JPH11349239A - エレベーターの群管理運転装置 - Google Patents

エレベーターの群管理運転装置

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JPH11349239A
JPH11349239A JP10163306A JP16330698A JPH11349239A JP H11349239 A JPH11349239 A JP H11349239A JP 10163306 A JP10163306 A JP 10163306A JP 16330698 A JP16330698 A JP 16330698A JP H11349239 A JPH11349239 A JP H11349239A
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JP
Japan
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call
reassignment
car
degree
reallocation
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JP10163306A
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English (en)
Inventor
Susumu Sakurai
進 桜井
Shiro Hikita
志朗 匹田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗場呼びにかごを割り当てる方式のエレベー
ターにおいて、交通状態の変動に応じて最適な再割当て
ができるようにする。 【解決手段】 再割当て候補抽出手段13は、乗場呼び
記憶手段12に記憶されている未応答の乗場呼びに対
し、再割当てすべき呼び、すなわち再割当て呼び候補を
抽出する。再割当て順序決定手段14は再割当て呼び候
補について再割当てを実行するための優先順位付けをす
る。割当てかご評価手段15は優先順位付けされた再割
当て呼び候補及び登録された他の乗場呼びについて割当
てかごを評価する。割当て手段16は上記評価に基づい
てかごの再割当てを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通状態の変動
に応じて乗場呼びの割当てを変更してエレベーターを群
管理運転する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のかごが並設されたエレベーターで
は、これらのかごを一群として管理する群管理運転方式
が採用されるのが通常である。群管理運転方式の一つ
に、乗場呼びが登録されると、これにかごを割り当て、
交通状態の変動に応じて、一度割り当てられたかごを再
度評価し、必要に応じて割当てを変更する非即時予報方
式と言われるものがある。従来、上記のような再割当て
を行う群管理方式には種々のものがある。
【0003】例えば、特公平7−106840号公報に
は、一度割り当てられた乗場呼びに対して再評価を実行
するタイミングとして、一定の周期ごとに各乗場呼びに
対する割当てを再評価することが示されている。また、
特公平5−21825号公報には、乗場呼びが発生する
度に、割当て済みの乗場呼びも考慮し、パターンそれぞ
れに評価値を演算して、複数の乗場呼びの再割当てを実
行することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの群管理運転装置では、次のような問題点が
ある。 (1) 一定周期で割当てを再評価するものでは、複数の割
当て済みの乗場呼びが存在する際に、すべての乗場呼び
を平等に扱っている。そのため、再割当ての評価演算も
すべての乗場呼びに対して実行する必要があるが、各乗
場呼びには、再割当てを実行するに当たり、サービス改
善の点から優劣が生じてくる。そのため、改善の見込み
が低い乗場呼びに対しても、評価演算することはむだで
ある。
【0005】(2) 乗場呼び発生の都度評価するもので
は、全割当てパターンについて評価演算を実行している
ため、かご台数や乗場呼び及びかご呼び(かご内の行先
階ボタンの操作により生じた呼び)の数が多くなると、
再割当てのパターンは飛躍的に増加する。その中から最
適な再割当てパターンを選択するには、抽出された乗場
呼び候補それぞれに対して評価計算を実行することにな
るため、計算量の増加とともに、計算時間も増加するこ
とになる。計算時間が増加すれば、周期的に再割当てを
実行する場合、周期の長さの短縮に制限を強いられるこ
とになる。
【0006】(3) 更に、再割当ては乗場呼び発生時だけ
に実行しているため、割当ての見直しを実行するには制
約が伴う。 (4) 再割当てを実行するに当たって、上記技術では、い
ずれも所定の条件が満足したときに実行するものである
が、利用者やかごの動きなどの交通流を含んだビル全体
のサービスを考慮したものではなく、個々のビルにおけ
る交通状態の特性に応じたものではない。そのため、ビ
ル全体に対するサービスの改善効果は低い。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、交通状態の変動に応じて最適な再割当て
ができ、効率の高い群管理ができるようにしたエレベー
ターの群管理運転装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るエレベーターの群管理運転装置は、登録された乗場呼
びの中から再割当て呼び候補を抽出し、この抽出された
再割当て呼び候補に対するかごの割当てを再度実行する
ようにしたものである。
【0009】また、第2発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、登録された乗場呼びの中から再割当て呼
び候補を抽出し、この抽出された再割当て呼び候補に対
して再割当てを実行すべき順序を決定し、抽出された再
割当て呼び候補に対するかごの割当てを上記決定された
順序に従って再度実行するようにしたものである。
【0010】また、第3発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第1又は第2発明のものにおいて、かご
内の状態から混雑度を算出し、この混雑度に基づいて再
割当て呼び候補の抽出周期を決定して、登録された乗場
呼びの中から上記周期ごとに再割当て呼び候補を抽出す
るようにしたものである。
【0011】また、第4発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第1又は第2発明のものにおいて、かご
内の状態から混雑度を算出し、この混雑度に基づいて決
定された時間以上の乗場の長待ち時間が発生すると予想
されると、登録された乗場呼びの中から再割当て呼び候
補を抽出するようにしたものである。
【0012】また、第5発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第3又は第4発明のものにおいて、かご
内の混雑度を、かごの稼動率に基づいて算出するように
したものである。
【0013】また、第6発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第3又は第4発明のものにおいて、かご
内の混雑度を、乗場呼び、かご呼び又は上記両方の呼び
の数に基づいて算出するようにしたものである。
【0014】また、第7発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第3又は第4発明のものにおいて、かご
内の混雑度を、乗場待ち客の混雑度に基づいて算出する
ようにしたものである。
【0015】また、第8発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第2発明のものにおいて、各かご間の上
下距離を測定することによりかご分散度を算出し、それ
に応じて再割当て呼び候補の抽出周期を算出するように
したものである。
【0016】また、第9発明に係るエレベーターの群管
理運転装置は、第2発明のものにおいて、乗場呼びが割
り当てられたかごの到着予想時間が一定時間以上経過し
た乗場呼びの中から、再割当てによるサービス改善度が
所定条件を満足するものから順に一定数の再割当て呼び
候補を抽出するようにしたものである。
【0017】また、第10発明に係るエレベーターの群
管理運転装置は、第2発明のものにおいて、抽出された
各再割当て呼び候補に対して、再割当てによるサービス
改善度の大きい順に、各再割当て呼び候補の順位付けを
するようにしたものである。
【0018】また、第11発明に係るエレベーターの群
管理運転装置は、第2又は第8発明のものにおいて、混
雑度又は分散度を、かご状態を入力してニューラルネッ
トワークのパターン認識により解析させ、あらかじめ定
められたパターンを与えることにより出力させるように
したものである。
【0019】また、第12発明に係るエレベーターの群
管理運転装置は、第2発明のものにおいて、ニューラル
ネットワークのパターン認識を用いて、検出されたかご
状態に対してあらかじめ定められたパターンをニューラ
ルネットワークに学習させ、学習を終了したニューラル
ネットワークにより、再割当てすべき複数の再割当て呼
び候補を抽出するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5はこの
発明の第1〜第3、第9及び第10発明の一実施の形態
を示す図で、図1は機能構成図、図2は全体構成図、図
3は再割当て動作フローチャート、図4(A)〜(C)
及び図5(A)(B)は再割当て動作説明図であり、図
中同一符号は同一部分を示す(以下の実施の形態も同
じ)。
【0021】図2において、1は群管理制御装置、2は
群管理制御装置1に接続され、それぞれエレベーターの
かご3を運転する各台制御装置、4はエレベーターの乗
場に設置された乗場ボタンである。なお、かご3内には
行先階ボタン(図示しない)が設置されている。すなわ
ち、乗場ボタン4の操作により乗場呼びが登録され、行
先階ボタンの操作によりかご呼びが登録されると、これ
らの呼び情報は群管理制御装置1へ伝送される。
【0022】群管理制御装置1は呼び情報を入力する
と、複数のかご3を一群として管理する群管理の演算を
実行し、乗場呼びについては、これを分担する割当てか
ごの決定などの処理をする。そして、各台制御装置2へ
かご運転の命令を送る。各台制御装置2はこの命令を受
け、かご3の出発・停止動作や戸開・戸閉動作などのか
ご制御を実行する。
【0023】図1において、11は各階の乗場呼びを登
録する乗場呼び登録手段、12は乗場呼び登録手段11
に接続された乗場呼び記憶手段、13は乗場呼び記憶手
段12に接続された再割当て候補抽出手段、14は再割
当て候補抽出手段13に接続された再割当て順序決定手
段、15は再割当て順序決定手段14及び乗場呼び登録
手段11に接続された割当てかご評価手段、16は割当
てかご評価手段15及び乗場呼び記憶手段12に接続さ
れた割当て手段である。
【0024】すなわち、各階の乗場ボタン4で乗場呼び
が登録されると、これに応答すべきかご3が割り当てら
れる。これらの登録された呼び全体は、乗場呼び記憶手
段12に記憶される。再割当て候補抽出手段13は、乗
場呼び記憶手段12に記憶されている未応答の乗場呼び
の中から、再割当てすべき呼び(再割当て呼び候補)を
抽出する。この再割当て呼び候補は、再割当て順序決定
手段14により再割当てを実行するための優先順位付け
が行われる。
【0025】割当てかご評価手段15は優先順位付けさ
れた再割当て呼び候補及び登録された他の乗場呼びに基
づいて、割当てかごを評価する。このようにして評価さ
れ、再割当てが決定した呼びに対して、割当て手段16
は再割当てを実行し、乗場呼び記憶手段12によって記
憶更新される。
【0026】次に、この実施の形態の動作を図3を参照
して説明する。ステップS1でかご3内の乗客負荷を検
出する。乗客負荷の検出装置としては、かご3の重量を
測定する装置、かご3内の天井にカメラを設置してかご
3内を撮影し、乗客の画像をパターン処理する装置など
種々の装置が用いられる。ステップS2へ進んで、検出
された乗客負荷から混雑度を算出する。ステップS3で
は、ステップS2で得られた混雑度を、あらかじめ設定
した関係式に代入することにより、再割当て呼び候補を
抽出する周期を決定する。
【0027】ここで、関係式としては、対象となるすべ
てのかご3の混雑度の平均値に反比例して、混雑度が高
くなると検出周期を短く設定する式や、混雑度の自乗平
均として他号機よりも混雑度の高いかご3が1台でもあ
れば、検出周期を短くする率を増やす式など種々の式が
考えられる。
【0028】次に、ステップS4では、再割当てを実行
するには、再割当てをするための乗場呼びが存在する
(特に複数存在する場合に有効)ことが前提となるの
で、登録済みの乗場呼びがあるかを判断する。乗場呼び
が存在しなければステップS16へ飛んで待ち処理とな
る。乗場呼びが存在すればステップS5へ進み、各登録
済みの乗場呼びに対して、割当てかごの到着予想時間が
一定値以上となるものを抽出する。ステップS6では、
ステップS5で抽出された乗場呼びが存在するかを判断
する。
【0029】上記条件を満足する乗場呼びがなければ、
ステップS16へ飛んで待ち処理となる。存在すればス
テップS7へ進み、ステップS6で抽出された各乗場呼
びに対して、再割当てをした場合のサービス改善度を算
出する。これは、検出された各乗場呼びの数だけ計算す
るためループになっている。ここで、サービス改善度と
は、サービスの状態がどの程度変化したかを表す指標で
あって、例えば現在応答待ちになっているすべての乗場
呼びの予想待ち時間の総和を取るとか、予想待ち時間の
長いものから順に所定数抽出して、その平均を取ると
か、種々の評価手段がある。
【0030】要するに、この場合には、長待ちが総体的
に減少したか否かを評価するものである。この実施形態
では、一つの乗場呼びの再割当てを実施するごとに、つ
まり再割当て呼び候補の数だけ、この改善度の演算を実
施することで、この中から最良な改善度を示すものから
順に再割当てを評価するものである。なお、候補の数を
適正な値にすることにより、演算時間の有効活用を図る
ものである。
【0031】ステップS8でサービス改善度が所定値よ
りも大きくなる乗場呼びを抽出する。ステップS9で
は、ステップS8で検出された乗場呼びがあるかを判断
する。この条件を満足する乗場呼びがなければ、ステッ
プS16へ飛んで待ち処理となる。存在すればステップ
S10へ進み、ステップS9で抽出された乗場呼びに対
して、再割当てによるサービス改善度に従って、再割当
てを行う順序を決定する。この再割当ての順序は、通常
は乗場呼びの発生順に行われるが、ここでは一度に実施
され、サービス改善度の高いものから順に再割当てする
ようにしている。
【0032】すなわち、ステップS10では、ステップ
S7で計算したサービス改善度よりも精度の高い計算を
行っている。そして、ステップS11へ進み、ステップ
S10で決定した順序に従って、最も順位の高い乗場呼
びを再評価する。ステップS12では、再評価された乗
場呼びの評価値が所定の条件を満足しているか(ここで
は所定値を越えているか)を判断する。所定の条件を満
足していれば、ステップS15の再割当て処理へ進み、
満足していなければステップS13へ進む。
【0033】ここでいう評価値とは、上述のサービス改
善度であってもよいし、また新たな再割当てに対する評
価条件であってもよい。いずれにしても、再割当てする
乗場呼びが抽出されたとしても、その再割当てでの改善
効果が少ない場合には、あえて割当て変更を実施するま
でもないので、所定の評価が得られない場合には、割当
て変更を実施しない。
【0034】ステップS13では、ステップS10で順
序付けた再評価すべき乗場呼びがまだ存在しているかを
判断し、存在していればステップS14へ進み、存在し
ていなければステップS16へ飛ぶ。ステップS14で
は再評価した乗場呼びが所定数に達したかを判断し、所
定値に達していればステップS11へ戻り、所定値に達
していなければ、割当ての変更はせず、ステップS16
へ飛ぶ。
【0035】ステップS15では、再割当てを実行する
ことが決定した乗場呼びに対して、実際に割当てを変更
する。ステップS16では、前回かご3の混雑度を算出
してからの経過時間を検出し、これが所定時間経過した
かを判断する。経過していればステップS1へ戻り、経
過していなければステップS17へ進む。ここで、所定
時間とは、再割当て呼び候補を抽出する周期を決定する
条件となるかご3の混雑度を検出する周期を指す。な
お、この周期は一定値である。
【0036】ステップS17では、前回の再割当て呼び
候補抽出後、上記決定された周期時間が経過しているか
を判断する。経過していればステップS4へ戻って再割
当て呼び候補抽出処理に移行し、経過していなければス
テップS16へ戻り、所定時間が経過するまで、ステッ
プS16、S17を繰り返す。
【0037】ここで、割当て変更の一例を図4に示す。
図4において、#1,#2はかご、A,Bは乗場で登録
された乗場上り呼び、Cはかご#2で登録されたかご呼
びである。今、図4(A)に示すように、乗場上り呼び
がかご#1に割り当てられており、かご#2にはかご呼
びCが登録されているとする。ここで、割当ての見直し
を行うと、2通りが考えられる。図4(B)では、かご
#1に割り当てられている乗場上り呼びAをかご#2へ
割当て変更する場合である。また、図4(C)では、か
ご#1に割り当てられている乗場上り呼びBをかご#2
へ割当て変更する場合である。
【0038】図4(B)では、かご#2に再割当てされ
た乗場上り呼びAは、それよりも下方階のかご呼びCが
登録されているため、乗場上り呼びAにかご#2が応答
するまでの待ち時間を対象としたサービス向上の見込み
は低い。したがって、待ち時間の改善度として、図4
(B)と図4(C)を比較した場合、図4(C)の方が
サービス改善度は高いという結論になる。つまり、再割
当ての実行順序は図4(C)のパターンを優先すべきで
ある。
【0039】次に、再割当て呼び候補の抽出を一定数に
制限する一例を図5に示す。図5において、△は乗場上
り呼び、▽は乗場下り呼び、△又は▽を○で囲ったもの
は割当てを見直す乗場呼びである。今、4台のかご#1
〜#4が設置されており、図5(A)に示す6個の乗場
呼びの割当てを、所定の条件に従って、図5(B)に示
すように4個に制限して再割当てすることについて考え
る。
【0040】図5(B)では、かご#1には1個の乗場
下り呼びが、かご#2には1個の乗場上り呼びが、かご
#3には1個の乗場下り呼びが、かご#4には1個の乗
場上り呼びが、再割当て候補検出手段13で抽出され
て、それぞれ再割当ての対象になっている。それ以外の
乗場呼びである、かご#1の2個の乗場上り呼びは、所
定の条件に該当せず、再割当ての対象にはしない。こう
して、6個の乗場呼びに対して再割当ての対象を4個に
制限したことにより、割当てを見直すと、再割当てパタ
ーンは、4台のかご#1〜#4に4個の割当てを組み替
える(移動しない割当ても含む)ことになるため、4の
4乗、つまり256通り存在することになる。
【0041】再割当ての対象を制限しなかった場合に
は、図5(A)に示すように、再割当てパターンは、4
の6乗、つまり4096通り存在したのであるから、図
5(B)の再割当て乗場呼びを選定したことにより、3
840通りの再割当てパターンに対する評価計算を削減
できたことになる。これにより、短時間の演算時間で再
割当てが可能となる。ここで、ステップS1〜S5は再
割当て候補抽出手段13を、ステップS6〜S10は再
割当て順序決定手段14を、ステップS15は割当て手
段16を構成している。
【0042】このようにして、登録された乗場呼びの中
から、再割当てを実行すべき再割当て呼び候補を抽出
し、これに対してかごの再割当てを実行すべき順序を決
定するようにしているため、最適な割当てパターンを容
易に選択でき、ビル全体の輸送効率を向上できる非即時
割当て予報方式が実現可能となる。また、再割当て呼び
候補を抽出する周期を、かご3の混雑度により変化さ
せ、例えば混雑しているときは周期を短くして、速やか
に再割当てを実行し、混雑していないときは周期を長く
して、演算の分担を軽減し、ビルの混雑に応じて適切な
再割当てを行うことが可能となる。
【0043】実施の形態2.図6はこの発明の第4発明
の一実施の形態を示す再割当て動作フローチャートであ
る。なお、図1〜図3は実施の形態2にも共用する。実
施の形態2には、実施の形態1が再割当て呼び候補の抽
出周期を混雑度に基づいて決定したのに対し、乗場の長
待ち時間に基づいて決定するものである。
【0044】ステップS1,S2は図3と同様であり、
かご3内の乗客負荷を検出して、混雑度を算出する。ス
テップS21で再割当て呼び候補を抽出する条件となる
乗場の長待ち時間を、あらかじめ設定した計算式に上記
混雑度を代入することにより算出する。ステップS22
では、ステップS21で算出された長待ち時間以上の待
ち時間となるような乗場呼びを抽出する。ステップS6
では、ステップS22で抽出された乗場呼びが存在する
かを判断する。
【0045】上記条件を満足する乗場呼びが存在すれば
ステップS23へ進み、存在しなければステップS16
へ飛ぶ。ステップS23では図3のステップS7〜S1
5に相当する再割当て動作をする。ステップS16で図
3と同様に、再割当て呼び候補を抽出するための長待ち
時間を決定する条件となるかご3の混雑度を検出する周
期が経過したかを判断する。周期が経過していなければ
ステップS22へ戻り、以前と同じ条件(長待ち時間)
により、再割当て呼び候補を抽出する。周期が経過して
いればステップS1へ戻り、かご3の混雑度を検出する
処理に移行する。ここで、ステップS1,S2,S2
1,S22は再割当て候補抽出手段13を構成してい
る。
【0046】このようにして、再割当て呼び候補を抽出
する条件となる長待ち時間は、かご3の混雑度に応じて
変化するため、例えば混雑時は長待ちが生じる傾向が大
きいので、長待ちを判定する時間を長くする。これで、
抽出される乗場呼びの数は減少し、演算時間の増加は抑
制される。また、非混雑時は長待ちに素早く対応できる
ように上記長待ち判定時間を短くする。なお、再割当て
は、長待ち時間の長いものから実施されるため、ビル全
体の平均待時間は短縮される。また、この長待ちの判定
は、あらかじめ設定した混雑度を示す指標を、ビル用途
に応じて作成した評価式に代入し、その結果に基づいて
長待ち時間を変化させる。これにより、ビルの混雑に応
じて適切な再割当てを可能とすることが可能となる。
【0047】実施の形態3.この発明の第5発明の一実
施の形態を示し、実施の形態1及び実施の形態2では、
再割当て呼び候補を抽出するため、かご3の負荷を検出
して混雑度を算出したが、これをかご3の稼動率を求
め、これに基づいてかご3内の混雑度を算出するように
したものであり、図3又は図6のステップS1を稼動率
の検出に置き換えることにより実施できる。ここで、か
ご3の稼動率とは、管理内のすべてのかご3において、
現在乗場又はかご3内の呼びに対して、サービスしてい
るかごの存在率を指している。
【0048】すなわち、かご3の稼動率が高ければ、再
割当て呼び候補抽出の周期を短くしたり、長待ち判定値
を大きくしたりし、稼動率が低ければ、周期を長くした
り、長待ち判定値を小さくしたりする。つまり、混雑度
に応じて変化させる手段と同じことを意図している。こ
の稼動率と出力値との関係は、数式により線形的に求め
ることが可能である。このようにして、かご3の運行状
況に応じて適切、かつ効率的な再割当てを実施すること
が可能である。
【0049】実施の形態4.この発明の第6発明の一実
施の形態を示し、実施の形態1及び実施の形態2では、
再割当て呼び候補を検出するため、かご3の負荷を検出
して混雑度を算出したが、これを呼びの数を求めて混雑
度を算出するようにしたものである。すなわち、図3又
は図6のステップS1を、乗場呼びの数又はかご呼びの
数、若しくは両方の呼びの合計数を抽出するステップに
置き換えることにより実施できる。
【0050】すなわち、呼びの数が多ければ、再割当て
呼び候補抽出の周期を短くしたり、長待ち判定値を大き
くしたりし、呼びの数が少なければ、周期を長くした
り、長待ち判定値を小さくしたりする。このようにし
て、かご3の運行状況に応じて適切、かつ効率的な再割
当てを実施することが可能である。
【0051】実施の形態5.この発明の第7発明の一実
施の形態を示し、実施の形態1及び実施の形態2では、
再割当て呼び候補を検出するため、かご3の負荷を検出
して混雑度を算出したが、これを乗場での待ち客混雑度
を求めて混雑度を算出するようにしたものである。すな
わち、図3又は図6のステップS1を待ち客混雑度の検
出するステップに置き換えることにより実施できる。
【0052】このためには、各乗場ごとに待ち客の混雑
度を検出する装置が必要である。そして、待ち客の混雑
度が高ければ、再割当て呼び候補抽出の周期を短くした
り、長待ち判定値を大きくしたりし、待ち客の混雑度が
低ければ、周期を長くしたり、長待ち判定値を小さくし
たりする。つまり、かご3内混雑だけでなく、乗場混雑
にも対応させるようにしたものである。この混雑度と出
力値との関係も、数式により線形に求めることが可能で
ある。このようにして、乗場待ち客の状況に応じて適
切、かつ効率的な再割当てを実施することが可能であ
る。
【0053】実施の形態6.図7はこの発明の第8発明
の一実施の形態を示す再割当て動作フローチャートであ
る。なお、図1〜図3は実施の形態6にも共用する。実
施の形態6は、再割当て呼び候補を抽出するための周期
を決定するための手段として、かご3間距離を測定する
ことにより、かご分散度を算出するようにしたものであ
る。
【0054】ステップS25で各かご3間の上下方向の
距離(以下かご間距離という)を測定し、これに基づい
てステップS26でかご分散度を計算する。ステップS
27で再割当て呼び候補を抽出するための周期を、ステ
ップS26で得られたかご分散度に基づいて計算式によ
り算出する。以降は図3のステップS4〜S17と同様
である。かご分散度を計算するには、各かご3について
かご間距離を測定し、その合計値を使用する。
【0055】すなわち、かご3が偏在して運転(だんご
状態)されていれば、再割当て呼び候補を抽出するため
の周期を短くして、かご3位置のわずかな変化にも速や
かに対応する。かご3が散在して運転されていれば、予
報外れが起こることがだんご状態のときよりも少ないの
で、周期を長くして、再割当て呼び候補抽出のための演
算分担を軽減する。このようにして、かご3位置に応じ
て適切、かつ効率的な再割当てを実施することが可能で
ある。
【0056】実施の形態7.図8〜図10はこの発明の
第11及び第12発明の一実施の形態を示す図で、図8
はニューラルネットのモデル図、図9はニューラルネッ
トの学習動作フローチャート、図10はニューラルネッ
トを利用した再割当て呼び候補抽出動作フローチャート
である。なお、図1〜図3及び図6は実施の形態7にも
共用する。
【0057】実施の形態7は、図3及び図6での再割当
て呼び候補を抽出するための周期や条件となる長待ち時
間を決定する基になるかご3の混雑度を求める手段、及
び図7でのかご3の分散度を算出する手段として、ニュ
ーラルネットによる判別手法を用いたものである。図8
に示すように、かご状態(かご位置、乗場呼び、及びか
ご呼びの状態)を入力ニューロンとして持たせ、混雑度
又は分散度を出力ニューロンとする。
【0058】あらかじめ典型的なパターンを教師データ
として与え、それにより学習させる。学習を終了したニ
ューラルネットに対して入力値を与えることにより、混
雑度又は分散度が出力される。すなわち、図3及び図6
のステップS1を図8による動作に置き換えることによ
り実施できる。次に、ニューラルネットを利用した再割
当て呼び候補の抽出を図9及び図10を参照して説明す
る。
【0059】A ニューラルネットに学習させるための
動作(図9) ステップS31で現在の登録済みの呼びの状況を取得す
る。これが、学習のための教師データ作成の基になるも
のである。ステップS32では、ステップS31で取得
した呼び状況を基にして、最適なパターンをあらかじめ
決定されている手法で解析する。これで、ニューラルネ
ットに学習させるための教師データが生成される。ステ
ップS33では上記生成された教師データに基づいてニ
ューラルネットに学習させる。ステップS34で学習が
終了すると、パターン判別に必要なデータ(重み付け係
数及びしきい値)が生成される。
【0060】B 学習を終了したニューラルネットを用
いた再割当て呼び候補の抽出動作及び再割当て動作(図
10) ステップS41で現在の乗場呼び及びかご呼びのパター
ンを、学習を終了したニューラルネットから取得する。
ステップS42で上記取得した呼び登録パターンを入力
値として与える。そして、ニューラルネットを実行さ
せ、しきい値を越えた複数の乗場呼び、すなわち再割当
て呼び候補を出力値として抽出する。
【0061】ステップS43では、ステップS42で抽
出した再割当てに基づいて、再割当て動作を実行する。
なお、再割当てを実行する順序の決定と、実行手段は図
3に従うものである。ここで、ステップS41,S42
は再割当て候補抽出手段13を構成している。このよう
にして、ニューラルネットのパターン認識により再割当
てすべき乗場呼びを抽出することにより、短時間の演算
時間で、かつビル全体を統轄した再割当て呼び候補を実
行することが可能となる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、登録された乗場呼びの中から再割当て呼び候補を
抽出し、この抽出された再割当て候補に対するかごの割
当てを再度実行し、第2発明では、抽出された再割当て
呼び候補に対して再割当てを実行すべき順序を決定し、
抽出された再割当て呼び候補に対するかごの割当てを、
上記決定された順序に従って再度実行するようにしたの
で、最適な割当てパターンを容易に選択でき、ビル全体
の輸送効率を向上できる非即時割当て予報方式を実現す
ることができる。
【0063】また、第3発明では、かご内の状態から混
雑度を算出し、この混雑度に基づいて再割当て呼び候補
の抽出周期を決定して、登録された乗場呼びの中から周
期ごとに再割当て呼び候補を抽出するようにしたので、
混雑時は周期を短くして速やかに再割当てを実行し、非
混雑時は周期を長くして演算の負担を軽くし、ビルの混
雑に応じて適切な再割当てを実行することができる。
【0064】また、第4発明では、かご内の状態から混
雑度を算出し、この混雑度に基づいて決定された時間以
上の乗場の長待ち時間が発生すると予想されると、登録
された乗場呼びの中から再割当て呼び候補を抽出するよ
うにしたので、混雑時は長待ち判定時間を長くして、演
算時間の増加を抑制し、非混雑時は長待ち判定時間を短
くして、長待ちに速やかに対応させることができ、ビル
の混雑に応じて適切な再割当てを実行することができ
る。
【0065】また、第5発明では、かご内の混雑度を、
かごの稼動率に基づいて算出し、第6発明では、かご内
の混雑度を、乗場呼び、かご呼び、又は上記両方の呼び
の数に基づいて算出するようにしたので、かごの運行状
況に応じて適切、かつ効率的な再割当てを実施すること
ができる。
【0066】また、第7発明では、かご内の混雑度を、
乗場待ち客の混雑度に基づいて算出するようにしたの
で、乗場待ち客の状況に応じて適切、かつ効率的な再割
当てを実施することができる。
【0067】また、第8発明では、かご間の上下距離を
測定することによりかご分散度を算出し、それに応じて
再割当て呼び候補の抽出周期を算出するようにしたの
で、かご位置に応じて適切、かつ効率的な再割当てを実
施することができる。
【0068】また、第9発明では、乗場呼びに割り当て
られたかごの到着予想時間が一定時間以上経過した乗場
呼びの中から、再割当てによるサービス改善度が所定条
件を満足するものから順に一定数抽出し、第10発明で
は、抽出された各再割当て呼び候補に対して、再割当て
によるサービス改善度の大きい順に、各再割当て呼び候
補の順位付けをするようにしたので、再割当て呼び候補
数が制限され、短時間の演算時間で効率的な再割当てを
実施することができる。
【0069】また、第11発明では、混雑度又は分散度
を、かご状態を入力してニューラルネットワークのパタ
ーン認識により解析させ、あらかじめ定められたパター
ンを与えることにより出力させ、第12発明では、ニュ
ーラルネットワークのパターン認識を用いて、検出され
たかご状態に対してあらかじめ定められたパターンをニ
ューラルネットワークに学習させ、学習を終了したニュ
ーラルネットワークにより、再割当てすべき複数の呼び
候補を抽出するようにしたので、短時間の演算時間でか
つビル全体を統轄した再割当てを実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す機能構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す再割当て動作
フローチャート。
【図4】 (A)〜(C)はこの発明の実施の形態1を
示す再割当て動作説明図。
【図5】 (A)(B)はこの発明の実施の形態1を示
す再割当て動作説明図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す再割当て動作
フローチャート。
【図7】 この発明の実施の形態6を示す再割当て動作
フローチャートで、図3の部分図。
【図8】 この発明の実施の形態7をニューラルネット
のモデル図。
【図9】 図8によるニューラルネットの学習動作フロ
ーチャート。
【図10】 図8によるニューラルネットを利用した再
割当て呼び候補抽出動作フローチャート。
【符号の説明】
1 群管理制御装置、2 各台制御装置、3 エレベー
ターのかご、4 乗場ボタン、11 乗場呼び登録手
段、12 乗場呼び記憶手段、13 再割当て候補抽出
手段、14 再割当て順序決定手段、15 再割当てか
ご評価手段、16割当て手段、S1〜S5 再割当て候
補抽出手段、S6〜S10 再割当て順序決定手段、S
15 割当て手段、S1,S2,S21,S22 再割
当て候補抽出手段、S25〜S27 再割当て候補抽出
手段、S41,S42 再割当て候補抽出手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエレベーターのかごが並設され、
    登録された乗場呼びに対して応答すべきかごを割り当て
    る機能を有する装置において、上記登録された乗場呼び
    の中から再割当て呼び候補を抽出する再割当て候補抽出
    手段と、上記抽出された再割当て呼び候補に対する上記
    かごの割当てを再度実行する割当て手段とを備えたこと
    を特徴とするエレベーターの群管理運転装置。
  2. 【請求項2】 複数のエレベーターのかごが並設され、
    登録された乗場呼びに対して応答すべきかごを割り当て
    る機能を有する装置において、上記登録された乗場呼び
    の中から再割当て呼び候補を抽出する再割当て候補抽出
    手段と、上記抽出された再割当て呼び候補に対して再割
    当てを実行すべき順序を決定する再割当て順序決定手段
    と、上記抽出された再割当て呼び候補に対する上記かご
    の割当てを上記決定された順序に従って再度実行する割
    当て手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの群
    管理運転装置。
  3. 【請求項3】 再割当て候補抽出手段を、かご内の状態
    からこのかご内の混雑度を算出し、この混雑度に基づい
    て再割当て呼び候補の抽出周期を決定して、登録された
    乗場呼びの中から上記周期ごとに上記再割当て呼び候補
    を抽出するものとしたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のエレベーターの群管理運転装置。
  4. 【請求項4】 再割当て候補抽出手段を、かご内の状態
    からこのかご内の混雑度を算出し、この混雑度に基づい
    て決定された時間以上の乗場の長待ち時間が発生すると
    予想されると、登録された乗場呼びの中から再割当て呼
    び候補を抽出するものとしたことを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のエレベーターの群管理運転装置。
  5. 【請求項5】 かご内の混雑度を、上記かごの稼動率に
    基づいて算出するものとしたことを特徴とする請求項3
    又は請求項4記載のエレベーターの群管理運転装置。
  6. 【請求項6】 かご内の混雑度を、乗場呼び、かご呼び
    又は上記両方の呼びの数に基づいて算出するものとした
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のエレベー
    ターの群管理運転装置。
  7. 【請求項7】 乗場に待ち客の混雑度を検出する待ち客
    混雑度検出装置を設置し、かご内の混雑度を、上記検出
    された乗場待ち客の混雑度に基づいて算出するものとし
    たことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のエレベ
    ーターの群管理運転装置。
  8. 【請求項8】 再割当て候補抽出手段を、各かご間の上
    下距離を測定することによりかごの分散度を算出し、そ
    れに応じて再割当て呼び候補の抽出周期を算出するもの
    としたことを特徴とする請求項2記載のエレベーターの
    群管理運転装置。
  9. 【請求項9】 再割当て候補抽出手段を、乗場呼びが割
    り当てられたかごの到着予想時間が一定時間以上経過し
    た乗場呼びの中から、再割当てによるサービス改善度が
    所定条件を満足するものから順に一定数の再割当て呼び
    候補を抽出するものとしたことを特徴とする請求項2記
    載のエレベーターの群管理運転装置。
  10. 【請求項10】 再割当て順序決定手段を、抽出された
    各再割当て呼び候補に対して、再割当てによるサービス
    改善度の大きい順に、上記各再割当て呼び候補の順位付
    けをするものとしたことを特徴とする請求項2記載のエ
    レベーターの群管理運転装置。
  11. 【請求項11】 混雑度又は分散度を、かご状態を入力
    してニューラルネットワークのパターン認識により解析
    させ、あらかじめ定められたパターンを与えることによ
    り出力させるものとしたことを特徴とする請求項2又は
    請求項8に記載のエレベーターの群管理運転装置。
  12. 【請求項12】 再割当て候補抽出手段を、ニューラル
    ネットワークのパターン認識を用いて、検出されたかご
    状態に対してあらかじめ定められたパターンをニューラ
    ルネットに学習させ、上記学習を終了した上記ニューラ
    ルネットにより、再割当てすべき複数の再割当て呼び候
    補を抽出するものとしたことを特徴とする請求項2記載
    のエレベーターの群管理運転装置。
JP10163306A 1998-06-11 1998-06-11 エレベーターの群管理運転装置 Pending JPH11349239A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081541A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーター群管理システム
JP2011057413A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp エレベータの群管理制御システム及び群管理制御方法
JP2015160709A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 フジテック株式会社 エレベータ群管理装置

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