JP2003078196A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2003078196A JP2001262513A JP2001262513A JP2003078196A JP 2003078196 A JP2003078196 A JP 2003078196A JP 2001262513 A JP2001262513 A JP 2001262513A JP 2001262513 A JP2001262513 A JP 2001262513A JP 2003078196 A JP2003078196 A JP 2003078196A
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Yuji Kishida
裕司 岸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法でシリコン基板に、微細かつ低イ
ンピーダンスな高周波配線を形成し、光モジュールの広
帯域化及び低消費電力化をはかること。 【解決手段】 単結晶シリコンから成る基板1の主面上
に誘電体層4を介して形成した電気配線パターン上に、
半導体レーザー2を配設して成り、電気配線パターン
は、半導体レーザー2を配設する搭載部である半田電極
65と、これに接続されるバイアス電圧印加用のパッド
部であるバイアス電圧印加用パッド64と、これに接続
される終端抵抗付加用の抵抗体パターンである薄膜抵抗
5と、該抵抗体パターンに接続されるインピーダンス調
整用導体部(図3(a)に示す誘電体層4、中心導体6
0、第2誘電体層41、接地導体61、63とから構
成)と、高周波信号が伝送されるコプレーナ線路6とか
ら成る光モジュールMとする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は広帯域の光ファイバ
通信システムに用いられる光モジュールに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、CATVや公衆通信網、構内通信
網(LAN)といった分野において、光ファイバ通信が
実用化されている。また、同軸型あるいはバタフライ型
と呼ばれるパッケージ形状で、高速かつ高信頼性の光モ
ジュールが実現されている。 【0003】しかしながら、光モジュールの小型化、機
能集積化、低コスト化が重要視される背景から、光部品
の実装面にV溝が形成されたシリコン(Si)単結晶製
の光実装基板(シリコンプラットホームとも呼ばれる)
上で、光半導体素子と、レンズ等の光学素子、あるいは
光ファイバとを、機械的精度のみで高精度に位置決め実
装する技術が注目されている。これらは、例えば大都市
圏内のメトロ系と呼ばれる領域やLANでの実用化が期
待されている。 【0004】例えば図4及び図5に模式的な平面図で示
すように、光半導体素子として半導体レーザー2を用
い、これが配設された光実装基板Jは、単結晶シリコン
から成る基板1の表層に形成された、レンズ搭載用V溝
31、モニター用フォトダイオード10の受光側に形成
された光路用V溝32、シリカ(SiO2)から成る誘
電体層(図示されない)、TaNからなる薄膜抵抗5、
下層/上層でCr/AuまたはTi/Pt/Auからな
るコプレーナ線路6、及び半導体レーザー2を実装する
ための半田電極62a,接続パッド62bを備えたDC
バイアス線62から構成される。 【0005】ここで、コプレーナ線路6は中心導体60
と接地導体61とからなり、高周波信号伝送に適した構
成を成す。また、中心導体60の幅及び中心導体60と
接地導体61との間隔は、コプレーナ線路6の特性イン
ピーダンスが駆動用ICの負荷インピーダンス(一般的
に20〜50Ω)に整合するように調整される。 【0006】一般に、半導体レーザー2のインピーダン
スは負荷よりも低い(例えば、3〜10Ω)ため、終端
抵抗を付加する必要があり、半導体レーザー2のごく近
傍に薄膜抵抗5がシリーズに接続される。半導体レーザ
ー2はシリコンテラス7上に実装され、レンズ搭載用V
溝31に実装されたレンズ8を介して外部の光ファイバ
と光結合できるように配置される。 【0007】シリコンテラス7は半導体レーザー2のキ
ャビティ長とほぼ等しい幅(一般的に200〜400μ
m)が用いられる。また、半導体レーザー2は活性層が
下側となるように、光実装基板Jにフェースダウン実装
される。これにより、図5に示すように、光実装基板J
上の光軸高さのばらつきが抑制され良好な光結合が行え
る光モジュールKとすることができる。 【0008】図6に、光実装基板Jの外部回路として設
けられるレーザードライバの出力回路の最終段における
概略回路構成を示す。図示されているように差動増幅回
路を構成しているが、VccVee(ただし、Vcc>
Vee)間に電源電圧が印加され、Vccが光実装基板
J上の接地導体61に接続される。レーザードライバの
変調出力信号の電流経路は、コプレーナ線路6の中心導
体60、薄膜抵抗5、半導体レーザー2のカソード電
極、アノード電極、ボンディングワイヤ9、接地導体6
1の順に確保される。また、DCバイアス線62がチョ
ークインダクタを介してカソード電極に接続される。 【0009】そして、図4、図5に示すように、光実装
基板J上において、DCバイアス線62は半田電極62
aから接続パッド62bに引き出され、パッケージ側の
配線にワイヤ66によりボンディングされる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成ではDCバイアス線62へ高周波信号の一部が漏れる
ため、反射特性(S11)が悪化し、半導体レーザー2
に高周波信号が適切に印加されないという問題があっ
た。特に、この問題は10GHz以上の矩形波をコプレ
ーナ線路6に伝送する際に顕著となる。 【0011】すなわち、周波数が10GHz以上の高周
波になると、シリコンテラス7上において半導体レーザ
ー2の接地およびDCバイアス線62の配線を行う必要
があるため、DCバイアス線62と接地導体61が近接
し、DCバイアス線62の容量の増大により、高周波信
号のDCバイアス線62への漏洩を適切に阻止できなく
なるのである。 【0012】また、レーザードライバは低負荷(20Ω
前後)で動作させるほど、消費電力を低く抑えられる上
に、半導体レーザー2への熱の流入が抑制されるため、
半導体レーザー2を効率良く動作させることができる。 【0013】ところが、低負荷に対応するコプレーナ線
路6では、中心導体60と接地導体61との間隔を非常
に狭くする(〜1μm)必要があり、製造プロセスが困
難になる問題がある。そのため、半導体レーザー2の近
傍において、本来、導体間隔を狭くする必要のある領域
では特性インピーダンスの整合が困難であり、前述した
S11特性を劣化させる問題があった。 【0014】また、シリコンテラス7上においては、接
地導体61を配置することが困難であることから、シリ
コンテラス7上では配線の特性インピーダンスが整合不
可能であり、S11特性を劣化させる問題もあった。そ
のため、シリコンテラス7上の配線を極力短くする必要
から実装可能なレンズの大きさが制限されていた。 【0015】そこで本発明は、上記従来の問題に鑑み提
案されたものであり、10GHz以上の高周波域でもS
11特性の良好な光モジュールを提供することを目的と
する。 【0016】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光モジュールは、単結晶シリコンから成る
基板の主面上に誘電体層を介して形成した電気配線パタ
ーン上に、半導体レーザーを配設して成る光モジュール
であって、前記電気配線パターンは、前記半導体レーザ
ーを配設する搭載部と、該搭載部に接続されるバイアス
電圧印加用のパッド部と、該パッド部に接続される終端
抵抗付加用の抵抗体パターンと、該抵抗体パターンに接
続されるインピーダンス調整用導体部と、高周波信号が
伝送されるコプレーナ線路とから成ることを特徴とす
る。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明の光実装基板Sの実
施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1に光実装基
板の平面図を、図2にこれを用いた光モジュールMの平
面図を、図3(a)に図1におけるA−A’線断面図
を、図3(b)に図1におけるB−B’線断面図をそれ
ぞれ示す。 【0018】図中、1は例えば(100)面を主面とす
る単結晶シリコンから成る基板、2は半導体レーザー、
31は基板1の異方性エッチングで形成したレンズ搭載
用V溝、32は同様に基板1の異方性エッチングで形成
したモニタフォトダイオードの光路用V溝、4は第1の
誘電体層(41は第2の誘電体層)、5は抵抗体パター
ンである薄膜抵抗、6はコプレーナ線路(60は中心導
体、61は第1の接地導体で構成)、63は第2の接地
導体、64はバイアス線接続パッド、7はシリコンテラ
ス、8はレンズ、9はリボン状ワイヤ、10はモニター
用フォトダイオード、11はボンディングワイヤであ
る。 【0019】半導体レーザー2は不図示の活性層電極
(カソード電極)を基板1側に配置し、半田電極62a
上の所定の位置にアライメントされ、AuSnはんだ等
で接合される。また、活性層の背面側の電極(アノード
電極)と接地電極61とはボンディングワイヤ9で電気
的に接続される。また、レンズ8はレンズ搭載用V溝3
1上に実装されることにより、先に実装された半導体レ
ーザー2との間で高精度に機械的な光学的アライメント
がなされる。 【0020】コプレーナ線路6は、前述したように中心
導体60と第1の接地導体61とから構成される。ま
た、コプレーナ線路6は負荷の目標インピーダンス(2
0〜50Ω)に整合するように誘電体層4の厚みに従っ
て、中心導体60の幅,中心導体60と接地導体61と
の間隔が各々制御される。また、半導体レーザー2の近
くに終端用の薄膜抵抗5が形成され、中心導体60、薄
膜抵抗5、バイアス電圧印加用のパッド64、半導体レ
ーザー2が搭載される半田電極65の順に直列に接続さ
れる。 【0021】このように、本発明の光モジュールMは、
単結晶シリコンから成る基板1の主面上に誘電体層4を
介して形成した電気配線パターン上に、半導体レーザー
2を配設して成り、電気配線パターンは、半導体レーザ
ー2を配設する搭載部である半田電極65と、これに接
続されるバイアス電圧印加用のパッド部であるバイアス
電圧印加用パッド64と、これに接続される終端抵抗付
加用の抵抗体パターンである薄膜抵抗5と、該抵抗体パ
ターンに接続されるインピーダンス調整用導体部(図3
(a)に示す第1の誘電体層4、中心導体60、第2の
誘電体層41、第2の接地導体63とから構成)と、高
周波信号が伝送されるコプレーナ線路6とから成ること
を特徴にしている。 【0022】次に、各部の特徴的な形状、材質、寸法等
の詳細について述べる。誘電体層4には例えばシリカ
(SiO2)やポリイミド樹脂等を用いることができ
る。これらの材質が選択される理由としては、絶縁性が
高く誘電正接が小さいため、マイクロ波の伝送損失を低
減できることによる。 【0023】コプレーナ線路6が基板1の導電性や誘電
正接の影響を十分に受けなくするには、抵抗率の高い
(導電率の小さい)単結晶シリコンを選択し、第1の誘
電体層4をなるべく厚くする必要がある。 【0024】しかしながら、第1の誘電体層4について
は作製プロセスとトレードオフの関係にあり、厚くしす
ぎると基板1と第1の誘電体層4の熱膨張係数差によ
り、基板1が変形したり第1の誘電体層4にクラックが
入る等の不具合が生じる他、作製に時間がかかり多くの
労力を要してしまう。 【0025】 【表1】 【0026】表1は作製コストのかかる第1の誘電体層
4の埋め込み形成を行わず、基板1に第1の誘電体層4
としてシリカ膜を直接形成したときの基板1の変形(そ
り量)を測定した結果である。ここで、そり量とは基板
1の表面に沿って30mm幅、走引したときの凹凸の最
大幅をそり量としている。基板1のそり量としては10
μm以下が望まれ、表1よりシリカ膜の場合は膜厚10
μm以下にする必要があることが判明した。 【0027】 【表2】 【0028】表2は基板1上に第1の誘電体層4として
シリカ膜を用い、シリカ膜の厚さが0μm,10μm
(誘電体層厚0μmとは自然酸化膜のみであることを示
す)のそれぞれの場合について、10GHzの高周波信
号をコプレーナ線路に伝送したときの伝送損失と基板1
の抵抗率との関係を示す。 【0029】光実装基板Sの電気配線に要求される伝送
損失特性は、光の伝送距離や電気配線の距離によっても
異なるが、基板1内での配線距離として3mm程度まで
を想定すると、単位長当たり伝送損失は3dB/cm以
下(伝送損失1dB以下)が必要である。 【0030】表2の結果によれば、第1の誘電体層4を
形成しない場合、基板1の抵抗率を240Ω・cm以上
にすることによって、前記条件を満足する。 【0031】しかしながら、第1の誘電体層4が自然酸
化膜のみの場合、一般に、半導体レーザーは直流を重畳
して用いられるため、直流のリーク電流による不要な電
力を消費してしまう観点から、数百nm以上の誘電体層
を形成する必要がある。したがって、上記構成におい
て、シリコン基板の抵抗率を240Ω・cm以上、誘電
体層を1.0μm以下とすることにより、10Gbps
伝送用の光実装基板、光モジュールに好適に用いること
ができる。 【0032】また、電気配線距離が3mmを越える光電
子混載型基板に用いられるような場合にはSi基板抵抗
率を10000Ω・cm以上とし、誘電体層を10μm
以下とすることにより、同様に10Gbps伝送用光実
装基板に好適に用いることができる。 【0033】また、シリコンテラス7の幅w1は半導体
レーザー2のキャビティ長と同じか若干狭くする必要が
ある。半導体レーザー2の実装強度を得るためには幅w
1を大きくする必要があるが、幅w1を半導体レーザー
2のキャビティ長よりも大きくすると、出射光がシリコ
ンテラス7のエッジで遮られ、光出力強度が減衰する問
題や反射戻り光によりレーザー発振が不安定になる問題
が生じる。 【0034】また、レンズ8にボールレンズを用いる場
合、幅w1は半導体レーザー2とレンズ8との距離に依
存し、特に、光学系にコリメート系が用いられる場合、
幅w1は半導体レーザー2のキャビティ長よりもさらに
狭くする必要がある。一般的な半導体レーザーにおい
て、幅w1は100〜400μmの範囲で設計可能であ
る。 【0035】薄膜抵抗5の材質はTaN薄膜が使用可能
である。薄膜抵抗5の抵抗値はTaN薄膜のサイズとシ
ート抵抗で制御できる。 【0036】薄膜抵抗5と半田電極62aの間に形成さ
れるバイアス線の接続パッド64のサイズ(80μm
□)は、ワイヤボンド可能な範囲で小さくすることによ
りS11特性が向上する。 【0037】バイアス線の接続パッド64に接続される
ボンディングワイヤ11はチョークインダクタに電気的
に接続され、ボンディングワイヤ11自身についてもそ
の自己インダクタンスにより高周波信号の通過が抑制さ
れる。 【0038】中心導体60の一部と第2の誘電体層41
と第2の接地導体63はインピーダンス調整用導体部で
あるマイクロストリップ線路を構成し、コプレーナ線路
6の特性インピーダンスに整合するように、中心導体6
0の幅d1及び中心導体60と接地導体63との間隔d
2が調整される。間隔d2は第2の誘電体層41の膜厚
で制御でき、薄膜を形成することにより100nm程度
の間隔まで容易に近接させることができる。これにより
中心導体60の幅が狭い領域においても低インピーダン
スの配線を形成できる。 【0039】 【実施例】次に、本発明のさらに詳細かつ具体的な実施
例について説明する。 【0040】まず、基板1には厚さ1.0mm、抵抗率
1000Ω・cmの単結晶シリコン基板を用いた。基板
1の外形は3.0mm×5.5mmとし、レンズ8が実
装されるV溝31の幅は0.8mm、シリコンテラス7
の幅w1は200μmにした。 【0041】コプレーナ線路6は基板1上で半導体レー
ザー2の実装部から基板1の外周に向かって1.35m
mの長さに配線した。誘電体層4は基板1上に熱酸化に
よって厚さ1μmのシリカ(SiO2)を形成した。そ
の上に薄膜抵抗5となるTaNをスパッタリングし、さ
らにその上にコプレーナ線路6として厚さ0.6μmの
Cr/Au電極層を真空蒸着した。次に、その上に第2
の誘電体層41として厚さ7μmのシリカをTEOS−
CVD法によって成膜し、その上に、接地電極63とし
て厚さ0.6μmの下層/上層でCr/Auの電極層を
真空蒸着した。薄膜抵抗5及びコプレーナ線路6のパタ
ーン形成はフォトリソグラフィーにより作製した。 【0042】コプレーナ線路6のサイズは、基板入力部
の中心導体の幅を800μm、中心導体と接地導体との
間隔を15μmとした。これにより、特性インピーダン
スを20Ωとすることができた。マイクロストリップ線
路部については中心導体の幅を50μmとした。同様に
特性インピーダンスを20Ωとした。 【0043】以上の構成により、20GHzまでのRF
の反射特性(S11)、透過特性(S21)を、それぞ
れS11<−15dB、S21>−1dBを得たので、
伝送速度10Gbpsの光通信に良好に用いることがで
きる。 【0044】 【発明の効果】本発明の光モジュールによれば、単結晶
シリコンから成る基板の主面上に誘電体層を介して形成
した電気配線パターン上に、半導体レーザーを配設して
成る光モジュールにおいて、電気配線パターンは、半導
体レーザーを配設する搭載部と、該搭載部に接続される
バイアス電圧印加用のパッド部と、該パッド部に接続さ
れる終端抵抗付加用の抵抗体パターンと、該抵抗体パタ
ーンに接続されるインピーダンス調整用導体部と、高周
波信号が伝送されるコプレーナ線路とから構成するよう
にした。 【0045】これにより、たとえコプレーナ線路に10
GHz以上の高周波が伝送される場合であっても、簡便
な作製方法で半導体レーザーへの配線における特性イン
ピーダンスを最適に制御でき反射特性が向上できる。ま
た、低インピーダンスの微小配線が可能であり、半導体
レーザーの直近まで特性インピーダンスを制御できるの
で、小型の半導体レーザーをより高速で動作させること
が可能で、また低インピーダンスの配線が可能なことか
ら、半導体レーザーの消費電力を抑制できる。 【0046】以上により、高速動作もしくは、ヒートシ
ンクの簡素化・小型化が可能な優れた光モジュールを提
供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係る光実装基板を模式的に
説明する平面図である。 【図2】本発明の実施形態に係る光モジュールを模式的
に説明する平面図である。 【図3】(a)は図1におけるA−A’線断面図であ
り、(b)は図1におけるB−B’線断面図である。 【図4】従来の光実装基板を示す平面図である。 【図5】従来の光モジュールを示す平面図である。 【図6】半導体レーザーの駆動回路の一部を示す回路構
成図である。 【符号の説明】 1:基板 2:半導体レーザー 31:レンズ搭載用V溝 32:光路用V溝 4:第1の誘電体層 41:第2の誘電体層 5:薄膜抵抗(抵抗体パターン) 6:コプレーナ線路 60:中心導体 61:第1の接地導体 62:バイアス線 62a:半田電極(搭載部) 62b:接続パッド 63:第2の接地導体 64:バイアス電圧印加用パッド 7:シリコンテラス 8:レンズ 9:ワイヤボンド 10:モニター用フォトダイオード S:光実装基板 M:光モジュール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 単結晶シリコンから成る基板の主面上に
    誘電体層を介して形成した電気配線パターン上に、半導
    体レーザーを配設して成る光モジュールであって、前記
    電気配線パターンは、前記半導体レーザーを配設する搭
    載部と、該搭載部に接続されるバイアス電圧印加用のパ
    ッド部と、該パッド部に接続される終端抵抗付加用の抵
    抗体パターンと、該抵抗体パターンに接続されるインピ
    ーダンス調整用導体部と、高周波信号が伝送されるコプ
    レーナ線路とから成ることを特徴とする光モジュール。
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