JP2003091994A - 電圧トランスレータ - Google Patents

電圧トランスレータ

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JP2003091994A JP2001286904A JP2001286904A JP2003091994A JP 2003091994 A JP2003091994 A JP 2003091994A JP 2001286904 A JP2001286904 A JP 2001286904A JP 2001286904 A JP2001286904 A JP 2001286904A JP 2003091994 A JP2003091994 A JP 2003091994A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧トランスレータにおいて、高速な非選択
スイッチングを実現する。 【解決手段】 電圧トランスレータは、出力段にインバ
ータ(N1、P1により構成される)とフィード・バッ
クPMOS型トランジスタ(P2)に加えて、入力段の
インバータの出力信号により制御され、接地端子を持つ
NMOS型トランジスタ(N4)と、ワードラインによ
り制御されるNMOS型トランジスタ(N3)と、イン
バータ出力に接続されたNMOS型トランジスタ(N
2)を介した信号により制御されるPMOS型トランジ
スタ(P3)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
において、供給電圧を高速に切り換える電圧トランスレ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路では、内部で複数の電圧
が使用される場合がある。例えば、現在フラッシュEE
PROMメモリの場合、ワード線は、データを読み出す
ために選択される場合には、約5Vの電圧が印加され、
非選択の場合には、接地(アース)電位にされる。一
方、その他のデコーダ部等論理回路では、約3Vの電源
電圧が使用されている。尚、これら数値は、絶対的な値
ではなく半導体製造プロセスの発展により変化するであ
ろう値である。
【0003】高速な読み出しを行うためには、選択信号
により、ワード線の電圧を高速に変化させる必要があ
る。その機能を有する回路は、電圧トランスレータ回路
と呼ばれている。特開平10−149693号公報に開
示された回路は、その一例である。図9に、上述の公報
記載の電圧トランスレータ90の回路図を示す。この電
圧トランスレータ90は、ワード線WLを、一方におい
ては、第1のN−MOS型スイッチトランジスタN1を
介してアースVSSに接続し、他方においては、第1の
P−MOS型スイッチトランジスタP1を介して動作電
圧源VXに接続した構成をとっている。さらに、この電
圧トランスレータ90は、ワード線WLの電圧レベルに
よって直接的に駆動される状態にされた第1のP−MO
S型帰還トランジスタP2と、ワード線WLの電圧レベ
ルによって直接的に駆動される状態にされた第2のN−
MOS型帰還トランジスタN2−rとを含んでいる。こ
の構成において、この第2のN−MOS型帰還トランジ
スタN2−rのオン・オフを利用して、第1のN−MO
S型スイッチトランジスタN1のターン・オン及び第1
のP−MOS型スイッチトランジスタP1のターン・オ
フを加速することによって、ワード線の電圧の切り換え
を高速にしていると記載されている。
【0004】尚、N1、N2−r、N3−r、P1、P
2のゲート長は1.4μm、ゲート幅は順次、50μ
m、6μm、20μm、40μm、4μmである。デコ
ーダNORとインバータINV−rのそれぞれの構成要
素のP−MOS型トランジスタとN−MOS型トランジ
スタのゲートの幅は、デコーダNORでは、それぞれ1
5μmおよび3μmであり、インバータINV−rで
は、それぞれ10μmおよび3μmである。また、図
中、矩形で表されたワード線WLは、浮遊容量等を考慮
したワード線モデルを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の公報に示された
回路で採用されている高電圧をワード線に印加する選択
スイッチング時間は、7ns程度という高速である。し
かしながら、一方、ワード線を高電圧から低電圧に切り
換える非選択スイッチング時間は、10ns程度である
ので、上述の選択スイッチングに比較すると低速スイッ
チングであった。
【0006】従来技術の電圧トランスレータ回路を、半
導体記憶装置のワード線駆動回路に複数個使用した場
合、ワード線の選択の重複を避ける必要が生ずる。
【0007】そのため、以上説明したように、メモリ選
択のためのスイッチング動作時間は、非選択スイッチン
グ時間によって制限されていた。
【0008】より高速なメモリの読み出し動作のため
に、より高速な非選択スイッチング特性を有する電圧ト
ランスレータが望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために、この発明の
電圧トランスレータは、デコード信号によりワード線に
動作電圧または低電圧を供給する電圧トランスレータで
あって、下記の特徴を有している。すなわちこの発明の
電圧トランスレータは、インバータと第1、第3、及び
第4のNMOS型トランジスタと、第1、第2、及び第
3のPMOS型トランジスタを備えている。
【0010】このインバータは、デコード信号より選択
論理信号を生成する。
【0011】第1のNMOS型トランジスタ(N1)
は、ソース電極が低電圧源に接続され、ドレイン電極が
ワード線に接続され、ゲート電極がインバータの出力端
子に接続されている。
【0012】第1のPMOS型トランジスタ(P1)
は、ソース電極が動作電圧源に接続され、ドレイン電極
がワード線に接続されている。
【0013】第2のPMOS型トランジスタ(P2)
は、ソース電極が動作電圧源に接続され、ドレイン電極
が第1のPMOS型トランジスタのゲート電極に接続さ
れている。
【0014】第3のNMOS型トランジスタ(N3)
は、ソース電極が第2のPMOS型トランジスタのゲー
ト電極に接続され、ドレイン電極が動作電圧源に接続さ
れ、ゲート電極がワード線に接続されている。
【0015】第3のPMOS型トランジスタ(P3)
は、ソース電極が第2のPMOS型トランジスタのゲー
ト電極と第3のNMOS型トランジスタのソース電極と
に接続され、ドレイン電極がワード線に接続され、ゲー
ト電極が第1のPMOS型トランジスタのゲート電極に
接続されている。
【0016】第4のNMOS型トランジスタ(N4)
は、ソース電極が低電圧源に接続され、ドレイン電極が
第2のPMOS型トランジスタのゲート電極に接続さ
れ、ゲート電極がインバータの出力端子に接続されてい
る。
【0017】尚、第2のPMOS型トランジスタは、電
圧トランスレータにおいて、フィードバック・トランジ
スタとして機能するトランジスタである。このような構
成によれば、論理制御電圧にて、動作電圧を駆動するこ
とが可能である。さらにワード線電圧を第2のPMOS
型トランジスタのゲート電極へ伝えるフィードバック経
路の応答を速くする事で、選択から非選択の切り換えに
於いて、ワード線の電圧を高速に低電圧レベルにし、高
速な非選択スイッチングが可能となる。その結果ワード
線の電圧を高速に低電圧レベルにし、高速な非選択スイ
ッチングが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について、説明する。また、以下に説明する
数値的条件は単なる例示にすぎない。
【0019】[第1の実施の形態] (構成)図1は、第1の実施の形態の電圧トランスレー
タの好適な構成例を示す回路図である。
【0020】電圧トランスレータ10は、高電圧である
動作電圧源VXと低電圧源VSSに接続されており、い
ずれかの電圧をワード線WLに供給する。ワード線WL
に切り換える電圧の選択・非選択の切り換えは、デコー
ド信号SELにより行う。このデコード信号SELは、
NORで模式的に示したデコーダを介して電圧トランス
レータ10に入力される。
【0021】デコーダNORの出力端子は、インバータ
INV1の入力端子に接続されている。デコード信号
は、インバータINV1によって、その出力端子に選択
論理信号を生成する。
【0022】この選択論理信号は、ソース電極が低電圧
源VSSに接続され、ドレイン電極がワード線WLと接
続された第1のNMOS型トランジスタ(以下、第1N
型トランジスタと称する。)N1のゲート電極に入力さ
れる。第2のNMOS型トランジスタ(以下、第2N型
トランジスタと称する。)N2は、ソース電極がインバ
ータINV1の出力端子に接続され、ドレイン電極が後
述する第1のPMOS型トランジスタ(以下、第1P型
トランジスタと称する。)P1のゲート電極に接続さ
れ、ゲート電極が論理制御電圧源VDDに接続されてい
る。
【0023】また、ワード線WLは、第1N型トランジ
スタN1を介し、低電圧源VSSに接続されていると共
に、第1P型トランジスタP1を介して動作電圧源VX
に接続されている。すなわち、第1P型トランジスタP
1のドレイン電極がワード線WLに接続され、ソース電
極が動作電圧源VXに接続されている。
【0024】第2N型トランジスタN2のドレイン電極
と第1P型トランジスタP1のゲート電極との接合点
(ここでは、第一接続ノードと称する。)を図中PG1
とする。
【0025】第2のPMOS型トランジスタ(以下、第
2P型トランジスタと称する。)P2は、ソース電極が
動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極が第一接続ノ
ードPG1に接続されている。
【0026】第3のNMOS型トランジスタ(以下、第
3N型トランジスタと称する。)N3は、ソース電極が
第2P型トランジスタP2のゲート電極に接続され、ド
レイン電極が動作電圧源VXに接続され、ゲート電極が
ワード線WLに接続されている。
【0027】第2P型トランジスタP2のゲート電極と
第3N型トランジスタN3のソース電極との接続点(こ
こでは、第二接続ノードと称する。)を図中FG1とす
る。
【0028】第3のPMOS型トランジスタ(以下、第
3P型トランジスタと称する。)P3は、ソース電極が
第二接続ノードFG1に接続され、ドレイン電極がワー
ド線WLに接続され、ゲート電極が第一接続ノードPG
1に接続されている。
【0029】第4のNMOS型トランジスタ(以下、第
4N型トランジスタと称する。)N4は、ソース電極が
低電圧源VSSに接続され、ドレイン電極が第二接続ノ
ードFG1と接続され、ゲート電極がインバータINV
1の出力端子に接続されている。
【0030】尚、図中、各トランジスタN1、N2、N
3、N4、P1、P2、P3のゲート長は1.4μmと
し、ゲート幅は、順次に50μm、20μm、5μm、
15μm、40μm、4μm、4μmとした。また、デ
コーダNORとインバータINV1のそれぞれの構成要
素のPMOS型トランジスタとNMOS型トランジスタ
のゲート幅は、デコーダでは、それぞれ15μmおよび
3μmであり、インバータでは、それぞれ、10μmお
よび3μmである。図中、矩形で表されたワード線WL
は、浮遊容量等を考慮したワード線モデルを示してい
る。
【0031】(動作)上述したこの発明の電圧トランス
レータの回路構成例によれば、非選択信号によりワード
線WLを低電圧VSSに高速でスイッチすることが可能
となる。そこで、ワード線WLの非選択状態へのスイッ
チング動作を説明するに先立ち、ワード線WLの選択状
態につき説明する。
【0032】尚、電圧トランスレータの動作電圧VX
は、PMOS型トランジスタの閾値電圧の絶対値以上か
つトランジスタの耐圧以下の高電圧と設定できる。しか
し、ここでは、選択を読み出し動作のための選択動作と
想定し、動作電圧VXは5.5Vとし、低電圧VSS
は、実質的にアース電位(0V)とし、また論理制御電
圧VDDは、2.6Vと設定している。
【0033】(1−1:選択状態への動作)選択信号す
なわちデコード信号SELを論理レベルの低いレベル
「L」にすると、デコーダNORの出力レベルは、論理
レベルの高いレベル「H」となる。電圧トランスレータ
10のインバータINV1は、この信号を入力して選択
論理信号を「L」として出力する。
【0034】選択論理信号が「L」となることにより、
第1N型トランジスタN1と第4N型トランジスタN4
は、オフ状態になる。第1N型トランジスタN1が、オ
フ状態になることにより、ワード線WLは、アース電位
から切り離される。第4N型トランジスタN4がオフす
ることにより、第二接続ノードFG1は、アース電位か
ら切り離される。
【0035】また、第2N型トランジスタN2を介し
て、第一接続ノードPG1は、アース電位となり、従っ
て、第1P型トランジスタP1は、オン状態となり、ワ
ード線WLの電圧を上昇させてゆく。また、第一接続ノ
ードPG1は、アース電位であり第3P型トランジスタ
P3のゲート電極もアース電位となり、オン状態とな
る。
【0036】ワード線WLの電圧の上昇によって第3N
型トランジスタN3は、オン状態となる。第2P型トラ
ンジスタP2のゲート電極には、動作電圧VXから第3
N型トランジスタN3の閾値電圧分差し引いた電圧が印
加されるので、第2P型トランジスタP2は、ワード線
WLの電圧上昇と共にオフ状態に近づく。
【0037】そして、ワード線WLは、最終的に、動作
電圧VXまで上昇し、その電圧で安定する。尚、第二接
続ノードFG1は、最終的にオン状態の第3P型トラン
ジスタP3を介して動作電圧VXとなり、第2P型トラ
ンジスタP2は、完全にオフ状態となる。
【0038】この状態では、第2N型、第3N型、第1
P型、第3P型の各トランジスタN2、N3、P1、お
よびP3は、オン状態であり、一方、第1N型、第4N
型、第2P型の各トランジスタN1、N4、P2は、オ
フ状態である。
【0039】(1−2:非選択状態への動作)選択信号
すなわちデコード信号SELを「L」から「H」に切り
換えると、デコーダNORの出力レベルは、「L」とな
る。電圧トランスレータ10のインバータINV1は、
この信号を入力して選択論理信号を「H」として出力す
る。
【0040】選択論理信号が「H」となることによっ
て、第1N型トランジスタN1と第4N型トランジスタ
N4は、オン状態となる。第1N型トランジスタN1が
オン状態になると、ワード線WLの電圧は降下し始め
る。ワード線WLの電圧の低下によってゲート電極にワ
ード線WLが接続された第3N型トランジスタN3は、
オフ状態になる。これにより第二接続ノードFG1は、
動作電圧源VXから切り離され、第4N型トランジスタ
N4を介してアース電位へと降下する。第二接続ノード
FG1の電圧低下によって第2P型トランジスタP2は
オン状態となる。第2P型トランジスタP2がオン状態
となると、動作電圧源VXが、第一接続ノードPG1と
結合される。従って第1P型トランジスタP1、第3P
型トランジスタP3は、それそれのゲート電極に動作電
圧VXが印加されるので、これらトランジスタP1およ
びP3は、充分なオフ状態となる。この結果、ワード線
WLは、最終的にアース電位となる。
【0041】尚、第2N型トランジスタN2は、論理制
御電圧VDDで駆動する回路を、動作電圧源VXから保
護する。特に第一接続ノードPG1が動作電圧になって
いる場合、第2N型トランジスタN2のインバータIN
V1の出力端に接続されている電極とゲート電極は、論
理制御電圧VDDとなっており、動作電圧VXがインバ
ータINV1側に伝わるのを防止するダイオードとして
機能するため回路保護機能を有する。
【0042】(比較結果)この実施の形態のスパイス回
路シミュレーション結果を図2〜図4に示す。
【0043】各図において、実線は第1の実施の形態の
回路動作のシミュレーション結果を示し、比較のため、
図9に示す従来の回路のシミュレーション結果を点線で
示す。従来の回路と第1の実施の形態の回路の比較は、
同一プロセスのスパイス・パラメータを使用し、閾値、
Gm、ゲート容量等シミュレーション・パラメータは全
て等しい条件で行っている。
【0044】図2は、ワード線WL電圧の時間変化を示
す図で、横軸に時間(単位:秒(s))を取り、かつ、
縦軸に電圧(単位:ボルト(V))をとって示してあ
る。図2には、タイミングを参照するため、選択・非選
択を合図するデコード信号SELも記載してある(一点
鎖線で示す)。図2は、非選択・選択を2回繰り返した
図である。時刻10nsでデコーダ信号SELを「L」
から「H」に切り換えた。ワード線WLの電圧は、従来
例も本発明1(すなわち第1の実施の形態の回路)も、
共に時刻15ns付近から降下を開始するが、本発明1
のほうが、立ち下がりが速い。すなわち、高速な非選択
のスイッチング特性を有する。第1の実施の形態の回路
のワード線WL電圧の立ち下がり時間は、7ns程度で
ある。
【0045】図3は、貫通電流の時間変化を示す図で横
軸に時間(単位:秒(s))を取り、かつ、縦軸に電流
(単位:アンペア(A))をとって示してある。貫通電
流とは、第1N型トランジスタN1と第1P型トランジ
スタP1(これらも、ある種のインバータを構成す
る。)のスイッチングの時に流れる電流である。非選択
におけるスイッチング時での貫通電流は、従来の回路に
比べ低減されている。特に貫通電流の総量、すなわち貫
通電荷量として比較した場合に顕著である。
【0046】図4は、従来の回路の接続ノードPG−r
(図9参照)と、この実施の形態の第一接続ノードPG
1の電圧の時間変化を示す図で、横軸に時間(単位:秒
(s))を取り、かつ、縦軸に電圧(単位:ボルト
(V))をとって示してある。図4には、選択・非選択
を合図するデコード信号SELも記載してある。デコー
ダ信号SELが「L」から「H」に切り替わると、接続
ノードPG−rと第一接続ノードPG1は、その電圧を
上昇させていく。接続ノードPG−rは、時刻15ns
までは、速やかに立ち上がるが、その後一度立ち上がり
速度が減少している。換言するならば、段階的な立ち上
がりをしている。
【0047】これに対して、第一接続ノードPG1は、
スムーズかつ短時間で動作電圧VXに立ち上がる。第一
接続ノードPG1のこの高速な立ち上がりは、結果とし
て、ワード線WLの高速な非選択スイッチング時間特性
と貫通電流の低減に貢献する。
【0048】[第2の実施の形態] (構成)図5は、第2の実施の形態の電圧トランスレー
タの好適な構成例を示す回路図である。
【0049】電圧トランスレータ50は、高電圧である
動作電圧源VXと低電圧源VSSに接続されており、い
ずれかの電圧をワード線WLに供給する。ワード線WL
に切り換える電圧の選択・非選択の切り換えは、デコー
ド信号SELにより行う。このデコード信号SELは、
NORで模式的に示したデコーダを介して電圧トランス
レータ50に入力される。
【0050】デコーダNORの出力端子は、インバータ
INV1の入力端子に接続されている。デコード信号
は、インバータINV1によって、その出力端子に選択
論理信号を生成する。
【0051】この選択論理信号は、ソース電極が低電圧
源VSSに接続され、ドレイン電極がワード線WLと接
続された第1のNMOS型トランジスタ(以下、第1N
型トランジスタと称する。)N1のゲート電極に入力さ
れる。第2のNMOS型トランジスタ(以下、第2N型
トランジスタと称する。)N2は、ソース電極がインバ
ータINV1の出力端子に接続され、ドレイン電極が後
述する第1のPMOS型トランジスタ(以下、第1P型
トランジスタと称する。)P1のゲート電極に接続さ
れ、ゲート電極が論理制御電圧源VDDに接続されてい
る。
【0052】また、ワード線WLは、第1N型トランジ
スタN1を介し、低電圧源VSSに接続されていると共
に、第1P型トランジスタP1を介して動作電圧源VX
に接続されている。すなわち、第1P型トランジスタP
1のドレイン電極がワード線WLに接続され、ソース電
極が動作電圧源VXに接続されている。
【0053】第2N型トランジスタN2のドレイン電極
と第1P型トランジスタP1のゲート電極との接合点
(ここでは、第一接続ノードと称する。)を図中PG2
とする。
【0054】第2のPMOS型トランジスタ(以下、第
2P型トランジスタと称する。)P2は、ソース電極が
動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極が第一接続ノ
ードPG2に接続されている。
【0055】第3のNMOS型トランジスタ(以下、第
3N型トランジスタと称する。)N3は、ソース電極が
第2P型トランジスタP2のゲート電極に接続され、ド
レイン電極がワード線WLに接続され、ゲート電極もワ
ード線WLに接続されている。
【0056】第2P型トランジスタP2のゲート電極と
第3N型トランジスタN3のソース電極との接続点(こ
こでは、第二接続ノードと称する。)を図中FG2とす
る。
【0057】第3のPMOS型トランジスタ(以下、第
3P型トランジスタと称する。)P3は、ソース電極が
第二接続ノードFG2に接続され、ドレイン電極がワー
ド線WLに接続され、ゲート電極が第一接続ノードPG
2に接続されている。
【0058】第4のNMOS型トランジスタ(以下、第
4N型トランジスタと称する。)N4は、ソース電極が
低電圧源VSSに接続され、ドレイン電極が第二接続ノ
ードFG2と接続され、ゲート電極がインバータINV
1の出力端子に接続されている。
【0059】尚、図中、各トランジスタN1、N2、N
3、N4、P1、P2、P3のゲート長は1.4μmと
し、ゲート幅は、順次に50μm、20μm、5μm、
15μm、40μm、4μm、4μmとした。また、デ
コーダNORとインバータINV1のそれぞれの構成要
素のPMOS型トランジスタとNMOS型トランジスタ
のゲート幅は、デコーダでは、それぞれ15μmおよび
3μmであり、インバータでは、それぞれ、10μmお
よび3μmである。図中、矩形で表されたワード線WL
は、浮遊容量等を考慮したワード線モデルを示してい
る。
【0060】すなわち、第1の実施の形態の回路図と比
較すると、第3N型トランジスタN3のドレイン電極
が、第1の実施の形態では動作電圧VXに接続されてい
たが、第2の実施の形態では、ワード線WLに接続され
ている。
【0061】(動作)上述したこの発明の電圧トランス
レータの回路構成例によれば、非選択信号によりワード
線WLを低電圧VSSに高速でスイッチすることが可能
となる。そこで、ワード線WLの非選択状態へのスイッ
チング動作を説明するに先立ち、ワード線WLの選択状
態につき説明する。
【0062】尚、電圧トランスレータの動作電圧VX
は、PMOS型トランジスタの閾値電圧の絶対値以上か
つトランジスタの耐圧以下の高電圧と設定できる。しか
し、ここでは、選択を読み出し動作のための選択動作と
想定し、動作電圧VXは5.5Vとし、低電圧VSS
は、実質的にアース電位(0V)とし、また論理制御電
圧VDDは、2.6Vと設定している。
【0063】(2−1:選択状態への動作)選択信号す
なわちデコード信号SELを論理レベルの低いレベル
「L」にすると、デコーダNORの出力レベルは、論理
レベルの高いレベル「H」となる。電圧トランスレータ
50のインバータINV1は、この信号を入力して選択
論理信号を「L」として出力する。
【0064】選択論理信号が「L」となることにより、
第1N型トランジスタN1と第4N型トランジスタN4
は、オフ状態になる。第1N型トランジスタN1が、オ
フ状態になることにより、ワード線WLは、アース電位
から切り離される。第4N型トランジスタN4がオフす
ることにより、第二接続ノードFG2は、アース電位か
ら切り離される。
【0065】また、第2N型トランジスタN2を介し
て、第一接続ノードPG2は、アース電位となり、従っ
て、第1P型トランジスタP1は、オン状態となり、ワ
ード線WLの電圧を上昇させてゆく。また、第一接続ノ
ードPG2は、アース電位であり第3P型トランジスタ
P3のゲート電極もアース電位となり、オン状態とな
る。
【0066】ワード線WLの電圧の上昇によって第3N
型トランジスタN3は、オン状態となる。第2P型トラ
ンジスタP2のゲート電極には、ワード線WLの電圧か
ら第3N型トランジスタN3の閾値電圧分差し引いた電
圧が印加されるので、第2P型トランジスタP2は、ワ
ード線WLの電圧上昇と共にオフ状態に近づく。
【0067】そして、ワード線WLは、最終的に、動作
電圧VXまで上昇し、その電圧で安定する。尚、第二接
続ノードFG2は、最終的にオン状態の第3P型トラン
ジスタP3を介して動作電圧VXとなり、第2P型トラ
ンジスタP2は、完全にオフ状態となる。
【0068】この状態では、第2N型、第3N型、第1
P型、第3P型の各トランジスタN2、N3、P1、お
よびP3は、オン状態であり、一方、第1N型、第4N
型、第2P型の各トランジスタN1、N4、P2は、オ
フ状態である。
【0069】(2−2:非選択状態への動作)選択信号
すなわちデコード信号SELを「L」から「H」に切り
換えると、デコーダNORの出力レベルは、「L」とな
る。電圧トランスレータ50のインバータINV1は、
この信号を入力して選択論理信号を「H」として出力す
る。
【0070】選択論理信号が「H」となることによっ
て、第1N型トランジスタN1と第4N型トランジスタ
N4は、オン状態となる。第1N型トランジスタN1が
オン状態になると、ワード線WLの電圧は降下し始め
る。ワード線WLの電圧の低下によってゲート電極にワ
ード線WLが接続された第3N型トランジスタN3は、
オフ状態になる。これにより第二接続ノードFG2は、
動作電圧源VXから切り離され、第4N型トランジスタ
N4を介してアース電位へと降下する。第二接続ノード
FG2の電圧低下によって第2P型トランジスタP2は
オン状態となる。第2P型トランジスタP2がオン状態
となると、動作電圧源VXが、第一接続ノードPG2と
結合される。従って第1P型トランジスタP1、第3P
型トランジスタP3は、それそれのゲート電極に動作電
圧VXが印加されるので、これらトランジスタP1およ
びP3は、充分なオフ状態となる。この結果、ワード線
WLは、最終的にアース電位となる。
【0071】尚、第2N型トランジスタN2は、論理制
御電圧で駆動する回路を、動作電圧源VXから保護す
る。特に第一接続ノードPG2が動作電圧VXになって
いる場合、第2N型トランジスタN2のインバータIN
V1の出力端に接続されている電極とゲート電極は、論
理制御電圧となっており、動作電圧VXがインバータI
NV1側に伝わるのを防止するダイオードとして機能す
るため回路保護機能を有する。
【0072】(比較結果)この実施の形態のスパイス回
路シミュレーション結果を図6〜図8に示す。
【0073】各図において、実線は第2の実施の形態の
回路動作のシミュレーション結果を示し、比較のため、
図9に示す従来の回路のシミュレーション結果を点線で
示す。従来の回路と第2の実施の形態の回路の比較は、
同一プロセスのスパイス・パラメータを使用し、閾値、
Gm、ゲート容量等シミュレーション・パラメータは全
て等しい条件で行っている。
【0074】図6は、ワード線WL電圧の時間変化を示
す図で、横軸に時間(単位:秒(s))を取り、かつ、
縦軸に電圧(単位:ボルト(V))をとって示してあ
る。図6には、タイミングを参照するため、選択・非選
択を合図するデコード信号SELも記載してある(一点
鎖線で示す)。図6は、非選択・選択を2回繰り返した
図である。時刻10nsでデコーダ信号SELを「L」
から「H」に切り換えた。ワード線WLの電圧は、従来
例も本発明2(すなわち第2の実施の形態の回路)も、
共に時刻15ns付近から降下を開始するが、本発明2
のほうが、立ち下がりが速い。すなわち、高速な非選択
のスイッチング特性を有する。第2の実施の形態の回路
のワード線WL電圧の立ち下がり時間は、7ns程度で
ある。
【0075】図7は、貫通電流の時間変化を示す図で横
軸に時間(単位:秒(s))を取り、かつ、縦軸に電流
(単位:アンペア(A))をとって示してある。貫通電
流とは、第1N型トランジスタN1と第1P型トランジ
スタP1(これらも、ある種のインバータを構成す
る。)のスイッチングの時に流れる電流である。非選択
におけるスイッチング時での貫通電流は、従来の回路に
比べ低減されている。特に貫通電流の総量、すなわち貫
通電荷量として比較した場合に顕著である。
【0076】図8は、従来の回路の接続ノードPG−r
(図9参照)と、この実施の形態の第一接続ノードPG
2の電圧の時間変化を示す図で、横軸に時間(単位:秒
(s))を取り、かつ、縦軸に電圧(単位:ボルト
(V))をとって示してある。図8には、選択・非選択
を合図するデコード信号SELも記載してある。デコー
ダ信号SELが「L」から「H」に切り替わると、接続
ノードPG−rと第一接続ノードPG2は、その電圧を
上昇させていく。接続ノードPG−rは、時刻15ns
までは、速やかに立ち上がるが、その後一度立ち上がり
速度が減少している。換言するならば、段階的な立ち上
がりをしている。
【0077】これに対して、第一接続ノードPG2は、
スムーズかつ短時間で動作電圧VXに立ち上がる。第一
接続ノードPG2のこの高速な立ち上がりは、結果とし
て、ワード線WLの高速な非選択スイッチング時間特性
と貫通電流の低減に貢献する。
【0078】次に第2の実施の形態と第1の実施の形態
とを比較してみる。ワード線WL電圧の非選択状態への
遷移を速やかに行うには、第2P型トランジスタP2の
ゲート電圧FGを、速く遷移させる必要がある。第2の
実施の形態では、第3N型トランジスタN3のドレイン
電極がワード線WLに接続されているため、ワード線W
Lが動作電圧VXからアース電位へ遷移している間、常
にオン状態にある。よって、第二接続ノードFG2の動
作電圧VXからアース電位へ遷移する経路、換言すると
第二接続ノードFG2にチャージされた正電荷をアース
に落とす経路は、2つの経路が存在する。第1の経路
は、第1の実施の形態と同じ第4N型トランジスタN4
を介する経路であり、第2の経路は第3N型トランジス
タN3と第1N型トランジスタN1を介する経路であ
る。
【0079】このため、第2の実施の形態の電圧トラン
スレータは、第1の実施の形態の電圧トランスレータと
比べて、ワード線WLの非選択スイッチング時間特性と
貫通電流に関して改善がなされている。
【0080】以上、この発明について、説明してきた
が、半導体製造プロセスの発展にともなうトランジスタ
性能の向上によりスイッチング速度が、今後高速化する
可能性があり、説明に使用した数値は単なる例示であ
る。又、バイポーラ・トランジスタやSOI技術をこの
発明に応用することは、当業者間では容易に類推できる
ものである。
【0081】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
の電圧トランスレータによれば、高速な非選択スイッチ
ング特性を有する電圧トランスレータを提供できる。
【0082】シミュレーション結果からも分かるよう
に、ワード線の立ち下がりは、高速な非選択スイッチン
グ特性を有する。又、ワード線の立ち下がり時間は、ワ
ード線の立ち上がり時間とほぼ等しい。このため、メモ
リ選択のためのスイッチング動作の高速化が可能とな
る。
【0083】更に、この発明によれば、非選択スイッチ
ング時の貫通電流を減少させる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の回路図である。
【図2】第1の実施の形態のワード線電圧の時間変化を
示す図である。
【図3】第1の実施の形態の貫通電流の時間変化を示す
図である。
【図4】第1の実施の形態の第一接続ノードPG1の電
圧の時間変化を示す図である。
【図5】第2の実施の形態の回路図である。
【図6】第2の実施の形態のワード線電圧の時間変化を
示す図である。
【図7】第2の実施の形態の貫通電流の時間変化を示す
図である。
【図8】第2の実施の形態の第一接続ノードPG2の電
圧の時間変化を示す図である。
【図9】従来技術の回路図である。
【符号の説明】
10、50、90:電圧トランスレータ VX:動作電圧源 VSS:低電圧源 VDD:論理制御電圧源 SEL:デコード信号 WL:ワード線 INV1:インバータ NOR:デコーダ(3入力NORゲート) N1:第1のNMOS型トランジスタ N2:第2のNMOS型トランジスタ N3:第3のNMOS型トランジスタ N4:第4のNMOS型トランジスタ P1:第1のPMOS型トランジスタ P2:第2のPMOS型トランジスタ P3:第3のPMOS型トランジスタ PG1、FG1、PG2、FG2:この発明の各接続ノ
ード INV−r:従来技術のインバータ N2−r:従来技術の第2のNMOS型トランジスタ N3−r:従来技術の第3のNMOS型トランジスタ FG−r、PG−r:従来技術の各接続ノード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デコード信号によりワード線に動作電圧
    または低電圧を供給する電圧トランスレータにおいて、 前記デコード信号より選択論理信号を生成するインバー
    タと、 ソース電極が前記低電圧源に接続され、ドレイン電極が
    前記ワード線に接続され、及びゲート電極が前記インバ
    ータの出力端子に接続された第1のNMOS型トランジ
    スタ(N1)と、 ソース電極が前記動作電圧源に接続され、ドレイン電極
    が前記ワード線に接続された第1のPMOS型トランジ
    スタ(P1)と、 ソース電極が前記動作電圧源に接続され、ドレイン電極
    が前記第1のPMOS型トランジスタのゲート電極に接
    続された第2のPMOS型トランジスタ(P2)と、 ソース電極が前記第2のPMOS型トランジスタのゲー
    ト電極に接続され、ドレイン電極が前記動作電圧源に接
    続され、及びゲート電極が前記ワード線に接続された第
    3のNMOS型トランジスタ(N3)と、 ソース電極が前記第2のPMOS型トランジスタのゲー
    ト電極と前記第3のNMOS型トランジスタのソース電
    極とに接続され、ドレイン電極が前記ワード線に接続さ
    れ、及びゲート電極が前記第1のPMOS型トランジス
    タのゲート電極に接続された第3のPMOS型トランジ
    スタ(P3)と、 ソース電極が前記低電圧源に接続され、ドレイン電極が
    前記第2のPMOS型トランジスタのゲート電極に接続
    され、及びゲート電極が前記インバータの出力端子に接
    続されている第4のNMOS型トランジスタ(N4)と
    を備えたことを特徴とする電圧トランスレータ。
  2. 【請求項2】 デコード信号によりワード線に動作電圧
    または低電圧を供給する電圧トランスレータにおいて、 前記デコード信号より選択論理信号を生成するインバー
    タと、 ソース電極が前記低電圧源に接続され、ドレイン電極が
    前記ワード線に接続され、及びゲート電極が前記インバ
    ータの出力端子に接続された第1のNMOS型トランジ
    スタ(N1)と、 ソース電極が前記動作電圧源に接続され、ドレイン電極
    が前記ワード線に接続された第1のPMOS型トランジ
    スタ(P1)と、 ソース電極が前記動作電圧源に接続され、ドレイン電極
    が前記第1のPMOS型トランジスタのゲート電極に接
    続された第2のPMOS型トランジスタ(P2)と、 ソース電極が前記第2のPMOS型トランジスタのゲー
    ト電極に接続され、ドレイン電極が前記ワード線に接続
    され、及びゲート電極が前記ワード線に接続された第3
    のNMOS型トランジスタ(N3)と、 ソース電極が前記第2のPMOS型トランジスタのゲー
    ト電極と前記第3のNMOS型トランジスタのソース電
    極とに接続され、ドレイン電極が前記ワード線に接続さ
    れ、及びゲート電極が前記第1のPMOS型トランジス
    タのゲート電極に接続された第3のPMOS型トランジ
    スタ(P3)と、 ソース電極が前記低電圧源に接続され、ドレイン電極が
    前記第2のPMOS型トランジスタのゲート電極に接続
    され、及びゲート電極が前記インバータの出力端子に接
    続されている第4のNMOS型トランジスタ(N4)と
    を備えたことを特徴とする電圧トランスレータ。
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