JP3092222U - 投球式ゲーム機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 投球ゲームと賞品キャッチャーを結合し、ゲ
ーム機の娯楽性、変化性及び趣味性を高めると共に、賞
品獲得率を高めた投球式ゲーム機の提供。 【解決手段】 制御区Ａ１、投球ゲーム区Ａ２、及び賞
品区Ａ３で組成され、球フィード構造中の偏心輪とキャ
ッチ手段の組合せ設置により、一つの球のみを発球の所
定位置に限定し、案内板４とＹ字形レールの設置によ
り、射撃後の球を階段下方の中空部分より所定の球フィ
ード部分に戻し、ゲームを順調に進行させ、且つ該Ｙ字
形レールの円孔により球を良好に位置決めし、正確な照
準機能を提供し、ジョイスティック底部の連接板と圧力
シリンダが連接され、圧力シリンダがスロット中で角度
調整でき、打撃位置を選んで打撃でき、球体運動方向を
改変でき、投球の孔に入る確率を高めた。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は一種の投球式ゲーム機に係り、投球ゲーム機能を有する機器と賞品キ ャッチャーを結合し、ゲーム機の娯楽性、変化性及び趣味性を高めると共に、投 球のホールインの確率を高め、賞品獲得率を高めた投球式ゲーム機に関する。 【０００２】 【従来の技術】 ゲームセンターには各種のゲーム機が設置されているが、最もよく目にするの は、テレビゲーム機、カーレースゲーム、賞品キャッチャー、スノーボードマシ ン、トランポリンマシン、或いは投球式ゲーム機である。一般に、投球式ゲーム 機は、一つのバスケットが設けられ、その両側に網が設けられてボールがゲーム 機の範囲から飛び出すのを防止し、使用者がコインを投入した後、複数のボール が転がり出て、使用者がそのボールをバスケットに向けて投擲し、バスケットに 入れば得点する、という形態である。市場にある球技式のゲーム機は種類が非常 に少なく、プレイヤーにとっての娯楽性及び趣味性を高めるべく、業界によるさ らなる創造と設計が待たれている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 以上を鑑み、本考案者はこの技術の分野における経験を生かし、創作改良を行 い、確実に更に多くの使用者に使用上の良好な使用効果を提供できる製品であっ て、且つ周知の構造の理想的でないところを改善した製品を提供すべく、本考案 を有むに至った。 【０００４】 ゆえに、本考案の主要な目的は、一種の投球式ゲーム機を提供することにあり 、それは、球技運動を好む者が随時投球の楽しみを味わえるようにし、並びに打 球点及び方向を制御する選択機能を設けて、有効に投擲した球をホールインして 得点する確率を高め、これにより使用者が遊ぶ面白さを増し、賞品獲得の確率を 増したものとする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】 請求項１の考案は、投球式ゲーム機において、該投球式ゲーム機は、制御区、 投球ゲーム区、及び賞品区で組成され、投球ゲーム区と賞品区の間が透明隔板で 隔離され、並びに投球式ゲーム機のケースにコイン投入孔と取り出し口が設けら れ、 該制御区は球フィード構造と発球構造で組成され、 該球フィード構造はキャッチ手段を具え、該キャッチ手段の上面がＶ形の設計 とされ、且つ該キャッチ手段の下方にバネと偏心輪が設けられ、 該発球構造は機台の制御パネルに設けられたジョイスティックと作用ボタンを 具え、該ジョイスティックは一つのスロット中に限位され、該ジョイスティック の底部に設けられた連接板が圧力シリンダと連接され、該圧力シリンダの内部に 打撃ピンが設けられ、作用ボタンが導管で圧力シリンダに連接され、 該投球ゲーム区の内部に階段台が設けられ、該階段台の平面に等距離に球入れ 孔が設けられ、該階段台の最底縁に中空部分が設けられ、並びに案内板が延設さ れ、該案内板の末端にＹ字形レールが形成され、該Ｙ字形レールの適当な部分に 、直径が球より小さい円孔が設けられ、機台壁に得点掲示板が設けられ、 該賞品区中の賞品が、穿孔を通り並びに滑り溝に落ち、該滑り溝が取り出し口 と連通し、 以上により打撃点及び方向の選択機能を制御でき、打球のホールインによる得 点の確率を高めてゲームの面白さを増し、得点により使用者に賞品を獲得させる ことを特徴とする、投球式ゲーム機としている。 【０００６】 【考案の実施の形態】 本考案の投球式ゲーム機は、制御区、投球ゲーム区、及び賞品区で組成されて いる。案内板とＹ字形レールの設置により、使用者の射撃した投球が階段下方の 中空部分より案内板の傾斜及びＹ字形レールの案内により所定の球フィード部分 に戻り、ゲーム過程の順調な進行を助ける。且つジョイスティックの底部の連接 板と圧力シリンダが対応し連接され、圧力シリンダをスロット中で有効に角度調 整でき、投球時に異なる打撃位置を選択でき、球技運動の方向を改変できるほか 、打撃力を改変でき、球体運動の放物線軌跡を改変し、投球のホールインによる 得点の確率を増す。この球フィード構造は偏心輪とキャッチ手段の組合せ設置に より、有効にわずかに一つの球を発球したい所定位置に限定でき、並びにＹ字形 レール上に設けられた円孔により、有効に球を位置決めし、正確な照準機能を提 供する。 【０００７】 【実施例】 図１に示されるのは本考案の投球式ゲーム機の立体外観図である。この投球式 ゲーム機Ａは、制御区Ａ１、投球ゲーム区Ａ２、及び賞品区Ａ３で組成されてい る。投球ゲーム区Ａ２と賞品区Ａ３の間は透明隔板Ｂ１で隔離され、並びに投球 式ゲーム機Ａのケースにコイン投入孔Ｂ２と取り出し口Ｂ２が設けられている。 【０００８】 続いて図２、図３を参照されたい。これらは本考案の制御区構造設置図及び本 考案の構造の平面図である。この制御区Ａ１は球フィード構造１と発球構造２で 組成されている。 【０００９】 該球フィード構造１はキャッチ手段１１を具え、該キャッチ手段１１の上面が Ｖ形の設計とされ、且つ該キャッチ手段１１の下方にバネ１２と偏心輪１３が設 けられている。 【００１０】 該発球構造２は機台の制御パネルに設けられたジョイスティック２１と作用ボ タン２３を具え、該ジョイスティック２１は一つのスロット２１１中に限位され 、該ジョイスティック２１の底部に連接板２１２が設けられて、圧力シリンダ２ ２と連接され、該圧力シリンダ２２の内部に打撃ピン２２１が設けられ、作用ボ タン２３が導管２３１で圧力シリンダ２２に連接されている。 【００１１】 該投球ゲーム区Ａ２の内部には階段台３が設けられ、該階段台３の平面に等距 離に球入れ孔３１が設けられ、該階段台３の最底縁に中空部分３２が設けられ、 並びに案内板４が延設され、該案内板４の末端にＹ字形レール４１が形成されて いる。該Ｙ字形レール４１の適当な部分に、直径が球Ｃより小さい円孔４１１が 設けられ、機台壁に得点掲示板５が設けられている。 【００１２】 該賞品区Ａ３中の賞品は、穿孔６１を通り並びに滑り溝６２に落ち、該滑り溝 ６２は取り出し口Ｂ３と連通している。 【００１３】 組立時には、球フィード構造１のキャッチ手段１１が案内板４のＹ字形レール ４１中に取り付けられる。該Ｙ字形レール４１の適当な部分には円孔４１１が設 けられており（図２参照）、該円孔４１１の下方に発球構造２が取り付けられ、 並びに圧力シリンダ２２の打撃ピン２２１が該円孔４１１の下方部分に取り付け られる。該円孔４１１はまた発射したい球Ｃをそのなかに位置決めし、打撃ピン ２２１による照準打撃を更に正確となす。 【００１４】 さらに図２に示されるように、使用者がコインを投球式ゲーム機Ａのコイン投 入口Ｂ２より投入すると、投球式ゲーム機Ａが動作開始し、一つのセンサ（図示 せず）を起動し、該センサが発球構造２中の圧力シリンダ２２前端の打撃ピン２ ２１前端位置に球Ｃが存在するか否かの検出を開始する。もし打撃ピン２２１の 前端に球Ｃがなければ、センサはモータ（図示せず）をトリガして偏心輪１３を 駆動させ、偏心輪１３が循環の動作を行い、まず偏心輪１３の半径の比較的長い 部分でキャッチ手段１１の底面に突き当たり、徐々に偏心輪１３の半径の短い部 分でキャッチ手段１１の底面に突き当たる。これによりキャッチ手段１１の上面 のＶ形設計にバネ１２の回復弾力が組み合わされ、球Ｃを内向きにはじき、並び にＹ字形レール４１自身の傾斜度により球Ｃを内向きに転がし、円孔４１１中に 位置決めする。 【００１５】 図４のジョイスティック２１の左右動作表示図に示されるように、使用者が球 Ｃを打ちたい時、ジョイスティック２１をスロット２１１中で選択的に移動させ 、打撃点の位置を改変し、打撃位置を確認した後、作用ボタン２３を押す。これ により気体或いは液体が導管２３１を通り圧力シリンダ２２中に進入し、打撃ピ ン２２１を前向きに動作させ球Ｃを投擲する。作用ボタン２２を押す力の大きさ が球Ｃの運動の軌跡に影響する（これは放物線を描く運動状態とされる）。 【００１６】 図５は打球の運動状態表示図である。この図に示されるように、球Ｃが階段台 ３の比較的高層の球入れ孔３１中に入ると、比較的高い得点が得られる。もし得 点掲示板５上の得点が標準に達すると、賞品が穿孔６１より滑り溝６２に落ち、 滑り溝６２が取り出し口Ｂ３に連通するため、プレイヤーが直接取り出し口Ｂ３ より意外な賞品を獲得することができ、ゲームの面白さと変化性を高めることが でき、並びに強烈に客を吸引するゲームの魅力を有する。 【００１７】 【考案の効果】 総合すると、本考案は以下のような優れた点を有している。 １．本考案の投球式ゲーム機は、案内板とＹ字形レールの設置により、打った 球を階段台下方の中空部分より案内板の傾斜及びＹ字形レールの案内により所定 の球フィード部分に戻し、ゲームの順調な進行を助ける。 ２．本考案の投球式ゲーム機は、ジョイスティック底部の連接板が圧力シリン ダに連接され、圧力シリンダがスロット中で有効に角度調整可能とされ、異なる 打撃位置を選択でき、球の運動の方向を改変できるほか、打撃力の違いにより球 の運動の放物線軌跡を改変でき、これにより投球のホールイン得点確率を高める 。 ３．本考案の投球式ゲーム機は、球フィード構造が偏心輪とキャッチ手段の組 合せ設置により、有効に一つの球だけを打撃の所定の位置に停留させられ、並び にＹ字形レール上に設けた円孔により、有効に球を位置決めでき、比較的正確な 照準機能を有する。 ４．本考案の投球式ゲーム機は、球が比較的高層の球入れ孔に入った時に、比 較的高い得点を得させ、得点が標準に達した時に、意外な賞品を獲得させる。 【００１８】 総合すると、本考案の構造、特徴により、確実に使用効果が良好な投球式ゲー ム機を提供でき、その全体の組合せ及び空間形態は、従来の同類の製品には見ら れず、またその出願前に公開されておらず、ゆえに新規性を有している。なお、 以上の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなし うる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の投球式ゲーム機構造の立体外観図であ
る。 【図２】本考案中の制御区構造設置図である。 【図３】本考案の構造の平面図である。 【図４】本考案中のジョイスティックの左右動作表示図
である。 【図５】本考案中の投球の運動状態表示図である。 【符号の説明】 Ａ 投球式ゲーム機 Ａ１ 制御区 Ａ２ 投球ゲーム区 Ａ３ 賞品区 Ｂ１ 透明隔板 Ｂ２ コイン投入孔 Ｂ３ 取り出し口 １ 球フィード構造 １１ キャッチ手段 １２ バネ １３ 偏心輪 ２ 発球構造 ２１ ジョイスティック ２１１ スロット ２１２ 連接板 ２２ 圧力シリンダ ２２１ 打撃ピン ２３ 作用ボタン ２３１ 導管 ３ 階段台 ３１ 球入れ孔 ３２ 中空部分 ４ 案内板 ４１ Ｙ字形レール ４１１ 円孔 ５ 得点掲示板 ６１ 穿孔 ６２ 滑り溝

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 投球式ゲーム機において、該投球式ゲー
   ム機は、制御区、投球ゲーム区、及び賞品区で組成さ
   れ、投球ゲーム区と賞品区の間が透明隔板で隔離され、
   並びに投球式ゲーム機のケースにコイン投入孔と取り出
   し口が設けられ、 該制御区は球フィード構造と発球構造で組成され、 該球フィード構造はキャッチ手段を具え、該キャッチ手
   段の上面がＶ形の設計とされ、且つ該キャッチ手段の下
   方にバネと偏心輪が設けられ、 該発球構造は機台の制御パネルに設けられたジョイステ
   ィックと作用ボタンを具え、該ジョイスティックは一つ
   のスロット中に限位され、該ジョイスティックの底部に
   設けられた連接板が圧力シリンダと連接され、該圧力シ
   リンダの内部に打撃ピンが設けられ、作用ボタンが導管
   で圧力シリンダに連接され、 該投球ゲーム区の内部に階段台が設けられ、該階段台の
   平面に等距離に球入れ孔が設けられ、該階段台の最底縁
   に中空部分が設けられ、並びに案内板が延設され、該案
   内板の末端にＹ字形レールが形成され、該Ｙ字形レール
   の適当な部分に、直径が球より小さい円孔が設けられ、
   機台壁に得点掲示板が設けられ、 該賞品区中の賞品が、穿孔を通り並びに滑り溝に落ち、
   該滑り溝が取り出し口と連通し、 以上により打撃点及び方向の選択機能を制御でき、打球
   のホールインによる得点の確率を高めてゲームの面白さ
   を増し、得点により使用者に賞品を獲得させることを特
   徴とする、投球式ゲーム機。