JP6669137B2 - 端子 - Google Patents

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Description

本発明は、端子に関する。
導体が被覆に覆われた被覆電線を端子に設けられたスリットに圧入し、被覆を破って被覆電線の導体を端子に電気的に接続する圧接端子が知られている。この種の端子のうちには、起立形成された端子板を有するものがある。この種の端子板は、導体との接触面積を確保するためや、薄い金属板で形成されても圧接に耐える強度を得るため、一般に、金属板を密着曲げして成形されている。ただし、この構成では、導体がスリットに圧入されて力が加わると、密着曲げされた端子板が開いてしまい、導体と端子板との電気的な接続が不安定になるという問題がある。
特許文献1は、端子板の密着曲げ部分が開かないように規制する規制部材を有する圧接端子を開示している。端子板は、長手方向の両側に延設された金属片を密着曲げすることで、長手方向に対をなして設けられる。規制部材は、一対の端子板の間において短手方向の両側に張り出し形成され、かつ長手方向に延出形成された一対の金属片を曲げ起して一対の端子板間に架設した後、その両端に設けた係止部が一対の端子板の短手方向両側部を長手方向に挟みこむように係止する。
特許第3543664号公報
特許文献1が開示する圧接端子では、端子板の密着曲げ部分が開かないように規制する規制部材を成形するために、材料が多く必要となり、製作工程が複雑になる。このことから、特許文献1が開示する圧接端子を作成することは容易でない。
本発明は、上述の事情の下になされたものであり、容易に作成でき、導体に安定して電気的に接続できる端子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る端子は、
導体が挿入される第1のスリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成される第1の端子板と、
前記導体が挿入される第2のスリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成され、第1の端子板に重ねて配置された第2の端子板と、
前記第1の端子板と前記第2の端子板が立設されるベース板と、
被覆電線の被覆部分が挿入される第1の保持スリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成される第1の保持板と、
前記被覆部分が挿入される第2の保持スリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成され、第1の保持板に重ねて配置された第2の保持板と、を備え、
前記第1と第2の端子板は、前記第1と第2のスリットを重ねた状態で配置され、
前記第2の端子板の先端部は、前記第1の端子板の先端部に接続され、
前記第1の端子板の基端部は、前記ベース板に接続され、
前記ベース板は、前記第2の端子板の基端部を、前記第1の端子板の基端部と共に挟む突起状の第1の突起部を有し、
前記第1の保持板と前記第2の保持板は、前記ベース板に立設され、
前記第2の保持板の先端部は、前記第1の保持板の先端部に接続され、
前記第1の保持板の基端部は、前記ベース板に接続され、
前記ベース板は、前記第2の保持板の基端部を、前記第1の保持板の基端部と共に挟む第2の突起部を有する。
前記第2の端子板の基端部に、前記ベース板に沿って延設された当接板が形成され、
前記第1の突起部は、前記ベース板に沿って延設され、前記当接板を前記ベース板と共に挟むツメ部を有するとよい。
前記第2の保持板が前記第2の端子板に対向して配置され、
前記第1の突起部と前記第2の突起部とは、連結部で連結されているとよい。
前記第1の突起部は、前記ベース板と一体に形成され、屈曲した屈曲部により前記ベース板と連結されているとよい。
前記第1の端子板と前記第2の端子板とは一体に形成され、前記第1の端子板の先端部と前記第2の端子板の先端部とが、屈曲した屈曲部により連結されているとよい。
前記端子は、前記第1と第2のスリットに挿入された前記導体に前記第1と第2の端子板が圧接して前記導体を保持する圧接端子から構成されているとよい。
本発明によれば、ベース板は、第2の端子板の基端部を、第1の端子板の基端部と共に挟む突起状の第1の突起部を有する。このため、ベース板に第1の突起部を設けるだけで、第1の端子板と第2の端子板とが、開くことを防止できる。したがって、導体と安定して電気的に接続でき、作成容易な端子を提供できる。
本発明の実施の形態に係る端子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る端子を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る端子を示す上面図である。 本発明の実施の形態に係る端子を示す断面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る端子本体および保持部を示す図である。 本発明の実施の形態に係る端子本体および保持部を示す展開図である。 本発明の変形例に係る端子を示す図である。 本発明の変形例に係る端子を示す上面図である。 本発明の変形例に係る端子を示す側面図である。 本発明の変形例に係る端子を示す断面図である。 本発明の変形例に係る端子を示す図である。 本発明の変形例に係る端子を示す上面図である。 本発明の変形例に係る端子を示す側面図である。 本発明の変形例に係る端子を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態に係る端子を図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る端子100は、電気回路の部品として用いられるメス端子であり、弾性変形可能な平板状の金属板を曲げ加工して形成され、図1〜図3に示すように、被覆された電線(以下、「被覆電線」と称す)の導体と接触する端子本体10と、被覆電線の被覆部分を保持する保持部20と、オス端子が挿入される箱状部30と、端子本体10と保持部20とが立設されるベース板40と、を備える。端子100は、図示しない誘電性のハウジングに収容されて、電気コネクタとして用いられる。弾性変形可能な金属板としては、銅板、アルミニウム板などが用いられる。
理解を容易にするために、端子本体10に設けられた第1と第2のスリット12A、12Bの長軸方向をx軸方向、第1と第2のスリット12A、12Bの短軸方向をy軸方向、x軸方向およびy軸方向に垂直な方向をz軸方向とする直交座標系を設定し、適宜参照する。
端子本体10は、弾性変形可能な金属板から構成される第1の端子板11Aと、第2の端子板11Bと、を備える。第1の端子板11Aと第2の端子板11Bは、密着曲げにより一体に形成されている。第2の端子板11Bの先端部は、屈曲部13を介して、第1の端子板11Aの先端部に接続されている。なお、屈曲部13は、屈曲した部分を示す。第1の端子板11Aには、第1のスリット12Aが形成され、第2の端子板11Bには、第2のスリット12Bが形成される。第1のスリット12Aと第2のスリット12Bとは、第1と第2の端子板11A、11Bに垂直な方向(z軸方向)から見て、互いに同一のU字形状を有し、且つ第1と第2のスリット12A、12Bが重なるように配置されている。第1と第2のスリット12A、12Bには、被覆電線の導体が挿入される。
図4に示すように、第1の端子板11Aの基端部には、ベース板40に沿って延設された当接板14Aが形成されている。第1の端子板11Aの基端部と当接板14Aとは、屈曲部15Aを介して接続されている。当接板14Aは、図1〜図3に示す屈曲部16を介して、ベース板40に接続されている。第2の端子板11Bの基端部には、ベース板40に沿って延設された当接板14Bが形成されている。第2の端子板11Bの基端部と当接板14Bとは、屈曲部15Bを介して接続されている。第1の突起部41は、ベース板40に設けられた突出片であり、第2の端子板11Bの基端部と当接板14Bを、第1の端子板11Aの基端部と共に挟む。これにより、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが開かないように規制される。第1の突起部41は、屈曲部43を介して、ベース板40に接続されている。
図5および図6に示すように、第1の端子板11Aは、第1のスリット12Aを挟んで互いに対向して配置される第1の接触領域17Aと第2の接触領域17Bとを有する。また、第2の端子板11Bは、第2のスリット12Bを挟んで互いに対向して配置される第3の接触領域17Cと第4の接触領域17Dとを有する。第1の接触領域17Aと第3の接触領域17Cとが、端子本体10の板厚方向(z軸方向)から見て重ねて配置され、第2の接触領域17Bと第4の接触領域17Dとが、端子本体10の板厚方向(z軸方向)から見て重ねて配置される。第1の接触領域17Aは、第2の接触領域17Bに対向する面から構成され、第2の接触領域17Bは、第1の接触領域17Aに対向する面から構成される。第3の接触領域17Cは、第4の接触領域17Dに対向する面から構成され、第4の接触領域17Dは、第3の接触領域17Cに対向する面から構成される。第1と第3の接触領域17A、17Cと、第2と第4の接触領域17B、17Dと、は、互いに平行に形成されている。第1と第3の接触領域17A、17Cと、第2と第4の接触領域17B、17Dと、の第1と第2のスリット12A、12Bの幅の方向における、最大の間隔Wは、挿入予定の導体の直径より小さい。
第1のスリット12Aは、第1の傾斜部18Aを有し、第2のスリット12Bは、第2の傾斜部18Bを有する。第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bは、電線の被覆部分を破り、挿入を容易にするためのものであり、板厚方向(z軸方向)に重ねて配置される。第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bは、−x方向に向けて被覆電線の導体を案内し第1と第2のスリット12A、12Bに導く。第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bとは、−x方向に向かうに連れて間隔が狭くなる。第1と第2の傾斜部18A、18Bにおけるスリットの幅は、第1と第3の接触領域17A、17Cと、第2と第4の接触領域17B、17Dと、の第1と第2のスリット12A、12Bの幅の方向における、最大の間隔Wより広い。第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bには、被覆電線の被覆部分に切れ込みを入れる刃が設けられている。これにより、第1と第2の傾斜部18A、18Bに被覆を剥がしていない被覆電線が挿入されると、被覆部分に切れ込みが入る。被覆電線が−x方向に更に押し込まれると、被覆電線の導体と第1〜第4の接触領域17A〜17Dとが電気的に接続される。
第1の接触領域17Aには、第1のスリット12A内で、第2の接触領域17Bに向けて突出する第1の突部19Aが形成される。第4の接触領域17Dには、第2のスリット12B内で、第3の接触領域17Cに向けて突出する第2の突部19Bが形成される。第1の突部19Aの一部と第2の突部19Bの一部とは、第1と第2の端子板11A、11Bの板厚方向(z軸方向)に重なって配置される。第1の突部19Aと第2の突部19Bとは、第1と第2のスリット12A、12Bに挿入された導体のスリット内で−x方向への移動を規制する。第1の突部19Aと第2の突部19Bとは、板厚方向(z軸方向)から見て、第1、第3の接触領域17A、17Cと第2、第4の接触領域17B、17Dとの中心線52を中心に対称に配置されている。第1の突部19Aと第2の突部19Bとは、スリットの長さ方向の一端部71から離間して設けられる。第1の突部19Aと第2の突部19Bと、一端部71と、の距離Dは、第1と第2の端子板11A、11Bが弾性変形し、第1から第4の接触領域17A〜17Dが挿入された導体に押し当てられるように決められる。
図6に示す保持部20は、弾性変形可能な平板状の金属板から構成される第1の保持板21Aと、第2の保持板21Bと、を備える。第1の保持板21Aには、第1の保持スリット22Aが形成され、第2の保持板21Bには、第2の保持スリット22Bが形成される。第1の保持スリット22Aと第2の保持スリット22Bは、被覆電線の被覆部分を保持するものであり、第1と第2の保持板21A、21Bに垂直な方向(z軸方向)から見て、互いに同一のU字形状を有する。第1の保持板21Aと第2の保持板21Bは、一体に形成され、屈曲部23により連結され且つ第1と第2の保持スリット22A、22Bが重なるように形成されている。
第1と第2の保持板21A、21Bには、それぞれ第1と第2の保持スリット22A、22Bを挟んで互いに対向して配置され、挿入された被覆電線の被覆部分を保持する突部27が配置されている。第1と第2の保持スリット22A、22Bは、それぞれ、被覆電線の被覆部分の挿入を容易にするための傾斜部28を有し、傾斜部28におけるスリットの幅は、被覆電線を保持する領域のスリットの最大間隔より広い。
第1の保持板21Aおよび第2の保持板21Bは、z軸方向から見て、第1のスリット12Aと第2のスリット12Bの長軸方向の中心軸と、第1の保持スリット22Aと第2の保持スリット22Bの長軸方向の中心軸と、が重なるように、第1の端子板11Aおよび第2の端子板11Bと平行にベース板40に立設されている。
図4に示すように、第1の保持板21Aの基端部には、ベース板40に沿って延設された当接板24Aが形成されている。第1の保持板21Aの基端部と当接板24Aとは、屈曲部25Aを介して接続されている。当接板24Aは、図3に示す屈曲部26を介して、ベース板40に接続されている。第2の保持板21Bの基端部には、ベース板40に沿って延設された当接板24Bが形成されている。第2の保持板21Bの基端部と当接板24Bとは、屈曲部25Bを介して接続されている。第2の突起部42は、ベース板40に設けられた突出片であり、第2の保持板21Bの基端部と当接板24Bを、第1の保持板21Aの基端部と共に挟む。これにより、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが開かないように規制される。第2の突起部42は、屈曲部44を介して、ベース板40に接続されている。
図1〜図4に示す箱状部30は、接続相手である図示しないオス端子が挿入される部分である。箱状部30は、弾性変形可能な金属板を角筒状に折り曲げて形成されている。箱状部30は、オス端子が挿入される開口部31と、図示しないハウジングの収容室への挿入方向と直交する方向に突出するスタビライザ32と、を備える。スタビライザ32は、箱状部30をハウジングへ挿入した後の姿勢を安定するために設けられている。箱状部30の内部には、挿入されたオス端子を押圧するアーチ状の弾性接触部33が配置されている。
端子100は、電気コネクタの部品として用いられる。電気コネクタは、端子100を収容可能な収容空間を有するハウジングと、収容空間に収容された端子100と、を備える。ハウジングは、1つの収容空間を有してもよく、複数の収容空間を有してもよい。
つぎに、端子100を製造する方法について図面を参照しながら説明する。
端子100を製造する方法は、所定のスリットが設けられた金属板を形成する工程と、スリットが重なるように金属板を折り曲げる折曲工程と、を備える。
金属板を成形する工程において、図7に示すように、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが、屈曲部13となる折り曲げ線51を介して接続され、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが、屈曲部23となる折り曲げ線57を介して接続された金属板を形成する。第1の端子板11Aと第2の保持板21Bとは、ベース板40に接続されている。この金属板は、打ち抜きプレス装置またはレーザ加工装置により成形される。
第1の端子板11Aに形成される第1のスリット12Aと、第2の端子板11Bに形成される第2のスリット12Bとは、その長軸方向において、屈曲部13となる折り曲げ線51と垂直に、且つ折り曲げ線51に線対称に形成されている。第1の端子板11Aには、折り曲げ線54を介して当接板14Aが設けられている。当接板14Aは、折り曲げ線55を介して、ベース板40に接続されている。第2の端子板11Bには、折り曲げ線56を介して、当接板14Bが設けられている。第1の突部19Aと第2の突部19Bとは、折り曲げ線51と、第1のスリット12Aと第2のスリット12Bとの長軸方向に延びる中心線52と、の交点53を中心として点対称に成形される。第1の突部19Aの先端は、中心線52より第2の接触領域17Bに近い位置に形成されている。また、第2の突部19Bの先端は、中心線52より第3の接触領域17Cに近い位置に形成されている。
第1の保持板21Aに形成される第1の保持スリット22Aと、第2の保持板21Bに形成される第2の保持スリット22Bとは、その長軸方向において、屈曲部23となる折り曲げ線57と垂直に、且つ折り曲げ線57に線対称に形成されている。突部27は、第1と第2の保持スリット22A、22Bを挟んで互いに対向して配置され、互いに向けて突出している。第1の保持板21Aには、折り曲げ線58を介して当接板24Aが設けられている。当接板24Aは、折り曲げ線61を介して、ベース板40に接続されている。第2の保持板21Bには、折り曲げ線59を介して、当接板24Bが設けられている。
ベース板40は、第1の突起部41と第2の突起部42を有する。第1の突起部41と第2の突起部42は、ベース板40にそれぞれU字状の切り込みを入れて形成される。第1の突起部41は、屈曲部43となる折り曲げ線62を介してベース板40に接続されている。第2の突起部42は、屈曲部44となる折り曲げ線63を介してベース板40に接続されている。
つぎに、金属板を折り曲げる折曲工程を実施する。まず、折り曲げ線62、63を谷折りに直角に曲げる。これにより、第1の突起部41と第2の突起部42とが、ベース板40に立設される。つぎに、折り曲げ線56を山折りに直角に曲げ、当接板14Bを第2の端子板11Bに立設する。つぎに、折り曲げ線51を谷折りして、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとを密着するように曲げる。これにより、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが、密着して重ね合わされ、第1のスリット12Aと第2のスリット12Bとが重なるように配置される。つぎに、折り曲げ線54を山折りに直角に折り曲げ、折り曲げ線55を谷折りに密着曲げを実施する。これにより、当接板14A、14Bがベース板40に密着して重ね合わされ、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが、ベース板40に立設される。これにより、第1の突起部41は、第2の端子板11Bの基端部と当接板14Bを、第1の端子板11Aの基端部と共に挟む。
つぎに、折り曲げ線59を山折りに直角に曲げ、当接板24Bを第2の保持板21Bに立設する。つぎに、折り曲げ線57を谷折りにして、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとを密着するように曲げる。これにより、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが密着して重ね合わされ、第1の保持スリット22Aと第2の保持スリット22Bとが重なるように配置される。つぎに、折り曲げ線58を山折りに直角に折り曲げ、折り曲げ線61を谷折りに密着曲げを実施する。これにより、当接板24A、24Bがベース板40に密着して重ね合わされ、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが、ベース板40に立設される。これにより、第2の突起部42は、第2の保持板21Bの基端部と当接板24Bを、第1の保持板21Aの基端部と共に挟む。以上により、図6に示す端子本体10、保持部20およびベース板40が得られる。つぎに、アーチ状の弾性接触部33を配置した金属板を角筒状に折り曲げて箱状部30を成形すると、図1〜図4に示す端子100が得られる。端子100をハウジングの収容空間に収容すると、電気コネクタが得られる。
上記構成を有する端子100は、第2の端子板11Bの基端部は、第1の端子板11Aの基端部とベース板40に設けられた第1の突起部41とに挟まれる。これにより、被覆電線の導体が挿入されて−x方向に力が加わったとしても、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが開かないように規制される。第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが開かないことで、導体と端子100とを電気的に安定して接続することができる。また、第1の突起部41は、ベース板40にU字状の切り込みをいれて、折り曲げ線62を折り曲げることで形成されるため、作成が容易である。一方、従来技術では、底面の長さ方向の両側に延設された金属片を端子板に前後方向から密着させることで底面の前後方向に対をなして圧接刃が設けられ、両圧接刃の間において底面の幅方向の両側に張り出し形成されかつ前後方向に延出形成された一対の金属片を曲げ起して両圧接刃間に架設した後、その両端に設けた係止部が両圧接刃の幅方向両側部を前後方向に挟みこむように係止されることにより、端子板の開きを規制する規制部材が設けられる構造であったので、端子を成形する金属板の大きさを大きくする必要があり、規制部材を作成する工程数も多くなるという問題がある。
また、第2の保持板21Bの基端部は、第1の保持板21Aの基端部とベース板40に設けられた第2の突起部42とに挟まれる。これにより、被覆電線の被覆部分が挿入されて−x方向に力が加わったとしても、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが開かないように規制される。第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとが開かないことで、被覆部分を端子100に安定して固定することができる。被覆部分を端子100に安定して固定することで、被覆電線が引っ張られたとしても抜けにくくなり、導体と端子100とを電気的に安定して接続することができる。また、第2の突起部42は、ベース板40にU字状の切り込みをいれて、折り曲げ線63を折り曲げることで形成されるため、作成が容易である。従って、端子100は、容易に作成でき、導体を安定して電気的に接続することができる。
(変形例)
上述の実施の形態では、第2の端子板11Bの基端部に、ベース板40に沿って延設された当接板14Bが形成されている例について説明した。第2の端子板11Bの基端部は、第1の端子板11Aの基端部と第1の突起部41とに挟まれればよく、第2の端子板11Bの基端部に当接板14Bが形成されていなくてもよい。この場合、第2の端子板11Bの基端部は、第1の端子板11Aの基端部と第1の突起部41とに直接挟まれる。また、上述の実施の形態では、第2の保持板21Bの基端部に、ベース板40に沿って延設された当接板24Bが形成されている例について説明した。第2の保持板21Bの基端部は、第1の保持板21Aの基端部と第2の突起部42とに挟まれればよく、第2の保持板21Bの基端部に当接板24Bが形成されていなくてもよい。この場合、第2の保持板21Bの基端部は、第1の保持板21Aの基端部と第2の突起部42とに直接挟まれる。
上述の実施の形態においては、端子100が、ベース板40に形成された第1の突起部41と第2の突起部42を有する例について説明した。端子100は、図8〜図11に示すように、第1の突起部41、第2の突起部42に、それぞれツメ部45、46を有してもよい。ツメ部45、46は、それぞれベース板40の主面に沿ってその主面と略平行に延設され、それぞれ当接板14B、24Bを、ベース板40と共に挟む。ツメ部45、46は、それぞれ屈曲部47、48を介して第1の突起部41、第2の突起部42に接続される。
つぎに、図8〜図11に示す端子100を作成する方法について説明する。ベース板40に第1の突起部41、第2の突起部42を、図7に示す第1の突起部41、第2の突起部42より長く成形する。つぎに、第1の突起部41と第2の突起部42とを、折り曲げ線で折り曲げてベース板40に立設する。つぎに、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとを、ベース板40に立設する。つぎに、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bとを、ベース板40に立設する。つぎに、第1の突起部41、第2の突起部42を、それぞれ折り曲げて、ツメ部45、46を成形する。
図8〜図11に示す端子100は、ベース板40の主面に沿ってその主面と略平行に延設された当接板14Bがツメ部45とベース板40とに挟まれるため、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bと、がより開きにくくなる。また、ベース板40の主面に沿ってその主面と略平行に延設された当接板24Bがツメ部46とベース板40とに挟まれるため、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bと、がより開きにくくなる。これにより、端子100と導体とをより安定して電気的に接続することができる。また、ツメ部45、46は、第1の突起部41、第2の突起部42をそれぞれ折り曲げて作成されるため、容易に作成できる。
上述の実施の形態においては、第1の突起部41と第2の突起部42とが、ベース板40にU字状の切り込みを入れて、折り曲げ線で折り曲げて成形される例について説明した。第1の突起部41は、第1の端子板11Aと第2の端子板11Bとが開かないように規制できればよい。第2の突起部42は、第1の保持板21Aと第2の保持板21Bと、が開かないように規制できればよい。ベース板40に入れる切れ込みの形状は限定されず、第1の突起部41と第2の突起部42とは、ベース板40にV字状、半円状などの切り込みを入れて、折り曲げ線で折り曲げて成形されてもよい。また、第1の突起部41と第2の突起部42とは、ベース板40に設けられればよく、溶接により固定されてもよく、ネジ止めされてもよい。
上述の実施の形態においては、端子100が、ベース板40に独立して形成された第1の突起部41と第2の突起部42とを有する例について説明した。端子100は、図12〜図15に示すように、第2の保持板21Bが第2の端子板11Bに対向して配置され、第1の突起部41と第2の突起部42とは、連結部49で連結されていてもよい。この場合、第1の突起部41と第2の突起部42とが連結部49で連結されることにより、ベース板40に切り込みをいれて折り曲げて成形された第1の突起部41、第2の突起部42より強度を大きくできる。また、第1の突起部41と第2の突起部42は、プレス成形により成形できるため、上述の実施の形態のように、第1の突起部41、第2の突起部42を成形するために、切り込みをいれる必要がなく、容易に作成することができる。
上述の実施の形態では、第1の端子板11Aの基端部が、屈曲部16を介してベース板40に接続されている例について説明した。第1の端子板11Aの基端部は、ベース板40に接続されていればよく、溶接により接続されてもよく、ネジ止めにより接続されてもよく、接着剤で接着されてもよい。また、上述の実施の形態では、第2の端子板11Bの先端部が、屈曲部13を介して第1の端子板11Aの先端部に接続されている例について説明した。第2の端子板11Bの先端部は、第1の端子板11Aの先端部に接続されていればよく、溶接により接続されてもよく、ネジ止めにより接続されてもよく、接着剤で接着されてもよい。
上述の実施の形態では、第1の保持板21Aの基端部が、屈曲部26を介してベース板40に接続されている例について説明した。第1の保持板21Aの基端部は、ベース板40に接続されていればよく、溶接により接続されてもよく、ネジ止めにより接続されてもよく、接着剤で接着されてもよい。また、上述の実施の形態では、第2の保持板21Bの先端部が、屈曲部23を介して第1の保持板21Aの先端部に接続されている例について説明した。第2の保持板21Bの先端部は、第1の保持板21Aの先端部に接続されていればよく、溶接により接続されてもよく、ネジ止めにより接続されてもよく、接着剤で接着されてもよい。
上述の実施の形態においては、図5に示すように、第1の突部19Aと第2の突部19Bの一部がz軸方向から見て重なっている例について説明したが、端子100は、第1と第2の端子板11A、11Bが第1と第2のスリット12A、12Bに挿入された導体に圧接して導体を保持することができればよく、第1の突部19Aと第2の突部19Bの一部がz軸方向から見て重なっていなくてもよく、第1の突部19Aと第2の突部19Bを有さなくてもよい。
上述の実施の形態においては、第1と第2のスリット12A、12Bに被覆電線が挿入される例を説明したが、第1と第2のスリット12A、12Bには、被覆電線の被覆部分が剥がされた導体が挿入されてもよい。
上述の実施の形態においては、第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bには、被覆電線の被覆部分に切れ込みを入れる刃が設けられている例について説明した。第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bに、被覆電線の被覆部分が剥がされた導体を挿入するのであれば、第1の傾斜部18Aと第2の傾斜部18Bには、被覆部分に切れ込みを入れる刃が設けられていなくてもよい。
上述の実施の形態において、端子100が、接続相手であるオス端子が挿入されるメス端子である箱状部30を有する例について説明したが、端子100は、オス端子を備えてもよく、丸形端子、クワ形端子などのその他の端子を備えてもよい。また、端子100は、箱状部30を有する代わりに、回路基板などに直接電気的に接続されてもよい。なお、導体は多くの素線による撚り線であったが、単線の導体でも同様に電気接続が良好な性能を得ることができる。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気回路の部品として用いられる端子に適用することができる。
10…端子本体、11A…第1の端子板、11B…第2の端子板、12A…第1のスリット、12B…第2のスリット、13…屈曲部、14A、14B…当接板、15A、15B、16…屈曲部、17A…第1の接触領域、17B…第2の接触領域、17C…第3の接触領域、17D…第4の接触領域、18A…第1の傾斜部、18B…第2の傾斜部、19A…第1の突部、19B…第2の突部、20…保持部、21A…第1の保持板、21B…第2の保持板、22A…第1の保持スリット、22B…第2の保持スリット、23…屈曲部、24A、24B…当接板、25A、25B、26…屈曲部、27…突部、28…傾斜部、30…箱状部、31…開口部、32…スタビライザ、33…弾性接触部、40…ベース板、41…第1の突起部、42…第2の突起部、43、44、47、48…屈曲部、45、46…ツメ部、49…連結部、51、54〜59、61〜63…折り曲げ線、52…中心線、53…交点、71…一端部、100…端子

Claims (6)

  1. 導体が挿入される第1のスリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成される第1の端子板と、
    前記導体が挿入される第2のスリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成され、第1の端子板に重ねて配置された第2の端子板と、
    前記第1の端子板と前記第2の端子板が立設されるベース板と、
    被覆電線の被覆部分が挿入される第1の保持スリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成される第1の保持板と、
    前記被覆部分が挿入される第2の保持スリットが形成され、弾性変形可能な平板状の金属板から構成され、第1の保持板に重ねて配置された第2の保持板と、を備え、
    前記第1と第2の端子板は、前記第1と第2のスリットを重ねた状態で配置され、
    前記第2の端子板の先端部は、前記第1の端子板の先端部に接続され、
    前記第1の端子板の基端部は、前記ベース板に接続され、
    前記ベース板は、前記第2の端子板の基端部を、前記第1の端子板の基端部と共に挟む突起状の第1の突起部を有し、
    前記第1の保持板と前記第2の保持板は、前記ベース板に立設され、
    前記第2の保持板の先端部は、前記第1の保持板の先端部に接続され、
    前記第1の保持板の基端部は、前記ベース板に接続され、
    前記ベース板は、前記第2の保持板の基端部を、前記第1の保持板の基端部と共に挟む第2の突起部を有する、
    端子。
  2. 前記第2の端子板の基端部に、前記ベース板に沿って延設された当接板が形成され、
    前記第1の突起部は、前記ベース板に沿って延設され、前記当接板を前記ベース板と共に挟むツメ部を有する、
    請求項1に記載の端子。
  3. 前記第2の保持板が前記第2の端子板に対向して配置され、
    前記第1の突起部と前記第2の突起部とは、連結部で連結されている、
    請求項に記載の端子。
  4. 前記第1の突起部は、前記ベース板と一体に形成され、屈曲した屈曲部により前記ベース板と連結されている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の端子。
  5. 前記第1の端子板と前記第2の端子板とは一体に形成され、前記第1の端子板の先端部と前記第2の端子板の先端部とが、屈曲した屈曲部により連結されている、
    請求項1からの何れか1項に記載の端子。
  6. 前記端子は、前記第1と第2のスリットに挿入された前記導体に前記第1と第2の端子板が圧接して前記導体を保持する圧接端子から構成されている、
    請求項1から5の何れか1項に記載の端子。
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