JP4043698B2 - 電線の保持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両のワイヤハーネスの電気接続に使用されるコネクタのハウジング内や電気接続箱内で所定回路を形成する配線板上に形成される電線の保持構造に関し、特に電線径の異なる各種電線を迅速且つ確実に挟持可能な電線挟持片を具備した電線の保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種電子機器を搭載した自動車等の車両において、各々電子機器間或いは各ワイヤハーネスと電子機器間の電気的接続にコネクタが多用されている。従来のコネクタとして、例えば特開平2−295074号公報等に開示されたものがある。図12乃至図13に示したように、各々直線的に順次配置された電線収容溝12、電線切断刃13、被覆切り込み刃14、電線挟持片16が一体成形されたプレート状ハウジング11に被覆部2を有した被覆電線1を挿着するコネクタ10が知られていた。
【0003】
上記コネクタ10は、電線1端部を切断するためにインサート成形された金属製の電線切断刃13を除き、金属製の被覆切り込み刃14は、プレート状ハウジング11とは別に単体として折り曲げ加工されていた。所謂、圧接端子の機能を一部分担させたものであり、被覆切り込み刃14は略U字状の対向間隔に圧入される被覆電線1の被覆部2をそのエッジ部で切り込み、芯線3に接触させて導通状態を得ていた。
【0004】
また、前記電線挟持片16は、被覆切り込み刃14との間に設けられた縦溝15と、電線収容溝底部12aから分離するように設けられたアンダーカット部18及び逆V字状の対向間隔17を画成する面取り部19によって、被覆切り込み刃14に向けた曲げ剛性が弱められる。そして、前記被覆電線1が対向間隔17に圧入されると、電線挟持片16は被覆部2を変形させて該被覆部の外表面を挟持しながら、被覆切り込み刃14に向けて弾性的に変位する。
また、前記電線挟持片16の被覆切り込み刃14に対する反対方向の変位が抑制され、被覆電線1の軸方向の抜け止めが図られていた。更に、前記電線挟持片16、16間の逆V字状の対向間隔17によって被覆電線1の上方への抜け止めが図られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のコネクタ10は、プレート状ハウジング11における電線挟持片16が、縦溝15、アンダーカット部18及び面取り部19に起因する曲げ剛性の低下に伴って、被覆電線1の挟持力も低下し易くなるという問題があった。
また、前記逆V字状の対向間隔17の下方領域を形成する前記電線収容溝底部12aが上方に向けて凸状に反ると、前記対向間隔17が拡張されて、前記電線挟持片16の挟持力が一層低下するという問題点があった。
更に、上記被覆電線1は、一対の電線挟持片16、16によって挟持されるので、電線径が多種にわたる場合、各電線挟持片16の対向間隔17が固定されているので、各種電線径に対応できず、各種電線毎に専用のプレート状ハウジング11を必要とする問題点があった。
【0006】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解消することにあり、比較的広い範囲にわたる各種電線径を迅速且つ確実に挟持可能な電線の保持構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる上記課題は、被覆電線を直線的に配線する電線収容溝と、該電線収容溝上の所定位置に設けられて前記被覆電線を挟持する対向した電線挟持片とを備えた電線の保持構造において、前記電線挟持片の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部が設けられており、前記挟持片連結部が前記電線収納溝の底部から一体的に凸設されており、前記電線挟持片は、同一の前記電線収容溝上に連設された太物電線用の第1の電線挟持片と、該第1の電線挟持片に隣接した細物電線用の第2の電線挟持片から成り、前記第1の電線挟持片間の中心線と前記第2の電線挟持片間の中心線とが一致していることを特徴とする電線の保持構造によって解決することができる。
【0009】
上記構成の電線の保持構造によれば、電線挟持片の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部が設けられている。また、前記電線挟持片は、同一の電線収容溝上に連設された太物電線用の第1の電線挟持片と、該第1の電線挟持片に隣接した細物電線用の第2の電線挟持片から成り、第1の電線挟持片間の中心線と第2の電線挟持片間の中心線とが一致している。
従って、前記第1又は第2の電線挟持片間に被覆電線を挿入する場合に、電線挟持片間の下方領域を形成する電線収容溝の底部が上方に反って前記対向間隔が拡張されることはない。よって、第1又は第2の電線挟持片間で被覆電線を迅速且つ強固に保持可能であって、軸線方向及び上方への被覆電線の抜けを確実に防止することができる。
【0010】
また、前記電線挟持片は、被覆電線の外径に対応させて太物電線用の第1の電線挟持片と、細物電線用の第2の電線挟持片とに分けて同一の前記電線収容溝上に連設されているので、少なくとも2種類以上の電線径に適応可能であって、電線挟持片間に電線径の異なる複数種の被覆電線を確実に挟持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる電線の保持構造の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の電線の保持構造の第1実施形態を示す配線板の角部を示す部分平面図、図2は図1における電線の保持構造の要部を示す部分斜視図、図3は図2における平面図、図4は図3における太物電線の保持状態を示す平面図、図5は図4におけるG−G線に沿って切断した断面図、図6は図3における細物電線の保持状態を示す平面図、図7は図6におけるH−H線に沿って切断した断面図である。
【0012】
図1に示すように本実施形態の電線の保持構造20は、樹脂製の配線板21に形成されており、本実施形態では配線板21の角部に形成され、電線端部を保持するための保持構造について説明する。
図2に示すように電線の保持構造20は、配線板21上に直線状に複数併設され、被覆電線が挿着される電線収容溝22と、2対の電線挟持片23、25とから構成されている。詳しくは、図中左側から各々対向した1対の樹脂刃である太物電線挟持部を構成する第1の電線挟持片23、23と、該第1の電線挟持片に隣接した位置に細物電線挟持部を構成する第2の電線挟持片25、25とが電線収容溝22上に一体成形されている。なお、この電線収容溝22内の所定位置には、図示していない金属製の圧接端子が嵌着される。
【0013】
図3に示すように、電線収容溝22の中心線に対して太物電線用の第1の電線挟持片23、23間の比較的幅広い対向間隔(以下、スロット幅と云う)A及び細物電線用の第2の両電線挟持片25、25間の比較的幅狭いスロット幅Dの中心線と電線収容溝22の中心線は一致するように設けられている。
また、第1の電線挟持片23と第2の電線挟持片25との配設ピッチは、電線径に応じて適宜設定されるが、一般的には適用される太物電線の最大径と略同等の間隔に設定される。
【0014】
また、前記第1の電線挟持片23、23間及び前記第2の電線挟持片25、25間の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部27が設けられている。この挟持片連結部27が設けられることによって、第1の電線挟持片23、23間及び第2の電線挟持片25、25間に被覆電線を挿入する場合に、該電線挟持片間の下方領域を形成する電線収容溝22の底部が上方に凸状に反ってスロット幅A、Dが拡張されることはない。
【0015】
更に、前記第1の電線挟持片23の構成について説明すると、図5に示すよう第1の電線挟持片23は、配線板21の内側面21a及び内底面21bから中心線に向けて突出した平板状の突片として突設されている。
そして、上述したように第1の電線挟持片23、23間の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部27が設けられている。従って、第1の電線挟持片23の内端面と挟持片連結部27の上端面によって略U字状のスロット幅Aが画成される。なお、前記スロット幅Aは挟持対象の太物電線径よりも小さく設定されている。
【0016】
また、前記第2の電線挟持片25の構成について説明すると、図7に示すよう第2の電線挟持片25は、配線板21の内側面21a及び内底面21bから中心線に向けて突出した平板状の突片として突設されている。
そして、上記同様に第2の電線挟持片25、25間の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部27が設けられている。従って、第2の電線挟持片25の内端面と挟持片連結部27の上端面によって略U字状のスロット幅Dが画成される。なお、前記スロット幅Dは挟持対象の細物電線径よりもさらに小さく設定されている。
【0017】
次に、電線収容溝22内に太物電線1aが挿着される場合を説明する。
図4及び図5に示すように第1の電線挟持片23、23間に太物電線1aの端部が挿着されると、第1の電線挟持片23のスロット幅A内に当初の電線径から圧縮変形した状態で挟持される。
この時、第1の電線挟持片23、23が外側方向(図中、中心線に対して直角な方向)に被覆電線1aの弾性力を受けることで、電線収容溝22の底部が上方に反るように変形しようとする。しかし、第1の電線挟持片23、23間が挟持片連結部27により連結されているため上方に反るような変形は殆どなく、第1の電線挟持片23による太物電線の挟持力を確保して被覆電線の軸線方向及び上方への抜け止めが確実に行われる。
【0018】
次に、電線収容溝22内に細物電線1bが挿着される場合を説明する。
図6及び図7に示すように電線収容溝22内に挿通されて第2の電線挟持片25、25間に細物電線1bの端部が挿着されると、第2の電線挟持片25のスロット幅D内に当初の細物電線1bの外径からさらに圧縮変形した状態で挟持される。
この時、上述したように第2の電線挟持片25、25間が挟持片連結部27により連結されているため上方に反るような変形は殆どなく、第2の電線挟持片25による太物電線の挟持力を確保して被覆電線の軸線方向及び上方への抜け止めが確実に行われる。
【0019】
上述したように、本実施形態の電線の保持構造20は、第1の電線挟持片23、23及び第2の電線挟持片25、25の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部27が設けられているので、第1の電線挟持片23、23間又は第2の電線挟持片25、25間に被覆電線を挿入する場合に、電線収容溝22の底部が上方に凸状に反ってスロット幅A又はDが拡張されることはない。従って、被覆電線を迅速且つ強固に保持可能であって、軸線方向及び上方への被覆電線の抜けを確実に防止することができる。
【0020】
また、太物電線用の第1の電線挟持片23、23と、該第1の電線挟持片に隣接する細物電線用の第2の電線挟持片25とが、同一の電線収容溝22上に設けられているので、使用する被覆電線の外径に対応させて前記第1の電線挟持片23と前記第2の電線挟持片25を使い分けることができる。従って、少なくとも2種類以上の多種の電線径に各々対応してどちらかの電線挟持片23、25内に各種径の被覆電線を確実に挟持することができる。
【0021】
次に、本発明の電線の保持構造の第2実施形態を図8乃至図11に基づいて説明する。図8は本発明の電線の保持構造の第2実施形態を示す部分斜視図、図9は図8における平面図、図10は図9における太物電線の保持状態を示す平面図、図11は図9における細物電線の保持状態を示す平面図である。
図8に示すように本実施形態の電線の保持構造30は、配線板21上に直線状に複数併設され、被覆電線が挿着される電線収容溝22と、複数対の電線挟持片23〜26とから構成されている。
【0022】
詳しくは、図中左側から各々対向した2対の第1の電線挟持片23、24である太物電線用の太物電線挟持部28と、該太物電線挟持部に隣接した位置に、各々対向した2対の第2の電線挟持片25、26である細物電線用の細物電線挟持部29とが、電線収容溝22上に一体成形されている。なお、この電線収容溝22内の所定位置には、図示していない金属製の圧接端子が嵌着される。
【0023】
図9に示すように、太物電線用の比較的幅広い対向間隔(以下、スロット幅と云う)A、Bを有する第1の電線挟持片23、23及び24、24間の中心線と電線収容溝22の中心線は一致するように設けられている。また、このスロット幅Aとスロット幅Bは同一幅であり、挟持対象の太物電線径よりも小さく設定されている。
【0024】
また、前記第1の電線挟持片23、23及び24、24間の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部27が設けられており、第1の電線挟持片23、23及び24、24の内端面と挟持片連結部27の上端面によって略U字状のスロット幅A、Bが画成される(図5参照)。この挟持片連結部27が設けられていることにより、第1の電線挟持片23、23及び24、24間に被覆電線を挿入する場合に、該電線挟持片間の下方領域を形成する電線収容溝22の底部が上方に凸状に反ってスロット幅A、Bが拡張されることはない。
【0025】
更に、前記太物電線挟持部28に隣接した位置には、細物電線挟持部29を構成する比較的幅狭いスロット幅C、Dを有する第2の電線挟持片25、25及び26、26が連設されている。この第2の電線挟持片25、25及び26、26間の中心線と電線収容溝22の中心線は一致するように設けられている。また、このスロット幅Cとスロット幅Dは同一幅であり、挟持対象の細物電線径よりも小さく設定されている。
【0026】
また、第2の電線挟持片26、26間の下方領域には、上述した挟持片連結部27が設けられており、第2の電線挟持片26の内端面と挟持片連結部27の上端面によって略U字状のスロット幅Dが画成される(図7参照)。従って、上記同様に第2の電線挟持片26、26間に被覆電線を挿入する場合に、該電線挟持片間の下方領域を形成する電線収容溝22の底部が上方に凸状に反ってスロット幅Dが拡張されることはない。
なお、第2の電線挟持片25には、上述した挟持片連結部27は設けられておらず、第2の電線挟持片25、25の内端面と内底面21bとによって略U字状のスロット幅Cが画成される(図7参照)。即ち、細物電線挟持部29ではスロット幅C、Dが狭く、細物電線の押し込み力も小さく、電線収容溝22底部の上方への反りは殆ど発生しないので、少なくとも一方の電線挟持片26側に設けられていれば、十分な電線保持力を得ることができる。
【0027】
また、前記電線挟持片23〜26の隣接間の配設ピッチは、電線径に応じて適宜設定されるが、一般的には適用される太物電線の最大径と略同等の値に設定される。
【0028】
次に、電線収容溝22内に太物電線1aが挿着される場合を説明する。
図10に示すように第1の電線挟持片23、24に太物電線1aの端部が挿着されると、同一の中心線上にある第1の電線挟持片23、24のスロット幅A、B内に当初の電線径から圧縮変形した状態で挟持される。
この時、第1の電線挟持片23、23及び24、24が外側方向(図中、中心線に対して直角な方向)に被覆電線1aの弾性力を受けることで、電線収容溝22の底部が上方に反るように変形しようとする。
しかし、第1の電線挟持片23、23及び24、24間が挟持片連結部27(図9参照)に連結されているため上方に反るような変形は殆どなく、第1の電線挟持片23、24による太物電線の挟持力を確保して被覆電線の軸線方向及び上方への抜け止めが確実に行われる。
【0029】
次に、電線収容溝22内に細物電線1bが挿着される場合を説明する。
図11に示すように電線収容溝22内に挿通されて第2の電線挟持片25、26に細物電線1bの端部が挿着されると、第2の電線挟持片25、26のスロット幅C、D内に当初の電線径から圧縮変形した状態で挟持される。よって、細物電線1bの挟持力を確保して細物電線1bの軸線方向及び上方への抜け止めを確実に行う。
【0030】
上述したように、第1の電線挟持片23、24からなる太物電線用の太物電線挟持部28と、該電線挟持部28に隣接して第2の電線挟持片25、26からなる細物電線用の細物電線挟持部29が、同一の電線収容溝22上に設けられているので、使用する被覆電線の外径に対応させて前記太物電線挟持部28と前記細物電線挟持部29を使い分けることができる。従って、少なくとも2種類以上の多種の電線径に各々対応してどちらかの電線挟持部28又は29内に各種径の被覆電線を確実に挟持することができる。
【0031】
なお、上記実施形態の電線の保持構造20、30では、太物電線挟持部と細物電線挟持部の2組の電線挟持部が電線収容溝に沿って隣接するように設けられていたが、例えば、さらに1組増やして合計3組の電線挟持部を連設することも可能である。
また、被覆電線の端部の保持構造について説明したが、配線板上の中央部分に被覆電線の中間部分を保持させる電線挟持部にも適用させることができ、被覆電線を一層強固に配線板上に保持させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のコネクタの電線保持構造によれば、電線挟持片の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部が設けられている。
また、前記電線挟持片は、同一の電線収容溝上に連設された太物電線用の第1の電線挟持片と、該第1の電線挟持片に隣接した細物電線用の第2の電線挟持片から成り、第1の電線挟持片間の中心線と第2の電線挟持片間の中心線とが一致しており、前記挟持片連結部が前記電線収納溝の底部から一体的に凸設されている。
従って、第1又は第2の電線挟持片間への被覆電線の挿入時に、電線挟持片間の下方領域を形成する電線収容溝の底部が上方に反って対向間隔が拡張されることはなく、少なくとも第1又は第2の電線挟持片間で電線を確実に保持することができる。よって、比較的広い範囲の各種電線径を迅速且つ強固に保持可能であって、軸線方向及び上方への電線の抜けを確実に防止することができる。
【0033】
また、前記電線挟持片は、被覆電線の外径に対応させて太物電線用の第1の電線挟持片と、細物電線用の第2の電線挟持片とに分けて同一の前記電線収容溝上に連設されているので、少なくとも2種類以上の電線径に適応可能であって、電線挟持片間に電線径の異なる複数種の被覆電線を確実に挟持することができる。よって、電線挟持片間に各種径の電線を一層確実に挟持することができ、汎用性に優れた配線板やコネクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線の保持構造の第1実施形態を示す配線板の角部の部分平面図である。
【図2】図1における電線の保持構造の要部を示す部分斜視図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】図3における太物電線の保持状態を示す平面図である。
【図5】図4におけるG−G線に沿って切断した断面図である。
【図6】図3における細物電線の保持状態を示す平面図である。
【図7】図6におけるH−H線に沿って切断した断面図である。
【図8】本発明の電線の保持構造の第2実施形態を示す部分斜視図である。
【図9】図8における平面図である。
【図10】図9における太物電線の保持状態を示す平面図である。
【図11】図9における細物電線の保持状態を示す平面図である。
【図12】従来のコネクタの要部を示す斜視図である。
【図13】図12における断面図である。
【符号の説明】
20、30 本発明の電線の保持構造
21 配線板
21a 内側面
21b 内底面
22 電線収容溝
23、24 第1の電線挟持片(太物電線用)
25、26 第2の電線挟持片(細物電線用)
27 挟持片連結部
28 太物電線挟持部
29 細物電線挟持部
A、B 第1の電線挟持片間のスロット幅
C、D 第2の電線挟持片間のスロット幅
Claims (1)
- 被覆電線を直線的に配線する電線収容溝と、該電線収容溝上の所定位置に設けられて前記被覆電線を挟持する対向した電線挟持片とを備えた電線の保持構造において、
前記電線挟持片の下方領域に該電線挟持片間を連結する挟持片連結部が設けられており、
前記挟持片連結部が前記電線収納溝の底部から一体的に凸設されており、
前記電線挟持片は、同一の前記電線収容溝上に連設された太物電線用の第1の電線挟持片と、該第1の電線挟持片に隣接した細物電線用の第2の電線挟持片から成り、
前記第1の電線挟持片間の中心線と前記第2の電線挟持片間の中心線とが一致していることを特徴とする電線の保持構造。
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