13を備えている。
圧接刃12,13は底壁8に対し立設している。圧接刃
12,13の内縁部14の底壁8寄りの端部14aには
突出部15が設けられている。突起15は端部14aか
ら一点鎖線Pに沿って突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線と電気的に接
続される端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、種々の電子機器が搭載され
る。自動車は、前記電子機器に電源などからの電力やコ
ンピュータなどからの制御信号を伝えるためにワイヤハ
ーネスを配索している。ワイヤハーネスは、互いに束ね
られた複数の電線101(図22に一本のみ示し、該一
本を断面にして示す)と該電線101の端部などに取り
付けられた端子金具とを備えている。前記電線101
は、導電性の芯線102と該芯線102を被覆する絶縁
性の被覆部103とを備えている。前記端子金具は、導
電性の板金を折り曲げられるなどして形成されている。
前記端子金具は、前記電線101の芯線102と電気的
に接続される。
【0003】前記端子金具として、図20などに示す圧
接端子100を用いることがある。圧接端子100は、
図20及び図21に示すように、圧接部104を複数備
えている。圧接部104は、それぞれ、一対の圧接刃1
05,106を備えている。圧接端子100は、図22
(a)ないし図22(c)に示すように、前記圧接刃1
05,106間に電線101が圧入されて、圧接刃10
5,106が被覆部103を切り込んで芯線102と接
触して、前記電線101と電気的に接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の圧接端
子100は、圧接刃105,106間に電線101が圧
入されると、図22(c)に示すように、圧接刃10
5,106間の間隔が広がる方向に塑性変形する虞があ
った。圧接刃105,106間の間隔が広がると、前記
圧接刃105,106の内縁部が、前記電線101の芯
線102と接触しなくなる虞があった。このように、従
来の圧接端子100は、前記電線101と確実に電気的
に接続することが困難となる虞があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、電線と確実
に電気的に接続できる端子金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の端子金具
は、電線を表面上に位置させる底壁と、該底壁に対しそ
れぞれ立設しかつ互いに並べられた対の圧接刃と、を備
えているとともに、対の圧接刃間に電線が圧入されかつ
これらの圧接刃が前記電線の被覆部を切り込んで前記電
線の芯線と接触する端子金具において、前記圧接刃は、
それぞれ前記被覆部を切り込む内縁部を備えているとと
もに、前記圧接刃それぞれの内縁部の底壁寄りの端部に
設けられかつ該端部から前記電線が延びる方向に突出し
た突出部を備えていることを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の本発明の端子金具は、請
求項1に記載の端子金具において、対の圧接刃それぞれ
の内縁部の底壁寄りの端部に設けられた突出部は、前記
端部から同方向に突出していることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の本発明の端子金具は、電
線を表面上に置く底壁と、底壁の両縁から立設した一対
の側壁と、電線と圧接する第1の圧接部と、電線と圧接
する第2の圧接部と、を備え、第1及び第2の圧接部は
それぞれ一対の圧接刃を有しており、一方の圧接刃が一
方の側壁に連なりかつ他方の圧接刃が他方の側壁に連な
っているとともに、対の圧接刃間に電線が圧入されかつ
これらの圧接刃が前記電線の被覆部を切り込んで前記電
線の芯線と接触する端子金具において、前記圧接刃は、
それぞれ、前記被覆部を切り込む内縁部を備え、前記第
1及び第2の圧接部は、それぞれ、圧接刃の内縁部の底
壁寄りの端部から突出した突出部を一つ備えているとと
もに、前記突出部は、第1の圧接部の一方の圧接刃の内
縁部の底壁寄りの端部と、第2の圧接部の他方の圧接刃
の内縁部の底壁寄りの端部と、に設けられていることを
特徴としている。
【0009】請求項4に記載の本発明の端子金具は、請
求項3に記載の端子金具において、前記突出部は、前記
端部から前記電線が延びる方向に突出していることを特
徴としている。
【0010】請求項5に記載の本発明の端子金具は、請
求項1、2または4に記載の端子金具において、前記突
出部は、前記底壁に近づくのにしたがって前記端部から
の突出量が徐々に増加していることを特徴としている。
【0011】請求項6に記載の本発明の端子金具は、請
求項1、2または4に記載の端子金具において、前記突
出部は、前記底壁から離れるのにしたがって前記端部か
らの突出量が徐々に増加していることを特徴としてい
る。
【0012】請求項1に記載した本発明の端子金具によ
れば、電線を圧接刃間に圧入すると、圧接刃の底壁寄り
の端部に突出部が設けられているので、該突出部に電線
が接触する。そして、電線が突出部を底壁に向かって押
す。すると、突出部が圧接刃の端部に設けられているの
で、底壁から離れた側の端部が互いに近づく方向に、圧
接刃は変位する。そして、圧接刃間の間隔が狭くなる。
【0013】また、電線が延びる方向に沿って突出部が
端部から突出している。このため、突出部が電線の芯線
と接触することを防止できる。したがって、芯線が破損
することを防止できる。
【0014】請求項2に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部が、対の圧接刃の内縁部の端部から同方向
に突出している。このため、圧接刃間に電線を圧入する
と、突出部が電線と確実に接触する。
【0015】請求項3に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部は、第1の圧接部の一方の圧接刃の内縁部
の底壁寄りの端部から突出しているとともに、第2の圧
接部の他方の圧接刃の内縁部の底壁寄りの端部から突出
している。このため、圧接刃間に圧入された電線が、突
出部に接触して該突出部を底壁に向かって押す。する
と、圧接刃の底壁から離れた側の端部が互いに近づく方
向に圧接刃は変位する。そして、一対の側壁間の間隔が
拡がることを防止できるとともに、対の圧接刃間の間隔
が拡がることを防止できる。
【0016】請求項4に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部が、圧接刃の内縁部の底壁寄りの端部から
電線が延びる方向に沿って突出している。このため、対
の圧接刃間に電線を圧入しても、該電線の芯線が突出部
と接触することを防止できる。したがって、芯線が破損
することを防止できる。
【0017】請求項5に記載した本発明の端子金具によ
れば、電線を圧接刃間に圧入すると、圧接刃の底壁寄り
の端部に突出部が設けられているので、該突出部に電線
が接触する。そして、電線が突出部を底壁に向かって押
す。すると、突出部が圧接刃の端部に設けられているの
で、底壁から離れた側の端部が互いに近づく方向に、圧
接刃は変位する。そして、圧接刃間の間隔が狭くなる。
【0018】請求項6に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部の圧接刃からの突出量は、底壁から離れる
のにしたがって徐々に増加している。このため、圧接刃
間に電線を圧入して、該電線と突出部が接触しても、突
出部の圧接刃からの突出量が減少することを防止でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
かかる端子金具としての圧接端子1を、図1ないし図6
を参照して説明する。圧接端子1は、図1に示すよう
に、他の端子金具と電気的に接続するための電気接触部
2と、該電気接触部2に連なる電線接続部3と、を備え
ている。圧接端子1は、電気接触部2が他の端子金具と
電気的に接続するとともに、電線接続部3が電線4と電
気的に接続する。なお、前記電線4は、図1及び図6に
示すように、導電性の芯線5と該芯線5を被覆する絶縁
性の被覆部6と、を備えた所謂被覆電線である。
【0020】電気接触部2は、角筒状に形成されてい
る。電気接触部2は、内側に接触ばね片7を収容してい
る。電気接触部2内には、導電性でかつ帯状に形成され
た図示しない接続バーが挿入される。電気接触部2の筒
孔に接続バーが挿入されると、接触ばね片7が接続バー
を筒孔の内面に向かって押す。そして、電気接触部2と
接続バーとが電気的に接続する。
【0021】前述した構成の電気接触部2は、筒孔が互
いに重なる格好で、複数重ねられる。そして、筒孔内に
接続バーが挿入される。そして、互いに重なる電気接触
部2が、互いに電気的に接続する。こうして、電気接触
部2は、他の端子金具と電気的に接続する。
【0022】電線接続部3は、図1及び図2に示すよう
に、表面上に電線4が置かれる略平坦な底壁8と、一対
の側壁9,10と、電線4と圧接する圧接部11と、を
備えている。底壁8は、帯状に形成されている。底壁8
は、その表面に対し直交する方向(図1中に矢印Sで示
す)に沿って電線4が前記表面に近づけられて、前記表
面上に電線4を位置させる(置く)。なお、前記電線4
は、その延びた方向(図1中に一点鎖線Pで示す)が底
壁8の長手方向と平行な状態で、前記底壁8上に置かれ
る。なお、一点鎖線Pは、電線4が沿う方向である。
【0023】一対の側壁9,10は、底壁8の幅方向の
両縁に連なっている。一対の側壁9,10は、底壁8に
対し立設している。一対の側壁9,10は、互いの間に
底壁8上に置かれた電線4を位置させる。
【0024】圧接部11は、複数設けられている。圧接
部11は、図示例では、二つ設けられている。これらの
圧接部11を、以下第1の圧接部11aと第2の圧接部
11bと呼ぶ。第1及び第2の圧接部11a,11b
は、底壁8の長手方向即ち一点鎖線Pに沿って、互いに
間隔をあけて配されている。即ち、第1及び第2の圧接
部11a,11bは、一点鎖線Pに沿って並べられてい
る。第1及び第2の圧接部11a,11bは、それぞ
れ、一対の圧接刃12,13を備えている。このため、
圧接端子1は、第1の圧接部11aと第2の圧接部11
bとを備えて、圧接刃12,13を二対備えている。こ
れらの第1及び第2の圧接部11a,11bは、互いに
同等の構成であるため、以下、第1の圧接部11aを代
表して説明する。
【0025】第1の圧接部11aの圧接刃12,13
は、それぞれ、前記底壁8に対し立設している。圧接刃
12,13は、前記一点鎖線Pに対し直交する方向に沿
って並べられている。即ち、圧接刃12,13は、電線
4が延びる方向即ち電線4に対し直交(交差)する方向
に沿って並べられている。
【0026】一対の圧接刃12,13のうち一方の圧接
刃12は、一対の側壁9,10のうち一方の側壁9に連
なっている。他方の圧接刃13は、他方の側壁10に連
なっている。これらの圧接刃12,13は、側壁9,1
0から互いに近づく方向に突出している。一対の圧接刃
12,13は、互いに相対するとともに、互いの間に電
線4を挟んで被覆部6を切り込む内縁部14を備えてい
る。
【0027】これら一対の圧接刃12,13の内縁部1
4の底壁8寄りの端部14aには、図2ないし図4に示
すように、突出部としての突起15が設けられている。
即ち、圧接端子1は、突起15を備えている。突起15
は、全ての圧接刃12,13に設けられている。
【0028】突起15は、一点鎖線Pに沿って、圧接刃
12,13の内縁部14の底壁8寄りの端部14aから
突出している。第1の圧接部11aの一対の圧接刃1
2,13に設けられた突起15は、内縁部14の底壁8
寄りの端部14aから互いに同方向に突出している。ま
た、第1の圧接部11aの突起15と、第2の圧接部1
1bの突起15とは、端部14aから互いに逆向きに突
出している。突起15は、底壁8に近づくのにしたがっ
て、圧接刃12,13の内縁部14からの突出量が徐々
に増加するように形成されている。突起15は、前記端
部14aに切欠きが形成されて、圧接刃12,13を構
成する母材がプレス加工などにより一点鎖線Pに沿って
曲げられて形成されている。
【0029】前述した構成の圧接端子1の電気接触部2
は、図5に示す板金20が、図5中の二点鎖線Rで示す
折り線に沿って折り曲げられて得られる。板金20は、
勿論導電性を有している。なお、図5中において、組み
立て後の圧接端子1の各部位に相当する箇所には、圧接
端子1の各部位と同一符号を付して説明を省略する。
【0030】前述した構成の圧接端子1の電線接続部3
の第1及び第2の圧接部11a,11bの圧接刃12,
13間に電線4を挿入する。まず、電線4と、圧接刃1
2,13の内縁部14の底壁8から離れた側の端部14
bと、が互いに接触する。そして、圧接刃12,13の
間隔より外径の大きな電線4を挿入する場合には、特
に、図6(a)に示すように、端部14b間の間隔が拡
がる方向に圧接刃12,13が変位する。
【0031】電線4を、底壁8に近づける方向に圧入す
ると、圧接刃12,13の内縁部14が被覆部6を切り
込んで芯線5と接触する。そして、図6(b)に示すよ
うに、電線4と突起15とが接触する。さらに、電線4
を底壁8に近づけると、突起15が端部14aに設けら
れかつ該端部14aから突出しているので、電線4が突
起15を底壁8に向かって押す。すると、図6(c)に
示すように、前記端部14b間の間隔が狭くなる方向に
圧接刃12,13が変位する。こうして、互いの間の間
隔が狭くなる方向に圧接刃12,13が変位する。
【0032】このように、圧接刃12,13間に電線4
を圧入すると、圧接刃12,13の内縁部14が、電線
4の被覆部6を切り込んで芯線5と接触する。そして、
圧接刃12,13と芯線5とが電気的に接続する。こう
して、第1及び第2の圧接部11a,11b即ち圧接端
子1は、電線4と圧接する。電線接続部3の圧接刃1
2,13の内縁部14が電線4の芯線5と接触して、電
線接続部3即ち圧接端子1は、電線4と電気的に接続す
る。
【0033】本実施形態によれば、電線4を圧接刃1
2,13間に圧入すると、圧接刃12,13の底壁8寄
りの端部14aに突起15が設けられているので、該突
起15に電線4が接触する。そして、電線4が突起15
を底壁8に向かって押す。すると、突起15が圧接刃1
2,13の端部14aに設けられているので、底壁8か
ら離れた側の端部14bが互いに近づく方向に、圧接刃
12,13が変位する。そして、圧接刃12,13間の
間隔が狭くなり、これらの圧接刃12,13間の間隔が
拡がらない。
【0034】このため、圧接刃12,13間に電線4を
圧入する際に、圧接刃12,13間の間隔が拡がること
を防止できる。したがって、圧接刃12,13が確実に
芯線5と接触して、圧接端子1は電線4と確実に電気的
に接続する。
【0035】また、突起15が端部14aから一点鎖線
Pに沿って突出している。このため、突起15が電線4
の芯線5と接触することを防止でき、芯線5が破損する
ことを防止できる。したがって、芯線5が破損すること
を防止でき、圧接端子1は電線4とより確実に電気的に
接続する。
【0036】第1の圧接部11aの圧接刃12,13の
内縁部14から突出した突起15が、端部14aから同
方向に突出している。第2の圧接部11bの圧接刃1
2,13の内縁部14から突出した突起15が、端部1
4aから同方向に突出している。このため、圧接刃1
2,13間に電線4を圧入すると、突起15が確実に電
線4と接触する。したがって、圧接刃12,13がより
確実に芯線5と接触して、圧接端子1は電線4とより確
実に電気的に接続する。
【0037】また、突起15が、圧接刃12,13の内
縁部14から一点鎖線Pに沿って突出している。突起1
5の内縁部14からの突出量が、底壁8に近づくのにし
たがって徐々に増加している。圧接刃12,13の内縁
部14を構成する母材を曲げて、突起15を形成でき
る。したがって、前記突起15を形成するために、圧接
刃12,13間の間隔を拡げる必要が生じない。したが
って、圧接端子1の大型化を抑制でき、圧接端子1は、
比較的細い電線4とも確実に電気的に接続できる。
【0038】次に、本発明の第2の実施形態にかかる端
子金具としての圧接端子1を、図7ないし図11を参照
して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構
成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0039】本実施形態では、突起15は、図7ないし
図9に示すように、底壁8から離れるのにしたがって、
圧接刃12,13の内縁部14からの突出量が徐々に増
加している。また、突起15の底壁8から離れた側の端
面16は、圧接刃12,13の表面に対し直交(交差)
している。このため、突起15の底壁8から離れた側に
は、圧接刃12,13との間に段差が設けられている。
本実施形態の圧接端子1も、図10に示す板金20を折
り線Rに沿って折り曲げて得られる。
【0040】本実施形態の圧接端子1の電線接続部3に
は、以下のように電線4が接続される。電線4を、底壁
8に近づける方向に圧入すると、図11(a)に示すよ
うに、圧接刃12,13の内縁部14の端部14bが電
線4と接触して、端部14b間の間隔が拡がる。そし
て、圧接刃12,13の内縁部14が、被覆部6を切り
込んで芯線5と接触する。
【0041】そして、図11(b)に示すように、電線
4と突起15とが接触する。さらに、電線4を底壁8に
近づけると、突起15が端部14aに設けられかつ該端
部14aから突出しているので、電線4が突起15を底
壁8に向かって押す。すると、図11(c)に示すよう
に、前記端部14b間の間隔が狭くなる方向に圧接刃1
2,13が変位する。こうして、互いの間の間隔が狭く
なる方向に圧接刃12,13が変位する。
【0042】このように、圧接刃12,13間に電線4
を圧入すると、圧接刃12,13の内縁部14が、電線
4の被覆部6を切り込んで芯線5と接触する。そして、
圧接刃12,13と芯線5とが電気的に接続する。こう
して、第1及び第2の圧接部11a,11b即ち圧接端
子1は、電線4と圧接する。電線接続部3の圧接刃1
2,13の内縁部14が電線4の芯線5と接触して、電
線接続部3即ち圧接端子1は、電線4と電気的に接続す
る。
【0043】本実施形態によれば、電線4を圧接刃1
2,13間に圧入すると、圧接刃12,13の底壁8寄
りの端部14aに突起15が設けられているので、該突
起15に電線4が接触する。そして、電線4が突起15
を底壁8に向かって押す。すると、突起15が圧接刃1
2,13の端部14aに設けられているので、底壁8か
ら離れた側の端部14bが互いに近づく方向に、圧接刃
12,13が変位する。そして、圧接刃12,13間の
間隔が狭くなり、これらの圧接刃12,13間の間隔が
拡がらない。
【0044】このため、圧接刃12,13間に電線4を
圧入する際に、圧接刃12,13間の間隔が拡がること
を防止できる。したがって、圧接刃12,13が確実に
芯線5と接触して、圧接端子1は電線4と確実に電気的
に接続する。
【0045】また、突起15が端部14aから一点鎖線
Pに沿って突出している。このため、突起15が電線4
の芯線5と接触することを防止でき、芯線5が破損する
ことを防止できる。したがって、芯線5が破損すること
を防止でき、圧接端子1は電線4とより確実に電気的に
接続する。
【0046】第1の圧接部11aの圧接刃12,13の
内縁部14から突出した突起15が、内縁部14の端部
14aから同方向に突出している。第2の圧接部11b
の圧接刃12,13の内縁部14から突出した突起15
が、内縁部14の端部14aから同方向に突出してい
る。このため、圧接刃12,13間に電線4を圧入する
と、突起15が確実に電線4と接触する。したがって、
圧接刃12,13がより確実に芯線5と接触して、圧接
端子1は電線4とより確実に電気的に接続する。
【0047】また、突起15が、圧接刃12,13の内
縁部14から一点鎖線Pに沿って突出している。圧接刃
12,13の内縁部14を構成する母材を曲げて(打ち
出して)、突起15を形成できる。したがって、前記突
起15を形成するために、圧接刃12,13間の間隔を
拡げる必要が生じない。このため、圧接端子1の大型化
を抑制でき、圧接端子1は、比較的細い電線4とも確実
に電気的に接続できる。
【0048】さらに、前記突起15の圧接刃12,13
からの突出量は、前記底壁8から離れるのにしたがって
徐々に増加している。端面16が圧接刃12,13の表
面に対し直交(交差)しているとともに、突起15の底
壁8から離れた側には、突起15と圧接刃12,13と
の間に段差が設けられている。このため、圧接刃12,
13間に電線4を圧入して、該電線4と突起15が接触
しても、突起15の圧接刃12,13からの突出量が減
少することを防止できる。
【0049】このため、電線4が突起15を底壁8に向
かって確実に押すことができ、圧接刃12,13間に電
線4を圧入する際に圧接刃12,13間の間隔が拡がる
ことを確実に防止できる。したがって、圧接刃12,1
3がより確実に芯線5と接触して、圧接端子1は、電線
4とより確実に電気的に接続する。
【0050】次に、本発明の第3の実施形態にかかる圧
接端子1を図12ないし図15を参照して説明する。な
お、前述した第1及び第2の実施形態と同一構成部分に
は、同一符号を付して説明を省略する。本実施形態で
は、図12及び図13に示すように、第1及び第2の圧
接部11a,11bは、それぞれ、突起15を一つのみ
備えている。
【0051】第1の圧接部11aでは、突起15は、一
方の側壁9に連なる一方の圧接刃12に設けられてい
る。第2の圧接部11bでは、突起15は、他方の側壁
10に連なる他方の圧接刃13に設けられている。この
ように、突起15は、二対の圧接刃12,13のうち一
方の側壁9に連なる一方の圧接刃12と、他方の側壁1
0に連なる他方の圧接刃13とに設けられている。突起
15は、圧接刃12,13の内縁部14から、これらの
圧接刃12,13が互いに近づく方向に突出している。
本実施形態の圧接端子1も、図14に示す板金20を折
り線Rに沿って折り曲げて得られる。
【0052】本実施形態の圧接端子1の電線接続部3に
は、以下のように電線4が接続される。電線4を、底壁
8に近づける方向に圧入すると、図15(a)に示すよ
うに、圧接刃12,13の内縁部14の端部14bが電
線4と接触して、端部14b間の間隔が拡がる。そし
て、圧接刃12,13の内縁部14が、被覆部6を切り
込んで芯線5と接触する。
【0053】そして、図15(b)に示すように、電線
4と突起15とが接触する。さらに、電線4を底壁8に
近づけると、突起15が端部14aに設けられかつ該端
部14aから突出しているので、電線4が突起15を底
壁8に向かって押す。すると、一方の突起15が一方の
圧接刃12を介して一方の側壁9と連なっているととも
に、他方の突起15が他方の圧接刃13を介して他方の
側壁10と連なっているので、図15(c)に示すよう
に、前記端部14b間の間隔が狭くなる方向に圧接刃1
2,13が変位する。こうして、互いの間の間隔が狭く
なる方向に圧接刃12,13が変位する。
【0054】このように、圧接刃12,13間に電線4
を圧入すると、圧接刃12,13の内縁部14が、電線
4の被覆部6を切り込んで芯線5と接触する。そして、
圧接刃12,13と芯線5とが電気的に接続する。こう
して、第1及び第2の圧接部11a,11b即ち圧接端
子1は、電線4と圧接する。電線接続部3の圧接刃1
2,13の内縁部14が電線4の芯線5と接触して、電
線接続部3即ち圧接端子1は、電線4と電気的に接続す
る。
【0055】本実施形態によれば、突起15は、一方の
側壁9に連なる一方の圧接刃12の内縁部14の底壁8
寄りの端部14aから突出しているとともに、他方の側
壁10に連なる他方の圧接刃13の内縁部14の底壁8
寄りの端部14aから突出している。このため、圧接刃
12,13間に電線を圧入すると、電線4が突起15に
接触して、該突起15を底壁に向かって押す。すると、
圧接刃12,13の底壁8から離れた側の端部14bが
互いに近づく方向に圧接刃12,13が変位しようとす
る。そして、一対の側壁9,10間の間隔が拡がること
を防止できるとともに、対の圧接刃12,13間の間隔
が拡がることを防止できる。
【0056】このため、圧接刃12,13間に電線4を
圧入する際に、圧接刃12,13間の間隔が拡がること
を防止できる。したがって、圧接刃12,13が確実に
芯線5と接触して、圧接端子1は電線4と確実に電気的
に接続する。
【0057】また、第1の圧接部11aでは突起15を
一方の圧接刃12の端部14aに設け、第2の圧接部1
1bでは突起15を他方の圧接刃13の端部14aに設
けている。このため、前記突起15を形成するために、
圧接刃12,13間の間隔を拡げる必要が生じない。し
たがって、圧接端子1の大型化を抑制でき、圧接端子1
は、比較的細い電線4とも確実に電気的に接続できる。
【0058】また、本実施形態においても、前述した第
1及び第2の実施形態と同様に、図16ないし図18に
示すように、突起15を一点鎖線Pに沿って圧接刃1
2,13の内縁部14の端部14aから突出させても良
い。なお、図16及び図17に示す例では、前述した第
1の実施形態と同様に、突起15は底壁8に近づくのに
したがって、圧接刃12,13の内縁部14の端部14
aからの突出量が徐々に増加している。
【0059】なお、図18及び図19に示す例では、前
述した第2の実施形態と同様に、突起15は底壁8から
離れるのにしたがって圧接刃12,13の内縁部14の
端部14aからの突出量が徐々に増加している。端面1
6が圧接刃12,13の表面に対し直交(交差)してい
る。底壁8から離れた側で突起15と圧接刃12,13
との間に段差が設けられている。
【0060】これらの場合でも、圧接刃12,13間に
電線を圧入すると、電線4が突起15に接触して、該突
起15を底壁に向かって押す。すると、圧接刃12,1
3の底壁8から離れた側の端部14bが互いに近づく方
向に圧接刃12,13は変位する。そして、一対の側壁
9,10間の間隔が拡がることを防止できるとともに、
圧接刃12,13間の間隔が拡がることを防止できる。
【0061】このため、圧接刃12,13間に電線4を
圧入する際に、圧接刃12,13間の間隔が拡がること
を防止できる。したがって、圧接刃12,13が確実に
芯線5と接触して、圧接端子1は電線4と確実に電気的
に接続する。また、圧接端子1は、圧接刃12,13間
の間隔が拡がることをより確実に防止でき、大型化を抑
制できるとともに、比較的細い電線4とも確実に電気的
に接続できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、電線を圧接刃間に圧入すると、圧接刃の底壁
寄りの端部に突出部が設けられているので、該突出部に
電線が接触する。そして、電線が突出部を底壁に向かっ
て押す。すると、突出部が圧接刃の端部に設けられてい
るので、底壁から離れた側の端部が互いに近づく方向
に、圧接刃は変位する。そして、圧接刃間の間隔が狭く
なる。
【0063】このため、圧接刃間に電線を圧入する際
に、圧接刃間の間隔が拡がることを防止できる。したが
って、圧接刃が確実に芯線と接触して、電線と確実に電
気的に接続する。
【0064】また、電線が延びる方向に沿って突出部が
端部から突出している。このため、突出部が電線の芯線
と接触することを防止でき、芯線が破損することを防止
できる。したがって、芯線が破損することを防止でき、
電線とより確実に電気的に接続する。
【0065】請求項2に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部が、対の圧接刃の内縁部の端部から同方向
に突出している。このため、圧接刃間に電線を圧入する
と、突出部が電線と確実に接触する。したがって、圧接
刃がより確実に芯線と接触して、電線とより確実に電気
的に接続する。
【0066】請求項3に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部は、第1の圧接部の一方の圧接刃の内縁部
の底壁寄りの端部から突出しているとともに、第2の圧
接部の他方の圧接刃の内縁部の底壁寄りの端部から突出
している。このため、圧接刃間に圧入された電線が、突
出部に接触して該突出部を底壁に向かって押す。する
と、圧接刃の底壁から離れた側の端部が互いに近づく方
向に圧接刃は変位する。そして、一対の側壁間の間隔が
拡がることを防止できるとともに、対の圧接刃間の間隔
が拡がることを防止できる。
【0067】このため、圧接刃間に電線を圧入する際
に、圧接刃間の間隔が拡がることを防止できる。したが
って、圧接刃が確実に芯線と接触して、電線と確実に電
気的に接続する。
【0068】請求項4に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部が、圧接刃の内縁部の底壁寄りの端部から
電線が延びる方向に沿って突出している。このため、対
の圧接刃間に電線を圧入しても、該電線の芯線が突出部
と接触することを防止できる。したがって、芯線が破損
することを防止でき、電線とより確実に電気的に接続す
る。
【0069】請求項5に記載した本発明の端子金具によ
れば、電線を圧接刃間に圧入すると、圧接刃の底壁寄り
の端部に突出部が設けられているので、該突出部に電線
が接触する。そして、電線が突出部を底壁に向かって押
す。すると、突出部が圧接刃の端部に設けられているの
で、底壁から離れた側の端部が互いに近づく方向に、圧
接刃は変位する。そして、圧接刃間の間隔が狭くなる。
したがって、圧接刃がより確実に芯線と接触して、電線
とより確実に電気的に接続する。
【0070】請求項6に記載した本発明の端子金具によ
れば、突出部の圧接刃からの突出量は、底壁から離れる
のにしたがって徐々に増加している。このため、圧接刃
間に電線を圧入して、該電線と突出部が接触しても、突
出部の圧接刃からの突出量が減少することを防止でき
る。
【0071】このため、電線が突出部を底壁に向かって
確実に押すことができ、圧接刃間に電線を圧入する際に
圧接刃間の間隔が拡がることを確実に防止できる。した
がって、圧接刃がより一層確実に芯線と接触して、電線
とより一層確実に電気的に接続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる圧接端子の斜
視図である。
【図2】図1に示された圧接端子の電線接続部の斜視図
である。
【図3】図2中のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図2中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図1に示された圧接端子を形成する板金の一部
を示す平面図である。
【図6】図2に示された電線接続部の圧接刃間に電線が
圧入される過程を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかる圧接端子の電
線接続部を示す斜視図である。
【図8】図7中のVIII−VIII線に沿った断面図
である。
【図9】図7中のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】図7に示された圧接端子を形成する板金の一
部を示す平面図である。
【図11】図7に示された電線接続部の圧接刃間に電線
が圧入される過程を示す断面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態にかかる圧接端子の
電線接続部を示す斜視図である。
【図13】図12中のXIII−XIII線に沿った断
面図である。
【図14】図12に示された圧接端子を形成する板金の
一部を示す平面図である。
【図15】図12に示された電線接続部の圧接刃間に電
線が圧入される過程を示す断面図である。
【図16】図12に示された電線接続部の変形例の斜視
図である。
【図17】図16中のA−B−C−D線に沿った断面図
である。
【図18】図12に示された電線接続部の他の変形例の
斜視図である。
【図19】図18中のE−F−G−H線に沿った断面図
である。
【図20】従来の圧接端子の圧接部を示す斜視図であ
る。
【図21】図20中のXXI−XXI線に沿った断面図
である。
【図22】図20に示された圧接部の圧接刃間に電線が
圧入される過程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 圧接端子(端子金具) 3 電線接続部 4 電線 5 芯線 6 被覆部 8 底壁 9 側壁(一方の側壁) 10 側壁(他方の側壁) 11a 第1の圧接部 11b 第2の圧接部 12 圧接刃(一方の圧接刃) 13 圧接刃(他方の圧接刃) 14 内縁部 14a 底壁寄りの端部 15 突起(突出部) P 電線が延びる方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 卓也 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 田中 茂 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E012 AA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を表面上に位置させる底壁と、該底
    壁に対しそれぞれ立設しかつ互いに並べられた対の圧接
    刃と、を備えているとともに、対の圧接刃間に電線が圧
    入されかつこれらの圧接刃が前記電線の被覆部を切り込
    んで前記電線の芯線と接触する端子金具において、 前記圧接刃は、それぞれ前記被覆部を切り込む内縁部を
    備えているとともに、 前記圧接刃それぞれの内縁部の底壁寄りの端部に設けら
    れかつ該端部から前記電線が延びる方向に突出した突出
    部を備えていることを特徴とする端子金具。
  2. 【請求項2】 対の圧接刃それぞれの内縁部の底壁寄り
    の端部に設けられた突出部は、前記端部から同方向に突
    出していることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 電線を表面上に置く底壁と、底壁の両縁
    から立設した一対の側壁と、電線と圧接する第1の圧接
    部と、電線と圧接する第2の圧接部と、を備え、第1及
    び第2の圧接部はそれぞれ一対の圧接刃を有しており、
    一方の圧接刃が一方の側壁に連なりかつ他方の圧接刃が
    他方の側壁に連なっているとともに、対の圧接刃間に電
    線が圧入されかつこれらの圧接刃が前記電線の被覆部を
    切り込んで前記電線の芯線と接触する端子金具におい
    て、 前記圧接刃は、それぞれ、前記被覆部を切り込む内縁部
    を備え、 前記第1及び第2の圧接部は、それぞれ、圧接刃の内縁
    部の底壁寄りの端部から突出した突出部を一つ備えてい
    るとともに、 前記突出部は、第1の圧接部の一方の圧接刃の内縁部の
    底壁寄りの端部と、第2の圧接部の他方の圧接刃の内縁
    部の底壁寄りの端部と、に設けられていることを特徴と
    する端子金具。
  4. 【請求項4】 前記突出部は、前記端部から前記電線が
    延びる方向に突出していることを特徴とする請求項3記
    載の端子金具。
  5. 【請求項5】 前記突出部は、前記底壁に近づくのにし
    たがって前記端部からの突出量が徐々に増加しているこ
    とを特徴とする請求項1、2または4記載の端子金具。
  6. 【請求項6】 前記突出部は、前記底壁から離れるのに
    したがって前記端部からの突出量が徐々に増加している
    ことを特徴とする請求項1、2または4記載の端子金
    具。
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