JP2001298832A - 電線の保持構造 - Google Patents

電線の保持構造

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JP2001298832A JP2000113953A JP2000113953A JP2001298832A JP 2001298832 A JP2001298832 A JP 2001298832A JP 2000113953 A JP2000113953 A JP 2000113953A JP 2000113953 A JP2000113953 A JP 2000113953A JP 2001298832 A JP2001298832 A JP 2001298832A
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Yoshitsugu Sawada
喜次 澤田
Takuya Hasegawa
卓也 長谷川
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Yazaki Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
    • H01R13/5837Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable specially adapted for accommodating various sized cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/58Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的広い範囲にわたる各種電線径を迅速且
つ確実に挟持可能な電線の保持構造を提供する。 【解決手段】 本発明の電線の保持構造20は、配線板
21の電線収容溝22上に、太物電線用の第1の電線挟
持片23と第2の電線挟持片24とからなる太物電線挟
持部28と、細物電線用の第1の電線挟持片25と第2
の電線挟持片26とからなる細物電線挟持部29が隣接
した位置に連設されている。第1の電線挟持片23間の
スロット幅Aの中心線と電線収容溝22の中心線は一致
しており、第2の電線挟持片24のスロット幅Bは、ス
ロット幅Aと同一幅であるが、スロット幅Bの中心線は
スロット幅Aの中心線より上方に寸法d1 だけずれてい
る。また、第1の電線挟持片23の内端角部と第2の電
線挟持片24の内端角部とを結ぶ対角スロット幅Cが、
スロット幅A及びスロット幅Bと同一寸法に設定されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
ワイヤハーネスの電気接続に使用されるコネクタのハウ
ジング内や電気接続箱内で所定回路を形成する配線板上
に形成される電線の保持構造に関し、特に電線径の異な
る各種電線を迅速且つ確実に挟持可能な電線挟持部を具
備した電線の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器を搭載した自動車等の車両
において、各々電子機器間或いは各ワイヤハーネスと電
子機器間の電気的接続にコネクタが多用されている。従
来のコネクタとして、例えば特開平2−295074号
公報等に開示されたものがある。図8乃至図9に示した
ように、各々直線的に順次配置された電線収容溝12、
電線切断刃13、被覆切り込み刃14、電線挟持片16
が一体成形されたプレート状ハウジング11に被覆2を
有した電線1を挿着するコネクタ10が知られていた。
【0003】上記コネクタ10は、電線1端部を切断す
るためにインサート成形された金属製の電線切断刃13
を除き、金属製の被覆切り込み刃14は、プレート状ハ
ウジング11とは別に単体として折り曲げ加工されてい
た。所謂、圧接端子の機能を一部分担させたものであ
り、被覆切り込み刃14は略U字状の対向間隔に圧入さ
れる電線1の被覆2をそのエッジ部で切り込み、芯線3
に接触させて導通状態を得ていた。
【0004】また、前記電線挟持片16は、被覆切り込
み刃14との間に設けられた縦溝15と、電線収容溝底
部12aから分離するように設けられたアンダーカット
部18及び逆V字状の対向間隔17を画成する面取り部
19によって、被覆切り込み刃14に向けた曲げ剛性が
弱められる。そして、前記電線1が対向間隔17に圧入
されると、電線挟持片16は被覆2を変形させて該被覆
の外表面を挟持しながら、被覆切り込み刃14に向けて
弾性的に変位する。また、前記電線挟持片16の被覆切
り込み刃14に対する反対方向の変位が抑制され、電線
1の軸方向の抜け止めが図られていた。更に、前記電線
挟持片16、16間の逆V字状の対向間隔17によって
電線1の上方への抜け止めが図られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコネクタ10は、プレート状ハウジング11に
おける電線挟持片16が、縦溝15、アンダーカット部
18及び面取り部19に起因する曲げ剛性の低下に伴っ
て、電線1の挟持力も低下し易くなるという問題があっ
た。また、上記電線1は、一対の電線挟持片16、16
によって挟持されるので、電線径が多種にわたる場合、
各電線挟持片16の対向間隔17が固定されているの
で、各種電線径に対応できず、各種電線毎に専用のプレ
ート状ハウジング11を必要とする問題点があった。
【0006】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
消することにあり、比較的広い範囲にわたる各種電線径
を迅速且つ確実に挟持可能な電線の保持構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、被覆電線を直線的に配線する電線収容溝と、該電線
収容溝上の所定位置に設けられて前記被覆電線を挟持す
る対向した電線挟持片とを備えた電線の保持構造におい
て、前記電線収容溝上の第1の電線挟持片間の対向間隔
と該第1の電線挟持片に隣接した第2の電線挟持片間の
対向間隔が同等に設定されると共に、前記第1の電線挟
持片間の中心線に対して前記第2の電線挟持片間の中心
線が一方向にずれており、前記第1の電線挟持片の内端
角部と前記第2の電線挟持片の内端角部とを結ぶ最短間
隔が、前記第1の電線挟持片間の対向間隔及び前記第2
の電線挟持片間の対向間隔と同等に設定されていること
を特徴とする電線の保持構造によって解決することがで
きる。
【0008】また、上記課題は、前記電線の保持構造に
おいて、好ましくは前記第1の電線挟持片と前記第2の
電線挟持片からなる電線挟持部が、前記被覆電線の外径
に対応させて太物電線用の太物電線挟持部と、細物電線
用の細物電線挟持部とに分けて同一の前記電線収容溝上
に設けられていることを特徴とする電線の保持構造によ
って解決することができる。
【0009】前記電線の保持構造によれば、電線収容溝
上の第1の電線挟持片間の対向間隔と該第1の電線挟持
片に隣接した第2の電線挟持片間の対向間隔が同等に設
定されると共に、第1の電線挟持片間の中心線に対して
第2の電線挟持片間の中心線が一方向にずれている。ま
た、前記第1の電線挟持片の内端角部と前記第2の電線
挟持片の内端角部とを結ぶ最短間隔が、第1の電線挟持
片間の対向間隔及び第2の電線挟持片間の対向間隔と同
等に設定されている。従って、前記第1及び第2の電線
挟持片間に電線を挿入することにより、第1の電線挟持
片の内端角部と第2の電線挟持片の内端角部との間でも
電線を保持することができ、第1の電線挟持片間と第2
の電線挟持片間、及び第1、2の電線挟持片の内端角部
間の3箇所で蛇行状態に電線を挟持することができる。
よって、比較的広い範囲の各種電線径を迅速且つ確実に
保持可能であって、軸線方向及び上方への電線の抜けを
確実に防止することができる。
【0010】また、前記電線の保持構造において、被覆
電線の外径に対応させて太物電線挟持部と細物電線挟持
部とが同一の電線収容溝上に設けられているので、少な
くとも2種類以上の電線径に適応可能であって、電線径
に応じてどちらかの電線挟持部内で適正な蛇行状態を形
成することができる。よって、電線挟持片間に各種径の
電線を一層確実に挟持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる電線の保持構造の
第1実施形態を図1乃至図5に基づいて詳細に説明す
る。図1は本実施形態に係わる電線の保持構造を備えた
配線板の角部を示す部分平面図、図2は図1における電
線の保持構造の要部を示す部分斜視図、図3は図2にお
ける平面図、図4は図3における太物電線の保持状態を
示す平面図、図5は図4におけるG−G線に沿って切断
した断面図、図6は図3における細物電線の保持状態を
示す平面図である。
【0012】図1に示すように本実施形態の電線の保持
構造20は、樹脂製の配線板21に形成されており、本
実施形態では配線板21の角部に形成され、電線端部を
保持するための保持構造について説明する。図2に示す
ように電線の保持構造20は、配線板21上に直線状に
複数併設され、被覆電線が挿着される電線収容溝22
と、複数対の電線挟持片23〜26とから構成されてい
る。詳しくは、図中左側から各々対向した1対の樹脂刃
である太物電線用の第1の電線挟持片23、23と第2
の電線挟持片24、24とから構成されている太物電線
挟持部28が、電線収容溝22上に一体成形されてい
る。
【0013】また、図中右端側から細物電線用の第1の
電線挟持片25、25と第2の電線挟持片26、26と
から構成されている細物電線挟持部29が、同じく電線
収容溝22上の前記太物電線挟持部28に隣接した位置
に連設されている。なお、この電線収容溝22内の所定
位置には、図示していない金属製の圧接端子が嵌着され
る。
【0014】図3に示すように、電線収容溝22の中心
線に対して太物電線用の第1の両電線挟持片23、23
は対称に設けられている。即ち、第1の電線挟持片2
3、23間の比較的幅広い対向間隔(以下、スロット幅
と云う)Aの中心線と電線収容溝22の中心線は一致す
るように設けられている。これに対して、太物電線用の
第2の電線挟持片24、24のスロット幅Bは、前記第
1の電線挟持片23のスロット幅Aと同一幅であるが、
スロット幅Bの中心線は前記第1の電線挟持片23の中
心線より何れか一方(図中では上方)に寸法d1 だけず
れている。
【0015】また、第1の電線挟持片23の内端角部と
第2の電線挟持片24の内端角部とを結ぶ最短間隔(以
下、対角スロット幅と云う)Cが、第1の電線挟持片2
3のスロット幅A及び第2の電線挟持片24のスロット
幅Bと同一寸法に設定されている。なお、前記スロット
幅A、B及び対角スロット幅Cは挟持対象の太物電線径
よりも小さく設定されている。
【0016】従って、図4に示すように第1の電線挟持
片23から第2の電線挟持片24にかけて直線的に挿着
された太物電線1aの端部は、第1の電線挟持片23の
スロット幅Aと第2の電線挟持片24のスロット幅Bと
の中心軸ずれd1 と、第1、2の電線挟持片23、24
の内端角部間の対角スロット幅Cの計3箇所で当初の太
物電線径から圧縮変形した蛇行状態で挟持される。よっ
て、この蛇行状態の挟持により太物電線の前記電線挟持
片による挟持力が増加して電線の軸線方向及び上方への
抜け止めが確実に図られる。
【0017】更に、前記第1の電線挟持片23の構成に
ついて説明すると、図5に示すように配線板21の内側
面21a及び内底面21bから各々対向中心線に向けて
突出した平板状の突片として突設されている。そして、
その突片内端面と配線板21の内底面21bによって略
U字状のスロット幅Aが画成される。なお、第1の電線
挟持片23の構成について説明したが、第2の電線挟持
片24も同様の構成であり、後述する細物電線挟持部2
9の第1、2の電線挟持片25、26も同様の構成であ
る。
【0018】次に、図3に示すように、前記太物電線挟
持部28に隣接して同一の電線収容溝22上に設けられ
ている細物電線挟持部29の内、細物電線用の第1の電
線挟持片25、25間の比較的幅狭いスロット幅Dの中
心線と電線収容溝22の中心線は一致するように設けら
れている。これに対して、細物電線用の第2の電線挟持
片26、26間のスロット幅Eは、前記第1の電線挟持
片25のスロット幅Dと同一幅であるが、スロット幅E
の中心線は前記第1の電線挟持片23の中心線より何れ
か一方(図中では上方)に寸法d2だけずれている。
【0019】また、第1の電線挟持片25の内端角部と
第2の電線挟持片26の内端角部とを結ぶ最短間隔であ
る対角スロット幅Fが、第1の電線挟持片25のスロッ
ト幅D及び第2の電線挟持片26のスロット幅Eと同一
寸法に設定されている。なお、前記スロット幅D、E及
び対角スロット幅Fは挟持対象の細物電線径よりもさら
に小さく設定されている。
【0020】従って、図6に示すように電線収容溝22
内に挿通されて第2の電線挟持片26から第1の電線挟
持片25にかけて直線的に挿着された細物電線1bの端
部は、第1の電線挟持片25のスロット幅Dと第2の電
線挟持片26のスロット幅Eとの中心軸ずれd2と、第
1、2の電線挟持片25、26の内端角部間の対角スロ
ット幅Fの計3箇所で当初の細物電線1b径からさらに
圧縮変形した蛇行状態で挟持される。よって、この蛇行
状態の挟持により細物電線1bの前記電線挟持片による
挟持力が増加して電線の軸線方向及び上方への抜け止め
が確実に図られる。
【0021】上述したように、第1の電線挟持片23と
第2の電線挟持片24からなる太物電線用の太物電線挟
持部28と、該電線挟持部28に隣接して第1の電線挟
持片25と第2の電線挟持片26からなる細物電線用の
細物電線挟持部29が、同一の電線収容溝22上に設け
られているので、使用する被覆電線の外径に対応させて
前記太物電線挟持部28と前記細物電線挟持部29を使
い分けることができる。従って、少なくとも2種類以上
の多種の電線径に各々対応してどちらかの電線挟持部2
8又は29内で適正な蛇行状態を形成でき、電線挟持片
間に各種径の被覆電線を一層確実に挟持することができ
る。
【0022】なお、本実施形態の電線の保持構造20で
は、太物電線挟持部28と細物電線挟持部29の2組の
電線挟持部が電線収容溝22に沿って隣接するように設
けられていたが、例えば、さらに1組増やして合計3組
の電線挟持部を連設することも可能である。また、電線
収容溝22内の太物電線挟持部28下部の内底面側に細
物電線挟持部29を設けて、上下2段構成の電線挟持部
とすることも可能である。
【0023】また、前記電線挟持片23〜26の隣接間
の配設ピッチは、電線径に応じて適宜設定されるが、一
般的には適用される太物電線の最大径と略同等の値に設
定されている。また、前記電線挟持片23〜26は、電
線径に応じて配線板21の内底面21bから分離させる
ためのアンダーカット部を適宜設けることにより、その
曲げ剛性を調整することも可能である。更に、前記配線
板21は複数枚に積層され、最上層の配線板21は図示
していないカバーハウジング等によって覆われるので、
被覆電線が配線板21上の電線収容溝22から上方に抜
け出るようなことはない。
【0024】次に、本発明の電線の保持構造の第2実施
形態を図7に基づいて詳細に説明する。本実施形態の電
線の保持構造30は、樹脂製の配線板21の中側部分に
形成され、電線中間部を保持するための保持構造であ
る。即ち、図7に示すように本実施形態の電線の保持構
造30は、第1実施形態で説明した配線板21の中側部
分の電線収容溝22上に形成され、電線挟持部38を構
成する一方の第1の電線挟持片33、33間のスロット
幅Lの中心線と電線収容溝22の中心線は一致するよう
に設けられている。
【0025】また、前記電線挟持部38を構成する他方
の第2の電線挟持片34、34間のスロット幅Mは、前
記第1の電線挟持片33のスロット幅Lと同一幅であ
り、スロット幅Mの中心線は前記第1の電線挟持片33
の中心線より何れか一方(図中では下方)に寸法d3だ
けずれている。更に、第1の電線挟持片33の内端角部
と第2の電線挟持片34の内端角部とを結ぶ最短間隔で
ある対角スロット幅Nが、第1の電線挟持片33のスロ
ット幅L及び第2の電線挟持片34のスロット幅Mと同
一寸法に設定されている。
【0026】なお、前記スロット幅L、M及び対角スロ
ット幅Nは挟持対象の電線径よりもさらに小さく設定さ
れている。また、電線収容溝22内の所定位置には圧接
端子4が嵌挿されており、被覆電線1cは電線収容溝2
2内に挿着されると同時に、圧接端子4の圧接刃4b、
4b間内に圧入される。これにより、被覆電線1cの被
覆が切断され、内部の芯線が圧接刃4bに接触すること
で導通状態が得られ、その後隣接する加締部4a、4a
によって被覆電線1cは加締められる。
【0027】従って、電線収容溝22内の第1の電線挟
持片33から第2の電線挟持片34にかけて直線的に挿
着された被覆電線1cの中間部分は、第1の電線挟持片
33のスロット幅Lと第2の電線挟持片34のスロット
幅Mとの中心軸ずれd3と、第1、2の電線挟持片3
3、34の内端角部間の対角スロット幅Nの計3箇所で
当初の電線径からさらに圧縮変形した蛇行状態で挟持さ
れる。よって、この蛇行状態の挟持により被覆電線1c
の前記電線挟持片による挟持力が増加して電線の軸線方
向及び上方への抜け止めが確実に図られる。
【0028】なお、上述した第1実施形態の電線の保持
構造20と組み合わせることで、配線板21上の被覆電
線の両端及び中間部分の複数箇所を保持させることがで
き、被覆電線を一層強固に配線板21上に保持させるこ
とができる。また、本実施形態の電線の保持構造30で
は、1組の電線挟持部38しか設けられていなかった
が、例えば、電線収容溝22内の電線挟持部38下部の
内底面側に細物電線挟持部を設けて、2段構成の電線挟
持部とすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタの
電線保持構造によれば、電線収容溝上の第1の電線挟持
片間の対向間隔と該第1の電線挟持片に隣接した第2の
電線挟持片間の対向間隔が同等に設定されると共に、第
1の電線挟持片間の中心線に対して第2の電線挟持片間
の中心線が一方向にずれており、前記第1の電線挟持片
の内端角部と前記第2の電線挟持片の内端角部とを結ぶ
最短間隔が、第1の電線挟持片間の対向間隔及び第2の
電線挟持片間の対向間隔と同等に設定されている。
【0030】従って、前記第1及び第2の電線挟持片間
に電線を挿入することにより、第1の電線挟持片の内端
角部と第2の電線挟持片の内端角部との間でも電線を保
持することができ、第1の電線挟持片間と第2の電線挟
持片間、及び第1、2の電線挟持片の内端角部間の3箇
所で蛇行状態に電線を挟持することができる。よって、
比較的広い範囲の各種電線径を迅速且つ確実に保持可能
であって、軸線方向及び上方への電線の抜けを確実に防
止することができる。
【0031】また、被覆電線の外径に対応させて太物電
線挟持部と細物電線挟持部とが同一の電線収容溝上に設
けられているので、少なくとも2種類以上の電線径に適
応可能であって、電線径に応じてどちらかの電線挟持部
内で適正な蛇行状態を形成することができる。よって、
電線挟持片間に各種径の電線を一層確実に挟持すること
ができ、汎用性に優れた配線板やコネクタ等を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線の保持構造の第1実施形態を示す
配線板の角部の部分平面図である。
【図2】図1における電線の保持構造の要部を示す部分
斜視図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】図3における太物電線の保持状態を示す平面図
である。
【図5】図4におけるG−G線に沿って切断した断面図
である。
【図6】図3における細物電線の保持状態を示す平面図
である。
【図7】本発明の電線の保持構造の第2実施形態を示す
配線板の中側部分の部分平面図である。
【図8】従来のコネクタの要部を示す斜視図である。
【図9】図8における断面図である。
【符号の説明】
20 本発明の電線の保持構造(第1実施形態) 21 配線板 21a 内側面 21b 内底面 22 電線収容溝 23 太物電線用の第1の電線挟持片 24 太物電線用の第2の電線挟持片 25 細物電線用の第1の電線挟持片 26 細物電線用の第2の電線挟持片 28 太物電線用電線挟持部 29 細物電線用電線挟持部 30 本発明の電線の保持構造(第2実施形態) 33 第1の電線挟持片 34 第2の電線挟持片 38 電線挟持部 A,D,L 第1の電線挟持片間のスロット幅 B,E,M 第2の電線挟持片間のスロット幅 C,F,N 第1,2の電線挟持片間の対角スロット幅 d1 ,d2 ,d3 第1の電線挟持片と第2の電線挟持
片との中心軸ずれ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線を直線的に配線する電線収容溝
    と、該電線収容溝上の所定位置に設けられて前記被覆電
    線を挟持する対向した電線挟持片とを備えた電線の保持
    構造において、 前記電線収容溝上の第1の電線挟持片間の対向間隔と該
    第1の電線挟持片に隣接した第2の電線挟持片間の対向
    間隔が同等に設定されると共に、前記第1の電線挟持片
    間の中心線に対して前記第2の電線挟持片間の中心線が
    一方向にずれており、 前記第1の電線挟持片の内端角部と前記第2の電線挟持
    片の内端角部とを結ぶ最短間隔が、前記第1の電線挟持
    片間の対向間隔及び前記第2の電線挟持片間の対向間隔
    と同等に設定されていることを特徴とする電線の保持構
    造。
  2. 【請求項2】 前記第1の電線挟持片と前記第2の電線
    挟持片からなる電線挟持部が、前記被覆電線の外径に対
    応させて太物電線用の太物電線挟持部と、細物電線用の
    細物電線挟持部とに分けて同一の前記電線収容溝上に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の電線の保
    持構造。
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