JP2003086516A - サセプタ、cvd装置、成膜方法、および半導体装置 - Google Patents

サセプタ、cvd装置、成膜方法、および半導体装置

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JP2003086516A
JP2003086516A JP2001274129A JP2001274129A JP2003086516A JP 2003086516 A JP2003086516 A JP 2003086516A JP 2001274129 A JP2001274129 A JP 2001274129A JP 2001274129 A JP2001274129 A JP 2001274129A JP 2003086516 A JP2003086516 A JP 2003086516A
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susceptor
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heat generating
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Shinogi Masahara
鎬 昌原
Tetsuo Takahashi
徹夫 高橋
Yuki Ishida
夕起 石田
Kazusato Kojima
一聡 児島
Toshiyuki Ono
俊之 大野
Takaya Suzuki
誉也 鈴木
Mitsuhiro Kushibe
光弘 櫛部
Joji Nishio
譲司 西尾
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Toshiba Corp
Hitachi Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Sanyo Electric Co Ltd
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Toshiba Corp
Hitachi Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の加熱状態を適切なものとする。 【解決手段】 基板5をサセプタ1の基板支持部20に
取り付ける。このサセプタ1は、発熱部18と、基板支
持部20との間に先細り形状の伝熱部19を有してい
る。また、基板5に対向して基板5に向けて広がるロー
ト状のガス導入部が設けられている。さらに、サセプタ
1に対応する位置と、ガス導入部に対応する位置の両方
に別の高周波コイル(上)15、高周波コイル(下)1
6が配置されている。伝熱部19により発熱部18の熱
を基板5の中央部に伝達することで、基板5を均一に加
熱することができる。また、サセプタ1と、ガス導入部
とを別々に加熱することで、基板5上への目的物質の堆
積を効果的に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD装置、CV
D装置に好適なサセプタ、CVD装置を利用した成膜方
法、およびこの成膜方法を利用して製造された半導体素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置の製造過程におい
て利用される成膜装置として、化学的気相成長(CV
D)法を利用する化学的気相成長(CVD)装置が利用
されている。このCVD装置では、その気相成長の際に
装置内を高温状態にする必要があり、その加熱に高周波
加熱が広く採用されている。
【0003】このような高周波加熱を用いた従来のCV
D装置では、多くの場合基板台(サセプタ)はグラファ
イトブロックでできている。そして、基板をサセプタ上
にセットし、高周波によりサセプタを加熱し、加熱され
たサセプタからの伝熱を受けて基板を加熱する。従っ
て、基板温度の均一性はサセプタ面内の均一性によって
決定される。
【0004】また、従来のCVD装置では、サセプタは
円筒形である場合が多く、この円筒形のサセプタが周囲
の高周波コイルによって発生される高周波によって高周
波誘導加熱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、円筒形のサ
セプタでは、高周波誘導電流密度の違いなどの理由か
ら、サセプタ内部の温度がサセプタ外部の温度より低く
なる。そのため、サセプタからの伝熱で加熱される基板
温度の均一性が悪くなる。
【0006】本発明の目的は、サセプタ面内温度を所定
のものに制御し基板温度を適切な分布に制御することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサセプタ
は、発熱部で発生した熱が所定形状の伝熱部を通り基板
支持部に流れることによって、基板の面内温度分布を制
御する。
【0008】また、高周波コイルなどの加熱機構からの
距離が、サセプタの基板支持部よりもサセプタの発熱部
のほうが近くなるように配置し発熱部が基板支持部より
も発熱密度が高くなることによって、基板の面内温度分
布を制御する。
【0009】また、サセプタの発熱部の直径がサセプタ
の基板支持部の直径よりも大きいか同じ、またはサセプ
タの伝熱部の最大直径がサセプタの発熱部やサセプタの
基板支持部よりも小さくし発熱部の発熱密度が基板支持
部の発熱密度よりも大きいことによって、基板の面内温
度分布を制御する。
【0010】また、サセプタの発熱部の体積が基板支持
部の体積より大きくし発熱部の発熱量が基板支持部の発
熱量よりも大きくすることによって、基板の面内温度分
布を制御する。
【0011】また、サセプタホルダーがサセプタの発熱
部の少なくとも側面の一部を覆い発熱部からの放熱を低
減することによって、基板の面内温度分布を制御する。
【0012】また、本発明に係るCVD装置では、基板
あるいはサセプタの基板設置面をほぼ覆うように構成さ
れたガス導入部を具備することによって、サセプタの発
熱部からだけではなくガス導入部からの輻射によって基
板の面内温度分布を制御する。
【0013】また、サセプタと、ガス導入部のそれぞれ
に対応して高周波加熱装置を設けることで、サセプタ
と、ガス導入部のそれぞれを適切に加熱することができ
る。
【0014】また、このようなCVD装置によって、S
iCの厚膜などを高速で作製することができ、SiCを
利用した半導体装置を得ることができる。
【0015】
【実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、一実施形態に係るCVD装置の構
成を示す図である。サセプタ1は、グラファイトで構成
されており、円筒状の発熱部18と、その下方に接続さ
れ下方に向けて小さくなる円錐台形状(円錐の頂部が削
除された形状)の伝熱部19と、その伝熱部19の下端
に接続され円盤状の基板支持部20からなっている。
【0017】サセプタ1の発熱部18の周囲には、所定
の間隔で、サセプタ搬送ピン2が設けられており、この
サセプタ搬送ピン2がサセプタホルダ3に係止されてい
る。サセプタホルダ3は、サセプタ1の発熱部18の側
面のほぼ半分を覆う中空円筒状部分と、発熱部18の外
周部から中心部までの領域を覆うドーナツ状の部分と、
このドーナツ状の部分から上方に伸びるパイプ状の部分
からなっている。サセプタホルダ3を移動することで、
サセプタ1を一緒に移動することができる。
【0018】サセプタ1の基板支持部20の下面(基板
設置面)には、プレート4が固定されている。そして、
このプレート4と基板支持部20の間に基板5が挟み込
み固定されている。プレート4は、基板5より径が大き
く、基板5の外方において、固定ねじ6によって基板支
持部20に固定されている。また、プレート4は、その
内部の所定領域に基板5を露出する開口を有しており、
この開口の部分の基板5上に所定物質が堆積される。
【0019】基板5に対向する位置には、ガス導入部3
0の整流板7が位置している。この整流板7は、上方に
向けて広がるロート状のガス導入部(上)8の上部に固
定されており、このガス導入部(上)8の下部は、ガス
導入部(中)10の上部に支持されている。ガス導入部
(中)10の上端はガス導入部(上)8の下端より大径
であり、下端はガス導入部(上)下端より小径であり、
ガス導入部(中)10がガス導入部(上)8を下方から
支持する形になっている。そして、ガス導入部(中)1
0の下端は、下方に伸びるパイプ状のガス導入部(下)
11に接続されている。従って、ガス導入部30は全体
としてロート状の形状をしており、ガス導入部(下)1
1から供給するガスを拡散するとともに整流板7で整流
して、基板5の全体に均一に供給するようになってい
る。なお、ガス導入部(上)8の上部外側には複数のガ
ス導入部搬送用ピン9が設けられており、このガス導入
部搬送用ピン9に搬送部材を係合させることなどにより
ガス導入部(上)8を分割して搬送できる。
【0020】また、サセプタホルダ3のパイプ状の部分
の周囲には、熱反射板(上)12が配置されており、ガ
ス導入部(下)11の周囲には、熱反射板(下)13が
配置されている。さらに、サセプタ1およびガス導入部
30の側面には、熱反射板(上)12、熱反射板(下)
13の周辺を覆うように上下方向に伸びる円筒状の熱反
射板(側面)14が配置されている。これらによって、
サセプタ1の周囲温度が維持されるようになっている。
【0021】熱反射板(側面)14の周囲には、水冷2
重管17が配置されている。すなわち、CVD装置の反
応炉は、この水冷2重管17によって構成されている。
この水冷2重管17は例えば石英ガラスで形成され内部
を循環する水によって冷却されるとともに、内部の状態
を観察できるようになっている。
【0022】そして、水冷2重管17の周囲には、高周
波コイル(上)15および高周波コイル(下)16が配
置されている。高周波コイル(上)15は、サセプタ1
の発熱部18に対応する位置に配置されており、この高
周波コイル(上)15による高周波によって、発熱部1
8が加熱される。また、高周波コイル(下)16は、ガ
ス導入部(上)8に対応する位置に配置されており、こ
の高周波コイル(上)16による高周波によって、ガス
導入部(上)8が加熱される。
【0023】また、水冷2重管17の内部は、密閉構造
になっており、ここに接続された真空ポンプによって、
内部の圧力が調整可能になっている。また、ガス導入部
(下)11は、所定の反応ガスの供給源に接続されてお
り、反応ガスが基板5に向けて吹き付けられる。さら
に、高周波コイル(上)15、高周波コイル(下)16
は、高周波電源に接続されており、個別に発生する高周
波が制御される。
【0024】「サセプタ1の伝熱部19の構成」図1の
装置において、高周波コイル(上)15は、サセプタ1
の発熱部18に対応する高さに設けられており、高周波
コイル(上)15は基板支持部20に比べ発熱部18に
近くなっている。従って、高周波コイル(上)15によ
り、主にサセプタ1の発熱部18が加熱される。そし
て、サセプタ1の伝熱部19は、基板支持部20に向け
て先細り状の形状を有している。従って、発熱部18の
下面全体からの熱を基板支持部20の中央付近の領域に
伝達する。
【0025】また、発熱部18は、円筒状であり、高周
波コイル(上)15が外側に位置しており、発熱部18
による発熱は高周波コイル(上)15に近い発熱部18
の周辺側の方が大きい。従って、発熱部18は周辺部分
の方が中心部分より高温になる。
【0026】本実施形態では、発熱部18からの熱を基
板支持部20の中心付近に伝熱し、ここから周辺へ広が
るようにしている。これによって、基板支持部20にお
ける全体の温度をほぼ同一に保持することができる。
【0027】(具体例)図1の構成のくびれた(円錐状
の)伝熱部19を有するサセプタ1(実施例)と、円筒
形(比較例)のものを作製した。両者とも直径95mm
である。そして、水素ガス流量10L/min、圧力2
0Torr(2666Pa)の条件下で、高周波コイル
(上)15に1140A、高周波コイル(下)16に5
50Aの高周波電流を投入した。
【0028】このとき、比較例の円筒形のサセプタで
は、基板5の中心部の温度が外周から15mmの位置の
温度より50℃以上低くなった。一方、実施例のくびれ
たサセプタ1では、基板5の中心部の温度が1713
℃、外周から15mmの位置の温度が1705℃とな
り、中心部と周辺部の温度差がほぼ同一になった。
【0029】これより、図1のサセプタ1により、基板
5に温度分布が生じるのを効果的に防止できることが分
かる。
【0030】(他の構成例)サセプタ1の構成として
は、図2に示されるようなものも採用できる。図2
(a)は、伝熱部19を発熱部18の中心部と基板支持
部20の中心部を接続する棒状の形状としている。図2
(b)では、伝熱部19を発熱部18と基板支持部20
を接続する複数の棒状体で形成している。図2(c)で
は、伝熱部19を図1のものより円筒に近い形にしてい
る。すなわち、基板支持部20に接続する面積を比較的
大きくしている。図2(d)では、伝熱部19を一旦絞
った後、広げる砂時計形にしている。このような伝熱部
19においても基板支持部20における温度分布を少な
くする効果が得られる。
【0031】「ガス導入部の構成」図1に示すように、
本実施形態では、ガス導入部30のガス導入部(上)8
とガス導入部(中)10とは別部材として構成されてい
る。従って、ガス導入部(上)8のみを取り替えること
ができ、ガス導入部(下)11等のガス導入用配管部に
影響を与えることがなく、整流板7、ガス導入部(上)
8を取り替えることができる。そこで、成膜の条件、目
的などに応じて適宜適切なガス導入部(上)8、整流板
7を選択することができる。また、ガス導入部(上)8
には、搬送用ピン9が設けられており、これを利用して
ガス導入部(上)8を搬送することで、装置内部を大気
にさらすことなく、ガス導入部(上)8を交換すること
ができる。
【0032】また、この例では、ガス導入部30は、上
方に向けて断面積が徐々に広がる形状になっている。そ
こで、パイプ部分ではガスの流速を十分速くすることが
でき、反応性ガスを高速で輸送できる。そして、基板5
に吹き付けるときには、基板5上への堆積に適切な流速
にまで減速することができる。
【0033】さらに、整流板7には、少なくとも1つ以
上の開口があり、この開口を設ける位置により、基板5
成膜が必要な場所に重点的に反応性ガスを供給すること
ができる。また、整流板7の開口面積を適切なものにす
ることによって、整流板7の全体から均一な流速で反応
性ガスを噴出することができる。
【0034】また、ガス導入部30の一部を導電体で形
成し、高周波コイル(下)16に通電することでガス導
入部30が加熱され、ここを通る反応ガスが加熱され
る。そして、この加熱ガスを基板5に吹き付けることに
よって、基板5が輻射加熱される。
【0035】図3には、ガス導入部30の形状の例(断
面図)を示す。図3(a)は、直管状の下部25と、こ
の下部25と同様の直管部とこの直管部に接続され中央
部にガス噴出口が形成された円盤とからなる上部24か
らなっている。そして、この上部24が高周波により加
熱される導電体で形成されている。図3(b)は、上部
24が全体として上が広がった円錐形であり、その中央
部に下部25と内径がほぼ同一の穴が形成され、ここか
らガスが噴出される。従って、ガス通路自体は図3
(a)と同一であるが、上部24の通路周辺の導電体が
徐々に厚くなっていく。従って、ガスの加熱が上方に行
くほど大きくなる。図3(c)は、下部25から上部2
4に掛けて全体として管径が徐々に大きくなっている。
この形状では、ガス流速は段々遅くなる。さらに、図3
(d)は、下部25、上部24ともに直管状である。こ
のような各種形状により、ガス流速およびガス加熱の程
度を制御することができる。なお、ガス導入部30は全
体をグラファイト等の導電体で構成してもよい。
【0036】すなわち、ガス流路の径により流速を制御
することができ、また導電体からなる上部24の形状に
よってガスの加熱程度を制御することができる。反応条
件に応じてガス導入部30の形状を変更することで、適
切なCVDを行うことができる。特に熱CVD装置など
のように、供給したガスを熱的に分解し基板表面付近で
反応させる必要のある場合、ガスの空間的な温度分布は
極めて重要であり、適切なガス導入部30を選択するこ
とで、好適なCVDを行うことができる。
【0037】「高周波コイルの構成」図1に示すよう
に、本実施形態では、高周波コイル(上)15、高周波
コイル(下)16の2つを設け、これを別々に駆動する
ようにした。これによって、サセプタ1と、ガス導入部
30とを別々に加熱することができ、基板5の温度およ
びここに吹き付けるガス温度を別途適切な温度に制御す
ることができる。
【0038】「半導体装置の製造」次に、本実施形態の
CVD装置を用いて、炭化珪素(以下SiCと記す)の
半導体装置を製造する場合を例に取り説明する。
【0039】SiC結晶には、いくつかのポリタイプが
あり、幅があるものの、シリコン(以下Siと略記す
る)と比較して、(i)バンドギャップが2〜3倍、
(ii)絶縁破壊電界が約10倍、(iii)熱伝導率が
約3倍、(iv)電子の飽和ドリフト速度が2〜3倍の
物性値を持つためパワーデバイス材料として極めて優れ
ている。そこで、このようなSiCの特長を生かして、
低消費電力で高絶縁耐圧のデバイスの試作がなされはじ
めている。
【0040】しかし、縦型のデバイスについて考える
と、絶縁耐圧を高くするためにはその分エピタキシャル
層を厚く形成する必要がある。例えば、絶縁耐圧5kV
級デバイスを作製するためには、エピタキシャル層の膜
厚は約50μm必要である。
【0041】ところが、現在標準的なエピタキシャル成
長速度は2〜5μm/hであるので、エピタキシャル層
の形成だけで10〜25時間以上必要となる。一方、仮
にエピタキシャル層の成長速度が50μm/hであれ
ば、エピタキシャル層の形成は1時間程度で済む。
【0042】本実施形態のCVD装置によれば、低消費
電力高絶縁耐圧デバイスのエピタキシャル層を形成する
上で、速い成長速度で良質なエピタキシャル層の形成す
ることができる。
【0043】実験に用いた反応炉は図1示す縦型擬似ホ
ットウォールタイプである。超高純度グラファイト(コ
ートなし)のサセプタ1と、10mm角の窓のついた高
純度グラファイトプレート4で基板5をはさみ、ネジ締
めによってプレート4をサセプタ1に固定することによ
って基板5をサセプタ1に固定した。
【0044】基板5のサンプルとして、n型4H−Si
Cウェハー((0001)Si面研磨、<11−20>
方向へ8度オフ)を13mm角に切断したものを用い
た。また、CVD装置の反応炉内部の圧力を10Tor
r(1333Pa)以上100Torr(13332P
a)以下の範囲の減圧雰囲気として成膜を行った。
【0045】図4にサンプルを装置に導入してからのプ
ロセス手順を示す。まず、サンプルを反応炉に導入し
(S11)、反応炉内部が1×10-3Pa以下になるま
で真空ポンプで真空引きする(S12,S13)。その
後、反応炉に水素を導入し(S14)、所望の成長圧力
になるよう圧力調整バルブで調整する(S15)。そし
て、高周波加熱によってサセプタを昇温する(S16,
S17)。所望の温度に到達したかを判定し(S1
8)、所定温度になったら、プロパン、モノシランの順
に反応炉内部にガスを供給する(S19)。これによっ
て、エピタキシャル(エピ)成長が行われる(S2
0)。所望の成長時間保持した後(S21)、モノシラ
ン、プロパンの順にガスの供給を停止する(S22)。
そして、すぐに高周波加熱も停止し(S23)、サンプ
ルを水素中で自然冷却する。その後サンプルを反応炉か
ら取り出す(S24)。
【0046】図5に、水素流量が10L/minのとき
の膜の成長速度の成長圧力依存性を示す。成長温度16
00℃、モノシラン流量5cc/minの場合、1To
rr(133Pa)<10Torr(1333Pa)<
20Torr(2666Pa)の順に成長速度は高くな
った(図5:黒三角印)。一方、成長温度1700℃、
モノシラン流量15cc/minの場合、20Torr
(2666Pa)>100Torr(13332Pa)
>760Torr(1001.3kPa)の順に成長速
度は低くなった(図5:黒丸印)。成長温度やモノシラ
ン流量によるが、成長圧力20Torr(2666P
a)を中心に10Torr(1333Pa)から100
Torr(13332Pa)の範囲で成長速度が高くな
る。なお、1700℃の場合のSiC膜のエッチング速
度は、圧力が高くなるに従って小さくなった(図5:×
印)。
【0047】図6に、圧力20Torr(2666P
a)で成長した時の成長速度のモノシラン流量依存性を
示す。モノシラン流量が増加するに従って成長速度は増
加するが、モノシランを過剰に供給すると基板表面が白
濁した(図3:白印)。白濁したモノシラン流量で成長
温度を上げると、鏡面成長するが成長速度が減少した。
その結果水素流量が10L/minのときの最高成長速
度は約30μm/hとなった。
【0048】1800℃でモノシラン流量が36cc/
min、水素流量10L/minのときの成長速度が約
30μm/hであったのに対して、同条件で水素流量を
15L/minに増加すると、成長速度が約70μm/
hとなった。このように、水素流量を増加することで、
成長速度を上昇できることが分かる。特に20Torr
(2666Pa)、1800℃、H2流量15L/mi
n、モノシラン流量36cc/minでは、70μm/
hという大きな成長速度が得られる。従って、このよう
な条件が好適であることが分かる。
【0049】図7(a)は、1800℃でモノシラン流
量が36cc/min、水素流量15L/minにより
形成された、膜厚31μmのSiC膜の表面を示す顕微
鏡写真、図7(b)は、1700℃でモノシラン流量が
20cc/min、水素流量10L/minにより形成
された、膜厚26μmのSiC膜の表面を示す顕微鏡写
真である。これより、いずれの条件においても、きれい
なエピタキシャル層が得られることが分かる。
【0050】図8には、成長速度1800℃、成長圧力
20Torr(2666Pa)、モノシラン流量36c
c/min、プロパン流量18cc/minで約31μ
m成長した(成長速度70μm/h)ときのX線回折結
果(ロッキングカーブ)を示す。シングルピークで半値
幅13.5arcsecとなり、良好な結晶であること
がわかった。
【0051】以上のように、10Torr(1333P
a)から100Torr(13332Pa)の範囲で成
長すると速い成長速度が得られることが分かる。
【0052】図9には、各種条件による成長速度(Grow
th Rate)とエッチング速度(Etching Rate)を示す。
これより、温度(Temperature)が高いほどエッチング
レートが高くなることが分かる。従って、温度を高くし
た場合には、モノシラン流量を大きくしても成長を行う
ことができ、1600℃〜1800℃の範囲では、モノ
シラン流量15cc/min〜25cc/minにおい
て、8〜30μm/hの成長速度が得られることが分か
る。なお、圧力は20Torr(2666Pa)で、水
素流量10L/minである。なお、この図9において
も、基板表面が白濁したものを白印で示してある。
【0053】なお、SiCには4H型の他に3C型、6
H型等のポリタイプがあり、物性値はそれぞれ異なる。
上では4Hについて議論したが、本発明の優位性はその
他のポリタイプでも同様の効果を有しており、4Hに限
定されるものではない。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、SiCの成長速度を従来技術に比べて大幅に改善す
る。従って厚膜エピタキシャル層を短時間で成長でき
る。よって、半導体製造装置の発展に大きく寄与するも
のである。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の加熱を適切に制御することができ、基板上への成
膜を効果的に行うことができる。特に、SiCの厚膜エ
ピタキシャル層の形成を高速に行うことができ、SiC
を利用した半導体装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の概念構成図である。
【図2】 サセプタの形状の例(断面図)である。
【図3】 ガス導入部の形状の例(断面図)である。
【図4】 プロセスフローである。
【図5】 成長速度の圧力依存性である。である。
【図6】 成長速度のモノシラン流量依存性である。
【図7】 SiC層の顕微鏡写真である。
【図8】 高速成長膜のX線回折である。
【図9】 エッチング速度および成長速度の温度との関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 サセプタ、2 サセプタ搬送用ピン、3 サセプタ
ホルダー、4 ウエハープレート、5 基板、6 固定
ネジ、7 整流板、8 ガス導入部(上)、9ガス導入
部搬送用ピン、10 ガス導入部(中)、11 ガス導
入部(下)、12 熱反射板(上)、13 熱反射板
(下)、14 熱反射板(側面)、15高周波コイル
(上)、16 高周波コイル(下)、17 水冷2重
管、18発熱部、19 伝熱部、20 基板支持部、3
0 ガス導入部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000003078 株式会社東芝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 (72)発明者 昌原 鎬 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高橋 徹夫 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所つくばセンター内 (72)発明者 石田 夕起 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所つくばセンター内 (72)発明者 児島 一聡 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所つくばセンター内 (72)発明者 大野 俊之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 鈴木 誉也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 櫛部 光弘 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 西尾 譲司 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 4K030 AA09 AA17 BA37 CA04 CA12 EA06 JA09 JA10 KA24 5F045 AA06 AB06 AC01 AD18 AE23 AE25 AF02 AF13 BB09 DP05 EE01 EF05 EF11 EF14 EJ04 EJ09 EK03 EK07 EK21 EK22 EM02 EM05 EM06 EM09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学的気相成長によって基板上に膜を形
    成するCVD装置において基板を保持するサセプタであ
    って、 発熱部と、 前記基板を支持する基板支持部と、 前記発熱部の熱を基板台に伝える伝熱部と、 を有し、 前記伝熱部は、発熱部からの熱についてその熱の分布を
    伝熱部の形状に応じて変換して基板支持部に伝熱するこ
    とを特徴とするサセプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサセプタにおいて、 前記伝熱部の最小直径が前記発熱部の最大直径よりも小
    さいことを特徴とするサセプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のサセプタにお
    いて、 前記伝熱部の最大直径が前記基板支持部の最大直径より
    も小さいことを特徴とするサセプタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のサセプ
    タにおいて、 基板台の発熱部の体積が基板支持部の体積より大きいこ
    とを特徴とするサセプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のサセプタにおいて、 少なくとも前記発熱部の側面の一部を覆うサセプタホル
    ダーをさらに有することを特徴とするサセプタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載のサ
    セプタを有するCVD装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置であって、 さらに、 前記発熱部および前記基板支持部の外方にこれらを加熱
    する加熱機構を有し、 この加熱機構からの距離が、基板支持部よりも発熱部の
    方が小さいことを特徴とするCVD装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の装置におい
    て、 前記基板あるいは前記基板支持部の基板設置面に対向す
    るとともに基板設置面をほぼ覆うように構成され、外部
    から導入されるガスを吹き出すガス導入部を具備するこ
    とを特徴とするCVD装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の装置におい
    て、 さらに、 前記基板あるいは前記基板支持部の基板設置面に向けて
    外部から導入されるガスを吹き出すガス導入部を具備
    し、 前記加熱装置は、前記サセプタと前記ガス導入部のそれ
    ぞれを独立して加熱する加熱機構を有することを特徴と
    するCVD装置。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の装置において、 さらに、 前記基板あるいは前記基板支持部の基板設置面に向けて
    外部から導入されるガスを吹き出すガス導入部を具備
    し、 このガス導入部は、少なくとも2つ以上に分割できるこ
    とを特徴とするCVD装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、 前記ガス導入部は、その搬送のための搬送ピンを具備す
    ることを特徴とするCVD装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の装置に
    おいて、 前記ガス導入部は、ガスの流れ方向に対して、上流部分
    の径が下流部分の径よりも小さいことを特徴とするCV
    D装置。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれか1つに記
    載の装置において、 前記ガス導入部は、少なくともその一部分が前記サセプ
    タの基板支持部よりも小さい径であることを特徴とする
    CVD装置。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13のいずれか1つに記
    載の装置において、 前記ガス導入部はその内部に、少なくとも1箇所以上貫
    通穴が開いた整流板を具備することを特徴とするCVD
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項6に記載の装置において、 前記サセプタの基板設置面と対向する位置に置かれ、反
    応ガスを基板の薄膜成長表面に向って概略垂直方向に吹
    きつけるように導入する機能と該基板の成長表面を輻射
    加熱する機能とを有し、かつ該基板あるいはサセプタの
    基板設置面をほぼ覆うように構成されたガス導入部と、 前記サセプタ及び前記ガス導入部の加熱をそれぞれ独立
    に制御できる加熱機構と、を有するCVD装置。
  16. 【請求項16】 請求項6〜15のいずれか1つに記載
    の装置を用いた成膜方法であって、 温度が1700℃以上、圧力が1333Pa以上133
    32Pa以下の範囲で成膜することを特徴とする成膜方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法で基板上に成
    膜した薄膜を利用して作製したことを特徴とする半導体
    素子。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の半導体素子であっ
    て、 SiCの膜を有することを特徴とする半導体素子。
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