JP2003088612A - ゲーム機 - Google Patents

ゲーム機

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JP2003088612A
JP2003088612A JP2001287259A JP2001287259A JP2003088612A JP 2003088612 A JP2003088612 A JP 2003088612A JP 2001287259 A JP2001287259 A JP 2001287259A JP 2001287259 A JP2001287259 A JP 2001287259A JP 2003088612 A JP2003088612 A JP 2003088612A
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saucer
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Masaya Suzuki
雅也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受け皿のハズレ孔に対するアタリ孔の数を増減
することなく、入賞確率を変更させることが可能なゲー
ム機を提供すること。 【解決手段】アタリ孔50とハズレ孔51とを有する受
け皿40、60を、プレート31、41に対して傾動可
能に配置し、受け皿40、50の傾動状態を変更するこ
とで、遊技球Bの転動軌道が変化するように構成した。
これにより、受け皿40、50のアタリ孔50又はハズ
レ孔51の数を増減することなく、入賞確率を調整する
ことができる。その結果、入賞確率を変更しても外観か
らは入賞確率が調整されたことを容易に判別できず、プ
レーヤは不信感なくゲームを行うことができる。また、
孔数の異なる複数の受け皿40、50を用意する必要も
ないことからコストの低減を図ることができるという優
れた効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉等の遊
技球を使用したゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技球を盤面の上方から盤面中央
に配置された受け皿に落下させ、受け皿に複数形成され
た孔のうち、所定の孔を遊技球が通過した際にアタリと
判定して、景品を払い出す景品払い出しゲーム機があっ
た。前記玉が所定のアタリ孔以外の孔を通過した際には
ハズレと判定され、景品の払い出しは行われない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題がある。アタリの孔に
入る確率確率(以降、入賞確率という)は、「アタリ孔
の数/全孔」である。従って、入賞確率を上げる場合
は、ハズレ孔に対してアタリ孔の数を増やせば入賞確率
は上がる。一方、入賞確率を下げる場合は、ハズレ孔に
対してアタリ孔の数を減らせば入賞確率は下がる。しか
し、ハズレ孔にしてアタリ孔の数を変更するだけで、入
賞確率を変更できてしまうことから、プレーヤにはすぐ
入賞確率の変更がわかってしまう。そのため、入賞確率
を下げた場合には、プレーヤはゲームをプレーするのを
敬遠してしまい、ゲームのプレー回数が低減してしまう
という問題があった。本発明は、上記問題を解消するた
めになされたものであって、その目的は、受け皿のハズ
レ孔に対するアタリ孔の数を増減することなく、入賞確
率を変更させることが可能なゲーム機を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、基台に載置され、アタ
リ孔及びハズレ孔が形成された受け皿と、前記受け皿に
遊技球を供給する遊技球供給手段と、前記受け皿のアタ
リ孔と連通し、アタリ孔を通過した遊技球を回収する第
1の回収手段と、前記受け皿のハズレ孔と連通し、ハズ
レ孔を通過した遊技球を回収する第2の回収手段とを備
えたゲーム機において、前記受け皿は基台に対して傾動
可能に載置されていることをその要旨とする。請求項2
に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前
記受け皿は、設置高さを変えて複数皿設けられているこ
とをその要旨とする。請求項3に記載の発明では、請求
項1または請求項2に記載の発明において、前記遊技球
供給手段は遊技球を一度に複数個受け皿上に供給するこ
とをその要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明においては、遊技球供給
手段により遊技球が受け皿に供給されると、遊技球は受
け皿上で転動する。遊技球は転動中にアタリ孔またはハ
ズレ孔のいずれかの孔を通過する。遊技球がアタリ孔を
通過した際には第1の回収手段により回収される。一
方、遊技球がハズレ孔を通過した際には、第2の回収手
段により回収される。遊技球がアタリ孔に入る(入賞)
確率を変更する際は、受け皿を傾動させて基台に載置
し、受け皿上を転動する遊技球の軌道(受け皿に対する
転動する際の軌道)を変化させる。遊技球をアタリ孔に
入れやすくする際は、遊技球の転動軌道上にアタリ孔を
近づけハズレ孔を遠ざける。また、ハズレ孔に入れやす
くする際は、遊技球の転動軌道上にハズレ孔を近づけア
タリ孔を遠ざける。すなわち、受け皿を基台に対して傾
動させることにより、入賞確率が変更される。請求項2
に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用
に加え、受け皿を複数皿設け、各受け皿ごとに入賞確率
を変更することにより、さらに入賞確率を細かく調整で
きる。請求項3に記載の発明においては、遊技球供給手
段から一度に複数個の遊技球が供給される。受け皿上で
は複数の遊技球が転動する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、筐
体11の前面中央部には操作パネル12が設けられてい
る。操作パネル12上には複数個の操作ボタン13が設
けられている。筐体11の前面下部には景品払い出し口
14が形成されている。筐体11の上部空間はプレーエ
リアPとなっている。プレーエリアPには遊技ユニット
15が配置されている。また、プレーエリアPには図示
しないレールに沿って前後左右に移動するマグネットア
ーム16が配置されている。このマグネットアーム16
は昇降動作も行う。マグネットアーム16の先端には円
柱状の電磁石17が支持され、同電磁石17は前記操作
ボタン13の操作に基づき励磁させて磁力を発生するよ
うになっている。また、電磁石17は操作ボタン13の
操作に基づき消磁させて磁力の発生を停止するようにな
っている。マグネットアーム16は、前記操作ボタン1
3の操作に基づき前後左右及び昇降動作を行うようにな
っている。
【0006】図1及び図2に示すように、前記遊技ユニ
ット15を構成する遊技球回収ボックス18はプレーエ
リアPの前部に配置されている。遊技球回収ボックス1
8には遊技球(パチンコ玉等の金属球)Bが多数個収容
されている。遊技球回収ボックス18の同図において右
側におけるプレーエリアPには円盤状のベース19が配
置されている。ベース19にはポール20を介して遊技
球放出ボックス21が支持されている。この遊技球放出
ボックス21の上面は開口しており、底面は前方(図2
において手前)に傾斜している。また、遊技球放出ボッ
クス21の後方側面は開口形成された出口22となって
いる。前記遊技球放出ボックス21の前側方には、4本
のポール30が配置されている。各ポール30間の下部
にはベースプレート31が支持され、また、各ポール3
0間の上部には遊技球転動プレート35が支持されてい
る。遊技球転動プレート35は前記遊技球放出ボックス
21の底面よりも低い位置に設けられ、かつ遊技球放出
ボックス21の出口22と連通している。また、遊技球
転動プレート35の転動面36は後方及び左側に向かっ
て低くなるように傾斜している。遊技球転動プレート3
5の最低部位には遊技球供給孔37が貫通形成されてい
る。遊技球供給孔37には下方に向かって延びる遊技球
排出パイプ38が連通されている。遊技球排出パイプ3
8の他端側は後述する第1受け皿40の上面に向けられ
ている。
【0007】前記ベースプレート31の左側上面には小
プレート41がポール42を介して載置されている。小
プレート41上には3本の脚43a、43b、43cが
等間隔で環状に固定されている。3本の脚43a〜43
c上には第1受け皿40が摺動可能に載置されている。
図2〜図4に示すように、前記第1受け皿40は円盤状
に形成され、中心ほど低くなるように傾斜面45が形成
されている。同傾斜面45の中心部には半球状の遊技球
拡散部材46が取着されている。遊技球拡散部材46を
包囲するように傾斜面45には等間隔でかつ、同径の孔
50、51が形成されている。各孔50、51の孔径は
前記遊技球Bが通過可能な大きさとなっている。6つの
孔のうち1つの孔はアタリ孔50であり、他の5孔はハ
ズレ孔51となっている。アタリ孔50は前記脚43a
と43bとの中心間に位置するように、脚43a〜43
c上に載置されている。第1受け皿40の底面中心部に
は半球状のカップ47が取着され、同カップ47の中心
底部には遊技球排出孔48が貫通形成されている。遊技
球排出孔48には第1のハズレ玉排出パイプ52が連通
され、第1のハズレ玉排出パイプ52の他端側は前記遊
技球回収ボックス18に向けられている。
【0008】図4に示すように、カップ47の一部側面
には切欠溝49が形成されている。切欠溝49には第1
のアタリ玉排出パイプ53が係合している。第1のアタ
リ玉排出パイプ53の一端側は前記第1受け皿40のア
タリ孔50に連通され、その他端側は図2及び図5にお
いて右側下方に向けられている。前記ベースプレート3
1の右側上面には前記第1受け皿40を載置した脚43
a〜43cと同構成の脚43a〜43cが等間隔で固定
されている。3本の脚43a〜43c上には第2受け皿
60が載置されている。この第2受け皿60は前記第1
受け皿40と同じ構成となっていることから、詳細な構
成については説明の便宜上省略する。第2受け皿60に
は第1受け皿40の遊技球拡散部材46と同様の拡散部
材62が取着されているとともに、底面中心部には第1
受け皿40に取着されたカップ47と同様のカップ63
が取着されている。第2受け皿60に取着されたカップ
47には第2のハズレ玉排出パイプ65が連通されてい
る。第2のハズレ玉排出パイプ65の先端は前記遊技球
回収ボックス18に向けられている。また、カップ63
の切欠溝64には第2のアタリ玉排出パイプ66が係合
している。第2のアタリ玉排出パイプ66の一端側は第
2受け皿60のアタリ孔50に連通され、その他端側は
アタリ玉収容ボックス67に連通されている。アタリ玉
収容ボックス67には遊技球検出センサ68が収容され
ている。遊技球検出センサ68は第2のアタリ玉排出パ
イプ66を経てアタリ玉収容ボックス67に遊技球Bが
収容されると、遊技球Bを検出し、コントローラ(図示
せず)にオン信号を出力する。コントローラは遊技球検
出センサ68からオン信号を入力すると、景品払い出し
機構(図示せず)を駆動させ、景品払い出し口14から
景品を払い出すようになっている。
【0009】次に本実施形態の作用について説明する。
ゲームが開始されると、プレーヤは各操作ボタン13を
操作してマグネットアーム16を前後左右に移動させ
る。このとき、プレーヤは電磁石17が遊技球回収ボッ
クス18上にくるように操作ボタン13を操作してマグ
ネットアーム16を移動させる。電磁石17が遊技球回
収ボックス18上まで移動したら、操作ボタン14を操
作して電磁石17を下降させる。電磁石17が下降を開
始すると、電磁石17に磁力が発生する。電磁石17が
遊技球回収ボックス18位置まで下降すると、遊技球回
収ボックス18内の遊技球Bが電磁石17に引着される
(図5のイの状態)。遊技球Bの個数は電磁石17の下
降位置及び遊技球回収ボックス18内の遊技球Bの散乱
状態によって異なる。プレーヤは遊技球回収ボックス1
8内の遊技球Bの固まってある場所を狙って電磁石17
を下降させることにより、多くの遊技球Bを電磁石17
に引着させることができる。電磁石17が下降してから
所定時間が経過すると、電磁石17は自動で遊技球放出
ボックス21の上方まで移動する(図5のロの状態)。
電磁石17が遊技球放出ボックス21の上方まで移動す
ると、電磁石17の磁力は解除され、電磁石17から遊
技球Bが離間し、遊技球放出ボックス21上に落下する
(図5のハの状態)。遊技球供給ボックス21に落下し
た遊技球Bは遊技球転動プレート35側に移動し、同プ
レート35上を転動して遊技球供給孔37側に移動す
る。そして、遊技球Bは遊技球供給孔37、遊技球排出
パイプ38を経て(図5のニの状態)第1受け皿40上
に落下する(図5のホの状態)。遊技球Bは第1受け皿
40上に落下後、落下時の勢いで同受け皿40の傾斜面
45上を転動する。遊技球Bに転動する勢いが無くなっ
て、遊技球Bが受け皿40上の中心側に移動すると、い
ずれ遊技球Bはアタリ孔50又はハズレ孔51に入る。
ここで遊技球Bがハズレ孔51に入った場合(図5のヘ
の状態)には、カップ47の遊技球排出孔38から第1
のハズレ玉排出パイプ52を経て遊技球回収ボックス1
8内に戻る(図5のト〜チの状態)。
【0010】一方、遊技球Bが第1受け皿40のアタリ
孔50に入った場合(図5のリの状態)には、第1のア
タリ玉排出パイプ53を経て第2受け皿60上に落下す
る(図5のヌの状態)。遊技球Bが第2受け皿60上に
落下すると、前記第1受け皿40の際と同様に傾斜面6
1上を転動する(図5のルの状態)。ここで、遊技球B
がハズレ孔51に入った場合(図5のヲの状態)には、
カップ47の遊技球排出孔51から第2のハズレ玉排出
パイプ65を経て遊技球回収ボックス18内に戻る(図
5のワ〜カの状態)。遊技球Bが第2受け皿60のアタ
リ孔50に入った場合(図5のヨの状態)には、第2の
アタリ玉排出パイプ66を経てアタリ玉収容ボックス6
7に収容される(図5のタの状態)。このとき、アタリ
玉検出センサ68により遊技球Bがアタリ玉収容ボック
ス67に入ったことが検出され、景品が景品払出口14
から払い出される。以上のようにして、ゲームが行われ
る。次に、入賞確率の調整について説明する。
【0011】まず、入賞確率を上げる場合には、図6
(a)に示すように、第1受け皿40を脚43a〜43
c上で摺動させ、小プレート41に対して傾動させて
る。このとき、受け皿40の脚43aと脚43bとの間
の部位が高くなるように受け皿40を傾動させる。すな
わち、アタリ孔50の高さが他のハズレ孔51よりも高
くなるように受け皿40を傾動させる。アタリ孔50の
位置がアタリ孔50とハズレ孔51との高さが同じ水平
状態(この状態では、入賞確率は均等(1/6)にな
る)では、遊技球Bは受け皿40の中心を軌道中心とし
て転動し、遊技球Bは各孔50、51とからほぼ同距離
離間した位置を転動する。これに対し、アタリ孔50の
位置が高い状態では遊技球Bの転動する際の受け皿40
に対する軌道中心は前記水平状態と変わらない。しか
し、遊技球Bが転動する際の軌道と各孔50、51との
間の距離は変化する。すなわち、遊技球Bは前記受け皿
40の水平状態の場合よりも、ハズレ孔51から離れ、
逆にアタリ孔50側に近づいて受け皿40上を転動す
る。これにより、遊技球Bがアタリ孔50に入る際の確
率が上昇する。一方、入賞確率を下げる場合には、図6
(b)に示すように、第1受け皿40を脚43a〜43
c上で摺動させ、小プレート41に対して傾動させて
る。このとき、受け皿40の脚43cと接触している部
位が高くなるように受け皿40を傾動させる。すなわ
ち、アタリ孔50と対向するハズレ孔51が一番高くな
るように受け皿40を傾動させ、遊技球Bが転動する際
の軌道と各孔50、51との間の距離を変化させるすな
わち、遊技球Bは前記受け皿40の水平状態の場合より
も、アタリ孔50から離れ、逆にハズレ孔51側に近づ
いて受け皿40上を転動する。これにより、遊技球Bが
ハズレ孔51に入る際の確率が上昇する(入賞確率が低
下する)。以上のようにして入賞確率の調整を行うが、
プレート41、31に対する受け皿40、60の傾斜角
度が大きいほど、入賞確率が上がる(又は下がる)。上
記においては、第1受け皿40の入賞確率の調整時につ
いて説明したが、第2受け皿60においても第1受け皿
40と同様であるため、第2受け皿60の入賞確率の調
整については説明を省略する。
【0012】本実施形態では、上記のようにゲーム機を
構成したことにより、次のような効果を得ることができ
る。 ・アタリ孔50、ハズレ孔51孔の数を変更することな
く、受け皿40、60の傾きを変えるだけで入賞確率を
変更することができる。その結果、入賞確率の変更をプ
レーヤに見破られにくくなり、入賞確率変更後のプレー
回数の低減を防止することができる。 ・孔数の異なる複数の受け皿40、60を用意する必要
がないことから、コストの低減を図ることができる。 ・受け皿40、60を複数(2枚)設けたことにより、
1枚の受け皿を使用する場合よりも入賞確率をさらにを
複数皿設け、各受け皿ごとに入賞確率を変更することに
より、さらに入賞確率を細かく調整でき、ゲーム性を向
上できる。 ・複数の遊技球を一度に受け皿40、60上を転動する
ようにしたことにより、見た目の楽しさが向上し、一層
ゲームを楽しむことができる。なお、上記実施形態を、
次のように具体化して実施してもよい。
【0013】・上記実施形態では、遊技球Bとして金属
製のものを使用して具体化したが、樹脂製のものや木製
のものを使用して具体化してもよい。 ・上記実施形態では、磁力により遊技球Bを遊技球回収
ボックス18から遊技球供給ボックス21へ搬送するよ
うにしたが、カップで遊技球回収ボックス21内の遊技
球をすくい取って遊技球供給ボックス21に搬送するよ
うに構成してもよい。 ・上記実施形態では、受け皿を第1受け皿40とその下
位置に第2受け皿60を設けて具体化したが、受け皿の
数を1枚としたり3枚以上として具体化してもよい。受
け皿の枚数を増加するほど、入賞確率をより細かく調整
することができ、より一層難易度の調整が可能となって
ゲームの面白さを向上することができる。 ・上記実施形態では、遊技球回収ボックス18に溜まっ
ている遊技球Bを、プレーヤ操作により電磁石17で引
着して遊技球放出ボックス21まで搬送するように構成
したが、予め所定数の遊技球Bを貯留しているボックス
を遊技球放出ボックス21上方に設け、ゲーム開始後に
プレーヤが操作することなく自動で遊技球放出ボックス
21に遊技球Bが供給されるように構成してもよい。こ
の場合、 ・上記実施形態では、遊技球Bがアタリ玉収容ボックス
67に入った際に、景品が自動で払い出されるように構
成したが、景品の払い出しを行わない構成としたり、ア
タリ玉収容ボックス67に所定個数の遊技球Bが溜まっ
た際に景品の払い出しを行うように構成してもよい。 ・第1受け皿40及び第2受け皿60には、それぞれア
タリ孔50を1孔、ハズレ孔51を5孔ずつそれぞれ設
けたが、各種類の孔50、51の数は適宜変更してもよ
い。また、孔数の異なる受け皿40、60を組み合わせ
て具体化してもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、受け皿
の基台に対する傾動状態を変更するだけで、アタリ孔又
はハズレ孔の数を増減することなく、入賞確率を調整す
ることができる。これにより、入賞確率を変更しても外
観からは入賞確率が調整されたことを容易に判別できな
い。その結果、プレーヤは不信感なくゲームを行うこと
ができるという優れた効果を奏する。また、孔数の異な
る複数の受け皿を用意する必要もないことからコストの
低減を図ることができるという優れた効果を奏する。請
求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の
効果に加え、受け皿を複数皿設け、各受け皿ごとに入賞
確率を変更することにより、さらに入賞確率を細かく調
整できることから、ゲーム性が向上するという優れた効
果を奏する。請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、一度に複数の
遊技球が受け皿上を転動することにより、見た目の楽し
さが向上し、一層ゲームを楽しむことができるという優
れた効果を奏する。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施形態におけるゲー
ム機の斜視図。
【図2】 遊技ユニットの斜視図。
【図3】 第1受け皿の平面図。
【図4】 第1受け皿の側断面図。
【図5】 遊技球の流れを説明する遊技ユニットの正面
図。
【図6】 (a)は入賞確率を上げる際の受け皿の状態
を示す平面及び側面図。(b)は入賞確率を上げる際の
受け皿の状態を示す平面及び側面図。
【符号の説明】
B…遊技球、18…第2の回収手段としての遊技球回収
ボックス、21…遊技球供給手段を構成する遊技球放出
ボックス、31…基台を構成するプレート、40…第1
受け皿、41…基台を構成する小プレート、43a〜4
3c…基台を構成する脚、50…アタリ孔、51…ハズ
レ孔、60…第2受け皿、67…第1の回収手段として
のアタリ玉収容ボックス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に載置され、アタリ孔及びハズレ孔
    が形成された受け皿と、前記受け皿に遊技球を供給する
    遊技球供給手段と、 前記受け皿のアタリ孔と連通し、アタリ孔を通過した遊
    技球を回収する第1の回収手段と、 前記受け皿のハズレ孔と連通し、ハズレ孔を通過した遊
    技球を回収する第2の回収手段とを備えたゲーム機にお
    いて、 前記受け皿は基台に対して傾動可能に載置されているこ
    とを特徴とするゲーム機。
  2. 【請求項2】 前記受け皿は、設置高さを変えて複数皿
    設けられている請求項1に記載のゲーム機。
  3. 【請求項3】 前記遊技球供給手段は遊技球を一度に複
    数個受け皿上に供給する請求項1または請求項2に記載
    のゲーム機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016468A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 シーメンス ヘルスケア ダイアグノスティクス プロダクツ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 球状又は円筒状物体を分離する装置

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JP2015016468A (ja) * 2013-07-08 2015-01-29 シーメンス ヘルスケア ダイアグノスティクス プロダクツ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 球状又は円筒状物体を分離する装置

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