JP3008846U - エアゲーム機 - Google Patents

エアゲーム機

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JP3008846U
JP3008846U JP1994007640U JP764094U JP3008846U JP 3008846 U JP3008846 U JP 3008846U JP 1994007640 U JP1994007640 U JP 1994007640U JP 764094 U JP764094 U JP 764094U JP 3008846 U JP3008846 U JP 3008846U
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air
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game
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JP1994007640U
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Inventor
高明 八田
Original Assignee
大湘電機産業有限会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空気圧により浮上して移動するメダルを利用
したエアゲーム機において、競技者に体力や運動能力を
特に要求することなく、また競技者一人でも競技するこ
とができ、且つ相応の射幸心を満足させるエアゲーム機
を提供することを目的としている。 【構成】 ゲーム盤面4の外周に上方に突出した外枠5
と盤面を覆う透明樹脂からなるカバーを形成し、盤面4
から多数の細孔を通して加圧空気を噴出してメダルに浮
力を与えるメダル浮上手段と、メダルを盤上に水平方向
任意の角度に発射するメダル発射手段8と、同盤面の外
枠5にメダルを落下させる複数の落下口を設け、前記メ
ダル発射手段8により発射したメダルが落下した落下口
を入賞口10か回収口11かを判別する判別手段と、判
別手段の判定に基き入賞口10に落下した場合に所定の
懸賞を払い出し、回収口11に落下した場合にはそのま
ま回収する報賞手段とを設けてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コインもしくはメダルに空気圧により浮力を与えて盤面との摩擦 を軽減することによりコインもしくはメダルにスピードを与えるエアゲーム機に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の競技者がゲーム台を挟んで対峙し、ゲーム台の盤面上に空気圧に より浮上したプラスチック製の円盤を打ち合い、相手側のゴールに円盤を落すこ とにより得点を競うエアホッケー等のエアゲーム機はよく知られている。 この場合、対戦する競技者の体力や運動能力によりゲームの勝敗が左右され、 競技者も体力のないものや年少者が制限されて誰でもできるものでなく、また一 人では競技することができず必ず複数の競技者を必要とし、ゲームの得点率も少 なく、且つ射幸心を満足するものではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の問題点を解決するため、本考案では競技者に体力や運動能力を特に 要求することなく、また競技者一人でも競技することができ、且つ相応の射幸心 を満足させるエアゲーム機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決する手段】
上記目的を達成するため本考案では、盤面の外周に上方に突出した外枠と盤面 を覆う透明樹脂からなるカバーを形成し、盤面から多数の細孔を通して加圧空気 を噴出し空気圧により遊戯円板に浮力を与えるメダル浮上手段と、同遊戯円板を 盤上に水平方向任意の角度に発射するメダル発射手段と、同盤面の外枠に遊戯円 板を落下させる複数の落下口を設け、前記メダル発射手段により発射した遊戯円 板が落下した落下口が入賞口か回収口かを判別する判別手段と、判別手段の判定 に基き入賞口に落下した場合に所定の懸賞を払い出し、回収口に落下した場合に はそのまま回収する報賞手段とを設けるようにした。 また、盤面の下部全面に亙って加圧空気を蓄える空気溜めを形成し、盤面の細 孔を下方に開いた漏斗状の形状とし、同盤面の細孔を遊戯円板に対して少なくと も4個以上当接するように分散配設するようにした。
【0005】
【作用】
以上のように構成することにより、メダル発射手段により発射された遊戯円板 (以下単にメダルとする)は盤面から噴出する加圧空気により浮力を与えられ、 早いスピードで進行し、先行して盤面上に浮遊するメダルまたは外枠に当たって 反発するか、そのまま外枠に形成した入賞口または回収口に入り回収されるか、 ランダムに移動して盤面上に残るか、いずれかの状態を経て、引き続きメダルを 発射することによりゲームが順次進行する。 メダルが入賞口に入ると入賞口で検出され、その検出信号を制御部に送り、制 御部は賞金払い出し機を作動して所定の懸賞を払い出し、回収口に入ったメダル と一緒に回収されゲームが継続する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案のエアゲーム機の外観および構成を示す斜視図で、エアゲーム機 1の筐体2には、上面の大半を占めて多数の細孔3を穿孔したゲーム盤面4とそ の外周を囲巡する外枠5が形成され、ゲーム盤面4にはゲームの興味を増すため に障害物6や、ゲーム盤面4の細孔3を孔加工の際に予め避けて加工しないかま たは塗装等で埋めて形成した島7を設けている。 上面の手前、外枠5外にはメダル発射装置8を配置した操作部が形成され、メ ダル発射装置8は対面する外枠5のほぼ中央を貫通して、その発射口8aをゲー ム盤面4上に突出して外枠5に軸支され、水平方向任意の角度に回動してメダル 9をゲーム盤面4上に発射するようにしている。
【0007】 図2は本考案のメダル発射装置8の構造を示す側面断面図で、上面にはメダル 9を落し込むメダル投入口8bが設けられ、メダル投入口8bの底から先端の発 射口8aに向けてメダル9の外径と厚みに見合う断面形状の孔8cが貫通し、発 射口8aの反対側にはコイルスプリング8dを収容した空洞部8eと、コイルス プリング8dにより付勢され先端をメダル投入口8aの底に突出した発射レバー 8fが設けられ、発射レバー8fの他端はコイルスプリング8dを挿通し、空洞 部8eの外壁を貫通して外に突出し、先端に操作つまみ8gを取付けている。
【0008】 メダル投入口8bの底に突出した発射レバー8fの先端には、メダル9の外径 と厚みに合わせた円弧状の撃針8hが取付けられ、操作つまみ8gを手前に引き コイルスプリング8dに抗して発射レバー8fを引きつけ、メダル投入口8bか らメダル9を落下させ、操作つまみ8gを離すことによりメダル9をゲーム盤面 4に発射し、発射されたメダル9が直進するようにしている。
【0009】 ゲーム盤面4の外枠5には、所定の位置に内側に開口したメダル9が落下する 入賞口10または回収口11が設けられ、入賞口10は4隅および両側面の中央 の6か所、回収口11は前方に2か所、側面の入賞口10の間に各1か所、計6 か所に設けられ、発射されたメダル9が直接または反発して入り、メダル回収ダ クト19により落下回収するようにしている。 さらに、外枠5の上面には全周に亘って所定深さの溝12が形成され、上方よ り透明なプラスチック樹脂からなるカバー13を嵌合し、ゲームの進行を確認す るとともに、競技中にメダル9が飛び出したり、ゲームの進行を途中で妨害され ないようにしている。 外枠5の溝12の内側には、上方に突出し入賞口10の位置に合わせてL字型 またはI型のランプ表示器14が設けられ、ゲーム中は点灯しメダル9が入賞口 10に入るとその入賞口10のランプ表示器14が点滅して競技者に入賞を知ら せる。
【0010】 図3は本考案のエアゲーム機の構造を示す断面斜視図で、筐体2のゲーム盤面 4の下には密着して空洞の空気溜め15が形成され、筐体2の下部には空気溜め 15に空気を送る送風機16と、メダル9を保管し賞金払い出し機を兼ねるメダ ルホッパー17と、ゲームの進行に応じてエアゲーム機1の各機能を運転制御す るコントローラ18が設けられている。 空気溜め15の下面は台形状に狭められて、その下面中央には送風管22を連 結するパイプが突出して設けられ、送風管22を通して送風機16の吐出口に連 結して空気を空気溜め15に送り、空気溜め15からゲーム盤面4の多数の細孔 3を通してゲーム盤面4上に均一に噴出し、発射されたメダル9に浮力を与え、 メダル9を摩擦抵抗少なく移動するようにしている。 空気溜め15の外周には、外枠5の入賞口10および回収口11に通じるメダ ル回収ダクト19が形成され、回収されたメダル9はメダル回収ダクト19を通 してメダルホッパー17に戻るように連結されている。
【0011】 外枠5の入賞口10にはホトインタラプタからなる光センサ20(または磁気 センサ)が設けられ、発射されたメダル9はゲーム盤面4上を浮力を得て移動し 、入賞口10に入ると光センサ20が感知して、その信号をコントローラ18に 送り、コントローラ18によりメダル9が入った入賞口10を検知して、その入 賞口10のランプ表示器14を点滅駆動し、あらかじめ入賞口10ごとに設定し た倍率に応じ払出し額を算出して、メダルホッパー17からメダル排出孔21を 通して所定枚数のメダルを筐体1外に放出するようにしている。
【0012】 以上のように構成することにより、競技者がメダル発射装置8のメダル投入口 8bからメダル9を水平に落下させ、発射レバー8fの操作つまみ8gを手前に 引っぱり離すことにより、コイルスプリング8dの反発力によりメダル9をゲー ム盤面4に水平に発射し、ゲーム盤面4の細孔3から噴出する空気により浮力を 与えられ抵抗少なく移動し、直接外枠5の入賞口10や回収口11に落ち込んだ り、外枠5や障害物6またはゲーム盤面4に止まっているメダル9に当たって、 反発して移動して外枠5の入賞口10や回収口11に落ち込み、入賞口10に入 った時に光センサ20により検出し、信号をコントローラ18に送り、コントロ ーラ18ではそれぞれの入賞口10ごとに順次入賞を記憶して入賞口10の倍率 を掛けて払い出し枚数を算出し、順次メダルホッパー17から所定枚数のメダル 9を機外に排出する。 コントローラ18において入賞口10ごとに入賞を記憶することにより、同時 に複数の入賞口10にメダル9が入った時も洩れなくカウントし、所定の倍率で メダル9を払い出しすることができる。
【0013】 さらに、ゲーム盤面4に穿孔する細孔3の形状を図4に示すように、下方に開 いた漏斗状の形状とし、空気溜め15から細孔3を通して噴出する空気の抵抗を 少なくして、ゲーム盤面4上に噴出する空気の圧力を高め、メダル9に浮力を与 え、メダル9の移動を容易にしている。 同時に図5に示すように、メダル9の1枚につき少なくとも4個以上の細孔3 がカバーされる間隔に配置することにより、メダル9が移動してもいつも4個以 上の細孔3から出る空気により支持され、ゲーム盤面4上を水平に摩擦なく移動 することができる。
【0014】 さらに、コントローラ18にメダル9の入賞時に制御信号を出力する出力端子 (図示せず)を設け、本エアゲーム機に付属して例えばルーレット機能や音声ま たは音楽演奏等の遊戯機能を付加し、メダル9の入賞を検出すると同時に、これ らの遊戯機能に制御信号を出力してこれらの遊戯機能を駆動し、その結果を取り 込んで、その遊戯機能の結果を合わせて報償払い出しする等、本エアゲーム機の 機能をさらに拡張追加することができる。 また、ゲーム盤面4を筐体1上面のほぼ中央に配置し、前後2か所にメダル発 射装置8を設け、コントローラ18により前後のメダル発射装置8ごとに別々に 入賞を検知しそれぞれ別々に記憶し、入賞ごとに報償の払い出しを別々のメダル 排出孔21に払い出すことにより、2人で対面して競技を競うことができる。 また、メダル発射装置8を電動式にして、連続してメダル9を発射してゲーム のスピードアップを図る等、本考案のエアゲーム機1を拡張することができる。
【0015】
【考案の効果】 以上のように、本考案ではゲーム盤面に発射されたメダルをゲーム盤面に設け た細孔から噴出する空気により浮力を得て進行させることにより、メダルが抵抗 少なくゲーム盤面を移動して、スピードと射幸心を満足させるゲーム性のあるエ アゲーム機を形成することができる。 また、ゲーム盤面に形成した細孔の形状を下に広がる漏斗状とすることにより 、大型の送風機を使用することなく噴出する空気の圧力を高めることができ、コ ストの低減を図ることができる。 また、メダル1枚に少なくとも4個の細孔を占有するように配置することによ り、メダルが均一に噴出する空気により支えられ、容易にメダルを水平に支え、 メダルの進行を持続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアゲーム機の外観および構成を示す
斜視図である。
【図2】本考案のメダル発射装置の構造を示す側面断面
図である。
【図3】本考案のエアゲーム機の構造を示す断面斜視図
である。
【図4】本考案の細孔の形状を示す断面側面図である。
【図5】本考案の細孔の分布状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 エアゲーム機 2 筐体 3 細孔 4 ゲーム盤面 5 外枠 6 障害物 7 島 8 メダル発射装置 8a 発射口 8b メダル投入口 8c 孔 8d コイルスプリング 8e 空洞部 8f 発射レバー 8g 操作つまみ 8h 撃針 9 メダル 10 入賞口 11 回収口 12 溝 13 カバー 14 ランプ表示器 15 空気溜め 16 送風機 17 メダルホッパー 18 コントローラ 19 メダル回収ダクト 20 光センサ 21 メダル排出孔 22 送風管
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 エアゲーム機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤面の外周に上方に突出した外枠と盤面
    を覆う透明樹脂からなるカバーを形成し、盤面から多数
    の細孔を通して加圧空気を噴出し空気圧により遊戯円板
    に浮力を与えるメダル浮上手段と、同遊戯円板を盤上に
    水平方向任意の角度に発射するメダル発射手段と、同盤
    面の外枠に遊戯円板を落下させる複数の落下口を設け、
    前記メダル発射手段により発射した遊戯円板が落下した
    落下口が入賞口か回収口かを判別する判別手段と、判別
    手段の判定に基き入賞口に落下した場合に所定の懸賞を
    払い出し、回収口に落下した場合にはそのまま回収する
    報賞手段とを設けてなることを特徴とするエアゲーム
    機。
  2. 【請求項2】 前記盤面の下部全面に亙って加圧空気を
    蓄える空気溜めを形成し、盤面の細孔を下方に開いた漏
    斗状の形状とし、同盤面の細孔を遊戯円板に対して少な
    くとも4個以上当接するように分散配設してなることを
    特徴とする請求項1記載のエアゲーム機。
JP1994007640U 1994-06-06 1994-06-06 エアゲーム機 Expired - Lifetime JP3008846U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011218219A (ja) * 1999-02-15 2011-11-04 Sega Corp メダルゲーム機

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JP2011218219A (ja) * 1999-02-15 2011-11-04 Sega Corp メダルゲーム機

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