JP2003086979A - 電気又は電子機器の冷却構造 - Google Patents

電気又は電子機器の冷却構造

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JP2003086979A
JP2003086979A JP2001280584A JP2001280584A JP2003086979A JP 2003086979 A JP2003086979 A JP 2003086979A JP 2001280584 A JP2001280584 A JP 2001280584A JP 2001280584 A JP2001280584 A JP 2001280584A JP 2003086979 A JP2003086979 A JP 2003086979A
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cooling structure
electronic equipment
casing
far
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JP2001280584A
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Kenji Nomoto
賢二 野本
Shinji Goto
愼二 後藤
Hiroshi Kinoshita
博 木下
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Sky Aluminium Co Ltd
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Sky Aluminium Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDP(プラズマディスプレイパネル)等の
ケーシング内の放熱、冷却を要する電気又は電子機器に
あっては、冷却装置の低騒音化、省スペース化、低コス
ト化が求められていた。 【解決手段】 電気又は電子機器のケーシング5の全体
又は一部を、Al合金からなる板状基材の表面に黒色陽
極酸化皮膜が形成されてなる遠赤外線放射材9によって
形成し、遠赤外線放射材からの遠赤外線の放射によって
ケーシング内を冷却する電気又は電子機器の冷却構造を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、画像表示
用のディスプレイ装置(テレビ等を含む)、ハードドラ
イブを筐体等のケーシングに収容してなるコンピュータ
本体、OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)等の投影
機器、オーディオ機器、ビデオカメラ等の可搬性の電気
又は電子機器等、各種電気又は電子機器の冷却構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像表示用のディスプレイ装置
(テレビ等を含む)、ハードドライブをケーシングに格
納してなるコンピュータ本体、ノート型パソコン、OH
P(オーバーヘッドプロジェクタ)等の投影機器、オー
ディオ機器、ビデオカメラ等の電気又は電子機器では、
筐体等のケーシング内部に収容している電気部品、電子
部品の温度上昇によってケーシング内部が高温になるこ
とを防止するため、ファンの強制排気(換気)等によっ
て放熱することが一般的である。放熱装置としては、前
記ファンの他、例えばアルミニウム等の熱伝導率の高い
材料によって形成したヒートシンクなども広く用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電気
又は電子機器の内部での電気、電子部品の実装密度の高
度化や、消費電力の増大等によって発熱量の増大等が急
激に進んでおり、放熱装置としても、より放熱能力の大
きいものが求められるようになってきている。例えば、
PDP(プラズマディスプレイパネル)では、表示パネ
ル部背後に設けられている駆動部の発熱量が大きく、ま
た、省スペースに鑑みて特に奥行き寸法(厚さ寸法)を
縮小した構造になっているため、駆動部を覆うバックカ
バー等によって形成されているケーシング内の温度上昇
が生じやすい条件になっている。PDPではファンによ
る放熱が一般的であるが、ケーシング内が高温になると
駆動部の電気、電子部品の性能の劣化によって表示画像
の退色劣化や、寿命の短縮を招くおそれがあるため、こ
れを防ぐために、冷却能力の大きい強力なファンを採用
している。しかしながら、このような強力なファンでは
騒音が非常に大きいため、家庭用製品としては騒音対策
が問題になってきている。また、そもそも、前述の省ス
ペース化に鑑みてファンの設置が難しく、ファンの設置
自体が省スペース化の妨げになるといった問題もあるた
め、ファンレス化が求められていた。これに鑑みて、ヒ
ートシンクを採用することも考えられるが、コストが高
く、また充分な放熱能力を確保するには厚さ寸法の縮小
に限界があるため、PDPの場合、奥行き寸法の縮小に
影響することが避けられない。前述のPDP以外の電気
又は電子機器でも、低騒音化、省スペース化、低コスト
化の要求は共通であり、これら要求を実現できる技術の
開発が求められていた。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ケーシング内を効果的に冷却でき、しかも、電気
又は電子機器の小型化、省スペース化の妨げにならず、
低コスト化を実現できる電気又は電子機器の冷却構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記問題を
解決するため、以下の構成を採用した。請求項1記載の
発明は、電気又は電子機器の冷却構造であって、前記電
気又は電子機器のケーシングの全部又は一部が、Al合
金からなる板状基材の両側表面に黒色陽極酸化皮膜が厚
さ4μm以上に形成されてなる遠赤外線放射材によって
構成されなることを特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の電気又は電子機器の冷却構造におい
て、前記板状基材が、Mnを0.3〜4.3重量%含有
し、残部がAlおよび不可避不純物とからなり、かつ粒
径0.01〜3μmのAl−Mn系金属間化合物析出物
が分散している組織からなるAl合金によって形成され
ていることを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求
項1記載の電気又は電子機器の冷却構造において、前記
板状基材が、Mnを0.3〜4.3重量%およびMgを
0.05〜6.0重量%含有し、残部がAlおよび不可
避不純物からなり、かつ粒径0.01〜3μmのAl−
Mn系金属間化合物析出物が分散している組織からなる
Al合金によって形成されていることを特徴とする。請
求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の電気又は電
子機器の冷却構造において、前記板状基材が、粒径0.
01〜3μmの範囲内の金属間化合物が1×104個/
mm2以上の密度で分散している組織からなるAl合金
によって形成されていることを特徴とする。請求項5記
載の発明は、請求項1記載の電気又は電子機器の冷却構
造において、前記板状基材が、Siを3〜15重量%含
有し、残部がAlおよび不可避不純物からなり、かつ晶
出または析出した粒径0.05μm以上の金属Si粒子
が分散している組織からなるAl合金によって形成され
ていることを特徴とする電気又は電子機器の冷却構造。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の電気又は電子機
器の冷却構造において、前記板状基材が、Siを3〜1
5重量%含有し、さらにFeを0.05〜2.0重量
%、Mgを0.05〜2.0重量%、Cuを0.05〜
6.0重量%、Mnを0.05〜2.0重量%、Niを
0.05〜3.0重量%、Crを0.05〜0.5重量
%、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、かつ晶
出または析出した粒径0.05μm以上の金属Si粒子
が分散している組織からなるAl合金によって形成され
ていることを特徴とする。請求項7記載の発明は、請求
項1〜6のいずれかに記載の電気又は電子機器の冷却構
造において、前記遠赤外線放射材のケーシング外側に向
けられた面には、ケーシング外方に向けて突出するリブ
状、フィン状等の突部が多数形成されてなることを特徴
とする。請求項8記載の発明は、請求項1記載の電気又
は電子機器の冷却構造において、前記電気又は電子機器
が、前面側の画像表示用の表示パネル部の背後に設けら
れた駆動部の駆動によって前記表示パネル部に画像を表
示するディスプレイ装置であり、前記駆動部を外側から
覆うバックカバーが前記遠赤外線放射材によって形成さ
れていることを特徴とする。
【0006】本発明の電気又は電子機器の冷却構造で
は、筐体等のケーシングの一部又は全部に、表裏両面に
遠赤外線放射機能を有する部材を採用したものである。
この遠赤外線放射材は、その一方の面(以下「エネルギ
ー吸収面」と称する場合がある)によってケーシング内
の熱源(電気部品、電子部品、その他の各種発熱部)か
らの放射エネルギーの吸収して板状基材を加熱昇温し、
この昇温によって他面(以下「遠赤外線放射面」と称す
る場合がある)より外側に向かって特定波長域の電磁
波、すなわち遠赤外線を放射する。ケーシング内の熱源
から放射される放射エネルギーのレベルは、黒体との放
射の量の比で示される放射率で発表されている文献値を
引用すると(「エレクトロニクスのための熱設計完全入
門」国峯尚樹著、2000年10月5日発行、日刊工業
新聞社;P31)、例えば、厚膜IC抵抗体:0.9、
抵抗器新:0.85、トランジスタ黒色塗装:0.8
5、ダイオード:0.9、IC,DIPモールド品:
0.85、塗装,黒ラッカー:0.9であり、放射率は
かなり高い。本発明者等はこの点に着目して、この発明
に到達したものである。
【0007】ケーシング内が熱源からの放熱によってケ
ーシング外よりも温度が高くなった場合、この加熱によ
って伝達された熱エネルギーが、遠赤外線放射材の遠赤
外線放射面からの遠赤外線の放射エネルギーとして変
換、消費され、これにより、ケーシング内の熱エネルギ
ーが減少してケーシング内が冷却される。熱源から遠赤
外線放射材への熱伝達は、空気を媒体とする熱伝導の
他、遠赤外線放射材に熱源を直接接触させたり、遠赤外
線放射材に熱伝導性に優れた部材(金属部材等)を接触
させこの部材を介した熱伝導によって伝達する形態等、
各種形態が採用可能である。
【0008】本発明に係る遠赤外線放射材はAl合金か
らなる板状のものであるため、成形性に優れており、筐
体等のケーシングに用いる場合、容易に目的形状に成形
できるいった利点がある。また、成形において黒色陽極
酸化被膜(以下「陽極酸化皮膜」と略称する場合があ
る)に割れが生じにくい(耐クラック性)。
【0009】この発明に係わる遠赤外線放射材は、純A
lやJIS5052系、5056系、6063系などの
一般に知られているものを基材として用いた場合でも高
い特性が得られる。しかし、より高い耐熱性と遠赤外線
放射特性を必要とする場合は、Al−Si系の合金(請
求項2、3、4)、あるいは、Mnを含有するAl−M
n系の合金(請求項5、6)であって、Si粒子、ある
いは、Al−Mn系金属間化合物が分散析出しているも
のが用いられる。
【0010】本発明に係る遠赤外線放射材の製造方法と
しては、連続鋳造圧延法により形成した板状基材(圧延
板)を熱処理してSi粒子、あるいは、Al−Mn系金
属間化合物の分散析出させ、次いで陽極酸化処理によっ
て陽極酸化皮膜を形成することが適切である(特開平5
−230692号に好例の記載がある)。前述の各Al
合金(板状基材。請求項2〜6記載のもの)の構成であ
れば、鋳造後の熱処理によるSi粒子、あるいは、Al
−Mn系金属間化合物の分散析出によって、優れた遠赤
外線放射特性が得られる。
【0011】但し、Al−Si系合金の場合は、析出さ
せるSi粒子径(径0.05μm以上)等の条件を満た
すために製造条件の制約がAl−Mn系合金の場合に比
べてやや多いため、今後のさらなる検証が必要ではある
が、製造能率及び低コスト化の点でAl−Mn系合金を
採用する方がやや有利と考えられる。また、Al−Mn
系合金の場合、請求項4記載のように、板状基材が、粒
径0.01〜3μmの範囲内の金属間化合物が1×10
4個/mm2以上の密度で分散している組織からなるAl
合金によって形成されていると、耐摺動性に優れている
ため、特にノートパソコン等のように可動部を有する電
気又は電子機器の筐体等に用いた場合、可動部分の摩耗
が生じにくくなったり、滑らかな手触り等を長期にわた
って維持することができ、商品性を向上できるといった
利点がある。
【0012】Mnを含有するAl−Mn系Al合金、A
l−Si系合金のいずれでも、板状基材(圧延板)とし
ては、鋳造後の冷却性や成形性等に鑑みて連続鋳造圧延
法により直接厚さ5〜10mm程度に形成することが好
ましく、得られた板状基材を熱処理してSi粒子、ある
いは、Al−Mn系金属間化合物を分散析出させた後、
膜厚4μm以上の陽極酸化皮膜を形成する。陽極酸化皮
膜の膜厚が厚いほど遠赤外線の放射率が向上するが、5
〜10μm程度の薄い膜厚であっても充分に高い放射率
を確保できる。陽極酸化皮膜の膜厚が薄いほど優れた成
形性が確保でき、また当然のことながら陽極酸化処理の
処理時間も短縮できることから、成形性、陽極酸化処理
時間の短縮に鑑みて、陽極酸化皮膜の膜厚は最大(20
μm)程度にすることが好ましい。
【0013】陽極酸化処理により形成される皮膜厚さと
しては、4μm以上とすることが好ましく、これより薄
い場合には充分な遠赤外線放射率が得られない。陽極酸
化処理方法としては、通常に良く用いられる方法の多種
類のものを用いることができる。また、電解浴として
は、酸性浴のみならず、アルカリ浴、あるいはホルムア
ミド系とホウ酸系などの非水浴をも用いることができ
る。例えば、酸性電化浴としては、硫酸、リン酸、クロ
ム酸、しゅう酸、スルホサリチル酸、ピロリン酸、スル
ファミン酸、リンモリブデン酸、ホウ酸、マロン酸、コ
ハク酸、マレイン酸、クエン酸、酒石酸、フタル酸、イ
タコン酸、リンゴ酸、グリコール酸などを1種または2
種以上溶解した水溶液を用いることができる。また、ア
ルカリ性電界浴としては、カセイソーダ、カセイカリ、
炭酸ナトリウム、リン酸カリウム、アンモニア水などを
1種または2種以上溶解した水溶液を用いることができ
る。
【0014】電解時の電流波形については、直流、交
流、交直重畳、交直併用、不完全整流波形、パルス波
形、矩形波などが用いられる。電解方法としては、定電
流、定電圧、定電力法および連続、断続あるいは電流回
復を応用した高速アルマイト法などで行なうことができ
る。以上の中でパルス波形や不完全整流波形を用いて不
均質な陽極酸化皮膜を生成させたり、断続電解や電流回
復法により多層構造の陽極酸化皮膜を形成させて、より
高い放射率のものとすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、電気又は電子機器の一例と
してのPDP1(プラズマディスプレイパネル。ディス
プレイ装置)に、本発明に係る電気又は電子機器の冷却
構造(以下「冷却構造」と略称する場合がある)を適用
した例を示す。
【0016】図1において、前記PDP1は、設置用の
脚部2等を有する基台3と、この基台3によって縦置き
状態に支持された概略パネル状のパネル本体部4と、こ
のパネル本体部4の背面側に着脱可能に装着され該パネ
ル本体部4の側部及び背後を覆うバックカバー5とを備
えている。
【0017】前記パネル本体部4は、該PDPパネル1
の前面側(図1左側)の画像表示面6を構成する表示パ
ネル部7の背後に、駆動回路や電源回路等からなる駆動
部8が一体に設けられた構成になっており、前記駆動部
8の駆動によって前記表示パネル部7に画像を表示す
る。なお、表示パネル部7は、パネル状のシャーシ4a
の前面側(図1左側)に接合して支持され、駆動部8を
構成する駆動回路や電源回路等は前記シャーシ4aの背
面側(図1右側)に取り付けられている。
【0018】前記バックカバー5は、これ自体がPDP
1のケーシング全体を形成しており、基台3を避けるよ
うにしてパネル本体部4にその背後から装着すること
で、パネル本体部4の側部及び背後を覆うようになって
いる。このバックカバー5は、図示しないネジ、係脱機
構等によって基台3等に着脱可能に固定される。但し、
バックカバーの具体的構成としてはこれに限定されず、
例えば、パネル本体部4の側部(周囲)を覆うケーシン
グ本体の後ろ側に取り付けてケーシング本体と一体化す
ることでケーシング全体を構成するようにしたもの等も
採用可能である。
【0019】前記バックカバー5は、図2の部分断面図
に示すように、Al合金からなる板状基材9aの表裏両
面に陽極酸化皮膜9bが形成されてなる遠赤外線放射材
9を成形したものである(以下、バックカバー5を「遠
赤外線放射材5」と称する場合がある)。つまり、図1
の例では、遠赤外線放射材であるバックカバー5によっ
て、パネル本体部4の駆動部8を外側から覆った構造の
冷却構造を構成している。好適な遠赤外線放射材として
は例えばスカイアルミニウム株式会社製の「スーパーレ
イ」(板状基材のAl合金は、請求項3記載の発明に係
るAl−Mn−Mg系合金)がある。
【0020】このバックカバー5は、昇温した駆動部8
等から放射される熱エネルギー等の放射エネルギーを該
バックカバー5内側のエネルギー吸収面5bから吸収し
て板状基材9aを加熱昇温し、この昇温によって該バッ
クカバー5の外側面である遠赤外線放射面5aから遠赤
外線を放射する。したがい、この冷却構造では、昇温に
伴う駆動部5等から放射エネルギーがバックカバー5に
よって遠赤外線の放射エネルギーとして変換、消費され
ることで、バックカバー5とパネル本体部4とによって
囲まれる内側空間15a内が冷却される。
【0021】図3は、前述のバックカバー5に代えて、
プラスチック等を用いて前記バックカバー5と同様の形
状に形成したケーシング本体11(バックカバー)を用
い、このケーシング本体11をパネル本体部4にその背
後から装着することでパネル本体部4の側部(周囲)及
び背後を覆うとともに、該ケーシング本体11の背面を
形成する背面板部12の内面側(パネル本体部4とケー
シング本体11とによって取り囲まれる内部空間15b
に臨む面)に、図1のバックカバー5と同じ遠赤外線放
射材9をパネル状に成形した放射パネル13(以下、放
射パネルを「遠赤外線放射材」と称する場合がある)を
取り付けて、ケーシング11A全体を構成した例を示
す。図示を略しているが、ケーシング本体11の前記遠
赤外線放射材13に対応する部分には窓が形成されてお
り、この窓を介して、遠赤外線放射材13の遠赤外線放
射面13aから放射された遠赤外線がケーシング本体1
1外に放射されるようになっている。他の構成について
は、図1のPDP1と同様である。図3のPDPに、符
号14を付した。
【0022】PDP1、14では駆動部8からの発熱が
大きい(駆動部8が発熱部として機能する)。図1、図
3のPDP1、14における冷却構造では、パネル本体
部14とケーシング5、11Aとによって囲まれる内側
空間15a、15bに、温度上昇した駆動部8等から熱
が放熱される。そして、この放熱によって内側空間15
a、15bが温度上昇してケーシング5、11外の気温
よりも高くなり、内外温度差が生じると、遠赤外線放射
材5、13の遠赤外線放射面5a、13aから遠赤外線
16が放射され、内部空間15内の熱エネルギーが遠赤
外線16の放射エネルギーとして変換、消費される。こ
れにより、内部空間15内の熱エネルギーが減少し、内
部空間15a、15bが冷却される。結果、駆動部8等
に設けられている電気、電子部品に加熱による性能劣化
等の悪影響を与えないようにすることができ、電機、電
子部品の性能維持、長寿命化を実現できる。
【0023】なお、図1、図3では、発熱部としての駆
動部8から放熱された熱が、内部空間15内の空気を介
して遠赤外線放射材5、13に伝達される構成を例示し
たが、発熱部(駆動部8等)から遠赤外線放射材5、1
3への熱伝達形態としてはこれに限定されず、例えば遠
赤外線放射材5、13に接触させておいた熱伝達用の金
属材部材等を介した伝達や、遠赤外線放射材5、13に
接触させた発熱部(駆動部8等)からの直接的な伝達等
であっても良い。
【0024】本発明者等は、前記PDP1、14等のデ
ィスプレイ装置をモデルにした試験装置20(図4参
照)を用いて、ケーシング21によって取り囲まれる内
部空間22の温度上昇を防止する冷却能力の比較検証試
験を行った。図4において、試験装置20は、板材を用
いて形成した平面視長方形箱状のケーシング21の一側
壁に発熱部としてのホットプレート23を取り付けたも
のである。ケーシング21の寸法は、幅(W)200m
m×長さ(L)300mm×高さ(図4紙面奥行き)5
00mmである。ホットプレート23の寸法は、幅(図
4紙面奥行き)160mm×長さ(L)240mmであ
る。
【0025】ケーシング21としては、板材の素材が異
なる合計6種類(実施例、比較例1〜5)を用意した。
実施例、比較例1〜5は以下の通りである。 実施例:本発明に係る遠赤外線放射材。スカイアルミニ
ウム株式会社製の「スーパーレイ」を用いた。遠赤外線
放射材の板厚1.0mm、陽極酸化被膜の膜厚25μm
である。 比較例1:アルミニウム板。 比較例2:アルミニウム板の内面側(内部空間22に臨
む側)にグレー塗装したもの。 比較例3:アルミニウム板の内面側(内部空間22に臨
む側)に黒色塗装したもの。 比較例4:アルミニウム板の内面側(内部空間22に臨
む側)にセラミック塗膜(黒色)を形成したもの。 比較例5:FRP(繊維強化プラスチック)製プレー
ト。基材としてのプラスチックは不飽和ポリエステル、
強化繊維はガラス繊維である。 比較例1〜5の板厚は1.0mmである。
【0026】試験は、ホットプレート23を100℃に
加熱した状態を維持し、3カ所の測定ポイント1〜3の
温度を測定した。結果を表1に示す。3カ所の測定ポイ
ント1〜3は以下の通りである。 測定ポイント1(図4中符号P1):ケーシング21内
側の内部空間22中央部。内部空間22の温度(気温)
を測定。 測定ポイント2(図4中符号P2):ケーシング21の
内面(内部空間22に臨む側)。この面の表面温度を測
定。 測定ポイント3(図4中符号P3):ケーシング21の
外面(ケーシングにおける21前記内面に対向する内部
空間22に臨む側)。この面の表面温度を測定。
【0027】
【表1】
【0028】表1の結果から判るように、測定ポイント
1の測定温度は実施例の場合が最も低く、実施例及び比
較例1〜5の中で、実施例の板材で形成されたケーシン
グ21の冷却能力が最も高いことが明らかである。ま
た、実施例の場合は、測定ポイント2、3の温度が実施
例及び比較例1〜5の中で最も低く、ケーシング21自
体の加熱も少ない。
【0029】表1の結果、本発明に係る遠赤外線放射材
は優れた冷却性能を発揮するため、これを用いてディス
プレイ装置等の電気又は電子機器のケーシングを形成し
たり(例えば図1のPDP1)、この遠赤外線放射材か
らなる放射パネル13をケーシングに取り付けることで
(例えば図3のPDP14)、電気又は電子機器を充分
に冷却することができ、ファン等を設置を省略したり、
ファンを設置するとしても冷却能力の小さい小型のもの
で済むといった優れた効果が得られる。また、本発明に
係る遠赤外線放射材とファン(小型で騒音の小さいもの
が好ましい)の併用によって、より優れた冷却能力を得
ることも可能であることは言うまでも無い。ファンの設
置の省略や小型化は、ディスプレイ装置等の電気又は電
子機器の小型化、省スペース化に寄与するとともに、フ
ァンの駆動のための電力消費が無くなるか或いは減少す
るので省エネルギー化にも寄与する。さらに、本発明に
係る遠赤外線放射材は優れた成形性を有するため、これ
自体でケーシングを形成したり、ケーシングに取り付け
る別部材の放射パネルを形成するにしてもケーシング形
状等に対応して成形することも容易であり、一般のヒー
トシンクに比べて優れた形状自由度を確保できるといっ
た利点もある。また、従来のヒートシンクに比べて安価
に製造できるといった利点もある。
【0030】ところで、遠赤外線の「放射」による冷却
では、遠赤外線放射材から放射された遠赤外線が物質に
吸収されて熱に変換される。例えば、前述のPDP1、
14の場合、遠赤外線放射材5、13から放射された遠
赤外線16が、このPDP1、14が設置されている住
宅等の部屋の壁19や室内の家具等の様々な物体に到達
し、吸収されることで熱に変換される。このように、放
射された遠赤外線のエネルギーが再び熱エネルギーとし
て現れるのは遠赤外線を吸収した物体においてであるか
ら、この遠赤外線の放射による冷却では、ケーシング内
の熱エネルギーを広範囲に分散することになる。一般の
ヒートシンクは、金属等の熱伝導性を利用して、ケーシ
ング外側に向けられる放熱面から「放熱」する機構であ
るため、この放熱面から放射された熱の滞留等によって
放熱面近傍の気温が上昇し、ケーシングの内外温度差が
縮小すると放熱性能が著しく低下してしまうが、遠赤外
線放射材からの遠赤外線の放射による冷却では、ケーシ
ングの内外温度差が僅かでも遠赤外線の放射性能を充分
確保できるため、優れた冷却性能を維持できる。理論
上、ヒートシンクの場合の熱伝達(熱エネルギーの移
動)はケーシングの内外温度差に正比例するが、遠赤外
線の放射による熱エネルギーの移動は絶対温度の4乗の
差に比例するため、ケーシングの内外温度差が僅かでも
優れた冷却能力が得られる。このため、本発明に係る遠
赤外線放射材を用いた冷却構造であれば、室温が高い環
境下であっても、ケーシングの内外温度差が確保されて
いれば優れた冷却性能が得られ、電気又は電子機器内部
の電気部品や電子部品の性能維持等を図ることができ
る。
【0031】なお、遠赤外線放射材から放射された遠赤
外線の移動は直線的であり、空気等の媒体を介した熱伝
達が三次元的に進行するのとは異なる。したがい、例え
ば、図3のPDP14の例のように、本発明に係る遠赤
外線放射材によって形成した遠赤外線放射材をケーシン
グ内面側に設ける場合には、ケーシングに遠赤外線放射
材からの遠赤外線の放射方向に対応する位置で窓を形成
しておけば遠赤外線の放射による冷却性能を充分に確保
できるが、ヒートシンクの場合は放熱面付近の通風性の
確保が重要になるため、これを組み込むケーシングの構
造に制約を生じる。遠赤外線放射材の場合は、通風性を
考慮したケーシング構造の制約が少なくて済むといった
利点がある。遠赤外線放射面に通風性を確保できるケー
シング構造を採用して、ケーシングの内外温度差を確保
しやすくすれば、優れた冷却性能が得られやすくなるこ
とは言うまでも無い。
【0032】図5は、PDPのバックカバー17全体を
遠赤外線放射材9によって形成したことは図1と同様で
あるが(以下バックカバー17を「遠赤外線放射材1
7」と称する場合がある)、遠赤外線放射材9自体の成
形によって、このバックカバーによって形成されるPD
Pのケーシング外側に向けて突出するリブ状の突部18
を多数形成している。このバックカバー17の場合、該
バックカバー17の内面の総面積及び外面の総面積がと
もに増大するため、パネル本体部4との間の内側空間1
5cの熱エネルギーを遠赤外線の放射エネルギーに変換
する効率がより向上し、より優れた冷却性能が得られ
る。
【0033】図6は、パソコン本体30の筐体31(ケ
ーシング)の底板32として、遠赤外線放射材9を成形
したものを採用した例を示す(以下、底板を「遠赤外線
放射材」と称する場合がある)。底板32には、遠赤外
線放射材の成形によって、筐体31外側に向けて突出す
るリブ状の突部33が多数形成されており、筐体31内
の温度上昇に対して大量の遠赤外線を放射できるように
なっており、優れた冷却性能が得られる。
【0034】バックカバー17、底板32等に形成する
突部としては、リブ状に限定されず、例えばフィン状
等、各種構成が採用可能である。このような突部の形成
対象は、ケーシングの一部を構成する遠赤外線放射材に
限定されず、ケーシングに別途取り付けられる遠赤外線
放射材であっても良い。
【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
ず、適宜変更が可能である。電気又は電子機器のケーシ
ングにおける遠赤外線放射材の採用箇所は、前述のパソ
コン本体30の筐体31の底板32のようにケーシング
底部に限定されず、ケーシング側部や、天井部等、特に
限定は無い。本発明に係る冷却構造の適用対象は前述の
PDPやパソコン本体に限定されるものではなく、内部
に発熱部(電気部品、電子部品等)を有する各種電気又
は電子機器のケーシングに幅広く適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気又は
電子機器の冷却構造によれば、ケーシングの全部又は一
部として採用した遠赤外線放射材によって、ケーシング
内部の熱を遠赤外線の放射エネルギーに変換、消費して
ケーシング内を冷却する構成であり、優れた冷却性能が
得られる。このため、例えば従来、冷却用にファンを設
置していた電気又は電子機器ではファンの設置を省略し
たり、ファンを放熱能力の小さい小型のものに変更する
ことができ、電気又は電子機器全体の小型化、省スペー
ス化の上で有利である。また遠赤外線放射材は、構成が
単純であり、しかも特別な材料を使用すること無く、安
価に製造できることから、低コスト化できるといった利
点もある。さらに、遠赤外線放射材は、優れた成形性に
よって形状自由度が高いため、様々な電気又は電子機器
の設計に容易に対応できるといった優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る冷却構造の実施の形態のPDP
を示す断面図であり、全体が遠赤外線放射材で形成され
たバックカバーを用いた例を示す。
【図2】 図1のPDPのバックカバーを形成する遠赤
外線放射材の断面構造を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る冷却構造の実施の形態のPDP
を示す断面図であり、プラスチック等から形成されたバ
ックカバーに、遠赤外線放射材で形成された放射パネル
を取り付けた構造を示す。
【図4】 本発明に係る遠赤外線放射材の冷却性能試験
に用いられる試験装置を示す断面図である。
【図5】 本発明に係る遠赤外線放射材によって形成さ
れたバックカバーにリブ状の突部を形成した例を示す。
【図6】 パソコン本体の筐体の底板に、本発明に係る
遠赤外線放射材を採用した例を示す。
【符号の説明】
1,14…電気又は電子機器(PDP)、4…パネル本
体部、5…バックカバー、遠赤外線放射材(ケーシン
グ)、7…表示パネル部、8…駆動部、9…遠赤外線放
射材、9a…板状基材、9b…陽極酸化被膜、11…ケ
ーシング、13…遠赤外線放射材、16…遠赤外線、1
7…バックカバー、遠赤外線放射材(ケーシング)、1
8…突部、30…電気又は電子機器(パソコン本体)、
31…ケーシング(筐体)、32…遠赤外線放射材(底
板)、33…突部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 博 東京都墨田区錦糸一丁目2番1号 スカイ アルミニウム株式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA03 EA11 FA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気又は電子機器の冷却構造であって、
    前記電気又は電子機器のケーシングの全部又は一部が、
    Al合金からなる板状基材の両側表面に黒色陽極酸化皮
    膜が厚さ4μm以上に形成されてなる遠赤外線放射材に
    よって構成されなることを特徴とする電気又は電子機器
    の冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気又は電子機器の冷却
    構造において、前記板状基材が、Mnを0.3〜4.3
    重量%含有し、残部がAlおよび不可避不純物とからな
    り、かつ粒径0.01〜3μmのAl−Mn系金属間化
    合物析出物が分散している組織からなるAl合金によっ
    て形成されていることを特徴とする電気又は電子機器の
    冷却構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電気又は電子機器の冷却
    構造において、前記板状基材が、Mnを0.3〜4.3
    重量%およびMgを0.05〜6.0重量%含有し、残
    部がAlおよび不可避不純物からなり、かつ粒径0.0
    1〜3μmのAl−Mn系金属間化合物析出物が分散し
    ている組織からなるAl合金によって形成されているこ
    とを特徴とする電気又は電子機器の冷却構造。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の電気又は電子機器
    の冷却構造において、前記板状基材が、粒径0.01〜
    3μmの範囲内の金属間化合物が1×104個/mm2
    上の密度で分散している組織からなるAl合金によって
    形成されていることを特徴とする電気又は電子機器の冷
    却構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電気又は電子機器の冷却
    構造において、前記板状基材が、Siを3〜15重量%
    含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなり、かつ
    晶出または析出した粒径0.05μm以上の金属Si粒
    子が分散している組織からなるAl合金によって形成さ
    れていることを特徴とする電気又は電子機器の冷却構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の電気又は電子機器の冷却
    構造において、前記板状基材が、Siを3〜15重量%
    含有し、さらにFeを0.05〜2.0重量%、Mgを
    0.05〜2.0重量%、Cuを0.05〜6.0重量
    %、Mnを0.05〜2.0重量%、Niを0.05〜
    3.0重量%、Crを0.05〜0.5重量%、残部が
    Alおよび不可避的不純物からなり、かつ晶出または析
    出した粒径0.05μm以上の金属Si粒子が分散して
    いる組織からなるAl合金によって形成されていること
    を特徴とする電気又は電子機器の冷却構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の電気又
    は電子機器の冷却構造において、前記遠赤外線放射材の
    ケーシング外側に向けられた面には、ケーシング外方に
    向けて突出するリブ状、フィン状等の突部が多数形成さ
    れてなることを特徴とする電気又は電子機器の冷却構
    造。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の電気又は電子機器の冷
    却構造において、前記電気又は電子機器が、前面側の画
    像表示用の表示パネル部の背後に設けられた駆動部の駆
    動によって前記表示パネル部に画像を表示するディスプ
    レイ装置であり、前記駆動部を外側から覆うバックカバ
    ーが前記遠赤外線放射材によって形成されていることを
    特徴とする電気又は電子機器の冷却構造。
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