JP2003081541A - エレベーター群管理システム - Google Patents
エレベーター群管理システムInfo
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- car
- evaluation function
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- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B2201/00—Aspects of control systems of elevators
- B66B2201/20—Details of the evaluation method for the allocation of a call to an elevator car
- B66B2201/231—Sequential evaluation of plurality of criteria
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
ることは不可能という課題があった。 【解決手段】 先階別乗場装置5と、前記行き先階別乗
場装置から乗場呼び発生階、行き先階を検出する呼び登
録情報検出部31と、呼び登録情報検出部等からの情報
に基き割当評価値を演算する割当評価値演算部34と、
割当の候補かごを選択する割当候補かご選択部35と、
前記行き先階別乗場装置から希望サービス種類を検出す
る希望サービス種類検出部310と、前記希望サービス
種類に応じて割当評価関数、そのパラメータを設定する
呼び別評価関数パラメータ設定部39と、割当評価関数
を演算する呼び別割当評価関数演算部36と、総合評価
関数を演算する総合評価関数演算部37と、前記総合評
価関数の値に基づき割当かごを決定する総合評価割当か
ご決定部38等を備えた。 【効果】 呼び毎に異なる乗客の希望のサービスを提供
することができる。
Description
ター群システムを効率よく運用するエレベーター群管理
システムに関するものである。
いて図面を参照しながら説明する。図10は、例えば特
開平8−091717号公報に示された従来のエレベー
ター群管理システムの構成を示す図である。
置(N:かご台数)、2−1〜2−Hは乗場呼び装置
(H:呼び装置台数)、3は呼びに応答するかごを決定
するなどエレベーターの運行管理を行なう群管理装置、
4−1〜4−Nは群管理装置3の運行管理に従って、実
際のかごの制御を行なうかご制御装置、7は乗客検出手
段である。
階床呼び種別のホール呼び継続時間累計値測定手段39
1と、呼び種別のホール呼び数計数手段392と、乗り
人数測定手段393と、積み残し検出手段394と、運
行スケジュール付き各階床グループ別個性化制御目標テ
ーブル395と、各階床呼び種別の平均待ち時間収集手
段396と、統計処理手段397と、運転プログラムの
選択又は作成手段398と、運転制御手段399とを有
する。
ベーターの効率的な運用を図ることにより、ビル全体の
サービスを向上させることを目的としている。そのた
め、乗客が乗り場においてエレベーターを呼ぶための乗
り場呼びボタンを押し、それにより乗り場呼びが発生し
た際に、複数のエレベーターのかごの中から、ビル全体
のサービスの向上を考慮して、前記乗り場呼びに応答す
るかごを決定する、呼び割当を行っている。
群管理システムでは、運行制御スケジュール、ならび
に、待ち時間などの統計処理結果によって運行制御方法
を変更していた。
エレベーター群管理システムでは、スケジュールや統計
処理結果によって運行制御方法を変更しているため、個
々の呼びを発生させる乗客毎に希望するサービスの質が
異なったとしても、その要求にこたえて、個々の呼び毎
にサービスの質を変更することは不可能という問題点が
あった。
めになされたもので、呼び毎に異なる乗客の希望のサー
ビスを提供することができるエレベーター群管理システ
ムを得ることを目的とする。
ター群管理システムは、複数のかごが運行しているエレ
ベーター群管理システムにおいて、乗場呼びの入力機能
とかごの到着、行き先を知らせる表示機能を有する乗場
装置と、前記乗場装置に登録されている呼びの状態を検
出する呼び登録情報検出部と、かごの状態を検出するか
ご情報検出部と、呼びの割当状況を記憶する割当済情報
記憶部と、前記呼び登録情報検出部、前記かご情報検出
部、及び前記割当済情報記憶部からの出力に従って複数
の割当評価値を演算する割当評価値演算部と、前記呼び
登録情報検出部、前記かご情報検出部、及び前記割当済
情報記憶部からの出力に従って割当かごの候補を選択す
る割当候補かご選択部と、前記割当候補かごの評価を行
なう割当評価関数、割当評価関数のパラメータを呼び毎
に設定する呼び別評価関数パラメータ設定部と、前記割
当評価関数、割当評価関数のパラメータ、及び前記割当
評価値を用いて割当評価関数の演算を呼び毎に行なう呼
び別割当評価関数演算部と、前記呼び別割当評価関数演
算部の演算結果に基づいて呼びに割当てるかごを決定す
る割当かご決定部と、割当結果に基づいて各かごの制御
を行なうかご制御装置とを備えたものである。
ムは、前記割当かご決定部が、前記呼び別割当評価関数
演算部の演算結果に基づいて全呼びに対する割当かごの
評価関数の値の評価を行なう総合評価関数演算部と、前
記総合評価関数演算部の演算結果に基づいて新規呼びに
割当てるかごを決定する総合評価割当かご決定部とを有
するものである。
ムは、前記割当かご決定部が、別の呼び毎に前記呼び別
割当評価関数演算部により演算された呼び別割当評価関
数の値を最良にする割当候補かごを新規呼びに対する仮
割当かごとして選択する呼び別仮割当かご選択部と、そ
れらの仮割当かごの中から、全ての呼びを考慮して最適
なかごを割当てる割当かご最終決定部とを有するもので
ある。
ムは、呼び毎に設定する割当評価関数の集合である割当
評価関数セット、割当評価関数のパラメータの集合であ
るパラメータセットを変更する呼び別評価関数パラメー
タセット設定部をさらに備え、前記呼び別評価関数パラ
メータセット設定部は、前記割当評価関数セット、パラ
メータセットに基づいて、呼び毎の割当評価関数、割当
評価関数のパラメータを所定の方法により設定するもの
である。
ムは、降車済みの乗客に対する待ち時間、旅行時間、か
ごの混雑度、かごの挙動の少なくともいずれかの群管理
結果を検出する群管理結果検出蓄積部をさらに備え、前
記呼び別評価関数パラメータセット設定部は、前記群管
理結果に応じて、前記割当評価関数セット、前記パラメ
ータセットを所定の方法により変更するものである。
ムは、交通流パターンの検出を行なう交通流パターン検
出部をさらに備え、前記呼び別評価関数パラメータセッ
ト設定部は、前記交通流パターンに応じて、前記割当評
価関数セット、前記パラメータセットを所定の方法によ
り変更するものである。
ムは、前記乗場装置が、個人ID入力機能を有し、前記
乗場装置から呼びを入力した個人毎のIDの検出を行な
う個人ID検出部をさらに備え、前記呼び登録情報検出
部は、前記個人ID検出部によって得られた個人IDを
参照して個人ID毎の呼びを検出し、前記呼び別評価関
数パラメータ設定部は、前記個人ID毎の呼び毎に、割
当評価関数、割当評価関数のパラメータを設定するもの
である。
ムは、個人ID毎に基づいて、個人ID毎に登録されて
いる優先度を検出する個人ID別優先度データベースを
さらに備え、前記呼び別評価関数パラメータ設定部は、
個人ID毎の呼び毎に、前記優先度に応じて前記割当評
価関数、前記割当評価関数のパラメータを設定するもの
である。
ムは、前記個人ID検出部で検出された個人IDに基づ
いて、個人ID毎の呼びに対するサービス状況を検出す
る個人別サービス状況検出部と、 前記個人別サービス
状況検出部により検出された個人ID毎のサービス状況
に応じて与えられる個人ID毎のサービス得点を蓄積管
理するサービス得点履歴データベースと、前記個人別サ
ービス状況検出部により検出された個人ID毎のサービ
ス状況に応じて個人ID毎の前記サービス得点を決定
し、前記サービス得点履歴データベースを更新する個人
別サービス状況参照型サービス得点履歴データベース更
新部とをさらに備え、前記呼び別評価関数パラメータ設
定部は、前記サービス得点履歴データベースに従って、
前記割当評価関数セット、前記パラメータセットを所定
の方法により変更するものである。
ムは、前記呼び別割当評価関数演算部が、行き先階、出
発階毎に呼びを区別し、行き先階、出発階毎に割当評価
関数の演算を行うものである。
ムは、前記呼び別評価関数パラメータ設定部が、個別の
呼び毎に各割当評価値に対する重要度を選択し、前記割
当評価値の重要度を用いて割当評価関数のパラメータを
設定するものである。
ムは、サービス得点履歴に基づいて課金を行なうサービ
ス得点履歴課金管理部をさらに備えたものである。
ムは、前記呼び登録情報検出部が、無線送受信部を介し
て無線機能付き個人情報端末から呼びの状態を検出する
ものである。
ムは、無線送受信部からソフトウェア要求信号を検出す
ると、ソフトウェア送信要求を出力するソフトウェア要
求検出部と、各種のソフトウエアを蓄積管理し、前記ソ
フトウェア送信要求に基づいてソフトウェアを選択して
出力するソフトウェアサーバーと、前記ソフトウェアサ
ーバーから出力されたソフトウェアを送信可能なデータ
に変換し、前記無線送受信部を介して、無線機能付き個
人情報端末へ出力するソフトウェア送信部とをさらに備
え、前記ソフトウェアサーバーは、接続されたネットワ
ークからソフトウエアを取得するものである。
形態1に係るエレベーター群管理システムについて図面
を参照しながら説明する。
装置等を使って、行き先階と希望サービス種類を入力す
ることにより、希望サービス種類に応じて、呼びの割当
を行なうエレベーター群管理システムに関するものであ
る。
レベーター群管理システムの構成を示す図である。な
お、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
であり、Nはかご台数である。また、3は群管理装置で
あり、呼びに応答するかごを決定するなどエレベーター
の運行管理を行なう。4−1〜4−Nはかご制御装置で
あり、群管理装置3の運行管理に従って、実際のかごの
制御を行なう。また、5−1〜5−Mは乗場呼びの入力
機能とかごの到着や行き先を知らせる表示機能を有する
乗場装置である。なお、行き先階別の乗場呼びボタン
と、かご行き先階の表示装置と、希望サービス入力機能
から構成される行き先階別乗場装置を乗場装置として設
置することが可能である。また、Mは行き先階別乗場装
置5の設置されている階床数を表す。
び登録情報検出部31と、かご情報検出部32と、割当
済情報記憶部33と、割当評価値演算部34と、割当候
補かご選択部35と、呼び別割当評価関数演算部36
と、総合評価関数演算部37と、総合評価割当かご決定
部38と、呼び別評価関数パラメータ設定部39と、希
望サービス種類検出部310とを有する。また、総合評
価関数演算部37と総合評価割当かご決定部38より構
成される割当かご決定部340を有する。
ター群管理システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
は、行き先階別乗場装置5−1〜5−Mに入力された乗
場呼びにおける、乗場呼び発生階と行き先階を検出す
る。かご情報検出部32は、かご装置1−1〜1−Nの
走行状態、ドア状態、乗降客人数などの検出を行なう。
割当済情報記憶部33は、発生中の乗場呼びに対してす
でに割当を行ったかごの割当状態を記憶している。
検出部31と、かご情報検出部32と、割当済情報記憶
部33の出力結果に基づいて、呼び発生階への各かごの
到着予測時間または、呼び発生階から目的階までの予測
走行時間または、かご到着時の予測乗車人数などの割当
を行なう際に評価する割当評価値の演算を行なう。
報検出部31と、かご情報検出部32と、割当済情報記
憶部33の出力結果に基づいて、割当の候補かごを全て
のかごの中から選択する。
補かご選択部35で選択された割当候補かごを割当かご
と仮定した場合の割当評価値演算部34の出力値(割当
評価値)に関する呼び毎の割当評価関数の値を全ての割
当候補かごについて演算する。呼び毎の割当評価関数は
次のように定式化される。
かごxを割当かごと仮定した場合のi番目の呼びに関す
る割当評価関数の値、fi(・)はi番目の呼びに関す
る割当評価関数である。また、yk,i(x)は割当候補
かごxを割当かごと仮定した場合のi番目の呼びに関す
るk番目の割当評価値であり、Kは割当評価値の数であ
る。
し、乗客に行き先階毎の割当かごを告知する行き先階別
乗場装置5−1〜5−Mによって入力された呼びに関し
ては、行き先階、出発階毎に呼びを区別し、呼び別割当
評価関数演算部36は、行き先階、出発階毎に割当評価
関数の演算を行ってもよい。
関数演算部36で演算された呼び毎の割当評価関数の値
に基づいて、割当かごを決定するものであり、総合評価
関数演算部37と総合評価割当かご決定部38より構成
される。
価関数演算部36で演算された各呼びに対する呼び毎の
割当評価関数の値に基づいて、全ての呼びに対する割当
かごの評価を行なう総合評価関数の演算を実行する。こ
の総合評価関数は、次のように定式化される。
数の値、g(・)は総合評価関数、Iは呼びの数であ
る。
関数の値を最良にする割当候補かごxを割当かごとして
決定する。このアルゴリズムは、例えば、次のように記
述できる。
うなフローチャートとして記述できる。
評価値を演算する際に新規呼びに割当てるかごxを割当
候補かごXのうち番号が最小のものに設定する。次に、
ステップ602では、かごxを割当かごとした場合の総
合評価値G(x)の演算を行なう。ステップ603で
は、総合評価値最小かごminxの値の初期化を行なう
ため、xに設定する。
nG(x)の初期化を行なうため、G(x)に設定す
る。ステップ605では、まだ総合評価値G(x)の演
算を行なっていない割当候補かごXの有無を判断する。
ステップ605での判断結果がNoの場合には、次のス
テップ606へ進む。このステップ606では、xの値
を割当候補かごXの次のかごに設定する。
様に、かごxを割当かごとした場合の総合評価値G
(x)の演算を行なう。ステップ608では、G(x)
が最小総合評価値minG(x)より小さいかどうかを
判断する。ステップ608の判断結果がNoの場合に
は、ステップ605へ戻る。
には、ステップ609へ進む。このステップ609で
は、総合評価値最小かごminxをxに設定する。ステ
ップ610では、最小総合評価値minG(x)をG
(x)に設定し、ステップ605戻る。ステップ605
での判断結果がYesの場合には、ステップ611へ進
む。ステップ611では、割当かごx’を総合評価値最
小かごminxに設定し、割当かご決定プロセスを終了
する。
割当かご(^)xは、かご制御装置1−1〜1−Nへ出
力され、かごの制御が行われるとともに、行き先階別乗
場装置5−1〜5−Mへ出力され、乗場において乗客へ
の案内表示を行なう。以上が呼び割当に関する基本動作
である。なお、ハットxは、(^)xと表現する。
評価関数演算部36で用いる呼び毎の割当評価関数fi
(・)の決定方法について説明する。
ータは、呼び別評価関数パラメータ設定部39で、希望
サービス種類に基づいて決定される。
する構成について、図1に基づいて説明する。
ービス入力機能を持つ、行き先階別乗場装置5−1〜5
−Mによって入力された希望サービス種類の検出を行な
う。ここで、希望サービス種類とは、待ち時間優先、旅
行時間優先、不快動作回避優先、非混雑かご配車優先な
ど、乗客にエレベーターが与えるサービスの質を表すも
のである。呼び別評価関数パラメータ設定部39は、各
呼びに対する割当評価関数や割当評価関数のパラメータ
を前記希望サービス種類に応じて設定する。この設定ア
ルゴリズムは、例えば次のようなルールによって実装す
ることが可能である。
目の呼びに関する希望サービス種類である。また、y
1,i(x)は待ち時間評価値、y2,i(x)は旅行時間評
価値、y3,i(x)はかご混雑度評価値、y4,i(x)は
不快動作評価値である。また、各評価値の係数は各評価
値の重要度を表わす。以上のような手順で呼び毎の割当
評価関数fi(・)を決定する。
って、呼び毎に異なる乗客の希望のサービスを提供する
エレベーター群管理が可能となる。
係るエレベーター群管理システムについて図面を参照し
ながら説明する。
装置等を使って、行き先階と希望サービス種類を入力す
ることにより、希望サービス種類に応じて、呼びの割当
を行なうエレベーター群管理システムに関するものであ
る。
レベーター群管理システムの構成を示す図である。
施の形態1で示した図1の構成と同一であるため、ここ
では説明を省略する。以下、上記実施の形態1と異なる
群管理装置3について詳述する。
記実施の形態1と同じ、呼び登録情報検出部31と、か
ご情報検出部32と、割当済情報記憶部33と、割当評
価値演算部34と、割当候補かご選択部35と、呼び別
割当評価関数演算部36と、呼び別評価関数パラメータ
設定部39と、希望サービス種類検出部310とを有
し、新たに、呼び別仮割当かご選択部311と、割当か
ご最終決定部312とから構成される割当かご決定部3
40を有する。
ター群管理システムの動作について図面を参照しながら
説明する。
32、割当済情報記憶部33、割当評価値演算部34、
割当候補かご選択部35、呼び別割当評価関数演算部3
6、呼び別評価関数パラメータ設定部39、及び希望サ
ービス種類検出部310は、上記実施の形態1と同様で
あるため、ここでは説明を省略する。以下、呼び別仮割
当かご選択部311と割当かご最終決定部312から構
成される割当かご決定部340について説明を行なう。
関数演算部36で演算された呼び毎の割当評価関数の値
に基づいて、割当かごを決定するものであり、呼び別仮
割当かご選択部311と、割当かご最終決定部312よ
り構成される。
割当評価関数演算部36で演算された呼び別の評価関数
に基づいて、ある呼びに関する評価関数が最大となるよ
うに、新規呼びに対する割当かごを仮割当かごとして決
定する。
候補かごXから選択し、i番目の呼びについての仮割当
かごxiとして決定する。呼び別仮割当かご選択部31
1では、全ての呼びについて、xiを演算する。
ャートで表わされる。
時点で発生している全ての呼びの中から1番目の呼び番
号をiに設定する。次に、ステップ702では、総合評
価値を演算する際に新規呼びに割当てるかごxを割当候
補かごXのうち番号が最小のものに設定する。ステップ
703では、かごxを割当かごとした場合のi番目の呼
びに関する評価関数Ei(x)の演算を行なう。
inxの値の初期化を行なうため、xに設定する。ステ
ップ705では、最小評価関数値minEi(x)の初
期化を行なうため、Ei(x)に設定する。ステップ7
06では、まだ評価関数Ei(x)の演算を行なってい
ない割当候補かごXの有無を判断する。
には、ステップ709へ進む。このステップ709で
は、xの値を割当候補かごXの次のかごに設定する。ス
テップ710では、ステップ703と同様に、かごxを
割当かごとした場合のi番目の呼びに関する評価関数E
i(x)の演算を行なう。ステップ711では、E
i(x)が最小総合評価値minEi(x)より小さいか
どうかを判断する。
合には、ステップ706へ戻る。ステップ711の判断
結果がYesの場合には、ステップ712へ進む。ステ
ップ712では、評価関数最小かごminxをxに設定
する。ステップ713では、最小評価関数値minEi
(x)をEi(x)に設定し、ステップ706へ戻る。
合には、ステップ707へ進む。このステップ707で
は、i番目の呼びに対する仮割当かごxiを評価関数最
小かごminxに設定する。そして、ステップ708で
は、全ての呼びに関して評価関数Ei(x)を最小にす
る新規呼びへの仮割当かごを決定したかどうかを判断す
る。このステップ708での判断結果がNoの場合に
は、ステップ714で、iの値をその時点で発生してい
る次の呼び番号に設定し、ステップ702へ戻る。ステ
ップ708の判断結果がYesの場合には、仮割当かご
決定プロセスを終了する。
xiに基づいて新規呼びに対する割当かごを決定する。
このアルゴリズムは様々なものが考えられるが、例え
ば、多数決で決定する場合、次のように割当かごを決定
する。
ャートで表わされる。
当かごがxとなる呼びiの数L(x)の最大値maxL
を0に設定する。ステップ802では、L(x)の値を
演算するかごxを割当候補かごXのうち番号が最小のも
のに設定する。
では、仮割当かごがxとなる呼びiの数L(x)の演算
を行なう。
設定する。ステップ804では、その時点で発生してい
る全ての呼びの中から1番目の呼び番号をiに設定す
る。ステップ805では、呼びiに関する仮割当かごx
iがxであるかどうかを判断する。ステップ805の判
断結果がNoの場合には、ステップ807へ進む。ステ
ップ805の判断結果がYesの場合には、ステップ8
06へ進む。このステップ806では、L(x)の値を
1増加させる。ステップ807では、全ての呼びに関し
てL(x)の演算を行なったかどうかを判断する。ステ
ップ807の判断結果がNoの場合には、ステップ80
8へ進む。このステップ808では、iの値をその時点
で発生している次の呼び番号に設定し、ステップ805
へ戻る。ステップ807の判断結果がYesの場合に
は、ステップ809へ進む。
大のL(x)の値maxLより大きいかどうかを判断す
る。このステップ809の判断結果がNoの場合には、
ステップ812へ進む。ステップ809の判断結果がY
esの場合には、ステップ810へ進む。ステップ81
0では、最大Lとなる仮割当かごmaxxをxに設定す
る。ステップ811では、maxLの値をL(x)に設
定する。
なっていない割当候補かごXがないかどうかを判断す
る。このステップ812の判断結果がNoの場合には、
ステップ813へ進む。ステップ813では、xの値を
割当候補かごXの次のかごに設定し、ステップ803へ
戻る。ステップ812の判断結果がYesの場合には、
ステップ814へ進む。このステップ814では、割当
かごx’を最大Lとなる仮割当かごmaxxに設定し、
割当かご決定プロセスを終了する。
って、呼び毎に異なる乗客の希望のサービスを提供する
エレベーター群管理が可能となる。
式ICカードや指紋などにより個人IDを検出可能な行
き先階別乗場装置等を使って、行き先階と希望サービス
種類と個人IDを入力することにより、個人IDによっ
て与えられる優先度と希望サービス種類に応じて、呼び
の割当を行なうエレベーター群管理システムに関するも
のである。
レベーター群管理システムの構成を示す図である。
乗場装置5−1〜5−M以外は、上記実施の形態1で示
した図1の構成と同一であるため、ここでは説明を省略
する。また、行き先階別乗場装置5−1〜5−Mは、指
紋照合機能または、顔認証機能または、無線式ICカー
ド読み取り機能などを備えている。
置3について詳述する。図3において、かご情報検出部
32、割当済情報記憶部33、割当評価値演算部34、
割当候補かご選択部35、呼び別割当評価関数演算部3
6、総合評価関数演算部37、総合評価割当かご決定部
38、希望サービス種類検出部310、及び割当かご決
定部340は、実施の形態1で示した図1と同一の構成
であるため、ここでは説明を省略する。
価関数パラメータ設定部39、個人ID検出部313、
及び個人ID別優先度データベース314について説明
を行なう。
装置5−1〜5−Mについている指紋照合機能または、
顔認証機能または、無線式ICカード読み取り機能で得
られた信号に基づいて呼びを発生させた乗客の個人ID
の検出を行なう。また、呼び登録情報検出部31は、行
き先階別乗場装置5−1〜5−Mに入力された個人ID
毎の乗場呼びにおける、乗場呼び発生階と行き先階を、
個人ID毎の乗場呼びとして検出する。個人ID別優先
度データベース314は、前記の個人ID毎に登録され
ている優先度を出力する。以下、個人ID別優先度デー
タベース314より出力されたi番目の呼びに対する優
先度をPriとする。また、呼び別評価関数パラメータ
設定部39は、各呼びに対する割当評価関数や割当評価
関数のパラメータを前記希望サービス種類と優先度に応
じて設定する。この設定アルゴリズムは、例えば次のよ
うなルールによって実装することが可能である。
目の呼びに関する希望サービス種類である。また、y
1,i(x)は待ち時間評価値、y2,i(x)は旅行時間評
価値、y3,i(x)はかご混雑度評価値、y4,i(x)は
不快動作評価値である。以上のような手順で呼び毎の割
当評価関数fi(・)を決定する。
って、個人ID毎の呼びによって異なる乗客の希望のサ
ービスを提供するエレベーター群管理が可能となる。
式ICカードや指紋などにより個人IDを検出可能な行
き先階別乗場装置等を使って、行き先階と希望サービス
種類と個人IDを入力することにより、個人IDによっ
て与えられる優先度と希望サービス種類に応じて、呼び
の割当を行なうエレベーター群管理システムに関するも
のである。
ー群管理システムの詳細について説明する。
レベーター群管理システムの構成を示す図である。
別乗場装置5−1〜5−M以外は、上記実施の形態1で
示した図1の構成と同一であるため、ここでは説明を省
略する。また、行き先階別乗場装置5−1〜5−Mは、
指紋照合機能または、顔認証機能または、無線式ICカ
ード読み取り機能などを備えている。
置3について詳述する。
済情報記憶部33、割当評価値演算部34、割当候補か
ご選択部35、呼び別割当評価関数演算部36、呼び別
評価関数パラメータ設定部39、希望サービス種類検出
部310、呼び別仮割当かご選択部311、及び割当か
ご決定部340は、上記実施の形態2で示した図2と同
一の構成であるため、ここでは説明を省略する。また、
呼び登録情報検出部31、個人ID検出部313、及び
個人ID別優先度データベース314は、上記実施の形
態3で示した図3と同一の構成であるためここでは説明
を省略する。
と異なる割当かご最終決定部312について詳述する。
優先度データベース314から出力される優先度と仮割
当かごxiに基づいて、新規呼びに対する割当かごを決
定する。このアルゴリズムは様々なものが考えられる
が、例えば、優先度を考慮して多数決で決定する場合、
次のように割当かごを決定する。
ャートで表わされる。
当かごがxとなる呼びiの数L(x)の最大値maxL
を0に設定する。ステップ902では、L(x)の値を
演算するかごxを割当候補かごXのうち番号が最小のも
のに設定する。
では、仮割当かごがxとなる呼びiの数L(x)の演算
を行なう。
設定する。ステップ904では、その時点で発生してい
る全ての呼びの中から1番目の呼び番号をiに設定す
る。ステップ905では、呼びiに関する仮割当かごx
iがxであるかどうかを判断する。ステップ905の判
断結果がNoの場合には、ステップ907へ進む。ステ
ップ905の判断結果がYesの場合には、ステップ9
06へ進む。このステップ906では、L(x)の値を
Pri増加させる。ステップ907では、全ての呼びに
関してL(x)の演算を行なったかどうかを判断する。
ステップ907の判断結果がNoの場合には、ステップ
908へ進む。ステップ908では、iの値をその時点
で発生している次の呼び番号に設定し、ステップ905
へ戻る。ステップ907の判断結果がYesの場合に
は、ステップ909へ進む。
(x)の値maxLより大きいかどうかを判断する。ス
テップ909の判断結果がNoの場合には、ステップ9
12へ進む。ステップ909の判断結果がYesの場合
には、ステップ910へ進む。ステップ910では、最
大Lとなる仮割当かごmaxxをxに設定する。ステッ
プ911では、maxLの値をL(x)に設定する。
なっていない割当候補かごXがないかどうかを判断す
る。ステップ912の判断結果がNoの場合には、ステ
ップ913へ進む。このステップ913では、xの値を
割当候補かごXの次のかごに設定し、ステップ903へ
戻る。ステップ912の判断結果がYesの場合には、
ステップ914へ進む。このステップ914では、割当
かごx’を最大Lとなる仮割当かごmaxxに設定し、
割当かご決定プロセスを終了する。
って、個人ID毎の呼びによって異なる乗客の希望のサ
ービスを提供するエレベーター群管理が可能となる。
電話などの無線機能付き個人情報端末や、行き先階別乗
場装置等を使ってエレベーターの呼び登録や、エレベー
ターに対する希望サービス種類や希望サービスレベルを
入力すると共に、エレベーターは過去の個人毎のサービ
スの実績と、前記の呼び登録や希望サービス種類や希望
サービスレベルに基づいて、呼びを入力した個人毎に呼
びに対するかご割当評価関数を決定し、前記個人毎の評
価関数を考慮して、割当を行なうエレベーター群管理シ
ステムに関するものである。
ごやかごの到着時間、かごの行き先階などの群管理情報
や、前記無線機能付き個人情報端末から選択した広告や
ニュースなどの一般情報を前記個人情報端末へ出力する
機能を本実施の形態5のエレベーター群管理システムは
備えている。
車かごの混雑度などのサービス状況や、前記希望サービ
ス種類ならびに希望サービスレベルや、前記一般情報の
出力実績に基づいて、個人毎のサービス得点を演算し、
その履歴にもとづいて、希望サービス種類や希望サービ
スレベルの制限を行ったり、前記かご割当評価関数を決
定したりする機能を本実施の形態5のエレベーター群管
理システムは備えている。
積された個人ID別のサービス得点の残高に従って課金
を行なう機能ならびに、事前にサービス得点を販売する
機能も本実施の形態5のエレベーター群管理システムは
備えている。
ー群管理システムの詳細について説明する。
レベーター群管理システムの構成を示す図である。
であり、Nはかご台数である。また、2−1〜2−Jは
上下方向別の乗場呼びボタンとかごの走行方向やかご到
着を示すホールランタンからなる乗場装置であり、Jは
乗場装置が設置されている階床数を表す。また、3は群
管理装置であり、呼びに応答するかごを決定するなどエ
レベーターの運行管理を行なう。4−1〜4−Nはかご
制御装置であり、群管理装置3の運行管理に従って、実
際のかごの制御を行なう。また、5−1〜5−Mは行き
先階別の乗場呼びボタンと、かご行き先階の表示装置
と、希望サービス入力機能からなる行き先階別乗場装置
であり、Mは行き先階別乗場装置の設置されている階床
数を表す。
帯電話などの無線機能付き個人情報端末であり、データ
入力機能とディスプレイ機能、インターネットなどへの
ネットワーク接続機能、JAVA(登録商標)などで記
述されたソフトウェアのインストール機能と実行機能、
個人ID識別機能等を備える。
信部、316はサービス履歴参照型希望サービス種類変
更部、317はサービス得点履歴データベース、318
は交通流パターン検出部、319は群管理結果検出蓄積
部、320は呼び別評価関数パラメータセット設定部、
321は一般情報選択結果検出部、322は一般情報選
択部、323は一般情報提供部、324は一般情報送信
部、325は群管理情報検出送信部、326はソフトウ
ェア要求検出部、327はソフトウェアサーバー、32
8はソフトウェア送信部、329は個人別サービス状況
検出部、330は個人別サービス状況参照型サービス得
点履歴データベース更新部、331は一般情報利用履歴
参照型サービス得点履歴データベース更新部、332は
希望サービス種類連動型サービス得点履歴データベース
更新部、333はサービス得点履歴課金管理部、334
はサービス得点販売部、335はサービス得点履歴参照
型呼び別評価関数パラメータ設定部である。
ー群管理システムの基本構成であるが、発明の中心とな
る群管理装置3について、以下で詳述する。
説明する。
線機能付き個人情報端末6−1〜6−Lとの間で無線に
よるデータの送受信を行なう。個人ID検出部313
は、無線機能付き個人情報端末6−1〜6−Lから出力
される個人IDや、指紋照合機能または、顔認証機能ま
たは、無線式ICカード読み取り機能などを備えた乗場
装置2−1〜2−Jもしくは行き先階別乗場装置5−1
〜5−Mから出力される個人IDを検出する。
置2−1〜2−J、もしくは行き先階別乗場装置5−1
〜5−M、もしくは無線機能付き個人情報端末6−1〜
6−Lで入力された乗場呼びにおける、乗場呼び発生階
と、呼び方向または行き先階を検出する。ここで、呼び
発生と同時に個人ID検出部313で個人IDが検出さ
れた場合には、呼び情報を個人ID毎に扱う。
記憶部33、割当評価値演算部34、割当候補かご選択
部35、呼び別割当評価関数演算部36、総合評価関数
演算部37、総合評価割当かご決定部38、及び割当か
ご決定部340の動作は、上記実施の形態1で示した図
1のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。
割当かご(^)xは、かご制御装置1−1〜1−Nへ出
力され、かごの制御が行われるとともに、乗場装置2−
1〜2−J、並びに行き先階別乗場装置5−1〜5−M
へ出力され、乗場において乗客への案内表示を行なう。
また、割当かご(^)xは、割当済情報記憶部33へ出
力され、かごが呼び発生階へ到着して、呼びが解消され
るまで記憶される。
割当かご(^)xの他、かごの到着時間、かごの行き先
階などの群管理情報を、群管理情報表示機能を備える乗
場装置2−1〜2−J、行き先階別乗場装置5−1〜5
−Mへ出力するとともに、無線送受信部315を介し
て、無線機能付き個人情報端末6−1〜6−Lへも出力
される。以上が呼び割当に関する基本動作である。
当評価関数演算部36で用いる呼び毎の割当評価関数f
i(・)の決定方法について説明する。
ビス得点履歴参照型呼び別評価関数パラメータ設定部3
35で、希望サービス種類や希望サービスレベル、サー
ビス得点履歴データベース317に基づいて、呼び別評
価関数パラメータセットの中から選択される。
する構成について、図5に基づいて説明する。
ービス入力機能を持つ、乗場装置2−1〜2−J、行き
先階別乗場装置5−1〜5−M、無線機能付き個人情報
端末6−1〜6−Lによって入力された希望サービス種
類や希望サービスレベルの検出を行なう。ここで、希望
サービス種類とは、待ち時間優先、旅行時間優先、不快
動作回避優先、非混雑かご配車優先など、乗客にエレベ
ーターが与えるサービスの質を表すものである。また、
希望サービスレベルとは、選択した希望サービス種類を
優先させるレベルを言う。
て、個人IDが検出された場合は、希望サービス種類や
希望サービスレベルを個人ID毎に扱う。
個人ID毎の過去のサービス状況などに基づくサービス
得点を蓄積管理する。サービス得点の蓄積管理方法につ
いては後述する。
部316では、サービス得点履歴データベース317に
保存されているサービス得点履歴に基づいて、希望サー
ビス種類の変更を行い、サービス得点履歴参照型呼び別
評価関数パラメータ設定部335へ希望サービス種類を
出力する。希望サービス種類の変更方法についても後述
する。
開平07−309541号公報や、特開平07−309
546号公報に示す交通手段制御装置や、特開平08−
255298号公報に示す交通状態判別装置のように構
成され、あらかじめ決められた交通流パターンの推定や
交通流特徴モードの検出を行う。
乗客に対する待ち時間、旅行時間、かごの混雑度やかご
の挙動などを検出し蓄積する。
20は、交通流パターン検出部318から出力される交
通流パターンと、群管理結果検出蓄積部319から出力
される群管理結果に従って呼び別評価関数パラメータセ
ットの設定を行なう。この設定アルゴリズムは、例えば
次のようなルールによって実装することができる。
とは、呼び毎の割当評価関数もしくは割当評価関数のパ
ラメータの集合である。
ラメータ設定部335は、呼び別評価関数パラメータセ
ット設定部320で設定された呼び別評価関数パラメー
タセットならびに、各呼びに対する割当評価関数や割当
評価関数のパラメータを設定する。この設定アルゴリズ
ムは、例えば次のようなルールによって実装することが
可能である。
目の呼びに関する希望サービス種類であり、希望サービ
スレベル(i)は、i番目の呼びに関する希望サービス
レベルであり、サービス得点履歴(id(i))は、i
番目の呼びを発生させた乗客の乗客IDがid(i)で
あるときの、サービス得点履歴の値である。以上のよう
な手順で呼び毎の割当評価関数fi(・)を決定する。
提供方法について、図5に基づいて説明する。
報選択機能を持つ、乗場装置2−1〜2−J、行き先階
別乗場装置5−1〜5−M、無線機能付き個人情報端末
6−1〜6−Lによって選択された一般情報の選択結果
を検出する。
等の一般情報を文字、画像、音声、動画データとして蓄
積もしくはインターネットなどのオープンネットワーク
上のサーバーからダウンロードし、一般情報選択部32
2から要求された一般情報を、一般情報データとして出
力する。
果検出部321で検出された一般情報の選択結果に基づ
いて、一般情報提供部323に情報出力要求を出力し、
情報出力要求に対して一般情報提供部323より出力さ
れた一般情報データを出力する。
322より出力された一般情報データを、乗場装置2−
1〜2−J、行き先階別乗場装置5−1〜5−M、無線
機能付き個人情報端末6−1〜6−Lによって表示、再
生可能なデータ形式に変換して、乗場装置2−1〜2−
J、行き先階別乗場装置5−1〜5−M、もしくは無線
送受信部315を介して、無線機能付き個人情報端末6
−1〜6−Lに出力する。以上のように一般情報の提供
を行なう。
6−Lにおいて、呼び入力機能、サービス種類選択機
能、一般情報選択機能、群管理情報表示機能、ならびに
一般情報表示機能の一部もしくは全てを実現するための
ソフトウェアを無線機能付き個人情報端末6−1〜6−
Lに実装する方法について述べる。
の実行機能とダウンロード機能を持っている携帯電話な
どの無線機能付き個人情報端末6−1〜6−Lにおい
て、入力機能、サービス種類選択機能、一般情報選択機
能、群管理情報表示機能、ならびに一般情報表示機能の
一部もしくは全てを実現するソフトウェアが実装されて
いない場合には、ソフトウェア要求信号を発信する。
人情報端末6−1〜6−Lから発せられた電波を受信
し、ソフトウェア要求検出部326で前記のソフトウェ
ア要求信号、ならびに無線機能付き個人情報端末6−1
〜6−Lの種類を検出し、ソフトウェア送信要求を出力
する。
能付き個人情報端末6−1〜6−Lの種類に応じたソフ
トウェアを選択し、ソフトウェア送信部328に出力す
る。このソフトウェア送信部328は、ソフトウェアサ
ーバー327から出力されたソフトウェアを無線機能付
き個人情報端末6−1〜6−Lに送信可能なデータに変
換して、無線送受信部315を介して、無線機能付き個
人情報端末6−1〜6−Lへ出力する。
ターネットなどのオープンネットワークに接続すること
によって、前記ソフトウェアをインターネットなどを通
じて、無線機能付き個人情報端末6−1〜6−Lにダウ
ンロードさせることが可能となる。
6−1〜6−Lで呼び入力機能、サービス種類選択機
能、一般情報選択機能、群管理情報表示機能、ならびに
一般情報表示機能の一部もしくは全てを実現するための
ソフトウェアを無線機能付き個人情報端末6−1〜6−
Lに実装することが可能となる。
7におけるサービス得点の管理方法について述べる。
や、サービス種類の選択、一般情報の利用に関する履歴
を個人ID毎に得点化したものである。例えば、得点
は、次のように与えられる。
作について説明する。
ID検出部313で検出された個人IDに基づいて、個
人ID毎の呼びに対する待ち時間、旅行時間、乗車かご
の混雑度などを検出し出力する。
歴データベース更新部330では、個人別サービス状況
検出部329の出力に基づいて、個人ID毎のサービス
得点の増減値を決定し、個人ID検出部313で検出さ
れた個人IDに関するサービス得点履歴データベース3
17のサービス得点履歴の更新を行なう。
データベース更新部331は、一般情報選択結果検出部
321で個人ID毎の一般情報の選択結果が検出された
場合に、その選択結果に基づいて、個人ID毎のサービ
ス得点の増減値を決定し、個人ID検出部313で検出
された個人IDに関するサービス得点履歴データベース
317のサービス得点履歴の更新を行なう。
点履歴データベース更新部332は、希望サービス種類
検出部310で個人ID毎の希望サービス種類が検出さ
れた場合に、その希望サービス種類に基づいて、個人I
D毎のサービス得点の増減値を決定し、個人ID検出部
313で検出された個人IDに関するサービス得点履歴
データベース317のサービス得点履歴の更新を行な
う。
では、あらかじめ、課金を許可した個人に対して、一定
期間毎にサービス得点履歴データベース317に蓄積さ
れているサービス得点が負の値を持つ場合に、サービス
得点履歴に応じた課金請求を行なうためのデータを作成
するとともに、サービス得点履歴データベース317の
その個人IDに関するサービス得点を0にリセットす
る。
らかじめサービス得点を購入した個人に対して、サービ
ス得点履歴データベース317に蓄えられていサービス
得点履歴を、購入したサービス得点に応じて加算する。
このサービス得点販売部334は、特定の個人IDに対
して、事前にサービス得点の販売を可能とする。
類変更部316は、サービス得点履歴課金管理部333
で課金請求が許可されていない個人IDに対して、サー
ビス得点履歴データベース317に蓄積されている個人
ID毎のサービス得点がマイナスとなる場合に、希望サ
ービス種類を個人ID毎のサービス得点がマイナスとな
らないように変更する。
ムを構成することにより、また、希望サービス種類、過
去のサービス履歴などに基づいて決定されるサービス得
点ならびに、希望サービス種類に基づいて、呼び毎に異
なるサービスを提供するエレベーター群管理が可能とな
る。また、サービス得点を有償化することも可能とな
る。また、一般情報選択結果に基づいてサービス得点を
変更することにより、情報提供料や広告収入とエレベー
ターのサービスを関連付けることが可能となる。
テムは、以上説明したとおり、複数のかごが運行してい
るエレベーター群管理システムにおいて、乗場呼びの入
力機能とかごの到着、行き先を知らせる表示機能を有す
る乗場装置と、前記乗場装置に登録されている呼びの状
態を検出する呼び登録情報検出部と、かごの状態を検出
するかご情報検出部と、呼びの割当状況を記憶する割当
済情報記憶部と、前記呼び登録情報検出部、前記かご情
報検出部、及び前記割当済情報記憶部からの出力に従っ
て複数の割当評価値を演算する割当評価値演算部と、前
記呼び登録情報検出部、前記かご情報検出部、及び前記
割当済情報記憶部からの出力に従って割当かごの候補を
選択する割当候補かご選択部と、前記割当候補かごの評
価を行なう割当評価関数、割当評価関数のパラメータを
呼び毎に設定する呼び別評価関数パラメータ設定部と、
前記割当評価関数、割当評価関数のパラメータ、及び前
記割当評価値を用いて割当評価関数の演算を呼び毎に行
なう呼び別割当評価関数演算部と、前記呼び別割当評価
関数演算部の演算結果に基づいて呼びに割当てるかごを
決定する割当かご決定部と、割当結果に基づいて各かご
の制御を行なうかご制御装置とを備えたので、呼び毎に
異なる乗客の希望のサービスを提供することができると
いう効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、前記割当かご決定部が、前
記呼び別割当評価関数演算部の演算結果に基づいて全呼
びに対する割当かごの評価関数の値の評価を行なう総合
評価関数演算部と、前記総合評価関数演算部の演算結果
に基づいて新規呼びに割当てるかごを決定する総合評価
割当かご決定部とを有するので、呼び毎に異なる乗客の
希望のサービスを提供することができるという効果を奏
する。
ムは、以上説明したとおり、前記割当かご決定部が、別
の呼び毎に前記呼び別割当評価関数演算部により演算さ
れた呼び別割当評価関数の値を最良にする割当候補かご
を新規呼びに対する仮割当かごとして選択する呼び別仮
割当かご選択部と、それらの仮割当かごの中から、全て
の呼びを考慮して最適なかごを割当てる割当かご最終決
定部とを有するので、呼び毎に異なる乗客の希望のサー
ビスを提供することができるという効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、呼び毎に設定する割当評価
関数の集合である割当評価関数セット、割当評価関数の
パラメータの集合であるパラメータセットを変更する呼
び別評価関数パラメータセット設定部をさらに備え、前
記呼び別評価関数パラメータセット設定部は、前記割当
評価関数セット、パラメータセットに基づいて、呼び毎
の割当評価関数、割当評価関数のパラメータを所定の方
法により設定するので、状況に応じて呼び毎に異なる種
類のサービスを提供することができるという効果を奏す
る。
ムは、以上説明したとおり、降車済みの乗客に対する待
ち時間、旅行時間、かごの混雑度、かごの挙動の少なく
ともいずれかの群管理結果を検出する群管理結果検出蓄
積部をさらに備え、前記呼び別評価関数パラメータセッ
ト設定部は、前記群管理結果に応じて、前記割当評価関
数セット、前記パラメータセットを所定の方法により変
更するので、群管理結果に応じて呼び毎に異なる種類の
サービスを提供することができるという効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、交通流パターンの検出を行
なう交通流パターン検出部をさらに備え、前記呼び別評
価関数パラメータセット設定部は、前記交通流パターン
に応じて、前記割当評価関数セット、前記パラメータセ
ットを所定の方法により変更するので、交通流に応じて
呼び毎に異なる種類のサービスを提供することができる
という効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、前記乗場装置が、個人ID
入力機能を有し、前記乗場装置から呼びを入力した個人
毎のIDの検出を行なう個人ID検出部をさらに備え、
前記呼び登録情報検出部は、前記個人ID検出部によっ
て得られた個人IDを参照して個人ID毎の呼びを検出
し、前記呼び別評価関数パラメータ設定部は、前記個人
ID毎の呼び毎に、割当評価関数、割当評価関数のパラ
メータを設定するので、個人ID毎の呼びによって異な
る乗客の希望のサービスを提供することができるという
効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、個人ID毎に基づいて、個
人ID毎に登録されている優先度を検出する個人ID別
優先度データベースをさらに備え、前記呼び別評価関数
パラメータ設定部は、個人ID毎の呼び毎に、前記優先
度に応じて前記割当評価関数、前記割当評価関数のパラ
メータを設定するので、呼び毎に異なる種類のサービス
を提供することができるという効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、前記個人ID検出部で検出
された個人IDに基づいて、個人ID毎の呼びに対する
サービス状況を検出する個人別サービス状況検出部と、
前記個人別サービス状況検出部により検出された個人
ID毎のサービス状況に応じて与えられる個人ID毎の
サービス得点を蓄積管理するサービス得点履歴データベ
ースと、前記個人別サービス状況検出部により検出され
た個人ID毎のサービス状況に応じて個人ID毎の前記
サービス得点を決定し、前記サービス得点履歴データベ
ースを更新する個人別サービス状況参照型サービス得点
履歴データベース更新部とをさらに備え、前記呼び別評
価関数パラメータ設定部は、前記サービス得点履歴デー
タベースに従って、前記割当評価関数セット、前記パラ
メータセットを所定の方法により変更するので、個人毎
に異なるサービスを提供するかごの割当が可能となると
ともに、個人毎のサービス状況に応じて個人毎のサービ
ス得点を管理することが可能となるという効果を奏す
る。
ムは、以上説明したとおり、前記呼び別割当評価関数演
算部が、行き先階、出発階毎に呼びを区別し、行き先
階、出発階毎に割当評価関数の演算を行うので、行き
先、出発階別の呼び毎に異なる種類のサービスを提供す
ることが可能となるという効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、前記呼び別評価関数パラメ
ータ設定部が、個別の呼び毎に各割当評価値に対する重
要度を選択し、前記割当評価値の重要度を用いて割当評
価関数のパラメータを設定するので、呼び毎に異なる種
類のサービスを提供することが可能となるという効果を
奏する。
ムは、以上説明したとおり、サービス得点履歴に基づい
て課金を行なうサービス得点履歴課金管理部をさらに備
えたので、個人毎に異なるサービスを提供するかごの割
当が可能となるとともに、サービス得点履歴に応じた課
金が可能となるという効果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、前記呼び登録情報検出部
が、無線送受信部を介して無線機能付き個人情報端末か
ら呼びの状態を検出するので、携帯電話など、個人が持
つ無線機能付き個人情報端末からの呼び、希望サービス
種類、希望サービスレベルの入力により、呼び毎に異な
る種類のサービスを提供することが可能となるという効
果を奏する。
ムは、以上説明したとおり、無線送受信部からソフトウ
ェア要求信号を検出すると、ソフトウェア送信要求を出
力するソフトウェア要求検出部と、各種のソフトウエア
を蓄積管理し、前記ソフトウェア送信要求に基づいてソ
フトウェアを選択して出力するソフトウェアサーバー
と、前記ソフトウェアサーバーから出力されたソフトウ
ェアを送信可能なデータに変換し、前記無線送受信部を
介して、無線機能付き個人情報端末へ出力するソフトウ
ェア送信部とをさらに備え、前記ソフトウェアサーバー
は、接続されたネットワークからソフトウエアを取得す
るので、製造時に無線機能付き個人情報端末にインスト
ールしておくことなく、また、利用時にソフトウェアの
ダウンロードを行なうことなく、呼び入力機能や群管理
情報情報表示機能を前記無線機能付き個人情報端末に持
たせることが可能となり、前記無線機能付き個人情報端
末を入出力端末として群管理を行なうことが可能となる
という効果を奏する。
群管理システムの構成を示す図である。
群管理システムの構成を示す図である。
群管理システムの構成を示す図である。
群管理システムの構成を示す図である。
群管理システムの構成を示す図である。
群管理システムの動作(割当かご決定部による、総合評
価値の値を最良にするかごxを割当かごとして決定する
アルゴリズム)を示すフローチャートである。
群管理システムの動作(呼び別仮割当かご選択部によ
る、呼び別の評価関数に基づいて、ある呼びに関する評
価関数が最大となるように、新規呼びに対する割当かご
を仮割当かごとして決定するアルゴリズム)を示すフロ
ーチャートである。
群管理システムの動作(割当かご最終決定部による、仮
割当かごxiに基づいて新規呼びに対する割当かごを、
多数決で決定するアルゴリズム)を示すフローチャート
である。
群管理システムの動作(割当かご最終決定部による、個
人ID別優先度データベースから出力される優先度と仮
割当かごxiに基づいて、新規呼びに対する割当かご
を、優先度を考慮して多数決で決定するアルゴリズム)
を示すフローチャートである。
を示す図である。
ご制御装置、5 行き先階別乗場装置、31 呼び登録
情報検出部、32 かご情報検出部、33 割当済情報
記憶部、34 割当評価値演算部、35 割当候補かご
選択部、36呼び別割当評価関数演算部、37 総合評
価関数演算部、38 割当かご決定部、39 呼び別評
価関数パラメータ設定部、310 希望サービス種類検
出部、311 呼び別仮割当かご選択部、312 割当
かご最終決定部、313 個人ID検出部、314 個
人ID別優先度データベース、315 無線送受信部、
316 サービス履歴参照型希望サービス種類変更部、
317 サービス得点履歴データベース、318 交通
流パターン検出部、319 群管理結果検出蓄積部、3
20 呼び別評価関数パラメータセット設定部、321
一般情報選択結果検出部、322 一般情報選択部、
323 一般情報提供部、324 一般情報送信部、3
25 群管理情報検出送信部、326 ソフトウェア要
求検出部、327 ソフトウェアサーバー、328 ソ
フトウェア送信部、329 個人別サービス状況検出
部、330 個人別サービス状況参照型サービス得点履
歴データベース更新部、331 一般情報利用履歴参照
型サービス得点履歴データベース更新部、332 希望
サービス種類連動型サービス得点履歴データベース更新
部、333 サービス得点履歴課金管理部、334 サ
ービス得点販売部、335 サービス得点履歴参照型呼
び別評価関数パラメータ設定部。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数のかごが運行しているエレベーター
群管理システムにおいて、 乗場呼びの入力機能とかごの到着、行き先を知らせる表
示機能を有する乗場装置と、 前記乗場装置に登録されている呼びの状態を検出する呼
び登録情報検出部と、 かごの状態を検出するかご情報検出部と、 呼びの割当状況を記憶する割当済情報記憶部と、 前記呼び登録情報検出部、前記かご情報検出部、及び前
記割当済情報記憶部からの出力に従って複数の割当評価
値を演算する割当評価値演算部と、 前記呼び登録情報検出部、前記かご情報検出部、及び前
記割当済情報記憶部からの出力に従って割当かごの候補
を選択する割当候補かご選択部と、 前記割当候補かごの評価を行なう割当評価関数、割当評
価関数のパラメータを呼び毎に設定する呼び別評価関数
パラメータ設定部と、 前記割当評価関数、割当評価関数のパラメータ、及び前
記割当評価値を用いて割当評価関数の演算を呼び毎に行
なう呼び別割当評価関数演算部と、 前記呼び別割当評価関数演算部の演算結果に基づいて呼
びに割当てるかごを決定する割当かご決定部と、 割当結果に基づいて各かごの制御を行なうかご制御装置
とを備えたことを特徴とするエレベーター群管理システ
ム。 - 【請求項2】 前記割当かご決定部は、 前記呼び別割当評価関数演算部の演算結果に基づいて全
呼びに対する割当かごの評価関数の値の評価を行なう総
合評価関数演算部と、 前記総合評価関数演算部の演算結果に基づいて新規呼び
に割当てるかごを決定する総合評価割当かご決定部とを
有することを特徴とする請求項1記載のエレベーター群
管理システム。 - 【請求項3】 前記割当かご決定部は、 別の呼び毎に前記呼び別割当評価関数演算部により演算
された呼び別割当評価関数の値を最良にする割当候補か
ごを新規呼びに対する仮割当かごとして選択する呼び別
仮割当かご選択部と、 それらの仮割当かごの中から、全ての呼びを考慮して最
適なかごを割当てる割当かご最終決定部とを有すること
を特徴とする請求項1記載のエレベーター群管理システ
ム。 - 【請求項4】 呼び毎に設定する割当評価関数の集合で
ある割当評価関数セット、割当評価関数のパラメータの
集合であるパラメータセットを変更する呼び別評価関数
パラメータセット設定部をさらに備え、 前記呼び別評価関数パラメータセット設定部は、前記割
当評価関数セット、パラメータセットに基づいて、呼び
毎の割当評価関数、割当評価関数のパラメータを所定の
方法により設定することを特徴とする請求項1から請求
項3までのいずれかに記載のエレベーター群管理システ
ム。 - 【請求項5】 降車済みの乗客に対する待ち時間、旅行
時間、かごの混雑度、かごの挙動の少なくともいずれか
の群管理結果を検出する群管理結果検出蓄積部をさらに
備え、 前記呼び別評価関数パラメータセット設定部は、前記群
管理結果に応じて、前記割当評価関数セット、前記パラ
メータセットを所定の方法により変更することを特徴と
する請求項4記載のエレベーター群管理システム。 - 【請求項6】 交通流パターンの検出を行なう交通流パ
ターン検出部をさらに備え、 前記呼び別評価関数パラメータセット設定部は、前記交
通流パターンに応じて、前記割当評価関数セット、前記
パラメータセットを所定の方法により変更することを特
徴とする請求項4又は5記載のエレベーター群管理シス
テム。 - 【請求項7】 前記乗場装置は、個人ID入力機能を有
し、 前記乗場装置から呼びを入力した個人毎のIDの検出を
行なう個人ID検出部をさらに備え、 前記呼び登録情報検出部は、前記個人ID検出部によっ
て得られた個人IDを参照して個人ID毎の呼びを検出
し、 前記呼び別評価関数パラメータ設定部は、前記個人ID
毎の呼び毎に、割当評価関数、割当評価関数のパラメー
タを設定することを特徴とする請求項1から請求項6ま
でのいずれかに記載のエレベーター群管理システム。 - 【請求項8】 個人ID毎に基づいて、個人ID毎に登
録されている優先度を検出する個人ID別優先度データ
ベースをさらに備え、 前記呼び別評価関数パラメータ設定部は、個人ID毎の
呼び毎に、前記優先度に応じて前記割当評価関数、前記
割当評価関数のパラメータを設定することを特徴とする
請求項7記載のエレベーター群管理システム。 - 【請求項9】 前記個人ID検出部で検出された個人I
Dに基づいて、個人ID毎の呼びに対するサービス状況
を検出する個人別サービス状況検出部と、前記個人別サ
ービス状況検出部により検出された個人ID毎のサービ
ス状況に応じて与えられる個人ID毎のサービス得点を
蓄積管理するサービス得点履歴データベースと、 前記個人別サービス状況検出部により検出された個人I
D毎のサービス状況に応じて個人ID毎の前記サービス
得点を決定し、前記サービス得点履歴データベースを更
新する個人別サービス状況参照型サービス得点履歴デー
タベース更新部とをさらに備え、 前記呼び別評価関数パラメータ設定部は、前記サービス
得点履歴データベースに従って、前記割当評価関数セッ
ト、前記パラメータセットを所定の方法により変更する
ことを特徴とする請求項7又は8記載のエレベーター群
管理システム。 - 【請求項10】 前記呼び別割当評価関数演算部は、行
き先階、出発階毎に呼びを区別し、行き先階、出発階毎
に割当評価関数の演算を行うことを特徴とする請求項4
から請求項9までのいずれかに記載のエレベーター群管
理システム。 - 【請求項11】 前記呼び別評価関数パラメータ設定部
は、個別の呼び毎に各割当評価値に対する重要度を選択
し、前記割当評価値の重要度を用いて割当評価関数のパ
ラメータを設定することを特徴とする請求項4から請求
項10までのいずれかに記載のエレベーター群管理シス
テム。 - 【請求項12】 サービス得点履歴に基づいて課金を行
なうサービス得点履歴課金管理部をさらに備えたことを
特徴とする請求項9から請求項11までのいずれかに記
載のエレベーター群管理システム。 - 【請求項13】 前記呼び登録情報検出部は、無線送受
信部を介して無線機能付き個人情報端末から呼びの状態
を検出することを特徴とする請求項12記載のエレベー
ター群管理システム。 - 【請求項14】 無線送受信部からソフトウェア要求信
号を検出すると、ソフトウェア送信要求を出力するソフ
トウェア要求検出部と、 各種のソフトウエアを蓄積管理し、前記ソフトウェア送
信要求に基づいてソフトウェアを選択して出力するソフ
トウェアサーバーと、 前記ソフトウェアサーバーから出力されたソフトウェア
を送信可能なデータに変換し、前記無線送受信部を介し
て、無線機能付き個人情報端末へ出力するソフトウェア
送信部とをさらに備え、 前記ソフトウェアサーバーは、接続されたネットワーク
からソフトウエアを取得することを特徴とする請求項1
2又は13記載のエレベーター群管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2001279639A JP2003081541A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | エレベーター群管理システム |
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