JP2003090311A - 装飾部品の取付構造 - Google Patents

装飾部品の取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属メッキが施された装飾部品であっても、溶
着工程を不要として取付けられるようにする。 【解決手段】装飾部品に係止突起を形成し、装飾部品と
係止部材とで被取付部材を挟持した状態で係止突起によ
り装飾部品と係止部材を機械的に係合固定する。第1突
起11を第1貫通孔20内でスライド移動させることで、第
2突起12が撓み部21を弾性変形させながら撓み部21を乗
り越え係止凹部23と係合するため、第1突起11と第2突
起12が係止部材2と係合することでスライド方向の相対
移動が規制され、第1突起11が係止部材2の裏面と係合
することで離れる方向の移動が規制されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内装品な
どの装飾部品の取付構造に関し、詳しくはきわめて容易
に取付けることができる装飾部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機をもつ自動車のコンソール用
シフトレバーの周囲には、現在のシフトレバーの位置を
表示するためのシフトインジケータが配置され、シフト
インジケータとコンソールカバーの境界部には飾り枠体
が介在して境界部の隙間を覆うことで意匠性の向上が図
られている。この飾り枠体は一般に樹脂成形によって形
成され、意匠性を高めるために金属メッキ処理が施され
ている。
【0003】コンソールカバーにはシフトインジケータ
の大きさより大きな貫通孔が形成され、先ず飾り枠体が
貫通孔の周縁部を挟持することでコンソールカバーに固
定される。そしてシフトレバーが突出しシフトインジケ
ータが装着されたコンソールに、飾り枠体をもつコンソ
ールカバーが組み付けられることで、組付が完了する。
【0004】ところでコンソールカバーの貫通孔の周縁
部に飾り枠体を固定する場合には、寸法誤差などを吸収
して隙間が生じないようにする必要がある。そこで従来
は、図8,9に示すような取付構造が採用されている。
【0005】この取付構造では、飾り枠体 100と固定部
材 200を用いている。飾り枠体 100の裏面側の一端部に
は断面コ字状の保持突起 101が突出形成され、他端部に
は板状の溶着突起 102が突出形成されている。また固定
部材 200は飾り枠体 100の他端部に沿う断面略L字の棒
状に形成され、溶着突起 102に対応する位置に貫通孔20
1が形成されている。この貫通孔 201に溶着突起 102を
挿通することで、飾り枠体 100の他端部と固定部材 200
とで断面コ字状の保持部が形成される。
【0006】そして保持突起 101と、飾り枠体 100の他
端部と固定部材 200とで形成された断面コ字状の保持部
にコンソールカバー 300の貫通孔の周縁部の互いに対向
する端部をそれぞれ挟持し、貫通孔 201から突出する溶
着突起 102を熱カシメして飾り枠体 100と固定部材 200
を固定することで、飾り枠体 100がコンソールカバー30
0に固定される。
【0007】この取付構造によれば、飾り枠体 100の大
きさをコンソールカバー 300の貫通孔の大きさより一回
り大きく形成しておくことで、飾り枠体 100を隙間なく
容易にコンソールカバー 300に固定することができる。
【0008】また実開平5-054805号には、断面コ字状の
内装部品をその側壁のばね弾性を利用して車体板金に取
付けた構造が開示されている。この取付構造によれば、
金属ピンなどを用いずに全て樹脂から形成できるため、
錆や干渉による異音の発生がない。また取り外しも可能
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した図
8,9に示す取付構造では、熱カシメ工程が必要となる
ために、工数が大きいという問題がある。
【0010】さらに飾り枠体 100は、シフトインジケー
タとの一体感を付与するなどの目的のために、金属メッ
キが施されることが多い。しかしながら溶着突起 102ま
で金属メッキが施されると、溶着が困難となってしま
う。そのため溶着突起 102をマスキングしてメッキ処理
したり、溶着突起 102に形成された金属メッキを剥離し
たりする工数が必要となり、工数がさらに大きくなって
コストが上昇するという問題がある。
【0011】また金属メッキされた樹脂製の装飾部品で
は、剛性が大きすぎるために、実開平5-054805号に開示
されたようにばね弾性を利用して取付けることは困難で
ある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、金属メッキが施された装飾部品であって
も、溶着工程を不要として容易に取付けられるようにす
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の装飾部品の取付構造の特徴は、表面に意匠面をもち
裏面側より突出する係止突起をもつ硬質の装飾部品と、
係止部材に係合固定される樹脂製の係止部材と、少なく
とも一部が板状の被取付部材とよりなり、装飾部品と係
止部材とで被取付部材の一部を挟持することで被取付部
材に装飾部品が取付けられた装飾部品の取付構造であっ
て、係止突起は装飾部品の裏面から突出する首部と首部
から曲折した頭部とよりなる略L字形状の第1突起と、
装飾部品の裏面から突出する第2突起とからなり、係止
部材は第1突起の頭部が貫通して裏面側に突出する第1
貫通孔と、第2突起が当接して押圧することで弾性変形
可能な撓み部と、係止部材を装飾部品に対して相対移動
させ第1突起が第1貫通孔内をスライド移動したときに
第2突起が撓み部を乗り越えて係合する係止凹部とをも
ち、第2突起が係止凹部に係合することで係止部材と装
飾部材のスライド方向の相対移動が規制され、第1突起
の頭部が第1貫通孔より突出して係止部材の裏面に係合
することで装飾部材と係止部材とが離れる方向の移動が
規制されていることにある。
【0014】装飾部材はメッキされた樹脂部品とするこ
とができる。また第2突起は装飾部品の裏面から略直角
に延びる係止面と、係止面の先端から頭部の延びる方向
に傾斜して延びるテーパ面とをもつ略三角形状をなし、
撓み部はテーパ面と摺接する第2テーパ面をもつことが
望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の装飾部品の取付構造で
は、係止突起が装飾部品と機械的に係合することにより
係止部材が装飾部品に固定され、装飾部品と係止部材と
で被取付部材の端部を挟持することで装飾部品が被取付
部材に取付られている。したがって熱カシメ工程が不要
となり、組付工数を低減することができる。また熱カシ
メ工程が不要となるため、金属メッキされた装飾部品で
あっても、マスキングや金属メッキの剥離の工程が不要
となる。これにより工数をさらに低減することができ、
コストを大きく削減することができる。
【0016】本発明の装飾部品の取付構造を形成するに
は、先ず装飾部品を被取付部材の板状の一部に沿うよう
に配置し、裏面側に係止部材を配置する。そしてL字状
の第1突起の頭部を係止部材の第1貫通孔に挿通して貫
通させるとともに、第2突起を撓み部に当接させる。続
いて係止部材を装飾部品に対して相対移動させ、第1突
起の首部を第1貫通孔内でスライド移動させる。このと
き第2突起の押圧により撓み部が弾性変形し、第2突起
は撓み部を乗り越えて係止凹部と係合する。すると第1
突起の頭部は第1貫通孔から突出してその周縁部で係止
部材の裏面に当接し、装飾部品の裏面と頭部とで第1貫
通孔の周縁部が挟持された状態となる。
【0017】したがって第2突起が係止凹部に係合する
ことで係止部材と装飾部材のスライド方向の相対移動が
規制され、第1突起の頭部が第1貫通孔の周縁部で係止
部材の裏面に係合することで装飾部材と係止部材とが離
れる方向の移動が規制されるため、装飾部材と係止部材
とは一体的に固定された状態となる。その状態で被取付
部材の板状の一部は装飾部材と係止部材とで挟持される
ので、熱カシメなどを不要として装飾部材を被取付部材
に容易に取付けることができる。
【0018】装飾部材としては、従来の技術で述べたシ
フトインジケータの飾り枠体に限るものではなく、自動
車の内外装に用いられる各種部品、オーナメント、家電
製品の意匠マークなどとすることができる。またその材
質は、係止突起が変形しない硬質のものであればよく、
ABSなどの硬質樹脂、金属メッキされた樹脂、金属な
どを用いることができる。金属メッキされた樹脂から装
飾部材を形成すれば、意匠性が高まるとともに金属メッ
キによってさらに硬質となるので、樹脂のみの場合に比
べて係止突起の変形を一層防止することができ、取付け
後に装飾部材が外れるような不具合をさらに防止するこ
とができる。
【0019】装飾部材の第1突起及び第2突起は、装飾
部材の本体と一体的に形成される。その位置は装飾部材
の形状などに応じて適宜決定される。例えば前述の飾り
枠体の場合には、一辺あるいは互いに対向する二辺の裏
面側に形成することができ、4辺の全部に形成すること
もできる。またオーナメントなどの場合には、裏面の中
央部などに形成することができる。なお第1突起と第2
突起の位置関係は特に制限されないが、前述の飾り枠体
のような幅の狭い装飾部品の場合には後述の相対移動方
向に平行な一直線上に列設することが望ましい。
【0020】係止部材は、撓み部が弾性変形可能であ
り、かつある程度の強度が必要であるので、ABS,P
P,PAなどの樹脂から形成することができる。
【0021】装飾部材の第2突起は、相対移動の力で撓
み部を押圧できる形状とされる。例えば装飾部品の裏面
から略直角に延びる係止面と、係止面の先端から第1突
起の頭部の延びる方向と平行方向に傾斜して延びるテー
パ面とをもつ略三角形状をなすことが望ましく、係止部
材の撓み部はテーパ面と摺接する第2テーパ面をもつこ
とが望ましい。このようにすれば、スライド移動の際に
第2突起のテーパ面と撓み部の第2テーパ面とが摺接す
るので、スライド移動の力によって撓み部を安定して弾
性変形させることができ、撓み部の永久変形により係合
が不安定になるのを防止することができる。また第2突
起の係止面が撓み部の端部と係合するので、取付け後の
装飾部材と係止部材の相対移動をより防止することがで
きる。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0023】(実施例1)本実施例では、従来の技術で
述べたシフトインジケータの飾り枠体の取付構造に本発
明を適用している。図1〜図5にその取付構造を示す。
【0024】図1に示す飾り枠体1は、ABSから形成
された成形品の全表面にクロムメッキが施されてなるも
のであり、略長方形状の枠体である。その一対の長辺の
うち一辺の裏面側には、断面コ字状の保持突起10が互い
に間隔を隔てて3個裏面側へ突出形成され、保持突起10
の開口は外側を向いている。
【0025】また保持突起10をもつ長辺と反対側の他の
一辺の裏面側には、略L字形状の第1突起11が互いに間
隔を隔てて3個裏面側へ突出形成され、最初の第1突起
11と次の第1突起11の中間位置に三角形状の第2突起12
が1個裏面側へ突出形成されている。
【0026】第1突起11は、図5に示すように、飾り枠
体1の裏面に対して直角に突出する首部13と、首部13か
ら直角に曲折した頭部14とよりなる略L字形状をなし、
頭部14はいずれの第1突起11も飾り枠体1の長辺に沿う
同一方向に形成されている。また第2突起12は、飾り枠
体1の裏面から略直角に延びる係止面15と、係止面15の
先端から頭部14の延びる方向に傾斜して延び先端ほど低
くなるテーパ面16とをもつ略三角形状に形成されてい
る。
【0027】一方の係止部材2は断面L字状の棒状をな
し、ABSから成形によって形成されている。係止部材
2には、第1突起11に対向する位置にそれぞれ第1貫通
孔20が形成されている。また第2突起12に対向する位置
に弾性変形可能な撓み部21が形成され、この撓み部21に
は先端ほど高くなる第1テーパ面22が形成されている。
撓み部21の先端には、第2突起12が挿入可能な第2貫通
孔23が形成されている。この第2貫通孔23が本発明にい
う係止凹部に相当している。
【0028】そして本実施例の取付構造では、図2〜図
4に示すように飾り枠体1がコンソールカバー3に取付
けられている。このように飾り枠体1をコンソールカバ
ー3に取付けるには、先ず飾り枠体1をコンソールカバ
ー3の開口30に配置し、保持突起10の開口内に開口30の
周縁部の一辺を挿入する。そして第1突起11と第2突起
12をもつ飾り枠体1の一辺を開口30の周縁部の他辺に当
接させる。これにより開口30の周縁部は、全辺が飾り枠
体1で覆われて隙間の無い状態となる。
【0029】次にコンソールカバー3の裏面側から、係
止部材2を第1突起11と第2突起12をもつ飾り枠体1の
一辺に対向させ、図5に示すように3個の第1突起11の
頭部14をそれぞれ第1貫通孔20に挿通する。このとき第
2突起12は撓み部21の根元に当接している。この状態
で、コンソールカバー3の開口30の周縁部の一辺は、飾
り枠体1の長辺の一辺の裏面と係止部材2の第1貫通孔
20などをもつ表面との間に挟まれている。
【0030】続いて係止部材2を飾り枠体1の長辺に沿
う図5の矢印方向にスライド移動させる。すると第1突
起11の首部13が第1貫通孔20の周縁部に近接し、係止部
材2は第1貫通孔20の周縁部において頭部14と飾り枠体
1の裏面とで挟持される。また撓み部21の第1テーパ面
22が第2突起12のテーパ面16と摺接し、スライド移動の
力が撓み部21を下方へ押圧する力に変換されるため、ス
ライド移動に伴って撓み部21が弾性変形する。そして第
2突起12が撓み部21を乗り越えると、撓み部21は反力に
よって元の形状に戻り第2突起12は第2貫通孔23に係合
する。
【0031】したがってこの取付構造では、係止部材2
は第1貫通孔20の周縁部で頭部14と飾り枠体1の裏面と
で挟持されているので、係止部材2が飾り枠体1から離
れる方向への移動が規制されている。また第2突起12の
係止面15が撓み部21の先端面に当接し、かつ第1突起11
の首部13が第1貫通孔20の周縁部に当接するので、係止
部材2と飾り枠体1とのスライド移動も両方向で規制さ
れている。これにより係止部材2と飾り枠体1は一体的
に固定されている。
【0032】そしてコンソールカバー3の開口30の周縁
部は、長辺側の一辺が保持突起10に保持され、その一辺
に対向する他の一辺が飾り枠体1と係止部材2とで挟持
されているため、飾り枠体1はコンソールカバー3に一
体的に取付けられ、隙間もなく外れることもない。
【0033】(実施例2)本実施例では、自動車のオー
ナメントの取付構造に本発明を適用している。
【0034】図6に示すように、オーナメント4は係止
部材5によって車体外板6に取付けられている。オーナ
メント4には、L字状の第1突起40と三角形状の第2突
起41が一体に形成されている。また係止部材5には、第
1貫通孔50と撓み部51及び第2貫通孔52が形成されてい
る。そして車体外板6には、第1貫通孔50と同じ大きさ
の第1スリット60と、第2貫通孔52より長い第2スリッ
ト61が形成されている。
【0035】第1貫通孔50と第1スリット60は互いに連
通し、そこに第1突起40が挿通されて第1貫通孔50の外
側で係止部材5の裏面と係合している。また撓み部51の
先端には溝53が形成され、溝53から先端に向かうテーパ
面54が形成されて、撓み部51の先端の前側表面が第2突
起41と係合するとともに後側表面が第2スリット61の端
面と係合している。
【0036】このようにオーナメント4と係止部材5を
取付けるには、先ず係止部材5を車体外板6の裏面側に
当て、第1貫通孔50を第1スリット60と連通させるとと
もに撓み部51の先端を第2スリット61に挿入する。次に
オーナメント4を車体外板6の表側に当て、図7に示す
ように第1スリット60及び第1貫通孔50に第1突起40を
挿入するとともに第2スリット61に第2突起41を挿入す
る。第2突起41は撓み部51の溝53に当接している。
【0037】そして図7の矢印方向へオーナメント4を
スライド移動させると、第2突起41のテーパ面が撓み部
51のテーパ面54と摺動することで撓み部51が図7の下方
へ撓み、第2突起41が撓み部51を乗り越えると撓み部51
の先端の前後表面が第2突起41の係止面及び第2スリッ
ト61の端面と係合する。また第1突起40の先端は第1貫
通孔50の外側で係止部材5の表面と係合し、オーナメン
ト4と係止部材5とで車体外板6を挟持する。
【0038】したがって係止部材5は車体外板5に対す
る相対移動が規制され、オーナメント4は係止部材5に
対する相対移動が規制されているので、オーナメント4
は車体外板5に対して相対移動が規制され、第1突起40
の係合によって車体外板6から離れる方向の移動も規制
されている。これによりオーナメント4は車体外板6に
強固に固定される。
【0039】
【発明の効果】すなわち本発明の装飾部品の取付構造に
よれば、熱かしめなどを用いずに装飾部材を取付けるこ
とができるので、取付けが容易であり、かつ金属メッキ
された装飾部品であってもマスキングや剥離などの工程
を不要としてそのまま取付けることができる。したがっ
て取付工数を大きく低減することができ、安価な取付構
造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の取付構造の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の取付構造の一部断面で示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施例の取付構造の断面図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】本発明の一実施例の取付構造を形成する前段階
の状態を一部断面で示す要部正面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の取付構造の断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の取付構造を形成する前
段階の状態の断面図である。
【図8】従来の取付構造の分解斜視図である。
【図9】従来の取付構造の断面図である。
【符号の説明】
1:飾り枠体(装飾部品) 2:係止部
材 3:コンソールカバー(被取付部材) 10:第1突
起 11:第2突起 20:第1貫通孔
21:撓み部 22:第2貫通孔(係止凹部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 直人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3J001 FA18 GA06 GB01 HA02 HA07 JD16 JD26 KA11 KB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に意匠面をもち裏面側より突出する
    係止突起をもつ硬質の装飾部品と、該係止部材に係合固
    定される樹脂製の係止部材と、少なくとも一部が板状の
    被取付部材とよりなり、該装飾部品と該係止部材とで該
    被取付部材の一部を挟持することで該被取付部材に該装
    飾部品が取付けられた装飾部品の取付構造であって、 該係止突起は該装飾部品の裏面から突出する首部と該首
    部から曲折した頭部とよりなる略L字形状の第1突起
    と、該装飾部品の裏面から突出する第2突起とからな
    り、 該係止部材は該第1突起の該頭部が貫通して裏面側に突
    出する第1貫通孔と、該第2突起が当接して押圧するこ
    とで弾性変形可能な撓み部と、該係止部材を該装飾部品
    に対して相対移動させ該第1突起が該第1貫通孔内をス
    ライド移動したときに該第2突起が該撓み部を乗り越え
    て係合する係止凹部とをもち、 該第2突起が該係止凹部に係合することで該係止部材と
    該装飾部材のスライド方向の相対移動が規制され、該第
    1突起の該頭部が該第1貫通孔より突出して該係止部材
    の裏面に係合することで該装飾部材と該係止部材とが離
    れる方向の移動が規制されていることを特徴とする装飾
    部品の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記装飾部材はメッキされた樹脂部品で
    ある請求項1に記載の装飾部品の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記第2突起は前記装飾部品の裏面から
    略直角に延びる係止面と、該係止面の先端から該頭部の
    延びる方向に傾斜して延びるテーパ面とをもつ略三角形
    状をなし、前記撓み部は該テーパ面と摺接する第2テー
    パ面をもつ請求項1に記載の装飾部品の取付構造。
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